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「聞く力」文庫3 アガワ対談傑作選 追悼編
「聞く力」文庫3 アガワ対談傑作選 追悼編
阿川佐和子/文藝春秋
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総合評価

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    阿川佐和子の対談集『「聞く力」文庫〈3〉 アガワ対談傑作選 追悼編』を読みました。 阿川佐和子の作品は先月読んだ『阿川佐和子のこの人に会いたい〈9〉』以来ですね。 ------ 時代を創ったジャイアントたち 時代のスーパースター、日本映画の名監督たち、美と才を兼ね備えた女性陣、そして笑いの達人。 アガワが出会ったすごい人々、追悼編。 千回を超えた「週刊文春」対談連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」。 多士済済のゲストには亡くなった方々も。 スポーツ、音楽、映画や舞台で一時代を築いたヒーロー達、日本映画を支えた名監督達、芸術や政治、ショービジネスの世界を生き抜いた女性達、そして日本人を笑わせ続けた賢人達。 国宝級貴重対談の数々―感涙必至です! ------ 文藝春秋の発行する週刊誌『週刊文春』連載されている対談『阿川佐和子のこの人に会いたい』の中から選び抜かれた傑作を収録した『「聞く力」文庫』の第3作(最終作)で、亡くなった方を対象にした対談を収録した追悼編……2016年(平成28年)に刊行された作品です。  ■第一部 ヒーロー編   ・ジャイアント馬場―引退しない理由   ・三國連太郎―生い立ちを語る   ・勝新太郎―俺は先祖の借金を返してんのかな   ・三波春夫―新しいことをやるのは楽しい   ・吉本隆明―『失楽園』は傑作です   ・高倉健―アメリカに行きたかった   ・忌野清志郎―「売れ線」に背を向けて   ・パク・ヨンハ―理想の女性像  ■第二部 名監督編   ・新藤兼人―愛妻・乙羽信子との仕事   ・伊丹十三―“業界”をエンターテイメントで見せる   ・今村昌平―監督業とは金策なり   ・深作欣ニ―『仁義なき戦い』撮影秘話   ・市川崑―麻雀で女優の気心を知る   ・大島渚―十三歳で人生を諦めた  ■第三部 生きて、働き、恋して編   ・小倉遊亀―「一枚の葉っぱ」を求めて   ・小林カツ代―「家庭料理」というジャンルを確立   ・加藤シヅエ―一日十回、感動しなさい   ・森光子―若い人の話をどんどん聞く   ・山田五十鈴―日本三大女優の一人と言われて   ・川島なお美―恋とワイン  ■第四部 笑いの達人編   ・小沢昭一―麻布中学の思い出   ・植木等―「無責任男」一代記   ・赤瀬川原平―「老人力」のすすめ   ・いかりや長介―ウケない恐怖とともに   ・赤塚不二夫―週刊誌五本、月刊誌七本の連載   ・夢路いとし・喜味こいし―エンタツさんに励まされて  ■あとがきにかえて 『阿川佐和子のこの人に会いたい』に登場したゲストの中から、惜しくもお亡くなりになられた26人との貴重な対談を再録した作品……相変わらずですが豪華な対談相手に驚きますねー そして、話の引き出し方が巧いんですよねー 阿川佐和子の聞き手としての力量には舌を巻くばかりですね、、、 それぞれの対談者の人生観を垣間見ることができることが本シリーズの特徴ですが……そんな中でも印象に残ったのは、私にとってもヒーロー的な存在であるジャイアント馬場、忌野清志郎、コメディアンや俳優として大好きな三國連太郎、勝新太郎、高倉健、小沢昭一、植木等、いかりや長介、漫画家として尊敬する赤塚不二夫かなぁ。 あと映画が好きなので、『第二部 名監督編』は全て興味深く読めました……皆さん、もう会えない方ばかりなんですね、、、 このシリーズ、対談者の人生観や価値観がにじみ出てきて、とても興味深いので、機会があれば別な作品も読んでみたいですね。

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    投稿日: 2025.02.07
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    昭和のスター、著名人たちの現役当時の声を聞くことができる。エネルギッシュな時代だったことよ。高倉健のお寺の話。赤塚不二夫の点字漫画の話。

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    投稿日: 2021.02.24
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    今はすでに亡き著名な方々とのアガワなりの対談の実態。 26人の今まで知ることの無かった、心のひだをアガワが引き出したくれました。 とても貴重な対談です。小倉遊亀さんとの回は保存版ですね。

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    投稿日: 2016.03.10
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    【時代を創ったジャイアントたち】時代のスーパースター、日本映画の名監督たち、美と才を兼ね備えた女性陣、そして笑いの達人。アガワが出会ったすごい人々、追悼編。

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    投稿日: 2016.01.05