Reader Store
テセウスの船(1)
テセウスの船(1)
東元俊哉/講談社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

12件)
3.9
2
6
3
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    流石に嫁が亡くなった時に 涙を見せない方が周りから色々言われるのではないだろうか。 赤ちゃんが笑うのも単なる虫笑いだと思うのだが まぁ父親として決意するきっかけなのだから 別にそれで良いのかもしれない。 冤罪だとして、それを妻と息子に信じてもらえないなんて なんて酷いことだろうか。 タイムスリップした先で初めて描かれる父親の姿。 名乗るほどの者ではと誤魔化そうとした心に対して 「名乗りましょう!」と返すのが人柄が出ている気がする。 これでもう自分は文吾を信じたくなってしまったが。 事件当日だと気が付いて防ぎたいと思うのは分かるが パラコートを盗んで捨てる以外の解決をして欲しかったが そうしないと話が進まないか。 読者としても文吾が信じられるのか信じられないのか わからない展開ではらはらする。

    0
    投稿日: 2024.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 1989年6月24日、北海道・音臼村の小学校で、児童含む21人が毒殺された。逮捕されたのは、村の警察官だった佐野文吾。28年後、佐野の息子・田村心は、死刑判決を受けてなお一貫して無罪を主張する父親に冤罪の可能性を感じ、独自に調査を始める。事件現場を訪れた心は、突如発生した濃霧に包まれ、気付くと1989年にタイムスリップしていた。時空を超えて「真実」と対峙する、本格クライムサスペンス、開幕。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。

    5
    投稿日: 2023.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    小さな村で起こった大量殺人事件 その犯人として捕まっているのは主人公の父 娘の出生と妻の死をきっかけに事件の真相を知るために廃村となった村を訪れる そこはなんと事件が起こる前の村 姉の凍傷は助けることができたが、千夏ちゃんのパラコード中毒は何故か防ぐことができなかった

    0
    投稿日: 2022.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    殺人犯の父を持つ不幸な生い立ちに加えて、出産を機に妻まで失ってしまうあまりにも不幸すぎる主人公。こんなどん底状態からどう話が展開するんだ?と思ってたら、いきなりタイムリープしてしまうという驚きの展開に。過去は変えられるのか?父はやはり殺人犯なのか?果たして無事に現在に戻れるのか?

    0
    投稿日: 2020.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    過去に戻れば、やり直しは出来るのか? 新しい現実は、元の現実と違うのか? 竹内涼真主演で、ドラマ放映もされた本格ミステリー。 田村心は、過去の辛い記憶にもめげずに生きて来たが、出産に伴う妻の死に、失意のどん底に。 かつて両親が住んでいた北海道の音臼村へ。 そこで、タイムスリップし、なんとあの大事件の発生する半年前の1989年へ。 本当に、自分の父親は、大量殺人犯の真犯人なのか?それとも冤罪なのか? ハラハラドキドキのミステリー劇が始まる。 果たして、心は、父親の冤罪を晴らし、無事、現代に戻れるのか? ・ポンコツぶりも愛おしい!竹内涼真主演「テセウスの船」の面白さを再確認 https://hominis.media/category/actor/post6363/

    4
    投稿日: 2020.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマ化を気に読み始める。 音臼小学校の悲劇の真相はどうなのか? タイムスリップものとして敬遠するのは勿体ない。

    0
    投稿日: 2020.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイムリープ・タイムスリップ系漫画です。 全てがうまくいくわけでないのが青年誌の漫画らしくておもしろいと思いました。犯人も後半まで全然予測がつかなくて楽しめました。 僕だけがいない街や東京卍リベンジャーズが好きな方にはおすすめの作品です。

    0
    投稿日: 2020.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    父親の冤罪を晴らそうと過去の世界で奮闘するタイムリープサスペンス。 「僕だけがいない街」との相似点が多く、あの作品が好きならハマるかも。 「したっけ」「なまら」など、北海道弁もその印象を補強する。 主人公の父親・佐野が正義感に厚く、非常に好感の持てる人物として描かれている。家族思いで誠実、突如現れた心の未来から来たという告白も比較的あっさり受け入れ協力してくれる。 過去パートの佐野一家が愛すべき人物として描かれるほど、犯罪加害者家族として迫害される現実の彼らとの落差が辛くなる。 「僕だけがいない街」も冤罪を取り扱ってるが、犯罪加害者家族の存在はスルーだったので、主人公がその立場におかれ理不尽な辛酸をなめる本作の方がより重い(しかも事件当時は胎児で関与すらしてない……) 難点を挙げるなら娘を手放さないために過去へ行ったはずなのに、途中でその大前提が崩れること。 過去をいじれば未来が変わるのがタイムパラドックスの醍醐味だが、父を信じて事件の阻止に尽力した結果、一番大事なものが消えてしまうのはやるせない。 表題のテセウスの船は、部品を全部取り替えた船は元の船と同じなのかという哲学的命題で、タイムパラドックスの矛盾を暗示している。 佐野家の団欒を除くとシリアスなシーンが続き、ちょっと肩がこる。心と生徒の交流や心と由紀(+未来)の話など、もっと見たかった。 真犯人はサイコパスだし、動機もまあ頷けるものなのだが、背景が掘り下げ不足。行動の異常さからすると身内に虐待を受けていたのかもしれないが特に言及されず物足りない。 小学生が小屋に監禁され性的イタズラをされるなど、「僕だけがいない街」とデジャビュする細部が多くどうしても比べてしまうのだが、こちらの絵柄の方がリアルなため社会派なタッチになってる。

    0
    投稿日: 2020.01.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1989年6月24日、北海道・音臼村の小学校で、児童16人を含む21人が青酸カリで毒殺された。逮捕されたのは、村の警察官だった佐野文吾。28年後、佐野の息子・田村心は、死刑判決を受けてなお一貫して無罪を主張する父親に冤罪の可能性を感じ、独自に調査を始める。事件現場を訪れた心は、突如発生した濃霧に包まれ、気付くと1989年にタイムスリップしていた。時空を超えて「真実」と対峙する、本格クライムサスペンス、開幕。

    0
    投稿日: 2020.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大量殺人の容疑者を親にもつ、佐野心。 テセウスの船とは、後から作った事実を集めたものは本物か、ということのメタファーになっている。 過去に飛んだ心は、殺人事件の犯人であった父親と再会。運命を変えることができると気がついたものの、殺人は続いている。止めるにはどうすればいいのか、そして父親は本当に殺人鬼なのか。その心に、警察の疑いがかけられる。タイムリープものも少し食傷気味かなという感じではあるが。

    0
    投稿日: 2019.12.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全巻読了 純粋に面白い!犯人考察するのが楽しい。絵柄も好み。 ただこういうタイプの漫画は完全に記憶が無くなった時くらいしか読み返すタイミングがないので買うと困る。 追記:7年越しに記憶がなくなって読み返したらやっぱりめちゃくちゃ面白かった笑

    0
    投稿日: 2018.06.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まだ「淡々とした」印象が強いが、以降、連続殺人犯を探し出す展開になると思われる。過去へ飛んだ主人公・心、父は冤罪なのか、北海道の今はない廃村で起きた不可解な事件、密室殺人推理モノとタイムスリップものの融合作品。

    0
    投稿日: 2017.12.29