
総合評価
(33件)| 8 | ||
| 14 | ||
| 5 | ||
| 2 | ||
| 0 |
powered by ブクログ自分の学生時代を色々思い返してた。私自身自意識過剰で必要以上に自分を下げることがあるけど、若干岡田さんと違う気がする あの花やここさけは生まれるべくして生まれてきた作品なんだなと思う 「貴方だけにしか書けない物語が見たい」という言葉の印象が変わる。それは実体験に紐づきそうだな
0投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ著者がアニメや実写映画の脚本家とは知らずにこの本を手に取った。 中身の想像できるわかりやすいタイトルが面白い。 「あの花」も「ここさけ」もいまだに何のことだかわからないけど、たぶん若い人には支持されている作家さんなんだろう。 その著者がかつて不登校だった? そんな興味から読んでみた。 著者は小学校から高校まで筋金入りの不登校。 シングルマザーに育てられた一人っ子で、そのマザーはなかなかの人。 高校では著者の才能を見抜いていた先生がいて、何とか卒業し、 その後家を出て専門学校に入ったあたりから変わり始める。 物語にも出てくるが、著者がシナリオを書くトレーニングで自伝を書いていたからなんだろうか、躓きの多い私生活が嫌味なくグイグイ読ませる文章であっという間に読めた。 面白かった。 随所にでてくる「おじいちゃん」系の人が重要な脇役になっている。 不登校だった人はもとよりそうでなかった人も読んで面白いと思う本。
2投稿日: 2023.12.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
過去と向き合い、乗り越えてゆくこと 2011年のこと、アニメ『花咲くいろは』第一話の冒頭シーン、ヒロインの緒花と母親との会話を聞いて、驚いたことがあります。 > 緒花「ママ、私、ママの子じゃないの。ママの親友が病弱なジャズシンガーで、港にやって来た米兵さんとの間で産んだ子なの」 > 母「あー、あたし女友達いないしー。それに子供から告白する台詞じゃないわねえ、それ」 > 緒花「残念」 これ、ものすごく計算された会話なんですよ。たったこれだけのやり取りで、 ・緒花が現実から抜け出すことを夢見ている少女であること。 ・母親がダメ人間であること。 ・緒花はそんな母親を嫌ってはいるけど憎んではないこと(憎んでたらそもそもこんな会話はしない)。 などを、番組開始から40秒で、視聴者に分からせてしまうんです。これには恐れ入りました。普通、こういう設定って、ついつい「説明台詞」で語らせたくなるものなんですが。 このシーンの脚本を書いたのが岡田麿里さんです。 それまでも『とらドラ!』とか『シムーン』とかは観てたんですが、「岡田麿里って上手い脚本書くんだなあ」と明確に意識したのはこの一瞬でした。その後も『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(通称『あの花』)や『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』などを観ていて、「あっ、ここ上手い」と感心することがしばしばありました。 これは天性の才能なのか、それとも誰か名のある脚本家に師事して学んだのだろうか……と、ずっと考えていたんですが、先日、その岡田麿里さんの自伝が発売されました。タイトルは『学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで』。 そう、岡田さんはひきこもりだったんです。 ひきこもりの人の多くは、家から出られなくなった直接のきっかけがよく分からないそうです。この本でもそうで、いろんな小さな理由が積み重なって、岡田さんは学校に行かなくなった。明確な理由がないために、それを取り除けば魔法のように治るということもありえない。 知らない人からは「さぼっている」「ずる休みしている」としか見えない。でも、本人にとってはすごく苦しいことなんです。タイトルにあるように、学校に「行かなかった」じゃなく「行けなかった」んです。 その体験は、『あの花』の主人公、ひきこもりの高校生・仁太に投影されています。仁太の描写の多くは、実体験に基づくものだったんだそうです。 そんな岡田さんが、どうにか高校を卒業して、故郷を離れて東京で一人暮らしをはじめ、下積みの地道な仕事を重ねて、アニメのシナリオライターになってゆく。ついには『あの花』のような話題作を手がけるまでになる。その紆余曲折が描かれています。 サクセス・ストーリーではあるんですが、決して楽天的ではありません。読んでいると、彼女がどんな努力を重ねてきたかがよく分かる反面、努力をやめたらまたすぐにひきこもりに転落しそうな危うさが感じられ、息苦しいんです。 後半は、『あの花』の裏話。自分の故郷である埼玉県秩父市をモデルに、自分の体験をヒントにしたひきこもりのキャラクターを主人公にしても、岡田さんはなかなか過去に向き合うことができません。本当は別の町にしたかったけど、ロケハンに来たスタッフが秩父市を気に入ってしまい、現実の秩父市を再現したリアルな背景で描かれるようになります。それどころか実家までも作中で登場することになってしまう。アニメが放映されると、舞台になった場所を訪れるファン(いわゆる「聖地巡礼」)も増える。 故郷から、過去から逃げ出して東京に来たというのに、その過去が追いかけてくる。岡田さんは否応なしに過去に向き合い、自分の過去に決着をつけることになっていきます。このへんがもう、息苦しいんですけど感動します。 『あの花』が好きだった人なら、読んで絶対に損はないです。僕は読んでいる間、エンディングテーマ「secret base 〜君がくれたもの〜」が頭の中で流れていました。
0投稿日: 2023.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
薄々気付いてはいたが、私は本のジャンルとしての「自伝」がものすごく好きなのだと思う。 奈倉有里『夕暮れに夜明けの歌を』がとんでもなく面白かったのは、勿論内容の素晴らしさもあれど、そもそも自伝一般に私がめちゃくちゃ弱いためもあっただろう。 ふだんは基本的に小説しか読まず、自伝やエッセイといったノンフィクション系はなんとなく避けてきた(フィクションこそ至高、という若気の至りで)のだけれど、そろそろちゃんと自分の好みに向き合ったほうがいいかもしれない。考えてみれば、自分について考えるのが何より大好きで、自分語りが大好きで、他人の自分語りを聞くのも大好きな自分が、自伝を嫌いなわけがない。 『アリスとテレスのまぼろし工場』を観てマリー熱が高まったので、積んでいた自伝を手に取った。軽い気持ちで読み始めたのにめちゃくちゃ面白くて、何度も爆笑したり号泣したりしてしまった。人は子供時代の家庭環境に左右されるんだな、とつくづく思う。お祖父ちゃんと恩師下谷先生の章が特に印象深い。自分の文章に向けられた「批評」の意義について。 『DTエイトロン』から始まるアミノテツローさんとの関係も全く知らなかった。『おとぎストーリー 天使のしっぽ』(2001)も。 自分は秩父に行ったことないのに、母親に「マリーのアニメ観て下さいよ」と言った『あの花』オタクのエピソードが出来過ぎていて勝手に自己投影して感動してしまった。『花いろ』の松前皐月への母の反応も、『ここさけ』の成瀬母の台詞をきっかけにした岡田親子のやりとりも、最高ですね。これを読んで、岡田麿里作品の男性キャラの造形はまた色々と考えてみたいと思った。
0投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「心が叫びたがってるんだ」といった、心に問題を抱えた主人公を描いたアニメの原作、脚本を書いたことで有名になった岡田麿里さんの自伝。個人的には彼女は、上記2作品のように少年少女達が葛藤したり、それを克服していくというような話をつくるのが特にうまい印象。 正直にいって本全体が彼女の負の感情満載のこの本を読み続けることが辛かったが、それでもこの本から得られたことは、不出来であってもなにかを最後までやりきること。 > シナリオライターとしてずるずる歳を重ねた今、仕事で出会った若い子に「脚本家になりたいんです」と相談されることがある。ならシナリオを描いてきてと言うと、そこでぴったりと連絡が途絶える。彼らの姿は、当時の同級生達の姿に重なる。その気持ちはすごくよくわかる。彼らは、やる気がないわけではない。今まで自分の中で溜めに溜めていた「自分がいつか世に出すはずの何か」のイメージはどんどん膨れあがって「まだそのにはないが、とても素晴らしいもの」になってしまっている。それを実際にシナリオとして書いてみると、ふわっと描いていたイメージには遥かに追いつかない。自分はこんなはずじゃない、これで自分を判断されたくないという恐怖。 > 結局のところ、チャンスを掴むことができるのは、物事をカタチにした人だけなのだ。本全体を通して負の感情を垂れ流し続けている著者自身でさえ、その時の感情を文字に起こしていた。 自分の中に溜め込んでいるだけでは、誰かに評価される機会など一生来ないのだから。
1投稿日: 2023.05.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「あの花」「ここさけ」「凪あす」「さよ朝」。 私の好きなアニメの数々を生み出したマリーの自伝。 すごい人生でびっくりしたのと、ああ、この経験や性格から「あの花」「ここさけ」ができたんだなと納得した。 ただ、これでなんであんなに女の心情描写がうまいんだって疑問には逆に思ったけれども。 とても興味深くおもしろかった。 特にシナリオライターとして歩みだしてからが。 これからのご活躍にも期待。
0投稿日: 2021.11.26
powered by ブクログとらドラの頃から岡田麿里さんの心をえぐる脚本に魅入られてました。 自分は不登校にはならなかったけど、世間に馴染めない自分と葛藤には共感しかなかったです。 でも麿里さんはとても強くて、1人で教習所に行くし、東京に行くし、シナリオも書けてとても強い人だと思いました。 彼女の自伝を読んだことで、またさらに彼女の書く物語に深みがました気がします。 余談ですが、岡田麿里さんで検索したらとてもお綺麗な方の写真がでてきて、上京してすんなり彼氏ができたことに納得してしまいました。
0投稿日: 2021.10.17
powered by ブクログアニメ「あの花の名前を僕たちはまだ知らない」の原作者の人のエッセイ。自身の不登校の経験や心情を切々と語っている本。
0投稿日: 2021.10.10
powered by ブクログ娘が借りてきた本。 「あの花」も「ここさけ」も知らないんやけど、娘が「面白かった」というので読んだ。 イッキ読み。したけど、エッセイやし、途中でちょいちょい休憩は挟みつつ読んだ。 ほんで、読みながら、著者はわりと同年代なんかもな~、と、思った。 くだんの通り作品は知らないけれど、今時の若者向けの作品なので、てっきりもっと若い方が書かれているのかと思ってたのよ。 むしろ同年代で、今の若い人にささるような、今の時代にささるような作品が作れるなんてすごいな…、と、思ってたら、 同い年か…!(しかも学年でいえばひとつ下) そこで慌てて(?)巻末を見たら、著者プロフィールにちゃんと記載されてたね。同い年やったわ。 だから何と言われればアレやけど、著者が綴る10代ほど、わたしは尖ったそれを歩んでない。 もっとのほほんと、いうたら、かなり「勝ち組」と、いうか、「生きやすい」と、いうか、「優等生」な学生生活を送ってたわ。 勝ち組っていうのは、性格とか能力とかではなく、「当時の学校という制度に帳尻を合わせられた子供」というだけで、能力でもなんでもない。 ほんで、その結果がコレなわけよ…。笑 正直いうと、もうこういう話は自分よりもわが子に当てはめてしまうけれど、10代に多少生きづらさを感じて、学校のルールにはまれなくても、いいんじゃないの? と、いう気がする。 むしろあのルールこそが、歪んでいるというか、昭和中期の高度成長期から更新されてないんやから、むしろ合わないほうが正常なんじゃなかろうか…。 マイノリティになるというのはしんどいけど、そのぶん「人と違うこと」ができてしまうねんな。 人と違うことをができるのもやっぱりしんどいけど、わが子には、人と違うことをするしんどさよりも、人と違うことをすることによって得られる自分だけのものを大事にしてほしいと教えたいなと思った。 そして著者の御母堂はなかなかエキセントリックなようで、まあ、わたしも大概、わが子からはこのくらいエキセントリックというか、ええ加減な人やなと思われてるんやろうなーとも思った。笑 でも、そこも、一般的な「母親像」を無視して、わたしはわたしの人生を歩むのも、いいのかもしれんとも思えてきた。 少なくとも金銭的、衣食住は最低限(かもしれん)子供たちに苦労はかけていないはずなので(なんでもオッケーではないけども)、それやったら、今までわたしがめざしてきた「いい子供」「いい社会人」「いい妻」「いいお母さん」を、ここにきてドロップアウトしてもいいかなー。だってそれを目指して、これやもん。笑。二度目 子どもたちのいいところをもっとフューチャーして、彼らの強さをバックアップしていきたいなあ。 もしかしたら知識よりもわたしはそれのほうが、今の私はほしいと思っている。
0投稿日: 2021.08.12
powered by ブクログ自分らしさの自分を追い求めて自分を否定したりダメなところに目がいったりする中でも成長していたのだと思う。登校拒否の日々は消日していたわけではなかったのではないか。その後熱くなれるものを見つけて歩んでいるところは過去があったからだと思うけど、それは今だから言えるのかなぁ。
0投稿日: 2020.05.03手に取る程に
筆者の心の痛み・叫びが聞こえてくる。自分は登校拒否にはならなかったものの いじめを受けた経験者なので、本作を読んでいて筆者の痛みが手に取るように解る。 でも筆者は学校という足が遠ざかった巨大な壁の中に たった1人ではあったが彼女の長所を見出した恩師との出会いによって自身が熱中出来る事を突き詰めて将来のなりたい自分の道筋を見出す事が出来た幸運な人だと思う。(勿論 本人の努力が大きい事も有るが) 同じ境遇に有る若者に是非 読んで欲しい作品。
0投稿日: 2020.03.22
powered by ブクログ共に秩父を舞台にして大ヒットしたアニメ映画「あの日みた花の名前を僕たちはまだ知らない。」と「心が叫びたがってるんだ。」の脚本家による初の自伝エッセイ。「ひきこもり」という言葉がまだ市民権を得ていない時代。「学校に行かない」という選択が今よりよほど特別視されていたころの話。 「誰に挨拶したらいいかわからない」という「自意識との闘い」、自らの「キャラ設定」に翻弄される思春期のモヤモヤ、そして「緑の檻」に囲まれた田舎町の鬱屈した空気感などは作品そのまま。映画の中の名台詞、名シーンの裏に込められた意味を改めてかみしめる。 閉鎖的な社会で「いじめ」を受け、長く学校に行けなかった著者は、秩父から「外の世界」に出ることによって道が開かれていく。その「生き直し」の過程には、著者を特別扱いせずに作文を評価してくれた担任の先生や、その幸せを願い、温かく見守ってくれた「おじいちゃん」など、多くの「隣人」の存在があった。専門学校に進学後は、シナリオライターになりたいという夢をかなえるため、「登校拒否児は果たして、魅力的なキャラクターとして成立するのだろうか?」と自問しながら、自らの体験をもとに「あの花」と「ここさけ」を書き上げる。 クリスチャン家庭に生まれ育った地方出身者が「マイノリティ」ゆえに抱える葛藤に相通ずる。今日の教会にも、さまざまな「生きづらさ」を抱えた人々が集っている。著者が不登校だった過去をカミングアウトする場面も、クリスチャンであることをカミングアウトする時の葛藤と重なる。 眼前の苦難から抜け出せないと思い込んでいるすべての人にとって、その向こうに広がる「外の世界」の存在は希望になり得る。(松ちゃん)
0投稿日: 2020.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
題名とおり、「あの花」「ここさけ」を代表作とする脚本家である筆者の自伝。その筆者が、実は小学校から高校まで学校へ行けずに自宅に籠っていた、という驚きの事実から、ヒットメーカーとなるまでの半生記が綴られる。 あらすじだけでも良い話。学校へ行けない、というのがどういう心の動きを持っているのかがわかり、外に向かう展開は感動的である。が、「あの花」「ここさけ」のような感情の震えがあるかというと、そうはならなかった。エピローグを読んでもハッピーエンドかといわれると悩ましい。 大竹まこと氏がラジオで、ゲストの本を最後まで読んだ、でも読めてなかった、わからなかった、という趣旨のことを述べておられたが、同じく自分もこの本を読めきれていない。 筆者の視点は客観的で冷静だ。部屋・秩父の山奥という「小さい世界」での苦境から「外の世界」で羽ばたく、というような流れで感動的に描くこともできそうなところ、そのようには書いていない。そのため、不登校児ではなかった自分には、その境遇に共感することもできない。また学術書でもないから、不登校になる動機などを網羅的に知る、ということもできない(これはあくまで一つのサンプルとしてとらえるべきだろう)。さらに筆者は同年代であるため、(年齢だけを理由に)上から目線で「よく頑張った!」ということもできない。良い話なのに、感情のもっていきどころがない。 筆者が恐る恐る接触を続けていた「外の世界」で、シナリオライターという職に出会い、目標として試行錯誤しながら少しずつ成功を積み重ねていく。「書ききることができる力」を武器に。ここで、これまで比較的冷静的だった筆者の熱量が上がり、感情の昂ぶりに共感するシーンが描かれる。アニメと出会うのだ。 『嬉しくて、わんわん泣いた。・・・ 「すごい、嬉しいと涙ってしょっぱくない!」 ・・・その作品に関わった皆が、同じように苦しんで、同じ痛みを同時に持つことができる。だからこそ、強烈に幸せを感じられるときも一緒。それは観てくれている人も同じ。観てくれた人が喜んでくれたら、泣いてくれたら。私もこうして涙が止まらないのだ。』 そして、「自意識なんてくそくらえだ」と自ら監督に売り込むに至る。 ここまで自らの人生を駆動させる熱量との出会い、ここがこの本のピークと感じた。 しかしこの本はここでは終わらない。ここからはアニメ制作ならではの出会いもあればトラブルも描かれる。でもそれは筆者が惚れたアニメという仕事の事実なのだろうし、名が知られることの事実なのだろう。でも、一方的に感動的な成功譚で終わらせないこと、それこそが筆者が描きたい光と影の二面性かという気がした。 そして苦しみにぶつかりながらもこの世界にほれ込み、仕事をものしていく姿は、やはり眩しいのだ。
0投稿日: 2019.02.27
powered by ブクログドラマを見たので原作に興味を持って。 思った以上にこの本の中身を忠実に、そして実写で見られるように構成したドラマだったんだなぁ…と感嘆。 いまや名うてのアニメ脚本家となったまりーのトラウマの告白。 それはいまでも彼女の中にあって、向き合いながら仕事を続けてる。 そんな傷が、まりーの脚本の魅力…というには綺麗過ぎるか。 個性? もしかしたら、まりーが作る物語が嫌いだという人は、この傷が認められないのかなあ。 向き合えないというか。 母と娘の確執…が、まりーの創作の根底にあるひとつと教えられたら、「さよならの朝に約束の花をかざろう」の見方も少し変わるねえ。 あれは(あれも?)閉じた世界から少女が飛び出して、母になるワケだし。 それが同一の人物の上に起こる変化であって…って、それはこの本の感想ではないかw 脚本家としての岡田麿里さん。 これからの作品を鑑賞するとき、その内面を読むとき今作を思い出すことにします。
0投稿日: 2018.09.12
powered by ブクログあの花ファンなので。家族で聖地巡りをしたことも。これだけ内側で悶々と考え感じる人だから描けた世界なんだなと思った。
0投稿日: 2018.08.29
powered by ブクログあの花、ここさけ、花咲くいろは を見ていないとわからないところもあり。ですかね。 ひたすら岡田さんの鬱々としたものに 付き合っていく感じです。 読んでて、スカッと、とか 晴れ晴れと、とかには いきませんでした。 悩んでる人や思い詰めてる人には 読んでて力になるところもあるかもですが ナチュラルな気持ちでは逆にちょっぴりマイナス方向へ引きづられるような気も。 読みやすくはあったけど、 うつうつとして楽しくはなかった、かなー。
0投稿日: 2018.06.03
powered by ブクログ正直すごいなって思ったね 「あの花」のじんたんの 登校拒否のリアルな感じとか 「ここさけ」の成瀬の内気な感じ 実体験から書かれているんだって 思ったね その時々で助けてくれる人に出会い シナリオライターに進んでいく 運命的なものを持ってる感じがしたね 仏壇のおじいちゃんの言葉と 「あの花」を思い出してちょっと うるっと来てしまった。 人の出会い、仲間大切にしようと思ったね
0投稿日: 2018.03.07
powered by ブクログ「さよならの朝に約束の花をかざろう」を観て感動したので監督に興味を持った。「花咲くいろは」や「あの花」「ここさけ」の脚本家でもあったわけで、これらはアニメの中では異色の作品であり非常に良い作品だった、これらの作品は著者の登校拒否という体験から生まれたことに納得がいった。しかしダメな学校教師によってどれくらい生徒が傷つけられているのが分かるが、その中に稀に優れた教師が混じっており、その当たり外れは生徒の運次第ということになりそうだ。熱いアニメ現場についても語られており日本のアニメ製作者たちはすばらしい。
1投稿日: 2018.03.06
powered by ブクログ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』『心が叫びたがってんだ』などで有名な脚本家岡田麿里さんは小学校~高校まで登校拒否児だったそうだ。 前半部分の学校時代のエピソードは思い出して再構成、俯瞰してみて書いているのだろうがやはり鋭い。 特に関わった大人達のエピソードが素敵で、おじいちゃんと最後に会ったエピソードは思わずウッと来た。 後半部分は家から飛び出して東京でシナリオライターになるまでのがむしゃらな奮闘記。 とにかく面白く一気に読んだ。 『心が叫びたがってんだ』のタイトルは岡田さんがつけたそうだ。監督に反対されたが押し通してくれた。感謝します。このタイトルを見たときちょっと救われた。
6投稿日: 2018.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「あの花」「ここさけ」の脚本家。 よく書いたな・・・というのが正直な感想。 此処まで赤裸々に出しちゃった人って少ないと思う。 私が学生時代はまだ「登校拒否児」というのが珍しかった。 小学生時代は居なかったし、中学でも学年で一人。 著者の時代は、当時社会問題として浮上していたことを覚えている。 社会が 軟化してきた と当時はようやく思った。 ある意味、出現できるチャンスで出てきた人。 作品にはかなり色濃く彼女の地元が散りばめられてる。 だからこそ。 アニメであり、共感を呼べるんだと思う。 アニメは子供のもの というが。 本当にそうなのか。 大人が楽しめなくて、子供が納得するのか? 私の持論だが。 大人が一生懸命作ったものは子供は肌で納得する だ。 できれば。 登校拒否の真っ最中でない人が読んで理解する本かも。
0投稿日: 2018.01.23
powered by ブクログ『あの花』は好きだ。かくれんぼのシーンは号泣でした。ただこの本を読んで脚本家のことを知ったからと言って、作品自体の評価が良くも悪くも変わるわけでは無いと思っている。作品はみんなで作るもの。でも、この脚本家の人生は、不登校だろうが社会と馴染めないと思ってる人やありきたりな人生のレールから外れた人達にとったら希望なんじゃないかなぁ。負のレッテルを周りから貼られても、自分がそれをプラスに切り替えられたら、人生は豊かになるんだろうなぁ。
0投稿日: 2017.10.19
powered by ブクログ「あの花」のドラマしか見たことのない私だが、その物語の切なさと美しさにに惹かれ、この本を読んでみたいと思った。著者の岡田さんは私に似ている。考えすぎて人間関係を複雑にしてしまう。思ったことをうまく言葉にできない。それでも、自分のやりたいことを見つけ、自ら「外の世界」へと旅立ち、多くの人との関わりの中で必死に自分と向き合って生きている。とても格好いい!アニメも是非見てみたいと思った。
0投稿日: 2017.10.15
powered by ブクログこの歳で恥ずかしながら岡田磨里のアニメ 「花咲くいろは」「あの日見た花の名前を僕達はまだしらない。」「心が叫びたがっているんだ。」 娘に薦められて全部みました。とてもよかった。 でもこの本はどうも入ってきませんでした。 自分でキャラ設定していた子供時代 厳しい毎日 でも私はアニメそのもので十分だと思います 自伝って必要かなあ ≪ じんたんも 心いたんで 順ちゃんも ≫
0投稿日: 2017.10.02
powered by ブクログ『あの花』も『ここさけ』も 何のことやらさっぱりわからずに本を手にしました。 が・・・めっちゃ面白い。 面白いなどど言ってしまうのが不謹慎に感じるほど 著者の岡田さんの過ごしてきた過去は ストレスフル且つサバイバルなものでした。 でも、読んでいるとなぜだかクスリと笑ってしまうのです、、、岡田さんの文章が絶妙で。 小中高と学校に行けずにいた自分の姿を 冷静に俯瞰で分析している岡田さん。 恐らく小学生の頃から、自分を客観的に見る目ができてしまっていたのでしょう。 誰もが自意識過剰で恥ずかしい思春期という時期に こんなにも自分を第三者の目で見てしまっていたとしたら さぞや辛かっただろうなぁと思うのです。 だけれど、その物事を俯瞰で見ることができるという能力は脚本家という今の仕事をする上で 何よりの武器になっているはず。 アニメはあまり見る機会はないのだけれど この人の書いた話ならちょっと見てみようかなと 思ったりもしています。
3投稿日: 2017.09.04
powered by ブクログシナリオライターだけあって読みやすい文体。 少女時代の葛藤。 ライターになってから夢中に走り出す姿。 何かを成し遂げる人は、みんな目標に向かってストイックに努力を惜しまないタイプばかりと勝手に思っていたけど、こんなにぐるぐるもやもやを抱えていたなんて、人間臭くていいなと思いました。 自分も頑張らないとと背中を押される作品。
0投稿日: 2017.08.24
powered by ブクログ昨日、アニメの「心が叫びたがってるんだ。」見たので読んでみた。 読んでみて、なんとなくこの人が「ここさけ」を書いたことに納得がいった。昨日見て、「主人公、メンタル弱!」と思ったけど、この人自身がメンタル弱そう。 母親に殺されそうになった話はある意味、壮絶。体格は著者のほうがよかったので殺されずにすんだそうだけど、本当に殺そうとするなら寝てる間でもよかっただろうし、いったい何があったんだろうか。母親も本当に殺そうとしたわけじゃないんじゃないか。脅して不登校を辞めさせようとしただけで。 そういえば、自分が中学2年生の時も登校拒否の人がいたと思うんだけど、席はどうなってたっけなぁ。一番後ろだった気がするのだけど、この本によるとだいたい中心の列の前から2番目か後ろから2番目だったらしい。その後理由は書いてあったけど、やっぱり中途半端だとは思う。 なお、登校拒否だけど修学旅行にはいったらしい。ちょっとしたイベント事には行っていたのだとか。逆ならよくありそうなんだけどなぁ。 それと、高校の時の担任の先生の時の奥さんの話が面白かった。著者と同じで人付き合いが苦手だそうなのだけど、生きづらい人が集まるコミューンっていったいどんなとこなんだろう。自給自足で花を軽トラで外に売りに行く仕事だそうなのだけど、想像できない。 なお、アニメのシナリオライターというのは平等らしく、新人でもベテランでももらえるギャラは基本変わらないのだとか。そのことを、「アニメの世界はとても平等で」という文章で始めてたけど、声優は違うだろと思った。 それにしても、アニメのシナリオライターだからかときどき表現がすごく面白い。「ヘレン・ケラーばりにウォーターした」なんて表現、普通思いつかないだろと。多分、この部分が一番笑った。
0投稿日: 2017.07.30
powered by ブクログここまで、著名人が自身の不登校体験について赤裸々に告白したことはなかったのではないか。最初は彼女の母親の態度に悶々としたところもあったが、母親も母親なりに育ってきた環境でしんどい思いをした故の態度なのかな、と納得したりもした。きっと母娘それぞれにそれぞれのしんどい思いがあった故の物語なのだろう。「不登校の著名人」はほかにもたくさんいるので、いつかこういう体験談を自由にカミングアウトできれば、いま不登校に悩む人たちの道標にもなって良いと思うのだが。
1投稿日: 2017.07.22
powered by ブクログ変わらなきゃいけないと思っていても、現状を切り抜けることができない。その部分が今の自分と重なって、読んでいて辛かった。 嫌な事、後悔する事、過去にはたくさんあるけれど、それらを消し去ることなく、囚われることなく 全部連れて今を生きていかなければならないと思った。 何となく買ったが、背中を押してくれるような、自分も頑張っていこうと思える、とても素敵な本だった。
0投稿日: 2017.07.03
powered by ブクログ大好きなアニメ脚本家岡田さんの自伝。 私も人間関係が苦手で学校に行けなかった時期があったので、共感できる部分が多かった。 出てくる人々の描き方もさすが岡田さんというユニークさで、いじめの話はエピソードとして辛いが どこかユーモアを感じるテイストで描かれているので読みやすいかと。 大人になっても完全に変わることはできなくても、自分らしく生きられる場所を探すのは大事だと感じさせてくれる一冊。 大人になった人も、今、学生の子にも読んでもらいたい。 この本を書いてくれたことにお礼を言いたい。きっと今つらい子供で救われる人がいるだろう。 私は泣きながら読んだ部分も多かった。 この本で興味を持ったら、岡田さんの関わるアニメも見てほしい。きっと好きになれると思う。
0投稿日: 2017.06.21
powered by ブクログたまにマリーという言葉を聞いたぐらいで、数ある脚本家の一人だという認識だった。 ただ、彼女のシナリオは良くも悪くも女性っぽいと感じていた。 現実につながる傷を抱えたキャラクター達が、あの当時は少し新鮮ではあった。 この著作を吐き出したことで、何かしら本業にフィードバックされることを期待したい。
0投稿日: 2017.06.04
powered by ブクログIt is significant that he had slept for 3 years. He was called "A Three-year-sleeping man".
0投稿日: 2017.05.07
powered by ブクログ作品が出来上がるきっかけとなった幼少期から社会人までの経験を余すところなく記述されているおかげで、物語の中に入り込むことができた。 あの花、ここさけ、といった作品がここまで本人の体験に基づいたものだとは知らなかったが、良い物語を書くには他とは違う経験値が必要であることを再認識させられたような気がした。
0投稿日: 2017.04.17
powered by ブクログ【ひきこもりのじんたんが近所の目を気にするのは私の経験です】「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」を書いた人気アニメ脚本家は小中高と学校に行けなかった
0投稿日: 2017.04.07
