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封印再度 WHO INSIDE
封印再度 WHO INSIDE
森博嗣/講談社
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総合評価

409件)
3.9
94
173
99
7
2
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ここ数作の中では最も事件自体は単純で、特にトリックなどがあるわけではなく偶然の産物で難しくなってしまったという類のものだったが、その分、日本人の美徳や心にフォーカスされた丁寧なストーリーでよかった。物理現象も結構多く出てきて、自分好みの作品だったと思う。萌絵の悪戯には犀川と同様に焦ったが、犀川の意外な一面が垣間見えたり、登場人物たちの進展をしっかり描いてくれるのが、やはりこのシリーズは嬉しい。タイトルの「封印再度」「Who Inside」の上手さには恐れ入った。

    0
    投稿日: 2026.03.07
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    偶々ですが、クリスマス前後から年末年始に事件が起きてって話だったのですが、読み出した時季も一致して楽しめました。この物語のカギは、壺からギリギリ出せそうで出せない鍵と中身が空の匣。S&Mシリーズ第5弾です。

    13
    投稿日: 2026.02.11
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    封印再度 WHO INSIDE タイトルにしてこの内容。天才。 タイトルが先?物語が先にできた? 細かいところはツッコミどころありありで星は3つ。

    0
    投稿日: 2026.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読書体験的にかなり厳めだった 重厚なところもあり、ライトノベル的なキャッチ―な部分も目立つ 高級仏壇の観音扉を開いたら、クリスマスツリーがブチ抜いている感じで、いまいち全体が調和していない 総合的には重く暗めなオチのサスペンス劇場といった印象 見た目はテレビドラマのようにシンプルなストーリーだが、幾つもの相反する要素が抗体のように解釈を妨害する、かなり複雑な作品 一見猫に見えて中身はキメラみたいな、これまで以上に得体が知れないのに、メインは大衆迎合的でよくわからなくなっている 考えてみれば、著者の作風のどこが最も気に入ったかといえば《テレビなんて俗物の見るものだ》みたいなことを堂々と言い切るところだった その尖った部分は後退し、かわりに権威主義的な嫌味な部分が目立ってきている 結末が語る仏教・儒教的な信念は、古の侍・忍者の秘伝書的でよく飲み込めない それでも評価が高めなのは、よくよく考えたら著者以外に書くことが不可能と思われる内容であり 物語としてはあまり面白くないが、わりと考えさせる部分があったからだ いつも通り始まりは良かったが、事件発生後は、事件のあらまし、謎についてを反復してるだけに感じた ミステリーというよりも、謎解きパズルの方が近い 神秘性で牽引するのではなく、情報を隠して引き伸ばしている それはどの物語にもいえることだが、より勿体ぶり出し渋っている傾向を感じる 作者風に言うなら、情報の不完全性と非対称性を利用して読者を食いつかせる手法だ なにかの創作物のイメージを語るとき、透明な世界観だとか表現しているのをよく見るが、不透明な世界だ 少なくとも構成としては、この不透明性を利用している 特に終盤に至ってはほとんど何も明確に語らない その傾向は神秘ではなく、ただ沈黙しているだけに感じる 自分のレベルが追い付いてない可能性もある しかし、真意を理解出来ても特に収穫も無さそうな気がする 提供する側が相手に良い情報を与えず、不透明性を利用して利益を得るという手法は、日常でも広範囲で使われている 例えば不動産や金融取引がそうだ 政治や行政、営利企業、その他の商売、世の中の取引というのはたいていそういう仕組みで出来ている なのでこの作品は作者からすれば効率良く稼げるが、読者(消費者)にとっては非効率な作品だと言える そう感じた作品からは自立した価値も生まれにくいと考えるし 人はそのような非効率性に気付いて提供者側を目指すのだろう そういった動機から生まれた作品に価値のあるものは少ないと思うが 相変わらず物語の序盤は良好で期待したが、その後あまり引き込まれることはなかった 徐々に作品世界と引き離されていく中、どうにか岸辺ぐらいには留まっていたが、中盤で離岸流みたいな展開が襲い、完全に漂流した 陸地を見失い、一旦投げていたがどうにか読了 途中の展開はついにやっちまったな、と失望した はっきり言ってこの露骨なプロットがあるだけで駄作扱いする、というより絶対に読まないタイプの展開だ 以前から伏線めいた描写がいくつもあったので、普通に信じてしまった 強すぎる禁止カードを使用し出禁になったのに、試合に出てるみたいな違和感 レッドカードで前半で退場したのに、後半も出場しているみたいな感覚になった しかも――感情的な部分を隠しているのは示唆されていたが――いきなり婚姻届とか…… 会話のテンポ感、文章の配置はさすがの卓越したセンスを感じたが、それだけではどうにもならず こんなことを仕掛けてくるとは思わなかったので、その後も物語に戻ることが出来ず、興醒めした空気が勝利した 注意深く読めば萌絵との関係は、ラスト近くの仏画師婦人とのやり取りで結論が出ているのだが、この後も懲りずに似たような展開を続けるのだろうか…… 全体的にエゴイスティックな部分が目立つのも、読み進む障壁になって来ている 新規投入された県知事婦人は、響きだけでも嫌味な雰囲気のうえに、露骨で退屈なキャラだ あまり面白くない人物が物語に深く介入しすぎだと思う 完全に警察とズブズブになったのも残念 ほぼ静止している事件そのものより、ハイスピード、ハイソサエティに進展する、犀川と萌えの物語の主張が強すぎて、事件の存在が空気化してしまった感じだ なにか二本立ての映画を強引に繋げているようで、単独作品としての一体感を欠いている SLが走っている線路に新幹線が乗り入れてるみたいな 戸惑いは後半になると更に深くなり、謎解きパートもいまいちだった 途中で出てくるポエムみたいなモノローグは、何が起きたかおおよそ示してしまっているのではないか?(最後まで見れば違っていたが) 事件の謎も過去の繰り返しから、壺の中の鍵が凶器なのは確定的だし、やはり溶かして出すのでは?という考えが遮り、あまり興味をそそられない 易融合金というのは、どうやらウッド合金というもので、その道の専門家なら常識らしい 現在ではネットで調べるとこれはすぐ出てくるので、もし今この作品を書いたなら箱の謎はすぐ判明し、20代で死ななければならないというアホな話になりそうだ そして被害者?のタフさは異常だ なんというフィジカル、メンタリティー 絵師にしておくには勿体無い逸材 この絵師と絵師と妻の関係性、つまり物語の核心部分だが、その解釈が最も難解だ トリック自体の理屈は秀逸(子供の供述の解釈は苦しいけど)だったが、その動機や動機の説明については、自己完結した世界が繰り返されているようで、どうにも納得感があまり無い はっきり書かないことが多すぎるし、理解出来たところで特に大した意味はないんじゃないかという疑いも生じる この感想はだいぶ前に書いていたのだが、見直したら後半自分でも何を書いているのか分からず放置していた 最近作者のエッセイを少し読んだが、それでやっとなんとなく整理されたので 以下、言葉にするなという警句を無視して、はっきり語られない部分を個人的解釈で説明してみる 作中の自己を滅却する、自分を殺すみたいな考えは、いうなれば、自我を出さないということだ 自我を抑える生き方は特別なことではなく、日本人が広く共有している作法だ 組織や集団ではそういう態度がいつでも好まれるし、日本人は外国人に比べ自我を出さない それこそが日本人の美徳であるという風潮も昔からある 最近はその性質を自嘲しているからか、「自我を出すな」が自己主張への揶揄で使われるほど根強い性質である しかし自我を出すなというのは確実に無理な要求であり、それが(特に人権に絡む問題で)全ての論争や対人トラブルにある、共通した原因であることを認識していない人々が多すぎる この作品に、なに言ってんだこいつ的な理解したくない雰囲気を読み取った理由もそこにある なにもどんどん自我を出していけ、というわけではなく――(それは相手の自我の抑制を意味する)――大事なのは相手にも自我があるというバランスの取り方だ 著者の意図は分からないが、否定も肯定もしない上で、なにか凄いことのように語る様子は、この日本人的な美意識の賛美に見えてしまう それなので今一つ共感できないし、中二病めいていて何か喉に引っかかる 戦前の国民みたいだとぼかして指摘しているセリフもあったが 仏画師やその妻、互いの関係性は、天皇(あるいは政治家)と国民の関係のようにも捉えられる 仏画師が目指した模写作品制作における究極の美とは、唯一のオリジナルである作者の不在をもって完全な美を表現することにある なにやらカートリッジが切れたコピー機みたいな論理だが、これも実は特段珍しくもない現象だ 例えばネット上に漂う作者不詳のイラストや、グラフティアートなんかもそうだし、割と一般的な文化に見られる一面である それにこんな意味深すぎる死に方をすれば、話題になって逆に何時までも目立つことになり、仏画師の美意識と相容れない 誰にも知られない普通の人々の方が、よほど仏画師の目的を達成していると言える 冒頭の『禅と日本文化』の引用は、マイナージャンルの音楽ではいたって普通の考えだし、漫画家などもずっと前から取り入れているだろう なんにせよ、仏画師の妻が理解したというのは、その完全を目指す強い意思の力のことだ それは外部の何にも影響されない力であり、権力が最も嫌う性質になる これも自分を殺すという価値観と矛盾している 仏画師の生き方を理解し「愛する」ということは「尊敬する」に置き換えられる 愛するとは何か?とかよく問われるが「○○を愛している」は「○○を尊敬している」とほぼ同義だ 崇拝でも良いが、それに気付き畏怖するシーンもある その尊敬していた強い意思の力、それを一言で言うなら〈勇気〉になる しかしこれもまた義務と衝突し矛盾になる なぜなら、基本的に義務というのは、権力が押し付けるルールだからだ それを否定する力が、自らに火を付け抗議する僧侶のような強い意志の力であり、勇気だ 己を殺し、全てに沈黙する美意識によって、義務を全うしている仏画師やその妻の生き方は、その意思と逆行している つまり作品は自由と抑圧の両面を美化していることになる これは 二重思考に近く、そういった矛盾を受け入れよ、さすればそれは優しさであるという理屈は賛同し難い この妻が仏画師の崇高な意思の理解へ到達したのは、一欠けのくだり辺りの文脈にある 最後に自分自信も消滅するという孤絶した美、つまり真の孤独が発揮する強さがわかったのだ 自分の中の真理さえあれば、他に何も必要としないという意思は、孤独の尊さ、その絶対的価値を意味している それこそが恐怖を乗り越えるほどの強さ、すなわち美しさであるという考えだが しかし、これも大衆や権力寄りの性質と真逆の発想になるし、将来への恐怖という点も無視している そして妻は与えられないはずだった絶対的孤独を共有して――それが肖像画が象徴している、完全な相互理解、相思相愛であり――その悟りへ到達したので、最後に夫の後を追う、という結末に行きつく 抜け殻というのは、つまりセミの抜け殻であり、実体は既に夫の孤絶した領域へ羽ばたいて行ってしまったのだ こう見ると、分かり易いラノベ的ラブコメと、あまりに破滅的で常人では理解困難だが、純粋かつ普遍的なラブストーリーが共存している、極めて珍しい作品になっていることがわかる 『忍者の兵法、三大秘伝書を読む』という本に書いてあったのだが、無我というのは肉体から精神を分離させ、本当の自分自身を見ることで なぜそうするのかと言えば、無我になれば恐怖が消え、些細な物事に振り回されることが無くなり、失敗しなくなるかららしい 最初に出てくる禅の基本思想の一つ〈不立文字〉は、悟りの境地は文字や言葉で伝えることが不可能な純粋経験であるという考え方だ これらの思想は作品内容とも一致しているが、そもそもブッダは生きる事は苦しみであり、人生は虚空と説いていて、自殺など推奨していない 仏教は知らないので全く出鱈目なことを言うが、この作品の題材に仏教が含まれているのは確実だが、かなり適当だと思う 侍や忍者は仏教より儒教の影響が強いので、どちらかといえば儒教的かもしれない まあ、日本に伝来して諸々改造されているので、内容が本当なのだとすれば、日本に伝わり悪質な宗教に変わってしまったということを表しているだろう それらの点を踏まえ、壺を逆さにして鍵を出し、箱に入れて凶器にする 箱を開き、取り出した凶器で死ぬという一連の行為は、一見理に適ってそうで、禅や仏教のモチーフと合っているのかいないのか不明瞭だ 作業的すぎるし、壺と匣はマニュアル付きの納得自殺セットみたいだ そもそもこれでは無我になっていない 無我というのは極めればどんな状況でもその境地に達することができるらしく 悲愴な行為に及ぶ必要もないので、この動機も曖昧で飛躍しすぎているだろう 義務を放棄し、本当の自分自身になり、勇気を得て、自由になったという強引すぎる解釈もしてみたが、やはりわからない 実は本作の持つテーマ性と似ている意外な人気コンテンツがある それは『おぱんちゅうさぎ』だ 最近の動向は追ってないのだが、この漫画は当初、理不尽な目に遭うキャラがひたすら黙して我慢するという内容ばかりで 自我を出さない日本人のアイロニーを徹底して表現し、人気を博していた この作品がたった一コマで日本人的な精神性を表現しているのに比べたら、本作は無駄な部分が多すぎると言える それに外の世界と衝突している『おぱんちゅうさぎ』のタフさに比べたら、内に閉じこもって自己完結している本作品は全然脆い この物語は大衆人気を得る要素を備えているのに、全く外に表れていない不思議な特徴を持っている これも本作が見た目より複雑に感じる一因だ 意外な解説担当の池波志乃の文才にも驚いたが、基本的にほぼ同意見だし、あれでも良いが 似たような認識があったうえで不審な点がぬぐえず、氏の箪笥の例えのように一貫性を感じ、納得することは出来無かった 仏壇とクリスマスツリーという最初のイメージも的外れではなく 突き詰めると西洋的な思想(反権威主義)と日本的な思想(権威主義)が戦争していて それに、集団と個人、自由と不自由、大衆迎合的容易さと民族論的難解さも参加してくるみたいな 非常に混乱を来す内容で、どっちを取ればいいかわからず、これをそのまま素直に飲み込むのは二重思考ではないのか?という疑問は解消されず、宙ぶらりんのまま終わる作品となっている そして、その作品への印象は現代人の特徴とも一致している これらの特色をまとめこの作品を紹介するなら 動機が“矛盾を抱え支離滅裂で曖昧な日本人の性質”である真の和風ハードミステリーの代表作 としたい 不満点が多くなったが、これは絶対評価のためで、相対評価なら本作は相当ハイレベルな小説だし もし著者の没後「森博嗣賞」が創設されたら(かなりの確率でそうなると踏んでいる)この作品に匹敵するものを書いてくる人はどれだけいるだろうか?おそらく誰もいないだろう こう考えると日本の上位数%に入る作家なのではないだろうか

    1
    投稿日: 2026.01.11
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    分厚いシリーズ、時間はかかるけどラストまで中弛み無し。 凄くシンプルだけどややこしく感じる推理が毎度楽しいのと、登場人物のやり取りも今回は濃かった笑 何となくマークしていた数ページが見事に答えと合致してニンマリ(全然ストーリーと関係ないシーンにヒントあり)

    20
    投稿日: 2025.12.31
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    前作までよりもテンポよく読み進めることができ、あっという間に読了しました。真相に近づく場面では続きが気になり、電車から降りたあとも歩きながら読んでしまいました。 小説を読むとき、実写化するなら誰かなーなんて考えながら読むことが多い(この作品は実際に実写化しているようですが、拝聴していません)のですが、犀川先生のイメージがなかなか固まりません。西之園君はなんとなく固まっていますが… 次巻も楽しみです!

    1
    投稿日: 2025.12.22
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    的外れの意味なしギャグは健在ながら、会話やモノローグの言い回しがいつもより冴え渡っていて面白い。明快な一本道が他者の介入によって絡まり捩れ、複雑怪奇な様相を呈していく様を「事件」という形で見せつけられた鮮烈さが見事だった。壺と鍵と箱のパズルの解法にもただただ舌を巻く。

    0
    投稿日: 2025.12.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本作もとても面白かった。 今回のトリックは物理と化学によったもので、密室は気圧差によって、凶器は金属の融点によって作られると言うものだった。 現実にはどちらも際限が難しいところがある気がするが、仏画という設定などがうまくマッチしていた。 また記憶が混乱していることによって話が難しくなっているところで最後まで犯人を特定できない作りになっており、とても楽しむことができた。 本作は、ミステリーよりも犀川と萌絵の恋愛の進展の方が嬉しかったし、こんな形で進むのかと思わず笑顔になってしまった。 次の作品も楽しみになった。

    0
    投稿日: 2025.12.08
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    ミステリー小説の皮被った恋愛小説ですよね? 犀川と萌絵の関係性をニヤニヤしながら眺めているので、大変楽しかったです。 ミステリーのほうは、トリックが文章だけだと理解が難しかったです。

    0
    投稿日: 2025.11.16
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    ◇封印再度(Who inside)/森博嗣 (2025/09/25読了) 森博嗣界隈に戻ってくると心が安らぐ今日この頃。 村田沙耶香さんが、小説の機能として「文化保存」ということをおっしゃっていて、書かれた時代の流行りものなどが記録されていると云う。 この小説シリーズは1990年代に執筆されたようですが、ニフティサーブで電話回線から接続巡回してメールを取得するだとか、ウォークマンだとか、ブラウン管のテレビとか、クラッチの滑る車は乗り換え時期だとか、やたら煙草吸う登場人物とか、ほんの少し昔の時代、文章のなかにその頃の様子がフィックスされていて、私などからすればノスタルジー。時間の不可逆性を思い知ります。 パズル系のミステリ(トリック)は最後まで分からず、しっかりとした謎解きで納得の結末。萌絵ちゃんのキャラは相変わらず魅力マックス。

    0
    投稿日: 2025.09.25
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    今回はあまりタバコの描写が少なかったような気がしますが、S&Mの関係が良い感じになりつつ「嚙み合わない台詞」が最大限に愛おしい物語でした。

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    今回はこれまでと違う謎の死 自殺か他殺か? 開かない箱と取り出せない鍵 50年解かれていない2つの謎を追う展開が最後に収束する 犀川と萌絵の年の差恋愛も急展開

    1
    投稿日: 2025.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    天地の瓢と無我の匣の謎解きかなり好きだった 死の理由とその描写も後の行動も相変わらず理解できないサイコパスっぷりで◎ エイプリルフールでなんなら賭けに勝ったってなってるのもちょっとすごい、シリーズものの設定や展開が動く瞬間って好きかも

    0
    投稿日: 2025.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初なかなか入り込めないな〜と思ってたけど中盤以降は一気読み!萌絵の悪戯にまんまと騙されて「え!?そんな展開なの?じゃあ今後のシリーズどうなっちゃうの?」と心配してしまった..犀川先生が怒るのも当然。でもこの一件で2人の関係もまた確実に変化したと思うし、今までにないほど動揺する犀川先生が可愛すぎた。 今作の中で一番好きな萌絵のセリフが「私...可哀想な自分って一番嫌いなの。アイスクリームが食べたいときには、どうしたって食べるんです。人の分を取り上げても」というものなんだけどこれが萌絵という人間を本当に的確に表してて最高。 肝心のミステリー部分も動機的なところはすごく哲学的で、抽象的な世界だなぁとは思ったけど理系要素も入っていて面白かった!

    4
    投稿日: 2025.07.11
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    とっっっても複雑怪奇な話でどうやって解決すんの?と思っていたら今作も綺麗に回収されて… 面白いというよりこんな謎解き考えられる作者さんはなんて頭が良い方なのだろうとただただ感激しました。 あと犀川と萌絵がぐぐぐっと一気に近付いてニヤニヤしてしまう。。

    8
    投稿日: 2025.06.10
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    題名で大体の内容の察しがつくシリーズだが、封印再度ということなので、一度開いて(取り出せて)再度閉まる(取り出せなくなる)のだろうが、果たしてどうやったらそういう結果になるのかのトリックがやはり分からなかった。 解をみて「やっぱり理系だなぁ」と納得。そもそも知っているか知らないか。まず知っていないと発想すら出来ない。知識というのは何よりも大事な判断材料になるのだと思い知らされた。 また、人の死ぬ動機はその人にしか分からないというのも痛感。

    0
    投稿日: 2025.05.15
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    S&Mシリーズ第5弾 仏画師の香山風采は息子の林水に家宝の壺と匣を遺したまま、密室で謎の死をとげる。50年後、今度は林水も…。 おもしろー 密室も壺と匣も理系トリックでS&Mっぽい。 でも全ての読者の感想は 「西ノ園さん、ごちそうさま。」 のひと言に集約されてるのでは( * ॑꒳ ॑*)

    8
    投稿日: 2025.04.17
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    理系ミステリ、S&Mシリーズの第5弾。このシリーズの折り返しにして2人の関係性にも大きな変化が出てくるような作品だった。肝心のミステリ部分は密室状態の部屋から如何にして犯人は脱出?したのかが問われる謎と奇妙な陶芸品「壺」から如何に鍵を出して「箱」を開けるか、がキーになっている。雰囲気は横溝作品みたいになっているがトリックははやり理系トリック。その点ではどこまでも理系ミステリだと思える。物語中盤の哲学的な考察は森先生らしいなあ、と思いながらも随所にみられる寒いギャグも森先生らしくて良い。

    2
    投稿日: 2025.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 50年前に起こった密室での不可解な自殺。それと似た状況でまた死体が発見されてしまう。2つの密室と壺と匣の謎を萌絵と犀川が調べるという話。 今回のトリックは、正直誰が分かるのこれ、って思った。解かれるために描かれていないと思う。実はマリモが林水を運んでたこと、死体はあるけどそれをいないと言ったりとか、めちゃくちゃ発想を飛躍させないと無理だと思う。一応電池とかタバコの吸い殻とかでヒントは出されてるけど相当無理ゲーだと思った。壺と匣に関しては頑張ればギリギリ分かりそうな気もする。壺の中の鍵を凶器に使ったというのはびっくりしたし、よく考えられてると思った。鍵を溶かして凶器として使いそれをまた壺に戻して鍵の形にするというこの発想はすごい。 この小説は読んでてドキドキしたりはあまりしなかった。ずっとどうやって殺したのかなってモヤモヤしながら進んでく感じ。 萌絵と犀川の話がメインかと思うくらい今回は2人の事がいっぱい描かれていた。 クリスマスのお家デートだったり叔母に紹介したり、エイプリルフールで嘘をついたりと今回は盛りだくさんだった。 ただエイプリルフールの嘘はマジで焦ったし、あれをされた犀川からしてみればほんと勘弁してほしいだろうなって思った。 最後の国枝のごちそうさまが読んでも分からなくて調べたら昔はそういう風に表現していた事を知ってスッキリした。確かに国枝らしくない。ソファで寝てる犀川は実に犀川らしい。

    0
    投稿日: 2025.04.01
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    1.登場人物 犀川創平…工学部建築学科助教授 西之園萌絵…工学部建築学科3年生 儀同世津子…雑誌記者 香山林水(リンスイ)…画家 香山多可志…林水の息子 香山綾緒…多可志の妻 2.物語の始まり 西之園萌絵は雑誌記者でありパズルマニアでもある儀同世津子から、彼女のメル友の家(香山家)に代々伝わるパズルについて教えられる。 そのパズルは香山家の家宝となっている壺であり、その壺の中にある鍵箱を開ける鍵が入っている。しかし壺の中に入っている鍵は壺の口よりも大きく、誰も鍵を取り出すことができず、今日まで鍵箱は閉じられたままとなっていた。 3.世界観や価値観 謎と聞くと飛び出していく西之園萌絵と、面倒ごとを嫌う犀川創平。犀川はパズルには興味があるものの、香山家の事件には興味がないし、関わりたくないと思っている。 しかし、積極的に関わっていこうとする萌絵に引きずられる形で、犀川も事件へと関わっていく。 犀川にとって萌絵は、どの程度の優先順位なのか、おそらく彼自身も分かっていないのかもしれない。 4.物語のキーワードとテーマ 物語自体は本格ミステリの王道といえる。しかし、そこに森博嗣特有の理系エッセンスが加えられている。 そのことは登場人物たち、主に犀川創平と西之園萌絵の会話の中にも現れる。 そのため難しそうという「先入観」を持ってしまいがちだが、森博嗣の作品は、そのような「先入観」を排除して読むべき作品のような気がする。

    3
    投稿日: 2025.01.20
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    S&Mシリーズの5作目。長らく読まずに積読状態でしたが、年始で比較的ゆとりがあったため、本作を手に取りました。展開としては、ゆったりしてはいるものの、文体と奇妙な謎に魅せられ、楽しく読むことができたと思います。 以下あらすじです。(Amazonより引用) 50年前、日本画家・香山風采(ふうさい)は息子・林水(りんすい)に家宝「天地の瓢(こひょう)」と「無我の匣」を残して密室の中で謎の死をとげた。不思議な言い伝えのある家宝と風采の死の秘密は、現在にいたるまで誰にも解かれていない。そして今度は、林水が死体となって発見された。2つの死と家宝の謎に人気の犀川・西之園コンビが迫る。 本作は事件の謎解きと、家宝の謎が上手く絡まり合っているのが素晴らしかったなと思います。絡んだ糸がときほぐれるように1つの謎が解けると、もう1つの謎が解けるような感覚はとても読んでて心地が良かったです。1つ気になったことがあるとすれば、登場人物の行動原理がイマイチ分からなかった箇所もあったかなという感じでした。

    51
    投稿日: 2025.01.03
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    なんだか……萌絵が、普通のめんどくさい系の女子化してきてるやん。やだわ〜。 犀川がそこを微笑ましく好意的に捉えてる事に違和感だけど。(前作でも同じ事を言ったけど。) 国枝桃子のそれに至っては、成長もしくは劣化だとはっきりと語っているのに。 なんだか萌絵への好意が犀川の思考の普遍性を犯してるよな。 けど、萌絵を克服しないとこのシリーズを最後まで追いかける事は出来ないんだよなー。 逆にアンチ萌絵目線でこれから何をしでかすか楽しみにするのもアリ?? って、嫌いなキャラが有るってのもこの作品の魅力の一つよな。……薄っぺらなキャラ設定だとどの登場人物に対しても可も不可もなく進むからな……個性豊かなキャラが(必ずしも好きでは無いにしても)作品に彩りを与えているのは確か。 ストーリー自体はだいぶ普通。笑。……ミステリとしての核心に迫るポイントが記憶喪失ときたからビビったけど……。それ通用するならなんでもやっちゃって!笑。そして4歳児!死体見ても冷静ってのが一番の予想外展開やん。あんたの冷静対応が捜査撹乱させちゃってるやん。でも森さんの書く小説はそんな事さえも凌駕してるからな。たいした事では無いのだ!記憶喪失OK!冷静4歳児OK! 犀川って人は解ける謎は一応解くがその他の事は興味が無いからなぁー。いかにも犀川らしい幕の引き方だと感じたな。少し人間味の出てきた言動には萌絵の影響なのか!と萌絵に嫉妬したわ。 謎だけ解いて颯爽と去る。外国の急行列車に乗った名探偵を彷彿させたわ。 犀川好き。

    0
    投稿日: 2024.12.16
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    S&Mシリーズ5作目。 ちゃんと内容やトリックの伏線回収になっているタイトルがおしゃれ。 正直萌絵というキャラクターがあまり好きではなかったのだが、今作で余計に苦手になり、逆に目が離せなくなった。最後まで追いたい。

    0
    投稿日: 2024.12.02
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    封印再度、who inside 上手いこと言ったな。 毎度のことだけど、このシリーズに出てくる建物は想像がしづらい。今回はあまり建物の詳細が関係ない話だったけど割といつもここで引っかかるし次作もどうせそうなんだろう。

    0
    投稿日: 2024.11.04
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    タイトルがもうオシャレで、何度『WHO INSIDE』と言いながら読んだことか。タイトルがオシャレで楽しい。あとクリスマスに萌絵が怒ったのは当たり前だと思うけど、その後の仕打ちが面白すぎる。 萌絵ちゃん、ぶっ倒れるほど貧血ならコーヒーも紅茶もNGでは… 事件に関してはとりあえず謎が解けたのでいいけどすぱっとした終わり方ではなかった。ああ、だから『封印再度』なのね…。タイトルが英語と日本語両方の意味があってこれもまた面白い。 前回より分厚いけど楽しく読めました。パズルのからくりも楽しかった。

    1
    投稿日: 2024.09.27
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    S&Mシリーズ第5弾 封印再度(who inside) もうね、タイトルの設定が、、、 最初はどういう話なのか想像もつかなかったが 鍵と開かずの箱があると だから封印なのかぐらいに思ってたけど いやいや、そんな物理的ない話ではなく 二人の芸術家の生きた証の話であり 仕掛けがゴリゴリの物理科学実験のような 事象で、この5作品目が一番事件事件してなく かつ、犀川助教授の良さ(警察にも家族にも言わないよ)が、垣間見れた不思議な作品でした。 言葉にするのが非常に難しい もちろん⭐️5つけたいのだが ちょっと事件以外の要素が多めだったので それそれで面白いが、、、個人的に二人の行く末とかあまり、、、事件をどのような視点で捉えるかが面白いので、そっち中心に今後も進んでいくとを願って 第6弾へ 「幻惑の死と使途」 タイトルがめちゃくちゃカッコいいw

    17
    投稿日: 2024.08.03
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    タイトルが最高に良い!封印再度がWHO INSIDEって、もうそれだけで読みたくなるし、気がつけば手に取っていても致し方ない。 犀川先生の頭の中をもっと覗いてみたい。深く深く奥まで覗いて帰れなくなっても構わない。 綺麗な夕日を見て、死にたくなる気持ちを、綺麗な感情だと思える感性をどうやって育んだのか気になる。 「私だけのものに、したかったのです。 誰にも、渡したくなかった。あの形が最後に描いて下さった絵のように、すべて、消してしまいたかった」 香山フミのこのセリフが、最近ぼんやり考えていたことと妙にリンクして鳥肌。読みたい本が、自分の考えや状態とリンクしていたりして、読むべきタイミングで読めることは今までも時々あったけれど、こんなに重なったのははじめてだった。 このままこのシリーズを須らく読みなさいという誰か、いや、どこかからのお告げかもしれない。 読むべきタイミングを自分の中の誰かが知っていて、その意識が本を選ばせていたりして。 もしも、本当にそうだったら、ねえ、先生 who inside、中の人はいったい誰なんでしょうか?

    0
    投稿日: 2024.08.02
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    S&Mシリーズ第5弾読みました。 本作では久しぶりの人物や前作から登場している人物も加わりまして、不思議な家宝と密室の中の謎の死に迫るお話で読み応えたっぷりで凄く良かったです。 ある衝撃な展開が起こりまして、見事に騙されました。

    0
    投稿日: 2024.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    トリックは最後まで分からず、ザ・理系ミステリー!という感じだった。 犀川先生と萌絵の関係性がぐぐっと進展した回だったな〜〜ごちそうさま。

    0
    投稿日: 2024.07.12
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    最後までトリックが分からなかった ちゃんと騙されてしまった そして犀川と西之園の関係にも進展があって、 ドキドキする1冊だった

    0
    投稿日: 2024.07.07
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    犀川先生と西之園萌絵の2人の関係が一気に進みましたね!これはもう、事実上結婚したってことでいいんですよね!ね!(たぶん違う)  本シリーズならではの複雑なミステリも楽しみなんですが、それと同じくらい2人の恋模様にも惹かれているので、今作の展開はもー最高でとても素晴らしかったです! ミステリ部分については仕掛けには驚いたんですが、思ったよりあっさりしていて少し微妙かなという思いも。それでも結果に至るまでの登場キャラクターたちの深い心情は、妙に惹きつけられるものがありましたね。日本人として分からなくもないというか。絵を残した夫と、絵を燃やした妻、2人の心情を思うと鳥肌が立ちます。この辺りの心理描写の美味さは、さすが森博嗣先生といった感じです。 さて、やっとシリーズ半分を読み終えれたので、残り半分も楽しんで読んでいきたいと思います。

    4
    投稿日: 2024.06.29
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    犀川先生も国枝さんも随分人間らしくなってきたなぁ。 匣と瓢の仕組みは面白かった!好き! 密室の方はまぁそんな感じだよねー、といったところ。

    5
    投稿日: 2024.06.13
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    模写すること、自分を滅すること、美学って、人それぞれ。難しいなぁ。人間の感情を他人が全て解明できないこと、不合理を受け入れる。 ただの推理小説に終わらず、いつも何かを考えさせられる。難解なことも多いけど、ユーモアも忘れないところが好き。読み終わって、タイトルが秀逸なことに気づく。

    1
    投稿日: 2024.05.06
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    S&Mシリーズのここまでの作品の中で、最も謎が難解で最後まで犯人もトリックも検討がつかなかった。第9章のラストシーンの犀川のセリフが1番印象に残っていて、今回の話の全てを表しているように感じた。実際に何が起きたのか白黒はっきりさせないと気が済まない、という人にはもやもやするかもしれないけれど、私はとても清々しく読了することができた。タイトルも「再度」見直したとき、唸らざるを得ない。

    0
    投稿日: 2024.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自殺という形で事件が幕引きし誰も犯人ではないケースはs&mシリーズでは今回が初めてだと思う。 トリックは至ってシンプルで再現性がありそうと納得。 ただ、萌絵のエイプリルフールはなかなかに犀川にはきついものだったと思う。

    0
    投稿日: 2024.04.19
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    まずタイトルがオシャレ。「封印再度」と「who inside」のどちらも話の重要な部分を表している。 謎のトリック自体も満足だし、犯人の動機から、生きる意味や美しさとは何かみたいなことを少し考えた。犀川の今まで見たことないような描写も見られたし、犀川と萌絵の関係性も面白くなってきていて、好きでした。

    8
    投稿日: 2024.04.05
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    「S&Mシリーズ」の第5弾となる作品。由緒正しき旧家で代々受け継がれてきた木箱と壺、そして蔵で死亡した家主に関する事件が展開される。今回の事件のトリックとしてはそこまで驚かされるものではなかった。子供による証言がキーとなっていたが、証言者の証言には信頼性に欠けていると感じた。 今回は今までの4作品に比べて、犀川先生と西之園さんの恋愛模様?も多く含まれていた。エイプリールフールということでとんでもない嘘を犀川先生についた西之園さんには、読んでいてかなり参ってしまった。だが、それだけ犀川先生が西之園さんを心配したということは、犀川先生にとって西之園さんはもうただの一研究室の学生ではないことが改めて再確認される形となったと感じる。いよいよ、シリーズも折り返しとなるが、犀川先生と西之園さんの関係性の変化にも注目である。

    21
    投稿日: 2024.02.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰におすすめされたかも全く覚えてないけど、これシリーズものなのね…。どおりで置いてけぼり感。 トリックも"思い違い"と"子供の発言"というなんとも曖昧なもの。 古い作品なせいかヒロインが好きになれない上に、ラブラブシーンゆえの分厚さにちょっぴりうんざり。

    0
    投稿日: 2024.02.07
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    S&Mシリーズ第5作目を読み終えました〜! 『封印再度』というWHO INSIDEのダブルミーミングになっていて、またなんておしゃれなタイトルなのでしょうか…!! ⁡ 今作は冒頭から出てくる香山家の家宝「天地の瓢」と「無我の匣」が最後の最後まで謎として読者にわかりやすく提示されていたので、その謎の答えが知りたくて、一気読みしてしまいました! ⁡ ネタバレになるので詳細は言えませんが、瓢の中に入っている絶対に取れることのない鍵をどのように取り出し、そして無我の匣をどのように開けるのか…ぜひ確かめて欲しいです…!! ⁡ そして上記の謎と同じくらい意味不明な倉での親子二代、50年の間をあけての不審死…これと家宝には何か関係があるのか?? もう読んでてワクワクしちゃいました!! ⁡ 事件の謎解き自体は結構シンプルだったなと少し肩透かしをくらったのと、ちょっと無理のある部分が多いかな〜と個人的には思いました…!!ただ伏線はきちんと張られていて、あぁあのシーンにはあんな意味が…!と後から思うところがあったので、これはこれでアリかと…!! ⁡ あと、S&Mシリーズといえば、犀川先生と西之園萌絵の恋模様も非常に気になるところですが、今回はめっちゃ進展してました!!途中ミステリーであることを忘れて、あれ?恋愛小説読んでたっけ??ってなるほどです笑 てか、作を重ねるごとに西之園萌絵の男の扱いが上手くなっていっているような気が…警察も研究室の先輩もみんな手のひらの上って感じでした笑 ⁡ これでS&Mシリーズも折り返し! 残り5作もゆっくり噛み締めながら読んでいきたいと思います!

    0
    投稿日: 2024.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    メインの謎解きがややアンフェア。アクロバティックな転換は鮮やかに決まればミステリの華だが、信頼できない証言者に関しての狡いどんでん返しはあまりいただけない。 箱と鍵についての謎は少年向け古典ミステリのようなケレン味があって気持ちよかった。

    0
    投稿日: 2024.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Audibleにて読了。 恋愛描写いらなかった。 ヒロインの西之園萌絵の言動が不快。 本筋の謎解きはあまり印象残っていない…。 坊やの発言はもともと意味深に強調されていた感あった。 記憶喪失はちょっと強引かな…。

    0
    投稿日: 2024.01.12
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    S&Mシリーズ5作目! 今作は今までとだいぶ趣が違うけど、 これはこれで楽しめるというか、むしろ大好き。 今までは理系ミステリという謳い文句どおり 新ジャンルミステリがまずトップ。 そのスパイスとして、 S&Mの繰り広げる知的な会話や世界観がある。 ところが今回は、ミステリはただのオマケで、 完全なるラブストーリー。 いや、ラブコメかもしれない。 そして今作のもう一つのポイントは女性陣の勢い。 県知事夫人の萌絵の叔母である佐々木睦子。 犀川助教授と同じ講座の助手である国枝桃子。 この二人が素敵すぎる。 今作で好きなのは、ずばり、 「西之園さん。ごちそうさま。」 国枝桃子のメール文。 これ、今作の読者全員が思っている気がする。

    13
    投稿日: 2023.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    トリックは新鮮に感じた。 マリモさんがショックで記憶喪失になって読者へのミスリードとなっていたのは推理ものとしてどうなのかと思ったが、そもそも自分はこのシリーズは推理小説として捉えていないので関係がなかった。(良い意味で) 今回の作品は、シリーズ5作品目ということでこれまでの作品とは異なり真面目に推理しようとすればするほど度ツボにはまっていくものだった。トリックなど最初からなく、全てが偶然の産物だったという内容だった。それは、決して読者をコケにしているのではない。 書き途中

    0
    投稿日: 2023.11.15
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    トリック自体は驚きもなく、すんなり受け入れられた。 メインストーリーよりも、犀川先生と西之園さんのやり取りに悶絶。犀川先生にも人の心があったのかと驚き。ニヤニヤが止まらない。

    2
    投稿日: 2023.11.01
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    S&Mシリーズ5作目。密室で謎の死を遂げた日本画家・香山林水と香山家に伝わる家宝が関わるミステリ。不謹慎ながらも「密室」の「ミステリ」に熱を上げる萌絵。萌絵に巻き込まれる犀川。このぐらいになると犀川もどこか仕方ないなという諦観に似たものを醸し出している。ただ、犀川は本人が思っている以上に俗物で、好奇心旺盛。人の感情はわからない。と口にしながら、概ね真実に近い答えに辿り着く。それは人に興味がなければできないんじゃないかと、個人的には思う。

    0
    投稿日: 2023.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヤキモチとも取れるような言葉や、慌てる意外な犀川先生がいて、ちょっと今までと違う… 進展?と思いながら読み進めて行ったら、全く想像してなかった犀川先生の言動(反応)が待っていて本当に驚いた。 もっと驚いたのは、それを萌絵も先生もそれ以降話題にさえしなかったという事。 二人ぴったりだわ。 事件の方は、私がいくら考えても解けないようなトリックがあり、利口な祐介くんの発言にも重要な意味があったとは思いもせず…素直に面白かった。 でも、死体を目の前にしてあの反応というのは、怖い。 何にしても完璧なものより少し崩れてる方が好きなんだけど、犀川先生の”七五三の日本の美”の説明で妙に納得してしまった。

    0
    投稿日: 2023.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「そうだね……、法隆寺の伽藍配置、それに漢字の森という字もだいたい、三つの木の大きさが七五三だね。東西南北という文字だって、左右対称を全部、微妙に崩している……。最初からまったく非対称というのでは駄目なんだ。対称にできるのに、わざとちょっと崩す。完璧になれるのに、一部だけかけている。その微小な破壊行為が、より完璧な美を造形するんだよ」 2023/4/6読了(再読) この作品を読んで、易融金属というものを初めて知った。

    0
    投稿日: 2023.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    S&Mシリーズ5作目。壺と箱の謎、過去と現在の事件の繋がり、それと同時に少しずつ変化して行く犀川先生と西之園君の関係性。分厚目の本だったが一気読みしてしまった。 トリックについても理系(?)要素が強い印象でそれをまたもや現場に赴きあっさり解決してしまう犀川先生が凄すぎる! 事件の結末的には後味が悪い内容だと思うが、犀川先生と西之園君を筆頭に登場人物のユニークなやり取りでバランスが取れていて読後感も悪くない。 とても面白い読書体験でした。

    0
    投稿日: 2023.08.22
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    S&Mシリーズ第5弾。 50年前に日本画家香山風采は息子である林水にとある壺と箱を残して密室の中で謎の死を遂げた。 その話を聞きつけた西之園萌絵は興味本位で調べていたところ、50年前に似たような密室で林水が消えその後近くの崖の下で死体で発見された。 密室と家宝の壺と箱の真相に迫ることができるのか。 今回は色々詰め込まれたストーリーでした。 本筋のストーリーに加えてサブストーリー付きのミステリーで、どちらかというとサブストーリーに騙された感満載です。 本筋のストーリーは、言葉のミスリーディングにしてやられたというか、言葉の認識の難しさを改めて感じました。 真相もまた科学的で思いつかないことだらけでしたが、犀川の簡単な説明(?笑)を読んでよく考えられてるな〜と感心しました。 サブストーリーは犀川と萌絵の2人の世界のお話で今後の展開が気になりますね。

    0
    投稿日: 2023.08.18
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    シリーズ5作目。事件自体謎の密室で面白いんやけど、犀川先生と萌絵ちゃんの関係の方も面白くてついワクワクしてしまう。怒る時の言い回し一緒でつい吹き出し、この2人好きやわと再認識した。で、匣の開け方解かれた時の衝撃!事件の解決より衝撃でびっくりした。

    1
    投稿日: 2023.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この巻はすごく覚えてましたね。二人のせいだけどね!犀川先生が「単純な思考」になってしまうという、それこそが、ね。昔読んだときみんなで盛り上がったなあ。でももし自分がされたら絶対許せないなとは思う。

    0
    投稿日: 2023.07.04
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    シリーズ5作目。題名の「封印再度」は英語だとwho inside(誰が中にいる?)となり2つの意味を成し、しかもちゃんと物語の内容に即している。こういった言葉遊びが本当に楽しい。 今回はミステリよりも登場人物の心理的描写が多かった。シリーズを通して読んでいる人やキャラクターが好きな人にとっては良いかもだけど、初めて読む人には分かりにくいかも。今回の話は化学の話が多く出てきていて昔やっていた分野で少し嬉しかった。

    1
    投稿日: 2023.07.01
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    シリーズ半ばにしてこれは犀川先生やられましたな。これから萌絵は幸せそうになれるんですよね? まぁ判然としないのでここから先も早く読み進めなくては! ミステリの部分はまぁ個人的にはおまけ的に思ってしまっています。

    4
    投稿日: 2023.06.09
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    たしか入院中にシリーズを一気読みした記憶があり、『F』は別格として一番好きな作品をあげるならこの作品でした。引き込まれるワクワク感があるのに、なぜか心穏やかで温かな気持ちで読み終えることができました。 こんな作品にまた出会いたいものです。

    7
    投稿日: 2023.06.08
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    ミステリーを読む時は、自分なりに犯人を予想しながら読みますが、今回は予想外の人物が犯人でした。殺人犯以外にも謎が盛りだくさん。とても読み応えがありました。 犀川先生と萌絵の関係もシリーズを読み進める度に展開されるので、こちらも目が離せません(^^)

    2
    投稿日: 2023.05.17
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    犀川先生と西之園君の関係に動きが!? と事件より、そっちの方が気になって仕方なかった。「もう、わたし怒ってるんですからね!」と言いたくなった笑

    4
    投稿日: 2023.05.11
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    満腹!読み応え!満足! なかなかの厚さでどっぷりと森ワールドに引き込まれた。 えーーーーなにそれ!えーーーーー!!!!! っていうトリックなんだけども、なんだろこの教授とモエのやりとりがサブストーリーとして読ませてくれるから、それはずるい!!! って言いたいような気持ちになりそうなのに。ならない。笑 そこが森博嗣のズルいとこだなぁ。 そっちはそっちで読ませるんだよなぁ。 そして、なんだろ付かず離れずのこの二人も同時に目が離せないし、いつのまにかこの二人に混じって謎解きを楽しむ心境にさせられてる!!!!! これが一番のトリックだよね。 もう、きがついたらわたしがハマってました。参りました。

    1
    投稿日: 2023.04.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    トリックとしては、できるかどうかはともかくかなり好きだった! 開かない箱と、その箱の鍵が中に入っているけど取り出せない壺。密室内で消えた凶器。金属と融点と圧力と、S&Mシリーズにしては科学の中でも物理的なトリックが多かった気がする。 萌絵ちゃんのエイプリルフールジョークには開いた口が塞がらなかった、いくらなんでもやばすぎるでしょ それででも速攻婚姻届を持ってくる犀川先生良きでした。はよ結婚しろ

    0
    投稿日: 2023.04.11
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    面白いのは間違いなく、もうミステリーより犀川先生と萌絵の恋愛模様の方が気になってます笑。'封印再度’名は体を表すと言う通りだと思います。どうやって鍵を取り出すのか考えながら読んでください

    0
    投稿日: 2023.03.12
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    とても面白かった。 事件もトリックも最後までわからなかった。 ただ前作、本作と長さに必然性が感じられなくなってしまった。無理に引き延ばしてるような、、、。それが残念。

    0
    投稿日: 2023.03.07
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    '23年3月7日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ作品、連続5作目。 3,4作目はイマイチ良く覚えてませんでしが…これは覚えてました。でも…以前は凄く好きな作品てしたが、改めて聴いて、ちょっと違和感がಥ⁠_⁠ಥ 二人の恋愛ドラマ?いや、しっかりミステリーなのですが(そこは充分面白いと思います)、なんかなぁ…僕が少し飽きてきてるだけ?それほど繰り返し読んではいないのですが(⁠ ⁠⚈̥̥̥̥̥́⁠⌢⁠⚈̥̥̥̥̥̀⁠) でも、シリーズ聴き出すと、止められない止まらない(⁠ᗒ⁠ᗩ⁠ᗕ⁠)

    11
    投稿日: 2023.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    書家の死。模写に捧げる人生。無我ということ。 壺と鍵と函。トリックというよりも科学。 萌絵の虚言。犀川の焦り。婚姻届。

    0
    投稿日: 2023.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    区役所よりもお偉いさんの叔母様に萌絵と犀川の結婚届を提出するシーンは、名家である西之園家のスケールの大きさを感じ、シュールな笑いを催す。萌絵が不治の病に罹っていることを犀川が知るシーンでは、読者も大きなショックを受けたが、実際にはそんなことなく、萌絵の復讐心から生まれた可愛いジョークで心底安堵した。

    0
    投稿日: 2023.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    萌絵と犀川の距離がぐっと縮まる本作。 途中の萌絵が引き起こす事件については、読みながら予想はついていたが、激怒する犀川には驚いた。Audibleで聴いていたこともあり、こんなにも感情的な犀川は珍しい。ここまで感情を揺さぶられたことで本当の自分の気持ちに気づいたのではないかな。すんごいクールな犀川だからこそ、恋愛面が疎すぎてギャップに心を掴まれる。国枝が結婚して少しずつ人間的になってきているのも見どころ。そして相変わらず萌絵のことは僕は好きになれない。笑 子ども視点の「いる」「いない」の話や、事件現場で犬が吠えたこと、密室ができた理由やまりもが入院することになった理由など、驚きの展開もたっぷり。 タイトルに関しては本当に秀逸で、いくつもの意味が全編を通じて込められている。 本シリーズに関しては珍しく、明確な悪意が存在しないのも印象的。 星は4に近い5つ。犯人の動機や密室のトリック(理屈ではわかるが同じ理論で密室なんていくらでも作れるのでは?)は事件自体の魅力は少し物足りない気も。また再読したらわかるのかな?

    3
    投稿日: 2023.01.25
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    言葉遊びが良いなと感じた巻。「瓢」と「匣」のパズルは、個人的にはそこまで好きではない。犀川先生が答えを言う際に前置きをしっかり入れている所が、萌絵ではなく読者に向けられた言葉なんだろうなと感じた。事件の方は、そうだねって感じで驚きはなかった。どうしても萌絵が好きになれず、この巻でもなんだかなーって感じ。ただただ諏訪野の心労だけが心配。だけど、佐々木睦子の二の句を言わせない感じは嫌いではない。まあ、実際にこんな人が身近にいたら絶対に近寄らないけどね。。。

    0
    投稿日: 2022.12.31
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    このシリーズはまだミステリーが中心で話が展開するものなのかなと思っていたら、萌絵と犀川先生の関係がグッと縮まっていてこの先も楽しみ。鍵の謎は読んでいてもさっぱり解けなかった。理科の勉強にもなる。笑

    1
    投稿日: 2022.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズとして評価の高い本作、子供の発言で大きく左右するけどそんな事あるのかなー、4歳、もっと騒がないのかな、、、 ちゃんと知らせてほしいよー。 こじつけがましい感否めず、、、。 2人の距離が変わったのはちょっと驚き。

    0
    投稿日: 2022.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第5弾 50年前の画家殺人事件と、その息子の殺人と孫の事故。どう繋がるのか。函の中の鍵の取り出し方は…謎は大きかったけど、謎解きはなんだか半端だったかなー。奥さんのキャラが見えなすぎてからの犀川先生との会話が違和感。こんなに秘密にされていて、でも事件は解決ですって言われて、自分は果たして納得できるかしらって思ってしまった。関係ないMばかりが知りたがって、知るべき人は知らなくていいって思うものかしら… 事件と関係ないところで、嘘が大き過ぎ。警察も、先生も甘過ぎ。あれやめて、もっとコンパクトにすればいいのに

    0
    投稿日: 2022.10.08
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    S&Mシリーズ第5作品。日本画家・香山風采と息子の香山林水は家宝の「天地の瓢」「無我の壺」を残し、密室で謎の死を遂げる。取り出せない壺の中の鍵と開けれない匣、消えた凶器など多くの謎が残された一連の事件に犀川と西之園萌絵が挑む物語。 今回のお話は犀川と萌絵の関係進展がメインなのかなという感じがしましたが、その中でも壺と匣のトリックは見事でした。 毎回タイトルの秀逸さには感動させられていますが、今作は密室の謎、壺と匣、事件の真相と複数の意味で掛け合わせられていて特に素晴らしかったです。

    1
    投稿日: 2022.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は本当ではなかったけど 生きている人は必ずいつか死ぬ そのいつかは誰もいつかはわからないのだけど 必ずいつかは。 その生きている間に何ができるのか 何をしてあげられるのか だけではなくて 何をしたいのか どうありたいかを考えて 自分の行動を選んで行動している自分 自分の中にこれだけ 論理だけでは形に出来ず説明しきれない思いがある 自分が自分でなかった時間 でもその時間も自分の時間 誰かに言われる時に 言い訳したくなるのだけど その言い訳をしている時も自分がここにいる どのようにやったのかは物語を貫いている謎は解けるけど 謎として示されない 謎が 心地よい

    0
    投稿日: 2022.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    20220722 10年前に読んだ時から、タイトル一番好きかも。 で、同じように犯人ミスリードされてしまった。 本作は今までで一番Mが乙女感でてて、普通の人っぽかったのは気になる。 あとSとMが割と一緒にいなくて、いつもの会話劇が物足りん感はあり! 前回読んだときは順番バラバラだったから経時変化あんまわからなかったのと、自分も若かったのもあるのか? 人生の岐路に立つときの決断、みたいなところでSの思い切りはよかったが、ネタバレ後の狼狽えは、らしいっちゃらしいけど、少しモヤモヤ。 壺と空かずの箱のパズルと、蔵の密室殺人の話。 繰り返された密室殺人を新旧考えようという点と、SM関係が進むというか凡庸になった回。 シリーズの中で本作の立ち位置はどやったか再考せねば。

    0
    投稿日: 2022.07.23
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    封印再度、Who inside、誰が中に? タイトル通りの謎も「天地の瓢」と「無我の匣」の謎もさる事ながら、今回は萌絵にしてやられました。 めっちゃ心配したし。 犀川先生の動揺も怒りも、そりゃそうだ。 肩たたき券的なもので許しをこう萌絵も可愛い。 ところで、例の公的な書類はどうなったんですかね、叔母さん。。。

    0
    投稿日: 2022.07.02
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    壺の中の鍵。開かない匣。死体。森作品はひとつひとつ趣向が違く引き出しの多さに驚かされる。萌絵と犀川教授の関係も発展していき・・・。シリーズを全部読むまで楽しみ。

    0
    投稿日: 2022.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怒涛の読書が止まらず、 こちらも結構前に読み終わっていて、 読了直後の感想が思い出せない…苦笑 50年以上伝わる、壺と箱。 壺の中には鍵が入っているが、そのままでは取り出せない。 その鍵で開けられる箱。 その家宝を所持している香山林水が死体で発見される。 彼がいたはずの蔵には鍵がかかっていた。 S&Mシリーズ第5弾。 今作は、事件よりも犀川先生と萌絵の関係がぐっと進展します。 やり方は…邪道ですね。苦笑 でも犀川先生が人間らしく見えて、良かったです。笑 謎解きは…こんな結末もあるのかあ、という感じでした。 業とか情とか、何とも言えない結末です。 面白いので、読み切るまでやめられない!

    2
    投稿日: 2022.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いや今回もすごいなぁ。毎度の事ながらトリックは全く推理しないわたしですが、萌絵ちゃんと犀川先生の恋模様はすごく気になる(笑)まさかーーー!

    0
    投稿日: 2022.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    封印再度 WHO INSIDE この作品もタイトルが先に考えられた作品なんだと思う S&Mシリーズ4冊目で、これまでとは違う雰囲気 なかなか人が殺されなかったり、言葉遊びがトリックだったり、壺と匣の謎はこのシリーズなのでそういう種明かしだろうとは想像してたけど、分かってみるとちょっとズルい 萌絵の追加設定は驚いたけど、それはないだろう。。。なかった

    2
    投稿日: 2022.02.01
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    S&Mシリーズ4作目、久々のセツコさん登場。 今回は先生と萌絵の仲もなんか急に接近してびっくりした。え、予兆あった?なんかいつも突然ふたりの距離が縮まるからびっくりする。 壺と鍵箱のトリックは感心した。その方法で凶器も隠せるというのも。ただ、その他の密室やら犯人やらが…うーん、個人的に子供の言い間違いだとか、本人の記憶喪失だとかをもってくるのはフェアじゃない気がする。 マリモの事故直前の描写はミスリードなんだろうけど、ずるいと思うんだけどなあ。

    2
    投稿日: 2022.01.16
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    ほんと、変な奴ばっか。被害者も、その孫も、信じられない人間だった。腑に落ちなさがすごい。 ミステリ小説読むと、恋愛要素いらない、って思うんだけど、このシリーズの変な人間同士の恋愛(?)は笑っちゃうな。

    0
    投稿日: 2021.12.12
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    タイトルのダブルミーニングが刺さりました。 ただ、自殺理由が自分にはどうしても理解というか想像することができませんでした。

    1
    投稿日: 2021.10.12
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    「論理的で感情的 科学的なパズルを解き、最後は死の価値観を考えさせられる」 ・主人公犀川と萌絵の変わった恋愛進展 ・シリーズものだがこれから読んでも多分面白い ・長編560ページでもどんどん読んでしまう展開

    0
    投稿日: 2021.10.10
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    学生時代に読んでからの再読。懐かしい。 この独特の雰囲気好きだった。タイトルも洒落ててよく覚えてた。 ただ事件の真相がミステリにしてはあっさりめな? 子供の証言で「もういないよ」の表現は少し怖かった。。そこがしっくり来ず。。

    3
    投稿日: 2021.10.02
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    天地の壺と無我の匣… 興味深い絡繰だと思います✨ この謎から始まった今回の話ですが、犀川・西之園の活躍ぶりは勿論、二人の関係?にも進展があり、次作を楽しみにさせてくれる一冊かと思います♫ 犀川創平がさらに好きになります。

    0
    投稿日: 2021.10.02
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     N大工学部の犀川助教授と学生西之園萌絵のコンビが事件の謎を解く森博嗣のS&Mシリーズの5作目。古い和風の邸宅で、代々「箱」と「鍵の入った壺」が継承されている。壺を壊さずに鍵を取り出し、箱を開けることが出来るのか、箱を開けた時何が起こるのか、好奇心旺盛な萌絵が謎を探っているうちに事件が起こる。  今回の事件は偶然が重なり、単純なものが複雑になった。犀川先生も単純で洗練された生き方を望んでいるようで、萌絵との関わりでどんどん複雑になっていく。それを嬉しく思っているような気がする。

    1
    投稿日: 2021.08.06
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    50年前、日本画家・香山風采は息子に家宝を残して、密室の中で謎の死を遂げる。不思議な言い伝えのある家宝の謎を解けぬまま、新たな事件が起こる。N大助教授・犀川創平とお嬢様学生・西之園萌絵が家宝と事件の謎に迫ります。 S&Mシリーズの第5作。

    0
    投稿日: 2021.06.23
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    1997年作品 まず、ミステリー面から、なぜ自殺しなければいけないのかと言うところが一番の謎。トリックは考えられる範疇ではあったが、昭和以前、大正?明治?にそのような技術が日本に伝わっていたのか?これまた不思議。西欧ならわかるが、壺と金属の箱の組み合わせが和洋折衷で不思議。 私がこのシリーズが好きなところはミステリー部分ではなく、犀川先生と萌絵の物語であり、普通、人の死を知ることにより、人間は一気に大人になるものだが、萌絵は 逆に子供のままである。犀川先生は恩師の娘に対する深い愛情が、萌絵の叔父、叔母にもわかり、2人を結ばせたいところだが、萌絵の幼い行動が叔父、叔母が困り果てて、犀川先生を困らせてはいけないと思い、気をもんでいるのであろう。 萌絵が子供なのはある種のトラウマなのだろうかと思ってしまうと・・・。 最後はハッピーエンドにならないのかな?

    3
    投稿日: 2021.03.19
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    もうこのシリーズも半分か〜 萌絵にしてやられたなぁ。途中で読むのやめようかと思った。ここまでくるとミステリーとしてはもちろんキャラクター同士の関係性を追うのも楽しい。関係性を追うという楽しみ方では、この作品はかなり面白いと思う。

    3
    投稿日: 2021.03.10
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    壺から鍵を取り出すというパズル問題から、その家で過去に起こった事件に興味を持った萌絵。 その直後に事件の再来のような謎の死があり、ますます事件に首を突っ込んでいくことに。 今回の事件も理系なトリックではあったけれども、何だか文系と言うか哲学的だった。 犀川先生と萌絵の関係も大きく前進、かな? ただ、この展開はちょっと好きになれない部分もあったり。

    15
    投稿日: 2021.03.07
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    タイトルの意味の深さに驚く。 よくもまあこんなもの思いつくものです。 それにしても犀川先生はよく怒らないなぁ。

    1
    投稿日: 2021.02.24
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    森博嗣『封印再度 WHO INSIDE』(講談社、2000年)  課題のために読んだ。タイトルが、鍵のトリックのことだけでなく、二人の死の謎とその解明のことも表しているというところが秀逸。「封印再度」と「WHO INSIDE」は、音の類似性という共通点があるだけで本来指す意味は全く異なっているのに、この本を読み終えたら、この二つが繋がっているということに気づいて二度美味しい。ただの言葉遊びではない…。私はミステリーもので真相をすべて解き明かすことが正しいと思わない派なので、謎が謎のまま終わる(犀川と萌絵は分かっていたけれど)、というラストまで含めて好みだったし、「知らないままの方が綺麗」と言う言葉も含めて楽しめた作品。ドラマをやっていた頃に読んだ『すべてがFになる』はあの頃の私には少し難解だったけれど、今読んでみたら感じ方が違うかも。中の文章はもちろん、タイトル、章タイトルも美しくて、森博嗣さんはセンスの塊だな…と思った。こういう文章が私は書きたいし、喋りたい。好きな文章を記録しておく。 「おそらく、それは、フルーツパフェの、背の高いグラスの一番底に溜まっているシロップみたいに、とんでもなく甘い単純さで、そして、きっと、萌絵と犀川の人格の根底にあるものだろう。ウエハースみたいな飾りもののプライド、缶詰のフルーツのような見せかけの態度、絞り出した生クリームの駆け引き、そういったものをすべて排除したときに残る本質が、一番深いところに、透き通るような綺麗な原色で、存在している。それが、犀川と自分の共通点だ、と萌絵は思った。」(p420-421)

    3
    投稿日: 2021.01.04
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    S&Mシリーズ第5作目。凄くいい、すべてがFになる、と同じぐらい、いやそれ以上に好き。 今までの作品と違って抽象的な、且つロマンチックな言い回しが増えたように思うけど、何より、先生が人間らしかった点が最高だ。萌絵に騙されてあたふたと取り乱して、急いで帰るもそれは嘘で、本気で腹を立てて、、 本作は事件に対して筋道を立て、検証し、あくまで論理的に紐解いていくことを主軸としている。そこに先生と萌絵の論理的じゃない、感情が表に出たやりとりを挟むことで、事件も彼らのやりとりもどちらも際立たせている。 それに加えて香山夫人と香山林水のやりとり。これは鳥肌が立った。残り幾ばくもない終わりに近い人生の先で僕自身、欠けることを選べるだろうか。あと40年後に再度読み直してみたい本。

    3
    投稿日: 2020.08.25
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    今回は西之園さんにまんまとやられました。 もしかしたら事件の解決編よりも印象に残っているかもしれません…笑 犀川先生も人間なんだなぁと思った今回の作品でした!

    4
    投稿日: 2020.08.20
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    初読 2013.08.03 再読。このシリーズでは正直一番好きで、傑作だと思う。ただそれは私好みの話、という理由も存分にある。フー・インサイドの命題と、鍵と箱の謎に好奇心を唆られ、わくわくし通し。夜の大学でパズルの実験をする場面が一番ロマンチックに感じた。 犀川先生と萌絵ちゃんの関係も温められ膨張した気圧のよう。一枚の紙切れで逡巡する彼らがなんだかこそばゆくて可笑しくて、のぼせてしまいそう。 2020.07.20

    4
    投稿日: 2020.07.20
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    これもほとんどなにも覚えてなかった! 唯一、鍵の取り出し方だけぼんやりと、くらい。 しかしこの巻、犀川先生と萌絵ちゃんの関係性の変化が、読んでてとんでもなく楽しいな…事件と関係ない2人の掛け合いもめちゃくちゃ面白い。あっという間の再読5冊目!

    1
    投稿日: 2020.05.20
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    S&Mシリーズ第5弾。 香雪楼と呼ばれる邸宅にある蔵の中で、50年前に起きた仏画師の自殺。その場に残されていた鍵箱と壺。その中にあり取り出せない鍵。そして、50年を経て起こる不可思議な事件。密室の謎と取り出せない鍵の謎を犀川と萌絵は解くことができるのか・・・・・・。 何といってもタイトルが秀逸!「封印再度」と「Who Inside」言葉遊びのようでどちらも謎を上手く表している。 密室、壺と鍵の謎、自殺か他殺か・・・・・・。事件にかかわる仕掛けはまあ、こんなもんかな~って感じだけど、この作品の面白さは、やはり犀川の心の動き。 萌絵が仕掛けたエイプリルフールのいたずらに思いのほか戸惑い、自分の心の深層へと分け入る犀川。萌絵への思い、萌絵の存在の重さ、そもそも生きるとは・・・・・・と悩み、自ら問いかける犀川。 その葛藤があったからこそ、ラストで香山フミと対峙したとき、彼女の思いに論理を超えて同調する。 「正しいことに潔くなれないときってのがあるんだね・・・・・・。正しいって、何かな。僕は今晩それを見たんだ。」 そしてその夜を「記念すべき夜」と呼ぶ犀川がとても人間味あふれて素敵! 佐々木睦子叔母が預かった婚姻届の行方と共に、今後の二人の行方にもますます目が離せない。

    2
    投稿日: 2020.04.04
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    再読。香山祐介の証言の意味するところと壺と鍵箱に関する事あたりは覚えていたが細部はすっかり忘れていた。昔読んだ時は香山フミの言葉と香山林水の目指した境地は言葉だけでしか受け止められなかったが今読み返してみるとなんとなくだがわかるような気もする。これが成長なのかただ単に歳をとったが故のものなのかはわからないけれど。

    1
    投稿日: 2020.01.17
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    今回の作品はゴリゴリの理系っぽさがなく、どちらかというと登場人物の振る舞いを楽しむ作品かなぁ。動機にしても、主要キャストの関係性など、ドラマの部分が重要なのではないかな。

    4
    投稿日: 2019.12.04
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    191117*読了 取り出せない鍵が入った壺、天地の瓢と開かない箱である無我の匣、代々伝わるこの二つの古道具の謎を調べるうちに、起こる殺人事件。しかも五十年前の事件と酷似している部分がある…。 密室の謎や死体が移動していたことなど、細部の謎は全く分からなかったけれど、この二つの事件は自殺なんじゃ…という考えは常にあって、ミステリーというと殺人事件と思い込みがちだけれど、自殺をミステリーにできるのもさすが森さん。 古道具の謎は化学でしかなく、さすが理系ミステリー。 なぜこんなものが作られたのか、代々受け継がれ二人が自殺してしまったのかはどうにも理解できないけれど、しきたりに囚われ、崇高であると信じ、死を選ぶこともあるのだなぁ。 でも、この巻の醍醐味はそこじゃない!萌のエイプリルフールが何よりもいい! ただの貧血で倒れて入院したのに、諏訪野さんを使って重い病と犀川先生に伝えさせた萌。それからの犀川先生の行動がもう…たまらん! クールな理系男子好きとしては、この犀川先生の動転っぷりがツボでした。 それでも、萌のことを愛している、みたいな気づきからの告白という展開ではなく、突然病室でキスをしたり、婚姻届を書いて持ってきたりするあたりが犀川先生らしくて好き。自分でも分からない衝動に突き動かされた感。かわいい…。 読んでいる最中は、嘘なんでしょ…?と思う気持ちが7割、もしかして本当?これってそんな悲しいシリーズなの?と思う気持ちが3割でした。嘘でよかった、本当に。 最終巻ではこの二人はどうなるのでしょうか?楽しみです!

    1
    投稿日: 2019.11.17
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    なんだかいろいろな面ですっごく楽しく読みました。まず犀川先生と萌絵の展開。私は最初諏訪野の独断かと思いました。でもそれで犀川先生のあんな行動が見れるなんて。届けを出すことになった叔母さんがまた素敵!香山家の因縁の歴史も読みごたえありました。鍵を鮮やかに解かれたのには唖然。犀川先生、というか工学部ってすごい。アレ、机上じゃなくて実際に作れるなら作ってほしいなあ。そして今回も読み終わってタイトルに唸りました。封印再度。Who inside。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    率直にいって、謎解きを言われたらなぁんだ…って解答なんだけど、全然わかりませんでしたf^_^;素直になるほどなぁ…です。 わたし個人としては、ミステリを読むというよりも、犀川先生と萌絵のラブストーリーのほうが楽しみだったりします☆ それから文系のわたしにはまったく縁のない理系の世界観も大好きです。 萌絵には厳しい意見も多いようですが、わたしは好きです☆若いころって似たような感じのこと、ありますよ、わたしはものすごい我慢しぃだったからないけどf^_^;萌絵ちゃんもっと攻めるんだ‼(笑)

    1
    投稿日: 2019.06.12
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    最初に示される箱の謎が、最後の最後で解き明かされる。非常にキレイなトリック。スッキリ。ラストシーンの国枝さんにニヤニヤしちゃう。

    2
    投稿日: 2018.12.29