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私は存在が空気
私は存在が空気
中田永一/祥伝社
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総合評価

83件)
3.7
6
44
24
3
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヤバい、気になる作家さんがまたひとり増えてしまったのだ 特殊能力系×恋愛物語 もうドストライクすぎて最高!!! 少年ジャンパー(テレポーテーション) 私は存在が空気(石ころ帽子的な) 恋する交差点(量子トンネル効果) スモールライト・アドベンチャー(リアルスモールライト?) ファイアスターター湯川さん(パイロキネシス)  サイキック人生(テレキネシス・サイコキネシスあるいは透明な第3の手)

    0
    投稿日: 2025.09.04
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    さすがのストーリーテラーぶり。どうやったらこんな設定の発想が生まれるのか聞いてみたくなる。視点は常に優しく、常に前を向いているのも素晴らしい。そして簡潔にして完璧な設定の説明描写はまさに小説界の手塚治虫なのである。6篇ともに面白いけれど、「恋する交差点」は特に衝撃的だった。

    0
    投稿日: 2025.09.03
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    図書館にて借りる、第344弾。 (田尻町図書館にて借りる、第29弾。) いつもの中田永一作品ほど楽しくない。 中田永一作品はもっと楽しい筈だ。 悪くはないが、短編集ということもあり、そこまでの喜びはない。 「少年ジャンパー」が一番楽しめた。 後は似たり寄ったり。 星は3.4くらいか。 次作に期待したい。

    0
    投稿日: 2025.04.08
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    学生の頃、乙一作品が好きでした。 別名義の作品を読むのはこれが初めて。 残念ながら現在の私には合いませんでした。

    0
    投稿日: 2024.02.01
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    発想力が凄いな、よくこんな事思いつくなと久々にワクワクしちゃいました。恋愛系は苦手なのだけど、これはほんのりとした甘さがあって何の抵抗もなく読めました。 ファンタジー気質な世界をライトに楽しめる一冊に出会えたなと言う感覚です。

    9
    投稿日: 2024.01.31
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    【恋する超能力者たちの青い春】 キャッチをつけるならこんなとこか。 6篇の短編集。 ●少年ジャンパー 引きこもりの男子高校生は、トン! と、「ジャンプ」で瞬間移動を繰り返すうちに。 もっとも乙一さん、いや、中田永一さんらしい作品。 九州の方言はかわいいな~。 ●私は存在が空気 意識して自分の存在を消すことのできる女子高生は、好きな人のために能力を使う。  「ケーキ?」  「うん、宝石みたいなケーキだよ」  「いいところのやつだ」  「いいところのやつだよ」 なにげない会話なんですが関係性がじわじわきて良いです。 ●恋する交差点 量子トンネル効果? によって出会った男女は、そのせいでなぜだかつないでいたはずの手がいつも外れてしまう。 わずか6ページの作品ですが、けっこう好きです。 ――見失っても、さがしだして、手をとりあえるはずだった。そのことを証明しなければならないのだ。わたしたちにはそれができるのだということを。何回でも手をつなぎあえるのだということを。決しておたがいを一人にしないのだということを。(中略)だから、だいじょうぶだ。わたしたちはだいじょうぶなんだ。 ●スモールライト・アドベンチャー ひょんなことから「ドラえもんのスモールライト」のような道具を手に入れた男子小学生は。 最後がいいな~。動機がスカートの中を覗くことだったなんてさすがに言えないよね。男子小学生なんてそんなもんです。 ●ファイアスターター湯川さん 男子大学生が管理人を務めるボロアパートに入居した美人の湯川さんには発火能力が。 派手な発火能力に加えて珍しくバトルまである作品。短編アニメにでもしたらいいかも。いろいろあるが 最後は心地よく終わる。 ●サイキック人生 見えない手で物を動かすことのできる女子高生は、霊魂の存在を信じたい男子と出会う。 短編うまいな~。短い話の中にバタバタする見せ場あり、キャラクターもいい、最後はじんわり。これもアニメにでもして欲しい。 どれもおもしろくて堪能しました。でも、「百瀬、こっちを向いて」のほうが少し上かな。 次は「吉祥寺の朝比奈くん」か「ダンデライオン」か。

    35
    投稿日: 2023.06.20
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    キュン♡の魔術師中田さん! 本作は、どこかおかしくて、ちょっぴり切ない超能力者×恋物語♡ 『少年ジャンパー』 ひきこもり初心者レベルの大塚くんの超能力はジャンプ 移動先を思い浮かべて飛び跳ねる トン! そこへ瞬間移動! このジャンプを使って瀬名先輩を助けたことからキュンが始まっていく♡ 二人の関係はやっぱり… この結果で良かったと思う♪ 『私は存在が空気』 超能力は存在感を消すこと!? ふつうの人の存在感がレベル100だとすると… 鈴木伊織はフラットな状態でいるときはせいぜいレベル5くらい (同じ部屋にいたとしてもこちらから声をかけないかぎり、気づかないレベル) 注意深く存在感を消せば、レベル0にすることもできる (存在が完全に空気のレベル) この存在感ゼロを利用して、憧れのキュン先輩の犯罪を暴く! 『恋する交差点』 トンネル効果 それはしっかりとにぎりしめていたはずの恋人の手が、ふと気づくと見知らぬ人の手をつかんでいる… トンネル効果に打ち勝つことができれば恋人との愛は深まる!キュン♡ 『スモールライト・アドベンチャー』 体がちいさくなっちゃった… 気になる女の子のスカートの中をのぞきに行こう! と思いきや、女の子のピンチを助けることに… 『ファイアスターター湯川さん』 火を発火させる超能力 六花荘201号室にやって来た湯川さんは「パイロキネシス」の持ち主 中田さんが描くアキュション♡ じゃないw、アクション小説!? 『サイキック人生』 透明な腕を持っていて、遠くの物体をさわって動かすことができる超能力 それをテレキネシスとかサイコキネシスという この超能力をイタズラで使うと大変な目に合うが、正しい使い方をすれば人助けになる心がホッコリ、キュンっと温かくなる♪ あなたはどの超能力を使ってキュン♡したいですか? やっぱり、ジャンプかな〜♪

    44
    投稿日: 2023.06.20
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    収録作のうち一作はKindleで100円、もう一作はWebで無料配信というわけで、本って高いね…というのが第一印象(笑)。 内容的にはいつもながらの乙……じゃなくて中田さんで好み。

    1
    投稿日: 2023.02.28
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    1話目の引きこもり少年、両親が明るくてよい。登校への拒否感はあるものの、閉塞感がなく息苦しくない不思議な引きこもり。ストーリーも好き。少しはみ出した人たちを書かせたらぴかいちだなぁ

    0
    投稿日: 2021.06.14
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    超能力者×恋物語、6つの短編集ですらすら読める。 平仮名多めなのが読んでて気になるので、★-1。 物語は読みやすいし、面白かった。他の作品も読んでみたいと思う。

    0
    投稿日: 2021.04.06
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    浅野いにおさんのカバーイラストが素敵。 素朴な女の子が好きだ。 本作は雑誌掲載の作品等をまとめた短編集で、書き下ろしはない。 「少年ジャンパー」 瞬間移動できるようになった少年のお話。 この短編集の中で一番良い。 中田永一っぽい。 夜中にこそこそとあんなことができるのは、若いうちの、本当に好きな相手のためじゃないとできないだろうと思う。 「今はこれさえ愛しく感じるのだ。」なんて大人な事を言ってみたい。 胸の苦しさと爽やかさのどちらも味わわせてくれる。 「私は存在が空気」 自分の存在感を操作できるようになった女の子の話。 恋する先輩が婦女暴行犯?と思いきや……。 「恋する交差点」 ショートショート。 恋人と手をつないでスクランブル交差点を渡ると、なぜか途中で違う人の手を握ってしまっているという女性のお話。 内容は薄いが、嫌いではない。 「スモールライト・アドベンチャー」 ドラえもんのひみつ道具「スモールライト」から着想を得たという作品。 かなり児童文学っぽい。 「ファイアスターター湯川さん」 木造アパートに住む発火能力者、という設定だけでもう勝ったようなもの。 ただ、ほのぼの日常系かと思ったら、思わぬ方向にいってしまった。 「サイキック人生」 不可視の手を使って物を動かすことができる≒サイコキネシスの能力を持った女の子の話。 話の展開から幕の閉じ方まで、一番乙一らしくない。 「少年ジャンパー」のおかげで☆4

    0
    投稿日: 2020.10.07
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    全てのお話がとっても心をほっこりさせてくれるものだった。素敵な展開がいっぱいやった。 大変な力を持った人達の爽やかな恋。 ほこほこしながら読み進めて、読み終わったあともとってもほこほこ出来た!

    0
    投稿日: 2019.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった!! 長編もよいけれど、まさかのオチがたくさん読めるので短編もうれしい。 本当、スクールカースト下位の少年少女が主人公で、環境にも恵まれていないのに爽やかに描き切るのが凄い。。 個人的にはタイトルにもなった作品が一番ヤラレタ!!という感じ。 少年ジャンパー →瞬間移動の能力を身に着けているのに欲がない。。。と思いながら読んでいたので主人公の選択に拍手。 先輩も、先輩の彼氏もいい人で良かった。。 方言がかわいい。 私は存在が空気 →スッカリ騙されて、主人公の行動にドン引きしてしまったが。。 ラストもそっちか、という少しの驚き。 勇気を出して行動した彼女に拍手喝采。 先輩の動機は何だったのだろう。。推薦も決まっていたのに。。クズなのか、弱みを握られていたのか。。野犬に例えられていたならクズ?? 恋する交差点 →他の話と違って、役立たなそうな能力だけれど二人の努力が微笑ましい。 スモールライト・アドベンチャー →またもやドラえもんネタ。小学生らしい思考回路にクスリ、と。 ファイアスターター湯川さん →伏線になるほど。。最後、雪を溶かしてハートを描く、とはならなかったのがまた現実的。 湯川さん目線で応援してしまったけれど、狙撃男性目線だとさぞ恐ろしい存在だよなぁ。。 彼女の今後が気になる。 サイキック人生 →主人公がかわいらしい。『からかい上手の高木さん』のクラスメートの女の子を思い出す。 イケメン君が表面上の付き合い、と線を引かれてしまったのが哀れ。。 一族皆いい人なのが本当奇跡なのだけれど。。

    0
    投稿日: 2019.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「少年ジャンパー」一度行ったところはジャンプして行ける話。 「私は存在が空気」自分の存在を本当に空気のようにできる話。 「恋する交差点」交差点でどうしても違う人と手を握ってしまう話。 「スモーライト・アドベンチャー」スモールライトで小さくなる話。 「ファイアスターター湯川さん」パイロキネシスの話。 「サイキック人生」透明な腕の話。 どの話も面白くて読み終わって元気になれました。 それにしてもいろんな超能力を思いつけるんだなあ。

    0
    投稿日: 2019.01.31
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    苛められっ子が瞬間移動能力を手にし外国にまで行く「少年ジャンパー」の、屋上で一泡吹かせるラストが逞しくてすき。意識しないと認識されない表題作は弟の妖精扱いや例外の友人に淋しさと温かさがない交ぜに。透明な腕を持つ「サイキック人生」も心霊現象が怖くなくてほっとして、ラストの赤ちゃんへの祝福が素敵だった。

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    この本、わたしはとても好きでした。 全話に不思議な能力が出てくる話で、中田さんこういうのほんと好きなんだなって思ったし、わたしも中田さんのそういう話が好きです。 少年ジャンパー、わたしは存在が空気、が中でも好きでした。けど一番衝撃だったのは「恋する交差点」。他の方のレビューを拝見したら、これが引っかかったという人がほとんどいなくて驚いた。たった6ページなのに、わたしは移動中のバスで読んで泣きそうになった。少ないページ数にドラマが詰まってて、だけど結構淡々と描かれてて、そのときのわたしには最高に刺さった。

    1
    投稿日: 2018.09.20
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    最初の「少年ジャンパー」はたいへん良かった。軽やかで、福岡弁の会話も生き生きしてて、「ジャンプ」自体はラノベ的な感じではあるが(SFやファンタジーって感じではない)ちょっと切ない成長小説で、才能あるなあと感心したのだが、他はそうでもなかった。 乙一名義の作品とは違って中田永一は爽やかな青春小説というイメージだったが、学校で人気者の先輩が強姦魔で、しかも後輩を襲ったり(「私は存在が空気」)、少女がヤクザに始末された人の遺体処理を行ったり(「ファイアスターター湯川さん」)、結構ダーク。 おかしいことには違和感を感じる才能のある少女が、憧れの先輩が強姦魔だということに気づかないのも変だし、配偶者(になる人)には自分の特殊能力を知られてもいいが、それ以外の人に知られたら殺さなければならないって(「サイキック人生」)、離婚したらどうするのさ。ありえない能力の物語なんだから楽しめばいいのかもしれないが、そういう「ほつれ」は気になる。  乙一(中田永一)はうまい作家だと思うけど、これはいまいち。「少年ジャンパー」だけ読めば十分。中高生は喜ぶだろうけど、大人の鑑賞に堪えるものではない。

    1
    投稿日: 2018.08.05
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    乙一さん大好きな人沢山いますよね。僕も結構好きです。追いかけはしなかったけれど暗いところで待ち合わせ読んだ時なんて感動感動また感動でした。天才だなと思いました。いつしか本でないなと思っていたら変名で出していたんですね。 この本はとっても漫画的でするする読めます。するする読める事が褒め言葉かどうかは分かりませんが、それだけ整理されて読みやすいし一本道の話というのは頭が疲れなくていいですね。 ほぼ超能力者の話の短編です。一個一個の話が全て変化があるしそれぞれに感情移入させる力があるので大したもんだと思いました。自分がこの能力だったらどうだろうかと考えながら読んでいましたね。 その分特に引っ掛かりが無いので読んだこと忘れちゃうかもなあとも思いました。

    1
    投稿日: 2018.07.18
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    いずれの短編でも、能力者が出てくる本です。 とっても軽いタッチで読めるのでおススメします。 少年少女が時には華麗に、そして時には不器用に、 超能力を駆使して生きていく様は、 右往左往して生きてきた自身の若い頃と不思議と重なるのです。そんな能力ないのにね。 中でも、ファイアスターター湯川さん、最高でした。 乙一さ、いや、中田永一さんの作品は大好きなので、 これからも読み続けます。 「くちびるに歌を」級の面白いヤツ、期待してます。

    0
    投稿日: 2018.03.10
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    様々な特殊能力を持った人たちの おかしな日常と 悲しみや孤独、痛みや恋を描いた短編集。 それぞれの話の簡単なあらすじを言うと 一瞬にして空間を飛び越える能力「ジャンプ」を身に付けた 引きこもりの男子校生の恋の結末と成長を描いた 『少年ジャンパー』、 漫画「ドラえもん」に登場するひみつ道具「石ころぼうし」をかぶったかのように、 存在感を自由に消すことのできる少女の初恋の相手とは… 『私は存在が空気』、 愛する彼氏とスクランブル交差点を渡ろうとすると、 なぜか必ず人混みにもみくちゃにされ、違う人の手を握りしめているどんくさい彼女。 そんな二人が自らの未来を賭け、 東京最大のスクランブル交差点、渋谷の人混みに挑む!(笑) 『恋する交差点』、 物体を縮小させるスモールライトによって小さな体になった少年は、 誘拐されたクラスメートの女子を救うため、 愛犬ペスに乗り冒険の旅に出るが… 『スモールライト・アドベンチャー』、 パイロキネシス(火を発生させる超能力)を持つロシア人のクォーターの女性と ボロアパートの雇われ管理人である青年との奇妙な触れ合いを ほのぼのと、時にハードボイルドに描いた 『ファイアスターター湯川さん』、 他人には見えない透明な腕で、 遠くの物体を触って動かすことができる特殊能力(テレキネシス)を持つ少女は、 妹を交通事故で亡くした少年とコックリさんを通じて知り合う… 『サイキック人生』 などバラエティ豊かな計6編を収録しています。 個人的には 中田永一の本領発揮とも言える、 オープニングを飾る『少年ジャンパー』のなんとも言えない切なさ加減と、 『ファイアスターター湯川さん』の 映像が浮かび上がる文章と (宮部みゆきの某作品とも設定はダブるけど笑) 詩的とも言える、 ほのぼのとして どこか冷たい空気感(北国の話だけに笑)がとにかく、ツボだった。 しかし、中田永一は 思春期特有の危うさや脆さを描くのが本当に上手い。 全編を彩る切ない詩情と甘酸っぱい郷愁が胸を打つし、 この作品では、特に、 乙一名義の作品にも常に根底に流れている 『逸脱した者』や『アウトサイダー』の哀しみを描いていて、 無条件に惹かれてしまう。 (冴えない者や異形の者や落ちこぼれたちを好んで描く映画監督ティム・バートンと中田永一および乙一は同じ匂いがする) 周りの環境や体制や暗黙のルールに馴染めず、 どこにいても自分は黒い羊だと感じていた思春期の僕。 だからこそ、乙一や中田永一の描く はみ出し者たちの悲しみや痛みに胸を貫かれるのだろう。 そして、彼の書く物語の主人公たちは、 引きこもりや なんの取り柄もないと思い込んでる、 いわば、弱い人たちなのだけど、 彼ら(彼女らは)簡単に諦めたりはしないのだ。 弱ければ弱いなりに、 1ミリでもいいから ままならない人生というものに抵抗してやろうという姿勢で、 それぞれがそれぞれの見えない敵と戦っていく。 この、なにくそという気概、 いわば不器用な『ドン・キホーテの精神』に 僕の心はいつも撃たれてしまうのだ。 そんなの、ただのラノベ風味の物語じゃないかと言うのは簡単だ。 けれど、誰かが作った物語や表現を 確かに必要とする人たちがいる。 そしてたったひとつのラノベに助けられたり、 ただのフィクションの物語が 読む人を照らす光になり得ることを 誰が否定できるだろう。 逸脱した者たちを描いたこの物語が、 同じ悲しみに暮れる誰かの心を照らしますように。 黒い羊に寄り添う三日月の存在でありますように。

    11
    投稿日: 2018.01.23
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    図書館にて。 乙一さんお久しぶりです、という感じ。 「ZOO」を初めて読んだ衝撃を思い出した。 あの作品より柔らかくて読みやすいかな。 中田永一さんとしての本だし、ホラーではないし。 「少年ジャンパー」すごく良かった。 「私は存在が空気」この人にしか描けない世界だと思う。 「ファイアスターター湯川さん」これも良かった。ありがちなようで、風景が見える素敵な作品。 でも表題作が一番良かった。 好きな作家の作品はやっぱり間違いがない、と思わせてくれる作品だった。

    1
    投稿日: 2017.10.02
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    乙一、じゃなくて中田さんの優しさが心に染みる短編集でした。 中田さんは作品の中で、弱々しく、馬鹿にされている人間達に‘超能力’という‘力’を与える。 それは『サイキック人生』の少女の一世一代の‘優しい嘘’みたいなものかもしれない。 それを偽善と思う人もいるかもしれないけど、偽善でも救われる人もいる。 『私は存在が空気』は『暗いところで待ち合わせ』を、『ファイヤースターター湯川さん』は小説『ジョジョ』を思い起こさせる。 お気に入り作品は『少年ジャンパー』。 博多弁が心地よく、スケールが小さいようで大きいのが好み。 お気に入りキャラは『ファイヤースターター湯川さん』の片腕がなく、吃音でチック症の溝呂木。 ギャップにしびれる。 『ファイヤースターター湯川さん』のラストのあの台詞は、もしかしたら中田さんが自分の息子に捧げた台詞かな。前読んだ『ダヴィンチ』で二年前に息子が生まれた、とか書いてあった気がする。

    7
    投稿日: 2017.09.28
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    短編集は電車でも読み進めやすいケド。 世界を変えるような能力ではないけど、ちょっとした超能力を持ってしまった子逹の物語。 中田さんの本は、やっぱり独特で、今回は私はちょっと苦手なタイプの本でしたw 結末がむー?ってなる話が多かったからかな? あとは最近、オーソドックスな物語ばかり読んでたから余計かも。。 久しぶりの感覚といえば久しぶりの感覚だったのかもw

    0
    投稿日: 2017.06.21
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    タイトルに惹かれて読んでみました。 超能力があるからと、大それたことを考えるでもなく日常を送る人たちとちょっとした恋のお話でした。 少年ジャンパーと私は存在が空気、サイキック人生が面白かったと思います。

    1
    投稿日: 2017.06.17
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    超能力者、だけど普通に生きる人の話。 みんな可愛い。 ジャンパーのひきこもり君が幸せになるといいな!

    1
    投稿日: 2017.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大人になればなるほど、 本当はできなことができたらいいなと思う。 こんな風にジャンプができたら あれもこれもやりたいこと、たくさん。 行きたいところ、たくさん。

    0
    投稿日: 2017.02.05
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    「少年ジャンパー」「私は存在が空気」「恋する交差点」「スモールライト・アドベンチャー」「ファイアスターター湯川さん」「サイキック人生」。 不思議な力を持つ(ことになった)少年少女を主人公にした物語。 少年ジャンパーと私は存在が空気、サイキック人生辺りが好きだなー。憧れの能力すぎる。特に「ジャンプ」。

    0
    投稿日: 2017.01.02
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    タイトルと表紙に惹かれて。 ちょっと不思議な超能力を持つ人たちの短編集。 引きこもって、逃げて、逃げて、そして別地点にジャンプできるようになった少年。『少年ジャンパー』 もともとは父親の暴力から逃れるため、自分の存在を空気のように消す能力を身につけた少女。『私は存在が空気』 結婚を考えている彼と、交差点でどうしてもはぐれてしまう?『恋する交差点』 ドラえもんのひみつ道具であるスモールライトが送られてきて、知らずに小さくなってしまった少年が向かった先は・・・『スモールライト・アドベンチャー』 熱や火を操ることのできる超能力・パイロキネシスの湯川さんが、安普請の木造アパートに越してきて、管理人の僕は・・・『ファイヤースターター湯川さん』 普通の手のほかに、他人には見えない透明な手をもつ星野泉。まわりからは天然少女と思われている。みんなを見返すために、「幽霊はいる!」と主張して、見えない手の力で不思議現象をおこす。『サイキック人生』

    0
    投稿日: 2016.10.30
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    「存在感を消してしまった少女、瞬間移動の力を手に入れた引きこもり少年、危険な発火能力を持つ木造アパートの住人…… 普通じゃない私を、受け入れてくれるのは誰? どこかおかしくて、ちょっぴり切ない【超能力者×恋物語】表題作を含む、“すこし不思議"なラブストーリー6編を収録。」 見てよ!これ!このタイトル!「私は存在が空気」!!!ああーもうーー痛いわあー!!  いわゆるスクールカーストの、下の中くらいに存在する少年少女たちが、自分の居場所や生き方、存在意義を見出すエピソードを描いた6編からなる恋愛短編集。 只の恋愛小説でなく、どのお話も登場人物がみな「超能力者」であって、さらに不器用で生きづらさを抱えている人ばかり。 あと、恋愛「も」扱ってますけど?くらいなサラサラ感が心地よいので恋愛小説苦手な人も楽しめる気がする。表題作が一番乙一らしさを感じました。この方の作品はユーモアと話のコアに魅力があって、堅苦しくないところがいい。 決して皆が皆結ばれて幸せになれるわけではないのに、それでも読後感は暖かい。才能だなー!

    0
    投稿日: 2016.10.13
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    乙一氏の別名義だとは知らずに。氏の作品はジョジョのやつしか読んでいないので全く結び付けられなかったけど。 超能力者たちの日常を描いていたがその中に、日々の生活の中の人間関係がどちらかというと弱い立場目線で描かれていた。 サラリと読んで次の本へ。

    0
    投稿日: 2016.06.22
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    少しだけ不思議な力をもった人々を描いた短編集。 どのお話もほっこりできて、とても好き。 もし自分にこんな能力があったら何するかな。 ジャンパーの力が1番便利でいいなあ。

    1
    投稿日: 2016.06.11
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    乙一作品には不細工な人といじめに関する話が頻繁に出てくる 乙一さんはいじめに遭遇したことがあるのだろうか それにしてもデビューは高校生だったはずだが未だに昔と同じような話を描けることにびっくりする もちろん年相応の作品もある 子どもの心を忘れないで大人になれたんだなと思う これから先、乙一さんはどんな作品を描くのだろう 優しい話も怖い話もファンタジーを交えて描くのだろう 楽しみだ

    0
    投稿日: 2016.06.09
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    様々な超能力を持った若者たちの短編集。 SF的な難しい物語ではなく、日常から少し乖離した特殊な世界で彼らは悩んだり恋したりしている。 どの物語もちょっと悲しく温かく微笑ましい。 生きづらい日々から成長していく『少年ジャンパー』、ちょっとハードボイルドな『ファイアスターター湯川さん』が特に面白かったです。 ライトにさらっと読めてしまうので、読書初心者さんにもお勧めできそう。他の作品も読んでみたくなりました。 (乙一さんは苦手意識があったんだけどなぁ『ZOO』で…)

    0
    投稿日: 2016.06.05
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    2016.5 市立図書館 おもしろかった!! 白乙一というより黒っぽい感じが強い気がした。 どっちにしろおもしろかった。

    0
    投稿日: 2016.05.27
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    山本周五郎賞ノミネート作品という事で手に取りました。そして恥ずかしながら乙一先生の別名であると知りました(ノω`*)お話はとても読みやすく、どんな力を持った主人公が、どのような事を起こすのかドキドキして読みました。ほっこりした気持ちになったり、皮肉の効いた話もあったり面白かったです(*´∀`*)2016.05.18読了。

    0
    投稿日: 2016.05.17
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    白乙一のなかに、黒乙一も垣間見えて嬉しい! いわゆるスクールカースト下位の人たちが主人公なので、行きすぎた自己卑下と不良に対する丁寧語が面白い。本当乙一らしい(笑) 好きな人の恋路を応援しちゃう系根暗男子(百瀬系と呼びたい)の淡い恋を書かせたらこの人以上の人はいないのでは…切ない~けどその経験によって成長してるところが本当に素晴らしいし人生ってそういうものだよね、と思う。 表題作と少年ジャンパーがすき。

    0
    投稿日: 2016.05.08
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    ひきこもっているうちに任意の場所へ「跳ぶ」ことができるようになった少年、限りなく存在の薄い少女、自然に火を起こせる女性、サイコキネシスの一族の少女。不思議な力を持った人たちの優しくて温かい短編集。 超能力ものではあるけど、派手な話ではなく、日常の等身大の細やかな話で微笑ましい。淡々としているけれど、誰かを一生懸命思っているいじらしい話の中にちょっとしたどんでん返しも盛り込まれていて面白かった。表題作はドラマチックでそれはそれで良かった。

    0
    投稿日: 2016.05.08
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    乙一さんの別名義である中田永一さんの新刊です。普段はこのテの表紙の作品は敬遠してしまうのですが、このたび山本周五郎賞にノミネートされたということで手に取ってみました。確かデビュー作以来です、乙一さんの作品を読むのは。 6編から成る短編集ですが、どの作品も重くなく軽妙で、すらすら楽しく、あっという間に読み終わりました。適度にひねりを利かせて、適度なところに着地し、適度に感動を与えるプロの作品に仕上がっている、という印象です。もっとも、もうひと押しあれば絶対傑作になっていたのになあ…と思えたものもありました。 個人的に一番面白かったのは「ファイアスターター湯川さん」かな。これを読んで宮部みゆきさんの『クロスファイア』を思い出したのは私だけではないはず。

    2
    投稿日: 2016.05.01
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    【収録作品】少年ジャンパー/私は存在が空気/恋する交差点/スモールライト・アドベンチャー/ファイアスターター湯川さん/サイキック人生 *超能力は「個性」の延長なのかもしれない。一人一人が能力と自然に折り合いをつけ、誠実に生きていこうとしている姿がすがすがしい。

    0
    投稿日: 2016.04.28
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    これだ!と思う好みのお話はなかったかな。強いて言えばファイアスターター湯川さんの少し切ない読後感が好きだった。

    0
    投稿日: 2016.04.27
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    最近、純文学に向かってるのかと思ってた中田永一が乙一に戻ってきた感じ。 特にコンプレックスを持つ引きこもりオタクの主人公が美少女と交流して鮮やかに復活を遂げる「少年ジャンパー」(少年ジャンプじゃない)が昔の乙一ぽくて良かった。 後は、またGOTHやSEVEN ROOMSみたいなブラックな乙一も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2016.04.27
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    存在感を消してしまった少女。瞬間移動の力を手に入れた引きこもり少年。危険な発火能力を持つ、木造アパートの住人…。普通じゃない私を、受け入れてくれるのは誰? どこかおかしくて、ちょっぴり切ない、超能力者×恋物語。 乙一の中田永一名義の作品。相変わらずどことなくユーモラスな一方で、せつなさの残る作風は健在。通勤電車で読むのに最適な軽さ、でもある。ただ中田永一名義よりもやはり黒乙一の趣を残す山白朝子名義の方が何となく惹かれる。 (B)

    0
    投稿日: 2016.04.23
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    ハードカバーを新刊で買うのは久しぶりかもしれない。 久々に読み返した乙一がよくて、調べたらいろいろと出してたから気になって、表紙は浅野いにおだし、で買ってみたのだ。 超能力をもった人が主人公のお話がいくつか。 伊坂さんを外れがないなってずっと思ってたけど、こないだ外れたから、今んとこ乙一だけだろか。興味ないジャンルのははじめから読んでないし。でも、ファンタジー系のも気にはなる。

    0
    投稿日: 2016.04.12
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    瞬間移動や見えない手等超能力持ちの人達が日常で好きな人の為に奔走する短編集。超能力なのに使い方が庶民的で地に足ついている感じがまさにスコシ・フシギ。少年ジャンパーとサイキック人生はその奔走ぶりが可愛く素敵。最後が静かに胸を打つ表題作も作者らしく好きだな。

    1
    投稿日: 2016.04.08
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    不可思議な能力を持つ超能力者の恋物語を描いた短編集。どこかしらコミカルでわくわくして、そしてほんわかとさせられる作品が多いです。こんな能力、あったら便利かしら、と思うのだけれど。それはそれで苦労もありそうかなあ。 お気に入りは表題作「私は存在が空気」。自らの存在感を消せる少女がその能力を利用して、気になる先輩をつけまわす、という。どこかしら微笑ましい……と思ったら。まさかそんなとんでもないことがっ! 一番驚愕の展開でした。 「ファイアスターター湯川さん」も好き。案外ととんでもなく物騒な物語なのですが。それをあまり感じさせない雰囲気なのがある意味凄いかも。ちなみにこの能力、歴代の小説に登場した中でも一番凄まじくて便利かも(笑)。

    1
    投稿日: 2016.04.06
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    それぞれちょっとした特殊能力を持った人たちの物語。 以前に「百瀬、こっちを向いて」「くちびるに歌を」を読んでますが、この本もけっこう好きです。 特に表題作は、始めの導入部分が最後そこに繋がるのか!と思いました。

    0
    投稿日: 2016.03.27
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    短編集。 5編のうち4編が超能力を素材にしている。 少し長めの「ジャンパー」「ファイヤースターター湯川さん」が薄ら恋愛小説で好き。

    0
    投稿日: 2016.03.23
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     超能力を持った少年少女たちの(主に)淡い恋がテーマの短篇集。とはいえ、恋愛が全面に押し出されているのではなく、青春ならではの悩みや葛藤が描かれている。主人公たちは超能力を持ってはいるけど、どこかしら共感できる部分がある。    一番好きなキャラは表題作の主人公。存在感が薄すぎてあちこち潜入しまくり。でも、一番好きな話は『恋する交差点』。6ページしかないショート・ショートだけど、何だか勇気づけられた。好きだからこそうまくいかないこともあるけど、あきらめてはいけないんだと。  ところどころシリアスな話もあるけど、全体的に会話や主人公の一人語りが面白くて、重苦しい感じではない。読後感も爽やかな一冊。

    0
    投稿日: 2016.03.22
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    超能力と青春。いじめや不登校、ネグレクトなどの問題を超常現象でふわりと包んでいて好きな短編集でした。毎回思いますが、切ない恋心の描写がとってもいいです。

    0
    投稿日: 2016.03.13
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    タイトルと内容が気になり読んだ本。「少年ジャンパー」の話は恋の話は淡く切なさが残り、出会いを通して前向きになること、福岡弁の台詞が物語に良い感じの引き立て役となり面白みを増していると感じた。「ファイアスターター」の話は、人体発火という耳慣れない言葉から不思議な世界観を醸し出していると思ったが、そのようなことがあるのだなと興味をそそられた。実際に目の当たりにすると不思議さと怖さがあると感じる。「サイキック人生」の話はクラスメートとの関わりを通して自分を受け入れ、折り合いを付け、人付き合いをしていくのが良い。

    0
    投稿日: 2016.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジャンプの能力を手に入れた高校生が、実際には引きこもりなのに、自分の部屋からその能力を駆使して一人で海外旅行をしているというその対比がおもしろかった。好きになった人のためなら人は変われるんだなぁ。たとえその人に恋人がいたとしても。

    0
    投稿日: 2016.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集。超能力。『少年ジャンパー』での九州弁に違和感があったけど、距離が必要な話だし、それはそれで仕方ない。『恋する交差点』が一番好きだな。

    0
    投稿日: 2016.03.01
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    不思議な能力だけど、ものすごく役に立つというわけでもなく、日常の中に超能力が溶け込んでいるのが良かったなあと!あと中田さんの書く主人公は共感ができるしいつも応援したくなります。別段大きな出来事があるわけじゃないけど、ちょっとだけ前向きになってたり主人公が成長してるのがいいなあ。少年ジャンパーとサイキック人生と湯川さんがすきです。

    0
    投稿日: 2016.02.29
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    どこかおかしくて、ちょっぴり切ない【超能力者×恋物語】 中田永一 作品 普通に面白いが、期待が大きすぎて ちょっと物足りなかった。

    0
    投稿日: 2016.02.27
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    「くちびるに歌を」の中田栄一さんの「私は存在のない空気」、2015.12発行です。短編6話、「少年ジャンパー」「私は存在が空気」「ファイアスターター」「サイキック人生」などです。瞬間移動するジャンプ能力を持った者、自分の存在を消すことができる者、熱を思い通りの場所に発生させることができる者など「奇妙な現象」をテーマにした物語です。面白かったです。最初の「少年ジャンパー」は舞台が九州で、博多弁か熊本弁か長崎弁かよくわからないですがw、九州弁がいい雰囲気を醸し出していました(^-^)

    0
    投稿日: 2016.02.23
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    少年ジャンパーの博多弁ほっこりします。不登校、いじめ、DV、ネグレクトなど社会の闇をふわっとした口当たりにするのがさすがです。「登校拒否しとるとです。世間はつらかとですよ。だから今日も休むとです」には登校拒否という言葉と博多弁のギャップにちょっと笑いました。

    1
    投稿日: 2016.02.20
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    超能力を身につけた子たちが主人公の6編の短編集。 いじめなど重たい場面があっても、さらっとふわっとゆるゆると進んでいく。主人公たちの感情の揺れや変化が思春期ならでは。 どのお話も読後感良く、楽しい読書時間でした。お気に入りは「少年ジャンパー」と表題作。

    1
    投稿日: 2016.02.19
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    ショートショートを含む短編6編 少し普通でない力を持った人の恋愛事情?とっても不思議な力だったりするのに,さらっと普通の何でもないことのようにスルーしてこの現実の中に隠されてしまっている.起こる事件も他愛のないようなこと,あるいは大変なことでもそうでないような気にさせられる6編の物語

    0
    投稿日: 2016.02.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    それぞれタイプの違った超能力者の話。 その超能力の発現はかなり切ない理由からなのに(最後の話だけは違いますが)その結末がどれも希望が持てる明るい方向性になっていて読了感がとてもよかったです。

    0
    投稿日: 2016.02.12
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    短編6編。ほとんどのお話で超能力者が出てきますが、微妙にラブロマンスもあったりしてなかなかレビューしにくい作品です。とは言え、とにかく面白くて一気読み必至の1冊でもあります。ただこの作品、「乙一」名義の方が良かったんじゃないかしら?

    0
    投稿日: 2016.02.10
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    中田さんのやわらかい雰囲気が好き。読みやすい。 「少年ジャンパー」が一番好みで、ふんわりとした優しいほのかな恋愛模様だった。 「私は存在が空気」は思ってもみなかったどんでん返しで「お、おう・・・」と。 「サイキック人生」は、もっと怖いことになるのかもと思っていたから、恋愛のようにシフトしていってもらえて嬉しかった。怖いのもよかったけれど。 そのかわり、「ファイアスターター湯川さん」は怖かったかなー。ほんのりやさしい感じだと思っていたのに、唐突にそれをぶち壊すやつが入ってきたから。 ショートショートも独特の世界観が楽しかったので、この分野でも本を出してもらえるのなら、今後も読んでみたいと思えた。

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    投稿日: 2016.02.01
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    待ってました中田さん。不思議な力を持つ人たちのお話はどれも面白かった。ジャンパーは博多弁があっけらかんとしていて絶妙。タイトル作品も好き。

    0
    投稿日: 2016.01.31
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    2015/1/30 超能力を持った人たちの不思議で可愛い短編集。 爽やか要素が強い乙一といったところ。 「少年ジャンパー」が心温まった。 登場人物が未成年で恋をしていたりすると親目線になってしまうのでわたしは対象年齢から外れてしまったのかな、とも思う。

    1
    投稿日: 2016.01.31
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    これは良い作品です。現時点(?)で今年のNo.1かもしれません。過去の作品より、スーパーナチュラルの要素が入ったことで、「らしさ」が増しています。個人的には冒頭の「少年ジャンパー」が好み。「湯川さん」も良いのだけれど、せっかくであれば、もう少し明るい結末がよかったかも。

    0
    投稿日: 2016.01.28
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    不思議な超能力をもった少年少女たちの、どこかおかしくて、ちょっぴり切ない恋の物語。 なんだか初期の頃のラノベチックな乙一らしさがでてた。 ミステリ要素は少なかったけれど、相変わらず愛らしい文体で、不器用な彼らの恋を見守るような気持ちになってしまいます。 ファイアスターター湯川さんが好きだなぁ。 全編通して楽しく読めました。

    0
    投稿日: 2016.01.26
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    面白い。少年ジャンパー。 私は存在が空気 。スモールライトアドベンジャー。が好きです。瞬間移動の力が欲しい。

    0
    投稿日: 2016.01.26
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    6つのお話全てその場所で、その状況で精一杯頑張っている若者達。 みんな何らかの能力ありつつ完璧じゃない。 その不安定さの中でそれでも生きる姿を描いて『だいじょうぶだ』って励まされるから、この世界思い通りにいかなくても生きていく勇気もらえる。

    0
    投稿日: 2016.01.26
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    瞬間移動、熱や火を自由に生み出す能力、スモールライトで小ちゃくなったり、透明の腕、、、 実際にはあり得ないことばかりが起こる短編集。どの能力も羨ましいし、楽しんで読めた。

    0
    投稿日: 2016.01.25
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    誕生日プレゼントに図書券を1万3千円分もらったので 大人買いしちゃった本。1/3冊目。 表題の「私は存在が空気」が一番面白かったです。 途中から恋愛のことすっかり忘れてて、 ”私は恋愛感情がどんなものかに気づいた”の一文で はっ!となった。 短いけど、前向きでほんわかする 「恋する交差点」も好きです。

    0
    投稿日: 2016.01.23
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    他の人も書いているように、かなり乙一テイスト。白乙、黒乙の区分でいえば、グレー乙くらいの匙加減。作品のスタイルによって、名義を使い分けているのかと思ったので驚き。黒乙はつらくて読めないが、このくらいの感じが一番しっくりくるかもしれない(これまでの中田永一作品もみんな好きだったけれど)。 この短編集、どの作品もみな好きだったけれど、やっぱり一番最初の「少年ジャンパー」がじんときた。少年の成長ぶりが特に良い。 瞬間移動をして、自宅に戻ってきながら、異国での旅行を続けるというアイディアは、ドラえもんから来ているのかなと思った。他にも「存在が空気」は作中でも、ドラえもんの「石ころ帽子」が言及されているし、スモールライト・アドベンチャーでは題名にまで使われているし。 (そういう意味では、辻村深月の「凍りのくじら」に近いという意見に賛同)。

    1
    投稿日: 2016.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中田永一!新刊! 超能力恋愛青春ものだった なかなか面白かった 顔面がやばいひきこもりくんが アメリカ旅行する話が感動的だった

    0
    投稿日: 2016.01.16
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    短編集。 それぞれ、ちと不思議な能力を持った子の話。 「少年ジャンパー」の成長ぶりにジーンときた。

    1
    投稿日: 2016.01.13
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    超能力を持った少年少女の切なかったりほほえましかったりの恋物語が綴られた短編集です。物語に登場する超能力そのものはいたってポピュラーなものばかりですが、それを一ひねりきかせて物語に生かしていて、なかなか意外性のある物語が展開します。そうしてもれなく切なくさせられるのです。青春のほろ苦さと青くささで心が満杯になります。素敵です。 短編のなかでは表題作が一番好きでした。半分ネタバレっぽくなりますが、話の意外性と、最後にじわじわしみてくる繰り返されたひとつの文節が、とても良いのです。 「少年ジャンパー」は引きこもり+超美少女というそれこそライトノベルのような組み合わせですが、ヒネた展開が乙一…もとい中田永一(同じだけど一応)らしくて素敵。すがすがしいラストも○。 「サイキック人生」もユニークな展開にちくりと同世代間の厭らしさを混ぜて描いて、でも基本的には爽やかさを後に残してくれるさっぱりした話で良かったです。

    1
    投稿日: 2016.01.11
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    まず、装丁がずるい。 これを表にして本棚に置く。それ想像するだけでどきどきした。 藤子F不二雄風にいうと(S)すこし・(F)ふしぎな力を持つ少年少女が主人公の短編集。こんな力があの頃あればな、私は何したかな、と考えながら、さくさく読み進められた。 表題作が個人的には一番好みだった。

    1
    投稿日: 2016.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    乙一作品は一度も読んだことがないのに、中田永一名義の本はすべて読んでいるものです。 超能力×恋愛、って感じかな。まとめると。6つの短編小説が収録されています。 超能力とか非科学的なもの苦手なのですが、恋愛が絡んでいるからか、ライトな感じでとても読みやすかったです。 「少年ジャンパー」 生まれつき不細工でうまれてきてすっかり世界に心折れたにわかひきこもりな青年はジャンプの力を身に着ける。一度いったところには瞬間移動できるのだ。そんな彼はひょんな事件から恋をした。とても美しい先輩に。先輩には遠距離恋愛中の恋人がいて、先輩の足になるため東京へと何度もジャンプし、先輩の誕生日のために先輩が行きたがっていたグランドキャニオンへ行く決意をする。一度もいったことがないため、行ったことあるサンフランシスコから長距離バスにのっての移動だ。それからほどなくして恋を振り切り、青年はアメリカを横断する。現地でファニーフェイスと囃されながら流暢な英語をみにつけ、世界が広いことを知る。先輩とはいまだいいお友達だ。 「私は存在が空気」 親からの重圧に耐えるために自ずと気配を消すことを覚えた少女。そして出版社勤務の母の手伝いをするうちに校正力がずばぬけて高くなり間違いを探すことに長けた少女の、婦女暴行犯探しと淡すぎる恋模様。 「恋する交差点」 結婚と恋愛ってちょっと違う? や、延長か。でも決意が。。。な話。こんな風に結婚決めたいものですね 「スモールライト・アドベンチャー」 ドラえもん的な。スモールライトが突然送られてきて、使ってみると小さくなってしまった小学生の少年は、好きな子のスカートの中身をみるために愛犬にまたがって冒険にでるのだが、好きな子が誘拐されているところを目撃して。。。 「ファイアスターター湯川さん」 両親がいない大学生の青年は親戚の家に住まわせてもらう代わりに木造6部屋のアパートの管理人をしている。そのアパートにパイロキネシス(火を発生させることのできる能力)のある湯川さんが転居してきて。。。てんやわんや。裏社会がちらりちらりと垣間見れる湯川さんとの微妙すぎる距離に、ざわざわします。 「サイキック人生」 天然ちゃんはどこのクラスにもいたな。一時期天然ブームありましたもんね。そんなクラスの天然ちゃんには不思議な能力、透明な腕を自由に使いこなすことができるのだ。天然というレッテルをはられ続けうんざりした天然ちゃんは、ある日クラス内で自分の能力を使い霊感少女へと君臨する。その噂をかけつけ蓮見くんと出会い。。。青春ストーリー!こっちの世界へようこそ。 わたしが好きなのは「少年ジャンパー」です。読んでて最後うるっとしちゃった。 そのほかもふつうに楽しかったです。どれも短いので読みやすい。

    1
    投稿日: 2016.01.08
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    ちょっとした超能力を持つ人々の短編集。 表題作の「私は存在が空気」が一番好きかな。 片想いと超能力と少しミステリー風味。 「少年ジャンパー」も面白かった。 がんばれ少年! 超能力といってもフワフワとした使い方のものが多く、あくまでも自分の手の届く範囲内でのストーリー。 広過ぎず、自分を少しだけ救う能力、のような。

    0
    投稿日: 2016.01.07
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    ルーラいいなルーラ。 「HEROS」観てても思うけど、ホンマにこういうちょっとした超能力をそれぞれ持ってたら楽しいのになあ。スタンドか!

    0
    投稿日: 2016.01.06
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    106/10000 『私は存在が空気』中田永一 ☆4 超能力を持った友達・・・ホントにいたら、どんな感じかな~?

    0
    投稿日: 2016.01.03
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    私はジャンプの力を使って語学の勉強がしたいと思った。 あからさまに超能力者ジャーーン!活躍だーー! 的な感じではなく、何気ない日常の中でそっと実は超能力があると自覚して日常からばれないようにそっと過ごしている超能力者達の話と言うのがなんだかのほほんとしてよかった。

    0
    投稿日: 2016.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

     中田永一とは、乙一さんの別名義の1つである。作風としては青春物が多いだろうか。長編『くちびるに歌を』は素直に良い作品だったが、一方で苦手意識もある。今回は超能力者×恋物語? 苦手を覚悟しつつ、手に取ってみたが…。  「少年ジャンパー」。タイトルから想像できる人もいるだろうか。容姿にコンプレックスを持ち、不登校になった少年の能力とは。彼が一歩踏み出す物語という側面もあるもの、うーん、利用されているだけのようで、切ない…。  表題作「私は存在が空気」。こんな能力があったら悪用されそうだが、少女にとっては自衛のためだった。そんな彼女の恋の結末とは…。「空気」からシンデレラに華麗に変身する話ではないとだけ書いておきましょう。あなたらしいですわ。  短い「恋する交差点」。これって超能力なの? よ、よかったね…。これまた短い「スモールライト・アドベンチャー」。きっかけは小学生らしい下心だが、気になるあの子のピンチに立ち合がる。少年も頑張ったけど、最も褒めたいのは「彼」か。  一転して本作中最も長い「ファイアスターター湯川さん」。タイトルで能力がバレバレ。あの作品を思い出すところだが、あれほど重くはない。しかし、軽くもない。映像化には向いているだろう。こういうネタの料理法のうまさは、著者らしい。  「サイキック人生」。天然キャラで通っている少女は、実は超能力者だった。天然キャラが不本意な彼女は、いたずらが過ぎて、霊能者として評判になる。そんなことしなければ、騒ぎにならなかったのに…。で、恋の行方はどうなるの?  というわけで、全6編、恋愛ベタベタな作品はほとんどなく、自分としては「乙一」作品として楽しんで読めた。本人が別名義を公表後も、中田永一名義で発表しているのは、照れ隠しなのだろうか。作品が読めるなら、名義はどうでもいいのだが。  時間がかかってもいい、これからも、乙一さんにしか書けない作品を。

    2
    投稿日: 2015.12.28
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    超能力を持った主人公たちの恋愛短編集。最初の2つ(「少年ジャンパー」「私は存在が空気」)が面白かった。切なさとさわやかさがあったから?後半はそこまで…。

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    投稿日: 2015.12.27
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    作者お得意のコミュニケーションが苦手だったり、コンプレックスを抱いている少年少女の物語。そこに少し不思議な要素がプラスされています。 ひきこもりの少年は瞬間移動の超能力を持ち、存在感の乏しい少女は完全に存在感を消すことができるようになる。そんな不思議により、一歩踏み出す物語が展開されます。しかしそれはコンプレックスが消え去ることでなく、コンプレックスはコンプレックスとしてそのままであり、でもそのコンプレックスも含めて自分なのだと受け止めたかのような一歩なのです。だから、その一歩がとても大きく強く感じられるのです。 その中で異彩を放つのが発火能力をもつ少女の出てくる「ファイアスターター湯川さん」。裏社会に生きる超能力少女がつかの間平凡な暮らしを体験するというのは、昔からあるパターンではありますが、作者特有の淡々とした描写が重さを消し去り、ラストの清々しさを生んでいます。これもまた大きな一歩を踏み出す物語ですね。その姿は読み手のこちらの背も温かい手で押してくれます。

    2
    投稿日: 2015.12.24
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    中田永一名義はひたすらさわやかな白乙一なんだと思ってたけど、これは一般文芸というよりライトノベルレーベルで出すべき作品。タイトルもしかり。角川スニーカー文庫で出していた乙一名義の路線。ちょっと不思議な力を手に入れた人たちのおはなし。

    1
    投稿日: 2015.12.23