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総合評価

178件)
4.1
57
65
31
6
1
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    国宝が大ヒットしているので吉田修一さんの好きな作品の感想を今さらですが書いてみます。 この作品は台湾に頻繁に出張していた約十年前に読みました。 当時一緒に働いていた台湾の仲間の中には日本に憧れる方や日本に留学されてた方や毎年日本に旅行に行く方がいました。一方で日本からの出張者の気持ちは自分自身がよく分かります。自分と彼ら彼女らを映し出してくれる作品でした。 吉田修一さんらしい景色の描写も実際に行った事のある場所だと本当にまたそこを訪れた気になれました。 また、台湾では新幹線を使って頻繁に移動していましたので作中の登場人物と実際の新幹線導入に携わった皆さんに感謝です。 個人的には吉田修一さんの作品の中の1番は本作です。

    0
    投稿日: 2026.01.23
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    2007年に運転開始した台湾新幹線、その立ち上げ時期に台湾、日本で交錯する人々の人生模様を描いた作品。 5人の視点からそれぞれの人生で起こったことが綴られているが、並列で進める物語が多すぎ、それぞれが浅くなってしまった印象も受けた。個人的には安西に嫌悪感を感じるし、威志の話もそれほど掘り下げられているわけではなかったので、春香、人豪、勝一郎の3人に絞って、もっと深く描いてもよかったのではと思った。 特に勝一郎の話について、この世代には台湾を故郷と考えている日本人も多くいたのだろうと考えさせられた。

    0
    投稿日: 2026.01.18
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    台湾新幹線開設までの重厚なドラマを期待していたので、大きく肩透かしを食らってしまったのは、事前の調査不足としても、そこから広がる人間ドラマも全般的に薄味過ぎて何も感じなかった。

    0
    投稿日: 2026.01.11
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    もう泣けた、大号泣。 お酒が入っていたというのもあるが、自分の台湾留学や中国で働いていたときのことも考えながら読み進む。 本当に刺さる人物だった、私が。 新幹線で読んだ時もぐっと来たが、ラストが感動。 わたしもいつの日か台湾の友人に無礼な発言を酔ってしてしまったことを詫びたいなと思った。 台湾人はいつの日も許してくれているんだろうな、と読みながら思った。

    0
    投稿日: 2026.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマも良かったけど、著者の構成力と描写力が味わえる原作の方に惹かれた。 台湾新幹線の建設という時間の流れを軸にしながら、隠されていた多田春香と劉人豪の人生の交差が次第に明かされて行く。 また、葉山勝一郎と呂のもうひとつの時間の流れ、人生の交差が加わることで、物語の構成に厚みを感じた。 作品の中の高音パートと低音パートがハーモニーを奏でているようだ。 春香や人豪を含めた登場人物たち、繁之や安西、ユキや林芳慧。彼らも人間くさく魅力的だ。 台湾には旅行で数回訪れた程度だが、台湾の風景が原色で甦ってくるような描写力に驚かされる。同時に風土の描写が台湾の人々の描写にもなっていることに感服させらた。 ドラマ版で春香を演じた波瑠さんも良かったが、原作から私が感じた春香のイメージは長澤まさみさんだった。 追記 時間の流れを把握するために年表式のメモを書きながら読んだ。 ドラマでカットされていた淡水のエピソードは、とても美しい。  

    2
    投稿日: 2025.11.04
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    昔台湾に旅行したときのことを思い出しながら読んで、また台湾に行きたくなった。 食べ物、自然、天気など、台湾の空気感がイメージできる豊かな描写。 台湾に旅行したとき、私は台湾語ができないが、現地の年配の人たちは日本語を喋れた。 それが日本の統治があったから、ということは知っていたが、そして台湾が親日ということも知識としてはあったが、当時から現在まで、日本と台湾がどういった関係性なのか、私は知らない。 台湾人から見た日本と、日本人から見る台湾、その乖離があることが示唆されていた。 台湾と日本の歴史的関係をしっかり学んでみようと思った。 つまり主人公の奮闘や恋愛よりも、おじいさん世代の話がとても印象に残った小説だった。 でもそういったさまざまな人たちの台湾と日本をめぐるやりとりの繋がりが、『路』なのかなと思った。

    11
    投稿日: 2025.10.14
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    吉田修一は群像劇書くの上手いなぁと思う。その中に核となる主人公がいて、周りの魅力的な人々が様々な生き方を見せてくれる。それらに支えられ主人公が成長する。 「国宝」もそういう小説だった。 今回はさらに台湾という場所が空気感を出して、魅力的。台湾に行きたくなった。台湾映画でいいから、あの台湾の空気を感じたくなった。

    31
    投稿日: 2025.09.11
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    面白かった。 台湾新幹線の完成までのストーリーを中央に据えながら、それに関わるいろんな立場の日本人、台湾人の人生を通して、 日本と台湾の複雑な関係を描いている。 すぐ隣でありながら、近くて遠い国。 たくさんのロマンス、そして、旧い世代と新しい世代。男と女。 少し前の時代を感じながらも、とっても読み応えがありました。

    1
    投稿日: 2025.09.06
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    吉田修一の印象はなんか毎回面白そうなのに読んでみるとパンチがないまま終わるというもので今回もそれに近かった。群像劇の中でいくつか弱いものが混じってて混乱もする。 最後の終わり方は良かった。

    0
    投稿日: 2025.08.27
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    1つのプロジェクトを軸に国境を越えた人同士の絆の物語 こんな仕事に憧れる。そして台湾に行ってみたくなった

    0
    投稿日: 2025.06.14
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    台湾と日本を舞台に繰り広げられる、双方に関わりのある登場人物たちの物語。 一つの事象を中心に、視点を何度も切り替えながら進んでいく物語は「怒り」に代表される吉田修一のスタイルのひとつだと思うのだけれど、今回のこれに関してはこの人たちを一冊の本にまとめた意図があまりわからなかったな。 なんとか目で追ったけれど、夢中になれる類の小説ではなかった。

    1
    投稿日: 2025.04.06
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    台湾に日本の新幹線が走る、それを実現させるまでのお仕事小説かな、と思い購入 単純に、新幹線を開通させるまでの苦労話に留まらず、そこに関わるいろんな人(日本人や台湾人)の目線で、物語が展開されていきます 主人公は台湾に新幹線を開通させるプロジェクトに取り組む若手女性社員の春香。春香が、この仕事に携わるきっかけを与えてくれたのが、彼女が学生時代に旅行で台湾に訪れた時に出会った現地の男性、エリックとの出会い。 メインはこの2人が軸に展開されますが、そこに絡んでくる登場人物の人生、生き方、出会い、 台湾そのものの自然、食べ物や街の雰囲気も詳しく描かれていて、想像しながら読んでいると、とても楽しく、魅力的で、むちゃくちゃ行きたくなりました。近々、絶対に台湾行ってみたい!と言う気持ちにさせてくれる内容でもありました。 その時は、絶対に新幹線にも乗らないと^ ^

    15
    投稿日: 2025.03.31
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    日本製新幹線が台湾に輸出された時のお話。 複数登場人物がいて中国名が多く、話が行ったり来たりするため、最初はなかなか人名が頭に入ってこず苦戦した。が、段々とストーリーが交わっていくにつれて気にならなくなったし、人との関わりの尊さを感じるシーンが多く、温かい気持ちで読み進めた。 また、台湾の街の情景が鮮やかに描かれているのも特徴。異国なのに何か郷愁を感じる描写が多く、行ってみたいなーと思わされた。 全体的な雰囲気が好きな小説でした。

    31
    投稿日: 2025.02.01
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    他人事ではない小説だった この小説の根幹のエピソードとほぼ同じ経験をしているから 学生時代、トランジットで1日いた台北で、ただ道を聞いただけの現地のサラリーマンが1日かけて台北を案内してくれて温泉にも一緒に入ったのに、帰国後連絡先を無くしてしまいそれきりなのだ… 台湾に日本の新幹線が走るまでの、その事業に関わる日台の人々の人生が交差するお話 勝一郎が中野から「死ぬなら台湾で死ね」と言われるところはどうしようもなく泣いてしまった このシーンは素晴らしい 人生にとって大事なのは国なんかよりも友人なのだ

    2
    投稿日: 2025.01.26
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    台湾で日本の新幹線を走らせるため奔走する人達の話。各々の路が興味深く、なぜその路を選んだのか、これからどの路を選ぶのか、自分の人生に置き換える。互いに教え合う台湾人と日本人の関係が良いし、台湾の働き方良い日本も見習ってほしい。台湾、どんなところなんやろう。

    3
    投稿日: 2024.10.09
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    台湾新幹線に乗りたくなる。台湾新幹線の開発秘話をベースに、フィクションの物語が展開していく。このスケールのデカさ超面白い。

    0
    投稿日: 2024.08.26
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    色々と考えさせられる1冊だった。 日本と台湾、国と国のつながりから 春香と人豪、人と人のつながり。 新幹線建設の背景にある 時間、場所を越えたつながり、 それが路のタイトルを回収しているような気がして しっかりした文量だけど読み返したい作品。

    27
    投稿日: 2024.07.28
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    台湾は一度行ったことがある。自由の国。 この小説を読んでると、台湾がすごく近く感じる。働く事の意義を教えてくれるような小説。

    0
    投稿日: 2024.07.13
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    筆者の本を読むのはこれが初めてだ。他の作家さんのおすすめの本で紹介されていたのと、台湾旅行でもしようかと思っていたから読んでみた。 筆者の無駄のない文書力の助けを借りて一気に読んだ。登場人物のしかも台湾名がなかなか覚えられず(ふりがなは1回きり)紙に書き出しながらと手間をかけても満足のいく本であった。

    3
    投稿日: 2024.01.20
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    ぼちぼちですかね。 台湾新幹線にまつわる人々の物語。簡単にいうとこれだけなんですよね。ひとつひとつのエピソードはわるく無いですが、ほぼ繋がりも少なくて。掴めるまでがとてもきつかった。とはいっても余韻は悪くなかったですが。

    2
    投稿日: 2024.01.12
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    台湾新幹線でつながる日台の人々の物語。 たった一度きり、たった一人との出逢いで自分の歩む「路」が決まることもある。たとえ会えなくても、相手を思う強い気持ちさえあればきっとつながっていられる。 登場人物たちそれぞれの「路」を辿り、終始胸がいっぱいでした。 脳内に台湾の光景がぶわあっと広がる美しい描写も最高…! 何度でも読みたくなる一冊です。

    3
    投稿日: 2023.12.19
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    新幹線建設の部分が少しアッサリな印象。 ドラマとごっちゃになっている気がするけど、たまたま一度会っただけの人に、そこまでの想いを寄せる?

    0
    投稿日: 2023.11.07
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    ずっと読みたかった吉田修一さんの作品! 台湾新幹線開業を軸にした群像劇。 巨大プロジェクトをテーマにしているけど、 それはあくまで軸であって 台湾人、日本人の生活、人の繋がりに重点が置かれてる。 吉田修一さんの文章は本当にその時代を生きて 目の当たりにしてる気持ちにさせるから凄いなぁ…。 春香と人豪の出会いがあまりにもロマンチックなのに そこがメインじゃ無い、そこが良い!!! 悪人も大きな事件も出てこないので 終始健やかに読むことができるし だからと言って刺激がないわけでも無い!! これ、このバランス!!塩梅!! あーだから吉田修一さんは刺さるんです 作中に出てきた『人生』って楽しいものなんだって 思い出す人豪の台詞と同じタイミングで思い出してしまった。 読了後の気分がめちゃくちゃ良い。 これは恋物語ではない!!!!

    0
    投稿日: 2023.10.29
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    少し読みづらい展開でしたが、読み終えてみると人間の感情がよく描かれているストーリーでした。新しい読み物に一歩入ったかな。

    2
    投稿日: 2023.07.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ●あらすじ 台湾新幹線の着工から開業までの巨大プロジェクトに、商社員や整備士、湾生の老人など日台の人々一人一人を巡るドラマが絡んでいきます。政治では問題を抱えていても、日本と台湾の間にしっかりと育まれた個人の絆を、台湾の風土とともに色鮮やかに描き、大きな感動を呼ぶ、著者の渾身作です。 (文藝春秋BOOKSより) なんかすごく爽やかだった。 吉田修一ってもっとミスリードがあるというか、ひとつの物語を群像劇で拗れさせるのが上手い印象があったけど、これは拗れることもなく爽やかに進んでいきました。台湾の空気、オフィスの空気、人と人の間に漂う空気。そういう「空気」を書くのがすごく上手だなと思います。 安西とユキの関係性が良かったなぁ。あと主人公カップル(?)が最後まで恋愛に落ち着かなかったのもすごくほっとした。だよね。もう付き合うとか、そういうふうに簡単に出来る話じゃないよね。

    0
    投稿日: 2023.07.08
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    台湾新幹線の開通を目指す奮闘物語と思いきや、それだけでなく友情話あり恋愛話ありと色々楽しめました。それでもやはり新幹線時速300kmを達成した場面は感動します。プロジェクトを成功させようと頑張る様子は程よい緊張感があり読んでいても心地良いです。新幹線開通を背景に、どんどん台湾の生活や習慣に馴染んでいく駐在員達、兵役後はバイトでのんびり過ごしていた台湾人青年が整備工場に就職して新幹線を支える立場になったりとそれぞれの成長していく様も楽しめました。 また、街並みや店内の雰囲気、市民の家の中の様子の描写が巧みで、光景が目に浮かびました。

    1
    投稿日: 2023.07.05
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    NHKでドラマ化されたものを観たこともあり、原作である、こちらの本も読んでみました。 ストーリー全体としては若干強引さを感じたので「★★★☆☆」かも、と思ったのですが、部分部分での人間関係の描き方については、胸が熱くなったところが多かったこともあり、「★★★★☆」としました。 個人的には、「台湾新幹線を実現する上で、欧州連合と日本連合が折り合いをつけていく具体的な過程や技術的なところをもっと厚くしてほしい」と思いながら読んでいました。 が、おそらく、著者としては、ここ100年ぐらいの日本と台湾の関係を軸にした人間模様や台湾の人々や風景を描きたかったと思われるので、「この本のような内容にならざるを得ないよなぁ」とも思いながら読み進めました。 とりあえず、この本を読んで、台湾に少し興味が湧いたので、本を読むなどして、ちょっと勉強してみたいと思います。

    5
    投稿日: 2023.06.03
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    読み進めていくにつれ台湾の情景がくっきり浮かんで見えて台湾の虜になりました♩ これまでの日本と台湾の関係とか、作者の台湾を大好きな気持ちとか、この本が台湾で話題を呼んだこととか、まるっとぜんぶが愛やねえ

    4
    投稿日: 2023.05.23
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    新幹線の海外輸出というと、中国の高速鉄道のことが頭を占めていて、台湾高速鉄道のことはほとんど記憶にない。 改めて新幹線の海外輸出について知るいい機会になった。 ただ、登場人物の名前や台湾の地名に苦戦し、メモに取った地名や料理名を見返す度にストーリーが途切れ、内容に集中できなかったのでいつかリトライしなきゃ・・・。

    1
    投稿日: 2023.04.29
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    この作品を読んで、吉田修一さんの文章から、あたかも目の前で起こっていることがありありと浮かんでくる様な感じを受けました。台湾に行ってみたくなりました。

    0
    投稿日: 2023.03.18
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    とにかく人豪と春香の2人の関係が堪らなく切なくて愛おしい。 たった半日だけだったから、ここまで2人の気持ちを熱くさせたのだろうし、たった半日だけだったから、あまりに長すぎた月日は、その関係を2度とは戻してくれなかった。ギュッと胸が痛くなるけど、少し心地よくて、僕はこの月末で良かったと思います。 その他2人の主人公、威志と勝一郎も魅力的な存在。それにしても、吉田修一さんは複数主人公を上手く絡ませるなぁ

    1
    投稿日: 2023.02.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    台湾新幹線を題材にしながら、それにかかわる人間の人間模様を描く 吉村昭みたいな新幹線事業を主題にしたような話とおもっていたのでちょっと肩透かしをうけた気になったが、多彩な登場人物によって台湾での生活や国民性が身近に感じられた イチャモンを亀毛というのにはちょっと笑った 長い物語だが、新幹線という縦軸があるおかげで、散漫になりがちな多様な人間模様がいい具合に繋がってすいすい読める。

    0
    投稿日: 2023.02.20
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    文庫の表紙が素敵だったので 映像化もされていることだし(見れてないけど) 著書が吉田修一さんだし…と思って読んだ  最後になって物語の主だった人達が絶妙に交錯する感じがなかなかおもしろいなと感じた 人生って こういう風に最後には交錯する部分が大いにあるんじゃないかな?と期待!  物語は台湾に日本の技術を持って時速300キロの新幹線を台北から高雄(カオシュン)まで走らせるという大掛かりな計画を遂行するものだ 日本と台湾の背景がうまく表現されている その新幹線の計画に関連している人物のそれぞれの生き様や 恋の行方も読みどころとなっている 舞台設定は2000年〜2007年で 年ごとに章が分かれており 章の初めはそれぞれ台湾高速鉄道に関する新聞記事となっている 物語はフィクションだそうだが この記事は本物なのかな? そこは分からない…  台湾の場所や人名には ルビがふってあるけれど しばらくすると『えーっと、なんて読むんだったっけ?』とページを戻る 時間がゆっくり過ぎていくような読書だった  『東京でも台北でも嫌なものを見ようとすれば、どこにでもある。ただ美しいものを意識的に求めれば、それだってどこにでもあるわけで、せっかく開いた目で見るのであれば、美しいものの方がいいと春香は思う。』 (本文より) 上記は私がこの物語の主題ではないかと思った部分だ 台湾は他の国に支配された歴史を持つが 日本の植民地であった時代もある 春香のような心を持って目を開けば 世界はもう少し平和になるのではないか もっとみじかなところで考えると 自分の生き方はもっとたおやかになれるのではないか…と考えた 春香にこう言わしめた吉田修一さんはすごい! 『気持ちなどというものは、自分がどうしようかと決めて動くものではないのだが、それでも自分が何か方向性を決めてやらないと、自分の気持ちが「どう動いていいのか分からない」と途方に暮れるのだ。』 (本文より) これも名文! まったくそうだ その通りだよ!と思う 日々がこの連続! まず これって悲しむところか 前向きに捉えるところか 塞ぎ込んじゃうところか 笑って済ますところか… 方向性を決めてやらないと 泣くに泣けず 笑うに笑えず モヤモヤして苦しむ期間がある もう どうにでもなれ!っていうのも 結局は悩みに悩んだ結果 潔く受け止めてあとは自然に任せようという方向性を決めた後の話だ  モヤモヤして悩むっていうのは「方向性を決めてやる」時間なんだよきっと ほんとなら 1年後に台湾に行きたいと思ってた ◯◯歳になったら 台湾旅行しようと友達と話して 夢みてた けど…コロナが発祥したあたりから 雲行きがあやしくなり コロナが収束でなく共存となる方向の現在も のびのび安心して台湾に行ける気持ちにはなれない  だからこの本でいっぱい 台湾を感じたよ 美味しい屋台の料理を味わったよ 昔懐かしいような風景をスクーターで走ったよ お弁当を買って 台湾新幹線に乗って穏やかな時間を過ごしているよ もしかしたらこの新幹線の中で目的地に着くまでに 私も同郷の誰かに偶然出会って著者が記した『説明しがたい安心感』を得ることになるのかもしれないな 物語の中の私

    1
    投稿日: 2023.01.29
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    吉田修一っぽくはない。でもとても良い。 台湾に日本の新幹線が走る。その巨大プロジェクトに、それぞれの国の人々の個々に抱いてきた想いが繋がっていく群像劇。

    1
    投稿日: 2023.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多田春香 大井物産台湾新幹線事業部。入社四年目。東京神田生まれ神戸育ち。関西の私立大学出身。母親の道子の実家で小学校卒業まですごした。父親の直人は福岡県出身の寡黙な電気関係の技術者。台湾に出向する。 高橋一馬 大井物産海水淡水化事業部。春香と同期入社。 山尾 台湾新幹線事業部部長。台湾新幹線事業を社内で引っ張ってきた第一人者。 萩尾 台湾で詰めている。 葉山勝一郎 大学で交通工学を学んだ後、大手建設会社の熊井建設に就職した。定年を迎える頃には専務にまで昇り詰めたし。退職後は後輩社員が独立して設立した中堅のコンサルタント会社で顧問として奉公した。台湾で生まれ終戦まで過ごした。 葉山曜子 勝一郎の妻。 安西誠 台湾新幹線事業部所属で春香の先輩。 妻と息子を日本に残し単身赴任中。行きつけのクラブ・クリスタルのホステス・ユキと同棲する。 黄忠賢 仏独チームの日本サイドとの交渉役。台湾人。三十代半ばのやり手ビジネスマン。 池上繁之 春香の恋人。都内の大手ホテルに勤務。 上條 新幹線の父と呼ばれる人で台湾側のアドバイザーとして活躍している。 ジャック・バルト 台湾高鉄の日本側窓口。 林芳慧(リン ファンホエ)/小慧(シャオホエ) 台湾新幹線事業部の現地採用スタッフ。 エリック/劉人豪(リョウ レンハオ) 春香が台湾に旅行しにきた時に現地を案内してくれた。九段下の大手建設会社の建設計画室に勤務。大学生時代に台湾を旅行していた春香を助けた。翌日に偶然再会した春香に観光案内した。 江昆毅(ジャン クンイー)/阿昆(アークン) 芳慧の恋人。 燿緯(ヤオウエイ) 芳慧の姉の子。甥。 阿緯(アーウエイ) 芳慧の姉の子。 陳威志(チエンウエイズー)/阿志(アーズー) 高雄市内にある自宅から燕巣郷で一人暮らしをしている祖母の家に通う。一九八二年生まれ。かき氷屋でバイトしている。 張美青(ヂャンメイチン)/阿美(アーメイ) 威志の幼馴染。威志の祖母の近所に住んでいる。カナダに留学している。中途帰国し、未婚の母となる。 ユキ クラブ・クリスタルのホステス。 ケビン クラブ・クリスタルの従業員。ユキの弟。 中野赳夫(なかの たけお)/呂燿宗(ルヤオツオン) 葉山勝一郎と旧制台北高等学校の同級生。 台北市内病院の院長。 呉信意(ウーシンイー) 威志のバイトの先輩。煮ても焼いても食えない男。 李大翔(リーダーシャン) 威志の友人。中学からの同級生。 王窈君(ワンヤオジユン) 威志の中学の同級生。威志が偶然入ったリゾートホテルで働いている。 笵琳琳(ファンリンリン) 芳慧の高校依頼の親友。小さなIT会社を経営している夫がいる。 鴻巣義一 終戦間際の学徒動員で勝一郎と同隊に所属。旧制台北高校卒業。 有吉咲 劉人豪の同僚。環境計画室勤務。 高浜 建設計画室室長。 王春銀(ワンチユンイン) 人豪の大学時代の同級生。オランダ系建設会社の台北支店に勤務。 蔡明樹(ツァイ ミンスー) 人豪の高校時代からの親友。脱サラして辣醤鶏唐揚げ店をオープンした。 小野学 人豪が参加していたボランティアに来ていた東京の学生。 竹本 勝一郎の元部下。熊井建設株式会社常務取締役。 鴻巣義一 台湾の高校で勝一郎と同窓。 振振(ヅエンヅエン) 美青の息子。 村井 JR西日本から派遣されたベテラン運転士。 松浦 JR西日本から派遣されたベテラン運転士。 孫 整備士教育部長。 張家洋(ヂヤンジヤーヤン) 威志の同僚。 甲田 勝一郎のお手伝い。

    0
    投稿日: 2022.12.28
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    コロナで長いこと旅行もできてなかったので、絶対に台湾に行くと決めてこの本を買いました! そしてこの本を読み終わる前に航空券も買いました! 生まれ育った国だから1番自分にしっくりくるというわけではなく、自分に合う環境でのびのびと生活できることは心身ともに良いことだらけだなと実感。 ありきたりですが、本当に台湾に行きたくなる、そんな一冊でした。

    1
    投稿日: 2022.11.14
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    台湾新幹線の開業に舞台にした群像劇。 国境を越えて時代を越えてめぐる様々な人たちの想いが爽やかに描かれています。 読み終えて、晴れ晴れとした気分になれる一冊、台湾に行きたくなる。プロジェクトX的な内容を想像したけど、そういう感じは薄い 小籠包、魯肉飯、牛肉麺などの単語に反応してしまう。お腹も空いてくる一冊。

    0
    投稿日: 2022.11.12
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    あーこれシンガポールにいる間に読み終わったんだけど感想書いてなかった。なんか台湾新幹線の話で群像劇で結構面白かったなって記憶がある。けどなんか吉田修一ぽくないなって思いながら読んでたような気がするけど、最近俺が思ってる吉田修一ぽさって横道世之介ぽさかもしれないので曖昧だな。

    0
    投稿日: 2022.10.05
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    台湾行きたい〜!南の方行きたい〜!となる小説でした。こういう書きたい場所、シーンがあって書かれた小説もよいよねぇ。

    1
    投稿日: 2022.09.27
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    休日を利用して一気に読みました。全447ページ。 大変、健やかな作品です。 台湾高速鉄道(台湾新幹線)に軸に、様々な日本人と台湾人の物語が入札から開通までの七年間、描かれています。 作中に「日本人が台湾のこと(台湾と中国のこと)を知ろうとする気持ちは、あまりにもお粗末」とありますが、私も例に漏れず(恣意的にではないけれど)、台湾のことを知らなすぎると感じました。 この作中は、台湾という国と、台湾人の方の事を非常に魅力的に描いていて、是非もっと台湾を知りたい、と思わせてくれます。 どう魅力的なのか、というとひたすらに「健やか」。 登場人物達は様々な人生を送りますが、そのどれもが心の豊かさに満ちていて、また、フィクションだからと言って無理がなく、よい作品だな、と素直に思わせてくれます。 あれこれ難しく語ったり論評するのではなく、「良い作品」の一言で十分かな、と。 読了後、清々しい気持ちになれたのは久しぶりのことです。 2014年19冊目。

    1
    投稿日: 2022.09.23
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    ⁡ 台湾で日本の新幹線の開通に向けて 動きだす、そこに関わる人々のお話 ⁡ 台湾で偶然出会った半日の出会い‥ ⁡ 台湾は行ったことが無いけれど、 きっと懐かしくなるような風景なんだろうなぁ✨ 食事が美味しそうで、お粥がよくでてきて、食べたくなりました♬ ⁡ 最後は、じんわりでした

    2
    投稿日: 2022.09.23
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    台湾新幹線の建設や運営に関係した人達のそれぞれの物語が深く、最後に新幹線の車内で交わるところがほっこりした

    0
    投稿日: 2022.05.18
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      いつか台湾に行きたいと思っていたけれど、この本を読んでそれに台湾新幹線に乗りたいという夢が加わった。

    0
    投稿日: 2022.05.09
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    人生初の海外一人旅は大学時代、行き先は台湾だった。 30年前だからもちろんスマホなどない。カードも作っていない。現金と、使い方がいまひとつわからないトラベラーズチェックを握りしめ、出合い頭ベースで行き先を決めて1週間を過ごした。 むせ返るような南国の空気、濃い緑の田園、全く英語が通じないが筆談したらなんとかなったケーブルカーの切符売り場のおばちゃん、山奥の料理店でまごついていたらいきなり日本語で話しかけてくれたお爺さん、、、あれ以来、私は台湾が大好きだ。 、、、というごく個人的な記憶が鮮やかに蘇ってきた本。日本の技術で台湾に新幹線が開通する2000年代初頭が舞台。 まずビジネスを舞台にした小説というのは、主役は必ず注文を「受注」する側だ。取れました!という感覚は仕事の最大の醍醐味だろう。その証拠に、発注する側の葛藤を描いた小説というのは私は見たことがない。そして、本当の苦しみは取れてから始まる、それもどの世界でもおそらく同じだろう。 もっとも、この小説は例えば黒木亮氏のような壮絶な受注合戦の内幕もの、とかではない。むしろその辺の描写は淡白で、新幹線をめぐる日台の人々の関わり合いがテーマ。 あの「悪人」を書いた吉田修一氏にしては薄味というか、決して特別なドラマがあるわけではない。でも、あの若い頃の無駄に力の入った仕事の感覚や、壮年期の黄昏ていく気分や、何よりあの南国の湿気と気温の覆いかぶさってくるような心地よさ、、、そんなものがひしひしと伝わってきて胸が熱くなるのだった。 台湾、今や世界で最もきな臭い地域と呼ばれるようになってしまった。そして日本も今やその技術でアジアに上から目線で臨める国ではなくなった。 20年、あっという間のようでいて立っている場所はこんなにも変わってしまった。 そんなノスタルジーも感じる本。

    6
    投稿日: 2022.05.07
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    「台湾で日本の新幹線が走る」、そのビッグプロジェクトに向けた群像劇かと思いきや、このプロジェクトを軸として登場する日本人、台湾人の温かい心の絆を描いた、読んでいて心地よい物語でした。 台湾には行ったことがないですが、目を閉じると台湾が感じられるような気がして、いつか本当に台湾を訪れたいと思いました。 現実にも、この小説のように国境も時間も越えて人々が結ばれるような、平和な世界が世界が訪れることを願ってやみません。

    2
    投稿日: 2022.04.02
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    偶然出会ってたった半日を共に過ごした二人。同じくほの温かい想いを抱き、互いの安否を気遣いながらも音信不通だった年月。それぞれの現在がしっかりしているせいか、男女が再会する小説にありがちな展開にならないのが心地良い。 台湾からの引き揚げ老夫婦、シングルマザーになった幼なじみに恋する青年、まったく関係のない人物の挿話が、台湾を走る新幹線開通を軸に、少しずつ関わり合っていくのも面白い。 日本人であること、台湾人であること、逃れられない現実を、この物語の登場人物たちはみな、とても前向きに自分の根としてとらえ、その上で、相手の国や国民性を肯定的に受け入れていくから、最終的に清々しく読み終えることができた。

    1
    投稿日: 2022.03.30
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    日本の新幹線が台湾を走る。 台湾新幹線開業までの一大プロジェクトに関わる人たちのそれぞれの国への想い、ひとへの想いが、プロジェクトの進展とともに、繋がっていく。 一大プロジェクトがメインにもかかわらず、仕事、仕事しすぎず、ひととひととの繋がり、ひとの想いがメインで、最後にはすべてが繋がっていく。 さわやかな読みこごち。 台湾の風景の描写が目に見えるようで、行ってみたくなった。 春香と人豪、どっちもお互いのことを思いやる気持ちが強かったなぁ。初めて会った時から、時間がたって、大人になったって、ことなんだろう。 これからどうなっていくんだろう? 気になるなぁ…

    0
    投稿日: 2022.02.26
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    登場人物みな、前を向き歩いて行く姿に励まされる。 それぞれの路。 今すぐにでも台湾に旅立ちたくなりました。 素敵な作品です。

    0
    投稿日: 2022.02.20
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    BS再放送テレビドラマ「路」を見た。台湾新幹線事業を舞台とした物語で、見始めたら面白くて、続きが気になり、すぐ文庫本を買った。 日台様々な人の視点からドラマは描かれていて、日本の主人公と台湾青年との出逢いとすれ違いが切なくて、一気に読み終えた。共に過ごした時間は少なくても、人生に大きな影響を与えるような出逢いは実際にあるだろう。でも、そんな出逢いを手繰り寄せるためには、じっと待っているだけでは駄目だろう。ここぞという時には躊躇なく動ける行動力が備わっている強さも必要だ。コロナが落ち着いたら台湾旅行に行ってみたくなった。

    2
    投稿日: 2022.02.13
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    本当に久々の読書。 読書スピードが極端に落ちてることを実感し、再び活字中毒を目指すことを決意。 さて、言わずもがな京セラ創業者の稲森さんが著書の本作。 京セラを創業し、世界に名を轟かせる企業にまで発展させる過程で、経営のみならず、生きていく上で自身が重要視している考え方を紹介している自叙伝兼自己啓発書?といったところでしょうか。 今や出家を終えもはや坊さんになっている稲森さん。 人生の生き方全てのベースを仏門に寄り添っている。 その仏門の教えを誰にでも分かるように簡潔に説明しています。 と言っても仏門の教えが、本来誰もが潜在的に既に分かっている当たり前のことだらけと言った方がいいのかもしれない。 宗教色が濃いと言ったら濃いためいささか取っ付きづらい部分もありますが、結局は世界企業を作り上げた分かりやすい結果を残されている方の言葉なので、嫌でも説得力がある。 当たり前が一番難しい。 言うは易しとはよく言ったものです。 実践にはまず何万回でも自分に言い聞かすことから始まる。 時間の流れが早い現代で日常に埋もれそうになりますが、兜の緒を締めさせてくれる一作。 少しでも内容が気になる方は、手に取ってみてください。

    0
    投稿日: 2022.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    12月に入り仕事も慌ただしく、平日はほとんど読み進めることが出来ずに読了まで1週間ほどかかってしまいました。 台湾に日本の新幹線が走る。 その一大プロジェクトに直接かかわる人、日台という歴史の中でかかわる人、物語の最後で開通した台湾新幹線の中でそれぞれがクロスします。 人と人との繋がり、日本と台湾の繋がり、日本人と台湾人の繋がり。 新幹線の初輸出も含め、壮大な人間物語でした。 内容紹介 台湾でも大反響! 国を越え、溢れる想い 台湾に日本の新幹線が走る! 巨大プロジェクトに、それぞれの国の人々の個々に抱いてきた想いが繋がる。確かな手触りの感動傑作! 内容(「BOOK」データベースより) 台湾でも大反響! 国を越え、溢れる想い 台湾に日本の新幹線が走る! 巨大プロジェクトに、それぞれの国の人々の個々に抱いてきた想いが繋がる。確かな手触りの感動傑作! 1999年、台湾~高雄間の台湾高速鉄道を日本の新幹線が走ることになった。 台湾新幹線開発事業部に勤務する多田春香は、正式に台湾出向を命じられた。春香には大学時代に初めて台湾を訪れた6年前の夏、エリックという英語名の台湾人青年とたった一日だけすごし、その後連絡がとれなくなってしまった彼との運命のような思い出があった。 1999年から2007年、台湾新幹線の着工から開業するまでの大きなプロジェクトと、日本と台湾の間に育まれた個人の絆を、台湾の季節感や匂いとともに色鮮やかに描いた、大きな感動を呼ぶ意欲作。 「生きる感触を伝える物語の力」「国境を越える絆を描く傑作」「戦後文学の終焉、新しい感動を味わわせてくれる必読の小説」と各紙誌で絶賛された傑作長編。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 吉田/修一 1968年生まれ。高校まで長崎で過ごし上京。法政大学経営学部卒業。97年、「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞。同作が芥川賞候補作となる。2002年、『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞、2007年、『悪人』で第61回毎日出版文化賞と第34回大佛次郎賞、2010年、『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    11
    投稿日: 2021.12.11
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    かなり好きな感じの本で、読み終わるのが惜しいのに一気読みした。私自身中国で生活した経験があるからか、登場人物の人間関係がツボというか共感でしかなかった。台湾をショートトリップしているようなワクワク感もあり、この一冊でとても充実した時間が過ごせた。

    0
    投稿日: 2021.12.06
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    NHKのドラマがおもしろかったので、原作も読んでみた。台湾新幹線が開通したときに、たまたま台湾を旅行していて、テレビでニュースが流れていたのを懐かしく思い出す。台湾新幹線にいろいろな形で関わる人たちの話。それぞれにドラマがあって、味わい深い。

    0
    投稿日: 2021.12.01
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    台湾の新幹線、そこに関わる人々 ドキュメンタリー風なのかな?と読み始めたらそうではなく関わる人々や文化や心 出逢い 台湾で生まれ育ち戦後帰国して台湾が故郷であり友がいる日本人もたくさんいること 沢山の人間のストーリーが絡みあって1つのストーリーになっている とてもよかったです

    6
    投稿日: 2021.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うむ。良いです。良い本です。 アレですね。吉田修一さんの本の中の系列で言いますと、「横道世之介」や「平成猿蟹合戦図」系だなあ、って思いました。安心して読めまっせ系、といいますか。 ただ、個人的には「悪人」や「怒り」系が好きなんで、そっちの継投の圧倒的凄さやるせなさを愛する派なので、「うん。フツーに良いですね」という感想で終わってしまって、申し訳ない。 超好き!という境地には、至らなかった感じ、ですね。キッツイこと言ってすみません。でも、良いなあ、って思いながらよんでましたし、こうした感じの吉田修一さんの作品がお好きなかたも沢山いらっしゃるでしょうし、作品の好き嫌いは、人それぞれ、ということでね、良いと思います。 で、そうした、とある作品の好き嫌い、を超越して、自分の中では「吉田修一は、ドえらい作家である」って認識が、もう確立してますのでね、吉田修一さん自身が、なんせ大好きですんで。今後も、期待してまっせ!という。そういうポジションですね。 それにしても吉田さん、マジで台湾がウルトラ好きなんだろうな、ってことは、もう読んでてヒシヒシと伝わります。「俺、台湾って国が、ホンマに好きなんですよお!」って事を、作品を通して語ることができて、んで、小説としてもちゃんと面白い、ってえのはね、単純にお見事ですよね。自分が心からコレが好きだ!って思いを、ちゃんとしたエンターテインメントとして商品としてパッケージングして誰かに伝える、という事の素敵さ素晴らしさは、ヒシヒシと感じました。 自分は、台湾どころか海外に一度も行ったことのないチキンな根性無しの人生を送ってきた43年間ですのでね、新型コロナウイルス禍が落ち着いたら、ちゃんと海外、行ってみたいよなあ冒険してみたいよなあ、とかね、思いましたね。ってか、43歳でそんな事言ってる時点で、なんだかなあ、、、俺って。とも思うけんども。 ま、なにしろ、間違いなく、良い物語です。個人的ドンズバではないものの、間違いなく、良いです、うむ。そんな感想ですね。

    0
    投稿日: 2021.10.08
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    台湾高鉄が開業までの道筋を、日台のさまざまなキャラクターの目線から伝える半分ドキュメンタリーのような小説。 一気に読めました。 台湾の文化や台湾人の考え方や感覚まですごく丁寧に表されていて素晴らしいと思った。 春香が抱いた、 台湾の人が日本を思う気持ちに比べると、日本人が台湾のことを知ろうとする気持ちは、あまりにもお粗末としか言いようがない、 という気持ちにも非常に納得。

    1
    投稿日: 2021.10.03
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    台湾高速鉄道着工から開通までの群像劇。とても面白かった。 私はもともと1人で行っちゃうほど台湾が好きなので、出てくる地名とか表現される空気感とかすべてにうん、うんと頷きながら読んだ。 テンポよく展開するため、ここに出てくる登場人物達のこの間に何があったんだろう、今後はどうなるのだろう、等々読者の想像に委ねてくれている部分が非常に多く、読んでいて楽しかったので、吉田修一さんを書き手としてとても好きだなと感じました。 読んだあとはそんな余韻に浸りつつ、早くまた台湾に行けるようコロナ収束を願います。魯肉飯に牛肉麺、胡椒餅、台湾かき氷…小籠包に火鍋。あぁ、台湾を思いっきり食べたいなぁ。

    0
    投稿日: 2021.09.26
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    作品のタイトル「路」。 別々の人生を歩いていく登場人物。台湾新幹線を取り巻く、それぞれの思い。人生が交差する時、物語が生まれる。 新幹線物語ではないのでご注意を! 台湾出身の妻を亡くした日本人、日本で働く台湾人。日本に恋人を残し、台湾で働く日本人。 大切な人は、故郷に連れていきたい。誰でも、そう思うものなんだなぁと思います。 とにかく、読了後は台湾に行きたくなります。吉田さん、台湾お好きですね。 吉田さんの作品は、リアリティな心情が、ちゃんと書かれています。 男性の鬱をちゃんと書いている所がいいなー。 悪人、パレード、怒り、などの心の深淵を覗く作品も好きですが、台湾の人と土地、匂い、暑さ、郷愁。ジンとくる優しい作品も好きだなーと思いました。

    0
    投稿日: 2021.09.15
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     自分の人生を変えた本を一冊選ぶとしたら、この「路」を選ぶ。  会社に入ったのち、初配属からの1年が一番腐っていた。  なんでこんな田舎の雪国でくすぶっているんだろうと。  そんな心境のままの2012年の12月、寮部屋でこの本を読んだことを思い出す。  新幹線を造る。人が繋がる。物語が生まれる。  すげぇじゃん。俺もやりてぇな。  人事希望には短期的には新幹線希望、長期的には技術開発希望と書きこんだ。  この本を読んでなかったら、その後で海外短期留学に行く気もなかっただろうし、実際に新幹線職場への異動もなかっただろう。  新幹線をやりながら、2015年にはインド高速鉄道の機運が持ち上がり、将来はインドでメンテナンスかと思うようになったのだ。  ただ、その直後には技術開発の道に行くことになったのだが。  あのときの心境はどうったのか。  9年前を思い出すべく再読した。  日本の新幹線が台湾を走る。  一度は入札競争で敗れた日本連合だったが、新幹線車両と信号システムの納入の権利を得た。  商社勤務の春香は、9年前の台北での旅の出来事を覚えていた。  半日だけ、台北で出会った青年に街を案内してもらい、連絡先のメモをもらったがなくしてしまって、その後に連絡できなくなったことを。    高雄で暮らす威志は兵役を終え、定職につかずに暮らしていた。  そこに、カナダに留学から台湾に戻ってきていた幼馴染と再会する。  彼女は妊娠していて、カナダの大学をやめて台湾で生きていくという。  そんな彼女に触発されたのか、威志は台湾にできる新幹線の整備工場の募集に手を挙げる。  妻に先立たれた老人、勝一郎は台湾生まれの日本人だった。  終戦とともに日本へ帰国する前、台湾人の友人に二級国民であると言ってしまったことを60年経った今も後悔していた。  一度も戻っていなかった台湾だったが、かつての部下に引っ張り出された講演会で台湾人の建築家の青年に出会ったことで、自分の葛藤に向かい始める。  今日一日で読み返した。  「新幹線は機械が動かすんじゃなくて、結局は人が動かすんだよなぁ」     読み返して、自分はやっぱり、新しいモノを作りたい技術屋なんだと再認識した。  9年前の、あの閉塞感の日々が技術屋の俺にしたと改めて思い返す。

    2
    投稿日: 2021.08.23
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    ノスタルジックで、ロマンチック。 以前ドラマで観てから、ずっと読みたかった本書。 大好きな台湾の街、風景、匂い、湿度、その全てが台湾の新幹線事業の立ち上げから開通までを背景に、様々な人間模様と共に語られる。 素朴で、好奇心旺盛で、真面目で親切な台湾の人達、何故だか懐かしさを感じずにいられない街並み。それらが鮮やかに胸に迫り、そしてここに登場する、懸命に生きる人たちの思い、悲しみや喜びや希望、友情、仕事への情熱、愛がどちらかといえば静かに、けれどとても丁寧に描かれている。 非常に読みやすく、時間が許せば一気に読めたと思う。 読後は、非常に満たされた、爽やかな気持ちになれた。

    10
    投稿日: 2021.08.12
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    鉄道事業に関わる人々のエピソードが綴られていて、とても穏やかなじんわり感がありました。 主人公の春香と人豪のすれ違いが、再会した後もとてももどかしい。 「たとえ同じ思いを抱いてたとしても、そのタイミングが合わなければ意味はないのかもしれない。 私は彼を探し出せなかった。 そして、彼もまた私を探し出せなかった」 切ない……。 でも、二人とも情に溺れず流されず、ちゃんと自分のやるべき事に向き合っている姿がとてもカッコいい。 こんな関係もいいな、とこれからの二人を応援したくなりました。

    0
    投稿日: 2021.07.30
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    購入済み。 2021.11.06.読了 なんとな〜く最後まで読んだけど、おもしろいように見えてあんまり面白くない作品。 現実的な話の中で登場人物が全員さわやか過ぎて嘘くさい。やりとり一つとっても現実ではこんな会話しないでしょー。???ってなる。 それに商社ってこんなにほんわかしてないでしょーに。 葉山勝一郎はほんとにうざい老人。こういう老人にだけはなるまいと思う(笑) 春香は何がそんなに有能なのかまったく伝わってこない。 繁之が1番人間臭くてよかった。 オススメ出来ない作品

    1
    投稿日: 2021.07.08
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    一年くらい前に、波瑠のドラマで見て購入。だいぶ積ん読になってしまったけど、読み始めたら、一気。ドラマは日本に残した彼のことを原作通りには書けないよねーと思いながら、波瑠とエリック役の俳優さんを思い出しながら読みました。台湾新幹線開業に携わった方々の思いや人間ドラマを描きつつ、主人公たちのおじいちゃん世代の台湾と日本の関係も描き、かつ、台湾の良いところもいっぱい描いてあり、行きたくなった。そして、文中に自分が仕事で担当している鼎泰豊が登場したのが、軽い衝撃。担当外れたら記念に台湾旅行いこうかな。 男性が書いたせいもあるけど、やっぱり春香とエリックは結ばれてほしかったな~。

    2
    投稿日: 2021.07.04
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    登場人物や台湾の場面が丁寧に描かれており飽きずに読める。台湾初の新幹線開通という大テーマを本筋に、それに関わる人々の背景やドラマが愛おしい。

    2
    投稿日: 2021.06.28
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    台湾新幹線ができるまでの、関係者の苦労話、 いかに私は苦境を乗り切ったのか....という話かと思いきや、 台湾新幹線ができるまでの背景はサラッと流して、 関係者の私生活を描いた、ほっこりする物語。 ちょいと重めの話もあるが、そこまで暗く書かれていないので 読後感がよろしい。 主人公は複数いて、それぞれの話が完結せずに終わるので それがまたいい味を出している。 オススメでございます。

    0
    投稿日: 2021.06.07
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    台湾に新幹線を走らせるまでの話。 台湾の描写が素晴らしい。屋台の感じや、スクーター、台湾での生活に関してもとてもリアルな描写が多くて、旅行記を読んでる気分。 その一方で、仕事に邁進する主人公からは明日を元気に過ごす活力をもらえる一冊。

    0
    投稿日: 2021.06.07
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     台湾高速鉄道の敷設というプロジェクトを軸に、日本と台湾の人々の国と時間を超えた繋がり、交流を描く長編小説。  構想から足掛け7年かけて完成した、台北と高雄(345km)を約90分で結ぶ台湾高速鉄道。日本の新幹線技術が取り入れられたことでも有名。日本人と台湾人のスケジュールに対する捉え方の違いが印象に残る。日本人は基本的に「納期厳守、スケジュールの遅れは認めない」、一方台湾人は「スケジュールは遅れて当り前、かえって遅れないと作業に欠陥があるのではないかと思ってしまう」、この時間に対する捉え方の違いが作業に暗い影を落とすものの、目指すべきものはみんな同じ。台湾の人たちのために安全で速い交通手段を提供する。仕事というのは誰かの要望があって初めて実現するものだということも改めて実感することができる。  また、戦前戦後の日台関係で、台湾で生まれ育った日本人が「台湾に帰る」という場面も印象的。物の捉え方ひとつで、見方が大きく変わるということも忘れてはならない。

    1
    投稿日: 2021.03.15
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    台湾大好きな私にとっては、とても痺れる内容の本だった。台湾に走る日本の新幹線を巡り、4人の話が交互に繰り返され、交わっていく。台湾の景色や人を思い出しながら読むと格別な気分

    0
    投稿日: 2021.01.31
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    台湾に行ったことはないが、懐かしさを感じる人が多いと聞く国。そこに新幹線を輸出して走らせる事業、戦後台湾から引き上げてきた人の話も絡んで、いろいろな時代が広がる物語だった。作家のキャラクター作りは面白いと思うが、帯にドラマ化の俳優の写真があってちょっと意識してしまったのが残念。

    1
    投稿日: 2020.11.14
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    胸がキュッとなるようないくつもの愛の物語と台湾新幹線開通が縒り合わさって。町の情景描写に台湾の空気感か溢れている。台湾行きたくなった。

    0
    投稿日: 2020.11.14
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    NHKでドラマになった原作本。台湾新幹線の開発プロジェクトに絡めて、戦前に台湾で生まれ育った日本人、目標を見出せぬ台湾人の若者の物語も並走し、徐々に絡み合っていく。台湾の空気が伝わってくるような文章で、グイグイと引き込まれ、一気に読めた。

    0
    投稿日: 2020.11.10
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    少し名前の区別が難しかったけどドラマから入ったから割とすんなりと入ってきた。 この本を読んだ後将来大人になって働くようになった時に海外赴任するのも、家庭より仕事優先するのもいいかもしれないと思った。 台湾にまた行きたくなる1冊でした。

    0
    投稿日: 2020.10.20
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    台湾新幹線が開業するまでの7年ぐらいを、いろんな登場人物が群像劇で登場する話だった。人と人がどうつながっているか、そして時間のつながりもあって面白かった。以前に NHK で3回のドラマ化をされていて、それもそれで面白かったけど、原作の方が時間の積み重なりと人と人の積み重なりもあって面白く感じた。こういう話というのはいいものだなぁ、と素朴に思ってしまう。

    5
    投稿日: 2020.10.05
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    人の温かさや縁というものを感じた。 ドラマは見ていなかったのだけれど、台湾の賑やかな街の音や空気がまるで今自分がそこにいるかのように想像できた。 機会があったらドラマも見てみたいな。 小説は読み終わってしまったけど、台湾エクスプレスのレールが先へ先へと伸びているように、登場人物たちの人生もずっとずっと続いていて今も台湾のどこかで悩んだり笑ったりしているように思う。

    4
    投稿日: 2020.09.26
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    台湾新幹線開通までのプロジェクトなんちゃらみたいなお話ではないが、皆それぞれの路(みち)を模索しながら着実に歩いている姿に胸を打つ。純粋に「人って素晴らしい」と思える作品。

    10
    投稿日: 2020.08.04
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    うーん。台湾新幹線を絡める必要があったのか、疑問。台湾と日本とのつながりを強調したかったのかもしれないけど、それは人と人のつながりで示せばよくて、ほかの仕事であっても全然よかったんじゃないかな。 台湾新幹線に惑わされて人間関係とか、登場人物の魅力とかが浮かび上がってこない気がした。特に前半は人物が込み入りすぎてわかりにくかったし。 後半になってやっと見えてきたという感じ。嘘っぽい主人公2人のつながりよりも、勝一郎と中野のつながりに心を惹かれて、中野の最後の言葉は、心に迫るものがあった。私も年とったかな。

    1
    投稿日: 2020.07.24
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    台湾の雰囲気を少しの歴史と共に十二分に感じることのできる作品。 登場人物のシーンがコロコロ変わるので最初は戸惑いもありつつ、読後感は意外と爽やかだった。 台湾にゆっくり行ってみたくもなった。

    3
    投稿日: 2020.07.12
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    台湾高速鉄道に欧州連合と競い合った結果、日本の新幹線が採用されるところから、紆余曲折の開業までの7年間の日本と台湾の様々な人々の関わりを描いた感動の物語。2012年11月単行本、2015年5月文庫本。 台湾新幹線は1999年12月に採用が決まり、2007年1月に開業する。実は当時車両部材に関わるビジネスに携わっており、台湾新幹線の部材にも関わったのでより興味深く読んだ。 物語はビジネス中心の話ではない。主人公は日本の総合商社で入社4年目の台湾新幹線プロジェクトの担当者多田春香と上司の安西誠を中心にビジネスは進行するが、春香が大学時代に台湾旅行で知り合った台湾の大学生で、現在は日本の大手建築設計会社で働いている劉人豪との巡り合いのドラマが併行して進行する。劉人豪の神戸淡路震災への想いと行動と多田春香の台湾震災への想いと行動、二人の友人達の想いが二人を運命の再会へと導く。 ビジネスの方は順調とはいかず、安西はビジネスと家庭への苦悩を抱えながら、純な台湾ホステスに惹かれていく。 また日本統治下にあった台湾で生まれ、高校生の時に終戦を迎え、日本に引き揚げその後大手建設会社の専務までになり今は引退している葉山勝一郎と劉人豪が知り合い、日台の別のドラマも併行して進行する。台湾時代のわだかまりを抱えた勝一郎の残り少ない人生の再生ドラマにも心を動かされる。 その他高校卒業後もバイト暮らしで人生に何の展望も持っていなかった台湾の若者陳威志が台湾新幹線の整備工場で働くようになって多田春香と関わり、日本人の子を生んだシングルマザーの彼の幼馴染張美青と整備工場での勤務をきっかけに結婚し新しい人生を歩むことになったりと様々な日台の人々が描かれる。 併行して進む各人のストーリー展開が台湾新幹線の開業で一つの姿になる。 台湾新幹線の開通を通して、日台様々な人々の思いが強く結びついていると感じる。そして日本と台湾は他の外国との関係とは違う強い温かい絆があるように感じる。台湾が好きになる本だと思う。

    11
    投稿日: 2020.06.28
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    台湾に、日本の 新幹線を 開通させるまでの、紆余曲折ありの、政治/社会系 ストーリー だと思っていたが… … 恋愛小説 だった。 自分的には、少々がっかり。 しかし まぁ、ハッピーな ストーリー で、読みやすい。 斜め読みで、すぐに 読み終えた。

    0
    投稿日: 2020.06.28
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    すごく面白かった。終始爽やかな読み心地だけど、ストーリーは深い。 一定の年代の人にとって、台湾とは故郷そのものなんだなと知ったのは新鮮だった。 全ての登場人物が、それぞれ然るべき方向に次の人生を歩んでいく様子で、清々しく思った。 春香と人豪は、よき友、心の支え、同士って感じで今後も交流し続けるのかな。 勝一郎はきっと台湾に「帰省」する気がする。 吉田修一、いい作家だなあと改めて思いました。

    1
    投稿日: 2020.06.27
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    台湾に日本の新幹線が走る事が決まった2000年から、開業する2007年までの話。 商社勤務の春香が、この大きなプロジェクトに参加し、台湾支局で働く事になる。 この新幹線事業が背景になっているが、描かれているのは、登場人物たちそれぞれの想いや人生です。 春香と、学生時代に台湾で出会った青年との再会。 台湾生まれの老人が60年間の思いを胸に台湾へ帰省。 高雄に住む台湾人青年の決意。 他にも春香を取り巻く人々の人生模様。 登場人物は多いが、年別に章が区切られていて分かりやすい。 そして、嫌な人が誰も出てこない! みんな思い遣りのある人々なのです。 葛藤しながらも困難を乗り越え、明るく生きようとする。 更に、台湾の景色や空気、匂い、温度までもが肌に感じられる程の素晴らしい描写。 美味しそうな料理もたくさん登場し、そそられるのです。 読み終わった今も、台湾の風に吹かれている気がする。

    16
    投稿日: 2020.06.24
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    台湾を、台湾高速鉄道(台湾新幹線)を巡る4つの群像劇。 この本が原作のNHKのドラマを観て、消化不良気味だった所、カミさんが「原作持ってるよ」と言って来たので、「観てから読んだ」。 原作を読んで消化不良が解消した。特にドラマで不満に思った人も多いであろう、春香と人豪、春香と繁之の描かれ方も原作なら理解出来る人は少なくないと思う。 それだけドラマでの描かれ方が酷い訳だが、ドラマの放映時間の短さが原因なのか、単に脚本家の力量不足なのか(因みにこの脚本家が書いた大河ドラマは二作とも苦手。特に原作なしのオリジナル脚本の方) ただ、葉山と中野の再会はドラマの方が良かったが、これも演じた高橋長英さんと台湾人俳優さんの力量のおかげかも。 台湾に興味がある人は勿論、なかなか旅行に行けない今、異国情緒を味わいたい人にオススメ。

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    投稿日: 2020.06.17
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    台湾新幹線建設に関わり人生の「路」をそれぞれに拓いた人々の物語。 特に好きなシーンは2つ。1つは再婚した威志が連れ子と台湾新幹線を重ね合わせて言う台詞、「いくら日本の技術が入ってようが、台湾人が台湾で走らせりゃ台湾の新幹線だろ?俺たちが大切に育ててやればいいんだよ」。威志だけ少しエピソードが弱い気がしていたのでこの例えを見て彼を描いた意味が分かった気がした。 もう1つは、中野赴夫が勝一郎に語った「つらかったことより楽しかったことを覚えている…それを教えてくれたのは日本人なんだぞ」と、春香が人豪に語った「人生は楽しいものなんだ…教えてくれたのは台湾人なのよ」というそれぞれの言葉。繋がりの深い2つの国がそれぞれの路に影響を与え合っているという印象深いシーンだと思う。

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    投稿日: 2020.06.15
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    6/13(土)再読了。 5月に放送された日台共同制作ドラマ『路~台湾エクスプレス』終了後、寂しくて再読しました。 読み終えてまた寂しくなってしまった。 いつまでもこの世界に浸っていたかった。 でも、台湾新幹線開業に携わる春香、台湾へのわだかまりを抱えた老人、何者でもなかった台湾人青年を描いた3つのパートは、どれも現在進行形で締めくくられ、私の中ではいつまでも物語は続いています。 と言いつつ、春香と人豪の行方が気になる。 好きな作品の書評記事を本に挟んで、何度も読み返しています。

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    投稿日: 2020.06.14
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    吉田修一は結構、濃い目の人間関係のストーリー展開が多いと思っていたけど、本作は割と軽めの読後感でした。登場人物に合わせて読むことができるので、再読したいのと、台湾に行ってみたい!

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    投稿日: 2020.06.10
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    久しぶりに行った書店でドラマ化のせいか、平積みにされていたので買いました。 中心になる話は、2000年からの台湾高速鉄道をつくる会社に勤める多田春香とその周辺。 そして台湾を日本の新幹線が走るまでの話。 多田春香には繁之という、結婚も視野にある恋人がいますが、学生の頃に台湾に遊びに来て、偶然知り合いスクーターで台湾の街を1日だけデートした、エリックという台湾人の青年が忘れられずにいます。 そして春香は台湾新幹線のプロジェクト要員として台湾に派遣されるところから物語は始まります。 「台湾を訪れた日本人の観光客は、ほとんどの人が懐かしさを感じるという。台湾には古き良き時代の日本がそのまま残っている。だから日本人はこの街を訪れると懐かしさを感じるのです。-本文より」 確かに、この2000年から2007年の台湾の物語には懐かしさを覚えました。 台湾の人たちは、スクーターに乗って街を走り、屋台のレストランで食事をします。 なんか、いいなあと思いました。 春香が会社の同僚の林芳慧とその恋人とタイレストランで食事をして、夜の書店で三人で立ち読みをするところは、すごく羨ましいと思いました。今はコロナで夜の外食も、書店で立ち読みも自粛ムードだし…。(本筋に関係なくてすいません) 春香の上司の安西と恋人になる台湾人のユキの温泉デートもとても羨ましかったです。 そして、春香とエリックの再会もあります。 あー、みんな生き生きしていていいなあと思いました。 日本も、コロナ前はこんな場面たくさんあったのにと思いました。 吉田修一さんの作品は『悪人』『怒り』他なども読みましたが、小説巧者だと思います。 何人もの人生模様が、台湾新幹線の周りで交差しますが、その匙加減が絶妙だと思いました。

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    投稿日: 2020.06.07
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    つい先日まで波瑠さん主演でドラマをやっていたことと、 台湾新幹線(台湾エクスプレス)の話とのことで、手に取ってみました。 大枠では、台湾新幹線を横糸として、そこに、 4組の男女の物語が縦糸として、彩をあたえていく流れ。 台湾には未だに行ったことがないのですが、風景、人々、食べ物、文化が、 本当に目の前に浮かんでくるようでした、、ドラマのおかげなのかもですが。 1組目は、学生時代に台湾で出会った、台湾人の男性と日本人の女性、 阪神大震災、台湾大震災を経て、台湾と東京でそれぞれの「路」が交差します。 彼らが生きてきた世代は、まんま自分とも重なっていることもあり、共感も一入でした。 2組目は、日本人の男性と台湾人の女性、夜の街での出会いから、 離れていても大丈夫、離れていたら大丈夫ではない、どちらも正解かと。 原作では、そんな家族の在り様の問題も描かれていましたが、、 ドラマでは尺の兼ね合いもあってか、だいぶ端折られていて、残念です。 3組目は、台湾人の一組の男女、幼馴染的な関係性から、 一つの挫折を経て戻ってきた女性と、その息子を絡めての物語。 果たしてこの二人が、どう“台湾新幹線”に絡んでくるのかと思っていましたが、 なるほどなぁ、、と、この時代の台湾の若者、日本とも変わらないよな、とも。 4組目は、戦前・戦中に台湾で生れ育ち、戦後に日本に戻ってきた日本人夫婦、 いつの日か、台湾に“戻りたい”との想いを秘めながらの人生でしたが、、 と、私の祖父(だいぶ前に亡くなりました)も戦中派で従軍もしていたとのことで、 自分の祖父や、そのルーツ(祖父は日本生まれです)に、久々に想いを馳せました。 そんな4組の男女とそれを取り巻く人々、環境を、 2000年から2007年までの間、1年に1エピソードくらいで、描いています。 そういった意味では、ある種ロードムービー的な感じでしょうか、 それこそ、題名の『路』が示している通りに、、 人は何がきっかけで、どんな“路”を進むことになるのかは、 本当にわからない、だからこそ人生は面白い、のでしょう。 ちなみに、波瑠さんのドラマは全3回で、かな~りに駆け足でしたが、 原作との相互補完で、ドラマでは描き切れてない部分も、想像しながら観ていました。 個人的には、6回くらいで組んでくれれば、もうちょっと、 それぞれの想いや軌跡、、“それぞれの路”を描けたのかなぁ、とも。  “台湾の人が日本を思う気持ちに比べると、日本人が   台湾のこと(台湾と中国のこと)を知ろうとする気持ちは、   あまりにお粗末としかいいようがない” 劇中でもよく出てきた「台湾オリジナル」とのフレーズは、 本質的には日本でも連綿と受け継がれてきていると思います。 外部の文化の受け入れからの、日本仕様への変容は、日本人の文化に通じる、と、 そういった意味では、普遍的な価値観だけではなく、文化的な価値観をも共有できるのかな、 と、李登輝さんを思い出しながら、久々にその著作を再読したくなりました、 李登輝さんもまた、私の祖父と同世代の方となります。 ん、自分自身の心の向き先とも折り合いをつけながら、 前を見て、上を向いて歩んでいきたいとあらためて感じた、そんな一冊です。

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    投稿日: 2020.06.01
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    台湾好きなら更に台湾好きに、そうでなくても台湾に行ってみたくなる小説。私は前者で計3回行ってるけれど、この小説の大テーマになってる台湾新幹線に乗ったこともなく、台北以外の町を訪問したこともないので次は是非とも足を伸ばしてみたいと思った。 一見堅い内容に感じるが人間味のある小説に仕上がっている。 NHKで波瑠さん主演のドラマ化された。ドラマは3回でまとめているので若干端より過ぎていて本を読んでない人には面白さが伝わり難かったかも。

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    投稿日: 2020.05.31
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    それぞれの人たちのそれぞれの路 歴史を越えて時を超えて 二人の路は、どう交わるのか ・・・・なーんつって

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    投稿日: 2020.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    台湾に新幹線を開通させるプロジェクトを巡った、日本人と台湾人の物語。新幹線そのものにはあまり触れられず、人間模様を中心にスポットが当てられている。始めは台湾人の名前がなかなか覚えられず行きつ戻りつの読書だったが、点が線になったとき、鮮やかにストーリーが浮かび上がる。主人公春香はアクティブでポジティブ。海外生活に向いているね。春香の「恋の予感が、ただ駆け抜けるだけ~

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    投稿日: 2020.05.21
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    NHKの第一回放送を見て 続きが気になり購入しました。 引き込まれる様に一気に読みました! (在宅勤務中なんですが ごめん

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    投稿日: 2020.05.19
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    まだ台湾へ行ったことはないですが、台湾の料理が食べてみたい、台湾の風景が見てみたい、台湾の気候を感じたい、台湾の人と話してみたいと思えるあたたかいお話しでした。

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    投稿日: 2020.05.18
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    NHKでドラマ化。台湾に走る新幹線建設を巡るグランドホテル形式のドラマは深い感動を呼ぶ。 2020年5月のドラマ化を機に積ん読本の中から取り出し読んでみました。 日本の誇る新幹線。欧米とのハイブリッドではあるが台湾に輸出される。台湾に派遣される商社勤務の女性の台湾との出会いがストーリーの中心。もう一つ台湾が日本の領土だった頃、台湾出身いわゆる湾生の老人の里帰りと新幹線の整備に携わる台湾人の3つのストーリーが平行して展開される。 それぞれにハッピーエンドが用意されている、悪役の登場しない、安心して読める作品。 日本と台湾の複雑かつ微妙な関係が活かされた作品。また台湾の料理と風景についての描写も素晴らしい。 さすがドラマ化されるだけあって、良くできた作品でした。 ドラマも楽しみです。

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    投稿日: 2020.05.16
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    台湾に日本の新幹線を走らせようとしていたこの時代、私は日本にいたはずなのに、ほとんど関連ニュースを見た記憶がない。この大プロジェクトに大なり小なり関わった人たちのいわば群像劇なのだけれど、みんな爽やかで、読んでいてとても清々しかったし、力をもらった。台湾の魅力が伝わってきて、コロナ禍後に絶対行きたい場所の一つになった。

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    投稿日: 2020.05.10
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    台湾に新幹線が走る。 新しい交通手段ができて、 新しい道がつながって、 国境を越えて、過去も未来も超えて、 人と人が繋がっていく姿に涙しました。

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    投稿日: 2020.05.10
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    台湾と日本、それぞれの人物がだんだんと繋がっていくストーリー。台湾のごはん、おいしそう。 2人には、いつか一緒に幸せになってほしいと願ってます。

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    投稿日: 2020.05.07
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    波瑠さん主演ドラマ化! 国を越え、溢れる想い台湾に日本の新幹線が走る!それぞれの国の人々の個々に抱いてきた想いが繋がる。

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    投稿日: 2020.05.04
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    台湾新幹線が開通した2007年から5年ほど台湾に駐在していたこともあり、この小説を読むと、地理、料理、文化風習などの記憶が鮮明に蘇りました。 読後は懐かしさと台湾の素晴らしさで胸がいっぱいとなり、すぐにでも台湾を再訪したくなります。 台湾新幹線は本当に便利で、当時は頻繁に利用していましたが、開通までには本当に紆余曲折、色々なご苦労があったんですね。お疲れ様でした!

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    投稿日: 2020.04.28
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    読後、心の中に爽やかな風が吹き込んで来る。 凄く新鮮な気持ちだ。 台湾に日本の新幹線を走らせる為に尽力している人々やその周りの人々の人生が、7年間に渡り丁寧に描かれている作品。 それぞれの人生に思いを馳せればキリがないが、フォーカスするなら、春香と人豪の恋模様だろう。 大学の時に訪れた台湾で、たった半日だけ一緒に過ごした人豪(英名 エリック)。 エリックから連絡先を教えてもらうも無くしてしまった春香。 その後に訪れる阪神・淡路大震災、その4年後の台湾大地震… お互いに1番に思いつくのはいつもあなただった… 台湾から日本 日本から台湾 何度もお互いを探すため異郷に向かう2人は7年振りに再会するも、どうしたら良いのかわからない。 そして、春香には日本に恋人がいる。 2人の出会いはこれで終わってしまうのだろうか…? とまぁこう言った話です。 読んでいて思ったのは、登場人物が皆相手を思いやる優しい気持ちの持ち主ということ。 わたしも見習わないと…

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    投稿日: 2020.04.23
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    NHKでドラマ化されると知って積読本のストックから探し出して読む。最近「太陽は動かない」を読んでこの著者のポケットの多さ感じたところだが、本作も台湾新幹線の話だと聞いて、池井戸潤ばりの企業物になるのだろうと思っていたら大違い、新幹線開発物語は章ごとの冒頭の新聞記事のみ、後は台湾での3組の人生が描かれ重なっていく。その中での春香の運命は日本人の好きなすれ違いの連続、もっとはっきりハッピーエンドに持っていって欲しいところだがそこは読者が想像すべきなのだろう。今度のチャイナのコロナ生物兵器でも分かるように日本が付き合うべきは凶悪なチャイナではなく台湾であるべきだ。

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    投稿日: 2020.04.09