Reader Store
目くじら社会の人間関係
目くじら社会の人間関係
佐藤直樹/講談社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

2件)
3.5
0
1
1
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ①「いろんな人がいても良い」 ②「なんであいつだけが」じゃなく「人は人。自分は自分」 ③職場で「共感過剰シンドローム」に陥るな ④お互い過剰な心理的負担にならないよう「お返し」はほどほどに ⑤「呪術性」にこだわるな ⑥「いえ」意識に囚われるな。子どもに対する「親の責任」を過剰に考えるな

    0
    投稿日: 2021.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    現在、日本では年間約22,000人の自殺者がいる。この数は殺人事件の3,000人、交通事故死の4,000人をはるかに凌駕する。国際比較でもイギリスの3倍、アメリカ・ドイツの2倍と突出して多い。欧米では倒産や破産は契約違反行為にすぎないが、日本では世間から排除されるという事態にたちいたることになる。日本人はこれを極端に恐れる。借金が返せなければ自己破産すればいいだけなのに自殺にまで追い込まれてしまう。海外にはない世間といった考え方が自殺者を生んでいる。とりわけ1990年以降は、世間の概念はより厳しく強化され、積極的に他人のあら探しをする目くじら社会へと変遷してきている。めくじら社会は、ストレスによる依存症の有病率と自殺率を増嵩させる。目くじら社会は、その有りかたそのものを見直さなければならない時期にきている。時には雁字搦めの世間に水を差す、そんな勇気も必要になってくる。社会が生きやすいマイルドなものになっていくためには、一人ひとりが小さな勇気をもって世間に向き合っていくことが求められている。

    2
    投稿日: 2018.02.24