
総合評価
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powered by ブクログ2025.9.25読了 いよいよ最終巻まで辿り着いた。ここまで長い小説を読むのは『模倣犯』(宮部みゆき)や『銀河英雄伝説』(田中芳樹)以来約10年ぶりだ。 ラスボスに小物のワルが操られ、そして、大規模な破壊のあと平穏が訪れるという、キング小説を読んできたひとならおなじみのモチーフなのだが、最後まで物語のテンションが落ちずダレず、大満足の読後感だ。 itのすみかに向かうところから対決まで、子ども時代から27年後の現在までのアクションがシームレス(この小説のクライマックスを演出するに最高の手法だ)かつ交互に書かれ、緊張感を盛り上げる。 が、チュードの儀式。 おそらくこの箇所を読んだ全世界の読者が思ったであろう「このシーンいる???」 正直こんな異様なシーンがあるなんて想像だにしていなかった。(はみ出しグループが〇〇兄弟って、絆ってそういう意味ですかキングさん!)未見だが、さすがに映画版ではカットっすよね?(TVドラマ版には当然なかったと記憶している) そして、ビル・デンブロウ悪魔祓いのシルヴァー号激走シーン。崇高ささえ漂うほんとうに素晴らしいエンディング。 少年期にエディ(ああ、生き残ってほしかった)のために、友だちのために爆走した。今度は愛する妻のために自分自身のデリーの悪夢の幻影を追い払うためにシルヴァー号は唸りを上げる。 このラストで私はこの巻を五つ星にした。
0投稿日: 2025.09.25
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第4巻 ITとの死闘が凄まじかった。息もつかせぬ展開に圧倒された。 11歳の時の闘いと27年後の今の闘いが、一文で繋がり交互に描かれる構成が素晴らしい。緊迫感がより高まり、ぐいぐい読ませる。こんな描き方があるのか…やっぱキングって凄いわ。 太古の昔から闇の中に生きてきたIT。食べては寝て起きて食べては寝るというサイクルを27年ごとに繰り返していた。近年は子どもの恐怖心が好物で捕食しており、あらゆる物に化け人々を恐怖に陥れる。 それに立ち向かうビル達はみだしクラブの7人。仲間を失いながら、傷を負いながらも友達を思いやり挑んでいく。 自分や仲間を信じる勇気こそがITを滅ぼすチカラとなり、そして… 友情が紡ぎ出す青春物語。 デリーの町ごと全てが破壊されていく場面は、キャリーと同じく大迫力だ。 ちょっと残念だったのは、子ども時代にベヴァリーが他の6人の男の子と〇〇○する件。絆を強める為とは言え、その手段ではない方が美しかった気がする。 これだけの出来事がマイクの記憶からなくなっていく。固い絆で結ばれた友達の名前さえも忘れてしまう。おそらくビルやベヴァリー達もいずれはそうなのだろう。 このラストが私は好きだ。子どもの頃の記憶ってなくなっていくよなぁ。良い事も悪い事も。だから生きていけるんだよね。
22投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログ喪失なくして克服なし。ままならない日常に光った煌めきも、恐怖に呑まれそうになった痛みもいつかは忘れていく。絶対はないということ。ホラー・ジュブナイル・スーパーナチュラル大長編の根幹には、人の切ない性(さが)がある。Bravo!
1投稿日: 2025.09.12
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ここまでは面白かったが最終巻でよくわからなくなってしまった。SF的な展開だったか。 人物描写は素晴らしい。でも肝心のITという存在にあまり納得できなかった。何もかも操作できる存在が、素手の人間に負けるイメージがわかない。 それとベヴァリーが全員と性行為をする必要がないように思えた。いくら友だちとして全員好きとはいえ、11歳の少女に不自然な役割をさせているように思える。手のひらの血の絆だけでも十分ではないか。 これだけ死闘を繰り広げても、最後には何があったかも忘れて、仲間のことすら思い出せなくなるのがとても悲しかった。
1投稿日: 2025.07.25
powered by ブクログ正直四巻まで面白さがわかんなかった。ただただスティーブンキングの文章力に魅せられてページをめくっていただけだったが、四巻で全てを持っていかれた 大人になる恐怖、忘れてしまった子供時代、すべてがリンクしてまた忘れていく一連のサイクルがとても美しかった ベヴァリーのセックスの話はちょっと助長だと思ったけど、スーザンの回復やデリーの崩壊の部分はすごくよかった でも個人的にはあんまり怖くなかったかな、ホラーの帝王の文章を味わう小説だと思った
1投稿日: 2024.11.08
powered by ブクログいや、トムの扱いが… 「ハイヨォー、シルヴァー、それいけぇぇぇぇ」の原文なんだろう?映画で実際に言っているの確認したい 「イエス、イエス、イエス」か… 「カレハコブシデグイグイトハシラヲオシテユウレイガイルトイイハル」を検索してもあまりヒットしない、本当に吃音矯正の為の言葉なのか確認できなかった。 主人公のビル禿げてるみたいなんだけど映画だとどなってるんだろう? シルヴァーって自転車実在すんのかな? 他の描写でケッズだとか具体的なブランドのぎ記述あったからあるかもだけど。 それにしても、あっさりIT倒しちゃた。素手…って?
1投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログキングでしか得られないしつこい文体と、其れによる信頼で長編でも読まされてしまう。長くても文句出ないのは作家の腕だよな。
0投稿日: 2023.03.25
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2021.7.21 うーん。1-3巻までは好きだけど、最終巻は好きになれない。 トムが来た意味謎だし、ヘンリーは呆気なさすぎるし。スタンやエディの苗字すら忘れて、お互いの存在もすっかり忘れてしまうのが本当に無理。 唯一良かったのはベヴとベンがくっついたこと。 ITの面白さってホラー的な要素よりも、スタンドバイミーみたいな一夏の冒険、もう二度と戻れない子供時代の特別な体験を追体験出来ることに限るなあ
0投稿日: 2021.07.21
powered by ブクログ映画を観てからの読了。子供の頃に一作目の映画を観て、ピエロを怖くなるほどの、正統なホラー映画だったIt。読了したいま、これはホラーではなく、子供から大人への青春物語であると感じた。愛と勇気の物語。恐怖ではなく、感動の涙で本を綴じた。映画で終わらせず、本を読んで良かった。
3投稿日: 2020.07.27
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映画版を観た機会に久々に再読。 キングといえばホラーだけど、私が何よりも大好きなのはキングの青春小説なのです。川面で乱反射する日差しのきらめき、世界で一等速い自転車で間一髪ダンプをかわすときの全能感。そういったものを書かせたらキングの右に出る者はいないんじゃないかってくらい。 ラスト、「はみだしクラブ」の友情と、命を賭して戦った軌跡は、超自然の力によって彼らの記憶から消し去られてしまいます。子供時代は誰にとっても儚い。でもこの「はみだしクラブ」のそれは、記憶から消されたからこそ、当時の熱もそのままに彼らの中で息づいているんじゃないかな。そんな永遠の存在を信じたくなります。 エディがいいんですよねえ。親友で彼にとってのヒーローだったビルのピンチだからこそ、振り絞ることのできた弱虫の勇気。映画版はそこんところの描写が省かれていたのが不満。
0投稿日: 2020.02.27
powered by ブクログ読み終わった…読み終えたくないほど面白い内容だったし、何より「はみだしクラブ」(ルーザーズクラブ)のみんなと別れたくなかった。 今日映画の方も観に映画館へ行ったのだが、結末は映画のほうが爽やかなものだった。はみだしクラブのみんなの魅力は変わらないが。 イット。ただ怖いだけじゃなくて、少年少女だったころの楽しかった日々を思い出させ、ノスタルジックな気分にもさせてくれる。あの頃の友達はどこへ行ったのか。 私もこの本を読み終え、そのうちこの気持ちを忘れてまた日常に戻っていくのか。 そして私はまだ、イットへの恐怖、すなわち自分自身の恐怖へと向き合えていない気がする…
1投稿日: 2019.11.10
powered by ブクログふぅ〜、おもしろかったぁ〜。最終巻は一気読み。寝不足だけど映画公開に間に合ったので、明日のチケットGetだぜ!
0投稿日: 2018.12.25
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とうとう読み終えてしまったという感じです。 デリーの崩壊は凄まじかったですね。 亡くなった人々はデリーに生まれてしまったが故の、どうしようもない運命だったのかも? itを倒せた代償は、2人の犠牲者とデリーでの記憶という事が、すっごく切ないですね。 見ているこっちが寂しかったです。 それでも、全てが終わった後に、前向きなスタートを踏み出せて本当によかったと思います。 これではみだしクラブとはお別れになっちゃうのが本当に寂しい…!(笑)
1投稿日: 2018.09.04
powered by ブクログ二十七年前、一度七人はITと対決した、七人の友愛と勇気で結んだ“環”だった。そのときの“約束”にしたがって、彼らはいまここにいる。
0投稿日: 2018.06.18
powered by ブクログ想像力が武器になるなら、小説家を敵に回すのはまずいだろう。 想像力で生きてるような人間なのだから。 意味もなく人が死ぬ、それはこの街に生まれた以上仕方ないことなのか。 そしてそのセックスには意味があったの?つながりを強固にするため、ということなのかな。
0投稿日: 2018.03.23
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展開が雑なところ(ヘンリーがトムに乗り移るところとか)やあまり意味のない伏線もあったけど、とにかく全体的に楽しくて大満足。 地上の被害の様子がダイナミックですごかった。 子供編の最後のベヴァリーの提案にははじめぎょっとしたけど、個人的にはアリ。男に都合のいい女神キャラと見ることもできるけど、女性にとっても心地よい行為なわけだし、過剰に自己犠牲的なニュアンスもないので、あえてそう批判的に見なくてもいいかなと思う。 ITがクトゥルフ的な怪物だったり、最後の姿が蜘蛛だったり、卵を生んで繁殖しようとしていたり、ホラー方面はどっかで見た感じの演出が多くてちょっと笑えた。 エディが方向感覚良いのとか、リッチィがメンタル強いのとか、全員ポテンシャル高いし、頭良い。キャラ立てのためにわかりやすい欠点をつけないのがいい。 スタンが死んでるから、まだ他にも死ぬ奴は出るだろうと覚悟していたけど、思ったほどではなかった。マイクは助かったし、エディも終盤だったし。 最後忘れちゃうのは切ないし、別に忘れなきゃいけないストーリー上の必然性もないような気もするけど、寂しさとともに、記憶はなくても事実は変わらないとか、まだこれから人生が続く訳で、これからまた楽しいことや大切な思い出がまだまだたくさんできていくんだと前向きになれたりして、清々しさがある。
2投稿日: 2018.02.20
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巻末解説の人はべた褒めだった。。。 長かった。。。子ども時代と現代を交互に描くというのは凄いけれど、かえって混乱してしまった。。 子ども時代も、現代も 切り抜けるための方法が本人には強く「こうしなきゃいけない、こうすべき」とクリアに思いついたらしいが 自分的には「…何でその方法???!」とサッパリ分からず。。 それとも、その予想外の展開が魅力なのだろうか。。。?? 自分にはちょっと合わないのかな、という感想。 長かったし、名前だけの死者も多かったし、つらつらと読んでいたところ、まさかのメンバーの死には驚いたが。 危機一髪!!というのを文章で描くのは難しいのだろうか。。 映像の方が迫力ありそう。 他の方の感想にもあったが、ピエロのままではなく、正体がそっちか、というのも驚き、というより「何で??」という違和感が強かった。。
0投稿日: 2018.02.05
powered by ブクログもりだくさん、という感じ。解説を見ると、キングのある時点での集大成として他作品の要素が込められているようなので、それを知るとさらに重層的に読めるのでしょう。 読後はさみしいというか、切ないのだけれど、清々しいというのはつまりそういうことなのだ。振り返らないということ、死んで生まれるということは。 振り返ると、シルヴァーや、スタンの鳥や、エディの吸入器、そんな細かなものが印象的に話中に埋め込まれていので記憶に残っている。あと、チュードの儀式のところも好きです。 初キング作品でしたが、楽しめました。
0投稿日: 2018.01.14
powered by ブクログどっぷり浸かったデリーでの生活も終了。 はみだしクラブが事を成し得た後のように安堵、それを上回る寂寥感をがっつり噛み締めさせてくれるほどの大作。 (その後、忘却がやってくるので再読必至。) 解説の風間氏いうとこのキング第1期のファンなのでもう興奮しっぱなしの展開。お次は棚上げしているスタンドいくかなぁ。 映画版も設定を変えたところがまた文句なしに良く、今年ベストムービー。chapter2が楽しみでしょうがない。 ITという作品は本当に大満足、ありがたや。
1投稿日: 2017.12.31
powered by ブクログついに完結! 終盤のあの展開は映画でもドラマ版でも再現されなかった(できなかった)わけですが、さもありなん。どうしてこれを入れたのか、と疑問です。そこを除けば本当に面白く、読後感の満足度は非常に高かったです。
0投稿日: 2017.12.02
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読み終わった・・・。すべてが終ってしまった・・・。 全4巻という大長編に正直尻込みしていたのだが、手に取った瞬間から物語の世界に引き込まれてあっという間に読み終えてしまった。 かといって、いわゆる「さくさく読める」と言うのとはちょっと違う。やはり、キングの手によるグロテスクでおぞましいモンスターや惨劇の圧倒的な描写は、それでも一言一句読み飛ばすわけに行かない。どんなに目をそむけたくても、見届けなければいけないのだ。 少年時代のひと夏の冒険譚という意味では、解説でも指摘されているとおり「スタンド・バイ・ミー」だがそれだけではないのはご承知のとおり。デリーの町を恐怖で支配する――住民たちはそれとは気が付かずに――ITの驚くべき正体はとんでもないスケール感だし、子供たちが見るモンスターは吸血鬼や狼男、フランケンシュタインといった西洋お化け屋敷の常連揃い。そこに日本製のラドンのイメージまで呼び出されるからさながら古今東西の怪物見本市。 とにかく、キングワールドご堪能あれ!な一大叙事詩。キングファンなら、なるほど「読んでおくべき一本」と言えるでしょう。 あ、映画は「子供時代編」だけなのかしら?続編が作られるということは・・・?
0投稿日: 2017.09.20
powered by ブクログキングの初期の大作にして、傑作。 大学生の時に買った文庫本を25年ぶりに開いて、再読した。 架空の街デリーは昔からある周期で子供達が行方不明になったり、惨殺されてしまったりという痛ましい事件が起きる街だった。 その街で生まれ、今は街を離れてそれぞれの生活を送っていた6人の元少年と元少女に、今もその街に住む友人から連絡が来る。それは「IT(あいつ)」が復活したらしいから、あの時の約束通り戻って来てほしいという呼びかけだった。 しかし、あの時の、あのデリーで何が起きたのか、そこで自分は何をして、どんな約束をしたのか?その記憶は濃い霧がかかったように、定かには思い出せないが、それぞれが何かに憑かれたようにデリーに戻って来る。 「IT(あいつ)」ともう一度対峙するために。 当時この作品がアメリカで単発のテレビドラマとして放送されたもののビデオをレンタルビデオで借りて観て、面白かったので、すぐに原作の文庫本を買って一気に読んだのだ。 1冊が400ページ以上あり、4巻組みなので、読み出すと時間がかかる。それでもキングの筆は読者を一気に巻き込んで読み進めさせる。 細部は「えー、こんな話だったっけ?」と忘れてしまっているところも多かったが、一方で巨大な鳥の話の不気味さなどは、昔も、今も、読んでみると深く印象に残る。 今絶版になってしまっているのが残念な作品。
0投稿日: 2017.02.24
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な、長かった…。けど振り返れば1日1冊ペースで読み終わってたのね。 正直子供時代の抜け出すために云々は必要なシーンだったかなぁ?と疑問に思いつつ。 あと、幽霊の正体見たりじゃないですけれど、ピエロのままの方が怖かった気がします(笑。 図書館警察のアレの親戚なのかなぁと。 和製ホラーに慣れてると、あからさまにしない方が恐怖って持続する感じがですね…。 海外物は取り合えずゾンビとか出しとけば怖いやろ的なアバウトさが。これはゾンビじゃないけど。 ラストは一応、あっちもこっちもまとまりそうな雰囲気で良かったです。
0投稿日: 2017.01.04
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子供から大人になる。11歳のころに出来ていたことができなくなる。そして、忘却。 肉体的なものでもなく知識的なことでもない。精神的なこと、想像力。「不安と欲望」。世間の目の意識と世間の目を気にしないこと。 小学校あたりのことを思い出してしまったが、仲の良かった友達はいまなにをしているのか。知る手段はある。が、。 離れていく感覚。精神的に。小学校から中学校にかけて。仮初な感覚がロックンロールに通じる。 今度は居場所を提供する側になる。もう、あのような体験や感覚を共有できることは二度とないのだろう。時間的なリミットがある。ただ、これは子供の時には絶対にわからない。 これが悪いことではなく、当たり前だと思う。また、別の感覚をよいものと思えてくる。ただしそれは作っていかないといけない。 ただし、距離が近くないとだめなんだろうな。時間の共有。意図的に。 passing time, passing time。 離れ離れは距離だけじゃない。 Sweet time。 これも本当。どうしたものか。 ただただ、懐かしい。
0投稿日: 2016.05.28
powered by ブクログ3巻まではホラーという感じで楽しめだのだが、 最終対決はコレジャナイ感が強かった。 ”IT”はもっとおどろおどろしいものであってほしかった。
0投稿日: 2015.11.14
powered by ブクログ過去と現在の状況がより交錯しながら物語が進んでいく4巻。 その交錯加減が絶妙。 ともすれば読者が混乱するかもしれぬ演出だが、今読んでいるのが『過去』か『現在』なのかわかりやすく描いてくれる。 しかし全体的に超現実なホラーだったことにいささか驚いたのも事実。 長ーい作品でひと月半没頭して読んでたということもあって、先が知りたい、早く読み終わりたいという気持ちがあったにもかかわらず、読み終わったら妙に寂しい。
0投稿日: 2015.02.08
powered by ブクログ回想、そして現代ともにITとの最終対決に向かう4巻。 冗長には感じなかったものの、それでもやはりどこかで長すぎるだろう、という印象のあった『IT』でしたが、読み終えてみるとその長さがあったからラストの涙しそうな感覚が味わえたのかとも思えます。 モダンホラーの帝王と呼ばれるだけあって、ITの変身するさまざまなモンスターの描写にはかなりの迫力があり、それをただ子供たちが倒すという回想部分だけのストーリーでも、逆に大人がITを倒すという現代のパートだけのストーリーでも十分面白いとは思いました。ただそれだけではキングの代表作と呼ばれるまでの作品にはならなかったと思います。 この二つの時代での恐怖を乗り越える大人と子供の姿を描いたことはもちろんのこと、子ども時代の回想でしつこいくらいに描かれた遊びの様子、いじめっ子たちとの対決、はみ出しクラブの友情、新たな出会いや発見……そうしたものがあったからこそ再び集まった彼らの絆を読者である自分も信じることができたし、それがラストのさびしくも穏やかな終息につながっていったのだと思います。 序盤は早くITとはみ出しクラブの対決が読みたいと思っていたのですが、4巻の終わりごろにはまだはみ出しクラブといっしょにいたい、と思いながら読んでいました。個人的にはまたはみ出しクラブはITの件抜きでめぐり合えるものだと信じたいと思います。 1993年版このミステリーがすごい!海外部門4位
0投稿日: 2013.12.10
powered by ブクログ出たよ、キングのページ数稼ぎ。行間に意味のない文章をしこたま仕込んで、ページ数を稼いで、途中で退屈させられる。『キャリー』や『クリスティーン』の頃の文章の良さがなくなってしまった。
0投稿日: 2012.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
子どもらを使うというところが卑怯だぞ。まあ怖かったけど。しかし、なぜセックスが解決になるかがややこじつけぽい気がした。
0投稿日: 2012.03.23
powered by ブクログit(ピエロ)まじ怖い。 話はさすがスティーヴンキングといった感じ。 読んだことないひとは一読の価値あり。
0投稿日: 2011.09.22
powered by ブクログ初めは登場人物の名前に慣れなくてまごつき、“IT”(ピエロ)が夢に出てきてうなされながら読み進めて…そして最後は爽快に駆け抜けて読了しました。
0投稿日: 2011.07.30
powered by ブクログ27年ぶりにIT(それ)と対決するはみだしクラブの面々。仲間は欠け、子供時代に持っていた魔法を信じる心も失った彼らが、ITと戦うために支払った代償とは…。ラストの一文は、何度読んでも泣けます。
0投稿日: 2006.01.28
powered by ブクログ1959年、7人はITと闘った。 1985年、大人になった彼らは再びITと対峙する。少年時代に使えた力を、今も使えると信じて。 キング超大作の最終章。
0投稿日: 2004.10.02
