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大長編ドラえもん1 のび太の恐竜
大長編ドラえもん1 のび太の恐竜
藤子・F・不二雄/小学館
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総合評価

19件)
4.6
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    直近で読んだ2006年版のコミックが本作のパラレル展開を描いた物語だったため、興味が湧き、読んだ。 ドラえもん映画第一作の原作となったシリーズ初の長編作品。1975年の少年サンデー増刊号に掲載された"のび太と恐竜"による疑似親子のような(影響元は『野生のエルザ』とのこと)心温まるエピソード(23ページ分)が基になっている。原作第10巻で27ページ分へ加筆された後、本作では155ページへと大幅加筆。白亜紀を舞台にのび太たちの大冒険を描く。 紛うことなき大傑作。 ドラえもん、初の大長編ということで、いつもの日常回以上に力が入っていることが明白な物語。 特に、「のび太がドラえもんに頼りすぎ問題」を作者が自覚した上で、そこから主人公が成長する様を描く展開にスペシャル感があり、ただただ楽しい。 さらに、恐竜のピー助を育てたのび太が「親心(責任感)を持つ」という軸がしっかりしているのも良い。 それはドラえもんの言動やしずかちゃんの行動でもより強調されているのだが、とりわけ別れを描く切ないクライマックスからの、優しくも愛おしいラストシーンには、ドラえもんの良さが詰まっており、自然と微笑んでしまった。 このテーマ自体が、子供のみならず、親にとっても受け入れやすいため、ファミリー向けのドラえもん映画の第一作として、ピッタリな内容だと思った。 また、「タイムマシンの故障により、白亜期から帰れなくなる」という設定により、のび太たちの「家に帰りたい」という切実さが強まり、ロードムービーとしての引力が高まっているのも秀逸。 タイムマシンを用いた壮大な時間旅行にタイムパトロールの活躍、ひみつ道具(ももたろう印のきびだんご)を用いた伏線回収に、情に厚い男・ジャイアンとのび太の友情などなど、のちの大長編にも繋がる要素が多いのも興味深かった。 ドラえもんの面白さが凝縮された一作のため、初めてのドラえもんや、そもそも興味がない人にこそ、オススメしたい傑作だった。

    0
    投稿日: 2025.06.30
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    のび太がこっそり 恐竜とかが恐竜を買ったりしててママにばれなくてよかったと思った タイムマシンが壊れちゃって昔に行ったのにタイムマシンが壊れちゃって戻れてすごいと思った。 2023/10/25 6歳

    0
    投稿日: 2023.10.25
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    タイムパトロール的に、化石になった卵から生まれたピー助を白亜紀に戻すのは構わないのかな。 まあそんなこと言ったらドラえもんの存在が犯罪になっちゃうんだけど。 結構緩めなのね。 ダメな時は大きくタイムマシンで戻ればいいからとかそんな感じ? 時間の糸がこんがらがるな。

    0
    投稿日: 2021.12.14
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    二十数年ぶりに再読。 ドラえもん長編の1作目にして完成度が高いです。 のび太が育てた恐竜が人懐っこくて、かわいらしいだけに、別れが切ないですね。 ひみつ道具があれば、なんでもアリになりそうなところをしっかりと制約を設けて、うまくストーリーを組み立てています。 子どもの頃はもちろんのこと、大人になってから読んでもしっかり楽しめました。

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    投稿日: 2020.08.23
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    心情やバックグランドを細かに描くマンガと違って、ザ・シンプル。そう、昔読んだドラえもんってこうだった!と懐かしかった。

    1
    投稿日: 2020.03.24
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    2020年公開!映画ドラえもんのび太の新恐竜! 2020年3月公開予定。双子恐竜に出会うという、 初代映画とは異なる物語になるそう。楽しみですね!

    1
    投稿日: 2019.08.29
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    大長編ドラえもんの1作目・のび太の恐竜。 スネ夫の自慢に反射で負けず嫌いを言ってしまうのび太。なんとかしてよ、ドラえもんから始まる大冒険。 いつでもどこでも安定の導入です。これが最初。 ピー助との出会いと別れ。 一心に慕うピー助がとにかく可愛い。なので、別れの悲しみがいや増します。 のび太は少しだけ大人になりました。

    1
    投稿日: 2019.02.11
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    西部劇みがあるとか、  エラスモサウルスとフタバサウルス・スズキィはファウナが違ふとか、  タイムマシンがアメリカへ行ってしまふとか、  大変素晴らしい。  トリコノドンは三錐歯目であって哺乳類型爬虫類ではないとか、発表当時まだ単弓類は哺乳動物ではなかったとか、白亜紀後期にまうちょっと高等な哺乳類がー当時発見されてたやうなとか、さういふ細かいところを気にしないで読める。

    0
    投稿日: 2018.02.16
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    子供のころに読んだものですが、いま(40歳後半)読んでも、なかなか奥深いものがあります。 元々は、てんとう虫コミックス第10巻の最後にあった話でしたが、その話を延長して「長編ドラえもん」に仕上げたのが本書です。

    1
    投稿日: 2017.02.18
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    大長編ドラえもんの記念すべき第1作め。 たぶん最初から最後まで読み通したのは初めてかもだが、純粋な気持ちで作品を楽しむことができた。 ただ楽しいだけでなく、決して押しつけではない教訓めいたことも、やんわりとさりげなく出てくるところがよかった。

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    投稿日: 2013.09.09
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    子どもの時は純粋に面白かったけど、大人になって読んでみて、藤子F不二雄先生の知識と創造力に驚かされました。

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    投稿日: 2013.06.06
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    初版は1983年 自分の力でやってみようという心掛けは立派だ! 失敗してもいいさ! 温かい目で見守っててやろう! 自分の頭で考え、自分の力で切り抜けて欲しい!

    1
    投稿日: 2013.02.25
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    ストーリー:10 画力:6 魅力:8 デザイン:9 構成:8 表現力:8 独創性:9 熱中度:10 センス:10 感動:10 総合:88 かなり虫食いで数冊だけ所持してます 全巻は持ってません さすがにドラえもんだけあって安心して読めます 面白いです

    0
    投稿日: 2012.01.08
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    とりあえず大長編全て通してのレビュー。 実は藤子・F・不二雄先生自身が描いてる分(ねじ巻き都市)までしか深く読み込んでないのですが、とにかくスケールが壮大。 最初は楽しくて夢のある冒険ストーリーなんですが、そこからどんどん深みにはまっていくあのどきどき感はたまりません。 そしてこわい場面はほんとうにこわいのです。ぶるぶる。 例をあげるなら魔界大冒険のメデゥーサとかメドゥーサとか。 なんせそんな壮大なストーリーを一冊にまとめきってしまえる藤子先生のすばらしさです。 普通に構成的にいえば十冊分はあると思うんですけど。 とにかく子供の頃から今でもずっとくぎづけです。 シリーズごとに一緒に冒険した仲間との別れとかがあったりするんですが、それとかもすごく感動します。 ドラさまさま。大好きです。

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    投稿日: 2011.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラえもん大長編第一作。これも何度読んだことか… リメイクもされた。 リメイクされた時にこれを「のび恐(ノビキョー?)」とどこかで略しているのをみてなんか「ハセキョー(長谷川京子)」みたいな略し方だ、とつまらないことを思った。

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    投稿日: 2011.06.06
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    いつになっても色褪せないマンガ。 恐竜の卵を、必死でかえそうとするのび太。 それに、のび太と、ピー助との友情が熱い。 どんなに好き同士でも、いつか別れがやってくることを、このマンガでも学ぶことができる。 今と昔とでは、恐竜も解釈にも変化があり、その辺を比べるのも楽しい。

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    投稿日: 2011.05.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    漫画ドラえもん10巻「のび太の恐竜」を名前の通り大長編したもの 原作ではピー助を昔に返したところで終わったがこの作品ではその後のことが描かれている 現代の日本で恐竜の卵の化石を掘り出し、タイムふろしきで一億年前の状態に戻すことによって生まれてきたピー助 しかし、現代で育てるのには無理があり、大昔の日本に返すことを決めるのび太 しかし、のび太が返した先は大昔の日本ではなく、アメリカに返してしまったのでいじめれられるピー助 日本に返そうともう一度ピー助のいる大昔にタイムマシンでいこうとするとそこにジャイアン達が強引に乗り込んでしまう なんとか到着したもののタイムマシンはこわれてしまい、ピー助を狙おうとする悪者も現れ、いつもの五人組は大昔で窮地に立たされる 最後まで見せるのび太のピー助の愛情や五人組の友情もあってとても楽しめる作品になっている

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    投稿日: 2011.04.01
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    この本はドラえもんと友達の愛情と冒険のストーリです。ある日、のび太は恐竜の卵を発見した。毎日々丹精をこめたら、恐竜の子供が生まれた。でも、恐竜だんだん大きくなるので、小さい部屋は足りない。処置なしだので、のび太は恐竜が公園に連れって行った。でも、友達は恐竜を見つけた。しょうがない、恐竜に連れって、一億年前に行った。その時、悪い人を出た。みんな一緒に敵を打倒した。本当に手に汗を握った。

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    投稿日: 2009.09.12
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    恐竜ブームの超先駆け的作品(10年以上先を行っていた)である、第1作目の大長編ドラえもん。改めて読み返して気づいたんですけど、ピー助ってフタバスズキリュウだったんですね。ピー助かわいすぎです。最後のお別れのシーンは秀逸すぎです。 「鼻の穴でスパゲッティを食べる」という罰ゲームが、今でもやたらと印象的です(笑)。

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    投稿日: 2009.08.24