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冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM
冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM
森博嗣/講談社
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総合評価

570件)
3.6
62
224
207
25
2
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    前作もそうでしたが犀川と萌絵のやり取りが好き。 あと、萌絵のおかげでS&Mシリーズ読んでいる時は丁寧な言葉遣いになりますわ♪ 今回は人間味溢れるミステリー。

    0
    投稿日: 2026.01.30
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    冒頭で既に事件から2週間が経過しており、西之園萌絵から届いたメールを見て犀川創平が事件を思い起こすところから物語が始まるのが新鮮で面白かった まるで数学の問題を解いているかのように真相を明かしていく犀川の思考と講義のように進められる説明が面白い 「何故役に立たなくちゃいけないのか」「役に立たないものの方が楽しいじゃないか」 この言葉が印象に残った 学生の時に読んでたら勉強ももっと楽しめたのかな

    5
    投稿日: 2026.01.25
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    シリーズ2作目も圧巻でした。仕組みは分かっても動機までは解ききれない感じが、なんかまた犀川先生らしくて良かった。

    4
    投稿日: 2026.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    天才という魑魅魍魎たちが跳梁跋扈していた前作と比べると、良くいえば地に足の着いた、悪く言えばスケールダウンした王道の本格ミステリでした。理系ミステリってどんな感じ?って人にもオススメしやすいし、自分もとても楽しめました。 まあ、あのフルフェイスの防護服の時点で入れ替わるんだろうなってのは想像つくし、市ノ瀬さんが教授の死体を見つけるパートは叙述的に若干アンフェアなきもしないではない。 でも登場人物たちの軽妙な掛け合いは好きだし(画数が違う…ってのは日常で使いたい)解決編が大学の講義みたいに進むところのテンポ感も良かった。

    7
    投稿日: 2026.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今作はロジック、トリック共に普通というかあまり頭に残らないタイプだった。 木熊たちの実験内容とかもう少し生かしたトリックが来ると思ったが、関係ない入れ替わりトリックで拍子抜け… 入れ替わりについては割と分かりやすく描写されていたので、前半部分で「もしや?」となる。 木熊と市ノ瀬が実は親子だったという真相も別になくてもいいかな。 何よりやはり萌絵が苦手すぎる… 『すべてはFになる』の時から無理だったので当然と言えば当然か。 1人勝手に研究室に侵入してうろつき回った挙句閉じ込められるの自業自得では?? 個人的に犀川と萌絵は恋愛関係にならないでほしい。 犀川は萌絵が子供の時から知ってるので、恋愛としてみてたら気持ち悪い… 恩師の娘だから特別にみててほしい。 この2人の関係性の進展に興味ないので次からは読むの悩む。

    1
    投稿日: 2025.12.23
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    大学の低温実験室で起こる殺人事件。夏に読めば心地良い冷気が漂うはずのページも初冬に読んだため氷点下の空気が骨に染みるようだった。前作のような華やかな頭脳戦という雰囲気ではないけれど、理詰めで真相を解き明かしていく感じがやっぱり好み。憎しみと愛情と憎しみ。動機が切ない。

    2
    投稿日: 2025.12.09
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    おもしろかったー! 最後の3章分に100ページしかないし、犀川先生も萌絵ちゃんもなかなか犯人を教えてくれないし、みんなアリバイがあったしでどうなるのかと思ったけどまさかそういうこととは。 理系人間の空気や思考を読めるのがとても楽しい作品でした。

    1
    投稿日: 2025.12.07
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    S&Mシリーズ2作目。シリーズといっても前作の『すべてがFになる』を読んでいなくても、理解できるのでおすすめです!相変わらず理系の専門用語が所々で散りばめられているので、分かりづらい部分もあるが、犀川先生と西之園萌絵の二人の掛け合いなども見どころの一つだと思う。特に今作は、犯人の動機に関するストーリーが面白く感じた。

    4
    投稿日: 2025.11.05
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    『S&Mシリーズ』第二弾です! 再読 audibleにて。 読んだのが前過ぎて今回も全く覚えていませんでした笑 まだ前作の方が所々に、覚えがあったくらい。 前作の動機が理解できないという人が多かったので、今回は理解できる動機を‥という事でこの作品書いたというレビューを見ましたが、確かに納得できる動機だった。 人を殺してはいけないけど、許せないという気持ちはわかる。 だけど普通はあんなに凝った殺人は考えないと思うけど。 衝撃度は『すべてがFになる』の方が上でしたが、読みやすさは今回の方が上かなぁ?

    21
    投稿日: 2025.10.23
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    「すべてがFになる」の動機が理解できない、という声があがったので、 動機を万人が理解できる作品にしようとした、 ということで、 結果、うーん、こういう人間ドラマ的な理由付けは森博嗣がいちばん苦手なことなんじゃないかな、ということで、 フーダニット、ハウダニットは割と容易に想定でき、 ワイダニットについては、こういうのは別の作家さんに任せておけばいいのにって思う。 で、ここまで言っておきながら作品として好き。 本人が面白いと思っているジョークは全く面白くないのも好き。 森博嗣の作品の魅力は、途中の会話だったり、登場人物の思考だったり、 その本筋と全く関係ないシーンにすごく興味深い考え方が示されたりするから。

    5
    投稿日: 2025.10.13
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    やはり前作が面白すぎたせいか、前作ほどは…という感じが否めません。 ただ、犀川の人間的なところが見えたのは安心しました。

    1
    投稿日: 2025.10.06
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    途中まではよかったけど、最後で失速したように感じます。「すべてがFになる」が凄すぎた故かもしれません。

    1
    投稿日: 2025.09.17
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    前作同様、理系ミステリィといった感じ。 前半は文系の自分はついていけるか不安になりながら読んでいたのに、気がつくとのめり込んでいるのが不思議なところ。真相を語る時の数式を解くような独特の語り口も好きです。 ミステリ要素も楽しめるけど、西之園さんと犀川さんの行く末も気になります。次も早めに読みたい。

    40
    投稿日: 2025.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    非現実的な前作と打って変わって現実的な作品でしたね。 インパクトは前作ほど無いにしても非常に論理的で解決パートは読んでいてスッキリしました。 ただトリックは衝撃的ではなかったかなぁ、と言う印象です。 実験室や防護服の時点で入れ替わりトリックが使われるのかな、教授や助手が別室な辺り疑わしいですし打ち上げの会場の発案者が教授な辺りも怪しい…と言う感じで序盤から大枠は予想できてしまいました。 結婚発表のような細かいところは「あぁ…なるほど…その伏線だったのか…」と予想できなかった点も多々あるのですが…。 ただ幾つも気になる点があったので前作ほどでは無いかなぁ、と言う印象です。 気になる点です。 ・物語の動きに必要とは言え研究室侵入の必要ある?叔父の権力的に捕まらないと思ってる?侵入せずに裏をかくなりして情報を入手して欲しかったです。 ・権限周りが詳しく無いので現実的だと言われれば納得なのですが、一介の院生が管理者になれるんですか…? ・防寒スーツの中から着た人の毛や繊維など何かしらの情報は得られないのでしょうか? ・萌絵にあまりバディ感を感じないです…寧ろ足を引っ張っているような… ・てっきり温度がトリックに関わるかと読む前は思っていたのですが、そんな事は無かったですね

    2
    投稿日: 2025.08.11
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    ◇冷たい密室と博士たち/森博嗣 (2025/07/19読了) S&Mシリーズ2作目(10作あるらしい) 本格ミステリ作品。 シリーズで主人公格の犀川は助教授、お嬢様の西之園萌絵は学部生の設定で(そもそもメインキャラだからだけど)夫々が若々しく描かれており、既に読んでいたGシリーズなどに時々出てくる彼らとのギャップが設けられているのが面白い。 1作目は謎めく真賀田四季博士周辺の関係者が沢山でしたが、今作では一切関係のないストーリーだったのが、展開としてはちょっと意外でした。次作も読み進めずには居られないので、そのあたりは楽しみにしておこう!

    1
    投稿日: 2025.07.19
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    ・理系の人の思考回路が変わってるなと思いつつも、何故かカッコ良さも感じる ・面白ければ無駄じゃない。面白くなかったら誰が研究なんてやるんだ? ・何故、役に立つ必要がある?役に立たないものの方が楽しいじゃないか。

    1
    投稿日: 2025.07.17
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    2作品目ですがこちらも面白かった。 本作もですが、読み進めていくとタバコ吸いたくなる作品でした。 自宅は禁煙なので葛藤しながら面白く読み終われました。

    1
    投稿日: 2025.07.15
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    2作目も楽しかったー! 限られた登場人物から殺人が何件か起り、残った人から犯人を推理するもハズレ。 そんなに甘く無いー! トリックはやり過ぎて無いのでリアリティもあり納得させられます。 何と言っても表紙が格好良いんですよねー!(推理外れて投げやり) 3作目を早めに買おうと思いますー!

    15
    投稿日: 2025.07.14
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    この作家さんはこれで二作目…、特にこの作品は、勧められてからずっと手元に。 やっと読みました。 難解なので苦手だったか…と今にして。 人気の姉弟コンビは、ちょっと気になるが…しばらくは読めそうもありません。

    37
    投稿日: 2025.07.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すべてがFになるの後だとインパクトがめちゃくちゃある感じではない 謎解きは人数を数えて合理的な説明を為す感じがよい shika

    1
    投稿日: 2025.07.04
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    大学の実験室で発生した密室殺人事件 大学助教と学生が事件の真相に迫る 純粋な(仕組まれた)密室ではなく、意図せず密室になってしまったことが原因で混迷する推理 然し偶然の密室が結果として犯行の解明に繋がるという面白い展開でした 登場人物も魅力的で面白かった

    8
    投稿日: 2025.06.23
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    今作も面白いが、登場人物の掘り下げが少なかったように感じた。起きている出来事を俯瞰しているような感じ。入り込めなかった。あえてそうしているだけなのかもしれないけども。 とにかく一作目が完成されすぎていた。

    1
    投稿日: 2025.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    だいたい役に立たないものの方が楽しいじゃ無いか 音楽だって芸術だって 最も役に立たないということが数学が1番人間的で純粋な学問である証拠です いいね

    0
    投稿日: 2025.06.22
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    旅行へ行くときに読もうと、別に何のこだわりもなく、Amazonで評価が高かった安い本を購入。ミステリー苦手なのよね、と思いつつ、恋愛ものも最近はダメになってきた。ハートフルなものも、お涙ちょうだいというとか、あ、泣かせにきてると思った瞬間に冷めてしまう・・・というわけで読むのはいつも実用書。でもねー、小説を読みたいのよ本当は、ということで。 密室殺人なので、その部屋とかの構造を文章で説明されるので、いちいち部屋の間取り図をパタパタ行ったり来たりしなければいけないので、案外読むのに時間がかかりつつ、かといってそこまで中だるみもなく、案外さくさくと読めた。 密室のトリックも、私はそこまでミステリーを読まないこともあり、誰が犯人か?トリックはどうなのか?ということも考えずに読んでいる(どうせ当たらないしと思っている。ただ、なんとなく怪しいなと思う人はいた。)。なので、最後の結末を読んでも、すごい!こんなこと考えつかない!なども感じず、あ、そうなんだー、という程度。別にがっかりしたとかではなく、あ、そうなんだ(納得)、それだけ。 ただ、犯人の動機が・・・・ちょっと。しかもその動機となった登場人物の知られざる関係とかがかなりこぎつけというか。それに最初の行方不明になった人のその理由も・・・。えー、そんな理由かぁ・・・という。もちろんそういう理由で殺人を起こす人もいるんだろうけどイマイチ納得ができなかった。やはり私はミステリーには向かないのかな。 今回何も考えずにこれを選んでしまったけど、どうやらもっと有名な、第一弾があるらしいので、こちらも中古でポチリ。こちらを読んでみてから、この著者の作品を読み続けるか決めようかなと思う。結構止まることなくさらさらと小説が読めたことは私にとっては結構まれなことなので。

    0
    投稿日: 2025.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    蓋を開けてみれば意外とシンプル…だけど、もちろん自力ではたどり着けなくて、最後に全てが一気に繋がっていくのが良かった。とても緻密で好き。理知的な人間が多いだけに、隠された人間関係と殺人にいたった感情の激しさが際立っていた。

    0
    投稿日: 2025.06.15
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    シリーズ一作目は随分と読み難い…と時間が掛かりましたがこちら二作目はテンポが早くてつらつらと読み進められました。萌絵と先生がちょーーーっとだけ近付いたような…そんな距離感もうひひと読んでいて楽しかったです。三作目も楽しみ!

    11
    投稿日: 2025.05.27
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     複雑そうに見える謎を丁寧に紐解いていくと明かされる真相は、意外なほどシンプルなものだった。だけど心理面には歪なものが残って、さらに強い魅力となる。……ということで、犀川助教授と教え子の西之園萌絵のコンビの活躍を描くシリーズ二作目は、犀川の学生時代からの同級生が在籍する出来たばかりの研究施設で起こった殺人事件の顛末を描いた作品になっています。まさか導入のちょっとしたエピソードが、密室事件の真相とこんな形で絡み合うなんて。 「なぜ学問をするのか」に対する明解すぎる明解な答えになんだかとても元気付けられる作品でもあります。

    0
    投稿日: 2025.05.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    また犀川先生と萌絵の絡みが見られて良かった。練られたミステリーだったけど、すべFみたいに二人がずっと現場にいるわけじゃないから臨場感はあんまり感じない。p218の萌絵のセリフ、すごい..自分だったら絶対に言いくるめられて黙ってしまう。

    0
    投稿日: 2025.04.17
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    「責任と責任感の違いが分かるかい?」 「押しつけられたものか、そうでないかの違いだ」 そうか。そうなのか。 そんな、作品。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 s&mシリーズの2作目。 極地研での実験を見学させてもらう事になった犀川と萌絵。実験が終わり、楽しく飲み会をし何事もなく終わるかと思ったが死体が見つかってしまうという話。 物語が事件後から始まり、萌絵達がその事件の事を考えている所から始まり、回想形式で事件を追っていくような構成。 みんな理系の人間という事もあり事件が起こったあとも落ち着いていたような印象。 萌絵が殺されそうになった所はめちゃくちゃドキドキした。ナイフで刺される夢を見たのもあって本当に死んだかと思った。無事で良かった。 事件の計画が緻密で恨みを晴らすために考えに考え抜いたんだろうなって思った。最後の実の父である木熊の遺体を処理する所は本当に辛かっただろうなと思った。木熊は娘の為とはいえあそこまで冷静になれるのはすごいと思う。殺人に至るまでの動機が読んでて辛かった。ただ珠子さんはあまり関係ないからかなり不憫。 犀川と萌絵の関係も進展が見れて良い。萌絵が犀川に対してほっぺにキスをしたり、先生には私がいると言ったり積極的でドキドキした。 あとは犀川が犯人に対して口外はしないから犯行に至った理由を教えてくれってメールしたのが犀川っぽいなって思った。犯人がどうなるかはどうでもよくて、純粋に事件の真相が知りたいというのがぽい。 次の話を早く読みたい。 面白かった。

    0
    投稿日: 2025.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    動機や仕掛けが開示されてから一通り事件同日のシーンを読み返して、矛盾がなくほとんどの事実がここに揃ってるのがすごいなあと思いました。 「学問なんて虚しい……」と語った市ノ瀬さんの真意を勝手に想像してしまう。なぜ虚しいんだろうか。学問の虚しさを知ることが学問の第一歩、の意味がわかるようなわからないような。 満点をとってもとっても先も果てもなくて、今ある満点は次の瞬間には満点ではなくなるかもしれない可能性、もしくは次の"満点"を探す性がそうなのかな。 『外部から傷つけられるようなものではない』かぁ。うーん……。 「数学はなんの役に立つのかって聞かれたらなんて答えますか?」に対する「なんで役に立たなきゃいけないのかって聞き返す」のくだりが一番印象的だった。(p399) 役に立たないもののほうが楽しい。たしかに娯楽って(もちろん後々役に立つことはあるけど)役に立つとか意味があるからとかそれが目的じゃなくて、楽しいからしてるなって思った。 「数学は純粋な学問」ってフェルマーの最終定理でも見た気がする。理の学問の道を行く人たちの共通認識なのかな。

    2
    投稿日: 2025.02.28
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    s&mシリーズ2冊目。理系ならではの文章表現が印象的で、初回で全部把握するのは無理だな、気長に付き合っていこうと思う。何周かして、どっぶり浸かりたい魅力はある。 解説の方が気になった。ミステリ小説は読者に優しい小説という話。謎は与えられてて答えもしっかり用意してある。まったく知恵を働かせなくても中身を楽しめる…俺はコレに当てはまる。もっと本を読みたいと感じた。

    1
    投稿日: 2025.02.26
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    読んでるうちに読み返さな分からんくなるレベルの複雑さ、流石やし、これを求めて森博嗣を読んでる、って感じ。オチはどんでん返し来そうで来やんかった感があった。(もちろんひっくり返されはした) 人間関係の複雑さが描かれた作品。納得の結末。

    0
    投稿日: 2025.01.07
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    前作よりはストレートなミステリだったけど、同様に読者に能動的に考えさせるスタイルは変わってなくて読んでてすごい面白かった! 頭いい人のの狂気ってこんなにも恐ろしいのかって感じた

    0
    投稿日: 2025.01.03
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    著者、森博嗣さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 森 博嗣(もり ひろし、1957年〈昭和32年〉12月7日 - )は、日本の工学者・小説家・随筆家・同人作家。工学博士(名古屋大学・論文博士・1990年)。元名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻助教授。 ---引用終了 で、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 同僚の誘いで低温度実験室を訪ねた犀川助教授とお嬢様学生の西之園萌絵。だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で、男女二名の大学院生が死体となって発見された。被害者は、そして犯人は、どうやって中に入ったのか!?人気の師弟コンビが事件を推理し真相に迫るが…。究極の森ミステリィ第2弾。 ---引用終了

    36
    投稿日: 2024.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    正直に言えば前作のほうがインパクトが強く、見劣りすると感じてしまった。ただ絶対的な評価としては言うまでもなく、500ページ近くのボリュームを間延びせずに展開する構成力に圧倒されました。 極地研の構造を理解するのが難しく、というか読み終わった今でも完全にはわかってない、のでどうしてもからくりの解明後も「まぁそんな感じか」程度の感想で終わってしまうのも前作との差を感じる理由なのでしょうか。 ある意味読者への挑発というか挑戦ともとれるのでしょうか、悔しいですね。 逆に言うと次作の笑わない数学者では図が用意されており、 像の消えるトリックについてはそれだけでも予想がついてしまいます。 わがままな読者ですみません。

    1
    投稿日: 2024.11.13
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    S&Mシリーズ第二弾! 前作がめちゃめちゃハマったから期待大!と思って、読み始めた。 内容は、実験室等での密室殺人だったが前作とは違い、専門用語はあまり多くなく、とても読みやすかったように感じた。(わからなくても読み進められた) 自分的には、前半の犀川や西之園の掛け合いや、助走部分が少し長く感じてしまった。もちろんシリーズだからその辺が大事なのはわかっているが。。 後半の真相に近づいていくところは、今までの仮説や証拠からどんどん真相に近づいていく感覚が気持ちいい。(多少、仮説が乱立していて読みにくいところはあったけど。。) 第三弾も期待…!

    4
    投稿日: 2024.10.29
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    場所とかたくさん出てくるのを頭で整理するのが大変だったけどでも、読んでよかったなぁ 推理小説はあまり好きじゃないけどこのシリーズの2作目にしてもう、最後の犯人わかるとこまでの前座を味わいに味わって最後に犯人がわかるところがもう最高 やっぱり推理小説は最高かも 他の人の感想で犯人は冷たいってあったけど自分は逆のように感じたなぁ、愛ゆえに、いやそれすら超えた何か故に起きた事件のような、だから読んでて最後の方はちょっとくるものがあったなぁ 冷たい密室にしたのは自分は愛の暖かさをイメージに一票!違うだろうなぁ

    0
    投稿日: 2024.10.26
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    「だいたい、役に立たないものの方が楽しいじゃないか。音楽だって、芸術だって、何の役にも立たない。最も役に立たないということが、数学が一番人間的で純粋な学問である証拠です。人間だけが役に立たないことを考えるんですからね。」 数学ってなんの役に立つの?と聞かれたらこう答えます。 このセリフ以外はそこまで覚えてない。。 やっぱりFになるか笑わない数学者か私的詩的ジャックがおすすめ

    1
    投稿日: 2024.08.24
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    1作目が奇想天外な面白さだっただけに、今回は意外にこじんまりとまとまった感が有ったなぁー。 天才×天才×お嬢様の理解不能な思考や、めちゃくちゃな展開が1作目の魅力だったのに対して、今作は天才+天才+お嬢様くらいの 私の思考にもギリ収まる内容だったわ。 それはそれで人間臭さを感じて良かった。 1作目が突き抜けてたからなぁ。 密室?のトリックもの納得の収まり方で安心感が!笑。 桃子様推しの私には今後の桃子様から目が離せないわ!笑。

    0
    投稿日: 2024.08.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    S&Mシリーズ二作目 今回も理系用語がたくさん出てきて調べながら読了 序盤はちょっと時間かかったけど面白かった 次作も積んでおこう! ■密室 突拍子もないトリックも面白いけどさすが理系。理詰めで一つずつ可能性を消していき残ったものが真実という解き方が気持ちよかった。 まぁ宇宙服出てきた時点でそうなるよね(笑) 同じトリックを別の人間が二重で行うことで無理なく複雑になっていたところが個人的には良かった ■理系用語 理系のくせにわからない言葉が多く調べながら読了。情けなし… 名古屋大学助教授の作家ってすごすぎるでしょ 引き続きこのシリーズは定期的に読んでいきたい

    12
    投稿日: 2024.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初の導入が長すぎて断念しました。。。 「すべてがFになる」は面白くて一気に読みましたが、こちらは途中からページが先に進まず……。 聞いた話によると、この作品は「すべてがFになる」より先に書かれていたらしい? それを聞いていたからなのか、犀川先生の回想(初めての殺人事件に立ち会った時)部分に違和感を感じました。 元々出来上がっていた文章に後から文章を入れこみました、というような。 自分には合わなかったようです。 四季先生に会いたいので、四季シリーズから読んでみようかな……。

    1
    投稿日: 2024.08.07
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    大学で研究してる人って恋愛には興味無さそうなイメージだけど、意外とドロドロなのかな? 理系で美人の大学院生なんて、1人でも研究室にいたらめちゃくちゃギクシャクしそう、、、 それはさておき、さすが理系ミステリという感じだった。数1で習った逆、裏、対偶の問題を解く時みたいな頭の働かせ方で、物語が進んでいく。 部屋の位置関係が若干分かりにくいのはあるけど、なかなか面白かった。 ただ、すべてがFになるの時もそうだったけど、おっさんと学部生の恋愛が絡んでくるのがどうしても気持ち悪い。 恋愛の進み方も萌加のキャラ設定も、なんかラノベみたい

    1
    投稿日: 2024.07.29
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    S&Mシリーズ第2弾 冷たい密室と博士たち シリーズ1弾の「すべてがFになる」に匹敵する 奇妙さ度合いの色は違うが、もう大満足! 重厚感がいい そして、後味が決していいわけではないこの 感じも非常に心地よい展開でした 派手さは決してないですが 動機がなかなか重かったのと まさかの絆は流石に1ミリも気づけなかったです そして、この想う気持ちがこんなかたちに昇華してしまうとは。。。 最後の雨中での表情とか 勝手に悲しさ怒り寂しさ信念が入り混じってる表情を想像して 怖いのだが、応援したくなるような気持ちになってしまいました 犀川も言っていた信じられないと。。(他人が計り知れないと)そして、彼らの業績が消えたわけでもない。という締めも、このニュアンスが凄く上手いなと感じました 敵でも味方でもなくいち研究者としての考えがまっすぐで着飾ってないところが魅力的に思えました 登場人物の想いと実行動、犀川(&萌絵)視点での感じ取り方、この言葉と表現のチョイスが私の感性と凄く相性がいいんだろうなと想いはじめてきました(※理解できるともニュアンスは違って、分かる1/3、わからない1/3、新しい気づき1/3 この塩梅が心地よいのかも) 途中から犀川先生は(長谷川博己+綾野剛)/2の ような脳内イメージに勝手に変換されておりw さらに楽しみになってきました 続いて第3弾へ 笑わない数学者

    26
    投稿日: 2024.07.20
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    Kindleで読んでいるとイマイチ部屋の位置関係がピンとこないまま読んでしまった。飲酒運転に対する考え方とか現代とやっぱ違うな〜とか思ってしまった。

    0
    投稿日: 2024.07.11
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    S&Mシリーズ第2弾読みました。 前作よりいっそう主人公2人の親密なコンビが表されており、シリーズを通してどうなるのか楽しみです。 密室での事件で犯人はどうやって中に入ったのか?明かされるトリックと真相には驚きました。

    0
    投稿日: 2024.07.08
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    面白くてあっという間に読み終わってしまった。 1作目よりも理系色は強くなった印象で半分は何言ってるのか分からなかったけど…。 犀川先生と萌絵の掛け合いも相変わらず面白くてテンポがよくていい関係だな〜。

    0
    投稿日: 2024.07.06
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    だいたい、役に立たないものの方が楽しいじゃないか。音楽だって、芸術だって、何の役にも立たない。最も役に立たないということが、数学が一番人間的で純粋な学問である証明です。人間だけが役に立たないことを考えるんですからね。 数学は嫌いだけど、犀川先生はなんかちょっと好き。 個人的に、すべてがFになるよりも読みやすくて良かった。でもあれが唯一の傑作であることがこっちを読んだことで身に染みて分かったような。 先生と西之園くんの結末が知りたいからこのままシリーズ完走を目指す。がんばる。

    1
    投稿日: 2024.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    非常に良い いかにもありそうな環境、ギリギリ居そうな人物たち、(常識的に)あり得ない警察 慎重にバランス調整が施された作者特有の世界はモチーフがより密接なことも相まって前作よりも確かな存在感がある 本作は謎解き関係なしに何度でも読める かなり現実に近い(しかしそれは地続きの現実ではない)質的空間を想像できるため依存性が高く おおげさに言うならここには一種の永遠がある 犀川のセリフ、思考も冴えている おそらく著者も普段から同じようなことを考えていたのだろう どうみても小説のために考えたような付け焼き刃的な発想ではない あと少しで作者自身のエッセイに突入しそうだ 今作は実用的であるという面ではドイルのホームズシリーズに匹敵していると思う トリックも飛び道具的な荒技だった前作より堅実なものになり、全体的に完成度は高い 確かに地味でFよりインパクトは無いが、地に足が付いたような質感がある 輪郭がぼやけたFの世界はパラレルの支流で実はこっちの方が本流なんじゃないかと思えてくる ブーメランのように飛び出し勢いを失って帰還するなど表現力も文章のキレも格段に向上している たしかに漫研には恥ずかしい響きがあるだとか、こういった男がステージで豹変するのだとか 弱毒性の笑えない乾いた微妙なジョークのセンスも秀逸で余裕が感じられる Fよりクオリティが高いのはどういう理由だろう メインキャラクターの掘り下げも順調に進みシリーズとしてもすでに安定軌道にのっているようだ 萌絵だけは初期の古典的なお嬢様キャラの残滓が残っているみたいで、さらにすっとぼけた部分を加味しているFと若干の違和感があった 傑出は建築学科出身の本領発揮らしい場所の設定である 凝り過ぎても単純すぎてもいない緻密に設計された実験施設は空間内までイメージし易く、簡潔で完璧に人物とシナリオを回す 見取り図も気が利いている 派手な作風より、こういった実直な作りの方が作者のポテンシャルをフルに使えるのではないだろうか 途中、主人公が違法な手段で打開する展開があるのだが、主人公側でこれをやれるのは逆に信頼できると確信した点だ 非常識に常識で対処不可能ならば、常識から外れるのは合理的である たぶん昨今の作家は批判をおそれてこういった展開は中々やらないのではないか? そしてあとがきで、変な謎かけを残したまま逃亡しないでほしい 作品書いた方ならともかくその作品の解説者が謎を残すなと言いたい 本格ミステリの伝統の論評はためになって良かったが 一部がブラックボックス化されていたFと違って本作品の要点はほとんど明かされていると思う

    0
    投稿日: 2024.04.10
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    S&Mシリーズ2作目! 1作目同様10数年振りの再読となりました。 1作目よりもさらに内容を完全に忘れていたので、こちらもだいぶ楽しめました。 こちらはミステリー要素が前作よりも強く感じられ、理系部分が少なめなので読みやすさは◎!理系ミス苦手組はこっちの方がオススメです。 天才のキャラとしては真賀田四季女史の方が好きなので、好みは前作の方でした。 今年は森先生3作目ですが、通して思ったのは、親族関係を利用した人間描写が好きなのかなと言うところ。

    0
    投稿日: 2024.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリー小説は苦手。 正直、特に謎解きには興味なし…。 そんな自分が思わず第二弾の本書を手に取り、あっという間に一気読み。最後までグイグイ読ませてしまう魅力がある。 やはり個性的なキャラクターが物語に引き込んでくる。犀川先生といい、萌絵といい、頭が切れる人の考えることは面白い。自分には考えが及ばないようなことを考えてくれるから、わくわくする。 とはいえ、第一弾もそうだけど、やはりトリック…というか設定がかなり強引と感じるのは自分だけだろうか。ラストで実はこうでした!と謎が明かされても、『いやいや、そんな偶然起こるかいな』とツッコミたくなってしまう。 それでもつい読みたくなってしまう、このS&Mワールド!なぜだろうか…

    0
    投稿日: 2024.03.27
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    1作目ほどの驚きはなかったけど面白かった とにかく理系ミステリという言葉が良く似合う作品 「役に立たないものの方が楽しいじゃないか」 すごく心に残った

    0
    投稿日: 2024.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Fに続き、シリーズ二作目をやっと。 Fが良過ぎて変に期待してしまうからガッカリしたらやだなぁとおそるおそる読み始めた、が要らぬ心配でした(笑) 私自身、天才でも無ければ理系でもないので十分な説明無しに次々と出てくる専門用語は深く考えず半ば諦めて読み飛ばしています(笑) それでも十分に楽しめる森ワールドに今回もどっぷり楽しませてもらいました。 ああ犯人はこの人かなぁ、、そうだったらやだなぁ、、、と思いながら読み進めたので少しでも怪しい表現があると、ほらやっぱり…。とその思い込みはどんどん強くなっていきました。 多分それも森博嗣の罠なんですよね、してやられました。(同じくはまった方が多いのを皆さんの感想を読んでも感じました!笑) 私がその場にいたらタイミングよく消えるなよ!!とツッコミたくなります(笑) 防護スーツのすり替わりもあり得るなと思ったけど読み戻って消去法をするよりも早く読みたいが勝ちました。笑 shikaが誰なのかもめちゃくちゃ考えました。鹿なので奈良出身いたっけな?とか、トナカイに似てるしサンタクロース?三多なんていないしなとか。ああドイツ留学か、、次作は全ての情報が更に怪しく見えてくるんだろうな、メモしてまとめながら読んだら分かるかなぁと思いつつも、次作も早く知りたい、犀川の頭の中を知りたいが勝つんだろうなと思ってます(笑) 今回は、途中まで謎解きに全然乗り気じゃない彼を深読みして騙されたし(同じ人沢山ですよね笑)、萌絵の単独侵入はハラハラしました! 後半にかけて盛り上がり、一気に読めて楽しかったです! 平成初期の作品だとは思えない森博嗣の天才感とコンパやフロッピーなどの懐かしワードでいい具合に思い出される90年代の感じの塩梅も好みです。 Fに続いて今作も、夏特有の匂いや長すぎる夏休みの気怠い空気感、夏の夜の何にもないけど何かありそうなワクワクざわめきを思い出すことが出来ました。それだけで私にとっては良書!!

    0
    投稿日: 2024.03.26
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    自分が所属している土木工学科が舞台ということで思い入れのある作品になった ただ、前作「すべてがFになる」と比べると少しインパクトに欠ける作品と言わざるを得ない しかし、前作が良すぎたので作品単体を見れば良い作品に感じる 今回も名言が随所に散らばっていたが自分的今作の名言は「学問の虚しさを知ることが、学問の第一歩です。テストで満点をとったとき、初めてわかる虚しさです。それが学問の始まりなんですよ」である。

    0
    投稿日: 2024.02.19
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    このシリーズはとにかく、題名とシンプルな表紙が好き。前作のthe理系ミステリーと異なり今回の方が王道ミステリー感が強く、後半から面白さもストーリーも一気に加速する。「数学は何の役に立つのか」と聞かれたらどう返すのかの問いに対する犀川先生の返しが最高。

    0
    投稿日: 2024.02.05
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    前作と打って変わって実に堅実な正統派ミステリ。 ミニマムな舞台で着実な犯行が行われる。 与えられた条件下で現実的に遂行できるトリックで非常にフェアだが、それだけにシリーズの持ち味であるケレン味がないのは少し寂しい。

    0
    投稿日: 2024.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

     S&Mシリーズの2作目。この作品も前作同様密室殺人がテーマの話であり、よく出来たトリックだった。ただ今回の密室は犯人が意図して完成させた密室殺人でないからこそ、解決が難しいものとなっていた点は新鮮で面白かった。犯人に関しては中盤くらいで消去法でほぼ察する事ができる。  本作は前作と違い、殺人の動機が重視されているように感じた。親子の絆があったしても、タマコまで殺してしまうのはどうなのかと思うが、それに関して犯人の口から説明がないのがこの作品の良さでもあると感じた。近頃の小説は、読者に1から10まで全部説明してしまう作品が多いが、作者が1つの答えを持っていたとしても、それをそのまま書かず、読者の想像に委ねる方が作品としての面白さが増すと個人的に感じているので、この作品の終わり方は好みの終わり方であった。  また、犀川と萌絵の関係が少しではあるが進展しようとしている点が良かった。この調子でいい関係になってほしい。

    5
    投稿日: 2024.01.15
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    シリーズものを読むこと自体が久しぶりで、第1作の衝撃の後、シリーズの第2作ってどんな雰囲気なんだろう…と読み始めたが、今作も引き込まれたし面白かった! 喜多も加わり、3人のやり取りや関係性も良かったし、犀川や萌絵がますます魅力的だった。 萌絵の探究心にハラハラしたし 犀川先生は頼もしかった…! 前作ほどのインパクトや凄味みたいなものはなかったが、内容的には前作よりも現実感があり、本当に面白かった。 次作も楽しみ

    8
    投稿日: 2024.01.09
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    S&Mシリーズ2作目。 今回読み返してみて思ったのが、 この作品の影響を無意識に受けていたんだ ということ。 人を待たせるのは人の時間を奪うこと、 問題を解くことより出すことの方が難しいこと、 この2点は特に今の私に根付いていて、 犀川先生の受け売りだったことを思い出して びっくり。 今作も前作同様、 知的な会話を繰り広げていて楽しい。 ただ、今作はいつものコンビS&Mだけでなく 犀川の友人の喜多が出てくる。 この犀川と喜多の会話もまた面白い。 萌絵のときは教師然といった、 どうしても上下の関係を感じさせるけれど、 犀川と喜多は対等で会話が軽い。 会話はかなり知的なのに少し少年っぽさすら感じる。 それが新鮮でより楽しめた。 印象的な台詞は 「最も役に立たないということが、 数学が一番人間的で純粋な学問である証拠です。」 の部分。 学生の頃、なんでこんな無駄なこと学ぶんだろうと 考えていた自分が、ちょっと救われた感じ。

    14
    投稿日: 2023.12.08
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    本書は全体が冷たくて寒い雰囲気のため、あまり好きな作品ではない。 ただ、タイトルの通りそういった印象を残すことには成功している作品である。

    0
    投稿日: 2023.12.02
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    読み直し。 面白かった。こちらは全く内容を覚えてなかったので新鮮に読めた。 犯人は全く分からなかった。密室の謎も。 新しく登場した、犀川先生の旧友喜多があやしい、と思ったんだけどな。 最も安全な案に絞っていく、か。 わたしの場合はトリックを暴くよりも、探偵などがどのようにトリックを暴いてき、犯人にたどり着くのかを楽しむので、それほど問題ではない。 犀川先生はほんとうに天才なのか、「分からないんですか?」では、刑事同様にちょっとイラッと感じて良いですね。

    1
    投稿日: 2023.11.28
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    建築学科助教授の主人公と女子学生のペアが巻き込まれる冷たい密室殺人事件。極地環境研究施設内で行われた二人の殺人。その犯人・トリックは、そして動機はどこにあるのか。理系人たちが謎に迫る。。。 まあ、読み終わってしまうとトリックも動機もこんなものか。というところだけれど、コロンブスの卵の故事のとおり、種明かしされれば当たり前に思えるのは、真っ当なミステリの宿命か。 "理系ミステリー"の嚆矢とのことだが、個人的にはそれほど盛り上がりは感じなかった。トリックは古典的なものだし、そもそも論理的思考が無ければ謎解き物は成立しないのだから、そこに理系も文系もないと思うんだけど。

    0
    投稿日: 2023.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作から期間を空けて読了。 いくつか推理小説を読んできたが、森氏のこのシリーズは群を抜いて脳を使わされるという印象。一字一句に何か重要そうな事柄が隠してありそうという期待感と、シンプルに文字で表現するには難解な情景描写は読み手の能力が試されると感じる。ちなみに私は半分くらい振り落とされた。 内容は割とシンプル。 密室で起きた2件(あるいは3件)の殺人事件の謎を解くというもの。ただ、前作に比べるとトリックも動機も比較的おとなしめで突飛な感じはせず。 作中の「責任と責任感」の違いという問いかけが地味に好き。

    5
    投稿日: 2023.11.08
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    ロジックと感情のバランスが心地いい。 情報と動機の開示されていく手順が私にとってはとても気持ちの良いものだった。必要な情報をきちんと読者に渡してくれるミステリは好き。

    1
    投稿日: 2023.11.02
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    前作「F」の真賀田四季という人物があまりに人間離れしていたので少し身構えていましたが、今作は非常に人間味が溢れた人物が犯人であり、心情も理解しやすく少しビックリしました。とはいえ、肩透かしだったかというとそのようなことはなく、論理的に組み立てられたトリックが明かされる流れは非常に魅力的であり、大満足の一冊です。 また、前作でも感じましたが、登場人物が非常に魅力的で素晴らしいですね。特に今回から登場した喜多先生は、犀川先生とは真逆の性格でありながら気のおけない友人であり、同レベルの高度なやりとりができる人物として、とても好きなキャラクターです。(途中まで犯人かも知れないと思っていたので、気が気じゃありませんでしたが…)おそらくシリーズのキーパーソンの一人だと思うので、今後の活躍が楽しみです。

    11
    投稿日: 2023.10.30
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    すべてがFになるほどの衝撃はなかったが、面白かった!割とわかりやすくまとまっていて、本格ミステリーの要素が満載だったが、それが森博嗣ぽくないと感じた。

    4
    投稿日: 2023.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    S&Mシリーズ第2弾で『すべてがFになる』の1年後を描いた作品。低温度実験室を訪れた犀川と萌絵が衆人環視かつ密室状態の殺人事件に巻き込まれる。 評価点 トリック →前作と比べると大きな疑問点はなく納得感のあるものだった。あと一歩で完全犯罪だったトリックが想定外の事象によってほころびを見せ、奇妙な空間を作り出していた部分が特に気に入っている。前作は死体発見時のインパクトが大きく不気味さのピークだったが、今作はトリック自体に(犀川の解説も込みで)不気味さが演出されており後半にかけて盛り上がっていった。また、一見無駄に思えた萌絵と喜多のガバガバ推理パートだったが、その推理から着想を得て犀川が一本のきれいなストーリーを紡いでいく構成も何気に好きだった。 セリフ回し →前作に続いてシリーズ最大の魅力。クイズ形式で簡潔に心理を突くのが面白い。 「責任と責任感の違いがわかるかい?」「数学が何の役に立つのか、ときいてきたらどう答えられますか?」「内緒と沈黙は、どこが違う?」に対する回答が非常に魅力的だった。 疑問点 終盤の展開 →萌絵が夜中の研究室に侵入したり、犀川が犯人に対してメールを出したりこの2人にしてはアグレッシブな行動が目立った気がする。萌絵も犀川も殺されてもおかしくない場面になったので読んでいるときの心情としては緊張感があり盛り上がった場所であったのは確かなのだが、振り返ってみるとちょっとした違和感かもしれない。 犀川と萌絵のコンビがより好きになった作品となった。今後も2人の動向に注目したい。

    2
    投稿日: 2023.10.04
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    S&Mシリーズ2作目。 前作の「すべてがFになる」と比べるとインパクトに欠けるものの、王道のミステリィを楽しめた。 犀川と萌絵のユーモアのある会話劇は今回も健在。ずっと会話シーン読んでいたい

    10
    投稿日: 2023.08.29
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    すべてがFになる、を読んで数年、シリーズだということを教えてもらい続編に手を出しました。前作の衝撃を覚えてたので、今作の密室にも不謹慎ながらワクワクした。犀川先生と萌絵のやり取りが洒落てて好きやし、先生の考え方も好き。役に立たないものって楽しいよね

    1
    投稿日: 2023.07.09
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    前作の『全てがFになる』を読んでからすっかり森博嗣さんのファンになり、2作目のこの作品も読んでしまった。 ボリュームもトリックも動機もスッキリする終わり方だった印象。前作が色々衝撃的過ぎたので、今作は王道のミステリだった。しかしながら途中でなんとなく犯人が読めてしまったのが残念です。。次も楽しみ!

    0
    投稿日: 2023.06.21
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    すべてがFになる、に続き第二弾となる本作ですが、大学構内で殺人事件が起こるという王道ミステリー設定でした。前作ほどの衝撃はありませんでしたが、登場する理系人間たちの日常がより垣間見え、安心して読むことができました。 理系出身でない、あるいは身近にいないという人に方には、登場人物のセリフや態度に違和感を覚えるかもしれません。

    0
    投稿日: 2023.05.25
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    感想 白亜の塔。天才たちがウロウロしている大学への憧れ。中心となる謎の解決もあくまで添え物。これは爪弾き者たちが自らの翼を伸ばす物語。

    0
    投稿日: 2023.05.08
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    すべてがFになるよりは短く終わるため、森博嗣の本をんだことがないという方におすすめ。 そのあとに絶対すべてがFになるを読んで欲しい

    1
    投稿日: 2023.05.01
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    前作の『すべてがFになる』が面白かったので購入。 全作より難しい理系要素が減ったからか、純粋に推理ものとして楽しめました。 注意深く表現を拾いながら、ありえそうな動機とストーリーを想像していくと、最終章で答え合わせができそうでした。 このシリーズを読んでるとタバコを吸えば頭が冴えるかもと思えてくる。

    0
    投稿日: 2023.04.24
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    N大学工学部の低温度実験室で起きた不可思議な殺人事件。衆人環視の完全密室のなかに、殺人者はどうやって侵入し、また、どうやって脱出したのか? 理系だけど、「F」よりはまだ私の常識で考えられる内容でした。(「F」も大好きですけど。) トリックは一部は想像できたけれど、すごくよくできていて、さすが舞台が工学部だと思いました。 萌絵ちゃんは大胆で怖いもの知らずですね。せめて行動前に犀川先生に相談して! あと、助教授へのメールに「萌絵でーす」は辞めた方がいいと思いましたw ラストはとても切なかったです。 あのような……(;;)

    0
    投稿日: 2023.04.03
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    『すべてがFになる』の完成度が高すぎて、続編もその勢いのままにと期待していた部分もあった。ミステリーとしては完璧だった。密室トリックは複雑で頭の中で整理するのが少々大変だった。登場人物もちょっと多めで混乱した。 変わらず1990年代後半に書かれた作品とは思えないほどに色褪せてなくて、近未来的な設定だった。そこが面白いと思う。

    5
    投稿日: 2023.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    未読 すべてがFになるが面白すぎて、期待しすぎた感。 それとも今はミステリーの気分じゃないのかも… いつか再チャレンジしたい。

    0
    投稿日: 2023.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ”防寒スーツも鍵になりそう…” ”娘がいるんじゃない?” なーんて事を読みながら思っても、それ以上は考えず(推理せず)、犀川先生がどのようにどこに辿り着くのかが早く知りたくて読み進める方を優先してしまう。 ここ数年で、見ていたものは見せられていたものだったと実感した。 全てを疑問を持って見るように変わらなきゃと思っていて、そういう意味でも、明らかになる犯人や動機より犀川先生がそこに辿り着くまでのプロセスを読むのを楽しんでいる。 結婚願望がありそうなのには驚いたけど、狼狽える犀川先生は面白い。 そういう顔を引き出せるのは萌絵だけかもしれない。 これからの二人も楽しみ。 里帰りで第6弾まで購入してきたけど、面白くて一気に読んでしまいそう…少しペースを落とさなくては。

    2
    投稿日: 2023.03.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「すべてがFになる」に続いて森博嗣さんの2作品目。 今回の作品も事件→推理→解決までの流れがわかりやすく書かれていて、終盤に差し掛かるとこんな解決方法がわからない事件が解決するんだよなっとワクワクしながら一気に読んでしまいました。 ネタバレ注意ですが、僕は犯人が学生と守衛or事務の方あたりのタッグじゃないかなと思っていたので、まさかの人たちになるほどねっとなりました。 大学院時代に研究所生活をしていたので建物の雰囲気(あの無機質で人間味のない環境)等がちょっと懐かしく感じたのも個人的には良かったポイントです。

    0
    投稿日: 2023.03.04
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    '23年3月1日、Amazon audibleで聴き終えました。S&Mシリーズ(と言うんでしたっけ?)、二作目。 本作も、過去に何度か読んでますが…毎回、楽しめます。「F」と同様、大好きな作品です。 audibleでは初体験でしたが…より、楽しめた感じです。audibleも、自分の好みにバシッとハマると、良いものですね。感謝! このシリーズ、全作品、聴いてしまいそう(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠)

    10
    投稿日: 2023.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    S&Mシリーズ2巻。久々の読み直し。ところどころを覚えていたので、逆に細かい描写とかに目がいって、ある意味でミステリを味わい尽くした感じ。犀川先生かっこいいよねぇ。たぶんイメージ図はかっこよくないはずなんだけど。そして犀川先生お若いんですね…いや私が年を取ったんだけど。

    1
    投稿日: 2023.02.24
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    シリーズ2作目。前作とは違って、こちらは王道ミステリという感じ。でもやっぱり難しくて何度も戻って読み返したりして頭をひねりながら読みました。結末は哀しい物語だったな、、けど萌絵と犀川先生の関係に少しだけ進展があったような気がして、やっぱり萌絵の言動にキュンとした〜

    2
    投稿日: 2023.02.11
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    S&M シリーズ第二弾、極寒の実験室の中の密室事件。 「すべてはFになる」のようなインパクトはないものの、最後まで楽しめた。 作中に出てくる「裏の裏は表」という言葉がとても印象的でなるほどと思わされました。

    0
    投稿日: 2023.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すべてがFになるを読んでから、積んでいるオメガ城の惨劇にたどり着くために始めた森博嗣作品の旅。 前作のレベルを期待しちゃだめだと思って読んだけど普通に面白かった。割と王道。科学の話は多かったけどトリックにはそんなに反映されていなかったかな。 2作めを読んで思うのは、S&Mシリーズは理系の集いなので特に動機がわからない。全員が無機質過ぎて、読み勧めても「この人はやりそう!」みたいな人はいない。 なんというか考え方クソなんだけどこのシリーズは一番頭いい人が大体犯人じゃないかと思ってしまう自分。。次作もたのしみー

    2
    投稿日: 2023.01.18
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    面白かった。 前作と比べて犯人像が突飛ではなかった所が自分としては良かったかな。 前作より先に書かれたとのことなので、4作目までは読んでみないと、、、。

    0
    投稿日: 2023.01.14
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    例えば『すべてがFになる』を読んだ人へ 今度の事件も密室。そんな密室トリックよく思いつくな〜と常々尊敬しております。 犀川先生の同僚のいる低音実験室へ訪れる二人に襲うのは、低音実験室で殺された二人の大学院生。 ある意味では不完全な密室?ただいろんな条件があり、密室を作るには謎が多い。 理系チックな、条件整理と論理構築がおもしろいです。 逆に言うと、数学の証明問題が大嫌いな人にとっては結構難しいかも? 私はどちらかと言うと数学はなんとかできたレベルの人間なので、こういう証明問題はワクワクしちゃいますね。 犀川先生の推理のスマートさ、条件を一つずつ潰していく感じはほんと爽快です。 おもしろすぎて1日であっという間に読了。シリーズを通して読んでいきましょう。

    2
    投稿日: 2023.01.10
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    S&Mシリーズ第2弾。 大学の実験室で起きた密室殺人事件。 犯人もトリックも見抜けなかったが面白かったなぁ。 すべての謎が解けてひとつの真実にたどり着いたときの悲しみと充足感。 そして、犀川と萌絵のふたりのやり取りも見どころ。 所々、彼のさりげない台詞がカッコイイ。 言葉のセンスが洒落てるんだよね。 お互いに対する気持ちが見え隠れして少しくすぐったい。 ふたりの今後も気になるなぁ。

    26
    投稿日: 2023.01.07
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    Howdunitは犀川先生の解説で何とか理解できたけど、Whydunitは私には理解できなかった。前作とは違い、登場人物に一般人が多いから余計に。最後の「数学は何の役に立つのか?」の犀川先生の回答がとても好きだった。なるほどな、その通りだなと思う。

    1
    投稿日: 2022.12.04
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    結局第2巻を読んでしまった。犯人はすぐ分かった。もはや主人公2人がどう進展するのかというラブコメとして読んでる。

    2
    投稿日: 2022.10.30
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    スロースタートな物語だが、各人物の輪郭をより鮮明にさせ、複数の主観をリアルに投影させるには必要だった。特に犀川の聡明さが際立っていて、その人間性に一気に惹き込まれる。 トリック自体も巧妙で隙がなく、人為的なニュアンスを残しつつ生を消し去っている。

    0
    投稿日: 2022.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第2弾 大好き喜多先生の登場。大学の施設で起こる殺人。殺されたのは婚約中の大学院生2人。密室の謎解けなさ過ぎて、なんなら犀川先生の話聞いてもわからないくらい難しかった…。 しかし、本部長が姪に捜査資料見せるのはマズ過ぎ。犀川先生がそれをちゃんとマズイことがわかっていて良かった。連絡されると子供扱いといい、なのに特別扱いはされたい、それが当たり前というのがもう、子供。犯人の自殺に、娘への想いと、被害者たちの太々しさ。そんな男でもいいって本当に思ったのか。事件とは別の不思議がいっぱい。

    0
    投稿日: 2022.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『すべてがFになる』に続いて読了。今回は森博嗣に挑むべく、作中で犯人が明かされる前に自分で犯人を当てようと試みた。結果、論理的思考も動機の考察も足らず、当てることは叶わなかった。防寒スーツを使用した入れ替わり、木熊教授と市ノ瀬里佳の関係性については予測できたものの、動機・トリックと結び付けられず撃沈。「第11章:背理の手法」で犀川が示しているように、反抗が終わった時点から逆算して考えていけば、理論上はたどり着けない結論ではなかった。犯人判明までの間に、解き明かすための伏線はすべて張られていた。組み立てる材料はあったのだ。木熊教授、市ノ瀬、丹羽、服部、増田の関係性についても、材料はすべて出揃っていて、犀川はその暴力的な頭脳で組み上げてしまった。私の負けだ。 前作と変わらず、犀川と萌絵の掛け合いからはインテリジェンスからくる面白さを感じさせてくれた。これは森博嗣作品に共通する面白さなのだろう。また、「面白ければ良いんだ。~」からは、森博嗣の研究者としての主張が読み取れた。「必要は発明の母」ではなく、「発明は必要の母」なのだろう。 色々書いたが、最後に言いたいことはひとつ。丹羽はクズ。

    1
    投稿日: 2022.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文系の私には、前作のすべてはFになるよりもわかりやすくて好きでした( ◜︎◡︎◝︎ ) 前作は登場人物殆どが天才で思考が追いつかなかったけど、こちらは登場人物が普通の人々なので理解できる感じ。 犯人の動機もこちらの方が納得できたし、専門用語が少ないからか読みやすい。 shikaってハンドルネームが出てきた時、 市ノ瀬里佳⇨市佳⇨shikaか?!!?!とめちゃくちゃ頭が弱い推理をしてしまったけど 理由が全く違くてですよね!!!!くだらない事考えてすみませんでした( 'ω')( 'ω')( 'ω')!!!!!って思ったけど犯人だけは当たっててちょっと嬉しかった笑 シリーズの中でもこの話はそこまで面白くないとレビューしてる方が多いので残り8作にも期待です!!

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    投稿日: 2022.09.21
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    すっごく!とは言わないけど面白かった。 全てはfになる よりも少し普通に、一般人にもとっつきやすく読める感じ 私は理系の理詰めで物事を語る感じにほっとする人間なので、そういう意味ではパンチ弱いかなと思うけど、 一連の犀川先生シリーズの最初だということなので、 つかみはオッケ~です! フロッピーとかサーバーの細かい説明が出てきて 書かれたのが少し前の時代なのかな すじとは関係なく気になったのは 人がたくさん死にすぎ 酒のんで車運転しようとしすぎ 相変わらずタバコ吸いすぎ 昔はそんな時代だったもんね

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    投稿日: 2022.09.05
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    一作目とはなんか雰囲気違ったけど、とっても面白かった。意味のないジョークの面白さだったら、私にもわかった… こういうので笑いあえる関係、素敵。

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    投稿日: 2022.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    編集の判断でデビュー作とはならなかったけど この作品が作者によって作られた最初の作品。 何度も読んでいるのに何度も読みたくなる物語です。 トリックでおどろきたいからでもなく 犯人を知りたいからでもなく この世界に浸っていたいから なんでもない言葉やこの世界の雰囲気を感じたいから 何年ぶりに読みます。 意味がないジョークに、ふと連れていかれる感じ 事件が起きているのに 常に事件のことを考えているのではなく いつもの時間を過ごす中で少しだけ事件を考える時間 考え方の違いをどう描くのか 問題をなにと捉えるのか 気になることの中で何を考えていくか どういう考えなのか どういう思いなのか 狂気と正気の間の一分間

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    投稿日: 2022.08.12
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    「S&Mシリーズ」第2作。N大学工学部建築学科の犀川創平助教授とお嬢様学生の西之園萌絵は土木工学科の喜多北斗助教授の誘いで低温度実験室を有する極地環境研究センタを訪れる。その夜、密室の実験室で大学院生の男女の遺体が発見される。ミステリィ研(他に漫研と弓道部も)に所属する萌絵は密室と聞いて血が騒ぐのか持ち前の行動力を遺憾なく発揮する。犀川助教授との師弟コンビが再び謎に迫る。 後半は前半のスローテンポから一転、スリルと緊迫感が漂う。理系の頭脳で事件のロジックを遡り密室トリックを解き明かす。 ★★★★✩ 4.0

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    投稿日: 2022.07.30
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    前作はどこかSFチックに感じたが、今作はかなり現実に寄せてきたと感じた。 前作が苦手に感じた人へもおすすめできる。

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    投稿日: 2022.07.07
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    森博嗣の作品はミステリ版 動物のお医者さん っていうあとがきに、笑ってしまいました。 ホントだぁー!!!もうすごいよね、トリックにしても動機を明かすラストにしても、一つ一つ丁寧に紐解いていくクダリが、まさに!!!!!!! そして、理系人間を描かせたら森博嗣の横に並ぶものはいない!!!!と、言わせるほどの描写。笑笑 工学科の人間が、ホントにいるんだこう言う人ばっかり。でも、これを描こうとするととてもとても知識が追いつかないと。 それもそうだよなぁ。 今回も実験室での事件なんだが、そもそもその実験!なんの役に立つんだ!? と、思いつつ。北海道のカズワンの事件を彷彿とさせる実験。 すべてがFになる から全く手が出なかった森博嗣作品。ここに来て二作目を読ませてもらったけど。面白いんだけど、ホントに試験前は読みたくないほどに頭が小難しい言葉で埋められる一冊。 そこが。面白い!んだと思うけど、すんごい細かいパズル解いてるくらいにややこしい話に終始するので、ある程度退屈な日々じゃないと読み切れないわ。うん。

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    投稿日: 2022.06.19
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    犯行方法に人間関係と動機が加わり、 物語が肉付けされ、「被害者」は「変数」になり、 四捨五入できない感情が浮かび上がった。

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    投稿日: 2022.06.08