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レヴィナス 無起源からの思考
レヴィナス 無起源からの思考
斎藤慶典/講談社
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総合評価

5件)
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    圧倒的である。 レヴィナス=斎藤、恐るべし。 レヴィナスとフッサールを接続し。 レヴィナスの他人と責任概念を掘り下げ、他者が複数の場合をぶつけ。 従来の社会契約論が説く国家観とは違う国家を構想する。 すごい本だった。絶版なのが惜しい。

    3
    投稿日: 2023.11.09
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    軽い読み物として。 筆者自身の思想とレヴィナスの思想が注意深く区別されている点は好感。レヴィナスはカントを実存主義的に注釈した… が、国家と正義に関してはポスト実存主義に接続しているように思う。

    0
    投稿日: 2013.09.13
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    読み終わったがとても眠かった。 非常に丁寧に説明しているのだろうと思う。「ある(イリヤ)」の段階から亡霊、享受する糧、顔、理性、倫理、そうして無限責任と正義へ言及。ただし論の筋は行ったり来たり(後ほど説明する、がしばしば登場する)、もとから特殊な言葉遣いをする分野なので仕方がない部分はあるかもしれないが用語も括弧書きに太文字がこれでもかというほど登場して集中力がいる。わかりやすい言葉で、難しいことを一生懸命説明しようとしているのを感じた。例えでわかりやすく説明しているのだが、接続詞を見るとぎちぎちに文章が詰めてあって、一度集中が切れるとまた数ページ遡らなければならず、少々しんどい。

    0
    投稿日: 2013.05.05
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    尊敬する先生がレヴィナス嫌いなんで、その影響で。内容的にはレヴィナスに対する筆者の理論、みたいな感じ。

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    投稿日: 2013.02.26
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    スタート地点は、「なぜ私/世界というものが存在して良いのか?」という疑問ですよね。存在の根拠。フッサール現象学でいう「起源」。 「意識」されることによって私/世界が存在し得る。これを「思われ」と呼んでいて、一般的に言う物理的な実在の話ではない。そういうものも含めて、なぜ存在していると言えるのかという話です。 今、僕の机の上に爪切りが乗ってますけど、これは「思われ」る事によって爪切りで有り得ると同時に、私を規定する。このとき、私=爪切りで有り得るわけです。そういうもの全てで世界が存在し得、かつ私が存在し得るわけですが、それは「思われ」によって包含されている。 > これこそ現象学がこの現実の「起源」と見定めた「現象」ないし「現出」に他ならない。 というわけです。 まあこれって唯識論で言ってることそのまんまなんですけどね。 ---2010/6/20--- 約ひと月もかけてちょっとずつ読み進め、ようやく読了。非常に面白かった。 倫理とは何か、なぜ倫理に従わざるをえないのかを、神の存在抜きで、ここまで明確に叙述したものは少ないのではないでしょうか。 国家とは、あるいは組織とは、どのように有り得るのか、責任とは何で有り得るのか、存在論の立場から言及しうるものだと言うのは本書で初めて理解しました。 少々読みづらい部分もあるのですが、読む価値があります。

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    投稿日: 2010.05.23