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powered by ブクログ「柴田錬三郎」の中短篇時代小説(+エッセイ)集『新篇 眠狂四郎京洛勝負帖』を読みました。 先日『田村正和さん追悼特別番組『眠狂四郎 The Final』』を観て「眠狂四郎」シリーズを読んでみたくなったんですよね… 時代小説は久しぶりですね。 -----story------------- 京の千本通り、羅城門跡の旅籠に逗留中の「眠狂四郎」に、町奉行から呼び出しがかかった。 禁裏から高い身分の姫が失踪、どうやら、大阪商人が関係しているようだ。 御所が金のために姫を売った!? ひそかに姫を取り戻すべく、「狂四郎」は動きはじめる――表題作をはじめ、中、短篇8作品を集める。 さらに「狂四郎」の創作秘話を綴ったエッセイ3篇も収録する。 ----------------------- 「眠狂四郎」シリーズの中短篇8作品とエッセイ3作品を収録して2006年(平成18年)に刊行された作品です。 ■眠狂四郎京洛勝負帖 ■消えた兇器 ■花嫁首 ■悪女仇討 ■狐と僧と浪人 ■のぞきからくり ■贋者助太刀・眠狂四郎市井譚の内 ■義理人情記・眠狂四郎市井譚の内 ■武蔵・弁慶・狂四郎 エッセイ ■眠狂四郎の生誕 エッセイ ■わが小説Ⅱ「眠狂四郎無頼控」 エッセイ ■解説 清原康正 三千石の旗本が湯殿の中で刺殺され、兇器が見当たらない奇妙奇天烈な事件の謎を「狂四郎」が追う『消えた兇器』と、三河譜代の名門・加倉井家の婚礼で、花嫁が首をはねられて殺された奇怪な事件を「狂四郎」が追う『花嫁首』がミステリ色が強くて印象的でしたね、、、 あとは、父の敵を狙う武家娘にいい恰好をしてみせようとした浪人が「狂四郎」の名をかたったことから、奇想天外な物語が展開する… 「狂四郎」が完全な脇役となっている『贋者助太刀・眠狂四郎市井譚の内』が面白かったかな。 「眠狂四郎」を創造したプロセス… このスーパーヒーローに託した心情が明らかになるエッセイ3篇も興味深かったですね。
0投稿日: 2023.09.09
powered by ブクログhttp://denki.txt-nifty.com/mitamond/2013/09/post-0b57.html
0投稿日: 2020.02.29
powered by ブクログ表紙が和月さんということとで買った。 読んでみると面白かった。 また、再読したい。 初めて聞く表現や語句があったが、面白かった。新聞小説だったようで、まだまだいろいろな作品があるみたいで、読んでみたいと思った。
0投稿日: 2013.05.29
powered by ブクログ「るろうに剣心」の和月先生によるスペシャルカバーが凄く良い!! 陰惨な運命を背負った素浪人、眠狂四郎。そのニヒリズムは立ち振舞い、言動、面持ち、剣技など、あらゆる面に垣間見られる。 異国キリシタンの姦淫による出生。苛烈を極めた少年時代。亡き母と先立たれた妻、美保代への思慕。数多くの人間を斬ってきたことへの悔恨。 この男が救われる日は来るのであろうか、と切なくなってくる。
0投稿日: 2012.09.01
powered by ブクログ★夢よ真実ならば/チャンスは三度ある/地べたから物申す 柴錬こと柴田錬三郎は95年前の1917年3月26日に岡山県備前市で生まれたノンフィクション作家で中国文学者それになんといっても時代小説家。 時代小説の主人公といえば、人情ものでは庄司るい(平岩弓枝『御宿かわせみ』)や玉枝(山本一力『梅咲きぬ』)、珠世(諸田玲子『お鳥見女房』)やお登勢&塙十四郎(藤原緋沙子「隅田川御用帳」連作)、笑兵衛&お捨(北原亞以子『深川澪通り木戸番小屋』)や藤木紋蔵(佐藤雅美『物書同心居眠り紋蔵』)、夏木&藤村&仁左衛門(風野真知雄「大江戸定年組」連作)などがあり、捕物帖ものとしては、半七(岡本綺堂『半七捕物帳』) や銭形平次(野村胡堂『銭形平次捕物控』)、砂絵かきのセンセー(都筑道夫「なめくじ長屋捕物さわぎ」連作)や伊三次(宇江佐真理「髪結い伊三次捕物余話」連作)、一太郎(畠中恵『しゃばけ』等)などで、剣豪ものは机竜之助(中里介山『大菩薩峠』)や鞍馬天狗(大佛次郎『鞍馬天狗』)や丹下左膳(林不忘『丹下左膳』)、青江又八郎(藤沢周平『用心棒日月抄』)や坂崎磐音(佐伯泰英『居眠り磐音 江戸双紙』)、千坂藤兵衛と里美(鳥羽亮「剣客春秋」連作)が人気を博していますが、34年前1978年に61歳で亡くなった彼の創り出したヒーロー剣士「眠狂四郎」も必殺剣法「無双円月殺法」もまた、ますますその名を轟かし人気が増し、すでに絶対的ライバルの中里介山の『大菩薩峠』の主人公の机竜之介などどこ吹く風、まったく寄せつけないほど数倍も距離をあけてしまった感があります。 出生が転びバテレン(迫害され拷問等により強制的にキリスト教を捨てさせられた切支丹)と日本人の混血という宿命の暗い星の下で、残虐的に平気で人を斬りつける性格、虚無感を持った剣のさばきでバッタバッタと数え切れないほど天下無敵の活躍をして、60年代に一大剣豪ブームを巻き起こしました。 シリーズ7作と本書収録の8つの中・短編で見事に描き切ったと思いますが、この無類の血沸き肉躍るヒーロー物語を映像化しないでほおっておくはずがありません。今まで鶴田浩二・市川雷蔵・松方弘樹・江見俊太郎・平幹二郎・田村正和・片岡孝夫と7人が誕生したのですが、私の関心は長らく1972・73年にドラマ化された田村正和主演の全26話にだけしかなくて、DVDにされるのを首をながくして待っているのですが、一向に期待に応えてくれません。 レビュー登録日 2010年3月26日 推敲(更新)日 2012年10月01日
0投稿日: 2010.03.26
