Reader Store
妖女のねむり
妖女のねむり
泡坂妻夫/東京創元社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

19件)
3.7
1
10
6
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    これはすごかった。これはミステリなのか!?解決できるのか!?と思って読み進めたけどしっかり解決された。これは全然わからなかったなあ。終わり方がなかなか切ない。

    0
    投稿日: 2026.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    結構ボリュームのある文庫だったがスイスイ読めた 輪廻転生モノと知っていたらやや尻込みしてしまうところだったが、前情報なしで楽しめた 中盤の急展開から、現実と幻想のヒロインが入れ替わる結末が見事です

    0
    投稿日: 2025.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アーサカさんの第七長編。幻想とロマンスの塩梅が『湖底のまつり』に近い。 樋口一葉の未発表小説の発見から始まる。戦時中という特殊状況が生んだとある奇蹟に発展し、最終的には輪廻転生の真偽を問うミステリとなる。思想を超えて信念を貫いた者の究極の動機の一つと言えるのではないか。どっかの作家が"観念の動機"と読んでいたものかな(うろおぼえ)

    0
    投稿日: 2025.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリの面白さを味わえる作品です。 輪廻転生というのを背景に細かい伏線を貼りながら驚くほど丁寧に回収するさまはさすが。 3007冊 今年235冊目

    1
    投稿日: 2025.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    謎をてんこもりにして走る物語は夢中で読んだが、タネをロマンと見るか非現実と見るか……。渋く枯淡な雰囲気は、米澤穂信が影響を受けているのを感じる。

    0
    投稿日: 2020.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    丸善150周年記念復刊で購入。 『前世』というオカルトそのもののモチーフを扱いながら、全てに合理的な説明が成される終盤は圧巻。 最初に刊行されたのは1983年と、けっこう古いのだが、この『古さ』というのは本書の場合、良い方に作用していると思う。

    1
    投稿日: 2019.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夢見心地とはこのことだろう  輪廻転生によって、運命の再会を果たした真一と麻芸。前世から現世、そして来世へと時は巡っていきます。波乱の展開を経て、様相が大きく変わりますが、夢から醒めることはありません。再生の先に待つのは、奇跡か、それとも悲劇かーー  氏の才が集結した幻想ミステリの極致。

    1
    投稿日: 2018.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    導入の樋口一葉の遺稿というフックにまずグッときた。転生についてのタネ明かし、そして思想にとり憑かれたあの登場人物周りの描写が最後カチカチとハマって一つの絵になるような謎解きにグワーってなりました。ラストも美しい……

    1
    投稿日: 2016.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「生まれ変わり」をテーマに据えつつ展開される前半はとてもロマンチック。前世では不幸があり結ばれなかった二人が、前世の謎を探るうちに明らかになる事実。 ラストでの怒濤の解決編と、しっとりと締めるラスト1行。素敵でした。

    1
    投稿日: 2016.04.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    樋口一葉の反古紙から、20年前の心中事件が絡み、そのまま行ったら、因果は巡る黙阿弥歌舞伎のようだ(解説で連城氏は南北だと書いている)転生の物語はロマンチックではあるが、皆が皆、あっさり信じてしまうのも妙だと思ったら、もちろんその辺はしっかり回収。全てのピースが収まるところに全て収まる手際の鮮やかさは見事。最後の最後で、主人公の既視感の理由も解り…本当に一行たりとも無駄な記述はないのだなぁ。さすが泡坂先生だ。

    1
    投稿日: 2015.04.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「生まれ変わり」という幻想的なテーマを使いながらも、奇術師らしい仕掛けに溢れた本格ミステリの傑作でした。主人公が随所で感じる既視感で、輪廻転生は事実ではないかと読者に思わせてしまうあたりも秀逸。 そして魅力的なヒロイン。ミステリでここまで可愛らしいヒロインがいたでしょうか?なんて現を抜かしていると、あんまりな展開に絶望。そこから物語は一気に結末を迎えます。 たくさんの人物の思惑が絡まって成された事件の構図は、トリックあり、作者らしい異形のロジックありと本格ミステリとしても申し分ないものです。 事件が収束して迎えるラストも美しく、幻想的な趣を深めています。

    1
    投稿日: 2015.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    実に上手い。正直、この話はいったいどう着地するのかと不安に思いながら読んでいましたが、広げた大風呂敷が見事に畳まれる様子は実に見事。 序盤の唐突な展開には若干戸惑いましたが、そこだけ乗りきったら一気読みでした。

    1
    投稿日: 2014.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で何気無く手に取った一冊。 いやー、アタリでした!!!! 前世でも結ばれていたと言う二人の男女。 初めはタイムスリップものかと思っていたのですが、いつの間にか推理小説に変わっていた!! 展開が早いので混乱しそうになりますが、丁寧に描かれているので安心して読めました。 他の作品にも期待!!

    2
    投稿日: 2014.03.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    輪廻転生がでてきて前半部では「この本はまさかのSF?」かと匂わせつつも最後の集約はさすが。 主人公の既視感の決着のつけかたは上手い!

    2
    投稿日: 2013.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    超常現象を扱っていながら、すっきりとこれを解いてみせます。でかい風呂敷を、あっという間に畳まれてしまったようです。殺人事件の顛末より、こちらの決着のつけ方が興味深いですね。奇術師でもある作者ならではの作品です。

    2
    投稿日: 2013.05.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夢の中をうろうろするうちに、ガツンと目眩ましを喰らった感じ。 しかも、二、三発。そんな読書体験でした。 廃品回収の古新聞にまぎれて、樋口一葉の筆跡らしき紙の切れ端を発見。その出所を探るうちに、前世やら輪廻転生やらが絡んできて... おいおい、この話どうなるんだよ、と思いながら一気読み。大満足のミステリでした。 ちょっと話を盛り込み過ぎかなとか、男女関係の描写が甘ったるいなぁ、というのは僕の好みの問題。なので★4つ。 事前に情報を入れずに読むことができて幸せでした。 だから、ちょっとでもピンと来たら、まず読んでみてください。

    4
    投稿日: 2011.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前世の恋人をモチーフにした、幻想的な物語がやがて…  伏線と回収が、まるで精巧な寄木細工のように、小さな一片まで余さずぴたりとはまりこむ。 セルフ重箱の隅をつつくような「えっ、こんなとこまで?」という細やかな仕掛け。 伏線のお残しはゆるさしまへんで! …てな向きには、たまらない作品です。

    2
    投稿日: 2010.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    輪廻転生をテーマに、前世で恋人同士だったと信じる男女の恋愛物語から幕を開けます。 二人はあらゆる場所で、あらゆる人から、物から記憶から、二人の前世からの繋がりを証明していきます。 が、そこで突然殺人事件が起きます。 それまでの幻想的な雰囲気や、不可思議な証拠の数々が一気に別の真実をあぶりだしていく怒涛の展開が凄まじいです。 悲しくきれいで、夢のような愛の物語を見ていたのに、突然リアルで厳しい現実に引き戻されるようです。 「どこかで、お会いしましたね?」という魅惑的な言葉の謎が最後まで残っていましたが、真実がわかったときには「そこであったんかい!」と突っ込まずにはいられませんでした。

    2
    投稿日: 2010.09.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    米澤穂信さんが、影響を受けた本として紹介していたので読んでみた。導入の部分にだけ、『断章』と共通点があるが、全体的な構成などでは直接似たようなところはないように思う。後はネタバレ                                                                                        前世ネタでかなりひっぱるのだが、正統派のミステリーとして、超常現象はみな、現実的で合理的な回答があたえられる。それで腑に落ちる感はなかなかのものなので、ミステリー好きにうけるのはわかる気がする。それなりに楽しめた。

    1
    投稿日: 2010.07.01