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晴美と寂聴のすべて1 (一九ニニ~一九七五年)
晴美と寂聴のすべて1 (一九ニニ~一九七五年)
瀬戸内寂聴/集英社
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総合評価

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    「丸める前は色々あったのよぉー」と聞き読んだらどハマり。文体が気持ち良い、突き抜け感に安堵し背中を押される。剃髪の描写にやたら感動、と同時に、頭皮に触れる剃刀の冷たさに身震いした。

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    投稿日: 2012.01.08
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    何をやっても平均点を取れる臆病で勤勉な優等生ということが、私にはこのうえもない屈辱的なものに思えるものだった。札付きの不良少女がうらやましくてたまらなかった。 戦争中に中国にいて、戦後日本に戻ってからはむさぼるように本を読んでいたらしい。 純文学は自分のために書き、大衆文学は人のために書くと言われていたが、私は私の書くもののすべてを自分のために書いている。 人間は生まれてくることを選ぶことはできないが、死を選ぶことはできる。望むらくは美しい死を選ぶ能力のある間に私は烈しい生を生き終りたい。

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    投稿日: 2010.08.14