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ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 I
ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 I
春日みかげ、メロントマリ/集英社
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総合評価

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     読み終わってのひと言、ふ~ん、これは最終回が途轍もなく楽しみでございますねぇ(暗黒微笑)。  旧き神話の物語から始まり百年戦争の只中だけれども青春を過ごす貴族達、世界の中心から逸れるような場所で暮らす少女ジャンヌ。本来ならバラバラである彼等彼女らが戦争と賢者の石をアンカーに集結していく歴史伝奇、その序章。  個人的な意見として、ジャンヌちゃんが純粋無垢な素朴さがありながらも戦争が近くにある世界に生きる人なんだなと実感させてくるのがツボ。あと王族ではあるけどどこか人間味と親近感のあるシャル姫様が良き。

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    投稿日: 2025.06.21
  • 脱落

    アニメ版のPVを観て、原作面白そうと思い購入してみましたが……キャラ同士の会話のテンポが悪くて、状況説明の部分が読みづらいので流石にこれは無理と2/3程度読んで脱落。 史実と創作を上手く溶け合わせる事が出来ないとこうなるんだなぁと思いました。

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    投稿日: 2018.10.21
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    同時発売の2巻とは上下分冊 百年戦争後半戦、ジャンヌダルクを題材にしたライトノベル なのに題名はユリシーズだが アーサー王伝説だけでなくフェメール神話まで織り込んだそれに相応しい壮大な構成で 2巻分冊もやむなしの読み応えある内容 いつものように入りやすいよう周囲を姫太子にしたり姫騎士にしたりしているが 何しろ主役が世界史上の奇跡さんだけにかすむ なんで史実のジャンヌさんは空前絶後に活躍できたのか永遠の謎 神の存在を感じるまでまったなし この2冊では舞台背景と主要人物の紹介からオルレアン攻囲戦までの本題だが 副題にあるように錬金術に賢者の石と聖遺物で能力バトルをしてみたり 単に添え物でなく創世神話からつながるブルターニュ地方の独自性について延々解説してみたり 青髭の祖父が赤髭でザントライユがサントワイユとわざと呼ばれたり いろいろ盛りだくさん 2巻に続く

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    投稿日: 2018.10.20