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君死にたもう流星群
君死にたもう流星群
松山剛、珈琲貴族/KADOKAWA
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総合評価

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    冒頭から好印象を与えない主人公と、ヒロインが故人であるということに衝撃を受けました。どうなるだろうと思いながら読み進めて、どんどん引き込まれていく自分に気付く。実に面白い。ヒロインを死から救うためにタイムリープするというお話ですが、未来を知っていることは必ずしも「理想の未来」に辿り着くことに繋がらず、主人公が苦悩するという展開が刺さります。この物語は夢を持たず「コスパ至上主義」の空虚な主人公・大地が、ヒロイン・星乃を救うという人生のやり直しを通じて価値観を変えていく作品なのかな。続きを読むのが楽しみです。

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    投稿日: 2024.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    え?続くんだ……と言うのが読み終わった正直な気持ち。 まあ、タイムリープ(スペースライトか)した時点が二人の出逢いの頃だった段階で、終わらなそうとは思ったが^^  最初はヒロインがすでに死んでいる所から始まったので、悲愛ものかと思っていたのだけどタイムリープで悲劇を回避しようとする割と良くあるお話だった。 その割に、主人公の性格がもう一つクールというか覚めていて、序盤あんなにヤサグれていたのに、必死さが足らないなあと思っていた。 まあ、最後には頑張ったけど。 これ、未来の悲劇回避にはまだかなり時間が掛かりそうだし、流星群の謎も伏せられたままで、単にヒロインを助けるだけでなく、事件の阻止にまで関わっていくことになるんだろうか? 次巻はどうしようかなあ。

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    投稿日: 2022.08.11
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     2022年12月11日、軌道上の全ての人工衛星が落下し、大気圏で光の粒となり消失しました。『世界一美しいテロ』と呼ばれたこの現象にはたった1人、犠牲者がいました。主人公は犯人を捜し、その人を救うため1人タイムスリップして過去と戦うお話です。  冒頭から「崩壊」でスタートする本作ですが、これは本作のテーマである「夢」、そして「再生」の物語への布石・伏線です。僕は乱読家なのでミステリーやサスペンス、日常のほのぼのとした話やライトノベルなどなんでも読むのですが、この本は今まで読んだ中でも特に話のスケールが大きく、自分の過去の人生の選択を考えさせるものでした。  ネタバレのため詳しくは書きませんが、主人公はもともと効率重視で能動的に行動する人ではありませんでした。しかし、未来を知っている主人公は身内や友達に起こった事件や事故を未然に防ごうと努力します。この変化による主人公の行動そのものに僕は感動しました。  主人公とは違い、僕らは過去に戻り過去の選択を変えることはできません。あの時もう少し勇気を出していれば、と思うことも少なくないと思います。これを読んで、これからはますます将来後悔しない選択をしたいと考えるようになりました。   蔵書なし メロン

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    投稿日: 2020.06.17