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看取り先生の遺言 2000人以上を看取った、がん専門医の「往生伝」
看取り先生の遺言 2000人以上を看取った、がん専門医の「往生伝」
奥野修司/文藝春秋
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    私にとって衝撃を強く受けた本の上位に位置する神本の1冊。 看取ってきたプロが看取られる立場に…そして東日本大震災がおきる。 プロとしての信念がひっくり返り自分が歩んで来た道が揺らぎはじめた先生が新たにたどり着いた死生観にハッとさせられました。 古本屋にてみかけたら必ず購入してます。同じ本が複数ストックして読んだことがない仲間にプレゼントしてます。 何度読んでも考えさせられる。 ぜひ〜!!!

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    投稿日: 2024.12.14
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    これがすべて、ではないけれど、こんな手段もあるんだなと思った。本の帯通り、がんというか病気や死への向きあい方が変わった。もともと、延命処置に批判的だったけど、死への道標が具体的で、漠然とした恐れが緩和された気がする。 在宅死が見えなくなっていて、看取りの文化が無くなってしまった弊害が出ているなんて、思いもよらなかった。「あの世」という存在が、人間の倫理観にも親密に結びついていることに対しても同じ。 宗教を信じることで、生と死が肯定されることに、うらやましさを感じていたけれど、まったくその通りだったな。無宗教は、見えない先はすべて無だから、辛いな。

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    投稿日: 2016.02.28
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    何人ものがん患者に接していても自分が患者になって 初めて気づくことがいくつもあるようで 「私はこれまで何を見てきたんだろう」といった フレーズが何度か出てきた。 印象に残った患者のことや、(一般的には書かれないだろう) 臨床での反省を隠さないことは率直で潔いと感じた。 あの世について肯定的で、誰にも必ず訪れる死を 正面から受容してるように見えた。

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    投稿日: 2016.01.16
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    【この国の「看取る文化」を甦らせるために】病気を治すことと同じく或いはそれ以上に大切な、人が安らかに逝くこと。「臨床宗教師」の必要性を唱えて死んだ医師、渾身の遺言。

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    投稿日: 2016.01.05