
総合評価
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powered by ブクログ彼氏と別れたあと傷心中に呼んだのでいつもよりのめり込めた気がする。チエちゃんとの共同生活の苦しさと居心地の良さ的なのが重なって後悔
0投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログ作者特有の無意識に自分に課す自意識やこだわりや、恋におぼれているようで冷静な部分のようなある意味の生々しさがよく出てる
0投稿日: 2025.06.29
powered by ブクログ優しい本。 人から押しつけられる価値観、そういうものはどうでもよくて、自分が好きなこと、好きな生き方をみつけていく。 それが自分の幸せであって、生き甲斐なのだ。 人生ってすばらしい。 よい一日をお過ごしください。
19投稿日: 2025.06.17
powered by ブクログチエちゃんの強さ、真っ直ぐさには見習うべきところがあるな、とおもった。小説の中では、何の生涯もないと書かれていたが、私は普段関わっている自閉症の子が思い浮かんだ。それぞれの特性をしっかり分かってくれて、愛してくれる それは他人でも身内でも存在自体がありがたいこと きっと、チエちゃんは心から感謝してると思った
0投稿日: 2025.03.18
powered by ブクログ無口でコミュニケーションが苦手ないとこのチエちゃんと私の共同生活の話。とても久しぶりにあっためったに会わないいとこに対して一緒に住みたいと申し出たチエちゃんの言動に驚いたけれど、それを割とすんなりお金目当てではなく受け入れたカオリにも驚いた。幼少期母が弟にかまけて存分に可愛がられた記憶がないことも影響してるのか?でもその幼少期を嘆かず淡々と受け入れているカオリはなはり素敵。淡々とした中にもイタリアの恋人に何度も会いに行ったり、コネの一般的には不安定な仕事で本人は安定していたりとギャップもあり不思議な魅力も感じました。チエちゃんとの関係では共依存にもっていこうとするところからのチエちゃんを信頼し意思を尊重し見守る愛を学ぶ過程が素敵でした。篠田さんとの関係は、最後まで素敵でしたし『ちぇ』が良かったです。
5投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログ「他者」を感じる心が描かれていた。素直で率直でひたむきな愛情を感じた。居心地の゙良い「他者」との関係で癒やされることってあると思う。
2投稿日: 2024.01.12
powered by ブクログ「チエちゃんがとなりにいて、なんとなくうなずいてくれるだけで、そこにはふんわりと柔らかい感触があった。父や母や弟にいくら説明しても、ときには熱弁をふるっても、どうしても通じなかった私の本質というものが、チエちゃんにはわかっている。なぜだか確信を持ってそう感じた。誰といるよりも居心地がよかったのだ。」 主人公のカオリと従兄弟のチエちゃんの中年女性ふたりの少女のような共同生活。なにが起きるわけでもない日常を、きれいな言葉と共感力の高い文章で綴る。人生のたいせつなものは何かを考え直すきっかけになれる作品。
2投稿日: 2023.11.25
powered by ブクログ難しい! 流れに乗るってどうやってやるんだろう? 『「違うこと」をしないこと』を再読してからこっちも再読しないと。
1投稿日: 2023.03.16
powered by ブクログ好き カオリちゃんと自分の重なる部分があって、好きでした。周りではなく、自分の中の何かを大切に生きれること、生きれる環境が描かれてて理想の世界でした。吉本ばななさんの小説初めてだったのですが、もっと読んでみたい!
1投稿日: 2022.03.19
powered by ブクログどうにもならない自分を抱えて生きること。自分がどういうわけか存在してしまっていること。問い続けること、擦れて疲れてしまったとき、よしもとさんのことばは、自分という端的な事実をそのままに描いてくれる。 今回は誰かと暮らすということ、誰かと生活を共にするということの在り様を静かに語っているように思える。誰かと暮らすということは自分のやってきたこと、自分ではいいと思っていたことがそうではなかったり、相手に対して調整しなければならない。年月が経てばたつほど、生活はどうしてか固定されていき、調整することが苦痛にすらなることがある。 だからこそ、そんな生活を誰かと共にできるということはこの上なく有難いことなのだと思う。あばたもえくぼ。傍から見るとそのえくぼがどうやって築かれていったかなどわからないからそう見えるのだと思う。 そうして時間は流れ、ふとそうした生活を失くしたとき、築きあげてきたものの輝きを知る。いくつも出会い、置いてきては、ひとは形作られていく。社会とは自分ではない誰かに出会い続けることだと思う。
0投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログイタリア雑貨の買い付けをしながら一人暮らしをしていた私の家に、七歳下の従妹チエちゃんがやって来た。率直で嘘のないチエちゃんとの少し変わった同居生活は、ずっと続くかに思われたが…。家族、仕事、恋、お金、欲望。現代を生きる人々にとって大切なテーマがちりばめられた、人生のほんとうの輝きを知るための静謐な物語。 自分のコンディションのせいかもしれないが、言葉がサラサラと頭の中を通過して、全然残らない。 感銘を受けた言葉があったような気もするが、空っぽ、という感想。でも、なぜか自分の人生を肯定されたような、不思議な安心感が、読んでいる最中にずっとあった。 不思議な救いのお話だった。
2投稿日: 2020.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
よしもとばななさん、初めてよみました。 有名な方なのに なんとなく御縁がなかったのか、特に避けていたわけでもなく、食わず嫌いのような感じだった…のかなぁ?不思議。それがいま、こうして触れているのも不思議です。 たまたま、10年くらい前の雑誌のインタビューをみて、そのまま流れるように読んでみました。 自分であること、そこには世界があること、誰のものでもなくて、急かされていなくて、卑屈になることはなくて、大事なものを大事にしていられるしあわせ。 生き方、言葉にならない寂しさ、仕事をするということ、自分とも重なったり違ったり、悩みながら生きている人はどこかしらにひっかかるところがあるのではと感じました。 物語を読んでいるのだけれど、自分の中の自分に会いにいくような感覚。 カオリさんは自分の中にダイブできるのがすごい。自分は浅瀬で潜りかたがわからなくてじたばたしているところでもあるし、ある程度自分も歳を重ねてきて、感じることがあるんだろうなと思いながら読めました。空気感が心地よかったです。文章の感じはクセもあるのでしょうか。他のも読んでみたいと思います。
2投稿日: 2019.08.26
powered by ブクログ同氏の本は恐らく4冊目。一番面白かった、肌に合ったというべきか。相変わらず主人公は読んでいて腹が立つんだけど、同居人のチエちゃんが救ってくれる。彼女は、ぱっと見、とろそうだけど、実のところ、その眼差しは真直ぐで、確固たる自分を持っていて、周りに左右されなくて、大変しっかりしている。その彼女を起点にして、周囲の人々の変化が顕著に観察できるという一冊。生き方について描かれている。
0投稿日: 2019.01.20
powered by ブクログ私にとってのよしもとばなな作品は、心が弱ってるとき、心が渇いてるときに読んで「しみしみ」するものだった。 久しぶりに読んで、渇いてなくとも「じわじわ」とした。 自分の重ねた年月と変化も同時に味わった。
1投稿日: 2018.09.10
powered by ブクログ日々の生活で埋もれていってしまう出来事や感情を再認識させられ、読む前後で気持ちに変化が起きた。 チエちゃんと私の不思議な関係は引き込まれるものがあった。
0投稿日: 2018.01.10
powered by ブクログ私はどうしても先のことに不安を抱いてしまって、転ばない様に、転んでも大きな怪我をしない様に、傷つかないように、言い訳をして取り返しがきくようにしてしまう。 けれど、一瞬一瞬を正しく光る感覚で楽しく繋いでいって、それが繋がって繋がって、気が付いたら自分だけの素晴らしい宝物になっている。 そういう生き方って危ういのかもしれないけれど、ものすごく不安定なものなのかもしれないけど、型にはまらず普通なんてなく、流れの中で生きていくっていう事なんだろうなぁ。 って思っても不安は不安だ(笑)
0投稿日: 2017.09.17
powered by ブクログ従妹のチエちゃんと暮らす「私」の日々。未婚の母とオーストラリアのヒッピーコロニーのようなところで育ったチエちゃんはちょっと独特な感性をもっている。そんなチエちゃんの言動も以下のような感じですてきなんだけど…… 「私はサーフィンをしなくて見ているだけだけれど、見るのは好き。ずっと見ていると少しわかってくる。今日の午後、どんな波が来るのか、ある程度予測はつくんだよね。うんと慣れてくると。でもそこが人というものの弱いところで、サーフィンをする生活が数年続いてルーチンになってくると、いつかの天候、そのときの波と比べるようになってしまうし、波のことがわかったような気になってきてしまうみたい。それでケガして、また反省して、またケガして、を繰り返す人はとても多いよ。同じところをぐるぐる回ってるのには気づかないの。実は違うんだと思うんだ……。毎回違う波だというふうに思えることのほうが、似た波を分類するよりも大事なの。天気の分析は欠かせないものだし、するべきなんだけれど、同じような天気と波があると思ってしまうのはとても傲慢なことで、同じようなものがあるとしたら、それは自分の内面のほうであって、世界のほうではないの。これって、自然はすごいっていう話じゃないよ、全然。自然以外も、全てのことがほんとうはそういうふうに毎回少しずつ違っているのに、広すぎてこわいから、人間はいつでも固定させて、安心しようとするの。知ってることの中に。」(p.126) ……それよりも、42歳で独身でそこそこの仕事にやりがいを感じながら生きている「私」がまた、親さを感じるせいか、いいなと思った。以下のような感じ。 「~前略~ 私に言わせれば、今目の前にある仕事にぴったりと、まるでオーダーメイドの服のように合わせなくてどうするのだろう? という気がした。 先のことを考えて取り越し苦労しないでいれば、そのときにはそのときのチャンスが無駄なくやってくるに決まっているのだ。」(p.122) ちゃんと上手に世渡りしていけるんだけど、自分らしさの芯はしっかりしているみたいなね。 「私」と恋が始まりかける篠田さんも上質な感じの人だし、勤め先のセレクトショップをやっているおばさんも。「私」の周りにはすてきな人がけっこういて、幸せな気持ちになる小説だった。
0投稿日: 2017.04.22
powered by ブクログチエちゃんとの関係は、側から見たら奇妙かもしれないけど、こんな風にお互いの存在を理解し合い、大切に思える人が側にいるのは羨ましい。周りに影響されず、自分の中の大切なもの、譲れないものをしっかり持っている主人公の人間性もよかった。
0投稿日: 2016.12.14
powered by ブクログ久しぶりにばななさんを一冊読み切った。今回はあまりスピリチュアルな内容が含まれておらず、日常生活だったので読みやすかった。やっぱり文章からにじみ出る空気感が好き。その一言に尽きる。
0投稿日: 2016.11.22
powered by ブクログばななさんの哲学がそこかしこに散りばめられていた。 例えば、「人は毎日を自分でこねあげて作り出している」、「今私がいるのは自分の小さい部屋だけれど、目を閉じるとそのあらゆるすばらしい場所に、私だけの場所に存在することができる」。 大きな悲劇はないけれど、小さな不幸を幾つか持った主人公が、幸せを見つけていく、ゆったりとした物語だった。 主人公に共感するところが多かったし、学ぶところも多かった。他人に期待しない、と見下すのはもうやめたい。
0投稿日: 2016.03.07
powered by ブクログ何も変わらないようでいつの間にか動いている。 人間関係のふんわり絡んでいく様が描かれている。チエちゃんの誠実さが好ましかった。
0投稿日: 2015.12.17
powered by ブクログ2011.8読了。 若い頃は30代40代は十分大人だと思っていたが、実際なってみると、経験と年令で大人仮面を被っているだけ。そんな自分はどっぷり共感。
0投稿日: 2015.10.15
powered by ブクログ主人公がほんとうに自分自身への愛のリハビリをしたように わたしもなんだかすっきりした気持ちになった これまでわたしが受け取ってきた 愛情をもう一度、すべて、 受け取りなおすことが出来たような気がした 愛情をかみしめる、ってとてもいい表現だと思う
0投稿日: 2015.02.10
powered by ブクログ人は往々にして「幸せ」を型にはめがちである。 あの人はお金を持っているから幸せだ。あの人は自分の趣味を仕事にできて幸せだ。あの人は恋人に愛されて幸せだ。あの人は美しくて幸せだ。 それらは外からみた幸せであって、その人たちの中にある幸せではない。 この物語の主人公の生活は、一般的に他人からみたら、誰もがとても羨ましいと思えるような生活をしているわけではない。なのになぜこんなに物語の隅々までに幸せが満ちているのか。 答えは全て最後の数ページにある。自分を取り巻く環境、事象を全て主人公が好ましく捉え、大切にしているからである。 自分が今手に持っているものを慈しみ、その一瞬一瞬を大切にするからこそ、日々の幸せはビーズのように連なり、美しい首飾りのようになるのだ。 なにが幸せかではなく、自分だけが自分の幸せを知ってれば良い。それだけで日々の生活がどれだけ美しくかわるのだろうか。 チエちゃんと主人公の関係は外からみたら歪で不思議な関係である。でも本人たちの間にはかけがえのない繋がりがあり、それぞれがお互いの幸せを作り出している。 自分が幸せだったらいいじゃないか。そして幸せかどうか決めるのは、自分以外のなにものでもない。
0投稿日: 2014.09.10
powered by ブクログかけたものを探して、埋めて、生きるの繰り返しなのかなあ 簡単に表現すると一行でかけちゃうことにも、中身がつまっていて、それが人生で幸せというものなのかも
0投稿日: 2014.07.24
powered by ブクログときめきとひらめきにはあらがわない 何があっても大した違いはないのだ 何かを決めるというのは大人のすることで、私はまだ大人になっていなかったのでなるべく何にも決めたくなかったのだろう。 私がいなくても大丈夫なチエちゃんでいてもらうこと、それが今の私の愛。 読み進めて行くうちに特別な本になった。
0投稿日: 2014.06.25
powered by ブクログこう、生きることができたなら。 あまりにも社会には不適合でとても生きにくいかもしれない。鈍感なわけでなく、逆に感じすぎるために麻痺させてしまいたい。誰かに似てると思ったら、Coccoだぁ。 なろうと思うと余計になれない。頑張るとアナタにはなれない。とか分析してる時点でやっぱり無理だね。 どうも私は殺那的な生き方をするタイプの人間に惹かれるようです。 類友か無い物ねだりかハッキリしましたわ。 亀を飼っているばななさんがとても好きです。
0投稿日: 2014.05.11
powered by ブクログよしもとばななの作品は、まるで友達と話をするように読んでいる。内容ではなく、話の行き着くところではなく、ただ読んでいて落ち着く。たまにはっとさせられる。 「チエちゃんと私」では、 友達の考え方や、旅の考え方、チエちゃんの生き方にはっとさせられた。友人と旅行に行く飛行機の中だったが、いいタイミングで読むことができた。相変わらずすらすらと読むことができる。いろんな生き方があるな、そう思える本。
1投稿日: 2014.01.11
powered by ブクログ私、の考え方が好き。 どうにもならないことはどうにもならないし どんなに変でも人は慣れる。 慣れる、っていうことの危うさも感じたな。世の中によくあることに対して皆が慣れた結果の常識なのかも。 根本に触れさせられるとどきっとする。反省。
0投稿日: 2014.01.10
powered by ブクログこんな関係あり得るのかな~説明しにくい好きって気持ちはわかるけど、チエちゃんに対してのはちょっと不自然に感じる。チエちゃんは明らかに相手役で考えだったりが見えてこないから、ずるいというかリアリティがなくなるような気もする。 でも年齢を重ねたからこそふつうの男女関係だったりじゃ満足できないところ辺りは納得したり。
0投稿日: 2013.08.09
powered by ブクログま、いつものよしもと氏という感じで…取り立てて言うべきことはありません! 決して面白くないというわけではありませんけれども、絶賛するまでもないということです…! ヽ(・ω・)/ズコー なんかチエちゃんという、少々可哀想な境遇にある女の子ってか、オバさんと共同生活をする主人公の話…ですかね。主人公は40代だそうですけれども、よしもと氏が書くとどうしてこうも現実離れというか、”ふわふわ”した感じになるんでしょうか? とてもじゃないけれども、40代の女子には見えませんでしたよ…主人公は… ヽ(・ω・)/ズコー ま、最終的にはめでたい感じに終わりましたけれども、僕は氏の書く文章というか、雰囲気に惹かれてたまにこうして著書を読み漁っているのであるからして、ストーリーについてとやかく言う立場にはありません…さよなラーメン。 ヽ(・ω・)/ズコー
0投稿日: 2013.07.11
powered by ブクログおばさん二人の生活。読んでるうちにおばさんだってことを忘れる。 周りにそういう人がいたら奇妙に思うかもしれない。でも、ちょっぴり羨ましい。 今まで全然接点がなかった人を、底から好きになる気持ちってどんなんだろう。味わってみたい。
0投稿日: 2013.05.25
powered by ブクログくたびれてるけど洗練されたおばさんの余裕のある大人の物語。て感じがした。おばさんがおばさんと生活していて、それをとても大切にしているお話。ちょっと普通と違うその普通の日常を淡々と丁寧に描いている。退屈だけどハッとさせられる。
0投稿日: 2013.04.02
powered by ブクログ日常なんだけど 普通でもなく ただ過ぎるでもなく 何か起きるでもない。 それなりに年を重ねたからこそ できる暮らしなんだろうな。
0投稿日: 2013.03.12
powered by ブクログ四十二歳の女性が、 七歳年下の従妹と一緒に暮らしているお話。 ただ事実だけを述べてみると、 何も面白そうな話に見えないかもしれない。 しかし、主人公のかおりさんが、 世間から少しはみだした感じのする従妹の チエちゃんと共に生活するのは、 同情からでも、義務からでも、お金がらみでもない。 チエちゃんの持っているゆるやかな精神が、 かおりさんが従来持っていた柔らかい感性と 共鳴したからだ。 世間の人々から見たら、かおりさんが チエちゃんの面倒を見ているように、 二人の同居を受けとめるだろう。 しかし、かおりさんは チエちゃんと共に暮らすことで、 自分のlife が、より豊かで色鮮やかに なっていることを知っている。 自分の日々の生活や人生において、 確かに愛が存在することを知り、 よくも悪くもその重みを感じながら、 ほろ苦さもあるけれど、味わい深い、 そのスパイスをじっくりかみしめながら、 かおりさんは生きている。 チエちゃんと。 この二人の女性が織り成す「つながり」の物語は、 私に、自分が今まで織り成してきた人との 「つながり」についても考えさせた。 そしてこれからもこのようにつながれる人に 出会えたらいいなと思った。
0投稿日: 2013.03.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんとなく時間がまったりと流れすぎるし、あまりにも悟りきっているので、(まあ、主人公も自覚していて、それが小説のテーマでもあるのだけど)、ちょっと馴染めない。けれども、チエちゃんという30すぎの女性でも、自分としっくりと馴染む人と一緒に暮らす生活はいいだろうなあ、と思った。
0投稿日: 2012.11.19
powered by ブクログ"「でも、基本的にあなたは人の話に興味がないじゃない。そのことをいやだって言っているわけではないの。でも、あなたは自分の退屈が長いものだから、いつでも人をほんの少し見下しているもの。もう他人には期待してないって顔に書いてあるもの。昔の私みたいなの。」私は言った。「でもちょっとだけ聞いて。私は、花束を買ってきてテーブルの上にいけたら、枯れたときのことばっかり考えるタイプだったの。一週間はもつかな、とか、先にこの花が枯れたら、これを取って、残ったこれとこれをあの花瓶にいけなおそう、とかそういうふうに。景色のいい海辺のホテルに一泊しようとなったら、だいたい部屋の内装とかレストランでどんな食事が出てどういうサービスかまで予想して、その通りだと安心するくせに、やっぱり退屈するような。」篠田さんはうなずいた。私は続けた。「でもチエちゃんはほんとうに花が枯れる瞬間まで、花の様子にまかせることができるの。私にとって、時間は大ざっぱに先へ先へ進むものだった。でも、チエちゃんの瞬間はもっともっとより細かい瞬間に分かれていって、それはもはや永遠だし無限なの。チエちゃんの一瞬には百万の世界がめくるめく色彩で展開しているみたいなの。私はそれを学んだ。私の退屈はそれですっかり消えたのよ。」私は笑った。篠田さんは、真面目な顔をしてうなずいていた。"
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログ奇抜な人+傍観者の私(色々巻き込まれる)っていう登場人物はTUGUMIと同じだけど、こちらは中年が主人公だからか圧倒的にキラキラ感が少ない
0投稿日: 2012.10.18
powered by ブクログ読んで良かったなーと心から思える本だった。私は、目の前のことに集中できず、本当に起こるかわからない先のことばかり(大抵予想外があるのに! )心配したり考えたりしてしまって生きている。もっと今のこの瞬間に集中して流れに任せて、人の想いを奇跡を信じて生きて行きたいと思った。
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログよしもとばななの世界観がすきです。 最初はチエちゃんが何者なのか、理解できなかったけど。 最後には、ああ、いいなぁ、って思えた。 チエちゃんや今の主人公のように、自分の世界の中で生きていけばいいんだなぁ、と。
0投稿日: 2012.10.03
powered by ブクログたぶん、いきなり手にとって読んだ人にとっては、 一体何が言いたいんだか分からなくて退屈な本だと思います。 主人公の思考が延々と綴られていて、「これ小説なの?」って感じてしまうと思います。 昔からよしもとばななを読んでいるわたしも、「今」じゃない時期にこれを読んでいたら、途中でやめてしまっていただろうな。 でも、「たくさんの自分がいる」とか「予期せぬ悪意に遭遇するとただただショックを受けるもの」とか「生きている世界が違う」とか、主人公の思考や誰かのセリフの中に、わたしがここ何年か頭の中で考えていたこと、感じていることがたくさんでてきました。 わたしはこの主人公のようにクールじゃないけれど… 同じようなことをばななさんも感じていたんだなぁと思うと、うれしくなりました。 ばななさんはあとがきで「へんてこな本ができちゃった」みたいなことを言っていたけど、 わたしは共感する部分がたくさんあったので、読後なんだか友達ができたような気分になりました。 今出会えてよかった。読んでよかったです。
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログほんわりと癒された。 『同じように見えて実はどんどんかわっている。昨日と同じに見えることが混じっているから、気づかないだけ。』なんかいいな。
0投稿日: 2012.05.31
powered by ブクログ久しぶりに本を読みました。 この本の中に出てくるチエちゃんの言葉がすごく好きです。 同じことなんて一つもないんですよね^^
0投稿日: 2012.03.18
powered by ブクログ"生きていると、思わぬ時に思わぬ答えが見つかるものだ" 日々を丁寧に生きようとおもった。 キラキラ眩しいほどに輝く宝石は誰しもが持っていて、それを見つけ出せるか否かは、自分の心の豊かさにあるのだと思った。 自分らしく生きることで、心はもっと豊かになって行くんだろな。
0投稿日: 2012.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一文一文が丁寧で、綺麗で、しっかりと文字を追って読んでいけた。 私はこういう、一文がきちんと創り込まれている文章は、なんだか素材にこだわったカフェのスープみたいだな、って思う。 それに対して、世の中にはインスタントみたいな文章とかもあって、でもそれも意外とおいしくてはまったりして、そんな風になっている気がする。 チエちゃんの存在はすごく欲しいなあ、と思った。 自分をきちんと必要としてくれていて、それでいて縛るわけではなくて。主人公は、必要としてくれる人を本当に探していたんだろう。
0投稿日: 2011.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
チエちゃんが入院してた病院のモデルになった病院に入院していたので、読み始めた時はなんだかデジャヴュのような感覚を覚えました。 チエちゃんも私もなかなか癖があってなかなか生きていくのが下手、でも愛おしいそんな2人のお話。
0投稿日: 2011.12.21
powered by ブクログチエちゃんと私みたいに心の深い繋がりがある関係って、羨ましいな。 依存してすがってしまったら、怖いけど… チエちゃんの作る、おみそ汁が印象的だった。
0投稿日: 2011.12.07
powered by ブクログよしもとばなならしい一冊。秋の夜長に浸りたいときにぴったり。 登場人物が、40代の女性で年齢が高かったせいもあるけど、 作品全体に落ち着いた雰囲気が漂っていた。
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログ最近のよしもとばななさん、どうも合わない。 なんだろ、もともとありそうでない話しの中にある何かに惹かれるものがあったのにな。 残念でした
0投稿日: 2011.11.03
powered by ブクログなんでもない日常の中でひたすら内面に目を向けてるような文章、ほんとに好きです。よしもとばなならしい。じーんとする(^^)
0投稿日: 2011.10.26
powered by ブクログチエちゃんとの生活で過去を癒していく。 はじめはこの生活がなかなか理解できなかったけど、 そういう意味付けに納得できたラストでした。
0投稿日: 2011.08.07
powered by ブクログ中年の女性が2人で暮らすだけの話なのに。 なぜこうも繊細に書けるんだろう。 恋愛に対する主人公の気持ち、分かりすぎる。 自分も年とったんだな。
0投稿日: 2011.08.01
powered by ブクログ40代の独身の女性が、30代の親戚の女性(チエちゃん)の世話を見る形で同棲していて、チエちゃんの交通事故をきっかけに「日常が普通に訪れること」の脆さを意識し始める。 感性で書かれている小説だと思いました。 よしもとばななはあまり得意じゃなかったんだけど、多分それのせいだと思った。感覚で書かれている部分が多いから。 わかるような、わからないような。 いつもと変わりない日常だけど、少しずつ何かが変わっていて、それが現在に通じていて。 いつもと変わりない自分だけど、でもちょっとずつ成長している。 「どんな欲でも、初動を抑えてしまえば大概我慢できるものなのだ」という冒頭の言葉には衝撃を受けました。 あと、イタリアの帰りの飛行機で運命的な出会いをした男性。 「恋をしているときのあのドキドキしたままの気持ちでいたい。肉体関係を一度でも持ってしまえばそのドキドキには戻れない。」みたいな文章読んで… うっわぁ気持ちわかるわぁ…とか。 隣にいるべき人だと思うから、隣にいる。 自分の世界にいる人だと思うから一緒にいる。 「あの政治家は、チエちゃんを通じて私と繋がっている。」 その不思議。誰かを通じて、自分の世界じゃない人と繋がっていることの不思議。 …感性で書かれているけど、なんとなくわかることも多かったように思います。
0投稿日: 2011.07.10
powered by ブクログちょっと変わった人との同居生活の話。終始、一定のリズムで話が進んでいた気がして、まったりして終わってしまった。
0投稿日: 2011.06.26
powered by ブクログよしもとばななの優しい言葉がニュートラルな気持ちにしてくれる。 大切な人と一緒にいる空気。ゆったりと流れる日常。そんな日常の中で触れる幸せ。 些細なことにいつも再認識する。特にこの本はそれが強かった。 もう少し年月が流れたらチエちゃんとカオリのような落ち着いた雰囲気が持てるようになれるだろうか。背伸びせずに、ゆっくりと自分らしく。そうなりたいな。
0投稿日: 2011.05.12
powered by ブクログ「TSUGUMI」+「海のふた」に更にスピリチュアルエッセンスをふんだんに練り込んだ感じ チエちゃんにもカオリにも感情移入出来ないまま読み終わり、消化不良感がある。すぐに再読すると疲れそうなので、しばらくは寝かせておく。
0投稿日: 2011.01.20
powered by ブクログ世界はいつでもそこにそうやってあって、わたしたちは出会ったり別れたりを繰り返して、少しずつ変わっていく毎日の中で変わらないと思いながら日々を過ごしている。でも、同じように見える毎日は実はちゃんと違っているのだ。そして、そんな毎日をわたしたちは内にものすごく熱いものを抱えながら生きていているのだ。
0投稿日: 2010.12.17
powered by ブクログチエちゃんと私の不思議な同居生活の話。 身の回りに、ほんのささいなことにも輝きはある。自分だけの輝き・宝石のようなきらめきが。それを忘れちゃいけない。
0投稿日: 2010.09.25
powered by ブクログ大した変化ではないと思っても、ふと振り返るともう二度と前の風景の中には戻れない。だから世界は無限に広くなりうるし、兆しも読むことができるのだろう。 生きていると、思わぬときに思わぬ答えが見つかるものだ。それが面白いから生きているともいえる。こんな瞬間でなかったら、私の中でよくというものはひとつの考え事としていろいろな思考の渦の中に消えていただろう。 私はある時点からまじめに何がしたいかを考え、何ができないかを考えた。いたずらに成り行きにまかせてだらだら生きるほどには、非現実的ではなかった。 我慢強く、でこぼこに、だらしなく。 深い水の底から見上げた多少ゆがんだ空でも、空は空なのだ。そういうふうに思う。 生きると毎日は真剣白刀取りのようで、スリル満点だ。 世の中に出るとはどういうことかというと、自分のことをどうでもいいと思っている人たちにも会うということだ。 何かを期待しているとき、人って少しだけ卑屈になるじゃない。その卑屈さを見るのがいやなんだ。
0投稿日: 2010.09.22
powered by ブクログチエちゃんとカオリ、私はどちらに似てるかと考えて、最初こそチエちゃんかと思ったけれど、それは少し違う気がした。そして結果的にまだわかれない。 私はチエちゃんほどすべてを割り切れないし、カオリほどさっぱりもしていない。どちらかといえばウェットな性格をしているから、たとえば私がカオリの立場にいたとしたら、チエちゃんに執着し、チエちゃんの“保護者”ぶって彼女を愛してしまうだろうと思った。チエちゃんは私の好きになるタイプのコだった。 時折カオリが覗かせる“人間臭さ”に少しホッとしつつ、でも私は彼女のようにはなれないし、なりたくないな、と直感できた。
0投稿日: 2010.09.09
powered by ブクログ昔の、これぞよしもとばななという作品で、うれしくなりました。 一時、スピリチュアルな話に傾いてたので離れていたのですが、これはおもしろかった。「THUGUMI」と同じ雰囲気を持つ、女性二人のお話です。 デビュー当時のよしもとばななが好きなら、間違いなく気に入ると思います。おすすめです。
0投稿日: 2010.09.08
powered by ブクログゆるり柔らかで温かい気持ちになりました。 他者との空間があること。 流れるがままの空気。 わたしの生活にもあることを探してみました。 そしてちょっとしたことに感謝したりしました。
0投稿日: 2010.09.05
powered by ブクログ口語の流れるような、ばなな文体が続くと、うっかり頷いてしまいそう。 でも、それは違うと思う、と反論している自分が本当はいる。 そりゃ、そうだ。 私はカオリでもチエちゃんでも、吉本ばななでもない。 作者よりほんの少し長い時間を、私は私で過ごしてきたのだから。 ただ、「イタリアに対する熱い思いをところどころに込めたこの作品」に私もイタリアに対する熱い思いで、涙が出そうになる。 知っている、知っている、私もその感覚を知っている。 私には表現できない大事な瞬間を言葉にしてくれて、ありがとう。 そんな風に思った。 カオリとチエちゃんの静かな生活以上に、私はそこに惹かれている。 この本のイタリア語版を偶然にモデナの書店で買ったこと、絶対に忘れない。 私にとって、かけがえのない瞬間であることも。
0投稿日: 2010.09.02
powered by ブクログ再読。 チエちゃんや、「海のふた」のはじめちゃんには自分にない静かな強さがあって憧れる。 過酷で傷つくことの多い生い立ちでも、愛されて育った人の強さ。 同じくらい愛されて育っているのに、つまらないことで愚痴ばかりの自分に喝を入れてくれる作品。
0投稿日: 2010.08.16
powered by ブクログチエちゃんはブス可愛いタイプなんだろうか…。 主人公の人生を味わおうとする姿勢が羨ましく思えた。 こんな風に生きれたら良いけど、とても難しい…。 最後の方がトレンディドラマみたいで、きゅんきゅんした。 【追記】 他の人のレビューに「40代になったらまた読みたい」とあったけど、私もそう! まだちょっと感覚的にわからない部分があるかも。
0投稿日: 2010.08.10
powered by ブクログ久々によしもとばなな読んだ。よしもとばななの中ではかなり上位。 別にあせらなくてもいい。今をもっと楽しみたい。簡単なようで難しい。
0投稿日: 2010.07.04
powered by ブクログ最初はチエちゃんが交通事故にあった時、聞かなかった事にして二時間くらいしてから行こうかと、イタリアンレストランの料理と比べるような程度の疎ましい関係なのかと思ったら大事らしく、その大事に思うチエちゃんへの主人公の思いを比喩的に延々と綴られている事を読んでいて何度か眠くなった。でも随所にイタリアンの風が吹き込むイタリア好きさんには堪らない作品なのかな。作中のリモンチェッロと言う菓子を一度食べてみたいなと思ったら口の中にレモンの酸味が広がった。自己満足でも他人が理解しなくても自分が幸せと感じる生き方は素敵かも。
0投稿日: 2010.06.25
powered by ブクログ少し変わった生い立ちをもつ従姉妹のチエちゃんと暮らす 私ことカオリの話。 今、ただ目の前にある情景が自分の世界で それ以上でも、それ以下でもない、 そんなカオリちゃんの考え方が好き。 そして、チエちゃんとの同居生活に依存していることが 健康的でないと知りつつも それを解消することが出来ず また、いずれ訪れるであろう同居生活の解消が 受け入れられないカオリちゃんの葛藤が 自分を省みるきっかけとなる。 人間は独りではないけれど 人間関係には必ず終わりがあって 相手のことを思っていればいるほど その関係が終わることを受け入れられず しかし、相手を思うからこそ その関係の解消を受け入れなければならないという事実。 このとき、相手に依存していればしていただけ ダメージは大きくて そのときのダメージを考慮した結果の 行為ではないけれど 自分も、他者に精神的に依存しないで生きていこうと強く思う。 よしもとばななの書く女性は 仕事や植物に依存はしていても 他者に依存している女性はいない。 そんな生き方に憧れるからこそ 彼女の書く作品が好きなのだ。 他者との関係で悩むのはやめよう。 自分だけが悩んでも答えが出ないから。 それから、私はどこへだっていける。 足枷はどこにもない。 すぐにでもこの部屋を引き払って 誰も私のことを知らない土地に行って ゼロからスタートすることだって出来る。 なんだか、そういう可能性すら考えられる 1冊でした。
0投稿日: 2010.05.27
powered by ブクログ一言で言えば「私には合わなかった」。 一度手を出しかけて挫折。今回は最後までたどり着きましたが、やはり「何とか読み終えた」という感じでした。短い小説なんですけどね。 小さな出来事をめぐって、主人公の様々な想いが次々と綴られます。そのスタイルがどうも面倒になってしまい。ばななファンで、その想いに共感できる人ならのめり込んで行ける小説でしょう。でも、私の感覚とは少しズレているようです。 「良い小説か?悪い小説か?」で言えば良い小説なのだと思います。でも「好きか嫌いか」で言えば、余り好きになれない話でした。
0投稿日: 2010.03.08
powered by ブクログほんわかした、いい話でした。主人公の価値観にすごく共感できたので、読んでいて楽でした。チエちゃんと主人公の関係は、友人とか親子とか、そういう女同士の関係の理想かもしれません。
0投稿日: 2010.01.10
powered by ブクログ独特の空気感はいいと思う。 女流作家らしい形容詞もとても感じよい。 でも、男にはわからん世界だ~
0投稿日: 2009.12.15
powered by ブクログ就活のときに読んで、 みんなと同じでなくたっていい、 みんなが正しいっておもってることを正しいと思わなくてもいいんだな って安心した。 ばななさん、ほんとうに大好きです。
0投稿日: 2009.10.05
powered by ブクログ素晴らしい! いつもよりも心情描写が多くを占めてて、ばななさんの濃ゆーい部分を読んだ感じ。こんな時の流れってなかなか、ないよなぁ。 ただ、彼女らの年代にスッと入っていけないのが残念。だってまだ半分しか生きてないもん。 しっかし、ハルキワールドは強烈なんだな、冒頭全く頭に入ってこなくてびっくりした。そしてこっちの世界に戻ってこれてホッとした。
0投稿日: 2009.09.16
powered by ブクログなんとも不思議なお話。 40才と30才のおばさん二人の同居の話なんだけど、それだけでは片付けられない、「なにか」が全体を包んでます。 きっとそれは、「愛」なんだろうけど。 10代や20代ではわからない。恋愛とも違う。なんだろう。 最後まで、しっくりこなかった。 もっともっと年を重ねてから読んだらわかるのかな。 ということで、次に読むまで「評価はしない」でおきます。(090726読了)
0投稿日: 2009.07.27
powered by ブクログ久しぶりによしもとばなな読んだなぁ。 ばななさんらしい筋の通っているけど、変な話だった。 カオリちゃんとその同居人チエちゃんとの不思議な話です。 世俗から心地よい程度の距離を置く二人に、分からんでもないなーと共感しながらも、反発したい衝動に駆られる。 うらやましいんだけど、そこに落ち着いちゃいけないんだって本能が叫んでいるようでもある。 とってもいい本でした。 ももちん貸すよw 《内容紹介》※文藝春秋HPより参照 主人公のカオリは、親戚のイタリア雑貨店を手伝いながら気ままな1人暮らしをしていた。だがある日突然、7つ歳下の従妹チエちゃんが家にやって来たことで、カオリの人生観は一変する。率直で嘘のないチエちゃんとの奇妙な同居生活は、ずっと続くかに思われたが……。 家族、仕事、恋、お金、欲望。現代を生きる人々にとって大切なテーマがちりばめられた、静かで繊細な物語。忙しい毎日のなか見落としていた人生のほんとうの輝きに気づかせてくれるはずです。 だってさ。
0投稿日: 2009.07.05
powered by ブクログこの本は、主人公とチエちゃんが一緒に住んでいるお話です。 チエちゃんは少し変わっていて、そんなチエちゃんとの同居生活は少し変わっていて、 大切なものは何か.. お金や地位などを必要としている いまの世の中でまっすぐ生きている2人が描かれていました。 そんな2人の同居生活はいつまで続くのかも見どころです!!
0投稿日: 2009.07.03
powered by ブクログよしもとばなななぜか今まで読んだことなかったんだけど、もっと早く読んでれば良かった!って心底思った。 素晴らしい。 アルケミストに通じるものを感じた。 日常の中にある、ふとしたところにある、大事な大事なもの。 何をどう見るか。 んーー。素敵だ。
0投稿日: 2009.06.15
powered by ブクログとても穏やかな気持ちになれる本でした。チエちゃんと私の作り上げる、穏やかで静かな家で暮らしてみたくなる。40代の語り手というのはよしもとさん作品では珍しい気がしました。
0投稿日: 2009.05.15
powered by ブクログひさしぶりのよしもとばなな。 よしもとばななの作品は、 だんだんと大人の恋の話が増えてきたように感じる。 それもちょっと今回はロマンチックな。 私の中でTUGUMIが彼女の作品では一番だし、 彼女は子供心の描写がピカイチだと思ってる。 でも、 こうやって読んだ後に少し淡い悲しさみたいなのを抱ける 最近の大人の恋の作品もけっこう好き。 江國香織のような毒は全くない。 相変わらず不思議な登場人物のお話です。
0投稿日: 2009.05.05
powered by ブクログよしもとばなな作品には共通のにおいがあります。 そのため、ばなな作品に興味がない人にとっては、 どれもこれも同じような作品に見えるのではないかと 思ってしまう時があります。 でも、ばなな作品に魅力を感じる人にとっては、 その共通のにおいから覗く独特さがたまらない。 今回の作品もそんなお話です。 主人公が中年女性となっているのが、 なんだか衝撃的でした。 きっと10代の時にこの本に出会ってたとしても、 まったく面白くなかったんじゃないかな。 私もばななさんと一緒に歳を重ねているんだなぁと 実感した1冊でした。
0投稿日: 2009.05.03
powered by ブクログ疲れているときにすいすい読んだ感じなので、特別印象に残っている 部分はない、かな。 でもよかった。 もう少し、時間が取れているときに読み直そう。
0投稿日: 2009.04.21
powered by ブクログうーん。ちょっと手元に本が切れたので、うっかり購入してしまったけど、やっぱり最近のよしもとばななの文体は好みじゃないなあ。「○○な考え方な人はいっぱいいるけど、私はそうじゃない」的記述が多くて、自分は「イヤな考え方をする人」じゃないぞーアピールがちょっとうるさい気がしちゃうんですよね。あと、表現が微妙で、これってウケ狙いでこんなボケ的文章書いてるんじゃないのか?と突っ込み入れたくなったり・・・(違うんだけどさ・・・)物語の雰囲気とか、目指しているところは嫌いではないだけに、文体がだいぶ惜しいと思ってしまうのです。いや、それがよしもとばななさんの味なのだと思うんだけどね。好みじゃないなあ・・・
2投稿日: 2009.04.16
