
飛べない鍵姫と解けない飛行士 その箱、開けるべからず
山本 瑤、カズアキ/集英社
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総合評価
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powered by ブクログ初めて手に取ってみたコバルト文庫。 意外や意外、単なるラブロマンスには留まらないスチームパンク風レトロミステリー小説。 想像を超えて遥かに面白かった。 マージのリボンをあしらったブーツが可愛い。 マージもアレックスも快活でアグレッシブなので物語が走り出したら結末まであれよと一直線。 ただ、読んでから時間が経っているとはいえ完全数のくだりが今ひとつよくわからない…。10桁の数字を導き出すヒントってありましたっけ。 1刷 2022.2.2
2投稿日: 2022.02.02惜しいかもしれない
スチームパンク、飛行士、錠前師、成り上がり財団貴族、記憶喪失 これだけ面白そうな設定があるのに、文章もキャラクターも悪く無いのに…惜しい‼ さくさく読めて読後感もいいので良かったとも思うのですけどね。ちょっと物足りないのです。 挿し絵も、ミステリーものを意識するなら、きちんと場景や他のキャラクターも描くべきだった。 これは著者やイラストレーターのせいではなく発注が悪いんだろうな。 Web小説から出版してる某レーベルみたいな仕上がりだ。 もう少し丁寧ならば別物にように化けた感じを物凄く受けた作品です。 そういうのが重なり、ラストの展開は結構、ご都合主義に感じました。
0投稿日: 2018.05.02
