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廃院のミカエル
廃院のミカエル
篠田節子/集英社
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総合評価

9件)
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    苦手な海外の宗教ものを、また選んでしまった… もっと軽めのものかと思っていたら、そうでもなくて、読むの時間かかってしまった。 ミステリーといっても誰かが、亡くなりはするけど殺されはしない。 かといってオカルト一色でもなく、なんというか、強い印象なく終わってしまった。 ただギリシャの宗教に触れるのは初めてだったので、そこは新鮮でした。 勢いよく、一気に読んだほうがいいかもしれない。

    6
    投稿日: 2024.07.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オカルトと見せかけてサイエンスに持っていく篠田さんが好きだわ〜。ちょっとビビったけど。 肺炎?からの黴で安心した…ちゃんと原因があってよかったよう(怖がり

    5
    投稿日: 2024.03.13
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    宗教的をテーマにしたサイコホラー小説。 作者の細かな描写表現は本当に素晴らしいと思う。 宗教への知識がなくても作者の表現力で十分伝わるものがある。 ただはじめから最後まで作者の表現力がリードしていて、主人公はじめとする登場人物の設定や、ストーリーには物足りなさを感じる。 読み終わった後の余韻がないというか…

    1
    投稿日: 2019.01.13
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    日本の輸入会社で働いていた美貴は、男女関係のトラブルでレバノンに飛ばされ、何とかビジネスをモノにしようとするも内戦でベイルートから脱出、アテネに逃げ込んだ。そんな中たまたま巡り合った白い蜂蜜をビジネスチャンスにできないかと生産地の村を訪れた美貴だったが、廃院となったメサポタモス修道院の壁に描かれたミカエルの絵を見てからというもの、不思議な現象が起こり始めるー。 冬のギリシャの鬱屈とした感じの中に閉じ込められそうになるけど、出てくるギリシャ人がみんなすごくギリシャ的にいい人たちでほっこりする。アトス山については村上春樹の雨天炎天で読んでいたので、より想像ができて良かった。

    0
    投稿日: 2017.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文庫本の表紙に一目ぼれして購入。ギリシャの村、廃院となった修道院、大天使ミカエル、無人の聖堂に響く祈りの声・・・神秘的な要素満載のサスペンスということで期待が膨らむ。 あ~でも、なんだかくどすぎる。悪魔の仕業か!という現象も「またか」って感じだし、何より、主人公の美貴が好きになれない。 章立てがないので、陰鬱な雰囲気が途切れず、息をつく暇もない。ラストも、今一つ納得できず残念。

    1
    投稿日: 2017.08.24
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    面白くはあったが、少し物足りなくもあり。いつも楽しまさせてくれる著者の作品ということで、期待値が高すぎたかも。

    0
    投稿日: 2017.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    普段、聖職者や聖域とあまり縁のない生活をしていますが、こういうの読むと、彼らも人間であり、聖域は世俗とかけ離れた場所では決してなく、むしろ表裏一体、背中合わせくらいなトコロにあるのね〜とシミジミ。

    0
    投稿日: 2015.08.08
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    なかなか読み進めることができなかった。 ボリューム、世界観。 自分が着地するのに時間がかかって。 いかん。 感受性が緩んでる。 最後はゾクゾクと。

    0
    投稿日: 2014.12.15
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    宗教に関して、知識がないので、読みにくい部分があった。 後半に近づくにつれ、現実的になり少し冷めてしまった。

    0
    投稿日: 2014.06.03