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サザンと彗星の少女 (上)
サザンと彗星の少女 (上)
赤瀬由里子/リイド社
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総合評価

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    上下巻読了。 全編カラーのスペースSF。 80年代かと思う古風な画風で、ストーリーもかなり古典的。意外性などは全くないが、古典絵本のように安心して楽しめる、案外稀有な作品ではないだろうか。 画風、作風ともに好き嫌いが分かれそうな気はするが、その分、好きな人には宝物になるのではないかな。

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    投稿日: 2024.09.29
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    少年漫画の冒険もののような王道ストーリーにて目新しさは無いが、テーマは秀逸で水彩画の絵柄が非常に美しい。 子どもに是非読んでもらいたい漫画、オススメ!

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    投稿日: 2020.01.18
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    マンガ大賞ノミネート作品の中で全く知らないマンガだったのですぐに読んでみたのだけれど、すっごく可愛くてよかった。 真っ直ぐで愛しい。キャラもすごくいい。ストーリーも世界観もすごくいろんな物が詰まっていた。 アニメ映画なんかになったら素敵だろうなあ。

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    投稿日: 2019.01.26
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    大井昌和先生とさやわかさんのトークイベントで、大井先生が激賞しているのをみて読んだが、最高だった! ボーイ・ミーツ・ガールのスペースオペラだけど、全編カラーで手塗りの水彩というのはめずらしい。「うる星やつら」や鳥山明、メビウスの「アンカラ」等を連想させるデザインに手塗り水彩によるネオン色がマッチして、とても新鮮なルックだ。帯に「80年代風」という言葉があるが、あの頃の大友克洋チルドレンの良い部分を、いまの感性でポップにリメイクした感じというか。オールカラーならではの表現も多く、とにかくページをめくっていて楽しい。 内容も実は現代的で、「負け犬のワンスアゲイン」やAIの要素がはいっていたりと実によい。元はWEBマンガだけど、紙の本で持っておきたい魅力があるんだよなあ。著者はこれがデビュー1作目。次回作もすげー楽しみ!

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    投稿日: 2018.07.20