
総合評価
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powered by ブクログ長編かと思ったら短編だった。2番目の話が一番好きだし、これこの先が気になるなあと思っていたんだけど、最後が切なくてちょっと泣いた。あんまり想像がつかないんだけど、戦時中でも当たり前に野球をやっている時があったんだよね。時が進むにつれて、どんどん野球をする自由が奪わていくのが辛かった。最後、、、。切ないはずなのに、どこが爽やかさもあってそれが救いかも。やっぱりバッテリーっていいなあ。あとやっぱり戦争はだめだ。
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ長編かと思いきや、短編3篇だった。 初めのエーススラッガーと代走の話をもっと読みたかったかも。最後のタイトルにもなっている話は切なすぎて胸が痛くなった。
6投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ高校野球をテーマに甲子園を目指す者たちの物語。 高校球児でなくとも夢を持って取り組んだ経験のある人なら、感じるものがあると思う。 決してキラキラしたものだけではない強い想い。綺麗事ではないからこそ心に沁みる。
0投稿日: 2025.01.21
powered by ブクログ戦時中に甲子園を目指す野球少年達の話が一番好き。最後の終わり方も綺麗でぼろぼろ泣いた。 作者、どこか冷めてるように見えて実は熱い人好きなのかな。何となくそういう人がキーパーソンになってる気がする。わたしもすきだよって思って読んでた。
3投稿日: 2025.01.10
powered by ブクログ以前手に入れてそのままだったのですが、ふと気が向いて、今年の夏中に読み切ろうという目標で読み始め、無事達成。 特に表題作の『雲は湧き、光あふれて』が一番心に刺さりました。今年の選手宣誓で智弁和歌山の辻主将が言った言葉を思い出し、思わず涙しました。 「僕たちには夢があります。この先の100年も、ここ甲子園が聖地であり続けること。そして、僕たち球児の憧れの地であり続けることです」 今年はちょうど甲子園100周年。たまたまではありますが、そんな大きな節目の年に、この本を読めて良かったです。
1投稿日: 2024.08.27
powered by ブクログ長編と勘違いしていたので、序盤で展開がひととおり終わってびっくりした。 3作品とも好きだけど、真ん中の「甲子園への道」が一番好みだった。
0投稿日: 2024.07.19
powered by ブクログ短編の3作品です。 ①怪我から復帰した選手の代走専属になった選手の話。 ②スポーツ新聞社の新人記者の奮闘の話。 そして ③戦時中に甲子園を目指した選手たちの話。 どれも感動の話です。 面白かったです。^_^
62投稿日: 2024.05.20
powered by ブクログ野球好きにはたまらない小説でした。特に、最後のお話は感動しました。今も戦争とは違いますが、コロナ禍という過酷な状況で、全力プレーで我々を感動させてくれる球児たちに改めて感謝の気持ちが沸きました。
0投稿日: 2022.08.23
powered by ブクログ男子高校野球、夏の甲子園開幕が近付いているこのタイミングで高まった野球熱から手に取った一冊。「野球モノ」という、日本にとっては割となじみ深い物語が数多くあるなかで、記者の目線や戦時中の話に着目しているところがまず新鮮で面白かった。特に3作目で表題にもなっている「雲は湧き、光りあふれて」は、夏の高校野球がどうしてここまで日本で注目を浴びて、どこかやっぱり他の部活動よりも特別扱いされているのか、という疑問に対するひとつの解答のように感じた。戦争で皆が大変な思いをしている中で、学生達の野球は小さな希望の象徴だったのかもしれないし、その余韻がわずかでも確かに、甲子園球場という舞台に残っているような、そんな。
0投稿日: 2022.07.31
powered by ブクログ高校野球、甲子園の特別感と、高校時代というその時期にしかないキラキラした青春感がある。 須賀しのぶさんの本の中では初心者向けで、読みやすい。 夏に読みたくなる作品。
0投稿日: 2022.01.24
powered by ブクログ高校野球を題材にした3つの短編集。 中でも、戦争で大会が中止になる話は、コロナ禍に通づる気がします。 罪なき学生達は政局により青春を失った。
0投稿日: 2021.09.01
powered by ブクログ高校野球を題材にした短編集 とはいえ、代走専門選手や、新人女性スポーツ紙記者、戦時中の(なので正確には高校野球ではないのだが)に焦点があたっている。
0投稿日: 2020.03.08
powered by ブクログ高校野球を題材にした短編3篇。代打でしか試合に出られない益岡、その後を補う須藤を描いた「ピンチランナー」は刹那的だが、心情をストレートに表現していて好感が持てる。記者目線で描く「甲子園への道」もいい。表題作は反戦を絡めた著者のメッセージのある内容である。好みが分かれるところだとは思うが、「甲子園の道」に登場する月谷にフォーカスしちゃうかな。明らかに扱い違うし...。続編を即、手に取ることになるだろう。
4投稿日: 2020.02.10
powered by ブクログ鉄壁のドライアイの私にも涙!『ピンチランナー』『甲子園への道』『雲は湧き、光あふれて』の三編集。ダントツで良かったのは表題作『雲は湧き~』。戦時中の甲子園、球児たちの物語。戦争に奪われた大会・夢・将来・若い命。涙なしには読めない。もう、外出先だというのにみっともないくらい号泣。『栄冠は君に輝く』の歌は、これまでもいい歌だなと思っていたが、この頃から脈々と受け継がれている歌詞、思いに感動ひとしお。他、熱闘甲子園のような『ピンチランナー』、新米記者の奮闘記『甲子園の道』も良かった。続編も読みたい。
0投稿日: 2019.11.27
powered by ブクログ高校野球短編。 ・ピンチランナー 怪我しながらも熱い想いを持つ益岡×益岡のピンチランナーとして盗塁だけを専門にピッチに出される須藤 ・甲子園への道 新人スポーツ女性記者の泉×公立校投手月岡 ・『雲は湧き、光あふれて』 舞台:戦前〜戦後 金が欲しいから野球をやると豪語する滝山×ピッチャーからキャッチャーに変更された鈴木 球児の葛藤を描く第1話、ラブコメ調の第2話、センチメンタルな回顧録調の第3話。 高校野球1つをとってもこんなに幅広くかけるものなのかと感心しました。 特に、第2話は予想だにしていなかった。 ちょっとにまにまが止まらず、続き読みたいなと思わせてくれました。 いろんな視点で楽しませてくれた一冊。
0投稿日: 2019.06.25
powered by ブクログ高校野球にまつわる話三編からなる短編集。爽やかな青春小説だと思ってきゅんきゅんしてたのに、最後の話にやられました。
0投稿日: 2018.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
甲子園で盛り上がっている時に読了したかったのですが間に合いませんでした。野球漫画は結構読んだのですが、野球小説(ノベルズ)は『バッテリー』ぐらいかも…。 『ピンチランナー』『甲子園への道』『雲は湧き、光あふれて』の3編の短編集です。 『ピンチランナー』は才能溢れ将来を嘱望されていたチームメイトが身体の故障で以前のようなプレーが出来なくなり、1打席限りの代打にたつ彼専門のピンチランナーになるまでの葛藤を描いた話。 『甲子園への道』は新米の雑誌記者の奮闘を書いた話。『雲は湧き、光あふれて』は戦時中に甲子園が大会が中止になった時の話。どれもかけがえのない時を賭けた挑戦で、だからこそ“熱い思い”をそれぞれが持っていて、それに読者が惹きつけられるのだと思いました。
0投稿日: 2018.10.24
powered by ブクログ高校野球の短編3編。野球ルールがわからない私にとっては知らない単語が多くて難易度高めでした。1話目は、盗塁がうまく、代走で試合に出してもらえる男の子の話。怪我をして代打でしか出れない子と二人で一つ。野球部なのに走る練習しかさせてもらえず、代走屋というポジションに悶々としていたけど、最後は思いっきり走る!!かっこいい!2話目は新人記者の話。3話目は、戦時中に甲子園話目指した高校球児の話。これが一番良かった。切なくて、うるっとなる。
0投稿日: 2018.01.07
powered by ブクログ短編集3編 高校野球の魅力をいろいろな形で伝えたかったのだと感じた.故障したり,経験のない記者だったり,戦争で開催されなかった甲子園大会だったり,負の要素の中でも輝いている球児たちの姿が眩しい.
0投稿日: 2017.12.14
powered by ブクログ表題が高校野球のあの有名な曲の歌詞であることに最後まで気づかない甲子園オンチな私…。でも最後は泣けて泣けて、若者の青春や情熱、健康な身体や命を奪った戦争が憎くてなりませんでした。須賀作品はポーランドの戦争を扱った『また、桜の国で』しか読んでいないので、始めの短編2作品は簡易な文体で驚きました。でも表題作はやはり、社会派の匂いを感じさせる作品でとても良かったです。陰と陽の極端な世界観を書き分けることができる作者に感服です。
0投稿日: 2017.10.19
powered by ブクログ私達の部活でも同じことがあり、 みんなで話し合ったことが思い出されました。 共感出来る部分も多々あると思います。 ぜひ読んでみてください!!
0投稿日: 2017.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みやすい作品。 1作目は着眼点がいいと思います。代走にはなかなか目が行かないので。 2作目は、記者目線で新しいなと思いました。何気なく読んでいるスポーツ新聞の苦悩が描かれています。 3作目は戦時下の劣悪な野球環境でも甲子園をめざす学生の物語でした。将校の暴力にも負けず主人公とエースの心がつながっていく場面が好きです。
0投稿日: 2017.08.29
powered by ブクログ【収録作品】ピンチランナー/甲子園への道/雲は湧き、光あふれて 高校野球の球児たちと彼らを取り巻く大人の話。戦時中の話が痛い。昔のことと笑えなくなっている今がある。
0投稿日: 2017.08.26
powered by ブクログ高校野球好きだし、須賀さんだし、で手に取りました。 青春です。面白かった。 最後の話は泣きました。戦争はいかんね 大会歌尊い
0投稿日: 2017.07.25
powered by ブクログ甲子園をテーマに、現在、過去、高校生の立場、取材する側、立場をかえたお話3編でした。正直、野球には興味がないのですが、プロ野球は見ないけど甲子園はと、多くの人が一生懸命になるのがなんとなくわかります。試合なのでもちろん勝ち負けは重要なんですが、やっぱりそれ以上に「このチーム」でという思いがどこの高校にもあるから、勝ったチームも負けたチームも輝いているんだと思いました。高校生活3年間あっても、「このチーム」は1年間だけですもんね。甲子園、ニュースぐらいしか見ませんが、どちらのチームも勝たせたい、といつも思います。最後の戦中の話は、こんなことは二度とあってはならないと思いました。
1投稿日: 2017.07.17
powered by ブクログ短編3本、どれも読みやすく魅力的。タイトルにもなっている3作目が須賀さんならではだなーという話で泣きそうになってしまった。今年も夏が始まるなあとしみじみ。
0投稿日: 2017.07.10
powered by ブクログ野球に興味のない私が、ついつい手に取ってしまう甲子園もの。 三作とも引き込まれました。 ピンチランナーと甲子園への道は続きが気になりすぎるし、『雲は湧き、光あふれて』は戦時中との掛け合わせで涙なしには読めません。。 続編?も読みます。
1投稿日: 2017.07.10
powered by ブクログ時代を超えても、立場を越えても、あの夏の白球を追ってしまう。 ずっとずっと紡がれてきたもの、そのひとコマを切り取った短編集でした。 記者目線、というのは新しくてとても面白かった。月谷くん、いいですね。かわいい。 最後にあの表題作をもってくるとは。 挫折したり葛藤したり支えあったり勇気をくれたり、そして平和を願いつつ、今年も青空に飛ぶ白球に思いを馳せるのです。
1投稿日: 2017.02.07
powered by ブクログ甲子園という、特別な場所に魅せられて。 甲子園を目指す話がいくつか入っている。必ずしも主役は高校球児ではない。スポーツ新聞の記者が語りの話もある。一番惹かれたのは、表題作である『雲は湧き、光あふれて』だ。戦前、中等学校で甲子園を目指していた鈴木雄太の前に現れたのは、沢村栄治を思わせる剛速球を投げる滝山亨。不遜な滝山の態度にいら立つ雄太をよそに、彼らの普川商は甲子園出場を決めたが――。中学生の国語で「一塁手の生還」を読んで以来、戦前・戦後をまたぐ甲子園の話には、何か気になるものがある。 3作品を通じて感じたのは、甲子園という場所の特別さ。今も昔も、なぜ甲子園だけ特別なのか。なぜ高校野球にあんなにもひきつけられるのか。憎々しい思いさえ、抱くほどに。誰かが作った流れに先導されているのか、それとも。
1投稿日: 2017.01.22
powered by ブクログ須賀さんの一般向け。3つの短編のうち、やっぱり女の子が活躍するお話が一番ノリがいい。現役中学生とかが読むのにちょうどいいんじゃないかな。
0投稿日: 2016.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時代の違う高校野球を舞台にした3編の短編小説。 1話目の代打専門と代走専門の話の設定は面白いとは思うが、正直これで何が言いたいのって話。 2話目は新米記者の成長物語だが、いかんせん短かすぎて物事がうまく回りすぎて冷めてしまう。
0投稿日: 2016.10.09
powered by ブクログ須賀しのぶさん、初めましてです。 高校野球が好きでした。 女子校だったので、共学校の女子が地区大会の応援に行くのを見ると、 それはもう羨ましくて。 あの頃の高校野球って、今よりもっと泥くさかった気がします。 出場校も今より公立高校が多く、地元出身の選手中心だったせいか 故郷を応援する色あいがもっと強かったような…。 ユニフォームの着替えがなくて、勝ち進むとだんだん汚れてしまうのも、妙にカッコよく見えたりして。 春のセンバツも、もちろん球児憧れの晴舞台。 でも夏の甲子園は、また違う気がします。 三年生にとっての最後の夏といったイメージが強いからかな。 #ピンチランナー かたや大物天才バッター、かたや走ることにかけては誰にも負けないピンチランナー。 二人のライバル心と熱い友情、 試合の手に汗にぎる臨場感がすごい。 #甲子園への道 圧倒的な強さを誇る東明学園エース・木暮くん。 対するは、初戦敗退がおきまりの弱小校エース・メガネの月谷くん。 二人の幼なじみ対決が面白い。 晴の大舞台で投げぬく姿は堂々としていても、 マウンドから降りた時に見せる少年の顔に胸がきゅんとする。 #雲は湧き、光あふれて これはもう、泣いてしまいました。 戦争のせいで大好きな野球をあきらめなくてはならなかった選手たち。 あんな時代でなければ、夢を追い続けることができたのに…。 戦争はいけない。絶対に…。 「栄冠は君に輝く」 今年はいつになく感慨深く胸に響いてきそうです。
10投稿日: 2016.08.08
powered by ブクログ高校野球の季節に丁度良いと思い、読んだ次第。ピンチランナーの話は、1人の部員のために、基、部員一同のために、走塁の技術を磨きあげる姿が良かった。月谷君の野球にかける思い、幼馴染みを気遣う姿、ライバルであり、友情であると思う気持ちが良い。新聞記者も高校野球を取材して行く中で、仕事の面での成長、高校生を見守る姿、夢舞台に向けて、直向きにプレーする部員たちを追う立場も、高校野球の感動を伝える大事な役割だなと感じる。最後の雲は湧き、光あふれては、野球と戦争の中での温まる出来事、校歌に感動。
1投稿日: 2016.08.05
powered by ブクログピンチランナー、甲子園への道、『雲は湧き、光あふれて』の3編からなるこの本は、だいすきな高校野球の魅力がぎゅっと詰まっている素晴らしい一冊。続編が20日ごろに発売されるというのを須賀さんのツイッターで拝見して「いまだ!」とばかりに購入した。この時期、降り注ぐ陽光に負けじと戦うすべての球児に気持ちをはせながら、ひとりひとりが抱く甲子園のなんと鮮やかなることかと胸をいっぱいにした。どのスポーツもかけがえがない唯一なのに、特に高校野球に惹かれる理由のひとつが、これを読めばストンとそして温かく腹の底に落ちてくる。
0投稿日: 2016.07.19
powered by ブクログ高校野球って、ほんと特殊な世界よね。その独特なきらめく重苦しい歪んだ雰囲気を、実によく表現できてるな…と感じました。 我が子が甲子園に関わるようになったら…と考えると正直なところ複雑な気分になります。すごく光栄なことではあるのですが、ね。
0投稿日: 2015.12.22
powered by ブクログ高校野球を題材にした短編3つ。「ピンチランナー」本音を素直に言えず諍いを起こす球児。すごい青春。10代に読みたかった。照れながら読了。「甲子園への道」スポーツ誌の女性新人記者と球児の交流。弱小チームのピッチャーに肩入れしすぎてしくじりつつも、球児とのやりとりで成長する。また、球児もそんな記者だからこそ本音をポロリ。この話がお気に入り。「雲は湧き、光あふれて」戦争により人生を狂わされた球児。このテーマを扱うにはページ数が足りないのでは?感動しきれずにすこし消化不良。
0投稿日: 2015.12.11
powered by ブクログピンチランナー、甲子園への道、雲は湧き光あふれての3つの話によって構成されている。 どの話を高校野球小説であり、 若いからこそある悩みや葛藤、弱さそしてそれを乗り越えていく描写がかかれていて高校野球が好きでない人にもぜひ読んでほしい一冊である。
0投稿日: 2015.11.22
powered by ブクログ高校野球小説3編。青春だな~ 2015.11.13
0投稿日: 2015.11.13
powered by ブクログ一行目:スパイクの紐を結びなおす。 BL作家の一般向け小説なぞ、どんなものかという軽い気持ちだったが、とても良かった。 高校野球に絡む3編。その切り口がイイ。 腰に故障を抱えたスラッガー専属の代走を打診される主人公。 地方大会を取材する新米記者。 そして戦時中の高校球児ー さすがBL作家とあって、臨場感、その場の空気がよく伝わってくる。 広く読んでもらいたいが、野球を知らないとこの隙間を縫うような良さはわからないかも。
0投稿日: 2015.11.08
powered by ブクログ甲子園、という響きに対する特別な憧れ 3年間って短くて、あっという間だけど、全力出しきれる時間なんだよなあ 胸が痛くなるほどのキラキラしさがあの時間には込められている いましかない、いまだけ。 主役じゃないと思っているあなたも、その瞬間を生きているだけで主役だったのだ
0投稿日: 2015.10.24
powered by ブクログ高校野球をモチーフにした短編三作からなる小説です。 どの話も所謂スター級の球児ではなく、普通の球児。等身大の野球が好きで甲子園に憧れを抱いている子達ばかり。 才能がある子への劣等感や挫折感、ポジション変更によるいざこざ、仲間との軋轢。それらを踏まえた上で、その話の主人公なりの答えに辿り着いていて面白かったです。
0投稿日: 2015.10.03
powered by ブクログ須賀しのぶさんの近著は傑作揃い(革命、紺碧、ゲームセット、芙蓉…)、これも良いです。努力が報われる話が好きなのですが、須賀しのぶさんの作品では、努力してもかなわない存在(天才)や、歴史といったどうしようもないものの前でも、葛藤しつつ前進しようという人々が登場します。彼らの歩みに時折涙することも。本書は入門編としてオススメです。大傑作流血女神伝の再評価を祈ってます!
0投稿日: 2015.10.02
powered by ブクログずるい。こんな話書かれたら、もうわくわくするしか無い!ってなる。 高校野球と言うのは一生に一度しかない晴れ舞台だからこそ、あんな風にキラキラしてるんだろうかってなる。
0投稿日: 2015.09.23
powered by ブクログ題名と表紙の絵だけで甲子園ものだ!と思い買おうかな~♪でも積読もたくさんあるしな~(--;)と悩んでいたら、友人が貸してくれてラッキー(^o^)最初のピンチランナーは自分が思っていた通りの現代高校生の話(^^)次の甲子園への道は高校球児を追う新人記者の話で意表を突かれたけれど、がんばれー(^^)/と応援したくなる♪最後の雲は湧き、光あふれては戦時下の旧制中学球児達で、泣けた(ToT)毎年聴いているけれど「栄冠は君に輝く」はいい曲だと改めて思う(*´-`)
0投稿日: 2015.09.22
powered by ブクログ高校野球短編小説集。 どの話も小さくまとまっていて(良い意味で)、そこが良い。 本の雑誌をぺらぺらやってたら、紹介記事が目についてので即購入。 で、一晩で読破。
0投稿日: 2015.08.27
powered by ブクログ高校野球を舞台にした小説集。高校球児、スポーツ記者、そして戦中の球児がそれぞれの作品の主人公。どの作品も変に青春を美化させることなく、しっかりと地に足の着いた、その上で読後感が爽やかな物語である。 今年は高校野球が誕生してちょうど100年。例年以上に盛り上がったこの夏にふさわしい読書ができました。特に表題作は感慨深いものがあります。『栄冠は君に輝く』に込められた思いを私たちは知っておく必要があります。
0投稿日: 2015.08.25
powered by ブクログ表題作がやっと本に!とのことで読んだのですがピンチランナーも甲子園への道も面白かったです。読む前は神の棘の後なので違和感あるかな?とも思ったのですが青春小説という点では地続きのような印象でドップリはまれました。 夏に読んで良かった。あずきバー食べたい。
0投稿日: 2015.08.18
powered by ブクログ甲子園が始まって今年で100年。この節目の年にこの本をこのタイミングで読めてよかった。 100年目にして、97回大会。この意味が最後の「雲は湧き、光あふれて」に込めれている。『栄冠は君に輝く』を聞くたびにおもいだしそうな一冊。
0投稿日: 2015.08.09
powered by ブクログ時代の違う3つの高校野球の中編小説を集めた一冊。上手いのは走塁だけの代走のみの選手の話。新人スポーツ専門誌女性記者が出会ったある投手の話。大戦直前の大会で惜敗したチームの話。色合いと雰囲気の違う青春像でした。戦争っていう狂気は今から見ると滑稽でありながら恐怖も感じますね。
0投稿日: 2015.08.01
powered by ブクログ高校野球をテーマにした三編の小説集。地方大会終わった、いい時季に読めた。球児も、球児以外も、今も昔も、甲子園を目指すまぶしさが題名からも内容からも伝わってくる。
0投稿日: 2015.08.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
河原和音さんの表紙と須賀しのぶさんの名前に惹かれて手に取った。野球はそんなに興味なかったんだけど、それでも面白く読める。高校球児と新人スポーツ記者がそれぞれ主人公になった3つの短編集。高校野球の季節という事もあって、7月8月に読むとよりグッとくるかも。
0投稿日: 2015.07.20
