
総合評価
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powered by ブクログとにかく要約しにくい話で、あらすじも書きにくいのだが。例えば、スーパーナチュラルな存在が現れて物語に絡んでくるのだが、それがどんな存在でどう筋に絡んでくるかだけを記せば、絶対どんな話をかを誤解させてしまうだろう。場をさらうバイプレーヤーとしておなじみのかっこいいおばあちゃん(でも決してオールマイティではない)が出てくる話で、主人公の少年もなかなかに快男児であるといったところで。
0投稿日: 2024.05.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初読みの作家さん。あらすじからはちょっと想像出来ないお話。いわゆるファンタジーなんだけど、主人公の万丈がわりとリアル。今時の若者って感じで、ファンタジーなのに現実社会にいるなこういうやつ!的な感じで、良い人も嫌な奴も悪い奴もいる。かと思えば、タイムスリップ⁇したり、聞き屋さん⁇やってたり、突然キャバクラで働いてみたり、父母の失踪の原因は不明だったり、だいぶとっ散らかった印象。続編あったらもっと掘り下げるお話になるのかな…でもおもしろかったです☆
0投稿日: 2020.01.09
powered by ブクログ両親が失踪し自宅は差し押さえになり東銀座のビルで初対面の祖母と暮らすことになった高校生の万丈が、先住者や人間でない者たちと何だか愉快に交流する。リズムのある言葉足らずの一人称の文章の為万丈は若干頭が弱そうだけれど微笑ましい。ふわふわと捉え所がなく奇妙で不思議な雰囲気。鮮やかなキヌや幼い貴意が可愛い。
0投稿日: 2018.10.10
powered by ブクログ表紙がかわいくて借りた。カバーイラスト 鈴木康士、カバーデザイン 鈴木久美 一人称。ほぼ高校生の一人称で進んでいくから地の文がうっとおしく感じる。また会話文のやりとりがとても多くて個人的には読んでて飽きる。今何をやってるのかちょっとわかりにくい。主眼はなんだったのか…?お父さんが主人公を息子だと心から感じてくれた瞬間があった、というそこが主眼だったのかな…? おばあちゃんのキャラだけ好き。年取ったからって仲裁する能力があるわけじゃない、みたいな話をするところが。年配のキャラは物語にそういう役割を任されすぎちゃう傾向がありますよね。そこ指摘するみたいな姿勢、好きでした。 赤塚図書館 カウンター脇 総合的には面白くなかった。「で?」という読後感が拭えなかった
1投稿日: 2017.08.23
powered by ブクログ再読。そういえば5月のお話だった。 五月田くんが登場するシーンはどれもいいんですがやはりセッションのくだりが一番好きです。アルトリコーダー小指届かないひととかいたなあ。
0投稿日: 2017.05.31
powered by ブクログある日突然、両親が失踪し家が差し押さえられた万丈は、父親の指示により東銀座の「ガルボビル」へ向かう。 そこで祖母「石さん」と出会い、ガルボビルで暮らしていくことに。 不安な中でもなんとか「石さん」と一緒に新しい生活をはじめる万丈だが、どうにもこのビルと集まってくる者達には不思議が多いようで…? 不思議なビルと、近所の人と、不思議な住人と来客。 彼らと関わりながら、万丈は石さんと不思議な商売をはじめることに。 この方の書かれるもの多くがそうだけど、あらすじ書きにくくて伝えにくいが、根底に流れるものがとにかく暖かい。 辛いけどそんなのみんなだし自分だけ辛いとか言ってられないし、そんなん甘えだよね、頑張らないと。て思っている人にこそ読んでもらいたい。 つらいことは当たり前に誰にでもあるけれど、同じだけ当たり前に幸せになってもいい、その努力をしてもいいのだと思わせてくれる。
1投稿日: 2016.06.11
powered by ブクログこの作者さんの作品はいつも生きる力があってすごいな、と思うのですが、久しぶりに手にしたこちらの作品も未来はきっとそんなに悪くないって思わせてくれる素敵な作品でした。石さんが本当に素敵! 未来へ目を向けつつどこかノスタルジックな雰囲気もすごく好きでした!
0投稿日: 2016.03.06
powered by ブクログとても野梨原先生らしい作品です。主人公が突然の非日常の中でどうすればいいのか悩みながら獅子奮闘するお話です!
0投稿日: 2016.01.16
powered by ブクログ東銀座に惹かれて購入。 銀座でもなく、築地でもない。 観光地に挟まれながら、小さなビルが立ち並ぶ東銀座。 そこで始まる主人公、万丈くんの不思議な生活。 思いのほか、知ってる地名が多く、だからこそ、 そんなんだったかな。と思うことが多く少々残念。 不思議というか、実によく分からない雰囲気を纏いながら、 また、吹き出しながら展開していきます そして、結局、よく分からないまま終わります 一部、何だったんだというまま終わります。 よく言えば、勢いのある展開ですが、消化不良気味でもありました。 そこを 考慮して、☆2としています
0投稿日: 2016.01.14
powered by ブクログじんわりと元気がもらえるお話でした。 あっそれその感覚よくわかるってのがいろいろあって、それが明朗に解決されるわけじゃないんだけど、そういう感覚あっていいんだ、って嬉しくなったりとか。 野梨原先生の世界は、辛いことがあっても概ねあたたかくできていて、それがすごく心地よい。 もっと、彼らの仕事に突っ込んだ話も読んでみたいなあ。
0投稿日: 2015.10.23
