
総合評価
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powered by ブクログ1.2に引き続き、面白い!ライトノベルだけあって、とても読みやすいし、娯楽読書って感じ! p.117 ならば、花を飾る習慣をつけさせるのは、浄化を明るくする良い手立てしれませんな。食うや食わずの状態では、自らの住まいを飾る余裕など失せるもの。されど、多様な時こそ、気持ちを奮い立たせるものや行動が必要でありましょう?鉢ならば、石を削って、作れば良い。花は、山から株を抜いてきて、街で増やせば良い。金はかかりませんな。それに、美しい花を見て、気持ちが荒むのは、よほどのひねくれ者。そう多くはおりますないよ。 p.133 良い悪いの問題じゃない。そうやって、本当のことだからって建前で、怒りのままに、投げつけた言葉で、君は相手を傷つけて、自分も同じだけ傷つけている。奥方様を罵って、少しでも気持ち良くなったかい? p.260 私を好きにならずとも良い。義理の母などとも思わずとも良い。ただ、私を父上をお助けする仲間と思ってくれるならば、私はそなたと共にあろう。そなたの父上をお助けすると言う事は、姿 そなたを助けると言う事でもある。 p.294 とは言え、元の世のことも、決して忘れるな。思い出すことを、躊躇うな。勝手な言い分かも知れんが、たとえ思い出すことで寂しくなったとしても、それはおそらく、必要な寂しさなんだ。故郷を初めて長く離れ、ようやくお前の心持ちが少しわかるようになった…と思うのだ。ロデリック様の事、鷹たちの事、家族の事。思い出せば、里心がつくが、思い出さねば、己が根無し草になるような心持ちがする。お前もきっと同じだろ。元の夜は、いつかお前が帰る場所だ。折に触れて思い出し、しっかり心をつないでおけ。それで寂しくなったら、俺がいくらでも話を聞く。今夜のように、気晴らしの手立ても考えよう。それは、師匠の仕事だ。
0投稿日: 2023.02.13
powered by ブクログ「思いがけない災難」 縁談の話は有り難いこと。 言い訳に理不尽な理由を付けて語る者など願い下げだろうが、そう簡単に断れたら楽だろうにな。 何かしら案を考えるにしても、相手になる者の情報がなければ無理がないか。 「運命の客人」 助けを求めてやってきた。 駆け引きをする余裕がないのだろうが、ここまで素直に全てを語ってくれる方が信用出来るだろ。 皆を説得するには少し難ありだろうが、下手な案を考えるより良いだろうな。 「故郷を遠く離れて」 新たな土地に来たものは。 今までは何一つ奪うもののない場所であったが、共に持ち込まれた存在を忘れてはいけないだろ。 襲いずらい場所にらあるが、攻略法さえ見つけることが出来れば簡単かもな。 「誰かのために」 タイミングが悪く開いた。 必死に抵抗した様子が分かるが、傷もなく無事であろう者は襲われて直ぐ気を失ったのだろうか。 どちらが重要か決めきれないが、乗りかかった船を降りるには微妙だろうな。 「父と娘と」 甘い言葉に誘われた挙句。 今まで悪意のある者と出会ったことすらないからこそ、相手の言葉を鵜呑みしてしまったのだろ。 これを逃せば帰れないかもしれないが、現代に生きるよりも楽しいのかもな。 「思えば遠くへ……。」 一息つきながら語ること。 戻ることが出来ても背を引かれる想いがある限り、元の世界へ帰るのは先送りにすべきだろうな。 完全再現は難しいだろうが、似たような物を作ることは出来るかもしれない。
0投稿日: 2022.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
王の弟にして姫である(姫王子という)ヴィクトリア 大国のアングレの王から輿入れの申し出があったが その先には幸せがない・・・困っていた処に妙な王が 飛び込んできた 過去の異国にタイムリープしたアスマだったが戻れる 道が開いた・・・なのにアスマの選択は!( `ー´)ノ
0投稿日: 2021.12.18
powered by ブクログ最後の晩ごはん同様、人間関係が妙にベタ甘なのが少し気になるけど。一見頼りなさそうな主人公が意外と活躍しちゃうお話は好きなので、このシリーズも気に入ってます。アスマくんの医学部知識がもっといかされるといいなぁ
0投稿日: 2021.05.22
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姫王子ヴィクトリアに、隣国から23番目の妃にと申し出が持ち上がる。 その王様が好色爺さんで、かといって無碍にもできず、どうしたものかというところに、貧乏な国の王様が単身乗り込んできて、そこからとんとん拍子に輿入れ。 行った先では早速問題が発生。そんな中、遊馬はまさかの元の世界に戻れる状態となったりと盛りだくさんの話。 戻るときに時間がなかったとはいえ、色々持ってこれたらよかったのになぁと。ちょっと残念ですね。まぁ向こうでは使えないものばかりですが。 逆にみんながこっちにこれたらそれはそれで楽しそうだけど、ジャヴィードさんが死んじゃうかな。 問題がなかなか重くて、キャスリーンはほんとこれから胸中複雑ですね。仕方ないとはいえ重い・・。 しばらくはポートギース編が続くのでしょうか。次回も楽しみです。
0投稿日: 2020.01.19
powered by ブクログ眼鏡の帰還とあったので、シリーズ終了?と思ったらマーキス島に戻ってきて、嬉しかった。フランシスの結婚も姫王子だし再婚だしドキドキだったけれど、国を守るための良き相棒というのが何とも素敵!
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ姫王子の輿入れに随行し小国へと来た遊馬とクリストファーが遭遇した再婚に反発する姫の誘拐と唐突な帰還のチャンス。元の時間に戻れるとはいえ元の世界の人間を気に掛けない淡泊な遊馬や、相棒としてとはいえ姫王子の結婚が何だか不思議。遊馬の穏やかな気性がとても心地好い。殺人のある展開にもハラハラし引き込まれた。
0投稿日: 2018.10.10
powered by ブクログロデリックとヴィクトリアは相棒として良い感じにやってきけそうなのだけど、娘のキャスリーンは反発して…。 何というかタイトルの「眼鏡の帰還と姫王子の結婚」が今回のあらすじ。
0投稿日: 2018.09.01
powered by ブクログ前回の戴冠式のせいで、結婚を申し込まれた姫王子。 受けられない申し込みにどうすべきか、と考えていれば 解決策がやってきた。 今回はいつもの国から、別の国へ。 丁度条件にがっちする物件(?)があって良かったですが ついた先には、これぞ小姑! なお姫様。 子供ではない、といいますが、ものすごく子供です。 取るに足らない国、と言われているのが納得状態。 そこらの子供と変わらないから、こその 今回の事件ですがw 寂しいわけでも、還りたくないわけでもないけれど どうすべきか悩んでしまう瞬間。 どちらを取るべきか、後悔をしないのか。 悔いのない人生、は難しいです。
0投稿日: 2017.02.01帰還で帰還・・・
姫王子・・・いよいよ嫁ぐことになり・・・という話ですね。どうなることかと思ったけれど、うまく落ち着いたようで。ただ、これから遊馬も新しい土地で頑張っていくことになりそうで、話はまだまだ続きそうです。 新しい登場人物も登場したので、これからの展開が楽しみです。
0投稿日: 2016.11.25
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サブタイトルにこの話のすべてが凝縮されているけれども・・・(笑)。 まさか、シリーズ完結なのかしら・・・。あかん。まだまだやってほしい。やってほしいけど、終わるんかな。 各章のタイトルのつけ方の絶妙さは著者ならではやけど、最終章をどうとればいいんやろう・・・。 大丈夫よね、これ、全体エピローグじゃないよね。 「最後の晩ごはん」でも、1冊の終わりは 「もしかしてこれでシリーズ完結?」 と、何度も思わされてきてるけれど、続いてくれてはるので、こちらも大丈夫やと信じたい! よろしくお願いします。 最近、某出版社の異世界トリップものばかり読んでいるせいか、異世界トリップ耐性がみょうについている(私に耐性がついても・・・)。 元々、大好物ですけれども!! ファンタジー好きなので、異世界トリップも大好物ですけれども、改めて著者の異世界トリップものが読めるという贅沢感を噛みしめたところなので、もうしばらく続いてほしいな。 頭は回るのかもしれへんけどややひくつな長兄と、頭脳明晰だけでなく行動力もついてそうな次兄もいいけれど、やっぱりヴィクトリアが好き。 今回はその彼の婚約話で、マーキス王国以外の国家の事情もチラチラ見えて、なお面白かった。 だよね、マーキス王国はひとまず安泰になったもんね。次は諸外国との関わりを見せてほしい。 賢い王族を見ているとスカッとするけど、バカな王族を見てると失笑したくなる・・・。(根性が曲がってますかね) ポートギースでは遊馬とクリスは同じ部屋に寝泊まりするらしく、今後この二人の距離感もつまればいいよ。 ちゅうか今まで違う部屋やったんや(そういう意味ではなく)。 クリスはわりとつつましい生活を送ってるイメージやったので、部屋数の都合上、同じ部屋で寝てると思ってたよ! 著者のこの 「ハッキリと明言はせえへんけどどう箸を伸ばしてもBL風味」 な、作風は大好きなんですけれども(笑)、大概プライベートは別というか、踏み込まない距離感だよね。 著者ご自身が、こういうふうにパーソナルスペースを大事にしてはる方なのかな、と、思わずにいられない。 いいよいいよ、大事だよそういう距離感!! 一度は自分の世界に帰れたのに、またクリスのいるマーキス国へ戻ってきた遊馬は、 「自分がどこまでやれるか試したくて戻ってきた」 らしい。 誰かのために、ではなくて、自分自身のために、と、堂々と言えるのも、いいと思うわ。 べたべたしてなくて。 ■■■■ ■切歯扼腕 せっしやくわん [名](スル)《「史記」張儀伝にある言葉から》怒り・くやしさ・無念さなどの気持ちから、歯ぎしりをし腕を強く握り締めること。「出し抜かれたと知り―する」 (2016.09.29)
0投稿日: 2016.11.09
powered by ブクログ世間知らずのお姫様が背負うものはとてつもないものだよね、さらっと流されたけど。いろんな意味で残酷だー と思いつつも、正直そんなことはどうでもよくて、離れてしまったアスマ達とロデリック達。 不器用ながらも距離を縮めるロデリックとフランシスがいいなぁ、と。このためにアスマ達を別の国にやったのでは?と思えるくらいいいシーンでした。 次も出るようで 2016.10.3
0投稿日: 2016.10.03
powered by ブクログ今回は姫王子ヴィクトリアの輿入れ話。遊馬の法医学生としての知識はあまり出番がなかったが、肩の凝らない物語として楽しめる。
0投稿日: 2016.10.01
powered by ブクログ2でだいぶ状況が分かってきたかと思ったら、また舞台移すのか、慌ただしいなぁという感じ。 このシリーズの目指したい方向性がいまいち見えないのが残念。
0投稿日: 2016.08.13
powered by ブクログ帯に書いてあるとおり、遊馬が現代に戻ります。けどすぐ戻ってきてしまうのはなんとなく予感していました。 大国アングレの好事家国王からヴィクトリアに結婚の申し込みがあり、マーキスとアングレがメインの話しかと思えば第三国がメインでした。 まさかの第三国に嫁入り。 相棒と都合の良いことを言っているけど、政略結婚だし、遊馬が現代からマーキスに戻ってくるのも掘り下げが浅いせいで大した理由じゃないのになんで? と疑問は最後まで離れなかった。ラノベだからではないですよね。ページ数の制限でもあったのか、もっと掘り下げて欲しかった。 なにより遠方にヴィクトリアだけでなく、クリストファーと遊馬、マージョリーまで同行しているということは、当面マーキスが舞台にならないということですよね。 ロデリックとフランシスの二人はチョロッとした登場が続くのは残念。三兄弟とクリストファー、遊馬の五人が顔を付き合わせて話している光景が好きだったので余計に。
0投稿日: 2016.05.27
