Reader Store
沖縄コンフィデンシャル 楽園の涙
沖縄コンフィデンシャル 楽園の涙
高嶋哲夫/集英社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

6件)
2.8
0
0
5
1
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    沖縄コンフィデンシャル「交錯捜査」、「ブルードラゴン」に継ぐ第三弾「楽園の涙」。強盗被害者は過去の殺人事件と米軍用地取引事件の両方に繋がる人物だ。楽園、沖縄に蠢く陰謀が明らかに。

    0
    投稿日: 2019.10.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    高嶋哲夫氏の沖縄コンフィデンシャルシリーズ第3弾「交錯捜査」「ブルードラゴン」から続くジミー・チャンとの死闘に決着連載がWeb媒体のせいか、語り口がやや平板な印象連ドラ的?しかし沖縄の抱える矛盾点をこれだけ丁寧に描ける本土出身の作家は希有

    0
    投稿日: 2019.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ三部作、最終巻。 前作ではノエルの失踪した父が絡む事件をメインとしていたが、1作挟んで、今作では第1作目で解決しなかった中国マフィアのチャンとの決着の様子が描かれる。 第1作目で伏せられていた謎が全て明かされる形で描かれるが、何故1作挟んだのか… 沖縄の人ならではの過去の戦争への想いも描かれており、終わってみれば、非常に考えさせられる内容になっているのは、さすが。 その分、第2巻目の内容はいらなかったかも。1年経って、第1作目の事件が再び動き出すのは、ちょっと強引に感じる。

    3
    投稿日: 2019.05.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    沖縄コンフィデンシャルシリーズ3弾。 ショッピングセンターで強盗未遂事件が発生。被害者は軍用地大地主で、地元の有力者の後妻・儀部優子。捜査一課の反町と同期で二課の赤堀は、過去の軍用地をめぐる事件と関連付け、捜査にあたるが・・・ シリーズ2作目を飛ばして読んでしまった。過去から続く沖縄の哀しい状況がよく分かる。下宿先のよし枝さんの話には心打たれた。

    1
    投稿日: 2018.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    沖縄コンフィデンシャルシリーズ3弾。結縄に魅力を感じ移り住んだ沖縄県警若手刑事反町がリゾートホテルとカジノの複合施設建設にからんだ犯罪を追う。沖縄の歴史、基地問題等、沖縄独特の状況を絡めながらストーリーが進む。沖縄を理解するにはいいが警察小説としては…。

    1
    投稿日: 2018.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高嶋哲夫『沖縄コンフィデンシャル 楽園の涙』集英社文庫。 シリーズ第3弾。沖縄の特殊性を上手くストーリーに織り込みながら、若手刑事の反町とベテラン刑事の具志堅、赤堀、ノエルの活躍を描く。 帯に書かれた『禁断の真実』は意外に早く明らかになるのだが、もう一つの謎が……登場人物の関係がストーリーを複雑にしているだけで、描かれる事件はそう複雑なものではない。 高嶋哲夫作品としては並かな。

    1
    投稿日: 2018.05.20