
総合評価
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powered by ブクログ投降を企てた主人公と吉敷くんだが、情報が洩れて捕まってしまう。しかし、小杉伍長の計略でふたたび脱走の機会が訪れる。戦場では、味方が最大の敵かもしれない。
0投稿日: 2026.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっぱり入来さんの密告だったか。 お互い良かれと思ってやっていることなだけに辛い。 危ない所を助かったかと思いきや まさか刺されてしまうとは。 初めて米兵は相手も同じ人間だと認識したというところか。 しかしその揺らぎも、襲撃を受けたことで吹っ飛んでしまったか。 少尉たちは仲間を助けようと思ってしたことな訳で 複雑な気持ちにしかならない。 もう戦争は終わっていて、本来は入来さんも捕虜になるだけだった筈なのだから 残党から抵抗を受けたから増援して潰すのではなくて 日本に通報して味方から終戦を告げさせてくれれば 丸く収まっただろうに。 敗戦国だからそこまで望むこともできないのか。 吉敷・田丸に厳しく当たるようになった人がいる一方 変わらず優しくしてくれる人もいるのは嬉しい。 ただ吉敷くんだけでも投降して様子を見るというのは 有用な作戦だと思うのに誰も理解してくれないのが残念。 小杉さんは生き残る為に他人も利用するし 命の危険にも晒すのがちょっとモヤモヤする。 少尉たちも、敵の酒なら何か仕込まれることも 当然あるという発想にならなかったのは気の緩みだろうか。 もう少し待った方が騒ぎが大きくなったような気もするが、脱走タイミングも難しいところだ。
0投稿日: 2026.01.01
powered by ブクログ戦争は終わっているのに仲間が死んでいく。 We've suffered the same fate as you. Please help my brothers. 投降という行為がこれまでの重罪とされ、憎み蔑まれていたとは知らなかった。 潜伏生活の限界。 小杉伍長を好きではなかったが、最後の最後で彼なりの信条を感じた。
0投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログもはや戦争の体を成していないのに無情にも人は死んでいく。結局、終戦を迎えても戦争に関わった人たちの心は「戦争」に囚われてしまうのだろう……。入来さんの幕引きには、やりきれない気持ちで一杯になった。
0投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログ戦争が終わったのに、それを信じずに死んでいく人達。 病気、殺し…。 そして、日本人を憎むアメリカ人に殺され、隠蔽される人。 やるせないです。
0投稿日: 2022.06.30
powered by ブクログ文句なし。戦争の悲惨さをこんなに可愛い絵で、こんなに切実な物語にかえる筆者さんはすごい。 アメリカ軍への投降計画がバレ、扱いの変わった主人公たち、アメリカ軍に自分も同じ人間だと最期に語り掛ける仲間、報復の射撃、ああ。ああ、戦争は嫌だ。 「なんでだよ…」 読みながら5回くらい勝手に口が呟いていた。
5投稿日: 2020.08.06
powered by ブクログ日本は戦争を続けているのか降伏したのか。島田少尉は部隊統率のため徹底抗戦を訴えるが、戦況不明のまま吉敷・田丸の逃亡未遂や部下の規律違反への対応に苦慮する。そんな中、米軍の捜索隊に連行される味方を救出するため、少尉は遂に部隊全体の曝露を覚悟で組織的反撃を決行。この事件を重く視た米軍は、増援部隊を得て本格的な掃討作戦を開始した。昭和21年暮れ、兵士ひとりひとりが決断を迫られ、それぞれの思いで行動せざるを得ない時が近付いていた。
1投稿日: 2020.08.01
powered by ブクログまもなく昭和22年…ペリリュー島の日本軍兵士たちにまだ終戦は来ない。わからない事実を知ろうとする者、これまでの信念を固持しようとする者、それぞれに動揺を抱えて日々を重ねていく…。「本当のことがわからず、先が見えず」という状況はコロナ禍にも通じるものがあるなぁと感じました。死への不安の重さは比ぶべくもありませんが。訪れた嵐に、状況はどう動くのか?
1投稿日: 2020.08.01
