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ちょー恋とはどんなものかしら
ちょー恋とはどんなものかしら
野梨原花南、宮城とおこ/集英社
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総合評価

6件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目次 ・ちょー美しい姫君 ・ちょー恋とはどんなものかしら ・冬の祈り、秋の憧れ 表題作よりも、他の2作の方が面白かったな。 アラン王子と無理やり婚約者になろうと押しかけて来た美しい姫君オリヴィア。 しかしその性格は、自分の美しさを鼻にかけ、ライバルは陰湿に排除していく、実に嫌なやつだった。 断っても断っても動じないオリヴィアに対して、アラン王子が差し向けたのは、文句のつけようもない美女であるダイヤモンド。 しかも明るく爽やかに人が悪い。 全くオリヴィア何ぞ勝てる相手ではないのだけれど、へこたれない性格のため一向に引き下がらない。 というわけで始まったのが、賭けポーカー。 絶世の美女二人が、いいのか?これで。 反対にあくまでもシリアスに話が進むのが『冬の祈り、秋の憧れ』 美しくはあるが、賢しくて可愛げのないリブロは、貴族の娘としては使い勝手が悪い。 おとなしく他家に嫁いでくれるとは思えないので。 そこで父は、娘に「民のために、魔物のいけにえになってくれ」と言う。 しかしそれは仕組まれた罠だった。 たった10歳の少女が知ってしまった親の本音。 自分が生きる意味はなんだ? しかし、自分は自分のために生きるのだ、と。 女だからいろんなことを諦めるのではなく、女だってやればできる世の中をつくっていけばいい。 それができるのは自分だ。 強い子ですね。 でもだからと言って、長じてジオラルドを亡き者にしようとしたのは良くないよ。 それだけは忘れちゃいかんよ。

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    投稿日: 2021.12.20
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    シリーズ短編集。 オリヴィア初登場。アラン王子もったいないことしたなー・てこのときは思った(笑) リブロとライーの出会いもありますが…こちらはやや暗いので、断然アランの話が好きっす。

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    投稿日: 2011.01.06
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    髪を切り落とすリブロが最高にカッコ良いです。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-64.html

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    投稿日: 2010.10.25
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    どんなタイトルだよ!とつっこみたくなる本。ていうか中身あんま恋じゃないよ。 いや恋かな。ダイヤちゃんは母でも強し、と。

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    投稿日: 2008.03.20
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    短編集。表題作品はドタバタラブコメディーなのですが(むしろこっちが夏の夜の夢って感じ)、ライーとリブロの話が重くシリアスでとてもいいです(笑)。冬が恋しくなります。

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    投稿日: 2007.06.02
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    ライトノベルばかり読んでました、今から思えば。(今もだけど) 短編集、というか番外編で、リブロが出てきて嬉しかった記憶が。 本編じゃないのに、話に厚みがありました。 (2001/10)

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    投稿日: 2006.05.25