この作品ほどのラブサスペンスを知らない。恋心が殺意に変化される病『ID(Intellect Destruction)』のシンプルだがインパクトが強いアイデアの勝ち。まさに、ラブがサスペンスだった。その病に準えば、両思い=殺意があるもの同士というのが何よりも面白かった。キャラクターとしては、病の影響で体を武器に変えれるギフト(超能力)を授かった人間が印象的。「名前で呼ばれるの恐縮なんで“人間”とでも呼んどいてください」のセリフはシリアスな笑いを生んでいた。