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総合評価

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    私も広告代理店勤務の端くれとして、中島らも氏の作品はいつか読まないと、と思い実家の本棚にあった父の愛読書を拝借した。 成功者への妬みなのか、時代による感性の違いからなのかは分からないが、私にとってはただただ自慢話のようなエッセイだと感じた。 なるほど、と思う箇所ももちろんあるが 何より、らも氏の近辺の人達の変なエピソードの中で、妙に肯定的ですんなり受け入れる文体が、『その「変」に気づいた自分が変』と言っているように聞こえて自慢話かと思ったのだ。 例えば、 242ページのご自身の赤ん坊に欲情した友人を、「生きている物なら何にでも欲情してしまうのだそうだ。ずいぶんと得な世界観だ、と羨ましく思った」や 245ページの「あやしい広告」で、変な雑誌に入ってる変な広告を見て、アナルビーズや防弾チョッキを欲しがってみたり、 とにかく「変」に対して前向きなのだ。 「変」を否定しろ、という訳ではない。 世の中の「変」に前向きすぎて、らも氏の「変」が先行して見えてしまっているのが残念、という気持ち。 時代だということを理解しながらも、随所に散見される女性軽視や女性蔑視に関しては、 むしろそれが変だと思える先見の明はなかったのだろうか。 最後のあとがきでらも氏は、 『決して君は「変」ではない』と語っているが、 それは本当だろうか。 確かに自身で語る「自分の変なところ」は、自覚してる時点でもはや「変」ではない。 しかし、その人が気づかない「変」が必ず皆持っているのではないだろうか? 『決して君は「変」ではない』よりも『世の中全て「変」だ』と言ってくれた方がしっくりくる。 らも氏の本を読んでいる中で、会社役員達と飲み会に行った気分になった。 「あぁそうなんですね、そう思えるなんて、それはすごい(棒)」って感想。

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    投稿日: 2025.09.15
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    中島らもの変!!を読みました。 下ネタやギャグが満載のエッセイ集でした。 何も考えずにニヤニヤしながら読めるのが最高です。 中島らも亡きあと、このようなぶっ飛んだエッセイを書く人がいなくなったような気がするのはちょっとさびしく感じます。

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    投稿日: 2014.10.31
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    世の中の「変」が大集合。 「想像力豊かというのはどこかに死の香りのするほめ言葉なのだ」(P59)、「生き急ぎというのはホメ言葉なのだ」(P71)、「中間の意識をマスクしてしまうと比較的臆することなく物事にかかれる」(P250)、「人間の脳の構造というものを理解できれば、もう多少バカでもかまわない気がする」(P254)が示唆に富んでいると感じた。

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    投稿日: 2014.01.15
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    らもさんの空気感があの人に似ていてはまっている。 らもさんのまわりの変な人について書き連ねたエッセイ。面白い。変な人たちである。 変だ変だと言われ、それがいやでいやでしょうがなかった。でもこれ読んだら、いやいやいやわたし普通じゃんて。安心。 時折光るらもさんの教養の深さ。 文庫版あとがきに誰よりも普通だからこんなに変な人が冷静に観察できてる、みたいなことがあり。らもさんもじゅうぶん変だとはおもう。けどちゃんとした大人だよなー。変な人が好きで、自分から関わろうとして行くところも似ている。好きな空気感の本だった。

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    投稿日: 2014.01.12
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    中島らもさんの周りにいる(居た) 変な人についてひたすら書いている本です。 ただただ笑えました。

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    投稿日: 2011.12.27
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    文章力ももちろんありますが、 やっぱり面白い話というのは、破天荒な人生を送ってきた人程持っているなと思いました。 話に登場してくる「変態」が本当に気味悪い。巷に溢れる自称変態なんか全然健全に見えてきます。 それと、教育現場で流れる方便やメディアの風潮にも”そんなわけ無いだろ”とバンバン入れていく突っ込みの内容もタメになりました。あ、それもそうだなっていちいち思いました。

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    投稿日: 2011.10.08
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    やー、久しぶりに大爆笑できるエッセイに会いました。 これは面白い。 キュンキュン抜きで中島らもを楽しんだのは初めてです。 リリー・フランキー「美女と野球」以来の笑い笑。 いい時間をありがとう、らもさん。 この世は「変」なフツーばかり。

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    投稿日: 2011.02.18