
天文の世界史(インターナショナル新書)
廣瀬匠/集英社
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総合評価
(3件)3.7
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powered by ブクログたとえば1年とか1日とかの時間の長さの決め方とか、曜日と惑星の関係とか。天文学と僕たちの生活って案外、関係が深いんやなぁって思いました。 昔の考え方では、月も太陽も惑星としていたそうで、へぇ~って感じです。 明治時代の改暦の話がありましたが、理由がセコイ(笑)。困っていると為政者はセコイことをするのですね(笑)。 技術の進歩が、人類の宇宙探査の範囲や対象を大きく増やしたんですが、その反面、謎が深まったっていうのが不思議です。宇宙はやっぱり神秘的なもんやなぁ、と思いました。 1回読んだだけで、全部を理解できた訳ではないですが、楽しく読めました。難しい数式とかの記載はないので、数学嫌い・アレルギーの人も読めると思います。 難しかったところもあったけど、楽しく読めました。
4投稿日: 2023.07.14昔の人の観察眼に脱帽
望遠鏡もない時代、夜空を肉眼で観察し、惑星などの動きを分析し、政治や占星術などに応用する、昔の人の観察眼には、頭が下がります。天文学者ではなく、歴史学者である著者による記述は、地域によって異なる占星術などについても豊富な説明があり、読み物として楽しめます。もちろん、最近の宇宙についての記述もあり、気楽に読める天文に関する本と言えるでしょう。
0投稿日: 2018.03.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
予定外の日食が起きようものなら朝廷は大混乱。それこそ天文学者の首が飛ぶ・・・ 天文の担当者たちがとった作戦は「多めに日食を予測しておく」というものです。・・・ (間違った)ときは「皇帝の徳が優れているので日食はキャンセルされました」と言っておけば、怒られないどころか逆に喜ばれた
1投稿日: 2018.01.09
