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流血女神伝 喪の女王6
流血女神伝 喪の女王6
須賀しのぶ、船戸明里/集英社
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総合評価

3件)
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    大好きな人にわかってもらえないことが憎しみを呼ぶんだよ。なぜそれがわからないのかしらね? エディアルドの親バカは深刻。人としての感情を取り戻しつつあるもの。このままがんばってください。 ドーンには踏ん張ってほしいなあ…

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    投稿日: 2012.04.10
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    静かな印象の赦しの巻だったな。エディアルドの、ラクリゼの。サラは心穏やかに。グラーシカは母との関係を見つめなおし。カリエはザカリエを恐れ逃げるだけでなく知るための1歩を踏み出す。深層心理での己との戦いは主人公たちがいつもさらされるけど、ドミトリアスも突きつめられている。

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    投稿日: 2012.03.08
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    まず最初に言いたいのは表紙の2人は誰なの?ってことです。読み終わった後もじっと眺めて考えたんですが、わかりませんでした。あと、須賀さんの小説って名前の誤植が多いんですが、今回はグラーシカがカリエに宛てた手紙の内容に「サルベーン様」というのがあって、グラーシカはサルベーンに様なんてつけないだろうなあ(というか、様なんて付けるのは不本意だろう)と思い、笑ってしまいました。で、本編なんですが。本編は、笑えない展開です。エドのセーディラに対しての親バカっぷりとか、リリアンにつつかれまくるエピソードなどは面白かったですけど。今回もどうなっちゃうんだ、と気になるところで終わっているので早く続きが読みたいです。あと2冊で最終巻(7巻が7月末、8巻が秋)とのことですが、ルトヴィア、ユリ・スカナ、エティカヤそれぞれの国、それぞれの人々の思惑がからみ合って一体どうなってしまうのか、私には全く見当もつかないです。みんなが幸せになりました、なんて終わりにはならないことはわかるんだけれど。誰が最後まで生き残っているんだろうというのも気になるところ。最終巻までしっかり見届けたいと思います。

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    投稿日: 2007.04.24