
総合評価
(13件)| 8 | ||
| 3 | ||
| 0 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログ脱走した主人公と吉敷くんだが、途中で島田少尉に見つかり、対峙する。吉敷くんは島田少尉を撃てず、逆に撃たれてしまう。一人で投降した主人公は、アメリカ軍キャンプで本当に戦争が終わったことを知った。そして、仲間に知らせ、投降を促す。結局、ペリリュー島の10,500名の日本軍守備隊は、33名が生き残っただけだった。まれにみる悲惨な戦場だった。
0投稿日: 2026.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もう戦争は終わっているのに 仲間同士で殺し合うなんて、なんて悲劇だろうか。 吉敷くんが死んでしまったのは本当に辛い。 必要の無い犠牲だったのに。 田丸くんがひとりでも投降したのが偉いと思う。 彼らを説得する為に、少将が現場に呼びかけたことはあったのだろうか。 手紙というのは田丸くんの功績係という職も活かした 素晴らしい提案だったと思う。 結果的にそれがみんなの命を救ったのだし、 みんながそれに感謝し謝ってくれたのは良かったけれど 未だに快く思わない者もいるのは悲しい。 本国が投降しているのに他に方法があっただろうか。 島民の方の仰り用はちょっと納得がいかなかった。 勝利してここが本当に日本の一部なら残るが そうではなくなって追い出されたのだし 住むにしても一度は祖国に帰って家族と話さなければならないと思う。 入植者ではなく兵士だと部下のことを思って反論し 失明しているのに船に敬礼している姿が切なかった。
0投稿日: 2026.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
吉敷くんの遺志をつぐ田丸。 島田少尉。 「毎年多くの日本人がこの島に移り住んで来た。軍人、役人、商人、学者、鉱夫、漁師、教師、芸術家、ここで働き結婚し、子を生み育てた。島民より多くの日本人がいた。良い人もいれば悪い人もいた。交流を重ね友人と呼べるものもいた。この島は日本の一部となり、ならば我々も日本人になろうとした。だがアメリカとの戦争が終わりこの島を復興させていく段になって、彼らはいなくなった。日本から来た日本人たちは祖国へ帰っていった。彼らにとってここは結局、祖国にはならなかった。」
0投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログようやく彼らの「戦争」が終わりを迎えた。戦争は続いていると信じ、徹底して臨戦態勢を崩さなかった彼らを思うと胸が張り裂けそうになる。今までの「死」が全て無駄だったことを知り、さぞ絶望したことだろう。20代で経験する出来事としては、あまりにも重すぎる……。
0投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
無敵だったと思って読んでいた、小杉伍長と吉敷君が亡くなってしまった。 せっかくここまで頑張ったのに…。 そして、亡くなったと思っていた、手紙を書いた家族の皆さん。 手紙を書いたのに、やはり亡くなっていたと知らされたご家族の皆さん。 考えるだけで涙が出ました。
1投稿日: 2022.06.30
powered by ブクログこの巻を人に読んで欲しくて、登録する。 もう1巻あるがそれは後日談であり、本来はこの巻が、この戦争の、最終巻。 ここで終わると、救われない気持ちが残る。一応good endingだが、裏に多数の無数のbad endingがある。それはリアルに有った事なのだろう。 この巻で、知りたかった事が分かる。この巻だけでは、気持ちがおさまらない。 だから、次の巻を読んで、真のgood endingになった気になる。 「平和」を実感して涙しているのだ。
2投稿日: 2021.11.27
powered by ブクログ田丸君の戦争が、南の島の現場で終ったのは「責任者」がラジオで「降伏」を宣言してから1年半も後のことだった。その間に、親友の吉敷君は「味方」の上官に撃たれて「戦死」した。 戦争は「国」と国」との戦いだが、そこで死ぬのは、兵士であれ戦地の住人であれ、ただの人だ。ただの人を殺すのは、必ずしも「敵」の銃ではないし、戦いの最中でもない。 穏やかで遠慮がちな絵柄で武田一義さんは、とても大切なことを気づかせてくれたと思う。 南の島から帰ってきた田丸君の「戦後」はどんなふうに始まるのだろう。生きて帰ることが田丸君に、故郷はどんなふうに見えるのだろう。 次号が楽しみだ。 こちらに感想を書きました。覗いてみてください。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202103060000/
1投稿日: 2021.03.18
powered by ブクログペリリュー島が激戦地であったことと日本軍玉砕の島であったことは 知識としては知っていましたが、終戦後も戦い抜いていた人たちがいたことは 恥ずかしながらこの作品で初めて知った。 とにかく島での戦いは終わった。 次巻最終巻とか。 巻末の島民のレモケットさんの 「あなたはこの島にまた戻って来ますか?」との問い。 島田少尉との会話。 色々と考えさせられます。 ”ビルマの竪琴”読み返したくなりました。
1投稿日: 2021.02.19
powered by ブクログ何度も読み返している、全ての人に読んでほしい戦争漫画。 最終巻、ではなかった。11巻がエピローグらしい。でもペリリュー島での戦いは終わった。終わってくれた。終わってしまった。戦争が終わってから、何人死んだんだ。ちゃんと、終わらせろよ。終わったんなら、末端までちゃんと、ちゃんとしてよ。なんで死んだんだよ、なんのために死なないと行けなかったんだよ。 戦中の死と違う。本来の、日本のためですらない死。憤って、涙がポロポロ出た。 ----------------ネタバレ 小杉さん、死んでしまった。20代だった。若かった。飄々としていて、でも筋を通した人だった。吉敷くん、まっすぐで素敵な人だった。最後まで、仲間を撃てなかった。どこに行っちゃったんだろう。吉敷くんと多丸くんが一緒に御飯食べるところ、見たかった。見たかったよう。
1投稿日: 2021.02.16
powered by ブクログ日本は戦争に敗れたと信じる吉敷と田丸は、周到な計画を練って再び隊を脱走する。彼らは計画通り捜索隊の追跡を躱すが、単独行動をとった島田少尉に発見され吉敷が重傷を負ってしまう。田丸は親友を撃った島田少尉に銃を向けるが、昏倒した少尉に発砲することはできなかった。そして斃れた吉敷の傍らで雨中一晩を過ごして、必ず遺体を回収することを誓いそのまま米軍に投降する。吉敷が主張した通り、やはり戦争は終わっていたのだ。田丸は鬼塚元少将とともに残存兵の説得に向かうが、途中立ち寄ったあの場所に吉敷の遺体はなかった…。今回のエピソードは、土田元海軍上等水兵が隊を脱走し、残存兵の家族から手紙を取り寄せて澄川元少将と説得に当たった実話に基づいている。次巻では帰国して戦後日本を生きた田丸の姿を描いて「一旦」物語の幕を閉じるとのことである。ペリリュー島に残った島田少尉、行方不明となった吉敷上等兵の消息もわかるのだろうか。
0投稿日: 2021.02.04
powered by ブクログ戦争とは何なのか… ホント考えさせられる。 やわらかい絵のタッチが、戦争の過酷さをより際立たせている。 ぜひ、読んで欲しい。
1投稿日: 2021.02.01
powered by ブクログついに、田丸らの「戦争」が終わりを迎える日が来た。しかし、そこまでに払った代償はあまりに多い。信じてきたことが崩れる衝撃。受け入れられる者と受け入れられない者、理性と感情…交錯し衝突し、誰も幸せになれない事態に陥っていく。「生き残ろうぜ、絶対」このことばの重みが痛いほど心に響き、涙がこぼれます。次が最終巻。どのような幕引きとなるのか。
0投稿日: 2021.01.31
powered by ブクログうあぁぁぁぁぁぁ 読後、言葉が出て来ず、慟哭。 これが、戦争か。 復員された方々は、それこそその数だけの何かがあったんだろうと想像せざるを得ない。
1投稿日: 2021.01.31
