
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【大橋 巨泉(1934年〈昭和9年〉3月22日 - 2016年〈平成28年〉7月12日)は、日本のテレビタレント、司会者、俳人、放送作家、政治家。この他、競馬評論家、ジャズ評論家、時事評論家としての活動も行い、馬主でもあるなど、日本のマルチタレントの先駆けとなった。実業家・芸能プロモーターとしてもオーケープロダクション(旧・大橋巨泉事務所)を創業し、取締役会長を務めたほか、一部の国で、お土産物屋「オーケーギフトショップ」を経営するオーケーギフトショップグループの取締役社長を務めた。また、政治家として参議院議員を務め、会派は民主党・新緑風会に所属した】 器用貧乏という言葉があるが、大橋巨泉さんほど器用リッチな人はいませんでした。まさに芸は人を助けるを実践する生き方を貫いた人生は、悔いなしだったに違いありません。 趣味で始めた、英語、麻雀、釣り、将棋、ジャズ、競馬、ゴルフなど全てセミプロレベル。さらに、持ち前の好奇心と社交性から、類は友を呼び、仕事を含めた交友関係も超一流。再婚相手の寿々子夫人の賢さにも助けられ、セミリタイア後の結婚生活も充実とくれば、人も羨むゲバゲバ人生。 しかし晩年は、病気に苦しめられました。 【2013年10月13日、次女の豊田チカ(チカ・シンガー)と共に横浜ジャズプロムナードに出演した。同年11月、中咽頭癌を発症し摘出手術を受ける。 2014年11月、肺と食道の間にある「縦隔」のリンパ節に腫瘍が見つかり、放射線治療を受ける。 2015年5月18日、肺癌の手術を受け、右肺の約3分の1を摘出。同年10月14日、縦隔のリンパ節に2か所発見された腫瘍の除去手術を受ける。手術から5日後の10月19日にはゲストとして『徹子の部屋』の収録を行った(11月2日放送分)。同年10月24日には、長女の大橋美加と 阿佐谷ジャズストリート で共演している。 2015年11月3日、腸閉塞の疑いで入院。13日にいったん退院した後、27日に再び入院、30日に開腹手術を受けた。軽い腸閉塞で、がんの転移もなく、手術は成功した。12月9日に退院。21日放送のTBSラジオ『六輔七転八倒九十分』へのゲスト出演が予定されていたが、リンパ節除去手術の影響で声がかすれることから出演を見送った。 2016年2月4日放送分の『徹子の部屋』に永六輔とともにゲスト出演している。しかし同年2月には左鼻腔内に新たな癌が見つかり、外科手術を避け、抗がん剤および放射線による治療を行った。 その後も闘病しながら活動を続けていたが、体力の低下を感じて2016年3月27日に入院。4月5日に一旦退院して在宅介護に切りかえたものの、在宅介護の医療機関によるモルヒネ系鎮痛剤の誤投与により極端な体力減退に陥り、4月11日に都内の病院に緊急入院し、5月下旬には集中治療室に入っていた。週刊現代で連載していたコラムも6月27日発行号掲載分で容態悪化を説明し「気力も体力もない」と連載を終了。 2016年7月12日21時29分、急性呼吸不全のために入院先の千葉県の病院で死去。82歳没】 本書で印象的だった箇所を記す。 「今どきのプロデューサーは、まずタレントありきで、タモリを、たけしをおさえるから始める。そして、タレントにあった台本を作らせる。井原(高忠)さんは、まず作家に面白い本を書かせ、それにあったタレントを探した。この差は実に大きい。近年のテレビに面白い番組が少ないのは、この辺に起因している。台本に金をかけないで、くだらないタレントのアドリブに頼っているから、わが国のテレビは下落の一途なのだ」 「ミュージカル舞台のために集まった著名人。井原高忠、横田岳夫、渡辺正文、キノトール、永六輔、前田武彦、青島幸男…」 「(モンスターギャグ番組)ゲバゲバ90分では世間を騒がせた事件もあった。いずみたくさんのヒット曲《夜明けのスキャット》《いいじゃないの幸せならば》の後に《サウンド・オブ・サイレンス》とサンバの名曲《クマーナ》をピアノで弾かせ、(巨泉はいずみたくさんの曲は)盗作だと断言したのだ」 浮気は芸の肥やし、男の甲斐性だと好き放題やっていた巨泉さん、以下は彼の浮気現場の跡を見た寿々子夫人の1981年2月の日記。 「洗濯する。パンツが違う。洗面袋のティッシュがまた例のに変えてある。ハワイまで来たのね。でも何故あの人は私に知らせようとするの。くやしくて眠れない。ガマン、ガマン、ガマン。3時間、3日、3週間、30日、3年、30年、知らん顔してニコニコしましょ!」 これは、2004年本書執筆のために寿々子夫人の旅日記を借りて巨泉さんが今回初めて知った事実。 2016年に巨泉さんが亡くなられた後、寿々子さんの現在については以下のことが分かっています。 【2018年時点の状況: 2018年8月放送の『徹子の部屋』に出演し、巨泉さんの三回忌を終えたことを報告。その際、「夫離れができない」と語り、納骨せずに巨泉さんのお骨を肌身離さず持っていることを明かしました。 闘病と死への向き合い: 巨泉さん亡き後、その闘病生活を振り返った手記を出版するなど、巨泉さんの思い出を伝えています。 最近の動向: 2018年以降、公の場での詳細な活動報告はあまり見られませんが、それまでは巨泉さんの残した「夫離れができない」言葉通り、思い出とともに過ごされている様子が報道されていました。 なお、元妻のマーサ三宅さんは2025年5月に死去されていますが、こちらは巨泉さんの前妻です 】
2投稿日: 2026.02.02
powered by ブクログ一期一会の精神を貫いて生きてこられた自伝です。 次の人生なんてないのだけど、何事も「今回の人生では」という発想でその時々の一手を打って悔いを残ささない。 なんて言うのは簡単だけどそれを実行するのは並大抵のひとでは出来ません。 将棋になぞらえて「それも一局」指し手の違いで人生のその後も変わるの言葉が印象に残っています。 「見切りが重要で、そのためには勇気ある決断が不可欠になる」という下りなんかは、競馬や麻雀などギャンブルにも精通していた著者ならではの言わしめた言葉です。 やはり一期一会ですね。 瞬間、瞬間に自分の才能を活かしエネルギーを最大限かける。
0投稿日: 2017.10.13
powered by ブクログ仕事が嫌いで遊ぶことばかりな人を巨泉みたいと言っていたことがあるが、当の巨泉さんに対してとても失礼なことだということがよくわかった。 ゴルフ、麻雀、釣り…何ひとつボクはやらない。 それが充実した人生を歩む上で大切なことだと思っていたが、巨泉さんの本を読んで、思いが揺らぐ。
0投稿日: 2016.08.12
