
総合評価
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powered by ブクログ西條奈加さんのしっとりとした、温かい人情劇を描いた時代物が好きです。同じ時代物でも、こちらはライトで心に沁みる感覚はあまり…。でも、なんか癖になります。一巻を読んでいる途中で、続く3冊をいっぺんに買ってしまいました。どっちがどうでなく、それぞれのよさが違うんですね。どっちにしても、「人情」っていいもんですね。
0投稿日: 2025.12.13
powered by ブクログここの所、自分にとってハズレ作品が続いたから、ほとんど読まない時代小説を手に取った。大当たりだった。 ベタな展開ではありがちだけど、テンポよく笑いあり、チョイ感動ありでサクサクとページが進んだ。 次の巻を読むのが楽しみ。
20投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログ2013年出版。7つの小編から成る長屋話。最初の話がまるっきりの落語で、オチに大いに納得出来ず…。読むのを止めようかと思ったが、留まって良かった。軽妙な落語ノリは含まれても、度が過ぎず味になっている。軽いミステリー風味も面白く読めました。 とは言え、個人的には続編が有っても読まないと思う。数年後に読み返したら、違う印象かも知れない。
0投稿日: 2024.10.25
powered by ブクログさいっこう。 まさか、落語の世界が、こんなにも鮮やかに立ち上がるとは。 人情味に溢れ、滑稽さもあり、血の通った人々が逞しく生きている。読んでいて、ほろりとしたり、背筋が伸びたり。 立川談志が、落語は人間の業を描くものというのがしっかり体現されている。 そして岡本喜八の、人間とは元来愚かなものであるが、通底している。 どうしようもない中で、人々が、生き、喜んだり、勁さをみせたり、助け合ったりする姿を見せてくれて、人間すてたもんでもないと思えてくる。 ふっと肩の力が抜けて、ホッと一息つける。 ブク友の皆さんが読まれていたのを思い出して、手にとってよかったです。
16投稿日: 2024.09.10
powered by ブクログ万松ペアと島田鉄斎の活躍っぷりが面白い。 1話完結でさらっと読めるのでよかった。 江戸っ子たちの鬱陶しいまでの情の深さ、自分が損するとわかってても引っ込められない見栄っ張り、それでどんどん騒動を大きくしたり、巻き込まれなくていいことに巻き込まれたりしてて面白い。 シリーズが結構出てるようなので、気長に読んでいこうと思う。
0投稿日: 2024.07.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
長大シリーズっぽいので面白いのかなと手に取った。タイトル通りの時代小説で、長屋が舞台のドタバタ時代劇といった感じだが、島田という剣の達人が何かと活躍するのが単純な感じがして好きじゃなかったが、そこそこ楽しめた。
0投稿日: 2024.07.03
powered by ブクログ読む本がなかったタイミングで母に借りて。 登場人物がみんな憎めない江戸っ子ばっかりでサラッと読めてよかった。暇だったら続きの巻も読もうかな。。。
0投稿日: 2024.06.27
powered by ブクログ天下太平の江戸を舞台にした長屋の住人による人情群像劇。笑いを取る松吉、万蔵コンビに腕が立つが知恵も立つ浪人の鉄斎等、個性派が揃いでストーリーも練られており、当時の江戸の情緒や時代の事情をうまく絡めた筋書きとなっている。 隣の声が聞こえてくる安普請の長屋だからこそ生まれる人付き合いを感じました。 多くの巻が既に発行されていることから興味を持ち手に取ったのですが次巻が楽しみにしなりました。
5投稿日: 2024.05.02
powered by ブクログ連作短編集 最初の話は会話が落語っぽくて、ずっとこの感じだとどうかなと思ったけど、最初だけであとは普通に物語に入り込めた。おけら長屋の人たちの、温かく人情あふれる、そして少し切ない物語です。ずっと続いているようで嬉しい。
11投稿日: 2024.03.26
powered by ブクログ義理人情の優しい世界。 時代ものだが、読みにくさは感じない。 短編ですぐに読めてしまうのに、どれもしんみりと心に沁みる。 20巻まで…少しずつ読む楽しみができた!
4投稿日: 2023.11.13
powered by ブクログ大好きなおけら長屋シリーズがいったん終わってしまったので再読中です。 万松がみんなの度肝を抜くようなアイデアを出して、ヤクザやお偉いさんの不条理に立ち向かっていく姿が…何だか笑えました。 正統派ヒーローでなくて姑息な手を使うところが綺麗なご都合主義の小説とは一味違って私は好きです。姑息すぎるんですが何だか応援してしまう。万松のお人好しさに絆されてるんでしょう…。 1巻の私の好きなエピソードは『ふんどし』です。 湯の子を身籠もってしまったお梅ちゃん、そしてお梅ちゃんのために無茶苦茶な手段で力になるおけら長屋のメンバー、そしてお梅ちゃんの思い人の久蔵、私のこのシリーズ大好きが詰まったエピソードです。
8投稿日: 2023.10.09
powered by ブクログ江戸落語の世界。思わず手元にある江戸切絵図で本所亀沢町の場所を調べてしまったくらいだ。裏長屋の大家、ご隠居、八五郎に熊五郎などなど、長屋の住人がひしめき合って暮らす中で出来する事件や出来事を連作短編で綴る。私が買った本書のカバーには「一巻」の表示がないが、シリーズ20巻のミリオンセラーになる作品に成長した。それは、多くの読者に江戸が興味をもって受け入れられたということだろう。落語好きには喜ばしいこと。ただ、本書は、その落語の人情噺などの応用という感じが、自分としては否めない。シリーズを追うかは微妙だ。
1投稿日: 2023.08.11
powered by ブクログ愉快爽快人情溢れる本所おけら長屋での生活は、立場の異る庶民たちが、貧しくても喜怒哀楽を共にする情緒豊かな幸せを感じ、好かった! 自分たちの振る舞いが天に恥じないことならば、なんとかなるはず。 面目や意地、見栄を捨て、自然のままに生きていく、素晴らしいことではありませんか。 ときには損して得をとれってこともある。 直向きに、真面目に、働く。 高価な薬を飲んたのに助からなかった。 結局は、高麗の薬なんて金持ちの気休め。 相撲大会の決勝戦のくだり、万蔵が勝利した時の「啞然とする鉄斎」、話の結末、いたずらさえも爽やかに感じ、めでたしめでたしで面白かった! 読了したときには島田鉄斎に惚れていた! 湯の子を防ぐために幕府は後に湯屋での混浴を禁止したことを知り、今の日本政府は逆走しているかな・・・ 腹にいる湯の子を天の授かりと思えるかな・・・思えないよなぁ
1投稿日: 2023.07.15
powered by ブクログ映画「せかいのおきく」を観に行った電車の中で読むのに最適な本を選んだなと思えた。 長屋に暮らす江戸っ子たちの笑いと涙の人情物語。 貧しくても豊かに、日々笑って暮らすことはできる。 そんな日常を大事にしながら楽しく過ごしていきたいなと思えた。
3投稿日: 2023.06.12
powered by ブクログ最初があまりにも落語そのまんまで読みにくいなーと思ってたけど、途中でいきなり話が変わってびっくり。 20巻まで出てるけど、これ一冊きりかなと思ってたけど、最後まで読んだら次も読みたくなった。
1投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログ畠山健二のおけら長屋を読みました。 時代物は久しぶりです。 おけら長屋に住む落語に出て来そうな江戸っ子が起こす騒動がなかなか面白かったです。 シリーズものなので続きも読んでみたいです。
3投稿日: 2023.04.05
powered by ブクログお気楽時代小説を読んでいたら、ベストセラーになって何冊もシリーズで出ている「本所おけら長屋」という本が気になって手に取ってみた。 江戸本所にある通称おけら長屋で繰り広げられる様々な事件。 ひとつ一つはすっきりと片づき、後味は悪くない.... が、なんだかずーっと同じ長屋の物語を読んでいるだけなので、だんだん飽きてきた。 銭形平次と大岡越前をずーっと観ていた、祖父母の姿が目に浮かんだ。 ひとつ一つの話はうまくまとまっているが、ずーっと同じような話が並んでいる。 好きな方は好きだとは思うが.... 二巻三巻と読むつもりだったが、私は図書館の予約を取り消しました。
0投稿日: 2022.10.05
powered by ブクログ本所おけら長屋シリーズの1作目 店子のそれぞれが主人公だからか、読みやすい反面、なにかワチャワチャしているように感じる。 サクっと読める
0投稿日: 2022.09.07
powered by ブクログ江戸落語さながらって書いてあるが落語は聞いた事がないので分からないが、江戸っ子の人情おもしろ話が読める本ですね。
0投稿日: 2022.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
思わず引き込まれてしまう。 読者に「ここに住みたい希望者」が殺到する理由がわかる。 しかし「湯の子」にはびっくり。それって創作?それとも事実?混浴だからって子供出来ちゃうなんて。しかも養育が不可能な場合は長屋全体で育てることもあるとは・・・ この部分が妙に印象に残ってしまったが、その後お梅ちゃんと久蔵は幸せになりそう(続き読まないとわかんないけど)だから、ま、いいか。
1投稿日: 2022.07.30
powered by ブクログ長屋でいろいろおこる事件が落語のようで、おもしろかった。 江戸時代ではよくある?湯の子のお話が、現代では考えられないのでちょっとびっくりした。
0投稿日: 2022.05.19
powered by ブクログなかなか面白い。 江戸時代なんて生きたことないから分からないけれど、きっとこういう人情に溢れた長屋の生活も存在していたんだろうな、と容易に想像できてしまった。 島田鉄斎、カッコ良すぎる。完全に推しだな。
0投稿日: 2022.05.06
powered by ブクログ時は江戸、所は本所亀沢町にある「おけら長屋」の、大家と12組の店子が絡む様々な騒動とその顛末を描いた連作短編集です。 手にとったキッカケは、bookwallさんが手がけた、三木謙次さんの愛嬌あるかわいらしいイラストの特別カバーが目に付いたからでした。 もともとのカバーだったら、果たして手にとったかどうか、ちょっと縁を感じてしまいます。 収録された7編の話は、読み終えてスッキリと胸が空くといったものばかりではありません。 むしろ、どちらかと言うと憤りや悔しさ、やるせなさが胸の奥に残るものが多いようにも思います。 登場人物たちも完全無欠の人たちばかりでなく、お人好しだが、いい加減だったり小狡かったり頼りなかったりという、普通の市井の人々です。 それでも、いつの間にか長屋の人々をあたたかく見つめ、一つ一つの話を読み終わって、「さあ、こっからまたしっかりと生きていってくださいよ」と声をかけさせられる自分に気づきます。 困りました… 既刊があと16巻あって、まだまだ続きそうなのに、このシリーズ好きになってしまったようです。
2投稿日: 2022.01.23
powered by ブクログ再読. 何巻まで読んだか忘れちゃったので1巻から. 初めに読んだ時は…時代小説だしハマらなかったんだけど…もう一度ちゃんと読んでみると落語みたいで面白い.
0投稿日: 2022.01.06
powered by ブクログ知人のおすすめで。時代物、短編連作。すごく読みやすくて、わかりやすい人情話。疲れてる帰り電車でも、なんの気負いもなく読めた。
1投稿日: 2021.11.17
powered by ブクログ近所のおばちゃんが貸してくれた一冊。 (時代小説はなぁ…)なんて思ってたけど、 すごく面白い!そしてほっこりする。 3巻まで貸してくれたから、まだ楽しみが続きそう。
1投稿日: 2021.06.10
powered by ブクログシリーズとして名前は知っていたが、読んだことがなかったので、一作目を読んでみた。まさに落語の世界。訳ありの登場人物たちが織りなす長屋のありきたりの人情噺に、最初はちょっと退屈かなと思ったが、7つの短編を読み進むうちに中には短編ではもったいないような読み応えのある筋立てもあり楽しめた。心の疲れを癒したいときに手にするにはよいシリーズ。
1投稿日: 2021.05.21
powered by ブクログおけら長屋で起こる騒動から人情とか江戸時代の暮らしも垣間見れて、笑えて、どうなる!?って気になったり1話ずつのボリュームも丁度よくて読みやすかった。 おけら長屋の人たちのキャラクターも悪い人がおらず貧しくても楽しそうで気持ちの良い物語
0投稿日: 2021.05.14
powered by ブクログシリーズの存在は知っていたものの、何故か手を出していなかった。 が、LINEスタンプになっているイラストがあまりにいい味で、さてこの面々はどんな人たちなのか…と図書館でお取り寄せしてしまったという、まぁなんともマヌケな… 畠山健二さん初読。 なるほど、これはこれで、人気になるのもわかる。 からっとした徹底的な明るさが、へたなファンタジーよりもファンタジー。 面白くなかったとは言わないけれど、わざわざシリーズを追いかけたいほどではなかった…かな。 でも、全部一話完結ということなので、たまたま読みたい本が見つからず、たまたまそこにあったら、また読むかも。 もっと読みたい本、先が気になる本がありすぎて…
6投稿日: 2021.03.10
powered by ブクログ長屋の風景。主人公達の江戸っ子ならではのお節介を発揮してしまうのでいつも何かしらの事件に巻き込まれていく。泣ける話、笑える話と色々。江戸っ子の人間味溢れる描写はいいね。貧乏でも辛いことがあってもみんなでワーワー言いながら支え合ってるのは心温まる。
0投稿日: 2021.02.08
powered by ブクログ【感想】ごく普通に楽しめる。読書の愉しみはこういう作品にこそあるのかもね。 【一行目】おけら長屋は朝から騒がしい。 【内容】 ・新しいかたちの古典落語やね。基本人情噺やけど軽いクスグリやオチもあったり。 ・借金踏み倒す一家をこらしめる。 ・鉄斎がおけら長屋の住人になるまで。 ・仇討ちを命じられて四苦八苦している侍。 ・博打にハマりかけた男と謎の老人。 ・謎の後家、お染と凶悪な盗賊団。 ・筋金入りのお嬢様の巻き起こす珍騒動とある男の着服。 ・長屋対抗相撲大会と湯の子。 ▼おけら長屋についての簡単なメモ(年齢は特に注記がない限りは物語開始時点) 【伊三郎】小間物屋を営む。博打にハマる。 【丑三つの風五郎】凶悪な盗賊。 【内田重計/うちだ・しげかず】誠剣塾の門弟の一人。鳥羽藩からの召し抱え候補の一人。二十四歳。 【卯之吉】表具職人。四十歳。妻のお千代、娘のお梅の三人暮らし。 【江波戸直介/えばと・なおすけ】誠剣塾の塾長。 【大家】→徳兵衛 【お糸】八五郎の娘。島田鉄斎がおけら長屋に住むようになった時点で十六歳だった。今は十九歳。 【お梅】卯之吉、お千代の娘。十七歳。久蔵のことが好きだったが「湯の子」を孕む。 【おけら長屋】本所亀沢町(かめざわちょう)にある。繁華街の両国からも近い。十二の部屋がある。騒動の宝庫と徳兵衛は嘆く。地主は有名な料理屋「仲膳」の店主、文志郎。 【お里】八五郎の妻。四十歳。井戸端会議の主役。屈託なく明るく話が面白い。南森下町の絹問屋、成戸さん屋に女中頭として勤めている。 【お静】志摩屋の末娘。わりと素直で真剣。真からのお嬢様なので存在自体が嫌味と紙一重。 【お染】後家。三十六歳。本当の名前は小峯/おみね。 【お多喜】お里の同僚で成戸屋の女中頭を交代で勤めている。 【お奈津】喜四郎の妻。二十八歳。 【お幸/おゆき】お糸の幼馴染み。緑町の閻魔長屋に住む。借金のカタに岡場所で客を取らされそうだ。母のお菊は身体を壊している。 【女スリ】名前は不明。まだ若い。島田鉄斎にスリを見とがめられてお仕置きされる。十歳まで閻魔長屋に住んでいてお幸とは知り合いだった。 【河文】宿を兼ねた料理屋だが実態は遊女屋。お菊、お幸母子はここに借金がある。 【喜四郎/きしろう】大工の熊五郎が引っ越していったあとに入ってきた畳職人。三十歳。妻はお奈津。 【久蔵】呉服屋、近江屋の通い手代。店賃は近江屋が持っている。二十一歳。一人暮らし。寺島村の農家の次男で十歳のとき近江屋への奉公に出た。隣家の年増、お染のことが気になる。 【久太郎】志摩屋の主。 【京谷信太郎】誠剣塾の門弟。鳥羽藩からの召し抱え候補の一人。二十四歳。 【金太】八百屋。通称「八百金/やおきん」。すぐ寝る。二十二歳。一人暮らし。 【熊五郎】腕のよい大工。二十八歳。通称「大熊/だいくま」。ほとんどの借金を踏み倒す。長屋に越してきて三年一度も家賃を払っていない。大熊が強引で妻のお初が知恵者、息子の長坊は役者。家族揃って一筋縄ではいかない。 【近藤房之助】津軽黒石藩で島田鉄斎と剣術指南役を争った。というほど強くはなくただの無頼漢レベルの小物だったが鉄斎を逆恨みし、結衣を殺し、鉄斎に斬られ彼が再び流浪の旅に出る原因となった。 【相模屋のご隠居】→与兵衛 【佐平】たが屋。四十歳。妻のお咲と二人暮らし。夫婦仲がいいので知られていたが、あゆとき佐平が博打にハマる。 【島田鉄斎】浪人。剣の腕は確か。信州諸川藩剣術指南役だったが幕府により藩が断絶され妻子もいなかったので流浪の身になり、その後津軽黒石藩の指南役に就くが、今はおけら長屋で気楽な暮らしを営んでいる。《先のことを考えてしまっては何もできなくなります。まさに武士の世界がそうでした。素晴らしいではありませんか。先のことなど考えずに行動する。真実はそこにあるのではないかと。》第一巻p.72 【志摩屋】井戸でも一、二を争う絹問屋。成戸屋の本家。 【清水寿物/しみず・じゅもん】天童藩馬廻役。父の敵、浅利拓馬に追って三年。ただ敵の顔も知らない。《何が武士だ。何が面目だ。何が仕官だ。そんなものより大切なものがあるだろう。》第一巻p.116 【誠剣塾/せいけんじゅく】島田鉄斎が手伝っている剣術道場。 【成吾郎/せいごろう】成戸屋の主。 【善次郎】廻船問屋東州屋の主人。徳兵衛とは碁会所の常連同士。彼がすられた財布を島田鉄斎が取り戻したのが縁でおけら長屋で暮らすようになる。 【高宗】津軽黒石藩の藩主。人格者。自分のことを「おれ」と言う。 【辰次】魚屋。二十一歳。一人暮らし。 【徳兵衛】大家。家賃を取り立てようという意欲があまりないお人好し。 【成戸屋】絹問屋。志摩屋の分家。お里が女中頭として勤めている。今度志摩屋の末娘、お静を花嫁修行として預かることになった。 【根本伝三郎】火付盗賊改方の筆頭与力。島田鉄斎と同じ道場のライバル。 【八五郎】左官。四十一歳。妻のお里、娘のお糸の三人暮らし。 【文次郎/ぶんじろう】熊五郎の兄貴分。 【政吉】丑三つの風五郎の手下。 【松吉】酒屋の奉公人。二十六歳。一人暮らし。行き当たりばったりの江戸っ子の典型。大家や久蔵からは、松吉や万造はどんな目に遭わせても特に罪悪感を覚えずにすむ相手と考えられている。おけら長屋には万松は禍の元という格言がある。 【万造】米屋の奉公人。二十六歳。一人暮らし。行きあたりばったりの江戸っ子の典型。大家や久蔵からは、松吉や万造はどんな目に遭わせても特に罪悪感を覚えずにすむ相手と考えられている。 【美濃吉】成戸屋の手代頭。 【山田浩史郎】火付盗賊改方の同心。 【結衣/ゆい】津軽黒石藩藩主高宗が島田鉄斎に娶らせた女性。出戻りだが気品がある。当時鉄斎は三十八歳、結衣は三十一歳だった。 【湯の子】当時の銭湯は男女混浴で女性が襲われることもままあったとか。それでできた子を「湯の子」と呼ぶ。 【与兵衛】相生町の乾物屋、相模屋のご隠居。五十一歳。一人暮らし。おけら長屋で唯一まともに家賃を払っている。相模屋はすぐそばで家督を譲られた息子はなにかと世話を焼いているもよう。 【老人】博打にハマりかけている佐平に博打の蘊蓄を披露して去っていった不可思議な爺さん。
0投稿日: 2021.01.28
powered by ブクログ笑いあり、感動ありで面白かった! 万松コンビが最高!長屋の住人たちがおこすドタバタ人情劇 続編も読んでみたい
0投稿日: 2020.12.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第二巻から読み始めてしまったが。。。 シリーズ最初のこの本。 登場人物たちの説明と、どんな風にやってきたのか、浪人、島田鉄斎についてが詳しく描かれている。 多少の話の前後はあるが、いくつかのエピソードが温かいムードを作り上げている。
0投稿日: 2020.11.12
powered by ブクログフォローしてる方がこのシリーズを読まれていて、面白そうなので手を出してみた。 江戸物は宮部さんのしか読んだ事ないけど、好きなのでワクワク。普段ミステリばかり読んでいるので事件的には物足りないが、長屋の人間関係がいい! 本当に江戸の人達はこんな風に生活して居たんだろうか?大家が親代わりで長屋同士で対抗意識もあったりして。 今こう言う濃厚な隣人関係ってあんまり無いから、助け合って、お互い心配しあって、一人暮らしでもお節介焼きあって…… 登場人物達が生き生きと描かれていて本当に楽しい。 トンチンカンな箱入り娘には大爆笑したし、子供子供していた久蔵が最後立派な男になって行く成長が嬉しかった。 このシリーズ沢山出ているみたいなので読んで行こうと思う。良い本を教えていただき感謝です!
9投稿日: 2020.07.09
powered by ブクログ古典落語のようなテンポとユーモア溢れる会話で始まる冒頭数ページを読んだだけで、お気に入りのシリーズになることが決定しました。 落語や物語に出てくる江戸の長屋に住む人たちは、適当に生きているようで妙な矜恃もあり、苦難にもへこたれず、人情があって、とにかく毎日が楽しそうで羨ましい。
1投稿日: 2020.04.19
powered by ブクログ軽い感じであっさり読める感じでした。 あまり人情とかそういう感じではないので、それを求めて時代小説を好んでいる方には物足りないと思います。 新しい表紙で出ているようで、こちらの方が中身とリンクしている感じです。 ちょっと落語的なところもあると思います。
0投稿日: 2020.03.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
江戸の本所亀沢町にある"おけら長屋"に住む十二の店子+大家の日常を描く人情話。 みな貧乏ではあるけれど人情味はたっぷり。 クスッと笑った後は、ほろりと涙ぐむ。 野暮なんて言われちゃ黙っちゃおけねえ。 威勢がよくてお節介、涙もろくてそそっかしくて人がよくて。 落語を聴いているようなテンポの良さに読んでいてスカッとする。 "おけら長屋"には武士・商人・職人等という、身分なんてケチくさいもの存在しない。 みんなが等しく寄り添って暮らしている"家族"だ。 長屋の用心棒的存在の鉄斎さんの言う通り、湯船に浸かっているかような心地よさにほっこりする。 "おけら長屋"の禍の元・万造と松吉の迷コンビの、続編での更なる活躍にも期待したい(他のみんなはありがた迷惑だろうけれど)。 雪の寒さを一時忘れさせてくれる温かみのある連作短編集だった。 「江戸で、おけら長屋のみなさんにお会いできて本当によかった。温かくて、酔狂で…。あの長屋で暮らせたら楽しいでしょうなあ」 ほんとその通り。 私も"おけら長屋"の一員に加えてほしい。
19投稿日: 2020.02.07
powered by ブクログ新聞での書評と文庫本の帯に釣られて読みました。 しかし、あまりにも軽すぎて心に残るものはありません。 「笑えて泣ける時代小説の決定版」といううたい文句は、他の作家に対して失礼だなぁ。 買ってしまった事、本当に残念でした。
0投稿日: 2019.12.29
powered by ブクログ笑点で木久扇さんが紹介していたので読んでみた。江戸の長屋の人々の暮らしがいきいきと描かれている。落語の世界に近い。人情話にほろりとさせられる。
0投稿日: 2019.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2019/10/8 1話目の大熊が逃げ切っておいおい大丈夫かと思ったけどその後は納得のいい話でした。 鉄斎さんが一人で素敵。
0投稿日: 2019.10.09
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 本所亀沢町にある「おけら長屋」は騒動の宝庫だ。大家の徳兵衛、米屋奉公人の万造、左官の八五郎、後家女のお染―ひと癖ある住人が入り乱れて、毎日がお祭り騒ぎ。そんなおけら長屋に、わけあり浪人の島田鉄斎がやってきて…。貧しいくせにお節介、そそっかしいけど情に厚い。そんな庶民が織りなす、江戸落語さながらの笑いと情緒にあふれる連作時代小説。文庫書き下ろし。 令和元年9月15日~19日
0投稿日: 2019.09.19
powered by ブクログ初めての畠山健二さん。本所おけら長屋第1弾。まるでリアル落語の世界、大家の徳兵衛、左官の八五郎、後家女のお染め、ご隠居、訳ありご浪人があんなこんなで毎日が大騒ぎ。本所おけら長屋シリーズ全12巻で80万部突破時代小説では珍しく読書の6割が女性らしく、カバーのイラストも可愛ゆく変更されたようです。読みやすく楽しめました。
0投稿日: 2019.06.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
よし、見つけた。安心の江戸市井人情モノ。これでしばらく安心だ。 深川澪通りシリーズを読み終わってしまい、宇江左真理作品も既刊はすべて読了。葉室麟では清潔に過ぎるし、居眠り磐音は(いずれ読みだすだろうが)グイン・サーガ並みの物量で手を出しにくい。 ってなわけで、人情モンに飢えていた。このタイミングでこのシリーズに出会う。正に「念ずれば通ず」だ。助かった。 小説としての読みごたえは薄い。文章は軽い、新作落語の活字化のような味わい。でも、人情はたっぷり。フィクションならでは勧善懲悪と、居心地の良いハッピーエンド。気の置けない読書を存分に満喫できる。 読み応えのある小説は勿論大好きなのだが、緊張を持続して読み進めるストーリーばかりだとさすがに疲れてしまう。遠田潤子やジョンハートなんかの、魂の叫び小説ばかりを読めば心も荒んでヨレてしまう。その合間には、こういうユルいヌルい居心地のいい本を読んでメリハリをつけたくなるのである。
1投稿日: 2019.05.10
powered by ブクログ7つの短編、ひとつひとつがまるで落語のような…笑いと人情に溢れた話。 米屋、酒屋の奉公人、呉服屋の手代、職人達にその家族、訳あり後家と多彩な面々。 そこに浪人が加わり、絶妙なバランスで話にオチがついてくる。 肩肘張らずに読める、時代小説! 話が進むにつれ面白さが増すので、これは続きが気になる! おけら長屋の住人達の今後に期待です\ ♪♪ /
0投稿日: 2019.01.26
powered by ブクログなんというか、こう、軽い読み物としての優れた時代小説。登場人物の軽快なやりとりが落語のそれと同じノリ。作者さんは元々漫才の台本なんかも書いていた方だったんですね。まさにそういう感じ。落語も放送作家的に噺を考える人っていうのもいるのでしょうか? あまり暗くならずにさらっと読めるのが利点であり、ちょっと物足りないところでもあるかもしれない。ちょうど直前に宮部みゆきの時代小説読んだばっかりだからそう感じたのかも。
1投稿日: 2018.11.20
powered by ブクログ地震で本棚が崩壊した実家を片付けに行った折に見つけ、貰ってきたうちの1冊。 単細胞な住人の集まる長屋の話はまんま落語。どんな問題も他人事で終わらせず、時に干渉しすぎるから、話がへんてこな方向へ。「万松は禍の元」とはよく言ったもの。ひとつかふたつ、イライラさせられた話もあります。だって、アンタら、鉄斎さんのこと疑いすぎやろ、それだけ世話になっておきながら(笑)。しかし最終話ではそのイライラも飛んでいきました。楽しい。 単巻だと思って読み始めたのに、げげっ、10巻もあるんだわ。続編も実家にあるのか確認しなくちゃ。
0投稿日: 2018.07.12
powered by ブクログさわや書店や八重洲ブックセンターなど有名書店員オススメ本のポップを見て試し買い。 【ザッと内容】 舞台は江戸時代。おけら長屋(今でいうアパートのようなもの)に住む住人たちのドタバタ劇が5編入った一冊。 どの短編も笑いあり、涙ありで江戸という下町で生きる庶民の人情がギュッと詰まっている。 【こんな人にオススメ】 ・時代小説が好きな人 ・ほんわかストーリーが好きな人 【感想】 うん。面白かった。どの短編も小さな劇を見ているような感じで起承転結がとてもうまく盛り込まれていた。 登場人物も個性豊かで魅力的。ほんわかストーリーで違う世界に入り込みたい人にはオススメの一冊。 気になって著者の畠山健二を検索すると、昔は漫才の台本を書いて賞を取ったりしてる様子。さすがです。ストーリー構成が非常に上手い。 2巻以降も夢中になって読み漁るかと言ったら、そこまでではないが笑、買って損はなし。
0投稿日: 2018.05.03
powered by ブクログ貧乏長屋の人情話面白かった。 それぞれの話引き込まれてあっという間に読み終わった。最新刊は16巻。引き続き読んでいこうと思う。 高田郁作品とは違った趣を感じた。
0投稿日: 2018.02.10
powered by ブクログ実に面白い 落語のノリであり、時代劇のお約束も守られ、しかも感性はとてつもなく現代的 久しぶりに真面目に吹き出して家人に顰蹙をかった作品でした
0投稿日: 2018.01.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おけら長屋という名前からして、その日暮らしの人々の人情話だと想像出来ますね^^ その壱『だいくま』はツケ払いを結局踏み倒すお話で、心中した一家が生きていたことに喜ぶ長屋の人々の人の好さが書かれているのですが、私にはなんだか納得出来ないモヤモヤを残したお話でした。 その六『はこいり』は何にも出来ない“はこいり娘”の花嫁修業の話で、そのお嬢様の突き抜け振りに笑ってしまいました。ある意味素直なお嬢様は可愛らしいですけれどね(笑)。 おけら長屋の万松コンビが巻き起こす騒動にこれからも目が離せません。
0投稿日: 2017.12.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
畠山健二さんの「本所おけら長屋」、新聞の広告でいつも眺めていました。このたび読み始めました(^-^) 面白かったです。第1巻は短編連作7話。2013.7発行です。現在確か第9巻が出されてると。楽しみです。この一冊ですっかりおけら長屋のファンになりました(^-^) おけら長屋に住みたいです(^-^) 大家の他、所帯持ち、独り者、隠居、後家さんなどいろんなひとが12戸に住んでますが、侍(浪人)の島田鉄斎43歳がいい役どころで物語をピシッと引き締めています! 大家と12の店子が住む「本所おけら長屋」の始まりです。畠山健二さんの作、2013.7発行、7話、再読。お染の過去と久蔵の純情を描いた「おかぼれ」、絹問屋の箱入り娘お静15歳の常識のなさと女中頭お里の機転を絡ませた「はこいり」、最高です! 再読ですが、2022年の〆の読書は、畠山健二さんの「本所おけら長屋」(2013.7)で。連作時代小説7話。商人にとって一番大切なのは「信用」、武士は面目、おけら長屋の人々には「絆」。シリーズスタート時点で、重要な人物はほぼ登場しています!島田鉄斎とお染の過去がよくわかります。
1投稿日: 2017.12.22
powered by ブクログ貧乏長屋を舞台に、どたばたあり、人情話あり。 リズム感のいい読みやすい文章は、落語のよう。 鉄斎さん、かっこよすぎ。
0投稿日: 2017.11.03
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心から笑い、泣いたことありますか? シリーズ累計40万部突破の人情時代小説~米屋と酒屋の奉公人である万造と松吉は、大工の熊五郎一家の借金の取り立てのため、嫌がらせを始めたが、夜逃げし書き置きを道具箱の脇に残して川に飛び込んだらしいが、狂言と判ってほっと安心する。島田鉄斎は父が剣術指南を務める藩が取り潰され、奥州黒石藩に流れて御前試合に指南役となったが、恨みを買って人を斬り殺して江戸へ出、女郎屋へ売られた娘が瀕死の母と最後の日を過ごせるように庇っておけら長屋に住み着いた。万松が拾った浪人は敵を追って江戸へ出て来たが、島田が師範代を務める道場でも、士官話を巡って神社境内で立ちあいが始まり、つまらないことで人を斬ってはならないと止めに入ったのは敵持ちの浪人だった。たが屋の佐兵衛は偶々寄った賭場で大儲けをした次の夜におけらになったが、擦り寄ってきた不思議な老人の壺振りの癖を読めとの助言を受け負けなくなったが、面白くはない。店の金に手を付けて娘を売らなければならなくなった手代に一発逆転の指南をする。久蔵が岡惚れした後家のお染は盗賊の情婦だった。それを承知で盗賊を捕らえる罠を張ったのは島田と火盗改の同心だったが、万松コンビが余計なことをして破綻しそうになる。左官の女房のお里が女中をしている絹物問屋に本家から箱入り娘が修行に来たが、世間知らずで笑えることばかり。病気の母に朝鮮人参を飲ませたかった手代が店の金3両を使い込んで、誤魔化すのにお里は島田の力を借りる。表具職人の娘・お梅は湯の子を宿した。長屋対抗相撲大会に優勝したら、お梅と所帯を持つという久蔵が決勝前日の宴会で食中りにあった者の代わりに活躍する~腰巻きの呼びかけに意味はないと思うね。クスクスとは笑えるけど、大笑いできるわけじゃない。万松の掛け合いは落語の様であるが、島田鉄斎の働きはちょっとした剣客小説のようだしね。手許にあるのは24刷で、カバーのイラストが楽しそうなのに変わっている…この方が売れるね
0投稿日: 2017.08.01
powered by ブクログまるで落語のようだ。テンポよく進む物語。茶目っ気ある登場人物。すっかり気に入ってしまった。続編も読みたいと思う。 あらすじ(背表紙より) 本所亀沢町にある「おけら長屋」は騒動の宝庫だ。大家の徳兵衛、米屋奉公人の万造、左官の八五郎、後家女のお染―ひと癖ある住人が入り乱れて、毎日がお祭り騒ぎ。そんなおけら長屋に、わけあり浪人の島田鉄斎がやってきて…。貧しいくせにお節介、そそっかしいけど情に厚い。そんな庶民が織りなす、江戸落語さながらの笑いと情緒にあふれる連作時代小説。文庫書き下ろし。
1投稿日: 2017.07.31
powered by ブクログ読みだしたところ、嫌いなタイプの長屋の人が出て来て、失敗したなと思ったけれど、読み進めてみると面白い。ケラケラ笑うタイプではない本かと思うと「はこいり」では声を出して笑いそうになってしまった。ホロリとさせる人情話でもあり、落語のような本です
0投稿日: 2017.04.14
powered by ブクログ長屋に住む庶民のほっこり話。目頭が熱くなります。 1エピソードごとにスッキリまとめられて読みやすい。 高田郁や小路幸也を思い起こす作風。
0投稿日: 2017.03.19
powered by ブクログ微妙。最初の話で読むのをやめようかと思ったけど、二話三話あたりから面白くなって。最終話もイマイチ面白くなかった。がっかり。
0投稿日: 2017.02.07
powered by ブクログおけら長屋に住む人々の日常を描いている。読む落語って感じで、面白おかしい。でも、ちょっとしんみりさせるところもあったりして、いい感じ。人気があるのもわかる。深みはないけど、軽くて読みやすい。
0投稿日: 2017.02.01
powered by ブクログ帯文: "おかげさまで累計18万部突破!!” ”第1段 笑いと涙と人情!” ”この小説には…やられた! 百田尚樹" 目次:その壱 だいくま、その弐 かんおけ、その参 もののふ、その四 くものす、その五 おかぼれ、その六 はこいり、その七 ふんどし
0投稿日: 2016.09.27
powered by ブクログ一話一話サクッと読めてなかなか面白い。 長屋を舞台にした人情もの、クスッと笑えたりホロリと泣けたり、高田郁さんの作品よりは男性好みかな…。
0投稿日: 2016.08.17
powered by ブクログまだ一作目読んだが、どの話も心が温かくなる。 登場人物が多いけどわかりやすい。 その後のシリーズも読んでみたくなります。
0投稿日: 2016.06.10
powered by ブクログ江戸時代の市井の人の小説が好きなので、個性的な長屋の住人が出てくるこの小説は私の好物だ。 話のスピード感と、とんでもな展開も愉快だし、話の根底には優しさがずーっと漂っていて、読んだあとにはどんな人も受け入れられるくらい寛大になっている。不思議。
0投稿日: 2015.12.31
powered by ブクログ本所「おけら長屋」で起こる騒動と顛末を、江戸落語さながらの涙と笑いで包み込んだ連作時代小説。 起承転結と勧善懲悪がはっきりしてて読みやすい。ちょっとした伏線もオチに繋がってストーリーに筋が通っている。登場人物のキャラクターも分かってきたので続編も楽しみです。
0投稿日: 2015.10.26
powered by ブクログいかにも江戸っ子!なおけら長屋の人々。次から次へと騒動が起こり、それをヤイヤイ言いながら解決していく。落語のようで面白い。次巻も読もうと思います!
0投稿日: 2015.09.22
powered by ブクログ本所亀沢町にある「おけら長屋」は騒動の宝庫だ。大家の徳兵衛、米屋奉公人の万造、左官の八五郎、後家女のお染―ひと癖ある住人が入り乱れて、毎日がお祭り騒ぎ。そんなおけら長屋に、わけあり浪人の島田鉄斎がやってきて…。貧しいくせにお節介、そそっかしいけど情に厚い。そんな庶民が織りなす、江戸落語さながらの笑いと情緒にあふれる連作時代小説。
0投稿日: 2015.09.03
powered by ブクログ連作短編7編 おけら長屋に住む人々の色々な出来事が,登場人物のくっきりした表現で生き生きとして,しかも落語を聞くようなおもしろさ.大家の徳兵衛さんといい浪人の島田鉄斎さんといい,頼りになるいい男達だ.
0投稿日: 2015.08.19
powered by ブクログL 一つの長屋の面々がそれぞれイキイキしている。でもやっぱり浪人の島田が光ってしまうのは仕方ないのか。「はこいり」はそういうこととは全然気がつかず。うまい。こういう近所のおばさん、むかしだったらいそう(笑)
0投稿日: 2015.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
落語のような江戸っ子のべらんめえ口調になじむまで時間がかかりました。 お話は私の好きな人情話でした。
0投稿日: 2014.10.23
powered by ブクログ割と面白いですよ。うん。でもね、やっぱり山本一力の方が好き。心情描写がちょっとしっくり来ない、って言うか深くないように思われちゃった。
0投稿日: 2014.10.01
powered by ブクログこいつはいい!痛快、愉快そして甘く切ない時代小説。脱藩した一人の剣客が温かく酔狂な長屋に居着く時より物語が始まる。次から次へと起こる日々の出来事を連作形式にて軽やかに綴る。各々物語のテーマは信用、面目そして絆か。長屋の住人になり、お節介だが一緒に泣いて、笑う感覚に浸れるよ〜。
0投稿日: 2014.09.23
powered by ブクログ書店で見かけたときのポップや、この本の帯の言葉に魅かれて買いました。全7編、最初のうちは、過大評価、そんなに大絶賛されるほどのものではないと、淡々と読んでおりましたが、狂言回しの二人の性格が鮮やかになってくるにつれ、そして、浪人さんの役回りが鮮やかになってくるにつれ、面白くなりました。 木曜時代劇の原作にでもしてくれないかなあ。だけど、登場人物のそれぞれがいい味出てるから、出演料を安くすると、失敗してしまいそうです。 いい感じの小説だと思います。あっと驚くような新鮮さはないにしても、早くも安心と安定感を感じます。 うん、面白い。
0投稿日: 2014.03.23
powered by ブクログ名前の通り貧乏な庶民の多い長屋を舞台にした、どれも心がホッコリする話。 なんでもドタバタ、お祭り騒ぎの万松の二人組みたいなのもいれば、手練れの浪人、島田様もいる。 特にこの島田様がいいです☆シリーズ化を期待します!
0投稿日: 2014.03.05
powered by ブクログ本所亀沢町にある「おけら長屋」は、大家の徳兵衛、米屋奉公人の八五郎、後家女のお染など、ひと癖ある店子が入り乱れて毎日がお祭り騒ぎ。それもそのはず、お金はないけど人情に厚く、かっとくるけど涙もろい。自分より他人のことが気になって仕方がない。こうした面々が、12世帯も軒を並べているのだ。 そんなある日、わけあり浪人・島田鉄斎がやってきた。津軽の某藩を辞去し、江戸へ流れてきたのだ。剣の腕がたち、冷静に物事に対処できる鉄斎は、おけら長屋の連中が頼りにする心強い「旦那」。鉄斎を迎えて、何かと騒がしい長屋の面々が遭遇する事件とは……。
0投稿日: 2014.01.26
powered by ブクログ江戸っこのお節介と人情…心があったかくなる作品でした。滑稽な描写や、人々の情景が目に浮かぶようで、一気に読みました。こんな長屋に私も住みたい!
0投稿日: 2013.10.04
