Reader Store
素顔の西郷隆盛(新潮新書)
素顔の西郷隆盛(新潮新書)
磯田道史/新潮社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

30件)
3.8
6
10
7
2
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    明治維新の英雄西郷隆盛の一生を描写し、英雄としてではなく、西郷隆盛の真の姿を描写しようとしている。内容はあまりおもしろくない。

    0
    投稿日: 2025.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    西郷の生涯とその時代をかなり平易に解説されている書。 西郷の思想原点の一つは、奄美大島。中世で取り残されたこの地では「ヒザ」という奴隷身分が存在した。平等思想を信望していた西郷はこれを「奴隷解放」した94 新政府軍として江戸城に入った西郷には、唯一欲しいものがあった。それは二宮尊徳の農書。これを天下に刊行したいと思っていたという168

    0
    投稿日: 2023.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    西郷隆盛の本はだいぶ読んだが、一生を客観的に記載されており、歴史学者ならではの評伝である。 西郷隆盛を知れば知るほど、わからなくなる。だからこそ、西郷は語り継がれていくのが理解できた。

    0
    投稿日: 2023.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本を読んで、西郷隆盛の姿をより深く知ることができました。 本の帯にあるように、彼が「愛すべき異端児」でありながら、新しい日本国家を作るために徹底した破壊を断行したことから、畏敬の念と感謝の情を抱かざるを得ません。 西郷隆盛は強烈な個性をもった男であり、「傷がある金の玉」というような存在であったと聞いて納得できました。 彼は少年時代から「ややこしい奴」であり、「面倒くさい男」、本人が述べている「始末に困る人」ではあったとのことです。 しかしながら、「観念を現実に具体的に変換する能力」や「人間平等の原理」を持ち、大久保のように「規格内の人材リーダ」ではなく、「規格外の人物リーダ」として活躍していきました。 国内で内戦するのではなく、国防に重点を置き、近隣諸国とは親善外交を促進する方針を固めていった、ということもわかりました。 私は西郷隆盛の情緒的には、空間的に離れたところへ行くと、その誰かと同じ気持ちになる性質を持っている「餅のような男」や金銭感覚としての「子孫のために美田を残さない」といった人生観に引き付けられました。 こういうことで、「完全無欠の銀玊」よりも、「傷あり金の玉」だからこそ、現在でも日本国民や鹿児島県民に親しみを持って慕われている存在だと再認識しました。 本書をベースに、周辺の人物や時代背景、近代日本史について、さらなる興味が湧いてきました。 以上

    0
    投稿日: 2023.02.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    再読したいと思わせてた本。 磯田さんの本は好きだが中でも好きな本の一つ。 学生時代に読みたかったな〜と思った

    0
    投稿日: 2022.11.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    幕末の志士の中でも豪傑なイメージのあった西郷隆盛だが、意外と繊細でお茶目な一面もあったのかもしれない。 しかし、力があればその力を使い、決める時は決める。幕末の戦時のリーダーとしての振る舞いは感銘を受ける。

    0
    投稿日: 2022.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今回も磯田先生の本です。大河「西郷どん」で時代考証も担当されました。 西郷については「翔ぶが如く」を読んだし、「西郷どん」も見たのですが、何か人物像がモヤモヤしてはっきりつかめません。 本書を読んでも結局、西郷には色んな側面がありモヤモヤ感はとれなかったです。 そんな中、印象に残ったのは、「瑕ある黄金の玉、瑕なき銀の玉」という言葉ですね。 これは薩摩の有名な人が残した言葉で、前者を西郷、後者を大久保で評したものです。 愛すべき欠点はあるがすごく愛される西郷と、完璧だが愛されない大久保。うまく言ったなと思いました。

    1
    投稿日: 2021.06.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    質素倹約・自己犠牲をいとわない、他者を自己と同一化する優しさと、調査・分析を怠らない冷徹さを持った革命家の一生を描いたノンフィクション。 司馬遼太郎「翔ぶが如く」やNHK大河で終わっていた革命家としての西郷隆盛を深掘りしてくれた作品。 家族にとって困った長男坊という著者の指摘には苦笑いしかできないぐらいその通りだと思う。

    3
    投稿日: 2020.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    西郷隆盛って、実はよく知らない気がしてね。幕末の英雄というと坂本龍馬がすごい有名だし、小説やドラマでなじみがある。土方歳三も新撰組で印象が強い。でも、それらにたいてい大物の脇役として出てくる西郷隆盛って、なんでそこまで有名だったのか、というとイマイチよくわからない。それほど身分は高くなかったみたいだけど、いつのまにか有名になり、実力者になり、という印象で、きっかけがわからないんだよね。島流しにもあってるし、二度も島流しになっているにも関わらず、連れ戻されている。その理由がいまいちわかんないんだよね。 そのあたり、実をいうとまだピンとこないところはある。やっぱり、いつのまにか、なんだよね。 ただ、有名になったあとの西郷像というのは、とてもよくわかった気がする。こういう人がいたんだね。闇をかかえつつ、仁というか徳というか、人格者だったのだろう。闇というのも、新しい国家をつくるため、という大義があってのこと。一貫した人物であり、強烈な個性だったのだろうな。 歴史を読む、学ぶ面白さを感じられる本だった。

    0
    投稿日: 2020.05.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    薩摩藩主・島津斉彬を尊敬心酔した西郷隆盛は、明治維新の最大の立役者であったにも拘らず、西南戦争で賊軍の将として自決するに至ったのか。歴史学者【磯田道史】が、西郷隆盛の素顔の人物像と、維新の舞台裏に迫った興味をかき立てる歴史読み物。天下の豪傑は誰かと問われた西郷曰く〝味方だけでなく、敵にも信頼されるのが豪傑。先輩では藤田東湖(水戸)、後輩では橋本佐内(越前)だけである〟と。その佐内が生きていたなら(安政の大獄で斬首)、新時代に西郷が生きられる場所を見つけてくれていたかもしれない、という著者の見解に共鳴する。

    1
    投稿日: 2020.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    勉強熱心な長州藩では、とかく抽象的な議論がまかり通るため、しまいには成否に関係なく討ち死にしても良いと言う話になりがちでした 斉彬の考え方は、大雑把に言えば、アジアは西洋から辱めを受けてはならない、日本は一つとなって西洋列強に立ち向かわなければならない、と言うものでした 西郷はせっかちな人に多い、味の濃い、塩辛いものが好きでした 西郷の目的は、最初から朝鮮を攻めとろうと言うのではなく、朝鮮も共に近代化しよう言うことにあったと思います 古文書を読むとき、どういう目的でその資料が作られたか、きちんと見る必要があります 要するに、結局は人であり、人間が世の中を動かしている。制度や法律の類ではなく、人間が物事を動かしていることに核がある

    0
    投稿日: 2019.06.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    西郷隆盛についてはいろいろな見方がある。この本はその理解しにくい西郷の人物像がわかりやすく書かれており読んでよかった。

    1
    投稿日: 2019.05.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ★★★2019年5月★★★ 『武士の家計簿』などの著作で知られる、磯田氏による西郷論。西郷こと吉之助少年は、周囲から「ややこしい奴」だと思われていたらしい。自らの高い志のため、妥協する事がなかったからだろうか。 君主斉彬の死、自らの入水自殺未遂、弟吉二郎の死、多くの出来事が西郷に影響を与えた。命知らずの西郷はこうして形成されてゆく。 西郷は征韓論者であったかという議論については、西郷は積極的な征韓論者ではなかったと筆者は述べる。 岩倉らが欧州視察に赴いた際の留守政府が非常に優秀だったという考えは、井沢氏の意見と一致。そもそも「留守」政府という言い方自体がおかしいという考えには僕も賛成だ。 なんだかまとまりの無い感想文になってしまった。 西郷の生涯をダイジェストでたどるには格好の一冊だと思う。

    0
    投稿日: 2019.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     西郷隆盛という人がいなかったら、今のこの国のかたちはなかったかもしれない。  しかしそのキャラクターは子供のように自然体すぎる。人にはない大きな愛と力を持ちながら、ときには全てをほりだして逃げ、脱力し、自然へと帰っていってしまう。  子供みたいな純真な側面がありながら、策謀をはじめるといくらでも悪辣なことを思いつく頭脳、自分が思う世の中を創ると決めたら、それに必要な作業へと変換できる天才的な革命家、人を選ぶ時の抜群の上手さ(西南戦争時の桐野、篠原らは例外?)、そして理不尽な身分制や差別に対する怒り、いずれ人は死ぬのだという諦観。  「人間、いかに大きな仕事をしても、後を残さないことこそ大事」と言った言葉通り、写真一枚残していない。知れば知るほど謎多き人物だ。

    0
    投稿日: 2019.03.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2018年に放送されたNHK大河ドラマ「西郷どん」の時代考証をつとめた磯田道史氏の著作。 昨年春に購入し、ドラマの補足資料として読んでいました。磯田氏は歴史番組でもわかりやすく、なるほど、と思わせる視点で歴史上の出来事を解説してくれますが、この本も、西郷が実はこういうことをしていて、こういう人物だったと、わかりやすく説明しています。 たとえば、戊辰戦争直前、幕府を怒らせ戦争に持ち込ませるため、3人の工作員を使いますが、3人ともその後不審な死を遂げます。そこには西郷の裏の顔がありそうです。

    0
    投稿日: 2019.02.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    大河ドラマと一緒に、1年かけて少しずつ読んでみました。西郷がなぜこんなに愛されているか、とても面白く読ませてもらいました。 傷のある金の玉(西郷)と、まったく傷のない銀の玉(大久保)という表現がぴったり! ドラマとともに楽しめました。

    0
    投稿日: 2018.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    武士の家計簿で有名な磯田道史による西郷隆盛本です。 青春と挫折、復活と策動、失意と天命の三部によって人となりを掘り下げてます。 西郷に影響を与えたという、「幕末の怪物めいた知性」の三人(橋本左内、吉田松陰、横井小楠)。また「味方だけでなく敵にも信頼される豪傑」の2人(藤田東湖、橋本左内)との関係も面白い。 西郷の考えた「究極の政治は人を教えることであり道徳の実現である」って気持ちが伝わってくるほど、素顔を描いた本でした。

    0
    投稿日: 2018.12.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    西郷隆盛がどんな人だったか?なんてことは、そもそも常人に理解出来ることではないと思うんです。 ましてや、倫理観や死生観、何より生きている社会が全然違う私たち現代人には。 司馬遼太郎が、「(西郷隆盛とは)結局わからない人だ。事績を語ることならいくらでもできる。でも、いくら語ってもその人となりは見えてこない」みたいなことを書いていましたけど、西郷隆盛を表する言葉としてはそれが一番当たっているんじゃないでしょうか。 今となっては司馬遼太郎は好きじゃないんですけど、それでもそういうところはさすがだなーと思います。 とはいえ、見当がつかないだけに興味あるんですよね。西郷隆盛って…。 そんなわけで、著者はかの磯田道史だしとかなり期待してたんですが…。 ま、確かに著者らしく事細かに調べられているし。 また、“犬が鰻を欲しがっていたので、自分も好物なのについ犬にやってしまった”等々、なるほど!それは確かに西郷隆盛かもしれない!と得心するエピソードも紹介されていると思います。 さらに、西郷隆盛の生涯(つまり幕末~西南戦争までの歴史)がダイジェストに書かれていることもあって、かなり面白く、思わず夢中で読んでしまいました(もっとも、ダイジェストすぎて。それなりに幕末維新の流れを知らないと置いてきぼりをくらうんじゃない?)。 でも、読んでいて思ったのは、この著者ってこんな幼稚な歴史観の持ち主だったの???と(ゴメン) この人の本を読むのは初めてなので他はどう書かれているのかわからないが、「です・ます調」の文体と相まって、もしかしてこれって子供向けに書かれた本なの?と思ってしまったほどで(だから、ゴメン)。 読んでいると、何度も“大久保利通をはじめとした維新後に役人になった人たちが豪勢な洋館に住み、愛妾を囲っていたのに対して、西郷は質素な暮らしをしていた(だから偉い)”みたいなことが書かれているんですけど、豪勢な洋館に住むのは別に悪いことではないし(もちろん、賄賂とうで私腹を肥やして洋館に住んでいた連中もいるわけですけどね)。 妾を囲うことだって、その当時の倫理観では悪いことではないわけで。それを現代の倫理観で“だから彼らは悪くて、それをしない西郷は偉い”みたいに裁いちゃうのはどうなんだろう?と思うんです。 というか、その西郷も日本橋小網町にあった元姫路藩の屋敷を東京府から払い下げてもたって住んでいたということなわけで、当時の庶民は4畳半くらいの長屋暮らししている中、それは贅沢として責めないんだろうか?と思ったり(←重箱の隅を突っつくようなことを書いちまったw) つまり、それは著者が西郷を主人公とした大河ドラマ(見る気もしないw)の時代考証を担当している立場上、ドラマの提灯持ち的な内容を書かざるを得なかったということなのか? あるいは、歴史をミクロで見ることには長けていても、マクロでみるということは出来ない人だったということなのか? その辺りはこれを一冊読んだだけでは何とも言えないんですけど、これを読んだ限りでは磯田道史という人にはちょっと失望しましたね。 政治家に求められるのは、国民が安全で豊かな暮らしをおくれるようにすることであって、自らが質素に暮らすことではないわけですよね。 不正なことで私腹を肥やしたのでない限り、政治家がどんな豪勢な暮らしをしていようと私たち国民には関係ない話です。 というよりは、金持ちならどんどんお金を使って、お金を循環させてくれた方がありがたいことなんじゃないですかね(笑) さらにその流れで言えば、彼らが洋館を建てたから、庶民はそれに憧れて。それに少しでも近い家を建てていたった結果、それが現代の私たちの家の形になっているとも言えるんじゃないのかなぁ~。 さらに腑に落ちなかったのが、“現代では、西郷を征韓論者だと信じている人が多いのですが…”という文章でした。 歴史に興味のない人ならともかく、歴史に興味がある人なら、たいがいは司馬遼太郎の幕末維新小説を読んでいると思うんです(今はそうでもないのかな?)。 司馬遼太郎を読んでいれば、この本の中に書かれているように“西郷が征韓論ではなくむしろ遣韓論だった”というのは理解しているはずですよね。だって、そう書いてあるもん(笑) もちろん、“遣韓論”という言いえて妙な言葉では書いてないけど、実態として“むしろ遣韓論だった”ということはわかるはずです。 腑に落ちないと言えば、大久保利通との関係も腑に落ちないんですよね。 私たち日本人が、司馬遼太郎の書く「小説」が日本史だと誤解しているところがあるのは確かです(実は、司馬遼太郎が好きでなくなったのはそのことに気づいた時でした)。 ただ、それにしてもこの本のように大久保と西郷が肝胆相照らす仲ではなかったとは思えないんだけどなぁー。 もちろん、西郷と大久保の関係って、所詮は司馬遼太郎の書いた小説のドラマの部分に過ぎなかったのかもしれない。この本で書かれているように、伊地知正治と吉井幸輔が生涯を通じて親しかった人なのかもしれない。 でも、一般的な認識としては西郷と大久保は肝胆相照らす仲ということになっているわけです。そうでないのなら、その論拠たる文書なり人の話なりを紹介しないと変です。 そういうことから考えると(ところどこに出てくる坂本龍馬の妙な持ち上げも含めて)、この本は、著者が西郷の大河ドラマの時代考証をしていることで西郷を高め大久保を堕とすドラマの提灯持ち本にすぎないのかなーと(笑) 著者をテレビ等で見て内容に期待していただけに、そんなちょっと辛辣なことを思ってしまった一冊でした。

    0
    投稿日: 2018.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まずまず。 今まで知らなかった、認識と違っていた西郷隆盛を知ることが出来た。明治維新の中心人物である事は間違いない。私欲がない事が人気の理由だろう。 薩摩藩は特異な組織で、太平の江戸時代に軍事に備えていたことが幕末に生きた。

    0
    投稿日: 2018.12.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    傷のある金の玉(西郷)と、まったく傷のない銀の玉(大久保)という 評価が分かりやすい 筆遣い、州の最後の点を、丸を描くのを楽しむようにしていたそう。 得意の密偵、事前の情報収集が得意。相手方の意見分散など把握する 非情、味方が全員死んでから援軍を求めろ 不器用で失敗も多い、鹿児島で兵を集めてからの函館到着は榎本降伏後 弟の戦死で鬱状態 ムラの多いリーダー(足利尊氏に似ている) 東北諸藩、日本海側が豊か。飢饉の時は山形の庄内平野(酒田)をめざして移動した。米蔵があり豪商もいて飢え死にしなくてすむ 戊辰戦争、佐賀藩の軍備が決めて。鶴ヶ岡城にアームストロング砲を撃ち込んだ 情実の黒田 勝と大久保の「大奥騙し事件」。新政府軍の駐留は3日程度だけ、と言って天璋院と和宮に江戸城を出てもらう 大久保、形から入って人を納得させるのが好き 西郷は無頓着 薩摩はトップダウン型。下は識字率も低くボトムアップ型はムリ 岩倉はともかく天皇と朝廷大事、武家に猜疑心 独創性あり明るく異色の貧乏公家で和歌も下手 西郷、鉄道は無駄と考えていた 子供みたいに純心だが策謀を巡らすといくらでも悪辣な事を思いついた 天才的な革命家、人を選ぶ事の抜群な上手さ

    0
    投稿日: 2018.10.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今年の大河ドラマの主人公の西郷隆盛。 そのドラマ『西郷どん』で時代考証を担当している磯田道史さんが、様々な文献から西郷隆盛の人物像を掘り下げる。 西郷は純粋すぎるからこれだと思ったらひたすらそれに向かって突き進む熱い男。  それゆえに人を惹きつけ魅了するが、事を成す為には手段を択ばないので周りには常に死の影が。 そんな西郷の為人がどのように形成されていったのかに興味がある人におすすめ。

    0
    投稿日: 2018.10.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    西郷の幼少期から西南戦争での自決までをわかりやすく書いていただき、西郷の何がすごかったか、またとても面倒くさい人間であったことがよくわかる内容でした。明治維新とは西郷と大久保のふたりによってなし得た事がよくわかる内容で面白かったです。

    0
    投稿日: 2018.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2018.7.12 読了  西郷にまつわる文献や証言をもとにコンパクトに生涯、思想がまとめられている。

    0
    投稿日: 2018.07.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    今NHKで「せごどん」を放映していますが、本当の西郷吉之助とはどういう人物だったんだろうと読み始めました。 西郷さんはどうも色々な顔を持っていたようですが、人に影響されやすい側面もあったようです。影響されると一気にそっちの方向に行ってしまう。残酷でもあったし、無情でもあった。頑固でもあったようです。

    0
    投稿日: 2018.07.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今や司馬遼太郎の後継者として引っ張りだこの著者であるが、本作も実に西郷を調べ尽くしている。西郷の周りでは多くの人間が死んでいくというのは言い得て妙である。司馬遼太郎の「翔ぶが如く」でも地元では西郷はあまりよく思われていないと書かれていたと思う、多分西郷は時代の破壊者として生まれてきたのであろう。ところで本作はひとつの論文としては面白いのだけれど、これを「翔ぶが如く」や「花神」のような歴史小説とするにはもっと筆力が入りそうだが、最近の史実を無視したトンデモ歴史小説を書くぐらいならやめたほうがよさそうに思う。

    1
    投稿日: 2018.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    磯田氏のこの本と司馬遼太郎氏の翔ぶが如く読んだ。もちろん磯田氏は古文書から日本歴史家として歴史を忠実にかかれている。それに対し司馬氏はあくまでも小説家であるため、史実は忠実に再現され、それに創作部分をくわえられている。両書に描かれている共通部分が史実として私は捉えている。 この歳になって、古文書から読み通すのは極めて困難なため、複数の本を読んで自分なりの西郷隆盛像を作り上げることしかできません。ただし、真実と創作の部分の見極めが出来ないといけませんがね。 そのためにも、歴史家の磯田氏のこのような本が大変貴重です。

    1
    投稿日: 2018.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    磯田氏の人気の秘密は、埋もれていた古文書を掘り出し、拾い集めて、ミクロの視点で歴史を解釈して見せることにあるでしょう。 西郷隆盛という人間は体格も、人物スケールも大きい。 いわばマクロの代表のような人です。 それを、ミクロから解釈して見せるのですから、面白くないはずがない。 この組み合わせですから、成功が約束されたようなものです。 ミクロの視点は本を読んでもらうしかないのですが、例えば西郷の下男の証言がちょくちょく出てくる。 この下男は西南の役の相当最後の部分まで西郷に付き従っていたようですが、ハイレベルな視点とは正反対だけれど、これほど身近に仕えていた人物ですから、人物をあぶりだすには格好の視点なのです。 西郷という人間は評価が分かれると思います。 磯田氏はどちらかと言うと、あえて欠点を多く書いているので、好意的には描いていない。 しかし、彼が歴史で果たした役割の大きさには全面的に認めている。 NHKは見ていないが、あの男優で西郷の心の闇の部分を描けているのか、はなはだ疑問ではあります。

    0
    投稿日: 2018.07.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    西郷隆盛について、知らなかったエピソードがいっぱい。西郷隆盛が矛盾の塊でありながらも人気が高く、大久保利通がなぜ不人気なのか、の理由の一端がわかる。

    0
    投稿日: 2018.05.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    毀誉褒貶の多い(「毀」「貶」の割合が勝ってるかな?)今年の大河ドラマ『西郷どん』。その時代考証を担当している磯田道史氏による「大西郷とは何者か?」論。 その生涯を軸とし、幕末の薩摩藩の状況、取り巻く人々、歴史の流れなど、史料を駆使してさまざまな視座から“西郷どん”の人となりを語り下ろす。 【以下、ネタバレあり】 やはり西郷さんは「純」そのものの人だったんだな。と言うのが率直な感想。ただ、「純」という言葉にもいろんな意味があるわけで、まさにつかみどころがない。文中にもあるとおり「面倒くさいヤツ」だったのだろう。 けっこう躁うつ気質だったみたいだけど、そのあたりを中野信子先生にも解き明かしてもらいたいと思う。 ところで、ドラマの時代考証では史実と脚本とのせめぎ合いがあるみたいで、時代考証担当者も妥協を強いられることが多いのだとか。(歴史が得意ではない)脚本家にまかせたツケは、当の脚本家や制作者、時代考証担当者だけではなく、視聴者含むすべての関係者にも回ってくるんだぞと戒めておきたい(何様?)。

    1
    投稿日: 2018.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私自身が今までふれたことのある西郷隆盛像とは一線を引く、聖人君子ではない描かれ方に興味を惹かれました。 緩慢な自殺としての、人生。 死の影。 偉人であることには変わりなく、影の部分にも魅力を感じることのできる姿がそこにありました。 当時の考え方についても具体的に紹介されており、背景と合わせて人物のあり方が描かれているのもいいなと思いました。

    0
    投稿日: 2018.04.23