
総合評価
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powered by ブクログ既刊2巻。お妃が決まるにはあと最低2巻は必要では。 魔王が日本に来た、というファンタジー要素は小ネタ程度で中身は現実の日本、特に川口市とリンクした作品です。 魔王で高校生の真野は、同級生でお隣さんの女子高生藍野瑛美のお見立てで川口市に実際にあるショッピングセンターで"ユニクロ"とか"GU"といったお店の服を買って行きます。他にもZARAや無印良品などのブランドが出るし、魔界からの押し掛け自称許嫁のティア嬢は高級ブランドを身につけているし…ティアの腕時計、Harry Winston Avenue C Dual Timeですって!ちなみにこれは普段使い用とのこと。 この作品は現実世界とライトノベルのノリが重なったとてもユニークなものです。 さらに章末毎にファッションアドバイザーで本作品の監修者であるMBさんのファッションアドバイスが書かれていてるという特殊構造。2巻後書きでは作中のプロットを作ったあと、シーンにあったファッションコーディネートをMBさんが出してそれをまた作品に取り入れるという手間のかかった執筆をしていることを著者が明かしています。 お妃探しに日本に来たオタク魔王が見初めたのは藍野の友達の白石さん。魔王、藍野、白石さんの微妙なバランスがストーリーの柱で2巻ラストでこれからシリアス展開?というところまできました。 三人にティアを加えた決着を見届けたいです。 イラストはU35さん。話がファッションをテーマにしてるだけあって作中で出た服を来たキャラクターのイラストがたくさん出てきます。文章でのおしゃれ表現が視覚で最高の分かりやすさで描かれています。 普通のラノベよりイラスト多いし、手間がかかっていると思う。だけど全部神絵。特に1巻表紙、ダサファッションの男の子を引っ張る可愛くて溌剌とした女の子の絵がたまらなく購読欲をあげてくれました。 2巻259頁の絵切ない。この表情の先にみんなに幸せがあって欲しい。 でも自分はマリルダ推し(・ωく)
0投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ「魔王は服の着方がわからない」は日本に許嫁を探しに来た魔界の王が、服がダサダサなのでコーディネートを教えてもらいおしゃれになっていくラノベです。
0投稿日: 2017.10.23
