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頭の中がカユいんだ
頭の中がカユいんだ
中島らも/集英社
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総合評価

29件)
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    初めて読んだのは「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」だが、あれはまだ読んでる途中なので初めて読了したのは「頭の中がカユいんだ」になる 冒頭の家出の理由のところ、なんだかThe Yellow M onkeyのJAMって曲を思い出した。 僕が夢を見るときの最も数を多くするパターンはなんというか、一連の物語の途中途中の映像が飛び飛びに再生されるみたいな感じだ。 バスに乗っている。 気がつけばいつの間にか降りて歩いている。 更にまた場面が飛んで、歩いた先の用事を済ませている途中である。 それぞれの前後はなんとなく認識が補完されている、といった具合だ。 頭の中がカユいんだでは連続する日常の出来事が綴られているが、場面場面で描写の密度やシラフ度が突然変わったりする。 その様子に、寝て夢を見る時のそれに近いものを感じ、寝ぼけ眼で目を擦りながら間抜け面をさらしている時に似た、体力こそ回復しているのにも関わらず疲労感と浮遊感を纏った感覚に近い読後感があった。

    0
    投稿日: 2025.04.12
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    うーむ好き実体験か非実体験は別にして町田康が解説してるもの好きだし睡眠薬と酒を用いて書かれた文体というのを含めてこの本が好き3-4日間の日記にしては濃すぎる。

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    投稿日: 2024.10.27
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    いいこと言うなーらもさん。下品で自由奔放で最低最悪っぽいけど、僕はかなり好きですね。歪んだ感性と、少しまともに見えなくもない社会性。いいこと言うよほんとこの人。たまにはいいかもね、こんな感じの作品も

    1
    投稿日: 2024.07.23
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    はちゃめちゃでやりたい放題、自由奔放。著者の果てしない妄想、想像力にやっとこ追いつき、笑う。表現が独特で発想が豊か。らも作品は下ネタ多いが気分が軽くなるので再読します。

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    投稿日: 2022.11.27
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    あまりこの類の本は読まない。いつか面白くなるのか、どんなオチになるのかを期待して頑張って読み続けてみたが、何ら満たされなかった。

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    投稿日: 2022.08.12
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    著者本人による文庫化によせての記述が素晴らしく十分感想たり得る内容なので、個人的な読後感を残そうと思う。章としては最もクェジュ島が笑えて出先読書であるにも関わらず声を出しての笑いを得たが

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    投稿日: 2021.10.16
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    ノスタルジックでジャンキー。枕元の酒と煙草の煙の充満した部屋で迎える無理矢理現実に引き戻される朝の匂い。 酒と咳止めシロップのどろりとした心地のいい無敵感に抱かれる夜の感触。 交互に訪れる夜と朝。 60年代の香りが好きな、めちゃくちゃだけど陽気な小説を読みたい人におすすめ。らもさんが一番好きな本だそうです。

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    投稿日: 2021.09.02
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    最初の4ページを読んで、古本で買ったことを後悔したし、6ページ目なんて唸りながら読んだ。 6ページ目の23文字目からの182文字のことがだい好き。 こういうごちゃごちゃしている文章がだい好き。 らも先生聞こえますか だい好きです。

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    投稿日: 2017.02.20
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    何かワケありの僕は、ある日、突然、妻子を残し家出する。 勤める小さな広告代理店に、寝泊りするようになった僕。 TV局員をはじめ、いろんなギョーカイ人たちと、夜に、昼に、昭和最後のヒートアップする大阪を徘徊する日々。 次々とトンデモナイ事件が起こる中、現実と妄想の狭間で僕は…… 中島らも自身が「ノン・ノンフィクション」と銘うった記念碑的処女作品集。

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    投稿日: 2016.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ノンフィクションか小説か?著者本人がノン・ノンフィクションと銘する、現実と妄想が入り混じったような不思議本。

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    投稿日: 2015.09.13
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    らもさんの初期作品。この作品はヘロインによる影響下で書かれたバロウズの『裸のランチ』に触発され、泥酔状態で書き上げたのだそう。家出をした広告代理店営業の男が大阪の街を徘徊し、お酒と共に孤独を見つめながら描く5日間。まさにノン・ノンフィクション!

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    投稿日: 2014.09.15
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    【本の内容】 何かワケありの僕は、ある日、突然、妻子を残し家出する。 勤める小さな広告代理店に、寝泊りするようになった僕。 TV局員をはじめ、いろんなギョーカイ人たちと、夜に、昼に、昭和最後のヒートアップする大阪を徘徊する日々。 次々とトンデモナイ事件が起こる中、現実と妄想の狭間で僕は…。 中島らも自身が「ノン・ノンフィクション」と銘うった記念碑的処女作品集。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2014.08.23
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    あーもう、本当、デタラメで良い!いちいち私の好みの話を持って来てくれるなー。まるで落書きのような作品だけど、そこがまたいい。らもさんのように自由に生きれたらいいのに。まあ、それなりに苦労はあるのだろうけれど。

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    投稿日: 2014.08.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【文庫化に寄せて】p257 この本は、当時東京の月島に借りていたワンルーム・マンションの中で、実質的には四、五日で書かれたものだ。冒頭の「頭の中...」の後半三分の二などは二日で書かれている。一日目に五十枚、二日目に七十枚書いた。その異常な速さの推進力となったのは、アルコールと睡眠薬だった。この本は、つまりラリリながら書かれたものだ。したがって、世界そのものによく似ている。つまり、美しくて醜く、頭の中の痒みのように永遠にそれを掻くことができない。そんなところが、僕は好きなのだ。

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    投稿日: 2014.03.18
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    おおさか とにかく問題はどうやってコーヒー代をひねり出すかだ。いつでもそれが問題だった。メシ代はいらない。今日メシを食わなくても、明日にはどこかでありつける。体が動いて口がきけるうちは、なかなか飢え死になんかさせてくれない。裕福な国日本。 *・*・*・* お、あの人の本。と図書館からお持ち帰り。 あの人の空気感。そうそう、こんな感じ。

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    投稿日: 2013.11.10
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    ラリってる最中頭の中に浮かんできた事を書いたという小説ですが、 ラリって乍らのこの面白さ。日常のリアリティさ。 切なさ。辛さ。背徳感。 バース君。 他人の脳ミソを指先でなぞって行く様な気持ちで、 一気に読んでしまいました。 ネタは此れまでの他のエッセイや対談集でも出て来るものと被りますが、 何度聞いても面白い不思議。

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    投稿日: 2013.08.12
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    特に冒頭のラリりながら書いた話にびっくりしました。汚いおじさんの与太話なのに、宝物のように感じました。 悲しみの底が抜けたあとの、明るくて綺麗な部分だけを人にあげる。らもさんのそんな生き方はかっこいいと思いました。 この本おかげで、毎日街に引きずり出されています。街で起こる強烈な出来事に殺されずにいられます。 一番好きな本です。

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    投稿日: 2013.05.18
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    中島らもさんにハマったきっかけになった本です。 衝撃でした。 かっこいいし、おもしろいし。 薬のこととかいっぱいだし。 知らない世界のおもしろさです。 ちっちゃなことどうでもよくなるし、読んでるうちに気持ちよくなってきます。 オススメです。

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    投稿日: 2012.09.18
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    らもさんの小説らしい小説。うつになったりアル中になったり、大変な人生ですなあ。クスリもやってますし。・・・・・・。

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    投稿日: 2012.01.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自費出版した本を除いて、らも氏が最初に出した本。 月島に借りていたワンルームマンションで、アルコールと睡眠薬によってラリリながら高速で書いた本。 らも氏曰く、「世界そのもによく似ている本」「僕が一番好きな本」。 文字の羅列が異常に多かったり、夢とも現実とも分からない世界に入っていったりする。 同書の中では「私が一番モテた日」「クェ・ジュ島の夜、聖路加病院の朝」も好き。

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    投稿日: 2011.02.13
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    「頭の中がカユいんだ」「東住吉のぶっこわし屋」「私が一番モテた日」「クェ・ジュ島の夜、聖路加病院の朝」が読めます。 ラモさんはこの本が一番すきなんだってさ。 なんか分かる気がした。 表題作の無軌道さのヒリヒリ感はギリギリ青春をもってる。 これは圧倒的に切なくて悲しい。 けど、私も好き。 家に残してきた奥さんの匂いをかぎたい。 涙の痕をなめてあげたい。

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    投稿日: 2011.01.07
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    中島らも短編集。 ラリりながら4~5日で書いた(本人談)というだけあって、とにかく勢いがある。ハチャメチャで面白い。 サラリーマン時代のノンフィクションとのことだが、飲酒と睡眠薬と妄想によって、不思議でノスタルジーでジャンキーな雰囲気が全体に漂っている。 新世界の立ち飲み・・。行ってみたい!(笑)

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    投稿日: 2010.09.11
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    らもworld炸裂! 言葉の羅列がユニーク。内容も面白いんだけど、よくこんな言い回しを思いつくな~と言葉のhow to useに感心してしまう本でした。

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    投稿日: 2010.08.14
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    どーもこーも生き辛さや世知辛さをガンガンに感じる頃、 この人の著書を読み心の底辺からぶわっと救われた気になった。 言葉選びも描写も独特で面白い、 この人の詩的な感覚が、個人的に超ツボ。 同世代のくたびれた友人諸君の横っ面をこの本で叩いてやれ

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    投稿日: 2009.07.03
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    『正直に言って、夏が終わればどこにいればいいのか、  僕には今だにわからない。とっくに夏が終わった今でも。』

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    投稿日: 2009.01.30
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    らもの処女作。 自身のノンフィクションに近いらしく、非現実的な中にもリアルがある。 好き勝手描いた日記みたいな小説。

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    投稿日: 2008.10.31
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    表題作は、妻と暮らす家を出て会社で暮らし始めた男の日常が、ユーモアと叙情を織り交ぜつつ描かれた作品である。 著者がこの作品を「ノン・ノンフィクション」と謳っているとおり、主人公の男は、著者自身である。 最初の2ページで一気に引き込まれた。 「ノン・ノンフィクション」と呼ぶにふさわしく、フィクションと呼ぶには生々し過ぎるし、ノンフィクションと呼ぶには文学的過ぎる。 数々の言葉と表現が、その微妙なラインを見事についている。 「頭の中がカユいんだ」というタイトルどおり、大阪を舞台にした作品らしい面白さもありながら、後悔にも似た切なさが所々に滲み出る。 ただし、後半になると徐々に文学的な魅力が薄れ、尻切れトンボのような状態になってしまっている気がする。 勢いに任せて書き進められ、強引にというか唐突に結末を迎えてしまった感があるのは残念だ。 表題作の他、3作が併録されているが、最も気に入ったのは「私が一番モテた日」である。 モテない男ほど、「モテる」ということがどういうことなのかわからないが故に、「モテる」ということに憧れを抱くし、モテたいと願うものだ。 そして、自分の周りのモテる男に対して密かに嫉妬と羨望を抱くものだ。 そして、女の子には「聖女」と「娼婦」のどちらかしか存在しないような錯覚を抱くものだ。 そして、「軽さ」と「度胸」が何よりも欠けているものだ。 共感の嵐である。 読んでいると、モテなくて、モテたかった、自分の学生時代を思い出した。 バレンタインデーの昼食の時間はいつも肩身の狭い思いをしていた(一方でほんのささやかなる虚しい期待も抱いていた)ことやら、ある日知らない子からのラブレターが下駄箱に入っていて、どうしようもなく下手な字だなと思っていたら、後日どうやって調べたのかその子が家まで来て告白されたが、どうしようもなく不細工で(不細工なくせに厚底ブーツを履いていて)、「自分はモテない上にこんな不細工にしか好かれないのか」と悲しくなったことやら、ほろ苦い思い出達が蘇ってきた。 懐かしくて笑った。 モテない、モテたい、そんな思いを強く抱いている男子ほど、共感できる作品だ。

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    投稿日: 2008.07.20
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    破天荒で愉快な中島らものサラリーマン生活を覗くことができます。 読み終わって内容を思い出そうとしてもいっぱいありすぎて思い出せない。 でも面白い人だなあ。

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    投稿日: 2008.06.28
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    ほんとクスクス笑っちゃうし、このグズグズなリズムがもうたまらないんだ。意外にらもさんウブなところもかわいいし。やっぱり表題作が一番好きかな。

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    投稿日: 2008.05.14