Reader Store
IT(1)
IT(1)
スティーヴン・キング、小尾芙佐/文藝春秋
作品詳細ページへ戻る

総合評価

52件)
3.9
14
15
11
4
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2025.8.27読了 全作品読破の野望など到底企ててはいないが、この大作を読まずしてはキングファンを名乗れますまい。 他のキング作と同時並行読みをしているため、少し時間はかかったが、まずは文庫4分冊の1冊目を読み終わった。 この巻では事件の発端と背景、人物紹介に紙数を費やし、過去(1958年)と現在(1985年)を交互に描く。本格的に物語が動き始めるのは2巻以降か。 今後読み進めるにあたり、自分用に主要登場人物をメモしておくことにする。(1巻目にでている情報に基づく) マイク・ハンロン  電話で招集かけるヤツ。 スタンリー・ユリス  ユダヤ人の会計士。脱落 リチャード・トージア  声帯模写が得意のラジオDJ。 ベン・ハンスコム  著名な建築家。少年時代は肥満児。 エディ・カスプブラク  喘息持ち。メンヘラ奥さんを振り切ってデリーへ旅立つ。 べヴァリー・ローガン  赤毛の女性。DV旦那の攻撃を返り討ち、デリーへ旅立つ。 ビル・デンブロウ  女優の奥さんがいる作家。少年期に弟をペニーワイズにやられる。 ペニーワイズ  27〜8年周期でデリーに現れ、主に子どもを餌食にしまくる(たまに大人もやられる)。ピエロを始め色んな怪物に姿を変える。 ちなみに自分は、TV版(1990年)は観ているが映画2部作は未見。 読破後に観てみよう。

    0
    投稿日: 2025.08.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近、はまっているスティーブン・キング。 どの作品も面白そうで、多作の中から選べる喜びを噛みしめながら、この夏は大作「IT」に挑んでみる事にした。 多くの子どもの命を奪う何者か(IT)が、27年周期でデリーの町に現れる。水に引き摺り込み身体を引き裂く。 27年て…。町を覆い尽くす悪って…何なんだ。 壮大な規模に想像もつかない。 弟を亡くした吃音のビル、太っていじめられているベン、喘息持ちのエディ、美しいが陰のあるベヴァリー、スタン、リッチィー、マイク。11歳の彼等は子ども社会において弱者の立場にある。吃音、肥満、いじめ、貧困、人種差別、家庭内暴力…。そして、共通するのは、デリーの町の闇に触れた経験を持つ事。 何があったのか、そしてこれから何が始まるのか、彼等の子ども時代、大人時代が交互に描れる。 不吉な前兆である序章の第一巻を読了。一人ひとりの人物像と恐怖体験が細やかに記されるので、ゆっくり進む。 次はどうなるのかな? とりあえずピエロが怖いという事は刷り込まれた。

    29
    投稿日: 2025.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    子どものみずみずしい感性が懐かしく感じられて良かった。友だちと新しいことを考えるときの楽しみや、秘密基地に集まるときのワクワク、親にすべてを話しているわけではなくて、子どもには子どもの世界がある。 そんな子どもたちが良い子にしていても関係なく、次々に餌食になっている事態は本物の恐怖をつれてくる。ピエロの正体はなんなのか、27年前に何があったのか、大人になった少年少女たちはこれからどうするのか……それを楽しみにしながらも今はまだ少年たちの冒険を読んでいたいなと思う。

    0
    投稿日: 2025.07.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第10回ビブリオバトル全国大会inいこま予選会で紹介された本です。ハイブリッド開催。 2024.12.28

    0
    投稿日: 2024.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    わたくし、今、46歳です。どオッサンです。初老と自称してよい気もする。アラフィフだし。人生の残りタイマーも着々とチャクチャクと減ってきております。 そんな人生の夕暮れ時、黄昏時、誰そ彼?な時刻に足を踏み入れようとしている俺だ。生きてるうちに、あと、どれほどの、名作と評されるものと、巡り合う事が出来るだろうか?という疑問が湧きました。 なので、スティーヴン・キングの小説を読もう!と思いました。なにが、というわけで、なんだろう?分からぬ。分からぬよ俺には。 でもとりあえずスティーヴン・キング。そらもうなにしろスティーヴン・キング。その名も高きスティーヴン・キング。名声は四海および斯界に轟く存在です。なんせもうスティーヴン・キングですからね。ホラーの帝王、或いはモダンホラーの帝王。現代アメリカ文学界を代表する、まさに屹立する巨人。 というかアレですね。俺、超、小説大好き男なのに、46歳になるまでスティーヴン・キング、手を付けてなかったんかい!という自己ツッコミができるものであります。実は全然知らないんですよスティーヴン・キング。ほとんど知らないんですよスティーヴン・キング。 その作品、一冊も読んでいない、わけではない。のですけどね。何冊かは読んだことあります。あと、スティーヴン・キング的小ネタ?みたいなものとして。 わたし、宮部みゆき、ウルトラ好きなんですよ。日本の小説家で多分一番好き。宮部さんの数々の作品を心から愛しております。その宮部さんが、スティーヴン・キング氏の作品を心から愛している、ということは、知っているのです。でも何故か、、、心から宮部作品を愛するわたくし、「宮部さんが大好きなスティーヴン・キング氏の作品をガッツリ読んでみるぜ!」とは、今まで、全くねえ、、、ならなかったんだよねえ、、、人生って不思議だよねえ、、、 わたくし、高見広春さんの小説「バトル・ロワイアル」、ウルトラ好きなんですよ。あれはもうねえ、大学時代に読んで、それはもう途轍もない「ガッツーン!!!」の衝撃を受けましたねえ。未だに僕の心の中の衝撃度ランキングでは、超トップクラスの存在です。で、そのバトロワ作者の高見さんが、これまたスティーヴン・キング氏が大好きだという事も知っている。作中の城岩中学が「キャッスル(城)ロック(岩)」のもじり、ということも知っている。 かように、ここまで色々若干のイロイロのニアミスがありながら!46歳になるまで、スティーヴン・キングの作品にガッツリと手を出すことのなかったこれまでのマイライフ!それはいったい、なんだったのか?ということを自省する事も有り。わたくし、数日前から、スティーヴン・キングの作品に、がっぷり四つで組みあおうと決心したわけですね! そして、泣く子も黙るであろう、スティーヴン・キング、問答無用の代表作!「IT(イット)」を読み始めたのですな!ちょいと、お知り合いのキング好きのかたから、お借りしました。 この「IT」は、勝手にまあまあ最近の作品だとばっかり思っておりましたが、スティーヴン・キングの作品史で言いますと、かーなり古いんですね。なんと発表、1986年だそうでして。ええ!?2024年現在からすると、38年前!?ビックリですよ。俺、8歳の時かいな。ビビっちゃう。 「IT(イット)」とは。「それ」ってこと、ですよね。「ソレはソレ」?「コレはコレ」?ソレって、いったい、なんなんだ?読み進めていったら、分かるのでしょう。きっと。 で、まずは1巻、読み終えました。感想としては。 物語の本題以外の部分と思われる個所が、どえらく長い。いやもうめちゃんこ細かいですね。キング、人物造形というか物語の世界の造形にこれほどまでにこだわるのか。スゲエな。という驚き。 これは、このエピソードは、枝葉末節ではないのか?とか思っちゃったりもするんですが、、、きっとキングにとっては、決して外すことのできない部分なんだろう。そうなんだろう。と思いながら読んでおりました。もし、キングが映画監督だったら、撮る作品撮る作品、全てが3時間越えは当然なのでは?編集とか、ちゃんとできるのか?とか思ってしまった。全てを書き込みたい全てを語り尽くしたいタイプの人なんだろうなあ、とか思った次第。 で、「IT」はホラー小説らしいぞ、ということは、ホワッとしってるんですよ。前知識で。なんとなく。でもこの第1巻、全然ホラー小説っぽくないぞ。どっちかゆうたら青春小説って感じだぞ。映画「スタンド・バイ・ミー」とほぼ一緒じゃん。とか思いました。ちなみに小説のスタンドバイミーも読んだはずなのですが、ほぼ全く覚えていない、、、罰当たりですみません、、、 IT ビル・デンブロウ(弟のジョージ・デンブロウが死んでしまって家族崩壊) スタンドバイミー ゴードン・ラチャンス(兄のデニー・ラチャンスが死んでしまって家族崩壊) この二人はほぼ一緒だぞ、作品越えてキングの精神的根っこだぞ、ってことですよね? 学校の超人気者ではない的な面々が友達グループになる超エエ感じの友情の雰囲気とか、バンバンに不良グループにケチョンケチョンにされたりするところとか、まんまスタンドバイミーやんか。とか思いながら読んでおりました、この「IT」第1巻。全然ホラーちゃうぞ?という。 ピエロみたいな悪「IT(それ)」が、きっと魔物であり怪物であり悪魔であり最大の敵であるんでしょうが、アレも、、、なんつーか。いわゆるリアルな実体をもった「怪物。モンスター」人知を超えたリアルな生き物の存在ではなくて、「人間の精神的な意識の象徴としての実態をもたない悪」という印象です。 神や悪魔って、単体として存在するものではなくて、「人間」の意識が集まってその存在ができあがる、と僕は理解しましたね。 で、デリーという町そのものに悪(悪魔的なもの)が憑りついている。という考え方はめちゃメカラウロコでした。町そのものの意識(その町に住む人々全員の意識と歴史)が、悪魔的な存在を、生んだのだ、と理解しました。 27年という周期に何の意味があるのかは分かりませんが。そのピエロ的悪意の飢餓の周期が27年なんだろうなあ。「悪意の餌場」がデリーという町そのものなんだろうなあ。と。それはもう、どうしようもなく「人間」が存在する以上、避けられることができないものなんだろうなあ、と。 あと、ピエロって、なんというか。「悪」の象徴。「怪物」の象徴。そんなイメージがつきやすいのも、なんというか、人間全体の深層心理に関係しているのでしょうかね? 「バットマン」の「ジョーカー」もピエロだし。TVゲーム「ウィザードリィ」に「フラック」という超手ごわいモンスターが登場するんですが、そのフラックも「道化師」のイラストで描かれているし。ここら辺、なんか、人間としての意識として「ピエロ = 悪、悪魔の象徴」というなんらかの深層心理、あるんじゃねえの?とか考えたりもした。 とりあえず、2巻以降も、ジワジワと読み進めていきます。楽しみです!

    0
    投稿日: 2024.11.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    昔は、遊園地で見るピエロが怖かった。鼻は赤くて口が裂けているように見えたから、その時の自分にはピエロが気違いだと思っていたのかも‥。 だから、子供たちが恐れた「IT」がピエロなのも、分からなくはなかった。でも、この本を読んで、子供だけではなく、大人でもピエロが怖いと思う人は、いると気づいた。だから、マクドナルドのピエロのカッコしたおじさんの像も見かけることが減ったのかな…。

    3
    投稿日: 2024.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長かった。 まだ序盤でしょう? ITってなんだろう… 最後の方に出てきたのがそうなんだろうか…だとしたら陳腐 全部読んだら面白いのかな、まだ良くわからない…

    0
    投稿日: 2024.09.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    阪神タイガースが「アレ」を成就した時、自分は「ソレ」(=IT)の読破に挑んでいました。 先ず、「それ(時々あれ)」というタイトルがシンプルだけど強い。 (つづく)

    0
    投稿日: 2023.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2021.7.9 映画は古いのも新しいのもどっちも好きだけど、 そういや原作読んでないなと思って今更だけど読み始めた。 ダムのシーンが本当に大好き。 自分は日本人だし、こんなデリーほどの田舎で過ごしてきたわけじゃないけど、不思議とルーザーズクラブのみんなとずっと友達のような気がしてきちゃう。 この年齢の夏休みって、本当に何もかもが特別で宝物だよなあ〜。 ホラー要素はまあ次巻以降に期待ってことで。。

    1
    投稿日: 2021.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画が好きだったので原作も読むことに。 映画と大筋同じかんじだけど、キャラの設定が微妙に違っていた。 四巻あるので、原作より細かく書き込まれていて各キャラのことが深く知れるけど、そのぶんそこのとこには興味がなくて単純なホラーを求めている人にはかなりきついかもしれない。 一巻は各主要キャラ一人一人に焦点を当てていく話で、壮大なプロローグといった感じ。 それと、昔の作品だから仕方ないのかもしれないけど同性愛差別とかホ●とかいう言い方が読んでてちょっと引っ掛かる。 今後どうなるか楽しみだけど、先は長いのでゆっくり読もうかな。

    0
    投稿日: 2021.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    いつかはキングを読まなくちゃと思いつつ未読のまま来てしまった。最近映画もやってたみたいだしと思って『IT』にチャレンジ。途中何度も挫折しそうになりながら一巻のラストまではなんとかたどり着けたけれど、そこまでで限界。怖くなるところまで到達できなかった。間延びしすぎていて冗長に感じる。これを突破できたらその先は面白いのかもなとは思いつつも、二巻には進めなかった。登場人物表があったらもう少し感情移入できたかな。それはそうと、排水管から行方不明の子どもの話し声が聞こえるのって、想像すると、手の施しようがなく何もできないにもかかわらず、それでも聞こえてしまうって状況で、これは怖いね。

    0
    投稿日: 2020.01.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アメリカで次々と子供たちの姿が消えていった。その原因である殺人ピエロ、ペニーワイズに7人の少年少女らが立ち向かう。予想のできない彼の行動に驚きの連続。映画化したこの小説は話題となった。

    0
    投稿日: 2020.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    映画は見ていないのですが、ペニーワイズが姿を変えて子どもたちを襲っていることに衝撃が走りました。もし親しい誰かに成り済まされたら? ゾッとせずにはいられません。ハラハラドキドキしながら、それでも楽しく読みました。続編も楽しみです!

    0
    投稿日: 2019.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あらすじから。 閑静な田舎町デリーでは27年周期で必ず大きな災厄が起こっていました。その場に必ず居合わせていたのはピエロの姿をしたペニー・ワイズこと「It」。 1958年、主人公の一人である11歳のビル・デンブロウは、ある日川遊びに出かけた弟のジョージを「It」に殺されてしまいます。さらにビルとその仲間たちの周囲で起きる奇妙な現象、少年少女たちの相次ぐ失踪。そう、彼らもまた災厄の真っただ中にいたのでした。 時は流れて1985年、デリーで図書館司書の職に就いているのはかつてビルの仲間の一人だったマイク・ハンロン。彼はデリーに再び災厄が近づいていることを察知し、何かに導かれるようにかつての仲間たちへ電話をかけ始めます。しかし・・・ 時間がかかりましたがようやく読み終えました。 一言でいうと傑作です。 特に少年少女のパートが素晴らしく、色んなところで書かれていますがキングのもう一つの『スタンドバイミー』といっていいでしょう。 実は読んでいて細かいところで色々と思うところもあったりしたのですが(ITとの最後の対決シーンの盛り上げ方とか、さらりと出ただけの脇役の扱いとか)、全体的なスケールの大きさとキングの神がかり的なストーリーテラーっぷりを堪能すべき作品と考え、些細な点には目をつぶって読みました。 全4巻、一見すると怯みそうなくらいのボリュームですが(しかも文字が小さめ)、この物語を表現するにはこれだけの分量は必要だったと思いますし、無駄なところはありません。ただ登場人物が非常に多いので、自分のように記憶に自信がない方は人物相関図を書きながら読んだほうがいいと思います。 本作では1958年のパートと、それから27年後にあたる1985年のパートが交互に登場する構成になっています。映画では少年少女パートを第一部に、大人パートを第二部にして切り離しているようですが、時間軸を重ねることで壮大さと凄みがより増していると思うので、この点は小説版でしか味わえない醍醐味のひとつといえるでしょう。

    2
    投稿日: 2019.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ホラー小説だけど、描かれている少年少女たちの魅力のほうが印象に残る。キング作品は「11/22/63」しか読んだことなかったけど、あれもキャラクターや数十年前のアメリカのダイナーの食事とか、背景描写がとっても魅力的だったな。

    0
    投稿日: 2019.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    少年の時期に漠然と抱いていた恐怖との対決 ガキ大将を叩きのめした時の爽快感 7人の絆を確認するための儀式、セックス。

    0
    投稿日: 2018.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    少年の日に体験した恐怖の正体は。二十七年後、故郷の町でIT(それ)と対決する七人。(e-honより)

    0
    投稿日: 2018.06.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初の本格的なホラーです。 映画には間に合わなかったので、ドキドキですが原作から攻めます!(笑) はっきり認識出来る恐怖より、得体の知れない何かが迫る恐怖の方が恐ろしいですね。 子どもの頃に比べたら、オバケや暗い場所に怯える事は少なくなりましたが、この作品はその恐怖心を思い出させる作品のように感じました。 結末はどうなるのでしょう。

    0
    投稿日: 2018.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    映画が面白かったので、原作は続編を見てから、と思ったが、2年後の公開だったので待ちきれず購入。スティーヴン・キング作品は初読です。 展開的には導入の導入なのでまだ何とも言えない……。 誰も恐怖を克服できずに、死の予感に怯えながら、でも約束を守る。嘘や欺瞞ぽく見えそうなものですが、そう感じさせない筆致。皆が集合する時が楽しみです。 これから果たして誰かは死ぬのか……。 以下は映画との差異を覚書として。ネタバレ注意。 ・ジョージの死体は消えない ・マイクの父母は存命 ・映画ではビルの親友はリッチィだと思ってた。エディとより遊んでいるとは

    0
    投稿日: 2017.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画化でやはり気になったので。 人名を把握するのがしんどいが、なんとか読み進めている。長い作品なので、全体像がまだまったくわからないけど、そこは気にしない。

    0
    投稿日: 2017.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    映画を観てから読むのがいいのかもしれない。。 (映画未視聴) 例の黄色いレインコートと船の男の子が登場した後は ひたすら大人の話。 恐らく、メインとなる少年少女の未来、という事なのだろうが 過去の彼らを知らない状態で読んでも 全く頭に入って来ない。。。 どういったいきさつでピエロと対峙したのかも知らない、そもそもITがどんな存在か知らない状況では、 何故彼らがそんなに怯えているのか理解できないので。。。

    0
    投稿日: 2017.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読もう読もうと思って読んでなかったが映画がものすごく面白かったので読んでみた。 相変わらず緻密なキャラクター造形、世界観の構築にものすごいデータをぶち込んできてくれる。 これからしばらくここデリーで過ごす時間は楽しくなりそうな気配。 ささ、次巻へ。

    0
    投稿日: 2017.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この時点でのキングの集大成的作品。 謎と恐怖が頁をすすめる手を止めません。 様々な名場面のある作品ですが、1作目最大の名場面ははベンがビルたちと友人となる下りだと思います。

    0
    投稿日: 2017.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画版の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』を封切日に観に行きました。映画の上映中に停電という、ホラー顔負けの体験をしましたが(笑)、『スタンド・バイ・ミー』を思わせる良作。で、長年積んであった原作をようやく読み始める。 映画版が子ども時代の話に特化しているのに対し、原作は大人になった彼らが昔を回想するつくり。話が行ったり来たりするうえに、住民フルネームで総出演みたいな感じだからややこしい。しかも映画版は切なくも幸せなエンディングだったのに、原作で大人になっている彼らが全然幸せそうじゃない(泣)。480頁超の1巻を読み終えても、映画の半分にもたどり着いとらん。2巻へ行くのはしばらくパス決定。 私同様に原作にのめり込めなかった人は、公開中の映画版をご覧になることをお勧めします。 若干余談ですが、P411に「じゃあ、アリゲーター」「またな、クロコダイル」という会話があります。これって何のこっちゃわからんことないですか。私は映画『ウィズ・ユー』(1997)で知りました。青年と少女が別れるときの挨拶が“See you later, alligator”。いわゆる韻を踏むというやつです。こう言われたら“In a while, crocodile”と答えるものだそうで。字幕は「さよなら、ワニさん」。いきなり「ワニさん」て言われても困るがな。日本語に訳すとすれば、「さよオナラ」ぐらいでどうでしょう(笑)。 映画の感想はこちら→http://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/7b65a5338c706c46a3905fced1131512

    2
    投稿日: 2017.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    キングの小説の舞台となる町はたいていメイン州。アメリカ北東部に位置するキングの故郷でもある州だ。本作の舞台となるデリーもメイン州にある田舎町。物語は1958年、町を襲った嵐の夜から始まる。 「IT」のヴィジュアルイメージと言えば、まがまがしいピエロのペニーワイズだ。ずいがぶん前にテレビドラマの発端部分を視たことがあって、恐怖のピエロが子供たちを襲うのだ。そんな話だと言うことは、大雑把ながら知っていた。今年(2017年)、満を持して劇場映画となって公開され、出だし好調との報を得ている。もちろん、YouTubeでトレーラーを見ているので、冒頭の嵐の夜、幼いジョージが紙のボートを追いかけて、あの恐ろしいピエロの餌食になるシーンの忠実な映像化を見ただけで、心臓を鷲掴みにされてしまった。せめて、映画が日本公開になる前に読んでおきたいと思って、このほど古本市で全4巻を600円で手に入れることが出来、読み始めた次第。 主人公のビル・デンブロウは誰が見たってキング本人がモデルに間違いない売れっ子ホラー作家。58年の嵐の夜に惨殺された子供の兄だ。彼と、エディ、ベン、リッチ、スタン、べヴァリー、そしてマイクといった、クラスは違えどおなじ小学校の5年生の少年少女だが、いずれもクラスのはみ出し者・・・、ありていに言えばいじめられっこだ。そんな彼らがあることで強く結びつき、27年後に再び終結する。---それは抗えない運命であり、約束だった。 過去に身の毛もよだつような陰惨な事件が多発するデリー。犠牲になるのはほとんどが子供。だがそのほとんどは未解決。しかし、子供たちは出会っていた。奇妙なピエロや恐ろしい化け物に。27年後の彼らはそれぞれ社会的に(デリーに残ったマイクを除いて)成功していた。私生活ではいくぶん問題を抱えながらも。だが、そんな安定した(?)生活を振り切って――望むと望まざるとに関わらず――彼らは故郷デリーに戻ってくる。 待っているのは――。 という第1巻。 読み出したら止まらないキングの筆致に引きずり込まれてしまう、あっという間の480ページ。続きを読みます。

    0
    投稿日: 2017.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    大昔にテレビドラマがやってるのをうっすら見たような記憶。 なのでずっと読みたいと思ってて、揃えてから積んで長かった(笑。 ようやく読み出しましたよ。 これのせいでピエロにそこはかとない嫌悪感を感じるようになった気がするんですよねぇ。 道化恐怖症(Coulrophobia)まではいかないんですけど。 恐怖、ではなくて嫌悪ですね。やっぱり。そっちの方がしっくりきます。

    0
    投稿日: 2017.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「得体のしれないもの」がいるということが、文章を通じて伝わってくる。 見えないものが迫ってくる、こちらを見ている、といった存在感が溢れている。 何者なのか、何が狙いなのか、どう対峙するのか、そういった内容は一切出てこないことで序章的な位置づけであるが、このタメが後の巻で効いてくると思う。

    0
    投稿日: 2016.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    時代と登場人物が次々切り替わるので、 ついていくのがなかなか大変である。 文章もなんか読みにくいと思うのだが、 すでに結末が気になって仕方がない。

    0
    投稿日: 2015.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ひとつのエピソードを詳細に描いているのでなかなか物語が進まない感があるけど、子どもたちが仲良くなるシーンが微笑ましい。 吃音障害のあるビルがぜんそく発作の出たエディを助けるための懸命さ、またベンの優しさに胸を打たれる。 怪物たちに襲われるシーンが迫力で、読み手としてそういう部分に救いを求めてるのかも。 それぐらい最後の鳥のシーンは不気味で怖かった。

    0
    投稿日: 2015.01.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ここ10年ほどの作品は読んでないけど、それまでのスティーブン・キングはほとんど読んでいます。 その中でもキングの得意な子ども×ホラーで、とても面白いです。 映画もありますが、やはりキングは本で読むのが一番ですね。

    0
    投稿日: 2014.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     1958年デリーの街を舞台にした回想と1985年再びデリーの街に集められるかっての子供たちを描く第一巻。  全四巻ということで覚悟して読み始めたものの、やはり話が進まない(苦笑)第一巻ということでまだエピソードを積み重ねている、という印象が強いです。  印象的な場面はいじめられっ子のベンがビル、エディと友達になる場面です。三人が一緒にいる場面というのはそんなに長く描かれるわけでもないのですが、どうしてこんなに優しく清々しいような気分になるのが不思議です。子どもたちがふとしたきっかけで一気に仲良くなる、というのは万国共通で読んでいて清々しいものなのかもしれないなあ、と思いました。  ホラー的な場面では日本とアメリカのホラー観の違いを感じるところも。一巻の終盤で少年が大きな怪鳥に襲われる場面があるのですが、これは日本のホラーではなかなかない描写のような気がしました。  どちらかというと日本のホラー幽霊や呪いなど静のホラー、対してアメリカのホラーはゾンビや、モンスターなど動のホラーという印象が強いので、下手に日本人がこの場面を書けばなんじゃこりゃ、と冷めてしまいそうなのですが、スティーヴン・キングのようなアメリカの大物作家が書くとやはり迫力があります。  今のところあまり出てきていませんが殺人ピエロや、ところどころ出てくる怪物の描写もモダンホラーの帝王と呼ばれるだけあって、不気味で印象的です。 1993年版このミステリーがすごい!海外部門4位

    0
    投稿日: 2013.09.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分が本格的にスティーヴン・キングにハマったきっかけとなった一冊。 少年時代、各々コンプレックスを抱えた「はみだしクラブ」の7人。 次々と子供が行方不明になる事件が、姿を持たない化け物「IT」の仕業であると気づいた彼らは、子供だけがもつ「信じる力」を使ってそれを撃退する。 しかし27年の月日が経ち、再び同じ怪事件が起き、彼らはあの日の約束のもと、一同に会するが・・・。 キングの作品のほとんどに言えることだけど、長いです。 クッソ長いです。 でも、本当に面白いから読み始めるとどんどん読み進めてしまって、必ず、寝不足になる。 「友情×ホラー×子供の夢」。そんな感じ。

    0
    投稿日: 2012.08.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この小説に登場する怪物は形を持っておらず、子供が抱いた恐怖のイメージがそのまま形をなして現れる。ゆえに”it” 映画化作品のモンスターの造形はトホホ。想像のままにしておけば良かったのに・・・

    0
    投稿日: 2011.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    街の地下に、殺人ピエロが住んでいる?! 大人にはみえない悪鬼に7人の少年少女が立ち向かう。 面白い。しかし長い。

    0
    投稿日: 2011.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ITって何? という謎の提示。 シャイニングがホテルに潜む恐怖、ITは町そのものが恐怖の根っこになっていて、スケールがでかい。

    0
    投稿日: 2011.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    感想は多数の方が書いているので……。 とりあえず、翻訳についてだけ書くと、訳者の小尾芙佐さんの翻訳は、平仮名が多過ぎて読みにくいです。簡単な単語も平仮名なので、キングの文体の魅力が半減している気がします。できれば、他の翻訳者で新訳を出してほしい。

    0
    投稿日: 2011.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1〜4巻で完結。 怖い。 道化師恐怖症になりそう。 まあ、大人向けの怖さかな。 震えながら愛について考えてください。

    0
    投稿日: 2011.02.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    少年時代に見たものに対して、おとなになった4人が恐怖の象徴と言える「もの」に対峙する。スティーブン・キングなのでかなり長いですが、その分すごく読んでる間幸せです。映画はなかった事に。

    0
    投稿日: 2011.02.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    再読。一度目は12,3歳の子供の目で読んでITとの戦いを純粋に楽しんだ。二度目はそれから約十年後の今で、はみだしクラブの面々の人物を中心にそえて読んだ。いくつかの部分部分が全く違って見えたし、同時に変わらない面白さもあった。また十年後に読みたいと思う。とりあえず人生レベルで俺に影響を与えたのは確かだとおもう。

    0
    投稿日: 2010.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    怖いです。でもおもしろかった。 映画化されたようですが、これは 是非本で読んでほしいです。 ただ、日本語訳がちょっと気持ち悪い。

    0
    投稿日: 2010.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    正体不明のモンスターの恐ろしさと、少年時代の良き(しかし、いまいましい)思い出がどちらも魅力的に描かれている。

    0
    投稿日: 2010.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キング作品を初めて読んだときから、この人の子ども(ティーンエイジャー)の描き方は秀逸すぎると思っていましたが、この「IT」を読んで確信しました。キングが書いているのはホラーではなく青春小説だと。…まあ全部ではありませんが(当然ながら)。 個人的にキング作品で何度読んでも面白い!と思ったのは、「IT」の他には、「キャリー」、「死のロングウォーク」、「ハイスクール・パニック」などなど…。やっぱりティーンエイジャーが主人公の作品が多いです。

    0
    投稿日: 2010.04.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    昔買ってて、読んでなかった本。ぽろっと出てきたので読んでみたら、今読んだらば面白かったです。続刊を買おうと思います。もちゃもちゃしたキングの文章が好き。

    0
    投稿日: 2009.11.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    傑作です!ホラー要素だけではなく、子供時代の懐かしさや切なさに読後は思わずホロリときてしまいました。

    0
    投稿日: 2009.11.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キングと言えばホラーと、全部ホラーの棚に放り込んでしまったけれど、厳密に言うとホラーとは言いがたい作品もけっこう多い。この『It』も、最初と最後は正統派ホラーで怖いんだけど、途中のあたりはいつものキングの「ティーンエイジャーの青春小説」風な挿話が多くて、そこが楽しい。 この『It』はアメリカではテレビドラマで映像化されていて、それもそれなりに楽しいのだけど、ドラマとして面白いのは圧倒的に主人公達の子ども時代だと思う。 とにかく盛り込まれたプロットが物凄く多くて、文春文庫で4冊というボリュームだけれど、実際、普通の小説の4、5倍の物語が含まれていると思っていいくらい。 この『It』以降のキング作品は、ちょっと私の好みからはずれていってしまうので、そういう意味でも惜別の感のある一冊でもある。それにしても、何度読み返しても面白いし怖い。

    1
    投稿日: 2009.11.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    7人の子供達が、子供を食べる殺人鬼「IT」との戦い。 ITの正体に驚かざるを得ない作品。 おそらくアメリカに実際にあった事件を元にしているんだろうなーと思う。 全4巻。 TVドラマ版共々大好きな作品。

    0
    投稿日: 2006.11.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この話全体の、なんというかバランスがとても好き。郷愁と友情と喪失と戦いと愛情、それぞれのバランスがとても好みなのです。

    0
    投稿日: 2006.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    少年時代、ひとりの少年の死をきっかけにIT(それ)と対峙した7人は、27年ぶりに故郷に帰ってくる。スティーヴン・キングの最高傑作。『スタンド・バイ・ミー』+『呪われた町』etc過去のキング作品の集大成。

    0
    投稿日: 2006.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    MOTHERというゲームが大好きなんですが、この『IT』は個人的にダークサイドのMOTHERという感じです。宿命の町デリーに集った子供たちと27年後の彼らが織り成す恐怖と冒険に、いつ読んでも引き込まれます。まさに子供の頃見た悪夢のようなホラー部分と、もう取り戻せない幼い日々へのせつない喪失感があいまって、読了後はいつも涙です。

    0
    投稿日: 2004.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キング作品で一番好きです。 コレを読んでいる時は、毎日寝不足でした。 思春期は自分もこんな思いあったなぁ・・・と今読むと考えます。

    0
    投稿日: 2004.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キング作品はまだ全部読んでいないけれど、今のところこれがベスト! 主人公たちの少年時代の回想シーンがすばらしく切ない。4巻完結なんだけれど、なかなか揃えられなくて初めの1,2巻ばかり何度も読んでしまいました。その度に、恐怖を乗り越えて団結する少年たちの友情に感動…。ただ前半に比べてItと対決する後半は『う〜ん?』と首を傾げてしまう部分も多かったです。

    0
    投稿日: 2004.10.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1959年。まだ日本が憧れていたアメリカに生きた子供達。 1985年。1959年には子供だったのに、すっかり変わった大人達。 2つの時代を交錯させながら、物語は始まる。

    0
    投稿日: 2004.10.02