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サムスン・クライシス 内部から見た武器と弱点
サムスン・クライシス 内部から見た武器と弱点
張相秀、片山修/文藝春秋
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総合評価

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  • なぜ日本企業はサムスンに負けたのか。答えは「人への投資」にあり

    張氏と片山氏の対話形式で書かれているので、読みやすく、わかりやすいです。 断っておくと、サムスンの悪口やスキャンダルの暴露本ではありません。 なぜ日本企業がサムスンに完敗したのか、「日本企業は失われた20年の間に人材投資をおろそかにした」という点から、徹底的に分析されています。 サムスンの強さの秘密、日本企業の問題点が、具体的な数字や制度などをあげながら詳述されており、日本企業の人事がグローバル企業のなかで遅れている事実を突き付けられます。 「サムスンの役員って、実際どれくらいもらってるの」「引き抜かれた技術者は、3年で捨てられるって本当?」など、下世話だけれど日本人が気になることを、片山氏がしっかり聞き、張氏が、具体的に正確な数字を含めて論理的に答えていて、納得、かつおもしろく読めます。 後継者問題についても、日本語で書かれているもののなかでは、もっとも詳しく触れられていると思います。 お金をかけて育てた社員が派遣先から帰国後に約2割もやめてしまう、とか、若者に我慢させるとすぐ会社を辞めたがる、とか、若手を飲みに誘っても嬉しそうじゃない、とか、成果が出ない部下は、いやだけど叱らなきゃいけない、、、など、人事に関して、サムスンも日本企業と同じような悩みを抱えていることがわかります。 サムスンだって、ソニーやパナソニックやシャープだって、「人」が動かしているのです。結局「人」をいかにマネジメントするかに尽きるんだな、という感想を持ちました。

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    投稿日: 2015.09.16
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    【大物OBが語る巨大企業の武器と弱点】一人勝ちを続けてきたサムスンが危機に直面している。これまでの躍進の秘密と、〝スマホ帝国〟失速の要因、深刻な後継者問題に迫る。

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    投稿日: 2015.02.06