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世にも奇妙な人体実験の歴史
世にも奇妙な人体実験の歴史
トレヴァー・ノートン、赤根洋子/文藝春秋
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総合評価

30件)
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    数々の人体実験チャレンジに挑んだ過去の人物の挑戦内容を紹介する本書。その中に見覚えのある名前”ジョン・ハンター”。この人は以前読んだ『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』(河出書房)で覚えていたのだが、かなりの変人だだった。それと同列の、とにかく危険よりも好奇心が勝るチャレンジャーたちの挑戦の数々が、読みやすい文章で綴られており、なかなか面白い。 それにしても患者の嘔吐物を飲むという行為を行う気持ちが理解できない…。

    3
    投稿日: 2025.07.16
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    「医学の歴史は、人類のために自分の健康やときには命までも犠牲にした研究者らの英雄的行為によって飾られている」 現代当たり前と思っているようなことにも先人たちの涙ぐましい努力や驚くようなドラマがあり、当然ながら試行錯誤を繰り返して初めて実用化されたものだ。19世紀から20世紀にかけて病気やその治療法、毒ガスや爆弾、深海や成層圏などの謎を解明するために、科学者たちは自らの身体で人体実験を試みる。そのエピソードを紹介している。 本自体は面白おかしく書かれているわけではないが、人体実験の事実自体が凄まじく、笑うと言うより恐怖すら感じる。 梅毒と淋病の感染経路を把握するために自らの性器に性病患者の膿を塗ったり、黄熱病の研究のために患者の嘔吐物を飲んでみたり。確かに定期的な症状チェックやフェアな実感の確認は自分でやらざるを得ないことだ。しかしそれが常人の思考を飛び越えた想定外の発想なのだ。これがかなり面白く、かなり怖い。 そしてそこに挑む研究者たちの考えは、高貴な勇気とも言えるが異常な好奇心とも言える。 「危険だとわかっている実験を行う必要がある場合もある。病気がどのように伝染するかを検証する実験などがそれである。そのために大勢の人間が死んだ。私としては、これは理想的な死に方だと思う」とは言うものの、この言葉を信じきれない自分もいる。

    0
    投稿日: 2025.04.02
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    ただのマッドサイエンティスト集団の本かと思ってたら全然違った。 現在何も考えずに使っている薬品や技術にこんなドラマが隠されていたなんて。 医療に携わっていても知らないことばかりで読み進めるのが楽しかった。 医療の話だけでなく、炭疽菌の章ではアメリカの炭疽菌テロの話も詳細に書かれていたり、爆弾処理の話が出てきたり、サメの話とか飛行機の話とか思ってた以上に色んなジャンルの話が出てきた! たしかにほとんどの人の名前を知らなかったし、彼らの活躍がなければ今の技術発展に繋がっていなかったかもしれないことをもっと色んな人に知って欲しいなと思った。

    1
    投稿日: 2024.07.12
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    これはおもろいぞー! ほし10個つけたい!! コカインは初期のコカ・コーラの原料の1つであり、コカ・コーラは鬱とヒステリーの治療薬として販売されていた 信じられないことだが、我々はみんな、年におよそ1キロもの昆虫を食べている (食品加工のプロセスから完全に締め出すのは不可能なため) アメリカ食品医薬品局は許容量の上限を、 ◆小麦粉1kgあたり昆虫片450個 ◆マカロニ225gあたり昆虫片225個あるいはネズミの毛4・5本 ◆チョコレート100gあたり昆虫片60個あるいはネズミの毛1本 ◆柑橘類のジュース250mlあたりハエの幼虫1匹あるいは卵5個 ◆ポップコーンのサブサンプルあたりネズミの排泄物1片 と定めている あかーん!勘弁してくれよ テロリストは1度幸運に恵まれればそれで充分だが、ATO(イギリス陸軍の爆弾処理班のメンバー)は毎回幸運に恵まれなければやっていられない もう本当に本当に、リスペクトでしかない ジャック・ホールデン好きだわぁ

    0
    投稿日: 2024.04.24
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    2022/4/20読了 知的好奇心、科学的興味から、時に命を危険に曝して、自分や他人を実験台にした無茶苦茶な方々のお話である。彼ら先人達のお陰で、今日、科学実験には、色々な倫理的制約が付きまとい、おいそれと危険なことは(たとえしたくても)出来なくなったのだ、と思いたい。

    0
    投稿日: 2023.09.13
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    自分の体を使った人体実験を紹介した本。知的好奇心と探究心画一線を超えると、人はこうなってしまうのかと驚き、とても興味深く読みました。そこまでやるか!自分の体にそこまでできるものなのかと、驚いているうちに読み終わってしまった。凄く面白かった。

    0
    投稿日: 2022.09.15
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    今ではありえないことが常識だった時代、私達は今も人体実験されている最中だということに気付かされました。 コロナ禍になり、ワクチンが出る前にこの本を読んでおいて良かったです。

    0
    投稿日: 2022.06.09
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    ある治療や医薬品などの効果を立証するには、最終的にはいわゆる臨床試験をするしかないわけであるが、この臨床試験とは別の言い方をすれば人体実験である、と言い換えることができる。 もちろん、現在の臨床試験については厳密なプロトコルが定められ、安全性への最大限の配慮がなされているため、人体実験という言葉からイメージするような危険性は排除されているわけであるが、ともあれ、医学の発展というのが人体実験と共にあった、というのは一つの医学史の事実である。 さて、本書は医学の発展のためにそんな人体実験を、主に自らの身体を差し出して実施した医学者たちの姿を描くノンフィクションである。こう書くとかなり硬い本のように見えるが、どちらかというと、自らの仮説を検証するために危険な人体実験を自らの身体で行う彼らの姿は、ある種のマッド・サイエンティストとも呼べるユニークさがあって大変面白い。 扱われるテーマも、薬、麻酔、寄生虫、病原菌、電磁波とX線、血液、心臓(自身の心臓にカテーテルを刺す自己実験にはドキリとさせられる)など、多様。 医学の歴史を面白く知りたい方におすすめ。

    2
    投稿日: 2022.03.27
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    ある意味ちょっとおかしくないと実行に移せないような実験の数々。 でも、こういう人たちがいて初めて分かったこともたくさんある。

    1
    投稿日: 2022.03.20
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    どんな技術にも過去がある。 それもちょっとおバカで探究心溢れる研究者の、ときにはドン引きするような、惹きつけられるような、青ざめるような冒険奇譚が隠されている。 この本はその一端を記しているに過ぎないのでしょう。 私の人体実験の記録として、電気柵が危ないと教えられたのですが、どうして危ないのか大人は教えてくれませんでした。そこで直接触れたところ、心臓がバクンと低く脈打ち、一瞬視界が失われました。 大人も子どもも、触っては危ないです。

    3
    投稿日: 2021.10.17
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    すごく面白かった! 人体実験の歴史といっても、己の体を使って自己実験を行った人の話が多いのでそんなに胸糞悪いエピソードが出てくることは少ない。ちょっと安心。 世界の珍しい動物を食べまくった男の話が面白かった。

    0
    投稿日: 2021.04.05
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    「自己実験という危険な行為を成し遂げた、偉大なる奇人に捧げるウィットに富んだ賞賛」 語り口が軽妙で楽しく読めた。正義感や好奇心が振り切れると人間はここまでできるのか。先人たちに感謝。

    3
    投稿日: 2021.03.26
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    痛みや苦しみや悲惨さに目を伏せたくなる様な人体実験の数々だが、興味深い話ばかりだった。 医療技術はもちろん医療に関する法律も定められていない時代。イギリスでは当時、死刑囚の死体が解剖に利用することが認められていた。その死体は、度々遺族と解剖をしたい医者との死体の奪い合いが起きて、その奪い合いの激しさから死刑囚が生き返ったこともあったという。 医学生に必要な遺体が足りないために、メスを入れるのが初めての患者だということも。そのため、遺体が高値で取引され、埋葬屋が医者へ遺体や臓器を横流ししたり、遺体を採掘盗掘する輩がはびこった時代も。 生きた被験者としては主に、医者自身・死刑囚などの犯罪者・黒人・孤児院の子供(特に障害児)・末期の病床人などが利用されることが多かった。 自己人体実験 ・淋病と梅毒を同じ病気が進行したものだということを証明しようと、自身の性器に淋病患者と梅毒患者の膿などを擦りつける。 ・心臓にカテーテルを自ら通す。 ・壊血病を証明するため、数ヶ月の間ビタミン無しの同じ食事で過ごす。 ・炭に解毒作用があることを証明するため毒と一緒に炭を飲む 麻酔剤が"笑気ガス"と言って40年以上も楽しむためだけの扱いを受けていたとは驚きだ

    0
    投稿日: 2021.01.13
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    常人では考えられないような実験が、過去に行われていたことを知った。どう考えても、自分ではやろうと思えないことばかりであった。訳者あとがきにもあったが、「自己保存本能よりも知的好奇心が強い」という人間たちによって様々な実験が行われていたようだ。現在の医学(というよりも一般常識的)では考えられないような医療行為が行われていたが、そのような医療行為が現在行われていないのも、多くの研究者たちが人体実験を行なってきてくれたためであると思うと、人体実験を真っ向から否定しにくくなる(もちろん現在では倫理的にあり得ないことではあるが)。真っ当な医療をしてもらえる時代を作り上げてくれた多くの研究者たちに感謝したくなる良書であったと思う。

    1
    投稿日: 2020.08.09
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    人体実験、というとマッドサイエンティストだとか、戦時中の非人道的な行為、というイメージが先行する。 確かに本書に出てくる実験はそういったものもある。 だが、それを、なかったことにできる? 自分に関係ない、と言える? 誰にだって程度の差はあれ、興味はあるでしょう? 私は空気抵抗の実験をしたことがある。仮説はこうだ。 パラシュートが安全に脱出できるのなら、傘でも空気抵抗を実現できるはずだ。 そして私は駐輪場の屋根から傘を両手に持って飛び降りた! 最悪の結果にならなかったが、端的に言えば失敗した。 他にも、「アルコールの摂取量による消化器官と判断力の変化に対する考察」を行ってみたこともある。 が、そんな些細な実験と本書の内容を比べると、比べ物にならない。 音速の壁、ソニックブームの恐ろしさは、思わず電車の中で身震いした。 淋病と梅毒に同時に罹患するよう仕向けたり、炭疽菌を培養したり、漂流してみたり、ありとあらゆる実験がなされてきた! 死骸を食べる実験の章では、日本人にはお馴染みの高級魚(矛盾?)フグも登場! それにしても、こんな人体実験の数々は、せいぜい20世紀初頭まで、そんなふうにどこか楽観的になってはいまいか? 驚くべきことに2006年、臨床試験中の失敗が起きている。 門外漢の私には、この実験方法が適切だったのかはわからない。 また、募集を見てやってきた被験者たちに問題があったとも考えられない。 当然、臨床試験そのものを否定するものでもない。 しかし、言えるのは、人体実験は功罪併せ持つものであるということ。 医学、科学に従事する人々には心から感謝と尊敬の念を抱くけれども、一方で、一般人の尊厳もやはり忘れてはならない。 本書は、普段ノンフィクションを読まない人、ミステリやホラー好きな人にもおすすめ。 不謹慎? いや、現実の奇妙さや恐ろしさから現代と自分を省みることができる。 巻末の仲野徹氏の解説までしっかり読み込んでほしい。 「NHK フランケンシュタインの誘惑」でも解説をされている先生だ。

    5
    投稿日: 2020.05.09
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    人体実験から現代のサイエンステクノロジーがどのようにして誕生してきたのかを説明している本です。 寄生虫などちょっと気持ち悪い話もありましたが、様々な分野に渡って話が展開され、ワクワクするような話もありました。 読み終わった後は、現代の医学に自らの身体を使って貢献してきた人々に感謝の気持ちが出てきました。 少し冗長な感じもありますが、全体的におもしろい本でした。

    0
    投稿日: 2020.04.27
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    人体実験の歴史をまとめた本。 『マッド・サイエンティストの世界へようこそ!』という劇的な帯だが、実際は淡々とした語り口で様々な事例が紹介されていく。 正直、帯が『煽り過ぎかな』という気持ちにもなった。 途中、話が難しいのもあれば興味のわかないものもあって眠気に襲われたけど、今我々が当たり前に行っている治療とか常識が過去の人体実験の成果あってのことだと言うのはちゃんと知ることができてよかった。 テジェネロ社の事件はただただ怖い。

    0
    投稿日: 2020.03.22
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    残虐なヤツかなと思ったら勇気ある科学者たちの話だった。 今ある治療、知識に関しては誰かが体を張った結果を享受しているんだな、そう感じる一冊。 結構な挑戦をしまくってるので、うげえ……となりながら読みました。

    0
    投稿日: 2020.03.16
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    「世にも奇妙な人体実験の歴史」などという、下世話な好奇心をそそるタイトルを見て、怖いものみたさというか、気持ち悪いものみたさというかで読んでみた。 けれど、内容はかなり真剣。 どちらかというと、科学の発展のために自らを犠牲にしてまで尽力した科学者たちの物語。 例えば、ワクチン開発のためには誰かが試さなければならない、しかし他人を危険にさらすわけにはいかない、といったような。 読んで分かったけれど、試験的なワクチンが無害か、ということを試す勇気よりも、それが効くのかを試す勇気の壮絶さ。試験的ワクチンを接種したあとで、コレラ菌を自らに注射するとか。。。 そういって人類に貢献した様々な科学者たちの偉大なストーリー。 一部を切り取れば、変人とも言える行動ばかりなのだが・・・。 にしても、タイトルとのギャップを感じて、原題を調べてみたら、a celebration ob self-experimenters。なるほど、この原題ならしっくりくる。 時折、いや結構出てくるシニカルなブラックジョークが、真剣な科学ストーリーをうまいこと面白おかしい感じの読み物にしてくれているのだが、茶化しているようで不快に感じる人もあるかもしれない。。。

    0
    投稿日: 2020.02.29
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    とんでもない人体実験の数々まさにマッドサイエンティスト。 現代の医療はこれだけの苦労によって生み出されたものなのかと感心 画期的かつ一般的な病気に対する新薬が少なくなってきた現在、今後の医療の発展はどこにむかっていくのかなぁ

    0
    投稿日: 2019.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても面白い! 興味をそそられる内容なのですが、描写がリアルで読んでいると気持ち悪くなってきました…。 残念ながら、途中でリタイアです。 序盤に書いてある、遺体もお金になるという部分は初めて知りました。 墓荒らしが、まだ近い昔の話だったなんて驚きでした。

    0
    投稿日: 2019.08.03
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    面白く、また知的好奇心を刺激してくれるいい本です。 “人体実験”というと、新薬の開発であったり、戦時中の非人道的なものをイメージしていたのですが、それだけでなく人体実験にはその目的や動機によって様々なケースがあることに気づかされました。 その目的には医療、医学的なもの以外にも、人間がどこまでの高さ、深さ、速さに耐えられるのか、などといったものも含まれ、一口に被験者といっても実験者が自ら被験者となる自己実験もあれば、被験者がなんの実験か知らされぬままの悲惨なケースもあり。自己実験者の動機も単純な好奇心や、自説を立証するための探究心であったり、人類の進歩への使命感だったり様々です。 とはいえ、実験の失敗も含めそのほとんど全てが今の世の中に役立っているという事実に驚かされます。 そしてその業績に比べ、死にかけたり、時には死に至ってしまった被験者たちの苦痛が、さほど深く広く知られていないことにも複雑な気持ちに。 どのエピソードも興味深いものばかりですが中でも、それまで外科手術では手のつけられない臓器とされた心臓へのアクセス方法として、血管を通すカテーテルを実際に自分で試したフォルスマンや、「深さ」と「高さ」の両方にチャレンジした天才科学者ピカール博士のエピソードにはより感動させられました。 著者はイギリスの海洋生物学者で、いかにもイギリス的な皮肉の効いた文章が、読書中の興奮をいい具合に冷ましてくれ、クセになります。中には皮肉が効きすぎて笑えないくだりもありますが。 本書原書の副題訳「自己実験という危険な行為を成し遂げた、偉大なる奇人に捧げるウイットに富んだ賞賛」がもっと世の中に知られることを強く望みます。

    0
    投稿日: 2019.07.07
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    タイトルからマッドサイエンティスト、それも、冷酷に他人の身体を実験に使っている姿を想像する。確かにマッドなサイエンティストと言っていいのだろうが、真面目に、医学、科学の発展に挑んできた人たちだ。 大半は、人体実験の対象は、自分自身だったりする。 こうした、危険を顧みない行為があってこそ、今があることは否めない。 すこし、タイトルが損やな。

    1
    投稿日: 2019.06.03
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    うーん。この時代に生きてなくて良かったと思ってしまった。 疫病にかかった患者の体液を飲む医者。スゴイ勇気。 とろ火に掛けられた嘔吐物という字面だけで吐きそう。

    0
    投稿日: 2019.03.31
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    昔の人は偉大だ。(^^; 読む人によっては、気持ちが悪くなるような人体実験(実験者が自分の身体で実験することも多数)が紹介されています。 病気の原因を探すのに、自分が病気にかかるように実験するなんて無理無理。(^^; 尊敬はしますが、ちょっとしたおかしみも感じますね。

    0
    投稿日: 2019.01.19
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    自分自身が被験者になるくらいに実験が好きって… 人間ってどれだけ多くの屍を超えて生きているんだろうと思ってしまった。

    0
    投稿日: 2018.12.15
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    当然のことが当然のことになるまでの話.純朴な好奇心と利他的な自己犠牲がそれを推進し,知識だけは豊富な「学者」や「専門家」がそれを抑止した.

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    投稿日: 2017.03.22
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    本屋さんで欲しい本を見つけた後、他になんか面白そうなものないかなあ、とあてもなく棚を見ているときに見つけた。タイトルを見て、面白そうとタイトル買い。 こういう予定にない本に出会えるから本屋さんはやめられない。 性病、麻酔、薬、食物、寄生虫、病原菌など全17章にわたって様々な人体実験の歴史について書かれている。 科学者が自分の予想の確認や新しく創り出す際において、人体実験は欠かせない。勿論、人間に行う前に動物などを用いて実験するだろうが、最終的に人間に使うものなどの確認のためには人体実験せざるを得ない。 本書ではその人体実験の被験者に果敢にも自らなるという科学者がたくさん載っている。 実験が上手くいって自らの仮説を裏付けることの出来た幸運なひともいれば、生命を落としてしまうひとや、危うく生命を落としかけたひともいる。 こういう科学者を、マッドサイエンティストと呼ぶのかもしれない。わたしに言わせてもらえば、自分が厭なものや効果の不確かなものを他人に使えるひとのほうが余程狂っていると思う。 わたしは科学者でないので、自分に明らかに害になるものを試したり、他人試す機会もないけれど、それを行うということは、一体どれくらい強い信念と使命があるのだろう。 この本に出てくる実験は、どれもこれも凄まじく、どれか選んで実験台になれると言われたら、どれもお断りなのだが、科学者でなくても実験台に志願するひともいる。 科学の発展のためという崇高な理由のひともいたかもしれないけれど、多くは報償金や、自らが罹患し放っておいても死んでしまうといった場合が多い。 それしか手段がなければ、実験台になるより他ない。これは辛い。 どれも厭な中でも容易に気持ち悪さの想像出来る、寄生虫を体内に入れるだとか、病原菌を打つは耐えられない。 他にも、患者の嘔吐物を摂取したり、自ら漂流してみたり、どう決意したのかわからない多くの科学者たち。 これならイケるな、とか、これだけはムリ、と単純に楽しんで読んでもいいだろうと思うし、様々な歴史のひとつと真面目に読んでもいいだろう。たとえば、コカインは初期のコカ・コーラ原材料のひとつだった。だから、コカ・コーラなのか?だからコーラは中毒になるのか?(わたしの夫はコーラ大好き、わたしは飲まないので何故あんなに飲みたがるのか不思議だった) ただ、忘れてはならないことがある。 わたしたちが今、当たり前に飲む薬にも、危ないとわかっている行為にも、それを裏付けするために多くのひとの苦労がある。 薬が間に合わず病によって亡くなるひとたち、実験によって失われた多くの生命、人間の都合によって殺されていった多くの動物たち、数え切れない犠牲の上にわたしたちの生活は成り立っているのだ。

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    投稿日: 2017.01.27
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    タイトルや帯書きを一見して、いわゆるステレオタイプな”マッド・サイエンティスト”の実話集を想像してしまったのだが、豈図らんや。 本書に書かれたエピソードの大半を占めるのは、研究のために文字通り自分の体を実験台にした、あるいは危険極まりない領域へ自ら踏み込んでいった医師や科学者たちによるもの。 その「研究のため」という目的は往々にして、研究者本人の―傍から見れば常軌を逸していると思えるほどの―強烈な知的好奇心に因って来るものなのだけれども。 詳しくは此方に。 http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2017-01-16

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    投稿日: 2017.01.18
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    【マッド・サイエンティストの世界へ、ようこそ】性病、寄生虫、コレラ、ペスト……人類を絶滅の危機から救った医学の発展の裏には、多くの科学者による果敢な自己人体実験があった。

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    投稿日: 2016.11.24