
総合評価
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powered by ブクログ戦国時代、土佐24万石を手に入れた山内一豊と、その妻・千代を主人公とした物語。 律義さだけが取り柄の一豊を、千代が上手く導きながら徐々に出世させていくところがとても面白かった。 土佐の領主となり身分が上がったことで、少しずつ変わっていく一豊と、その変化に戸惑う千代の姿には複雑な気持ちになった。 身分が変わっても初心を忘れてはいけないのだと強く感じた。
17投稿日: 2025.11.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
関ヶ原の合戦を前に徳川家康に城や領地を差し出す伊右衛門。関ヶ原の合戦では前線へ投入されず、勝ち負けすら分からないほど遠くにあって銃声と馬蹄の轟を聞いているだけだったにも関わらず、恩賞は土佐一国二十四万石。しかしそこには長宗我部の旧臣たちの激しい抵抗が…。 関ヶ原までは伊右衛門も千代も可愛らしい感じで良かったが、土佐を手にした伊右衛門の変わり方が…。
0投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
胸が締め付けられる結末 種崎事件のあとの千代と一豊の話は、仲直りの様子が見えず、そこであとがきに入る。 千代の気持ちを考えると切なさや悲しさが襲ってくる。 途中までの功名を立ててるときは明るく楽しい話だったが、巧妙を立てて、一国一城の主となった四巻は千代と一豊の心が離れていく、いや、根底では繋がってるが、意見が分かれていく、そういう話になって、心苦しかった。 それでも、千代は一豊を、一豊は千代を、愛し続けていた、それは変わらなかったと思う。 長編と言いつつも、新聞の連載だったからこその、尻切れトンボのような語り口が、かえって、余韻を残す作品。 時代が経っても風化しない、いつでも読みたい本の一つであることに間違いはない。
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ実直で自惚れることのない、伊右衛門の姿は人生の指針になると感じていた。関ヶ原の合戦前の小山軍議において、伊右衛門が自分の人生を振り返る場面がある。 「よく生きてきたものだ。運が良かった。ワシには知恵がないが、千代達の助けを借り、場数を踏む中で動じない心を作り上げた。」と、 かくありたいと思った。 一方で、土佐入国後の種崎浜事件に失望し、読むのをやめようかとも思った。反乱分子となりえる領民のリーダー格を相撲大会と偽り集め、楽しみに集まった70余名を全員虐殺したのだ。 失望の一方で、凡夫たる人間の両側面を見た気がする。
7投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログそして、最終巻。 終わってしまった。 一豊と千代との楽しい旅が。 歴史は苦手だが、歴史小説は好きだ。 命を賭して生き抜く様に熱くなる。 文句なしの面白さ。 司馬遼太郎、凄い。
0投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ人の人生とは不思議なものだなぁという印象が大きく受けた。 一豊は一貫して真面目でコツコツと積み上げていく、千代は独自の感性と時代の流れを汲み取る力でお互いに支えて登ってきた。そこには運も絡んだであろうことは明白であるが。 最後はどちらの考え方にも正解はなかったというと語弊があるが、どちらのやり方も間違ってはいなかったのではないか。しかし最善手ではなかったように思える。一豊も千代も年齢を重ねており、様々な思考の散りつもり、若々しく話を重ねていくというのが難しかったのではないか。 あそこでお互いの折衷案のような形を出せれば良かったのかなぁ。流れは変わったのか、変わらなかったのかは知らないが。 何事においても、自分を信じ、相手に耳を傾けて、自分を疑ってみる。この工程が大切なのではないか。
10投稿日: 2024.02.15
powered by ブクログとても興味深く読んだ。 山内一豊が土佐の地を家康から拝領した理由、高知という名付けの意味、高知に入ってからの一豊と千代のすれ違い。 幕末、薩摩、長州と並んで勤王の志士をたくさん生んだ土佐だか、その背景は前者の二つとは違うような気がした。司馬氏の見解を聞いてみたいと思った。
0投稿日: 2023.10.21
powered by ブクログ全体を通して読みやすい物語だった。 千代の先見の明もしかり、織田、豊臣、徳川と次々と変わる時代の流れを読み、人の心を読む力が凄い。それに山内一豊の律儀さ謙虚さが合わさり、2人なら夫婦仲良い掛け合いが面白い。2人が死ぬまでの話はかなりすっ飛ばしてる感あり、物語はあっさり終わる。見所は豊臣から徳川へ仕え、全く縁もゆかりも無い土佐の藩主に命じられるまでの道のりを追う所だと思った。
0投稿日: 2023.09.23
powered by ブクログ全4巻の物語の完結巻。山内一豊のことはよく知らなかったが、彼が千代のサポートのもと、見事土佐の大名に任ぜられるところまでは、痛快な話だった。しかし、土佐土着の武士、一領具足たちの反乱が治らなかったため、その指導者たちを騙し討ちのようにして虐殺する場面は悲しかった。 最後に、長い「おわりに」がある。一豊と千代の別れの場面は、自分のなかでは司馬遼太郎の作品中、一二を争うぐらい感動の場面だ。
0投稿日: 2022.11.23
powered by ブクログ土佐を得てからのすれ違いが凄まじい。 二人三脚でどうこうなるレベルを超えて出世してしまうと、自らの支えがなんだったのか分からなくなるほど眼が曇るのかと思うと、なんとも虚しく感じてしまう。 関ヶ原までは秀逸そのものだったと思う。
0投稿日: 2022.09.13
powered by ブクログ歴史長編小説。 四巻やっと読めました。 律儀だけが利点の旦那(この言い回しは何度も出てくるが、作者が結構歴史人物をディスっていて最初驚いた) を一国の主へと上手に導いていく千代の賢さが面白かった。 これは、会社の上司に対しても使えるかも、などと勉強になりました。 これから先どうなっやって出世していくのだろう、とワクワクしながら読んだ一巻が1番面白かった。 以前NHK大河ドラマにもなったそうですが見たかったなぁ。
1投稿日: 2022.08.13
powered by ブクログ才女千代と律義者の夫一豊が戦国時代を出世していく話。 一豊が土佐国の領主となった途端に、千代の手が夫に届きにくくなってしまい、最後は一抹の哀しさを感じた。(HPの日記より) ※2005.12.16購入 2005.12.25読了 売却済み
0投稿日: 2021.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
完結編。 しかし、この夫婦、最後は幸せだったのだろうか。 分不相応にも二十四万石の大名となり、しかも長曾我部の旧臣たちは山内一豊を認めようしない。 ヒステリックなくらい力で弾圧しようとする一豊と、懐柔策を提言する千代。 ふたりの思いは最後まですれ違う。 千代は後悔した。 身に余る褒賞を受け、上手く抵抗を抑える術を持たない夫を見て、鼻白む。 自分の提言を聞く耳すら持たなくなった夫を見て、こんなはずでは…と思う。 この二人には、どうも夫婦の間にある機微が欠けているような気がした。 千代が夫を操作する姿は、過保護な教育ママが息子を操っているように見える。 微塵も尊敬とかないよね。 築城に関しても、本職を差し置いて意見を言うのだけど、直接言うのではなく、伊右衛門の弟に入れ知恵をする小賢しさ。 「女の身で築城のことにまで口を出すなどとはいかがわしうございますから、康豊殿のお考えとして殿に申しあげなさい」だってさ。 しかし折々に顔をのぞかせる司馬遼太郎らしい目線。 「いつの時代、いつの場合でも、人間の十中八九は定見もなく風次第で動く、というのが正直なところ、浮世の姿でござるよ」 「人々の暮らしに希望をもたせる、というのが国主の政治のかなめどころではありませぬか」 何百年たっても、人の世とは変わらぬものよの。
1投稿日: 2021.04.27
powered by ブクログ真面目さだけが取り柄のパッとしない一豊が、妻の才女・千代に導かれながら戦国時代を生き抜き、土佐藩主に成り上がるまでの物語。 男の自分としては、不器用にもひたむきに立身を目指す一豊の生きさまに共感。 一方で、千代の眩しいほどの才覚に、時に感動しつつ時にイラッとするのも自分が男だからか。
0投稿日: 2021.01.03
powered by ブクログ功名の形は人それぞれ。 現代でも通じる生き方。 必死にがむしゃらに武功だけを求めていくだけじゃ、限界も見えるし、先が閉ざされることもある。 細く?長く生きた成功例。ただ、成功してもまたその先は沼。
0投稿日: 2020.11.03
powered by ブクログ律儀だけが取り柄の暗愚な国主。 本書を読んで、それ以外のイメージが湧かない。 堂々たる、千代の手綱さばきだけがクローズアップされる。 司馬遼太郎には珍しく、女性が主人公。 繊細にして、大胆な千代の性格を見事に描ききっている。
0投稿日: 2020.10.04
powered by ブクログ山内一豊と千代の一代記。 山内一豊(伊右衛門)は千代の作品である という軸に貫かれた作品。司馬遼太郎が描く主人公に共通する快活さや明晰や、人間的魅力は伊右衛門ではなくどちらかというと千代にそれが見いだされている。 出世や功名、その前提としての主人との関係というものを当時の武士、武将がどのように捉えていたか(江戸時代以降のいわゆる忠義や礼節重視のあり方ではない)ということを繰り返し描いてくれるのですが、こういう当日の「普通の感覚」的なものは、時代をつくった英雄による物語では描きにくいし、想像しにくいわけです。伊右衛門という一人の特別の才のない武士の目線で語られるからこそ、家を興すことに対する強力な執念や、戦場に赴く怖さや、一つ一つの判断の難しさが分かる。 また、この作品の価値は、『新史太閤記』では描かれなかった秀吉の晩年を描いたことにもあるように思う。(『関ヶ原』にも描かれているのかもしれませんがまだ読んでない)司馬遼太郎に「日本人の傑作」とまで言わしめた秀吉も、その晩節は非常に醜く、後世にもさまざまな禍根を残すものでしたが、その変容を「家を興す、残す」という戦国的発想から描き、かつ土佐入国後の伊右衛門とも重ねながら描いたのはなるほど、とうならせるものだった。 伊右衛門の土佐での国造りの影響がその後幕末に至るまでどのような影響を残したのか、それこそ圧倒的な竜馬びいきの司馬遼太郎がどのように結末を描くのかとドキドキしながら読み進めたがある意味拍子抜けするほど淡白な描き方でなるほど司馬遼太郎らしい、と感じる作品でした。
2投稿日: 2020.08.04
powered by ブクログ信長、秀吉、家康に仕え、土佐藩主に上り詰めた山内一豊とその妻 千代の物語。(小説では)ボンクラな一豊を千代が励まし、煽て、苦言しながらもワンチームで生きていく姿が、なんとも微笑ましい。 一豊のボンクラっぷりが、自分を見ているようで、なんだか親近感だわ。
0投稿日: 2020.02.07
powered by ブクログ掛川城主6万石になった山内一豊(伊右衛門)は徳川方への忠誠を尽くし、関が原の合戦を経て、土佐二十四万石の領主になる。奥方・千代は大坂の屋敷に篭って関が原の合戦まで主人の帰りを待っていた。その後、土佐に住むことになるが、土佐の領主になった主人の変貌と領民への誹謗な行ないに千代の心は塞いでいく。シリーズ完結編。
0投稿日: 2019.07.20
powered by ブクログ大河ドラマにもなった大人気歴史小説の最終巻。この巻の本編では、関ヶ原の戦いから土佐での地位を築くまでが描かれ、その後「あとがき」として、主人公である山内夫妻の最晩年の様子が描写されている。本編のラストは後味のあまりよくないものであるが、これが本書をただの出世物語で終わらせない深みを与えていると思う。
0投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最終巻はとにかく怒涛の展開でぐいぐい引き込まれて読了。 家康が天下をとり、一豊と千代の最期まで。 ここまで読んで、一豊と千代のほのぼのとしたやり取りにほっこりしていただけに、後半一豊が土佐の国主になるあたりからなんだかもう読むのがつらくなる。 確かに、身分不相応な地位を得ると人はおろかになるのかもしれない。 でも、一豊には最後まで千代に相談してほしかった。 二人三脚でここまで来たのに……と思ってしまうほど、最期が切ない。 ただ、種崎事件の後、「あとがき」としてその後の二人が描かれているけれども、そこでは二人は仲睦まじくしていたようなので、この事件は二人の間にそこまでのことではなかったのかな? と思ったり。 いや、もしかしたら千代はあの事件ですべてをあきらめたのかもしれないけど……うーん。 ただ一つだけわかったのは、歴史小説意外と面白いってことで(笑) 次は何を詠もうかな♪
2投稿日: 2017.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ネタバレ 1976年刊行。関ヶ原の勝利でも寂寥感しか残らなかった一豊。が、土佐24万石の国守となった時から心の転落は始まっていたのだ。長曾我部盛親への冷淡。一領具足への弾圧。律義者・忠義者とは到底言えない最晩年が待っていた。それを見つめる千代の目線も暗い。そしてあまりに呆気ない最期。この巻があったがゆえに、本作が唯の夫婦純愛作品に留まらないものにしている。実のところ3巻くらいで読むのを止めたくなったのだが、4巻を読み通してみて、結果としては最後まで読んでよかったかな、というのが正直なところ。
0投稿日: 2017.01.21
powered by ブクログ愚直で正直者の伊右衛門が軍議での功を讃えられ土佐一国を食む。運もあるがやはり千代の存在が大きい。残念ながら24万石はその器量には大きすぎたらしく、種崎浜の悲劇となる。史実は少し違うようだが、この逸話で物語全体の印象か大きく変わります。千代が察知して悲劇を未然に防いてくれると願いつつ、はらはらしながら読み進めました。その後何事も無かったように“あとがき”は進みますが、これを境に一豊と千代の確執が深まったことでしょうね。 今回も戦国武将の逸話が散りばめられ濃密て読み応えがありました。知的好奇心を存分に満たしてくれる作者の作品を貪り読みたくなる衝動に駆られます。
0投稿日: 2016.10.16
powered by ブクログ自分だったら、たまたま、コネのおかげで、出世できたとしても、あんまりうれしくない。冷静に分析しすぎて、引け目を感じてしまうだろう。 分析すらせず、ただ素直に地位を受け入れる伊右衛門は参考にならないが、 分析したうえで、自分のこれからのために、手に入れたものを最大限活かす。そういう開き直りができたら、いいんだろうな。 ある意味千代も、伊右衛門に依存しているのか。 伊右衛門が土佐を拝領したときに、現地の人を採用していたら、明治維新でも何か変化があっただろう。土佐内で上士と郷士の間の軋轢なんてのもなかっただろうし。武市が処刑されることもなく、もしかしたら、長州・薩摩と肩を並べる維新推進藩になっていたかも。竜馬も、脱藩せず、土佐の中で・・・縮こまったままだったかも。
0投稿日: 2016.04.17
powered by ブクログもう、何年前になるだろうか?歴史系小説が好きになったきっかけの本。最近、歴史年表が気になっていて本書も再読してみる。再読してもやはり面白く、特に後半はグググッっと引き付けられる。 織田、秀吉、家康に使えてきた山内豊一の話。機転の利く妻の協力もあり、最後は四国の大名にまでなる。 織田、秀吉、家康と歴史の流れもわかるので、日本史初心者にも良い書物なのではないだろうか。 【感心】 「関ヶ原の勝利の一因は、山内対馬守夫人と細川越中守夫人に多くを負っている」 現代にも通じるところがあるな 議場が合戦、決まれば実行するだけ 男が自分の技能に自信を持ったときの美しさと言うのは格別なものだが、自分の位階に自信を持った場合は、鼻持ちならなくなる。 豊一と言う男が現在の高知市を作ったわけだが、それはまったく土地を造成したと言えるほどの土木工事であった。
0投稿日: 2015.05.04
powered by ブクログ解説は成る程と思った。確かにあはれではなく、をかしという感じかもしれない。 人間なんてそんなものと言われればそうなのだが、千代も一豊も思考や性格が安定していないように感じた。感情に関する描写があまりないので、何を考えてその言動なのか、よくわからない時があった。 にしても、時代物っておもしろい。地名と照らしあわせて考えると、未だに昔からの流れが続いているのだと感じられる。
0投稿日: 2015.03.06
powered by ブクログ四巻は、関ヶ原の前哨となる奥州、上杉討伐のころから描かれる。 史書によると関ヶ原では山之内一豊は、さしたる槍働きがないとされるのにもかかわらず、土佐一国を与えられている。このくだりは、本巻のハイライトとも言えるものであろう。読者は、凡庸の中の非凡を山之内一豊の中に感じ、近親感を持って一巻から読み進めてきたと思う。千代の操縦にも上手く嵌り、誠に良く出来た山之内夫婦に理想を重ねていたかもしれない。しかし、司馬遼太郎は、そのような偶像視がいかにも人間の本質を捉えてないことを諭す。人間の器と地位との関係のバランスが崩れるといろいろ難しいということを最終巻では語っている。いろいろ考えさせられる一冊である。
0投稿日: 2015.01.07
powered by ブクログそれでも英雄に憧れる。だから全体の評価は3かな。織田、豊臣、徳川その三代にわたり生き延び、幕末までその家を残した山内家。家祖山内一豊とその妻。司馬作品では珍しい女性の主人公千代(実名はまつ)。 長宗我部作品も好きなので複雑。司馬作品では、戦国期の俯瞰図として良い。豊臣の功臣たちが徳川支持に変遷する、私には理解しずらかった部分の司馬さんの解釈は本作に最も詳しい。 藩翰譜、鳩巣小説、常山紀談にその引用があり、戦前の教科書には頻繁に紹介されていたとする名馬購入の話。面白い。知らない人が多いでしょう。(NHKの大河ドラマでやや復活)今やそれを貞淑良妻のモデルと捉えられない人が大半では無いでしょうか。 永井路子さんの解説で、司馬さん作品への解釈が拡がった。紫式部の「あはれ」と清少納言の「をかし」の対比説明。司馬作品の決定的な新しさと面白さは「をかし」にあると。徹底した客体視、中立の独立した視点。冷徹な観察。「をかし」の説明になるだろうか。それでありながら小説であって、その独立した視点には強烈な好き嫌いがある。 本作最終章。夏草の賦とともに、龍馬がゆくを読む前に読めるといいですね。
0投稿日: 2014.06.18
powered by ブクログ山内一豊の4巻目。一豊が土佐に入り、国守となるまでだったが、国主となって千代と政策を練るのかと思っていたのだが、どうも守りに入ったような気がした。一豊を応援していただけに、残念な結末。しかし立場が付けば一豊のように守りの面も出てくるものなのか。物事様々な視点で考えないといけないと痛感した作品だった。
0投稿日: 2014.03.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
関ケ原決戦―徳川方についた伊右衛門は、この華々しい戦でも前線へ投入されたわけではない。勝ち負けさえわからぬほど遠くにあって銃声と馬蹄の轟きを聞いていた。しかし、戦後の行賞ではなんと土佐二十四万石が…。そこには長曽我部の旧臣たちの烈しい抵抗が燃えさかっていた。戦国痛快物語完結篇。
0投稿日: 2013.11.16
powered by ブクログ関ヶ原で勝ち、土佐一国を拝領した時までは夫婦二人三脚で階段を一段一段駆け上がってきた努力が報われて良かったと読んでいて嬉しくなった。 しかし、土佐入国後に一豊のあまりの変わりようにガッカリさせられた。国主になったプレッシャーがあったのかな。最後は読んでいて寂しくなった。 土佐独自の身分制度が出来上がっていく背景や流れを理解することができた。 一豊の一生を見ていて、人間は律義さ、実直さ、謙虚さ、懐の深さ、そして夫婦の絆はとても大事だなと思いました。
0投稿日: 2013.09.07
powered by ブクログあっという間に全巻読破。今まで数多く司馬遼太郎作品を読んで来たが、この作品ほどサクサクと読めた長編作品はなかった。ありていに言えば、面白くてためになる作品である。主人公を一土豪から一国一城の主へと出世を遂げた夫とその賢妻という視点も面白いし、信長、秀吉、家康という三英傑と微妙に絡み合うさまも日本史ファンを充分に楽しませてくれる。 さて、ラストとなった本巻においても興味深かったセンテンスが幾つかあったので引用してみたい。 ・「合戦の前に疲れるのは愚ぞ。風邪をひくな、腹を冷やすな」と言った。疲れれば士気が落ちる。士気が落ちれば悲観的な噂を信じるようになる。それを防ぐには身体を雨で濡らさぬことが第一だということを、この歴戦の男はよく知っていた。 →珍しく伊右衛門(一豊)の言。身体の疲れが士気に影響することをこの未来の殿様は経験上学んでいたのである。 ・「人はその性格によって最良の行き方をとるべきだ。福島殿はあれでよし。しかし、わしが己の気象にもないことをして宙に浮いたるがごとき言動はとりたくない」 →これも伊右衛門の言。関ヶ原の戦いに際して、攻撃方法の作戦を立てていた時のもの。いやいや、巻が進むにあたって伊右衛門も逞しくなってきたものだ。 ・風邪をひかぬようにするには、居眠りなどはせず常に気力を充実させていることだ。 →司馬遼太郎氏の論。なるほど、気が緩んだ時に風邪をひくことが多く、言い得ているのだろう。 ・「頂くときにはあっさり頂くものです。ご律儀も時によってよしあし、うじうじとご遠慮なさるとお人が小さく見えます」 →土佐一国拝領が決定した時に、千代が伊右衛門に諭した言葉。なるほど、豪快に受け取れということか。 ・千代は思った。男が自分の技能に自信を持った時の美しさというのは格別なものだが、自らの位階に自信を持った場合は鼻持ちならなくなる。 →なるほど。技能と位階(名誉など)とは男を光らせる種が異なるということか。出来れば技能に自信を持ちたいものである。 ・昔から千代は夫についての悪評を耳にしても伊右衛門にきかせたことがなかった。噂などという無責任なもののために夫が悲観したり激昂したりすることは、伊右衛門のために害あるのみで益は一つもない。 →実に千代は度量が大きいというか、思考が深い。 ・「まだ山坂がある、ということほど、人の世にめでたきことはございませぬ。気根をふるいたたせねばならぬ相手があってはじめて、人はいきいきと生きられるのですから」 →勿論、千代の伊右衛門に対する言。なんとポジティブな思考だろうか。
0投稿日: 2013.08.31
powered by ブクログ秀吉が亡くなった後~関ヶ原を経て土佐の国守となるまで。 一豊の最大の功名がみられる、が前巻までと比べて胸がスッとしない。 歳を取ると先が見えてしまい、諦めにも似た空気が一豊にもよねにも見られる。
0投稿日: 2013.07.09
powered by ブクログ初めて読んだ司馬遼太郎さんの作品、全4巻。律儀一筋の山内一豊と、彼を支えた賢妻・千代の二人三脚の人生を描いた歴史小説。信長・秀吉・家康の3武将に仕えて戦国時代を生き抜いたこの夫婦、すごいです。まず千代の利発さに感銘を受け、次第に、武将らしくなっていく律儀な一豊に好感を抱き、最後は謙虚さを失った一豊にガッカリすると同時に、そんな一豊を諭す千代にまた感銘。たくさん教訓が得られる本でした。
0投稿日: 2013.04.26
powered by ブクログ千代が一豊を大名の器ではない、と一刀両断。それでも愛すべき旦那様だったのでしょう。ラストはヘビーな話でしたが、全巻を通じては読みやすく、爽やかなお話でした。
0投稿日: 2013.01.03
powered by ブクログ山内一豊とその妻千代の話。 自身を愚鈍であると認める山内一豊を、その時代の支配者への印象を高めることにより、一国一城の主にしたてた千代の参謀っぷりがすごい。 ただし、土佐二十四万石の主の器かどうかは評価がわかれるところ。 土佐にはいるまでは、面白く読めるが、土佐以降は能力以上に出世した人間の悲しさを描写しているようで、今でいうピーターの法則そのものを表していると感じる。
0投稿日: 2012.11.27
powered by ブクログ小山軍議より山内一豊の死まで(あとがきも含め。) 土佐一国を賜った山内一豊。掛川から土佐へ移る経緯が面白い。 大名の転封はどのようなかたちで進んだのか、 ほかの大名はどのようだったのか、もっと知りたいと興味が湧いた。 山内一豊は、土佐の一領具足たちとうまく折り合いをつけられず、 不幸な結果になってしまっている。 『戦雲の夢』で登場した、桑名弥次兵衛がすこし登場する。 『夏草の賦』、『戦雲の夢』、『功名が辻』、と読んで、 いずれ『竜馬がゆく』を読むのがとても楽しみになっている。 解説が永井路子さん。 彼女も、山内一豊と千代を描いている作品がある。 読んでみようと思う。
1投稿日: 2012.10.30
powered by ブクログ初めは千代の賢しら加減が嫌味で、一豊サイドも戦ばかりでつまらずあまり楽しめなかった。 2巻あたりから、戦国スターものの作品で語られない、秀吉衰退期や、関ヶ原で家康側につく人の様子などが描かれているところに面白さを見出した。 最後はかなしい。「竜馬がゆく」の上士、郷士につづいていく。 かっこいい!好きだ!おもしろい!という想いで(書き手も?)読み手も進んでいくタイプの小説ではなかった。
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログ2012.8.19読了。 最後のさいご、角力の場面をどう描いたかによって、大きく変わっていたと思う。あーおもしろかった。
0投稿日: 2012.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
関ヶ原後、掛川4万石から土佐24万石に大出世。それも千代の機転を基にした一豊の小山評定での発言がキーだとか。千代様々。それでも一国の主の器ではないことが明らかになり、千代の落胆ぶりが描かれる。
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この快進撃(といっても“農民型”?の地味さはあったが)見てて気持ちよいなーと思いつつ読んでいたら4巻中盤まできて、あと少しでラスト! と意気込んで読み進めたら、何この衝撃的にヘコむオチ。 夢も叶ってるし死に別れだのそういう事は全くないのに、「こんなのってないよ」と危うく口に出しかけたわ。嘘だけど。でもショックでしばし呆然。 器を越える地位を得たり、技量でなく位階に自信をもってしまった人が非常にいただけない方向に暴走…種崎事件なんてものは今の日本ではないけれど、政治家とか会社とかにとてもよく居るタイプのように見える。 身の程を知ることの大事さや色々を考えさせられた本でした。今回は人に借りて読んだのだけど、この『功名が辻』は買って読み直す予定。 最近読んだ中で1番面白かった!
0投稿日: 2012.04.10
powered by ブクログ超下っ端の武士が家来のため、妻のため、死にものぐるいで出世街道をよじ登っていく。歴史的な良妻に乗せられたりしつつ。 成り上がり物語自体も面白いし、何事も妻の意見を聞いていた一豊が土佐の主となるや、急に傲慢になるあたりで、環境が人に与える影響の怖さみたいなものも感じられる、感慨深い作品
0投稿日: 2012.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これまで戦国時代のメインストリーム的な小説を読んでいたけど、これはサイドストーリー的な小説。それだけに天下を取った人物ではなく、それを地道に支えてきた家臣の立場で当時の人々の心情や生活ぶりが描かれていて、もし自分がこの時代に生まれていたら?と、想像してみたくなる。それにしても山内一豊の奥方の千代の器量は素晴らしく、凡庸であることを自認している一豊を、コーチング的に導き一国一城の主にまで押し上げてしまう軽快なストーリーは、面白い。戦国時代に飽きてきたけど、もう少しサイドストーリー的なものを読んでみようかな。
0投稿日: 2012.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
種崎浜の人殺しは本当に残念。 謙虚さを失ってはいかんのだと思いました。 自己啓発書もいいけど、この本もきっと役に立つと思います。
0投稿日: 2011.12.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
年末だし歴史ものでも読むか、ということで本屋に行き何となく手に取ってみた。読み始めて内容をなんとなく思いだしたが、今読むことができてよかったと思う。器を超えると人はおかしくなる、ってのが最終巻のテーマの一つだけれど、昨今の政治や経済会でのスキャンダルを見ると、やっぱり人の内面というのはいつの世でも変わらんのだなぁ、と改めて実感した次第であります…。
0投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
天下が統一されて、山内一豊は土佐24万石の国主となった。律義さと思いやりだけがとりえでここまで這いあがってきた一豊が国主になった途端、変心してしまう。 自分の目指したものになり、それになったときに人は何を考えなければならないか?そんなメッセージを感じました。
0投稿日: 2011.11.11
powered by ブクログとっても読みごたえがあって、一気に読み終わってしまいました! わたしも千代を目指して!?がんばります! (これのおかげで超一豊ファンになってしまい、大変です(笑))
0投稿日: 2011.11.03
powered by ブクログ最終巻。家康の世となり、一豊は一国一城の主に。夢を現実のものにし、本来なら盛り上がっていくところだけれど、どんどんテンション下がります。妻の千代が夫一豊の無能さを嘆き、やはり大名としての器がないことに悲しむ。 土佐という特殊な国で、一豊の政策が幕末にまでいたる上士と下士の制度を生むんです。そして、山内容堂や坂本竜馬が登場するんです。 なんというか、ホント器のない人にやらせてはいけないんですね。。。教訓になりますょ。
0投稿日: 2011.10.04
powered by ブクログ人には人それぞれの身の丈があり、それを無理に越えようとしてはいけない。あなたには、あなたなりのやり方があるはずだから。そのあたりを認識するかしないかで、選択肢とその結果は大きく異なる。
0投稿日: 2011.06.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伊右衛門は関ヶ原の戦いにおいて無難な働きで終わる。但し家康からは軍事功名より政治的働きを評価され土佐24万石を手に入れる。主君にも恵まれ伊右衛門と千代の夢が果たされめでたし、めでたし…で終わって欲しかった。ここまではおもしろかった。しかし、夫婦二人三脚の歩みは後味の悪い結末で幕を閉じる。伊右衛門は大国を得てから謙虚さを失い、悲しいことに旧長曾我部家の一両具足を平和的に押さえる器量がなく、幕末まで続く土佐藩の身分制度の引き金になった種崎事件という惨劇を招いてしまう。最後以外は美しい夫婦愛に溢れた物語だった。
0投稿日: 2011.04.29
powered by ブクログ誠実な男ってステキだな、と思いながら読み終えた全4巻。 明快な千代に親しみを覚えたけど、その一方、賢すぎる女って大変だなとも思う。
0投稿日: 2011.03.01
powered by ブクログラストは残念。千代から、世の中の先を読む力、相手の考えの先を読む力をもつことが大切なんだなあということを学んだ。何事も徹底的に調べて現状分析してから先を読み戦略を練る。現代でいうなら仮説力やロジカルシンキングにあたるのだろうか。 実力以上の地位が与えらると、人は身の保身に走って力で人を抑えようとしてしまうのかな。何にせよこの本で戦国時代に興味をもった。
0投稿日: 2010.11.08
powered by ブクログ女ってすごい。おんな。わたしはまだなれてないなぁ わたし自身はむしろ一豊とかぶってみえるよ。ほら愚直さとか。
0投稿日: 2010.10.12
powered by ブクログ千代はとても頭のいい人。世の儚さも愚かさもよく知っている。 何かに期待しすぎたり、物の二面性を忘れて偏った物のとらえ方をしたり、そんな事くだらないと教えてくれた。 誰に対しても誠実な夫婦。
0投稿日: 2010.06.20
powered by ブクログ関ヶ原の戦いを経て、ついに一豊も国主に。 興味深いのはその後。 人間、目標に向かってまい進しているときはいいけど 目標にたどりついたとき、どう振る舞うか? ということが、実はむずかしい。 そんなことを考えながら、本を閉じました。
0投稿日: 2010.06.10
powered by ブクログKodama's review 関ヶ原。戦功は皆無でしたが土佐24万石の国主となり…。 (06.1.26) お勧め度 ★★★☆☆
0投稿日: 2009.11.18
powered by ブクログ2009年09月18日読了。 全編の感想。 堅実な武将、山内伊右衛門一豊。そしてその妻にしてこの物語の主人公千代。 織田から豊臣、そして徳川まで続く戦国の時代を、夫婦二人三脚で駆け抜ける歴史小説。 こういう夫婦いいなあ。ラストでええええって言ってしまったけど。 戦闘にしろ何にしろ、この夫婦の主観メインだから読みやすかった。これはたまらん。
0投稿日: 2009.10.08
powered by ブクログ特別でない男が、土佐一国の主になるまでの話。 そうと思いきや、それをした男を支えた特別な女の話。 司馬 遼太郎のリズミカルな短文と、 教訓めいた最期。 すばらしい。
0投稿日: 2009.07.05
powered by ブクログNHK大河ドラマ原作。 豊臣秀吉の家来山内一豊の物語だが嫁の千代が主人公だと思う。 千代は理想の女性だと思う。
0投稿日: 2008.07.22
powered by ブクログ関が原のあとからが好き。大河ドラマのラストも良かったけど、こっちもしっくりくる。真剣に大河ドラマを見始めたきっかけの本。
0投稿日: 2008.03.03
powered by ブクログ最後の最後は、かなり後味悪いです。 うーん、自分の分をわきまえないと、やっていけないということなのかなぁ。 まあ、それでも、山内家は、繁栄していったわけだから、結果的にはオーライだったのかも。 久方ぶりの司馬遼太郎、おもしろかったです。
0投稿日: 2008.02.24
powered by ブクログ山内一豊はついに一国一城の主となります。槍一本で立身出世を重ねた彼は、常に妻、千代の助言を受け入れてきました。でも・・・彼の器に一国は大きすぎたのかもしれません。夫婦の夢が叶ったのに、何だか切ない気持ちになるのはなぜなんだろう・・・。読後は色々と考えさせられます。
0投稿日: 2007.10.23
powered by ブクログ山内一豊とその奥方千代が一国一城の主を目指し、ついには国持ち大名(土佐24万石)を得る話。主人公である千代の賢妻ぶりもさることながら、3代の武将(信長、秀吉、家康)に仕え、生き抜いた一豊の忠義一本道も凄いと思う。
0投稿日: 2007.09.23
powered by ブクログ一豊の挙動により、どちら側につくかを迷っていた諸大名の態度が、家康陣営に就くことで一致する。この貢献を家康が大と見、一豊は土佐24万石を得ることができ、千代との約束を果たすこととなる。しかし、もともと、大名の素質にかけている一豊は、武力によって土佐の残党を制圧し、土佐の民の信頼を失うこととなる。地位を得ると、自分自身を失うという典型が現れている。千代の助言はおおむね正しいと言うべきか。
0投稿日: 2007.08.27
powered by ブクログ一豊が一国を手に入れてから、人が少し変わったのが興味深かったところ。結局は一豊が亡くなり、千代が亡くなるところで終わっていた。 あの馬の話は信憑性が薄いということが意外。
0投稿日: 2007.08.26
powered by ブクログ伊右衛門はもはや残りの春秋の多くもない生涯であるが、この最後の世の変動を機会に一国のあるじになりおおせてみたいと思っていた。(おれは太守、千代は太守夫人)という、まるで子供っぽい夢ではあったが男の生涯など、思ってみればその子供っぽい夢がかれを駆けさせる原動力になっているのではあるまいか。(p.86) (ひととは強欲なものだ)と、千代はぼんやり考えた。一代できずいた身代は一代かぎりでほろぼせばよいのに、晩年になればいよいよそれを永世にのこそうという気持ちが強く動くようであった。特に大名家業というのはそうであった。家が滅べば、家臣は禄をうしなって路頭に迷う。この家業に関するかぎり家をつづかさねば、伊右衛門の創業は成功したといえないのである。(p.300)
0投稿日: 2007.07.10
powered by ブクログ大戦に勝利して、再開を果たした一豊、千代夫妻には土佐24万石という予想以上の恩賞が与えられます。 しかし、その結果肥大化した2人が作り上げた山内家は肥大化し、千代の手か離れたものとなってしまいす。 種崎浜の悲劇は悲しみが尾を引く最後ですが、千代の夢の終わりを感じさせる、この小説にふさわしい終わり方だったと思います。 それだけにあとがきがない方が、私はよかったと思います。
0投稿日: 2007.03.03
powered by ブクログなんか忙しくて今ごろ読了。読んでる期間は長かったけれど話はあっというまに過ぎていき、 いつのまにか家来が亡くなってたりしました(びっくりした)でもおもしろかった。千代可愛い
0投稿日: 2007.02.26
powered by ブクログ苦労を繰り返した末に勝ち取った土佐一国の地位。一豊と千代はついに山内家を小さな家から大きな家へ完成させました。
0投稿日: 2006.11.09
powered by ブクログ遂に一豊が土佐20万石を賜る。しかし、土佐の一領具足たちに手を焼く。 なぜ、一気に一国一城の主になれたのかはよくわかりました。この巻は一豊と千代、両方の良い面と悪い面が見れました。一豊が千代に相談もなく虐殺を行い、千代がショックを受けた場面は千代の思いが伝わってきました。夢が叶ったというのにラストはハッピーエンドではなく、この巻はどうもあまり好きにはなれませんでした。人間、能力に見合ったことをした方がいいのだなと思いました。また、理想と現実についても考えさせられました。
0投稿日: 2006.08.12
powered by ブクログ「こまるなあ」 伊右衛門は髪の上の千代の手をそっとむこうへやった。 「これでも天下の国主さまだぞ。千代のもとにかえれば、なにやら子供あつかいにされるのでいやだ」 (P.213)
0投稿日: 2006.06.28
powered by ブクログヒロイン千代のスマートな考えが、現代社会にも通じるものなので、 歴史物の小説にとどまらない、 自己啓発書の要素も含まれた作品です。
0投稿日: 2006.04.23
powered by ブクログ文体は簡潔であっという間に読めるけれど、話の裏にたくさんの資料からくる裏づけを感じさせられる。さすが司馬遼太郎氏
0投稿日: 2006.04.18
powered by ブクログ才覚のないことを判っていたのが一豊の良いところだったのに、目的が達成されるとそういう謙虚さが失われていったんですね。彼が犯した過ちのせいでかえって千代の偉大さが目立ったりして。。せっかくここまで来たのにちょっと最後がもったいなかった。自分を過剰評価したらいけませんー。 でもこの4巻全部すごいおもしろかった。オススメです。
0投稿日: 2006.03.18
powered by ブクログ土佐24万石の主になった山内家。 旧領主の臣下に手を焼き、 (現代から見れば)思わぬ失政を 行ってしまうことになりますが、 血なまぐさく、どろどろした部分はこの部分だけ。 現実には、苦悩や怨念が募るような 場面も多々あったのでしょうが、 あくまでさわやかな4巻です。 利発さを無邪気さで隠すだけの才覚があった千代。 鷹揚、一途、思い切りの良さ、人の話を良く聞く、 といった、 目立つ才覚や天下をとるだけの度量はなくとも、 大将の器であった一豊。 どちらが欠けても 山内家土佐24万石はならなかったのでしょう。 英雄譚も痛快ですが、 アンチ・ヒーローなこういう話も、 また希望がわきますね。
0投稿日: 2006.01.04
