
総合評価
(810件)| 83 | ||
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powered by ブクログ眠らない街の、賑やかだけど活気があるわけではなく、どこか物悲しい深夜の都会の独特の雰囲気を味わうことができた。
0投稿日: 2026.10.03
powered by ブクログ村上春樹の初めて読んだ本。 ストーリーが何もないというか、、とにかくつまらなくてびっくりした。え、村上春樹ってこんな感じ、、?と思ったら、この本はそういう本らしい。 「この作品だけで村上春樹を嫌いにならないで」というレビューを見て、他の本も読んでみようと思った。 つまらないけど、最後までわりとサクサク読めるから、それが村上春樹のすごさ??
0投稿日: 2026.09.27
powered by ブクログ書評家の長瀬海さんが村上春樹の作品の中でいちばん好きと言ってたので読んでみた 相変わらず何も起こらない、解決しない、そのまま物語は終わっていった 文章や登場人物の状況を味わう感じ
0投稿日: 2026.09.14
powered by ブクログ何かが激しく蠢き、そして何も起こらない。それはまさしく深淵である。『深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ』ニーチェの言葉がぼんやりと頭に浮かんだ。エリとマリは、確かに一つだった。一つだったものが離れ、エリは、魂を失った肉体のように、眠り続けるしかなかったのではないか。この姉妹が次に訪れる夜を、同じ夜として過ごせますように。願いながら、私も闇に落ちることにします。
0投稿日: 2026.08.30
powered by ブクログ村上春樹版、眠れる森の美女でした、、。 村上春樹はなんだか、、メルヘンな世界観と憂鬱な暗い世界観を行き来する本が多いような気がした。 本を読むというより、文章を味わった。
0投稿日: 2026.08.22
powered by ブクログ村上作品の中で、特にブクログ評価が低かったからどんなだろうと思っていたが。なるほど、大きな出来事が起こらず(ラブホの中国人娼婦は大きな出来事ではあるが)、概念的で結論が明記されていないからですね。 一方で、村上作品の中でも飛び抜けて読みやすい。会話が多くて平易な表現が多いからだろうな。 神の視点での長編は初かな。短編にはあるのかもだが。いろいろ挑戦した作品なのだろう。 マリと高橋くんの出会いでは、高橋くんがややチャラい人かと思ったけど、全く違った。マリの彼との接し方が、序盤と終盤で全く違う。それは彼の影響だけじゃなく、カオルや中国人娼婦、コオロギ、姉との記憶などがあったゆえのこと。明け方までの7時間で、心には大きな動きがある。 高橋くんの法律のくだりは心揺さぶられた。巨大なタコ。 マリとカオルさんのくだりは好きだった。カオルさんが、いい。 眠る浅井エリとテレビの中の男のところはわからなかったなぁ。
30投稿日: 2026.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
眠り続ける姉のエリ 深夜のファミレスで何もしていない妹のマリ 2人の間を繋ぐ高橋 アルファヴィルの従業員、中国人の女の子 都会のサラリーマンの攻撃性の象徴みたいな白川 そして視点。 深夜帯の不思議な、別の世界みたいな感覚を味わえる作品。 「人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくもんやないのかな」コオロギの言葉がなんだかすごく沁みる。村上春樹が言いそうだけど言わそなそうな言葉。 高橋は孤独な幼少期のことが忘れられずにいるし、コオロギもとびきり怖いなにかから逃げ続けている。白川は中国の奴らに追われ続けるだろう。エリはマリとエレベーターに閉じ込められたことを燃料にできていなかったのかもしれない。高橋やコオロギとの出会いを経て、エリは“出し抜けに“記憶が蘇ってきた。 その記憶を燃やして、エリはマリのベッドに潜り込む。 「僕らの人生は、明るいか暗いかだけで単純に分けられているわけじゃないんだ。その間には陰影という中間地帯がある。その陰影の段階を認識し、理解するのが、健全な知性だ。そして健全な知性を獲得するには、それなりの時間と労力が必要とされる」 深夜から早朝の陰影の段階を、エリは認識しつつあるのだと思う。白川に備わっているのは健全ではない知性なのかもしれない。 政治的に正しい、おいしい卵焼きが食べられるといいな。 高橋は村上作品のなかでも一番のナイスガイではなかろうか。
1投稿日: 2026.08.15
powered by ブクログある出来事はその時間帯にすでに起きているが、しかし、大きな出来事が起きない、夜の23時56分から翌朝の6時52分までの、合計約7時間を描いている。どうして大きな出来事が起きないかを考えると、世界が絶望に包まれているからだろうか。だからといって、世界は希望を捨てたわけではない。しかし、団塊の同世代の挫折のあと、現実から数歩退いている村上文学独特の抽象的で一般的な文体が何を言いたいのかよくわからなかった。いや、著者は何も言いたくなかったのかもしれない。
0投稿日: 2026.08.14
powered by ブクログとりあえず白川は中国人組織から制裁を受けなければならない。 制裁を受けるであろう予兆は充分に記されているけれども、それでも命なり耳なりを失ったことは明記されなければならないと思う。
0投稿日: 2026.08.10
powered by ブクログそれぞれの夜。 「人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくものなんやないのかな」 自分にもそんな経験があるなと思い、心に残りました。
0投稿日: 2026.08.08
powered by ブクログ誰しも、夜という魅惑の世界に憧れを抱いた経験が一度くらいはあるのではなかろうか。 "アフターダーク(日没後)" タイトルに惹かれた という単純な理由より読了に至った。 エモさが際立つ平成時代の隠れた逸品。 読後感は今一つであるが この作品に出会えた事に大きな喜びを感じる。 人生の酸いも甘いもを噛み分けられない未成熟なティーンエイジャーにとって、夜が持つ魅惑の異世界感はまさにサードプレイスなのだろう。 深夜読書のお供にはピッタリです。是非。
9投稿日: 2026.08.05
powered by ブクログ初、村上春樹。読みにくい、意味がわからない、偏屈だと散々叩かれているのを見てきたので覚悟していたけど、ありえないほど読みやすい。
0投稿日: 2026.08.05
powered by ブクログ一つの街のほんの数時間の話だけれど多くの出来事が重なり合うことで、一人一人の人生まで想像させられる作品。 登場人物は全員謎なまま登場し、謎なまま物語が終わる。それぞれが謎な存在であるため、夜になると全く表情を変えるこの街がさらに強調される。様々な悩みを抱えているが、無意識中にそれぞれが相互的に救いあっていることを感じた。 高橋とマリの会話劇がチャーミングであり、どこか深みがあり没入できるところも魅力の一つと感じた。 この作品の視点は一人称視点ではなく、また、どの視点から物語を眺めているのか読者自身も捉えられないところも面白かった。防犯カメラの視点を飛び回っているような、天井に張り付きながら空間を見ている感覚を味わった。 個人的には他作品と比べて物足りなさを感じた。今までの作品とすこし雰囲気の違う作品で楽しめた。
0投稿日: 2026.07.24
powered by ブクログ面白い!初読時は変な視点のことがずっと気になっていたが「それはそういうものだ」と割り切ってしまえばむしろ高橋やマリやかおるさんの言動にうつる人柄や、彼らと並列的に描かれる白川の奇妙なまでの凡庸さにこそ眼目があるのだろうと思えてくる。
0投稿日: 2026.07.17
powered by ブクログ大枠は姉妹の情愛を描いた作品に感じる。 姉のエリと妹のマリ。片や眠り、片や夜を生きる。片や周りの期待通りに生き、片や反骨的に生きる。2人はそれぞれ対照的に描かれているものの、寄り添い合いたいという思いは1つで、最終的にはそうなれたのだと思う。 しかしながら姉妹だけでなく、他にも様々なことがこの夜には起こり、それに我々はどのような意味を見出すのか、試されているようにも感じた。(村上春樹的には意味など無いのかもしれないが) この小説は物語を描くと言うより、伝記に近いものだと思う。兎に角、この小説の感想を書くことはとても難解で自分の文章力の無さを痛感させられる。 寂寥感のある読後感で、一先ず手に取って欲しい一冊。ただ、退屈に感じる人も多いと思います。
0投稿日: 2026.07.13
powered by ブクログ久しぶりの再読。本棚にある事さえ忘れていた。深夜11時56分から始まり、早朝6時52分までのお話し。とある視点が本を読んでいる自分の視点として重なる錯覚に陥る。本を読みながら浅井姉妹のそれぞれをのぞき見している。そんな感じ。
0投稿日: 2026.07.12
powered by ブクログ村上春樹が描くこの世ではない、この世に似ている別世界が好きで、それが見れそうで見れなかった。この作品の長編バージョンが読みたかった。
0投稿日: 2026.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
村上春樹の小説ってエヴァに似てる気がする。雰囲気を楽しむけどよくわからないところが笑 一晩の冒険をするマリちゃんと、眠り続けるエリちゃんの話。 マリちゃんは中国人の女の子の助けになり、ホテルの人や高橋といろんな話をして、心に変化がある。いいなあ、きっと忘れられない日になっただろうな。 あと夜が明ける描写が素敵で、朝が来るのもいいんだなと思った。読後感がとても良い。 自分も深夜のファミレス行ってみようかなと思った笑
1投稿日: 2026.07.07
powered by ブクログ特に大きな出来事が起きる訳では無いけれど、惹き込まれる。物語の内容の面白さというよりも、村上春樹が描く真夜中の東京の情景の美しさに惹き込まれているんだと思う。自分の知らない間に、知らない場所で誰かが何かをしている。時間は自分が寝ている間も止まることなく進み、その時間を知らない誰かも生きている。読んでいて不思議な感覚になった。マリと高橋、マリとカオル、マリとコオロギ、マリとエリ、(主人公?)マリは色々な人との関わりでこれからの人生に影響を受けたと思うが、その後どうなったのかは分からない。これが一晩の出来事に収められているのが凄い。 一目見たときから、その子と友だちになりたいと思ったの。とても強く。そして私たちは、もっと違う場所で、違う時に会っていたら、きっとと仲のいい友だちになれたと思うんだ。 高橋「歩くのはいいことだ。ゆっくり歩け、たくさん水を飲め。」
1投稿日: 2026.06.22
powered by ブクログ一夜の出来事。 視点を変えることによって見えてくる様々な夜の形。 最後まで夜のように暗く、深く、不思議なお話。
0投稿日: 2026.06.04
powered by ブクログ夜の街やファミレスの雰囲気、登場人物の会話に引き込まれる一方、結末や未回収の謎も多く、消化不良感が残る。姉のエリの眠りも謎が多いまま結局終わってしまった。
0投稿日: 2026.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
白川やカオルにとっては日常である「夜」であっても、 高橋やカオルやコムギ、コオロギとの出会いがあったマリにとっては、この一夜が今後生きてく上で必要な「記憶」であり「燃料」となったのではないかなと思った。 夜の持つ危うさと魅力が存分に表現されており、その非現実的な世界に読者も引き込まれる中、 夜明けとともに、「マリは、芝生の庭や、防犯アラームに護られている。」という一文で一気に現実に戻される感覚が印象に残った。
1投稿日: 2026.05.10
powered by ブクログ一晩の出来事のお話 面白くてあっという間に読み終わった マリとコオロギの会話が特に印象に残った 「人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくものやんやないのかな。」 夜が明けたその日からマリとエリの関係に何らかの変化があるのだろうか 次読む際は深夜に夜通しで読んでみたい
2投稿日: 2026.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
深夜から夜明け前の都市で起きた出来事を、神の目線のごとく俯瞰してみていく。文章は三人称で書かれており、それによって登場人物と読者との距離感は、著者の従来の作品と比べてやや離れた印象をもたらしている。内容に関しては難解で、特に主人公マリの姉エリが深い眠りから目覚めるまでのくだりは、解釈の余地がある。
0投稿日: 2026.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
深夜から朝までを一連の時間軸で視点が切り替わりながら展開される。「私たち」という三人称的だが、自意識を持つ視点が登場する。 朝を迎えた街を俯瞰し中がら、「一人一人違った顔を持つ人間であると同時に、集合体の名もなき部分だ。ひとつの総体であるのと同時に、ただの部品だ。彼らはそのような荷犠牲を巧妙に、便宜的に使い分けながら、的確にすばやく朝の儀式をこなしていく。」と語られているのが印象的。個人的だった夜の時間から儀礼的で社会的に昼の時間への移り変わりが描写されているのだと思った。 また、「マリは闇の長い時刻をくぐり抜け、そこで出会った夜の人々と多くの言葉を交わし、今ようやく自分の場所に戻ってきたのだ。彼女を脅かすものは、少なくとも今のところ、周りには存在しない。彼女は19歳で、屋根と壁によって守られている。」とあるように、夜はシステムが弱まる分、危うい存在としても描写されてきた。19歳の少女は本来昼の世界に存在し、守られるべき存在なのだ。 エリは他人に求められた自分を演じる人生に疲れてしまった。それでより個人的な夜の世界に引きこもった。マリは夜の世界の人々と関わることでエリの悩みに近づいていき、エリについて理解しようとしたところで物語が終わる。マリはきっとエリに追いついてエリを昼の世界に連れ戻すことだろう。そして、その時にはエリにとっても昼の世界はマリによって護られたものになっているだろう。再三「逃げられない」というセリフが繰り返されてきたように、エリも逃げ続けることはできないように思える。
0投稿日: 2026.04.25
powered by ブクログう~む 面白かった! 一夜だけの内容だけども 視点を変えることによっていろいろな夜があり それが何らかの形で交差している。 自己だけでは捉えられないものが。 何となくもやの残る感じだけれども きらいじゃないです。
1投稿日: 2026.04.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夜における時間感覚や人間の表裏の存在を一冊にまとめている作品だと感じた。 伝えたいことを一人の人物が語るのではなく、メタファーを混ぜつつ複数人の言葉や行動で読み手に語りかけてくる作品構造は村上春樹らしい作品であったと感じた。 想像の余地が大きく残されており、お姉さんがどうして長い眠りについているのかを妹と周りの関係や客観的視点から読み取っていく工程がこの本の主な軸となっており、おもしろい。夜の不気味さを感じながらゆっくり読んでいくことで、社会にある光と闇を感じながら読むことができ、是非とも1日が終わりかける夜の時間から読み始めることをおすすめしたい。
0投稿日: 2026.04.02
powered by ブクログ村上春樹節を感じる一冊だった。中国人の娼婦や浅井エリの様態など、補完されない点が多く、作品のなかで伏線を回収しきって欲しい私としては、とてももどかしい終わり方だった。これは、どのジャンルにもとらわれないパルプフィクションのような作品だと思った。
0投稿日: 2026.03.29
powered by ブクログ息子へ 村上春樹の小説。 坂本の本棚から譲り受けた本。 読んだのは、お父さんなのか、お姉さんなのか。。。 この本も、どこまでも村上春樹節。 村上春樹が好きなら、これもおもしろいはずだ。 まぁまぁハッピーエンドだったのが、Good。 教訓としては、 - 闇をかかえていても、生きるべし!
0投稿日: 2026.03.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人々が眠りにつき、世の中が静まり返る時間に起きていること。それだけでどこか美しさのようなものを感じた。静けさの中にある一人一人の感情は、昼間を生きる人たちよりも濃く、人生の色がより鮮明に感じられるように思えた。 物語は全体的に淡々としていて、読んでいると真っ白で何もない部屋の中に閉じ込められているような、不思議な感覚にもなった。 作中にはさまざまな音楽も登場し、実際に曲を聴きながら読み進めた。タイトルの「アフターダーク」は日没後、暗くなってからという意味で、ジャズの曲に由来していることもこの作品を通して初めて知った。 読んでいるあいだ、ずっと「よく分からない」という感覚が続いていたが、その中で印象に残ったのは「欲望」というもののさまざまな形だった。ジャズはもともと性的な意味合いを持つと言われているが、この作中でも性的な欲望に関する描写が印象に残った。それもまた、夜という時間の持つ雰囲気とどこか重なっているように感じた。 また、姉妹の関係も印象に残った。お互いに思うことがありながら、それを言葉にすることはなく、距離だけが少しずつ開いていく。それでもどこかで互いを想っているような、そんな関係が感じられた。私自身にも優秀な姉がいるので、どこか自分と重ねて読んでしまう部分もあった。 特に印象に残った言葉がある。 「人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくものなんやないのかな。その記憶が現実的に大事なものかどうかなんて、生命の維持にとっては別にどうでもええことみたい。」 どんな記憶も、人が折れずに生きていくための燃料になる。そんなふうに考えたことは今までなかった。自分を作り、自分を自分として存在させてくれる記憶は、自分を強くも弱くもさせる。とても大切なものなのだと感じた。
0投稿日: 2026.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
深夜0時から夜明けまでの数時間の出来事を切り取った小説。眠り続ける姉・エリと、深夜の街を過ごす妹・マリのそれぞれの視点が描かれる。最後まで謎が明かされない顔のない男、娼婦オーナーの中国人男の脅迫発言、意味が明かされない内容が相変わらず多い。 ていうのも村上春樹はよく「物語は読者の中で完成するもの」って言ってるらしい。普段から物語の行く末を与えられてるものを見たり読んだりしすぎて、結末とかスッキリさを求める自分がいるけど、自分から物語の先を想像したり作り出したりする力って、情報社会の中で大事なのかなーって思ったり。
0投稿日: 2026.03.04
powered by ブクログ村上春樹は調子が良い時に読むと「んだよ相変わらずシけてんな〜おい笑笑」となるが、調子が悪い時に読むと自分の存在意義まで考えてしまうから良くない。もはや小説を読むことよりも、それを読んだという事実ほしさに読んでいる気もする。この作品で感想文を書けと言われても、正直何も覚えていない。名前は相変わらず秀逸。女性にコオロギとつけるネーミングセンス。
1投稿日: 2026.01.29
powered by ブクログ視点からの話が印象的だった。エリの部屋に満ちている空気、場の乱れ、静けさなどが肌で感じられるくらいリアリティをもっていた。 タカハシとマリの会話に癒されつつ、白川との温度差を感じた。 アフターダークは人の無意識の世界を書いているという河合隼雄さんの紹介を読み、「白川」もひとりの人間の中に存在しており、誰しも部分的には逃げられないものを抱えているのだろうかと思った。 人の心のやるせなさを現実味をもって書きつつも、マリとエリの心の交流が、書かれていないストーリーの裏でしっかりと感じられ、最後のシーンはあたたかい気持ちになった。 村上春樹さんの長編にしては珍しく落ち着いた気持ちで読めた。笑
0投稿日: 2026.01.17
powered by ブクログ春樹史上最も謎を残したまま完結した。気がする。 たった一晩の話。深夜のようにゆっくりと流れる一冊だった。 出会ってから距離がグッと縮まる高橋と浅井マリ、暴力から逃げる人々、資本主義に組み込まれていく社会。 後半の深夜の都会の描写が素敵。 p250.人間は記憶を燃料にしながら生きていくんやないかな
2投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夢のようにぼやぼやして終わった これにて村上作品長編はすべて読破。受験から解放されて突然暇になって始めた読書、はじめに読んだ村上作品は海辺のカフカで、ごちゃごちゃだった複数の話が最後一つに収斂していく美しさにあっという間に心奪われた。 受験期に塾の先生に言われた「いい小説には無駄な表現がない」という言葉が私の読書を捗らせてくれた。 大学に入って特に勉強もせず、誇るところのないような私の生活に、読書は意味を与えてくれた。 二年前、村上作品長編を全て読むという目標を掲げてこの二年間ほぼ村上作品のみを読んできました。一つの作家をこんなにも好きになる経験は滅多にできないと思います。村上春樹さんありがとうございました。 アフターダークの感想じゃなくて申し訳ないけれど、私の村上春樹長編の旅、これにておわり
0投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログ村上春樹は一度は読んどかなあかんかな、みたいなノリで借りた 私には難しい世界観やった。。解説が必要やなあ このワードは好き 「それで思うんやけどね、人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくものなんやないのかな。」 「それでね、もしそういう燃料が私になかったとしたら、もし記憶の引き出しみたいなものが自分の中になかったとしたら、私はとうの昔にぽきんと二つに折れ てたと思う。」
2投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログ一夜という短い期間を描いた斬新な小説だったが、全体として違和感なく読めた。ただ、この物語に込められた意図やメッセージを汲みとることはできなかった…
3投稿日: 2025.12.24
powered by ブクログ私は今とっても調子が良いので、とっても面白く読めた。知的好奇心、タコ、テレビ、つるつるのマスク男、結局どういうこと?は分かんないけど、刹那的にこういう時ってあるよなって思った。ラッキー課題図書早く読み終わった!!笑
0投稿日: 2025.12.13
powered by ブクログこの何も解決してない感じが自分の生活に溶け込むようで余韻が残る フランシスレイが流れるような日常いいな 夜を肯定する
0投稿日: 2025.12.03
powered by ブクログわたしにとって初の村上春樹。ずっっっと面白かったんだけど読み終わった瞬間の感想は「は???」だった。余地が残されまくってて、ピリオドがない物語って感じ。最近流行りのストーリー性のあるMVを見てるような気分にもなった。考察しがいがあるというか。他の村上春樹作品もこんな感じなんかな?なるほどこういう作風ね〜で納得しといていいのかが不安…。他の作品も読んでみなきゃな…。(これで村上春樹ワールドに引きずり込まれるのかな。)
0投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ台詞の間のとり方が丁度よく、想像に易い描写が多く言い回しは良かった。内容については ??? 時間をかけてハテナを分かろうとする事がこの作品の妙味なのかもしれない。
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログいやぁ難しいかった。 とりあえず人は実態のないもの追いかけたり追われたりしながらその狭間で営んでるって解釈でいいのかな。
0投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログいろいろ未解決なまま話が終わってしまった。エリマリ姉妹の関係、ミュージシャンとマリ、犯人の動機やその後。それらを見つめる、私たちと言われる語り手。 モヤモヤ感。
0投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ今まで読んだ村上春樹作品で1番分からなかった。 第三者視点で進んでいくような話は新鮮だった。 1晩をじっくりと1冊で描いているのもおもしろかった。 夜という閉鎖された空間の中は、寒くて暗いような感覚になったが、そこでの人との関わりの中に温かみを感じることができる。
0投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ柔らかく暗い、でも不思議と不気味ではない暗さを湛えた話だった。深夜のファミレスにいる人はみんなきっと何かしらの物語があるだろうなという呟きから辿ってきた一冊。 記憶を燃料にしたり、明るさと暗さの中間地帯にある陰影を認識し理解する。時間と労力と、夜を重ねる。今日はどんな夢を見るかなとふと気になった。
0投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログ今までで一番不可解な村上小説で、ある意味いろんな人と語りたい一冊だった。恐らく一回読んだだけでは理解し難いのだろう。 読んで時間が経ってからの感想を投稿しているので、具体的な疑問点や考察は書かないが、結構頭の中は「?」が浮かびながら、どう伏線回収していくのだろうかと読み進めていたが、疑問が拭えないまま終わった。
5投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログ私が一番好きな作家は村上春樹である。 これまで、ほとんどの長編を読んできたが、その理由を的確に言語化できないでいた。 しかし、今回この本を読んで、何が私を村上春樹に向かわせるのか、理解できた気がする。 結論から言うと、物語を自らで再構築することだ。 村上春樹の作品は不思議な世界で良く分からず、村上ワールドと良く言われるが、この分からない程度が程よく心地よいと考察する。分からなすぎたら、興味をなくすが、このちょうど良い塩梅の分からなさを、自らで再構築し、物語を作り上げていく、その過程が愉しいのだ。 何度も何度も読み返して、自分に染み込ますように味わっていきたいと毎回読むたびに思わされる。
2投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ真夜中から夜明けまでの都会で、少女が様々な人と出会い、疎遠な姉との関係を見つめ直す物語。 村上春樹の小説は「僕」の一人称視点が多い印象があるので、三人称視点の作品は珍しいと感じた。 登場人物の誰もが自己について思索し、話し相手に打ち明ける。夜はそういう時間であるということを描き出している。
9投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログとある街のとある深夜の事件をきっかけに見知らぬ人との出会いがあり、互いに関係を深めていくストーリー。 読みやすい文章であるものの、内容は難解な本であった。 結局この本を通じて何を伝えたかったのか、私には分からない。
0投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ村上春樹さんの作品を読むのは、学生時代以来だと思います。 胸焼けしそうなのでなんとなく距離を置いてましたけど、古本屋にあったので手にとってみました。 映画のような、blankeyjetcityの世界観みたいなお洒落な世界観に浸れました。 主人公含め皆闇を抱えているけど、それでも生きている。闇が深くても語らずに淡々と処理して生きている様子になんとなく勇気をもらえる。 主人公のマリは個人的には好きです。周りの人が、温かくていい。めちゃくちゃ恵まれてるじゃんと思う。娼婦や高橋、ホテルの人達との出会いでプラスにはたらいている。 結果姉とのことも昇華できてハッピーエンドなんだと思う。 高橋に対しておそらく意識してるんだろうけど、会話が至ってクールなのが好感的に思える。(単に眠いだけ?) 高橋からの長い長い手紙が読んでみたい。
7投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ初期作を色々読んでいる途中に本書を読んだため、これ本当に作者同じなの…?と思ったような記憶。読後感爽やかで、歯切れの良い感じです。生々しいシーンも少ない。個人的には初期作の雰囲気…なんというか昔のフランス映画っぽいというか「え、だからどうしたの?」という感じ…も好きなのですが、そういう要素は控えめな気がする。
0投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ世界観はいいですが、終わり方がなんとなくしっくり来ませんでした。長編になり損ねた中編のような印象でした。
1投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログこれも1年ぐらいかけて読んでて、その度にどこまで読んだかわからなくなっている。Kindleが記憶してくれているはずなのに。 え、こんな終わり方なの?
0投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ不思議な内容で特に盛り上がりがあるわけでもなく淡々と話が進むけど読む手は止まらなかった。 デニーズでの場面から始まりある1日の夜が描かれているがマリの孤独感みたいなのが夜と相待って印象的だった。 白川はこの後マフィアに捕まってしまうのか、それともコオロギのように逃げ回るのか気になる。 エリの話は結局どういうことなのか、さっぱり。
1投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ俯瞰の第三者というのは小説では当たり前の視点だけど、それを改めて意識して読まされると不思議な感じがした。 「今でも耳は切るのかい?」 「命はひとつしかない。耳は二つある」 「そうかもしれないけどさ、ひとつなくなると眼鏡がかけられなくなる」 「不便だ」 「人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくものなんなんやないのかな。 ーー 大事な記憶も、それほど大事やない記憶も、ぜんぜん役に立たんような記憶も、みんな分け隔てなくただの燃料」
1投稿日: 2025.07.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
村上春樹にしては、ぶっとびファンタジー要素や、ややこしい言葉の掛け合い会話がない!珍しい! 夜更けから明け方まで。 みなさんの感想通り何も解決もせず、オチもない。といえばまぁそうなんだけど… 細やかな心の動き、夜更けから明け方まででそんな変わらないよね、って その辺が現実的で、だけどマリはこの夜で、新しい人と関わりを持つことで、多少なりとも人格に影響を受けたんじゃないかな。 その様子を、第三者の視点として、覗き見させてもらった。村上春樹節の、心地よい文章とともに。それでいいじゃないか~
0投稿日: 2025.07.10
powered by ブクログ村上春樹の文章と、登場人物と、いい塩梅にリアルとファンタジーの混ざった世界観が好きだから伏線回収されてなくてもいつもは構わないんだけど、さすがにこれに関しては放置しすぎじゃない? エリはどうなる?白川は?中国人の売春婦は?え? "視点"という干渉できないただ見るだけの存在として1夜の始まりから終わりまでを見届けるスタイルは面白かったけど、さすがに放置しすぎじゃない???ただの視点にすぎないからだとしても放置しすぎじゃない?
0投稿日: 2025.07.09
powered by ブクログ都市の闇に潜む孤独とつながりを、登場人物それぞれの視点から静かな語り口で描いた物語。夢と現実の境界線が美しい。
14投稿日: 2025.07.06
powered by ブクログmorgenさんが紹介していたので読んでみた。 ときおり画面越しに眺めるような描写が入り、不思議な感覚に浸りながら読み進めた。 真夜中から空が白み始めるまでの間に、自分が想像のつかないようなことがひっそりと、しかし確実にあちこちで起こっているのだと 感じるような作品だった。 終盤に高橋がマリに言ったセリフには響くものがあった。
1投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログとある都会の一晩を複数の視点から描いた物語。村上春樹らしいと言えばらしいが、他作品とは一風変わった空気感のある構成だった。個人的にはハッピーエンドと読み取ったが、ある登場人物の言動には疑問を感じる点もあった。本当の闇はどこに潜んでいるのか、そして我々我々がちょっとした隙に落ち込んでしまうような、そんな近いところにいるのではないか、と不安を覚えた。確かに悪と呼べるようなもの、どうしようもない仕組みが身近にはある。ただ、それはそれとして時間が過ぎ去れば夜が明ける、そんな希望を感じるお話だった。
0投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログ現代と近代、洋風と和風、秩序と無秩序、重ね合わせることはできなくても、ならべることで、新しい雰囲気が生まれる。 長編小説など、その羅列が長いほど個性が出るし、同じものは生まれない。きっと同じ人がもう一度書いても。 そして、そのバランスがどうも絶妙で、他の人が 安易に触れることができないような、コツのいるものだから、近づいて、何度も見たくなるのかもしれない。
0投稿日: 2025.06.23
powered by ブクログアフターダーク/村上春樹 読了 2025.01.15 前に高速バスで縁あってお話した方がいた。3ヶ月くらい前だったかな。私は読書熱がついた頃で、向こうも本を読むというので、好きな小説を聞いたら村上春樹が好きとのこと。入門におすすめなのはデビュー作とのことだったが、古本屋になかったので別の本を。 数冊ある中で、これアジカンの曲名だ!と思いこれを手に取った。読んで知るが、タイトルはアジカンではなく、ジャズの『ファイブスポット・アフターダーク』から来ているようだ。 本文を開いてみたら、まずアナログ時計が描かれていた。面白い!読んで知るが、この本は夜から朝にかけて3つの視点から成るストーリーだった。日付や名前(紙の月みたいに)でシーンを変えるのではなく、アナログ時計。これは本当に素敵な演出だった。 村上春樹を初めて読んだが、この本はとても読みやすかった。回りくどい言い回しや掛け合い(冒頭のサラダチキンとか)は芝居がかっているがうざったくはない。夜から朝にかけての移り変わりの描写も良い。特筆すべき好きな文は無かったが、すらすらとほぼノンストップで読めた。一夜のお話なので、夜のうちに読み切れて良かった。 【以下、ネタバレを含みます】 ただし終わり方が頂けない。何も解決していない。主人公と姉の仲、主人公と高橋の関係、中国人娼婦とバイクの男、白川の悪行、眠り続けている姉。なにも解決しない。あまりに不完全燃焼で、レビューサイトを見たらみな同じような感想だった。村上春樹はままこう言う終わり方があるらしく、うーん、そうなのか…。 他の作品とは書き方が少し違うようだ。すっきりする終わり方の作品であれば、ぜひ読んでみたい。
0投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
都会の一角の真夜中から朝のお話だった? 私は、村上春樹がよくノーベル賞候補になる人ということしか知らない教養不足の人間です。初めて彼の本を読みました。 白川が捕まることもなく、浅井エリが目を覚ますこともなく、オチなしでびっくりしました。読み終わって???ってなりました。こういう小説もあるのですね。 加えて、カメラの私が結局誰だったのか?第三者の目線から光景が見えていたという認識であっているのかな? 結局何がいいたいのか分からなかったが… 最初は特に物語がどう進むか全く予測できなかった。ただ、途中から話が理解できてきて、一気に読むことができた。
0投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログある繁華街のある深夜から朝までの時間を切り取った作品。いつもの村上春樹さんの作品以上に、バックグラウンドに音(音楽)があり、カットが早く、テンポが良い。深夜のチルッぽさも感じ、映画的でもある。 ある深夜に読了できるライトな長編です。
0投稿日: 2025.05.18
powered by ブクログなるほどな。って思ったセリフ(コオロギ) p.250-251 「人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくものなんやないかな」 「大事なことやらしょうもないことやら、いろんな記憶を時に応じてぼちぼちと引き出していけるから、こんな悪夢みたいな生活を続けていも、それなりに生き続けていけるんよ」
1投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログたった一晩を一冊にギュッと。新鮮な構成。 夜の生活を営む人々とマリの交流で物語が進む。 終わりはフワッとした感じで終わったけど、不思議とモヤモヤは無く最後まで心地よかった。 それにしてもマリの一晩濃すぎる。。
3投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログある一夜の出来事で、その中で繰り広げられるシチュエーション映画のような物語。 ファミレスやラブホ、Bar等で、登場人物たちの心の触れ合いが描かれるわけだが、そこでの会話が村上春樹さんの文体でお洒落さがある。 明けない夜はないし、一人でしかできないことも二人でしかできないこともある。そのバランスが必要なのだと、皆の心に残る台詞が忘れられない。
1投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ初めて読んだ村上作品とても読みやすかった。 深夜のデニーズから始まる物語 読後には光の兆しと仄かな闇みたいな
2投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログこの本でエドワード・ホッパーを知りました。村上春樹とデヴィッドリンチは何か似てる…とかねがね思っていたけれど、リンチのマルホランド・ドライブのアマプラの画像が、どうみてもエドワード・ホッパーの絵のオマージュなのに気づいて、やっぱり…繋がっている…と嬉しくなりました。 内容は、、いいですね。よるーって感じがして。 しかしこの本、持っていたのになぜか読んでいなかった…気づかずにもう一回買ってしまった。年を感じますね…余談ですけど。
3投稿日: 2025.04.16
powered by ブクログうん、良い。代表作!みたいのとはテイストが違くて良い。 よく陰キャ陽キャと人は言って、そのイメージ通りの生き方をしようとするけれど、どっちでもない、というよりどっちでもある、という人がほとんどだとは良く思う。 好きな人と話してる時、ヒールを履いて街に出る時のはつらつとした私。 夜中に絵を描いている時、1人で泣いている時の暗闇のわたし。 どっちも大事な自分の一部だと。
0投稿日: 2025.04.15
powered by ブクログ裏表紙だけ読んだ時は 映画『ナイトオンザプラネット』的な ストーリーかと思ったが、 もっと暗くて どこか諦観を感じさせる内容だった。 哲学や不条理を 村上春樹らしい センスある言葉のチョイスで描いている。
0投稿日: 2025.04.14
powered by ブクログめっちゃおもろかった。やっぱり表現や描写が好き。 難しい話だけど、結局どんな夜も明けて朝が来て1日は無差別に理不尽にやって来る。闇も光も陰影も無差別に全員にあって、やって来るって言いたかったように自分は感じた。あらゆる二面性やコンプレックスやメタファーが綺麗で、今の鬱屈としてどこにも行けなく、やることもお金もなく難しい立場の僕にとっては生きていかなければ結局なと思わされた
0投稿日: 2025.04.11
powered by ブクログ星は3つであるものの、良かったと言える。 淡々と深夜の一部分が切り取られ、描かれている。 エリについて、どう捉えれば良いのか分からないが、全体として読んで良かった気がする。 会話のシーンが、好きだ。
0投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ家にあったので、手に取り読んでみた。村上春樹作品は実はあまり読んでおらず、読んだのはドライブマイカーと多崎つくる、ノルウェイの森ぐらい。 久々の村上春樹作品でしたが、驚いたのはあまりの読みやすさ。さらさらと読めてしまう。情景描写が細やかでありありと想像でき、気づけば最終ページ近くになり、あれ?このページ数で伏線回収できる?と思ったら、案の定回収されず。もしや、されてたのか?理解力がないだけ、、?読者に委ねているということなのかも。こういう本も悪くない。
0投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ初めて村上春樹さんの小説を読みました。 友人のおすすめ「アフターダーク」 正直、よくわかりませんでした。 …私に読解力がないだけだと思います。。
3投稿日: 2025.04.04
powered by ブクログ村上春樹作品を時系列に読んできて 途中この作品だけ手元に文庫本があったので 読んでしまったが 正直何を言いたいのか読解力がなくて わからなかった… 情景はありありと浮かぶけれど そこから何を読み取ればいいのか…
2投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログ初めての村上作品、アフターダークを選んだ。選んだ理由は、アフターダーク、と言う響きが好きだったから。 自分は昔から、人々の生活を覗き見してみたいと言う欲望があった。それを叶えさせてくれるような作品であった。自分的にとても面白くさらさらと読める作品だと思う。 いい意味で結末が曖昧で続きが気になる作品。
0投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログ完全初読の村上春樹作品、相当久しぶりでは。 いつもながらさらさら読めてしまう。 これは一体なんの話なのか、何を描いていてなにを言いたい小説なのか、あまりよくわからない。 でも今あえて突き詰めようとは思わないかな。 その時々の自分の問題意識や心のありようと連動するものだから、読み返してピンとくる時はいずれあるだろう。 今回はたださらさらと楽しく読む。 これからも、なんとなく疲れていてたださらさらと何かを読みたいとき、村上春樹はいつも私の人生に登場してくれるだろう。 春樹くんの書く朝の描写はとてもきらきらしていていいね。朝と夜の対比についてなんかぼんやり考えさせられる休日の朝でした。
1投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログ大学生の頃、村上春樹として初めて手に取った作品。その時完読できたのかは覚えていない。ただ、あまりハマらずそれからあまり村上春樹に興味が向かなかった。ノルウェイの森を読んで、また手に取ると2時間程度で一気に読んだ。まるで映画を見ているように読者の画角が細かく書かれる。最後まで白川とエリの関係性はわからず。ただ、夜中に活動する数少ない人間たちはどこかで繋がっている。孤独から逃れようともがきつつ頑なに閉じこもる人、それをこじ開けようとする人。それらが実際に関わり合いを持つことで少しずつ人が、世界が変わっていく。 この物語の転換点は、記憶が人生の燃料というコオロギのセリフ。マリのエリとの記憶も蘇る。人生に詰まった時に突き進む燃料が多くなるような経験をしたいし、子供にもさせよう。 ところどころに散りばめられた夜と朝の表現がとても好み。 ただ、全体的に話はあまり展開が少ないので評価は低め。 早朝の静かな時間に、本に出てくる音楽と共に振り返り再読したい。
5投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログぼくはここにいる。このアイデンティティは「記憶」によって保証され、他人に受け容れられかつ安定した秩序が保たれた社会に立脚することで成立している。だが、村上春樹はその「安定」がいかにあやふやなものなのかを本作で暴く。登場する彼らは個々人の内側に悲しみあるいは狂気をかかえ込み、キワキワのところで生きているようにさえ感じられる。そのキワキワの向こう側には春樹がこれまで記してきた「闇」が待ち受けているということなのか。春樹的な「こちら/あちら」の構図をベースに、その巧拙は議論の余地があれど「いま」を見据えた問題作
1投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ映画のような大胆な視点をカメラのように動かしていくカット 本人の意欲的な試みが垣間見える本作である。 人間関係を非常に上手に扱い、縦と横に人を用いた構図を広げる。 男の子と父親の話はすごい面白い。 誰もが誰かの被害者であり、加害者である側面を持っているかもしれないという恐怖はとても興味深い。 姉妹という関係を描く本作 いつかまたその時が来たら読み直したい
0投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログ旅行に行く時の空港での待ち時間で読むために購入。 特に村上春樹が好きでとかいうわけではなく、本屋で何となく表紙に惹かれて選んだ一冊です。 買ってからブクログの評価を読んで好き嫌いが分かれるのかな?と思いながら読み始めました。 結論から言うと私にはとっても合ってる本でした。 割と淡々と流れる物語や、特に結末がはっきりしていない物語が好きだからかもしれないですが、、久しぶりに本を夢中になって読んだなと。 こういう思いがけない出会いがあるから、どんなに忙しくてもやっぱり読書はやめられないなと
1投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公のマリが夜の街で出会う人々。 夜中から朝へ物語は進む。 「夜が明けちゃう」という勿体ない気持ち。 「夜が明ける」と少しワクワクする気持ち。 そんな夜明けのような気持ちで読了。 今の季節にピッタリの一冊だった。 コンビニでかかっていたサザンの新曲は涙の海で抱かれたいかな? 大好きな村上さんの著書の中に大好きなサザンの文字が出てきて嬉しかった。
0投稿日: 2024.11.12
powered by ブクログなんか意識高い系ロックバンドのミュージックビデオ観てる気分になる小説 特に起承転結はないし、ドラマチックな展開もない。夜明けまでの登場人物それぞれの日常を描写している。 こういう日常の一場面をオシャレなフィルターかけて現像する技術はすごい、個人的に村上春樹の真骨頂はここだと思う。
0投稿日: 2024.09.22
powered by ブクログ惹き込まれた。 ノンストップで読んだ。 紙の文庫を読んだから、左手の厚みで物語がもう少しで終わっちゃうのがわかるだけに、覚悟はしていたが、このどこにもたどり着かない物語は、読後にぼーっとしてしまう。 感想を書くのが難しい一冊。
0投稿日: 2024.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マリが姉との距離感に悩んでいたのは、エレベーターで感じた姉からの愛情に対して「当時のマリ」の中で上手く消化できなかったからではないかと思った。愛情との向き合い方によって、人がどう成長するのかが変わるという印象を受けた。敢えて日常を切り取って描いているのだろうか? 村上作品の長編の中でも登場人物が多い方?だと個人的に感じた。
1投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログ読み終えてすぐここの感想ページをチェック。 みなさんとほぼ一緒の感想で安心。 もう表現の美を楽しむ作品ですね、うん。
1投稿日: 2024.08.29
powered by ブクログ村上春樹というビッグネームへの期待は、見事に打ち砕かれました。どれだけ高く評価されていようと、物語に心が動かなければ意味がない。抽象的な表現の羅列に、納得のいく答えを見出すことはできませんでした。この違和感を「自分の未熟さ」と捉え、さらに2000冊の読書を自らに課す。それだけの覚悟を持たせるという意味では、ある意味で「衝撃的」な作品だったのかもしれません。再戦は、ずっと先のことになりそうです。
2投稿日: 2024.08.03
powered by ブクログマリがまあ意味わからん女過ぎるかも まぁ仮にエリのことが好きなシスコンだとしてもさ、なんだっけあの男のことは大事にしてあげろよ、あと余韻無さすぎ 物語最後の夜の後にはだいぶ明るさがある的なことそれはよかったけど、マリはこの後オールだから寝るだろ笑笑 何かが起こりそうで起こらない、何かを伝えたそうで何を伝えたいのかわからないような作品だった。 マリのフェーズとエリのフェーズが交互にある感じもすっごい難しかったし特にエリのフェーズは村上春樹っぽさがふんだんにでてたけど、だからな何って感じが多かった。ただ、まとめあげ的なことは良かったし、マリの周りの人達がみんないい人だなと思った。
1投稿日: 2024.07.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何かが起こりそうな雰囲気なので、どういう結末になるのか気になったのだけど最後まで読んでも正直よく分からなかったです。でもこういうのも良しと言うか、この雰囲気がゆるく楽しめたので続きがあればいいのにと思いました。よくわからなくても難しくて苦痛とかではないし、どことなく意味があるようで面白いです。
3投稿日: 2024.07.12
powered by ブクログマリが誰かと会話しているとき、誰の作品を読んでいるのか忘れかけるが、エリの様子を目にしているときそれを思い出させる。難解ではある。闇のあとに訪れる光りが表だと限らない。そんな類いの勝手な解釈でいようと思う。
1投稿日: 2024.07.06
powered by ブクログ上から見渡している「私たち」とは、一体なんだろう?もう既に村上春樹さんに心奪われているので、その謎や意味不明さも含めて受け入れます笑
2投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログ村上春樹らしくない一冊だった。数時間の出来事を一冊使って描く試みは確かに面白いかもしれないけど、結末がイマイチ腑に落ちないし(これはいつも通り)、スケール感に欠ける。ページを捲るたびに期待感が増してくる展開だっただけに残念。
2投稿日: 2024.05.18
powered by ブクログ個々の描写や登場人物は素敵だったが、どうも消化不良感のある終わり方というか。。 そういうものだと思って読めば楽しめる作品かな。
2投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログよくわからないなーという感じ 同じ世界のいくつかの話が並行して書かれていたと思うけれど、どの話も終わらず曖昧なままだった。 描写や文は好きな感じだったけれどあまりにも終わりがないから何も感じることが出来なかった 初めての村上春樹の作品がこれで、他の作品とは毛色が違うみたいなので他の作品も読んでみようかなーと思った
2投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログ人間の裏表…光と影…陰陽…そんなようなものがあちこちに散りばめられた一見、男女の出会いのような物語だけど、とてもおぞましさと話の深さを感じられた。 一回読むだけではわからなかったが、振り返って読むと人物の影や悪の側面に気付いて、解釈が変わっていった。
3投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログ初めて村上春樹を読んだが、残念なことにまったく好みじゃなかった。 しかしこれは他の作品とは少し毛色が違うらしいので、これに懲りずに他の作品も読んでみたい。
1投稿日: 2024.04.18
powered by ブクログとても好きなタイプの物語だった。深夜に読みたくなる。登場人物も高橋くん、カオルさん、マリ等なかなか魅力的。 古書店で出会った本。電車の中で、公園で、色んな場所で読んだ自分の記憶とも結びついている。 物語の世界観も温度感も好き。 文庫268ページ、AM 5:24の描写が読んでいてかなり気に入った。 以下引用 夜の最後の闇が、都会を薄皮のように包んでいる。ごみの回収車が路上に姿を見せ始めている。それとほぼ入れ違いに、都会のあちこちで一夜を過ごした人々が、駅に向かって歩を運び始める。流れを遡上する魚の群れのように、彼らは一様に始発電車を目指している。 終夜の仕事をようやく終えた人々、徹夜で遊び疲れた若者たちーー立場や資格こそ違え、彼らはおしなべて寡黙だ。飲み物の自動販売機の前でぴったりと身を寄せあっている若いカップルでさえ、今はもう語り合う言葉を持たない。二人は残っている身体の微かなぬくもりを、無言のうちに分け合っているだけだ。 新しい一日がすぐ近くまでやって来ているが、古い一日もまだ重い裾を引きずっている。海の水と川の水が河口で勢いを争うように、新しい時間と古い時間がせめぎ合い入り混じる。自分の重心が今どちら側の世界にあるのか、高橋にもうまく見定めることができない。
1投稿日: 2024.03.30
powered by ブクログ真夜中から少しずつ夜が明けていくその雰囲気がとても良かった。 何かが起こりそうなのに結局何にも起こらない。 なんだかいろんな想像を掻き立たせるそんな世界観が自分好みでした。 自分は基本的に朝型人間なんで夜は大抵ぐっすり眠ってるんだけどたまには夜の街を歩いてみたくなった。
2投稿日: 2024.03.12
powered by ブクログ夜の表現とかは巧みだったけど、なんか今一歩進展が足りないというか、物足りなさが残った。 けど人間は記憶を燃料にしてるというのは印象的。 辛いときは嬉しかったことや今よりしんどかったことを思い出して、乗り越えてる。 裁判所は深海のタコ、夜が明けていく感じはナイス
1投稿日: 2024.03.12
