
総合評価
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powered by ブクログ人によっては寝込めるぐらい鬱になると思います。笑 医療の力で急速に成長してしまったチャーリーの心情の変化の中には、ゆっくりと成長する健常者には感じることの出来なかったものがいくつもあったと思います。 特に私はいつ愛を知り、またそれを体感したんだろう。と考えさせられました。
7投稿日: 2026.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルはずっと知っていたけれど、読まず嫌いのような感じでずっと読んでいなかった本。 本文が主人公の知的レベルに合わせて変化していくのが面白い発想だと感じた。 なにが幸せか?を考えさせられる本ではあったけれど、触れ込みや期待値が高すぎて、そこまでの感動はなく、、、。 いい本だと思うけれど、期待が高すぎて勝手に少し残念だった。
0投稿日: 2026.02.15
powered by ブクログこんなに読んでいて胸が締め付けられる本がかつてあったでしょうか。 実写化されているんだろうなぁと想像しながらあえて何の情報も見ずに読了。 トムハンクス主演で映画化されていそうと思いながら読んでましたが、実は山下智久さん主演のドラマがあるとのこと。また観てみよう。
0投稿日: 2026.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小説だけど本当の物語のように読むので、 読んでいる間は心苦しかった 心もとなく笑っているチャーリー。 目に浮かぶような表情など心理描写が細やかで、 感情の流れがすごく伝わってきた 濃度の違いはおおいにあるにしても、 人が成長していく段階や、環境が変わって知らなかった解釈の仕方に触れたり、 これまでと見え方が変わっていくこと。 受け止め方が違うものになっていくことは、どんな人にもあるような気がする チャーリーのように、物事への理解が深まっていく中でも、芯にある温かなところは消えてしまうことなく、より良い方向へ繋がると信じた選択を積み重ねられたらと思う
0投稿日: 2026.02.14
powered by ブクログ読んでいて共感することが多かった。そして印象深く忘れる事のできない作品だった。 純粋な彼は普段恩を感じている人に褒めてもらいたい、役に立ちたいその一心だったのに、天才、聡明になってみて見えた世界の正体は想像していたのと大きく違っていた。自分に足りない能力を身につけたい憧れ、知らなくていい人の感情の裏側をしってしまった落胆、それによって思いもよらぬ絶望に見舞われる。 私も人生で何度も経験してきた。 周りに反発しつつも認めてもらいたい気持ちも同時にあり、天才に憧れもあった。近づけるように少しづつ努力もしたから彼の気持ちはすごくわかる。 しかし、彼は本当に素直で純粋なだけに、世界を知った後の絶望は私には計り知れないのだろうと思った。 知ることが幸せなのか、考えるきっかけをもらえた。 一方で、天才になる事でまた昔とは違った愛の形を経験することもできた。ただそれがまた彼を苦しめる大きな要因となってしまったんだと思う。大切な人を忘れる恐怖、そして忘れられる恐怖。自分をチャーリーに重ねて考える。耐える事は難しいだろうな。 この作品は人生を生きて行く上で大切にすべきことが何か考えるきっかけをくれた作品だ。 10年前に一度読み、今回は2回目だ。何度でも読み返したくなる、私の中で大切な作品。 オススメです。
4投稿日: 2026.02.14
powered by ブクログ10年以上ぶりに読み返しました。 なんか今更この本の感想をネタバレなしで語るには自分の語彙力では難しいです。 とりあえず満点ではないのは私が海外ものが少し苦手意識があるからです。
27投稿日: 2026.02.13
powered by ブクログ翻訳だからか、文章が少し読みづらかった。もちろん、そういう作品なのかもしれないけれども。 賢くなることは幸せになることじゃないんだなと。馬鹿ほど不幸せなことにも気づかないなら、何も知らないくらいがいいのかもしれない。
0投稿日: 2026.02.13
powered by ブクログ訳の表現凄すぎ✨悲しいし、鳥肌たつし、考えさせられるし、減点の要素なし!文句なし! 是非多くの方に読んで欲しい❗️
0投稿日: 2026.02.12
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この本を読むのは3度目。 知覚障害を持ってる人が手術で天才になったらそれは同一人物なのだろうか。 チャーリイも性格が変わってしまい友人もいなくなってしまう。 そして知能と友人どっち持ってた方が幸せかこの本の最後で分かって泣いた。
5投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログ知的障害者の主人公が手術によって天才的な頭脳を手にするというお話。手術によって知能が上がるにつれ、周囲との不和や過去の自分を客観視して行く過程が面白かった。 崇拝から尊敬、愛情、好意、感謝、責任に変わるという一連のフレーズが印象的だった。 ただ、最初の知的障害者の世界を表す手法としての文章は読みにくくて苦痛だった。(内容を落とす者ではない)
0投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昔ドラマを観て、悲しかった思い出があった。泣く、と思って嫌厭していたけれど、泣かずに淡々と読めた。人権フル無視のありえない人体実験だったから、あんまり感情移入しなかったのかも。でも終わってからGeminiであーだこーだ聞いてもらってたら、なんか泣きそうになってきた。いい作品だった。 知能だけがアンバランスに上がるにつれて、いろんなもの、ことが見えるようになったチャーリィ。賢くなって天才になっても、見たくないもの、知りたくないことがたくさんあった。孤独になった。無邪気に、俺って天才!って思えなかったのは、アンバランスさ故だと思った。 天才になって、昔のチャーリィを疎ましくも愛おしくも思い、大切に思ってた描写が良かった。いつもイライラしていた天才チャーリィ。でも、昔のチャーリィとアルジャーノンを愛でながら生きていったところが、温かみがあって、彼自身のことも救っていたんじゃないかな。 少しずつ人の嫌なところが見えて、博士や教授を追い越したところの心情の描写が苦しかったけど‥アルジャーノンだけは、いつも彼の親友であり、唯一の同志だった。いい意味で、彼のことを何とも思ってないのも、思えっこないのも、大切な存在だったんだと思った。 チャーリィはしじつして幸せだったのかな。きっと、嫌なことたくさんあって疲れたよね。手術の残酷さも無力さも、救われなさも彼は知ってるもんね。やっぱり心は、自分だけのもので、科学で育てられるものじゃなくて、急激に変化させるのも無理。だから尊いんだと思った。 でも、面白かった‥かも ちゃんとアルジャーノンに花束を手向けるね。 そして、チャーリィのことも、ずっと忘れないよ。
1投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログとても他人事とは思えない内容で、読んでいてゾクッとした。 身に覚えのある症状も出てきて、胸が痛かった。 このお話は誇張されてるけど、現実でもまぁまぁ行われていること。 障害者に人権はないのか…。胸が痛かった。
0投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログずっと読みたかった本。結構読むのが大変だった。どんどん暗くなっていくのがとても読み進める上できつかった。 チャーリーは別に手術をしたから、人格が変わったわけではなく知能が上がったことによっていろんなことがわかるようになってしまったから人格も変わったように見えてしまう。純粋さってやっぱり人を惹きつけるんだなって思った。私たちは大人になっていくにつれて色んなことを理解する。純粋さはだんだんと恥ずかしさに変わり、打算が生まれる。アリスが何度も言っていたが、人間は知能数値だけじゃないってことを改めて理解させられた。
3投稿日: 2026.02.10
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高3からほとんど1年かけて朝読で読み終わった。 ちょっとずつしか読んでなかったから内容は途切れ途切れだったけど、チャーリーの読みにくかった経過報告がだんだん普通になって、頭が良くなるにつれて少し難しくなっていくのが分かった。そこからチャーリー自信が自分の頭脳が元に戻っていくことに気づいていく。それに自分が気づいていくのはどんな気持ちなのか想像できないぐらい辛いと思う。だけど、元々優しくて穏やかな性格のチャーリーは、経過報告の最後の方に少し喧嘩?した先生のことを気遣って心配してくれていたのがほんとうに心から優しいんだなと思った。恋愛の部分は大人で少し難しいなと思った。
0投稿日: 2026.02.10
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文体の変化から主人公の変化が伝わってくるところがおもしろい。 知能が戻っていくあたりの、苛立ちに切なくなった。他人がいることで強制的に自分の変化を見つめなくてはいけなくなるんだと思った。主人公もそれに耐えれなくて1人になることを選択したけど、自分も老いたり病気になって、今までの自分を失う時がきたらそうなるのかなとか考える。 主人公が持っていた優しさは、最初から最後までずっと消えなかったけど、賢くなったら表にでてこなかった。考えることが多くなると頭の中での自分との対話に集中しちゃって、相手がどう思うかがおろそかになってしまうのかもしれない。
1投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログ10年ぶりに再読。インパクトの強いストーリーだったので概ね覚えていたけれど、それでも改めて衝撃を覚えた。 手術を受けて性格も変わってしまったとはいえ、チャーリーは終始誠実で、とても強い人間だと感じた。 記憶を消して何度も読みたい作品。
8投稿日: 2026.02.08
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最初はすごく読みづらい。 でもそこを粘って読み進めると、知能を高めていくことによるチャーリーの心境や取り巻く環境の変化、周りの人との関係性の変遷を楽しむことができた。人間関係、特に恋愛において、知的程度が同じであることの大切さ、知能と愛の交錯が秀逸に表現されていて心に沁みる作品。 後半、知能を失うことに自身が気づき、それからのチャーリーの行動や知能を失う過程に涙が止まらなかった。
0投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログ山Pのドラマを見てたから結末を知ってたけど、いざ読んでみるとすごく面白い。 最初は文字が全く読めないんだけど、文章で段々と賢くなっていくのが読んでいて面白い。 頭が良すぎて、途中からまた読めなくなったけどw 理解できなくなる笑笑 でもだんだん文章が元に戻ると切なくなってくる。 頭が良いと周りを見下してしまう、 そして自分より賢い人がいると妬む人がいる なんか色々むかついたな 家族もあたおかだし、働いてる人も最低だし 障害があるときは、すべて恵まれているように見えていたのに、本当はそうではなかった、 面白かったな
0投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログ私たちの話だと思った。 ただ、もっと長い時間をかけて、変化も(チャーリィに比べれば)取るに足らないものだというだけで。 そうやって自分に重ね合わせて想像してみると、この物語の結末にあらわれたチャーリィのあたたかな心が、彼の真の偉大さだと思う。
1投稿日: 2026.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
IQが高くても低くてもその人自身はそこに存在する。 IQが下がるにつれて失うものも増えるが、 そんな中、アルジャーノンに花束を手向けることを 忘れない1番大切なことを忘れてないことに少し目に水分が偏った。
6投稿日: 2026.02.07
powered by ブクログ幸せとは何か考えてしまった 主観的な幸せが幸せか、客観的側面も含んだ幸せが幸せか、色々考えてしまった 壜という漢字の読み方を覚えた
1投稿日: 2026.02.07
powered by ブクログずっと読みたかったが読めていなかった本。 この読了感。読書中の感情の揺れは中々できない体験だと思う。後味が良いのか悪いのかもわからない。 大事なメッセージは『頭の良さよりも心の豊かさが大事』だということだろう。 心の豊かさってなんだろう。 豊かさだから、余裕がある状態だろう。 だがそれは、お金や頭の良さが必要な気がする。 結局、人生は『心の豊かな状態を如何に維持していくか』というゲームな気がする。 周りと比べて良い地位にいる、権力がある、お金がある、外見がいい、頭がいい。 その競争は一生終わらない。 それを知的障害者は超越している。 知的障害者になりたいとは思わないが、見る目が変わったのはこの本のおかげだろう。 子どもの心は無垢でキレイだ。 世界中の全人類は、1人残らず無垢な子供の頃があった。 人々は一旦立ち止まって、無垢な子どもの頃を思い出すか、子どもたちが元気に遊んでいる風景を見るべきだ。 分厚いので読むのに時間がかかったし、名著として語り継がれているが、うーん、読了感がなんとも言えずに星3かな。友人におすすめするかと言ったら、しないかな。 ただし、唯一無二感のある本だとは思う。 時間が経って自分の中で消化できたら⭐︎4にするかもしれないと思う。単純な感情にはしてくれない。
1投稿日: 2026.02.06
powered by ブクログ本で読むべき作品。 映像化されてるのは見たことないんだけど これ本だから面白くない??映画も面白いの?
1投稿日: 2026.02.04
powered by ブクログアルジャーノンに花束をを読み終えて、強く残ったのは、これは知能の上昇や下降を描いた物語ではなく、人が世界とどう関係を結び、どう壊していくかを描いた物語だという感覚だった。賢くなることも、賢さを失うことも、主題ではない。変わっていくのは、世界の輪郭と、人との距離だ。その変化が、逃げ場のない形で積み重ねられていく。 物語の前半、チャーリーの言葉は拙く、文も不安定だ。けれど、そこには疑いのない視線がある。人を信じ、言葉を信じ、世界をそのまま受け取っている目線だ。胸が苦しくなるのは、彼が「足りない」からではない。むしろ、信じすぎているからだ。傷つけられていることにさえ気づかないほど、世界を善意で見ている。 やがて手術によって知能が上がり、文章は洗練され、思考は鋭くなる。その瞬間から、物語の温度は確実に変わる。理解できることが増えるほど、理解できなかった過去が浮かび上がる。親切だと思っていた言葉が嘲笑だったと知る瞬間。仲間だと信じていた関係が、利用だったと気づく瞬間。 知能の上昇は祝福ではない。それは、世界の残酷さを正確に読み取れるようになることに過ぎない。 ここで突きつけられるのは、賢さが人を幸せにするわけではない、という事実だ。むしろ賢くなるほど、人は孤独になる。相手の感情を読みすぎ、言葉の裏を疑い、自分の立ち位置を過剰に意識する。かつて無意識に成立していた関係は、分析の対象になった瞬間から壊れ始める。 後半、チャーリーが辿る道は容赦がない。失われていく知能、崩れていく論理、戻らない時間。だがこの物語は、単なる悲劇では終わらない。ここで浮かび上がるのは、「人の価値はどこにあるのか」という、極めて根源的な問いだ。 賢さとは何か。理解されるとはどういうことか。人として尊重されるとは、何によって決まるのか。 知能が高いときのチャーリーは、確かに優秀だ。だが、必ずしも幸せではない。知能を失ったあとのチャーリーは、確かに不完全だ。だが、そこには確かな人間性が残っている。この対比は、読む側の価値観を静かに、しかし確実に揺さぶる。 そして最後に残るのは、説明でも救済でもない。ただ、祈りに近い感情だけが残る。忘れないでほしい、覚えていてほしいという願い。それは知能とも能力とも関係のない、きわめて人間的な欲求だ。 この作品が忘れがたいのは、読み終えたあとに「自分はどちらの側に立ってきたのか」を考えさせられるからだ。理解する側か、理解されない側か。賢さを誇る側か、優しさに救われる側か。あるいは、その両方を無自覚に行き来してきた存在なのか。 『アルジャーノンに花束を』は、泣くための本ではない。感動するための物語でもない。自分がどんな眼差しで他人を見てきたのか、どんな言葉で世界を切り分けてきたのかを、あとから静かに問い返してくる本だ。 読み終えたあと、以前と同じように人を笑えなくなる。以前と同じように「賢さ」を手放しで称賛できなくなる。その不自由さこそが、この本が残す最大の痕跡だと思う。 これは、一度読めば終わる本ではない。時間が経つほど、年齢を重ねるほど、立場が変わるほど、読み返すたびに違う痛みを連れてくる。そしてそのたびに、人としてどう生きるかを、否応なく考えさせられる。 静かで、残酷で、そして限りなく人間的な一冊。忘れたい本ではない。忘れられなくなる本だ。 #2026年7冊目
30投稿日: 2026.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み応えあったし、どれだけ変わろうと優しさを失わない主人公の純粋さには心を打たれたのだけど、『号泣必至!!!読まなきゃ人生損!!!』みたいな謳い文句は大袈裟かなと思った。 胸にジーンと響く感じではあるが、涙がボロボロ出てくる感じかというとそれは違う。私自身心が不安定な時期に読んだので、読後全く涙が出なくて「自分はなんて冷血な人間なんだ...」と己を呪ったが、パートナーに読ませたところ「俺も全然泣けんかった」と言っていたので、普通に日本のプロモーションがズレてたんだと気づいた しかし、良い本であることには違いない。一度は読んでおいて損はないと思う
1投稿日: 2026.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読書ノート② あらすじ 32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリィ・ゴードン。そんな彼に夢のような話がまいこんだ。大学の先生が頭をよくしてくれるというのだ。これにとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に検査を受ける。やがて手術によりチャーリィの知能は向上していく⋯⋯天才に変貌した青年が愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る人の心の真実とは?全世界が涙した不朽の名作。著者追悼の訳者あとがきを付した新版
1投稿日: 2026.02.02
powered by ブクログ最近読んだ中で一番印象に残っている本。 人気なのにはそれなりの理由があり、読みやすいながらもとても心打たれる内容だった。
2投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ日記形式だから読書が苦手な人でも、毎日、1日分のページだけ読めば良い…くらいで読書を楽しめる本 物語の展開もだけど、やはり最後の一文でタイトルを回収し、感動させるのは圧巻ですね 個人的に、全人類が読むべき本だと思います 全人類が読めば、今よりほんの少しでも、優しい世界が訪れる様な気がします まだ学生で、将来の仕事に教師や保育士、看護師など、他人の世話をする事を考えてる方は必読だと思います
0投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ最初ひらがなや誤字が多く読みづらさがあった。主人公である「チャーリー」が求めていた「利口」になっていくことで文章が読みやすくなり、本当に「利口」になったんだなと思ったが、そううまくいかず最後は、、、 チャーリーが利口になりながらも関わっていく人とのドラマやチャーリー自身の心情などとても考えさせられるところが多くあり感動しました。
0投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログさいしょはひらがなだけだったりくとうてんがなかったりでとてもよみずらかった。しだいに、ぶんしょうのこうぞうや表現がが正確になっていき、頭の中を整理して読めるようになり、あたかも自分自身のIQが高くなっていくような錯覚に陥っていった。頭が良かった時と悪かった時で世界の見え方が違っていく様子は、世界の表裏一体なバランスを如実化しているように感じた。 と妙に難しそうな表現を用いて感想を述べていると不思議な気持ちになる。 本ならではの魅力を存分に感じれる作品でした。 日本語ならではの文章のおかしな表現や羅列を見ると和訳をした尾尾さんの気苦労が窺い知れる。 この作品を英語版やその他の言語で読んでみたいと思った。
0投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログとにかく泣いてしまった。これが温かい気持ちなのか、悲しい気持ちなのかはわからない。いろんな感情が一緒くたになって、涙という形で流れたのだと思う。僕もチャーリーを特別な人だと思って読み進めていたけど、お母さんを見て、ああ、ただ人生を凝縮した日記を見ただけなのだなと思った。人間は糞尿のコントロールできない赤子から始まって、世界の全てを知った気になった全能感のある青年期を経て、また糞尿のコントロールができない老人になって生涯を終える。ただそのスピードが人と違っただけなのだ。何も違わないのかもしれない。素敵な本。
3投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログ過去に何度も読んだ物語ですが、何度読んでも面白いです。 賢くなるということ、人と繋がること、傲慢になるということ、人を馬鹿にすること、自分自身が本来知らなかった善悪を知ることで、全部自分自身に返ってくることを学ばされる物語です。 後半の主人公の苦悩は、大小あれど、「老化」に対する恐怖や拒否や劣等感など、全ての人が感じる感情に似たものだと思います。
4投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログ序盤は、ずっと禁忌に触れているような気がして気分が悪かった。 中盤は、チャーリィが家族の愛を得られずに育ったのを見て、自分の子供には、子供が望む親でありたいと思った。また、本が後半に差し掛かっているのが悲しかった。 読み終えた今は、チャーリィの家族がどう感じていたのかを知りたい。特にローズ。読書メモを見たら、マットとノーマは名前で書いてあるのに、ローズだけ一貫して「母」と呼んでいる自分に衝撃を受けた。理由は分からない。 本文には「きみになんか分かるもんか」というチャーリィの言葉が何度か出てくる。この体験は個人的なもの。だから、アルジャーノンのことを本当に理解してやれて、その友だちになれるのは、同じ手術の実験台であるチャーリィだけなのだと思う。
5投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログ生きていく上で大切な在り方を教えてくれる作品。 身体的、精神的特徴に違いがあるからこそ、恋をすることも他者を比較することもある。 綺麗事かもしれないが、世界中の人々が少しずつ寄り添える世界が生まれれば、日常は少し明るく見えるのではないかと思わされた。
0投稿日: 2026.01.30
powered by ブクログ『ストラウスはかせわぼくが考えたことや思いだしたことやこれからぼくのまわりでおこたことわぜんぶかいておきなさいといった。なぜだかわからないけれどもそれわ大せつなことでそれでぼくが使えるかどうかわかるのだそうです。ぼくを使てくれればいいとおもうなぜかというとキニアン先生があのひとたちはぼくのあたまをよくしてくれるかもしれないといたからです。』 こんな始まり方をする長編小説。主人公であるチャーリィは知的障害を持っているが知識に対する渇望が強い少年。知能指数を高める手術を受けて驚異的な速度で知識をつけ、数ヶ月で世界的権威すら彼からすると幼稚な議論だと思えてしまうほど。知識をつけるまで友人だと思っていた周りの人々が自分をどのように見ていたのか理解できるようになり苦悩する。そして...。 天真爛漫で純真なチャーリィの姿やその後の展開にとても胸を打たれる感動作。
0投稿日: 2026.01.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
知的障害の青年チャーリィを通して人生とは何かを考える事が出来る。知能が良くなるにつれ、今まで見えなかったものが見えるようになるが、それが必ずしもいい事とは限らない。 終盤は読み進めていくのが苦しい。 日々増えていく思い出せなくなること。分からなくなること。自らの足で障害者収容施設へ行くが、いつか亡くなるその日までどんな思いで過ごすのだろう。いや、もうそういう事も本人は分からないのかもしれない。 これが人が老いて忘れゆく事と似ているとするなら、自分を俯瞰で見つめ直し人生で大切なものを見失わないようにしたいと思える素晴らしい本だった。
0投稿日: 2026.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何事もバランスが大事だし、平均値でも最頻値でも、悩みはつきないよね。 アリスが何でチャーリーとくっついたのか全くわからなかった。
0投稿日: 2026.01.27
powered by ブクログ読み終わりました…! もう最後めっちゃ泣いた、泣いてしまった。今も思い出し泣きしている。 賢くなりたい、みんなみたいになりたいと思ってたのに、天才になって、天才になったら好意だと思ってた周りの人の色んな感情に気付いていくのも辛いし、でも段々とまた出来なくなっていく自分になっていって、その過程が自分でわかるのってめちゃくちゃ怖いだろうし、最後パン屋のみんなが庇ってくれたり怒ってくれたのはみんなの好意であって欲しい。 なんかところどころ頭が良かった頃のことを覚えているのって、すげー辛いんじゃないかなっていうか、切ないっていうか、自分のことすごく嫌いになりそうだし。 認知症になっていく過程も、やっぱり出来なくなる自分への苛立ちでひとに当たってしまうのかな。そう思うと怖いな。お年寄りとか、人が出来ることが出来なくて(例えばセルフレジとか)、怒っちゃう人とかいるでしょ。あれってやっぱり、内心はできない自分への苛立ちと恥ずかしさで人に当たってしまうのかなと思うんだよね。いつか自分もそうなると思うと、なんか悲しくなるんだよね。だから優しくあって欲しい。みんなが使えるとは限らないから、ちゃんと有人のカウンターがあるべきだし、最近のQRコード読み込んで注文するレストランとか、ほんと全然優しくないよな。便利であることは優しくあることと両立出来ないのかな?絶対出来ると思うけど。今は私だって難なく使える色んなことが、いつか急に(本当はジワジワと、だけど)わかんなくなっちゃって途方に暮れると思うんだ。 色んなことが分からなくなって、出来なくなっていく中でも、アルジャーノンのことは忘れないの、泣いちゃうんだよなー。アルジャーノンに花束をね、そなえてやってほしいよね。 あなたにも花束を持ってきてくれる人がいるといいね、きっといるよ。
10投稿日: 2026.01.27
powered by ブクログこれは道徳すぎる。 人間ていうものはどんなに努めても自分の視点や観点以外を思考することが出来ないんだよな、全てを経験したチャーリーですら傲慢になってしまうのだから。 他人の思考をもっと尊重しようと思いました。
0投稿日: 2026.01.27
powered by ブクログ過去読了 知能の低さから揶揄いの対象になることもあるが、ピュアな性格で周りの人たちにも親しまれていたチャーリー。治療により知能が高くなるにつれ、今までバカにされていたことに気づき、皮肉屋っぽい性格になっていく様子を読んで、なんとも言えない気持ちになった。
6投稿日: 2026.01.26
powered by ブクログ3年ぶりにもう一度読もうと思い、今日読み終わった。読むのは2回目だったがやはり372頁から最後まで涙が止まらなかった。この本は僕の中で特別な本だ。この本を初めて読んだときから、少なからず物事の見方が変わったように感じる。内容が重たいため軽く人に薦められないが、是非多くの人にこの本を読んでほしい。
0投稿日: 2026.01.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
チャーリーが成長していく過程は素直にわくわくしたが、同時に周囲の残酷さに気づいてしまうチャーリーの気持ちを考えるとなんだか切なくなってしまう。 私たちは、たくさん勉強していい大学に行こうと努力して、それが叶うと素直に喜んでしまうが、知能と幸福がイコールになり得ないこの物語はやはり興味深い。 また、アルジャーノンの存在が非常に象徴的である。チャーリーと同じ手術を受けさせられたアルジャーノンはチャーリーの未来を映す鏡のような存在であり、アルジャーノンの変化がこれからのチャーリーを風刺しているかのように感じてしまう。 最後に、なんといっても知能が上がるにつれて洗礼されていく文章はチャーリーの心までもを読者自身に語り掛けてくる非常に驚異的な構造だと思った。
1投稿日: 2026.01.21
powered by ブクログ※オーディブルで読了。 池澤春菜さんの声の変化がすごい。そして、お母さんが毒親過ぎる。最悪。 知らなかった不幸と知ってしまった不幸。 知能が必ずしも幸せではない。チャーリーの魂の声は、誰も知らない。誰にも聞こえない。 アルジャーノンも、そうだったのかもしれない。 人の欲望に振り回された者同士だったチャーリーとアルジャーノン。アルジャーノンの死は、チャーリーの死を連想させた。 チャーリーが贈ってほしいと願った花束は、アルジャーノンに届いただろうか。その願いの声ぐらいは、聞こえていてほしい。
113投稿日: 2026.01.21
powered by ブクログやるせない。 他の色んな自己肯定感とか心理学系の本にあるように、幼少期の親との関係性は、一生引きずるんだと思った。 また母ローズほどでは無いにしても、周りの目ばかり気にして、よく見られたい一心で、大切なものを見失っていないか?あらためて自分に問うきっかけとなった。
0投稿日: 2026.01.21
powered by ブクログ名作とされていたので読んでみた。本当に…………………………悲しい話だった。この人の人生が報われて欲しいと本当に思った
0投稿日: 2026.01.20
powered by ブクログいくら知識や経験を得て賢くなっても、傲慢だったり、相手に対して思いやりがなかったりするとそれは台無しになってしまうと思った。IQが高くなることによってこれまで気付いていなかった人の悪意に気づくことにもなる、気づかなくてよかったことに気づく、主人公の苦悩が読んでいてつらかった。賢すぎることは絶対的に良いというわけではないんだと感じた。
1投稿日: 2026.01.19
powered by ブクログ◯賢いってそれだけに正義になるものではない 人は、子供の頃から、学校教育の影響もあって、「テストで点が取れる・賢い」=「すごい、正しい」と言う意識が刷り込まれている。しかし、この本を読むと、それだけでは「すごい、正しい」とは言えないことがわかる。むしろ、賢さが人を落ちぶれさせることもある。 読んでいるうちに、主人公の苦悩や傲慢さが痛いしく見えてくる。しかし、これは自分にも当てはまるところあるよなぁと想いながら読んでいた。自分の痛いところを突かれるような感覚もあった。 最後に、普段聴く曲の歌詞も引用する。Mrs.Green Appleの「breakfast」の歌詞で「馬鹿でもいいんだ 阿呆でもいいんだ 人のあったかいところ わかってればいい わかってればいい 愚かさを諦めなければいい」がある。私も、「人のあったかいところ わかってればいい」と思う。それさえあれば、人として立派に生きていける。 しかし、人のあったかいところ(愛など)がわかっていなければ、その人は人を騙したり自分を人より上に見せたりするために使うことになるだろう。 Mrs.Green Appleの歌詞と同じように、「アルジャーノンに花束を」は、愛を持つことの大切さを教えてくれる。
0投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
Audible 名前だけ知っていていて、読もう読もうと思っていた作品をようやっと。 知的障害の話だとは知らなかった。 初めは拙い言葉を使うチャーリーが可愛かったが、次第に賢くなり、教授や博士よりも賢くなってしまったことに驚き、なんだか好かない性格になってしまったと思った。しかし、またどんどんと衰えていき、また拙い言葉を使い始めたチャーリーを、最後には可愛いではなく、切ないと思ってしまった。 賢くなって周りの人間の言動が理解できるようになった時、理解できなかった時の記憶を覚えているのは辛い。同じ人間なのに。
0投稿日: 2026.01.17
powered by ブクログ実験によって知能が高くなったチャーリーが最後にはもとに戻ってしまったことが衝撃的でした。経過報告の内容がどんどん複雑になっていく過程がおもしろかった。家族や恋人チャーリーの心情の変化が、せつなく感動しました。
0投稿日: 2026.01.17
powered by ブクログIQだとか頭の良さ以前に心の豊かさが大切なのだと感じた。 特に主人公のIQが上がったことで今まで気づいていなかった人の悪意に気づいてしまうところが苦しかった。 チャーリィにとってハッピーエンドでありますように
4投稿日: 2026.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2026年が始まったばかりだが、おそらく今年読んだ本の中で最も印象に残る一冊になると思う。冒頭の数十ページは文章が独特で、正直なところ最後まで読み切れるか不安になった。しかし、次第に通常の文体へと移り変わっていくにつれ、物語の世界に深く引き込まれ、気がつけば没頭して読んでいた。 読了後には、言葉にしづらいモヤモヤとした余韻が残った。チャーリーにとって、あの実験は本当に「良かった」と言えるのだろうか。人の幸せとは何か、知性とは何かを、読み終えた後も考え続けてしまう一冊だった。
0投稿日: 2026.01.16
powered by ブクログ「わたしは人間だ」と言うところが心に残った。 知能は必要なのか?考えさせられた。 知的障害のある方の気持ちがわかった。 どんな自分でも受け入れて愛してくれる夫に感謝した。 ハッピーエンドであって欲しいと思った。
0投稿日: 2026.01.16
powered by ブクログ後半結末まで本を閉じる事ができず、時間を忘れて読み耽ってしまった。 本作は「もし人間の知能を人工的に高めることができたら、いったいどういう事になるか?」というアイデアから書かれた小説である。 知的障害をもつ主人公チャーリーが語る「けいかほうこく」というページから始まり、彼の一人称視点で私たち読者は物語を読み進めていく。彼の心理描写や自分自身の変化に対する葛藤への共感、そして彼の純粋さ、誠実さに心を打たれる人は少なくないはず。 ただ序盤の独特な文章や、中盤からの人間関係の重さ、生々しさなどから読むのを挫折してしまう人が一定数いる事も納得。個人的には大学生以降になってから読むのがベストかと。 何年経っても色褪せない名作と言うだけであって、間違いなく手にとって後悔はしない一冊。 私自身、終わりが近づくにつれて、「待って、終わらないでくれ」と思いながら読んでいた事はここだけの秘密。
14投稿日: 2026.01.15
powered by ブクログ窓からチャーリーに見られるチャーリー・ゴードンと、窓から見てるチャーリーで入れ替わったことがわかる描写で「あぁ本当に」となった。アリスに「前のあなたには友だちがいた」(曖昧)と言われている場面では、あれは一方的な憐れみやただの見下しによるものでまたその関係性に戻るのは可哀想だと思っていたけれど、最後事情を知る同僚達がチャーリーを助けているところで、これでは本当に一度高い知能を得た彼が報われないなと思った。でも一度知能を得てから陥落したことによるところが大きいと思うと複雑になる。 無理矢理に変化したチャーリーと、チャーリーによって自然と変わっていった周りの対比が苦しかった。 アルジャーノンと自分を同一視するチャーリーにすごく感情移入した。そのうち本当に全てが解らなくなっても、アルジャーノンに花を添えることだけはずっと覚えているのだろうなと、タイトルで再度泣かされた。
1投稿日: 2026.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
言葉にするのが難しいけど、とにかく心に響く作品だった。 研究が成功、知能があがり、いろいろなことがわかってくる場面はとても辛かったし、後半も、自分の運命がわかっていながら経過報告を書き続け、自分でみんなに別れを告げるのは感情移入した。
0投稿日: 2026.01.13
powered by ブクログ最初はチャーリーがどんどん頭が良くなるワクワク感があってどんどん読み進めてしまう! 知能を得ると幸福に気づくことも多いが、同時に不幸にも気づいてしまうこともある。頭がいいからといって必ずしも幸せになれるわけじゃないんだなぁという気づきが得られた。
0投稿日: 2026.01.12
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最後の、自分の知能の状態をエスカレーターで例える場面が切なかった。知性が低くても高くても、それが自分と自分の愛していた人々の間に楔を打ち込むことになってしまった。 パン屋の新米のクラウスがチャーリーをからかったとき、ギンピイたちはチャーリーを庇った。チャーリーがもとに戻ってかわいそうだから?人として接しようという気持ちの変化?なんだろう。 チャーリーは幸せだったよね。そうだといいな。
0投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログ知能が無いときの方が幸せだったかもしれない。自分のことを笑う友達もいた。それでも友達だった。 人々は知能が高まった状態のチャーリーを人として認識し、存在を認めた。しかし、チャーリーはもともと人間だった。彼はずっと実在していた。 知能が下がっていくところはとても切なかったが、チャーリーはこの世界を達観していたと思う。手術を受ける前とたとえ同じ知能レベルになったとしても彼の心は発達していた。 私も幼少期に比べて知能レベルは高まったと思う。幼少期楽しかったこと、興味があったこと、大人の話すことが理解できなかったことを思い出した。ばかで笑われたかもしれないけど、純粋に人生を楽しんでいた。そんなぴかぴかな心をきちんと持っていたなと思った。 大人になって理解できることが増えて、自分の意見もきちんと持つことが増えて、興味のあることも幼少期とは異なっている。私は今自己中心的になってはいないか。知能の高まりによって、誰かを傷つけることなく、生きていきたい。 チャーリーの体験とは異なるが、幼少期〜大人〜老齢期と知能レベルの変化が少なからず起きるところがリンクしていて面白かった。
0投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログチャーリーの運命が切ない、。 チャーリーが手術を受ける前も人間だったしその後の天才になった後も人間なんだと主張するところとても響きました。
0投稿日: 2026.01.11
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SNSでアルジャーノンが人間ではないことが話題になってたので読みました。 あらすじとしては、知的障害者のチャーリーのもとに博士が現れ、手術で君を賢くすることができると説明する。 チャーリーは賢くなればみんなの役に立ててもっと友達ができると思い、実験を快諾して段々賢くなっていくが、そうすると今まで知らなかった人間の醜さを知ってしまうという感じでした。 当方活字の本に慣れていないのもあり、賢くなったチャーリーが思ったような幸せを得られずに苦労しているシーンでは読むのが面倒になってしまいました。 ただ母に会いにいった際に、認知症の母の哀れな姿やその母を介護する妹との和解?には心を動かされましたし、知能が下がってもアルジャーノンのお墓に花を供えるチャーリーの優しさ、パン屋に戻ってきたチャーリーを温かく迎え入れる職場の人たちといった描写はとても良かったです。 チャーリーの知能が下がってきたあたりから、この小説の最後はとんでもなく不幸な終わり方になるのではないかと危惧していましたが、人間の思いやりの大切さと温かさを感じられる読後感の良い内容でした。
0投稿日: 2026.01.10
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前から気になっていて、祖母から借りた一冊。 手術によって天才に成るチャーリイの、その表現が凄かった。最初は拙く読みづらい文章に始まり、ページを捲るにつれてわかる少しずつの変化が楽しかった。 チャーリイの天才は永遠ではなく、次第に元の白痴に戻ってしまう展開は、予想はしていたけれどやっぱり読んでいる時は少なからずショックを受けた。 興味深かったのは、全く同じには戻らなかったところ。深い知恵を持ち、良い事も悪い事も知り、覚えて、垢がついたように思った。 これはまるで圧縮された人間の人生だと思った。そのぐらいあっという間で、目まぐるしい変化だった。 前書きに読者からダニエルキイスへの本作の感想を言及した所があり、「私がチャーリイだと思いました」というような感想が沢山あったと書いてあったが、人間の誰しもはチャーリイゴードンなのだろうと思った。
1投稿日: 2026.01.09
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知能が高ければ幸せなのか。 賢くなることで世界の優しさだけでなく残酷さや人の悪意まで理解してしまい、孤独を深めていく姿が切ない。特に、知能が元に戻っていく過程で、自分が衰えていくことを自覚し続ける恐怖や不安は計り知れず、希望を与えられた分だけその喪失は残酷に感じられた。読み進めるうちに、昔日でドラマ化されていた場面も思い出され、物語の悲しさと切なさがより鮮明に胸に残った。
0投稿日: 2026.01.08
powered by ブクログ読んだ後複雑な気持ちになった。無意識のうちに チャーリーのような人たちを見下して、人間として 扱っていなかったと思う。可哀想だなとか、要らな い憐れみをかけてしまっていた。本人は本人で精一杯生きていて憐れに思われているために生きていないのに。 本文中にたびたび出てきたキリスト教の教え?みたいなやつに納得がいかなかった。神が命や自分の生まれ持った素質を与えるという考え方は嫌いだ。そうすると素質を与えられても本人の努力に関わらず自分の限界は神によって決められている感じがするし、自分の努力も全部神のおかげになっちゃう。逆に生まれながらに何も与えらなかった人は神が与えなかったからしょうがないとかいう残酷なこと言われなきゃいけない。なんで神はそんな理不尽なことをするのか尋ねても、神様による定めであるから受け入れるしかないと言われる。そんなひどいことする神様なんか信じたくないとは思わないのか? チャーリーは手術を受けて正解だったと思う。頭が良くなったせいで世界の残酷さに気づいて傷ついてしまった。けど、何にも知らずに終わるよりは良かったとは思う。チャーリーは手術前も人間ではあったけど自分が何者かを考える手段を持たなかった。手術で知能を手に入れ、自分の過去、現実を知ったことでやっと自分が何者なのかが分かり、初めて自分として生きれた。そうしてチャーリーはやっと幸せになれたと思う。そういう意味では正解だった。神の決めた運命に抗って良かった。一度でも自分として生きることができた時間は、神に逆らったリスクに値するほど貴重なことだっただろう。
11投稿日: 2026.01.08
powered by ブクログ手術前の幼稚な文章や術後の様々な用語を用いる文章が読みづらいことを通してチャーリーが乗るエレベーターは上りも下りも自分たちのいる階には止まらなかったことを実感する。 術後のチャーリーの心中にも純粋無垢な幼きチャーリーが存在していたはずなのに傲慢な態度を取ってしまうのは何故なのだろうか。 純粋すぎるが故に相手を傷つけてしまっていることに気づかなかったのだろうか。 「正義とはなにか?僕のあらゆる知識を総動員してもこういう問題を解く役にはたたないというのは皮肉である」という考えはその通りだと思った。 どれだけ知能が高くても正義は人の数だけあるだろうから、知識を総動員して異なる正義を理解することが大切なんだろうと感じた。 チャーリーが賢くなるにつれてあるゆる物事に対して疑問を抱くことが増えていくのが印象的だった。 賢くなるためには疑問を抱くことが大切なのだ。 知能が高く何事も知ることができることが"幸せ"とは限らず、何も分からず理解できないことが"不幸せ"とは限らないのだと感じた。 ローズとノーマはチャーリーが賢くなって戻ってきた途端を態度を一変させたのは不快に感じた。 フェルは自分の中に確固たる信念を持っていて格好いい女性だった。
3投稿日: 2026.01.06
powered by ブクログ人を幸せにさせるのは「知識」なのか、それとも「情」なのか。 不朽の名作が故に、自分の中で勝手にハードルを上げ切っていたため、読む前は純粋に楽しめるか不安でした。そんな心配は一切必要なく、感動的な作品に出会えた喜びでいっぱいでした。読むにつれて、チャーリィに励まされ、チャーリィに気付かされていく。読了した時には主人公に対して感謝の気持ちがいっぱいです。
1投稿日: 2026.01.06
powered by ブクログ最初の50ページの読みにくさが、残酷だけど美しい。 20年ぶりに再読中。今も昔も面白いと感じますが、見方は少し変わりました。
16投稿日: 2026.01.05
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切ない、、、。 チャーリーは手術する前の方が幸せだったのか。 賢くなると、自分が今まで馬鹿にされていたことに気づく。望んでいた世界だけど、知らない方が幸せだったのか。 急速に知能が落ちていく様子が、読んでいて怖くて辛かった。
2投稿日: 2026.01.04
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SNSで見たから読んでみよう、そんな軽い気持ちで読んでしまったけれど、読む前に覚悟がいるなと思った はじめの方の経過報告はひらがなが多く、句読点を使いこなせず、誤字もあってすごく読みづらい。早く知能指数高くならないかな?そんな風に思ってしまった。ただ1番読みやすい(逆に難しいと感じるくらい)のときがピーク。そこからどんどん終わりに近づくにつれてまた知能が低くなっていくとき、とても切なかった。でもそれと同時に、本来のチャーリィが戻ってくるような気がして嬉しくもなった。最後の追伸、アルジャーノンを思う気持ちが記されていてとても温かい気持ちになった。 P363 l15 「人間的な愛情の裏打ちのない知能や教育なんてなんの値打ちもないってことをです」 結局ないものねだりなんだろうけれど、それを手に入れようと努力できる豊かな人間でありたいなと思った。
2投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログ高校時代に読もうとしたが挫折し、30代になってやっと読み終えられた。 ただ、読んだ感想は「正直疲れた」というもの。 次はもう読みたくないと思ってしまった。
0投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初は読みづらくてしょうがなかったけど、読み進めるにつれてそういうことか、とこのわかりづらさがわかった。読むのが楽になる=ピークの時期であるのがわかり、それ以降読むのが辛くなった。でも人を想う気持ち、大切にする気持ち等、実験から人間味が出てきたところは最後まであって心が温まった。また読みたい。
0投稿日: 2026.01.04
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「泣ける名作」として読み始めましたが、泣けるというよりは考えさせられる一冊でした。 短期間における知能の変動は、読んでいて時には悲しく痛々しい思いでしたが、最後にチャーリーが低下していく知能の中でも、学ぶことの大切さや周囲の人々の暖かさを感じ前を向いている姿に、愛しさが芽生えました。 そしてラストの「ついしん」の2行にたどり着いた時に、切なくも救われた思いになり、この本が長く愛される理由がわかりました。
0投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログ作者、24人のビリー・ミリガンの人だったのね。知らなかった…。学生時代にビリーミリガン読んでなかなか衝撃的だったけど、ようやくアルジャーノンも読了。 チャーリー視点の文章、という斬新なスタイルで引き込まれる。残念ながら、ハッピーエンドでは終わらないけれどね。3月から11月までたったの8ヶ月?すごい展開で言葉が出ないわ。
0投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
知能は人との間に障壁をもたらす。知を求めれば求めるほど、人へ対して疎かになっていく。自分が高みへ行くほど、人間の無知や穢れが見えてしまう。正解を知っていると、正してしまいたくなる。それは時に人間社会と衝突する。人を見透かしたような気になり、人と心が通じ合う感覚を失ってしまう。また、相手も自分との距離を感じて離れて行ってしまう。 →天才よりもある程度の知能の方が幸せなのかもしれない。現代社会も同じだと思う。政治制度・政策は不完全なもので欠陥がある。賢い人は間違いに気づき、正そうとする。しかし、姑息な政治家に搾取されている制度が確立されているので、それらを翻すのは困難である。賢い人は人間の汚い側面に対峙し、闘わなければならない。それがどんなに難しくて、悔しくて、葛藤があるのかは想像を絶する。やはり、凡人がいいのかもしれない。 Qチャーリーは手術をしない方がよかったか。 手術をした方が良かったと思う。確かに、手術をしなければ人間を善と信じて馬鹿にされていることも気づかず、まだ幸せに生きれたかもしれない。だが、真実が見抜けないまま生きることに、私は価値を感じない。汚いもの・醜いものでも真実を知ることが、人間として生きている特権である。チャーリーは知能を一時的に得たことで、人間の醜さを知り、能力を失う無力感を体験した。二度と経験したくないことであると思うが、マイナスな感情は人間の感じ取れる域を高めるのに必要である。どん底を知ることで日常の幸せをより感じれる。チャーリーも知能がなくなった後、友達がいる幸せに浸っているシーンがあるが、これは手術前の感情よりも深いと思う。こうして様々な経験を通して、感情の域を高めることが人生の醍醐味であると思う。 私は老いることを恐れている。特に、できていたことができなくなることや、認知症のように記憶が消えてなにも分からなくなるのが今からでも恐ろしく感じる。チャーリーが能力を失っていくシーンは想像でとても共感できて苦しかったが、どこまで行っても想像である。私が老いて、能力を失っていくときに、はじめてチャーリーの苦しみが100%理解できる。その時が楽しみだと初めて感じた。
0投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
チャーリーの知的機能の変動を文書で体現されているもので読める、感じることができて良かった 知ることや 知らなくていいことなど 人間のレベルが今の資本主義を加速させる要因のひとつであり、日々の在り方を再認識させてくれた 後半にかけて機能がもどるがとても複雑だった チャーリーにとっての幸せが 何なのかを考えさせられた アルジャーノンは幸せだっただろうか 文末を思い出すだけで涙が浮かぶ それほど好きな作品です タイトル回収が大好きな私にとっては100満点の作品 大好きです しかし勧めて 読了してくれる人はいない 皆、序盤の文章で挫折してしまうのだ
1投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
手術を経て、最終的に手術前のチャーリーの優しさと手術後のチャーリーの経験の両方を大切にしながら過ごしていこうとする姿勢がなんとも言えない気持ちになった。 どの立場になっても、その立場なりの苦しみがある。無いもの、新しいものばかりを欲しがるのではなくて、今までの自分は何が幸せか、何を大切にしているか、そして他の立場の人は何を大切にしているかを考えて、それに前向きに付け加えていけるような経験を求めていきたいと思った。
0投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ学ぶ事、学べる事はとても良いことであり、それができるのは有り難い事だと思った。 そしてこれからも人に優しく生きようと思う。
10投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ読み進めるほどに胸が締めつけられる。チャーリイが「わかる」ようになるにつれて、世界が優しくなくなる皮肉があまりにも残酷で、それでも彼が示す誠実さや他者への思いやりは、知性を超えた人間らしさとして心に残った。 特に、変化の過程が日記形式で描かれることで、希望と喪失の揺れが生々しく伝わり、「人はどの段階でも尊重されるべき存在だ」という当たり前の事実を、痛みを伴って思い出させられた。 読後、「普通」や「賢さ」を基準に人を見る自分を省みずにはいられず、他者へのまなざしを少しだけ優しくしようと思わせる一冊。
12投稿日: 2026.01.03
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間違いなく名作。テーマ、着眼点、構成、それに伴うリアリティ。人の本質を考えるためにサイエンスの力を使ったフィクション小説(SF)と感じた。 あらすじは、ある知的障害者が知力を上げる手術を受け、一般的な人よりも知的能力が向上し、その後また衰退していくというもの。事実だけを記載するとシンプルだが、この過程を本人が書く日記というフォーマットで表現している点が非常に斬新。主人公の主な思考の流れとしては以下。 ・IQが低く、人を疑うことができない状態。頭が良くなる可能性に非常に期待している。 ・IQが上昇し始める。自分が信じていた友情が、見下しや嘲りを含んだ感情だと知る。 ・IQがほぼ最高に到達する。自分が憧れていた教授などが自分より頭の悪いただの人間だと知り失望する。また、自分も過去の友人と同様に知的障害者を見下していることに気付く。知的障害者も人間であることを強く意識する。 ・IQが下降し始める。以前のようにうまく思考できないことや、他人に馬鹿にされているように感じ感情をコントロールできなくなる。 ・IQが元のレベルまで下降する。また人を疑うことができなくなる。 SFとは思えないほど、IQが上下する人間の心情を詳細に描写している点が興味深い。本物の実験報告を読んでいるような気がしてくる。 この小説で興味深かった点は、IQが最高〜下がり始めの部分。知的障害者の苦しみや、人権を十分理解した人間でも、知的障害者を反射的に笑いものにしてしまう。純粋でいい人である状態と、考える力がある状態とは共存しないというように読めた。色々なことが見え、考えることができる人は自然とそうでない人を笑ってしまう。だから仕方ないということではなく、それに自覚的になることが重要であると思う。 余談だが、著者がアメリカ人ということもあり、キリスト教に影響を受けた思想が当たり前に現れるところも興味深かった。真に神を信じる気持ちや、手術のことを「神に逆らう行為」と捉えるキャラクターが出てくるところは、日本の小説にはない部分だったと思う。
1投稿日: 2026.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不朽の名作と言われる所以がわかる。 文章も序盤以外は面白い。 作者に伝えたかったであろうことが、序文にそのまま書かれており、文章は美しいがテーマ性としてはほぼそこだと思うのでわざわざ述べることは特にないかもしれない。 好きだった序文をフレーズに追加した
0投稿日: 2026.01.02
powered by ブクログ色褪せることのない名作。描写にリアリティがあり、残酷さがまた良かった。 文章が難しく、また読める自信がないので★3だが気持ちは★5。
0投稿日: 2026.01.02
powered by ブクログ知能レベルが同じじゃないと会話中にイライラしてしまうということが体感できた。あまり関係ないけど1日だけ美女になれるくらいなら美女が1日だけ私になってほしいと性格の悪いことを考えてしまったことがある。
0投稿日: 2026.01.02
powered by ブクログずっと気になっていてやっと読んだ名作。名作であることが納得できる内容でした。 最後の一文を読んだ後に込み上げてきてぶわぁっと泣いてしまった。 知能を失っていくことの恐ろしさ、思いやりと知性との関係と、障害がある人の生きづらさ 「どおか、読み方や書き方を忘れないよおにしておいてください…」 私も人生の終盤か、その前にありうるかもしれない、 知能がどんどんなくなっていく事態に直面したら、きっとこう切実に願うんだろう 「かわいそうっておもわれるのはいやだ」 それも当事者はそう思うんだろなとはっとさせられた 胸が締め付けられる、でも後味は悪くない。 読んでよかった作品でした。
1投稿日: 2026.01.02
powered by ブクログ主人に勧められて読みました。最初はなかなか進まなくて…。気づいたら夢中で読み進めていました。 いろいろな感情が心を締め付けて、苦しかった。 読後感も辛かった。 それなのに、本当に良い本だなぁと思いました。言葉で説明するのは本当に難しい。ぜひ読んで欲しい1冊です。 何かを語らずとも、それぞれの心の中に言葉にはならない何かが必ず生まれると思います。それを大切に生きていきたい。そう思った1冊です。 2026年の読書は、アルジャーノンからスタートしました。素敵な本に出会える1年になりそうです。
1投稿日: 2026.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
経過報告9らへんから文法を学び始めてたので一気に読みやすくなった。 センシティブな内容(夢精などの性的な部分等)が曖昧にならずしっかり書かれてあるのが良いなと思った。心が脳に追いつけず戸惑っているところもとてもリアリティがある。 フェイとの性行為は読むのが苦痛だったけど,なぜかアリスとの性行為というか愛し合っているシーンを読むのは苦痛ではなかった。むしろ自然で綺麗だなと思った。 終盤急速に知能が低下していくさまを読むのが苦しかったが,本当に最後の2,3ページで手術をする前の純粋で心優しいチャーリイが現れていて,切ないが心温まるような気持ちになった。
1投稿日: 2026.01.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
知的障害を持つチャーリーによる「経過報告」という形で綴られる本書。 初めは誤字が多く拙い文章だが、知能の向上とともに難解な言葉が増え、手術前には気づかなかった世界が見えてくる。 「利口になること」を望んでいた彼は、知識を手に入れたことで、知りたくなかった事実に気づき、苦しみや葛藤を抱えるようになる。 最終的に元のチャーリーに戻ってしまうが、アルジャーノンに花束を、というセリフにある通り、彼自身の優しさは残された。また彼は決して孤独ではなくなった。 この経験を通して、彼は知識のある人とそうでない人、両方の立場の気持ちを理解できるようになったと思う。 素敵な作品だが、文学特有の言い回しやチャーリーの複雑な心境の描写など読みにくいなと感じることも多く、さらっと流し読みをすることもあった。(翻訳に慣れておらず、、)
1投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ今年最後の締めくくりとして選んだのは、『アルジャーノンに花束を』 長いこと積読していたけど、ようやく読めた。 賢くなりたい、と願う知的障害者の青年チャーリイ・ゴードンは手術によって高い知能を得る。しかし、そこには過酷な現実が待ち受けていた。 知能が高まるにつれ、今まで気づかずに済んでいた人の悪意を感じるようになったり、妬みによって自分から離れる人が増えて孤独を感じるようになったりする。また、急速に知能が高まる一方で、発達途上の精神面とのギャップに苦しんだりもする。その姿が何ともつらく、もどかしかった…。チャーリイは、家族の一員として、社会人として、そして何より一人の人間としてただただ認めて欲しかっただけなんだよな。彼の心の叫びや苛立ちが印象として強く残る。 チャーリイの変化の様子から、知能を高めることは、人の心を純真無垢な状態から遠ざけてしまうのだろうか、と考えてしまう。。 この世界は人間のいろんな欲が渦巻いていて、純粋なままでは人は心を守ることが困難だ。そのために、時にしたたかさを持ちあわせていないと、生きづらくなってしまう。 そんな気持ちを抱きつつ、本編を読み終えたあと、改めて冒頭の著者の序文に立ち返る。 そこには、知識の探求に加えて他者と共感する心、思いやる心を考えることが住み良い世界を築くのだ、と著者の言葉があった。 その気持ちや行動が、タイトルの『アルジャーノンに花束を』に込められているのかな。他者を思いやる気持ちを大切にしたい。 この作品で2025年を締めくくれて、今年も充実した読書生活を送れました。また来年も素敵な本と巡り会えますように。 皆様、良いお年をお迎えください⭐︎
49投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中で挫折したきり積んでた名作をついに読んだ。200ページ目くらいから本番始まってどうやら今まで自分はプロローグで挫折してたらしいことを知り大ウケ。 逃亡してからめちゃくちゃおもしろかったし、もしかして最後……って気づいたとき鳥肌立った。 文章は賢くなるにつれて匠になっていくんだろうなっていうのは読めてたけど、今までずっと一人称だったのが途中三人称になったり論文的になったり不安定でおもしろかった。 小説って自由だ。 タイトル回収がすごく綺麗だった。
0投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ美しく生きるとは 無垢であろうとすること、笑顔を向けること ワクワク6 展開7 読後9 再読7 構成9 学び8 文表現8 人物9 深み8 余韻9 合計:80/100
0投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ不朽の名作。ちょっと古いが、会社の上司が紹介していて、オーディブルにあったので今更だが初めて読んだ。 知的障害の実験的手術で知性を手に入れ変化して行く様子を一人称の独白で描く手法が秀逸。恋愛感情を絡めて描かれる人間模様、登場人物の心理の揺らぎにはとてもドキドキした。 主人公チャーリーに自分を重ねたくなる。最後の悲劇的結末も、誰もが迎える人生の終末期と重ねたくなる。人間心理の本質をついた名作だと思う。
1投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ先天的に人より発育が遅いチャーリィが背負っている過酷な人生に想いを馳せずにはいられない。どうしたって可哀想と思う気持ちがある。それでもチャーリィは当たり前に人間で、チャーリィの純真な性格は確実にそこにあって、チャーリィが主体的に幸福を追い求めていた人生があるということを忘れたくない。 こんなに作者の愛情に溢れたSF作品があることに希望が感じられる。老いていくにつれ簡素に、ある意味強くなっていくチャーリィの手記に文字通り号泣してしまった。2025年末にこの作品を読めて良かった。
11投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ知らないほうが幸せだったのか、知ることで満たされたのか。 知能が上がるにつれ、世の悪意、不条理に触れ悩み苦しむことが増えていく。 自負の知能が低下していく自覚、コントロールできない自分と向き合うこと。 2つのテーマに深く考えさせられた。 答えがでない。
1投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログでもぼくは知ったんです、あんたがたが見逃しているものを。人間的な愛情の裏打ちのない知能や教育なんてなんの値打ちもないってことをです。 まず素朴な疑問。誤字は原典ではどう表現されていたんだろう。語彙や技法が段々向上していくのが、リアリティがあって感心した。そしてだんだん失われていくのが分かっていくと、しかも驚くほど急速に、悲しくなる。ここだけでも深い読書体験。 知能がある前と生まれた後、そして失った後のチャーリーは確かに同一人物なんだけど、同じ人間だと判断するのは確かに難しい。それはパン屋のみんなを見ていたらわかる。それなのに、大学の人たちを見ていたらひどい感じがするのが不思議。人間って相対的なものなのかと考えてしまう。 知識があると傲慢になる、というのも身に積まされる。謙虚とかいうことではなく、知識があることで人間の上下を感じないようにする訓練が必要。白痴だから愛嬌がある、ということではないことも併せて。
0投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログこれまで読んだ本の中で1番早く読み終わった。登場人物のすべてが自分と重なり、誰の気持ちにも共感した。素晴らしい小説でした。
0投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログ実は何も知らずに読んだから、最初はなんだこれ!だった、 決してハッピーエンドじゃないけれど、儚くて美しい小説でした。
0投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本の本質は何か考えると私は文明の発達は手放しで誇るべき事なのか知能数値が変わることで多角的な視点から見る幸せとはなにかのようなものだと思う。 文明の発達は凄まじく文化や流行りも目まぐるしく変わっていくその時に健常者にあるものをない人も得られるようになっていく 盲目の人が目が見えるようになるような事だ 本当にそれは人類の進歩だと簡単に誇れるのか 目が見えるようになることは感覚が1つ増えると言うことそれは慣れるまで沢山の時間を要するのではないか、目に見えなかった頃の悪意を知ってしまうのではないか 今回は知能が人工的に与えられる 知的障害を持つが心優しく全て自分が劣っていると考えるチャーリー チャーリーは知恵を得たことでそれまでの悪意を理解してしまうそして私の主観だがどんどん性格が歪み傲慢な考え方になって行ったと思う 周りと乖離しながら生きていくことはとても苦しいと思う そしてまたどんどん知能が戻り無知ゆえの少年のような心のチャーリーに戻り最後は死んでいく 私は知能が上がるよりも急速に知能が戻っていく感覚に震えた。 知能が高いチャーリーは文章を読み知識を蓄えるのが幸せなんだと思う 別人格のようになったチャーリーの視点から幸せが表現されていて私は涙が止まらなかった そして心優しい無知なチャーリーは最後にアルジャーノンに花束を添えて同じ墓に埋めて欲しいと願った 悪意を知らない純粋なチャーリーだからこそ本当の最後にアルジャーノンに花束を添えてと伝える優しさに心打たれるのだ そしてこれは和訳の話だが本当に凄いと思う 誤字脱字が何を言いたいのか理解し上手く日本語に落とし込まなければいけない 例え知らない文章を生みだとしても 沢山の労力によってこの1人の人間と1匹のねずみの人生が日本に伝わることになったんだと感じた
1投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログ読み終わった時は言葉を失った。 チャーリーが天才になっていく道筋を日記に用いられる語彙や構成で見て取れることにワクワクしていた。心優しい青年が有り余るほどの頭脳を手に入れたらどうなるのだろうかというワクワク。しかし、実際には優しさを失い、彼は天才の称号と共に孤独を選んだのだった。そして、天才へと変貌する速度と同じような速さで知能を失っていくチャーリー。彼は望んでいた知的さを手放さざるを得なかった。それが手術の効果であったから。術前よりも知能が下がると予測されていたところ、彼にはしっかりと心の優しさだけは残されたのだ。彼が歩んだ孤独の421日は、着実に彼を成長させ、チャーリーという人物の物語に刻まれたのであった。アルジャーノンとともに。
0投稿日: 2025.12.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
みんなに一度は読んでほしい。主人公の書いた報告書で進んでいく文章から伝わってくる彼の細かな心境や様子で一気に引き込まれます。 初めて読む人にはぜひ気になって最後を見て読むのではなく最初から読み進めたほうが面白いです。先に結末を知っていても面白いですが、私は読む前に戻れるのなら最初からまっすぐ読み進めたかったです。
0投稿日: 2025.12.23
powered by ブクログ評判通りの素晴らしい作品。読んで良かった。 知能が上がるにつれて、教授らが持つ無意識の偏見や、パン屋の人々からの扱いなど、チャーリーが今まで気づかなかった部分に気づいてしまった時は、読んでいる私までも苦しくて、先を読むのを少し躊躇してしまった。 チャーリーはなぜ賢くなりたかったのか。根底にあるのは、普通になって、母親に愛されたいがあったように思えた。それ自体は、天才でも白痴でも普通の人でも、当たり前に持っている欲望だ。 だが不幸にも、実験が成功しすぎたのか、彼は結局普通にはなれなかった。そのため、彼に純粋な愛情を注ぐ相手がおらず、そこにもチャーリーの孤独を感じた。アリスからチャーリーへの情は、持たざる者への憐れみが過分に含まれているので、純粋な愛とは違うのではないかと思った。
0投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログ名作だとは知っていながらも、どんな話か、どんな小説かは知らなくて手に取ってみた。 主人公の日記を読んでいくスタイルで、最初はどうしても読みにくくて…しばらく時間を置いてからもう一度読み始めた。 チャーリーの知能が変わっていくのを文面から読み取れて、こういう感じね!とわかってから、先が気になって一気に読み進めた。 生きていく上で知能も大切だけど、純粋な気持ちとか素直さとか笑顔とか、失ってはいけないものってたくさんあるなと気がつかされた。大人になる程知能がつく分、人の嫌な部分もたくさん見えてきてしまうから、失いやすい。 もう一度最初から読みたい!
3投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログ読むたびに問いを投げかけてくる作品で、定期的に読み直している。 知能が急激に向上していく主人公の内面は、最初は無邪気な希望に満ちているが、次第に周囲との関係や自分自身の変化に苦しんでいく。その過程が日記形式で描かれ、喜びも孤独も、悲しみも辛さも嬉しさも、すぐそばにいるように感じられ、感情移入せずにはいられなかった。 印象的なのは、知性が高まるほど人の残酷さをより深く理解してしまう点。 賢くなることが必ずしも幸福につながるわけではないという事実は、読むたびに胸に重くのしかかる。 また、アルジャーノンの存在は主人公の運命を映し出す鏡のようで、チャーリー自身がいずれ直面する現実をより残酷に、そして鮮明に浮かび上がらせているように感じてしまった。 年齢や経験を重ねるほど、共感する場面も、一つ一つのセリフを読んだ時の感情も変わる。 だからこそ、何度もこの本を手に取り、そのたびに「幸せとは何か」「人にとって大切なものは何か」を考えさせられている。
2投稿日: 2025.12.21
