
総合評価
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powered by ブクログパニック短編集とのことで^^; 筒井康隆先生のお話は、破茶滅茶でもあるのに、結構記憶に残るストーリーも多いんですよね 本作だと、「農協月に行く」とか忘れられなくなりそうで嫌だなぁ^^; でも、嫌いじゃないんですよね(笑)
1投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログ筒井先生のノリノリ時代の作品を集めた一冊。「パニック短編集」というより、「スラップスティック短編集」? 「アフリカの爆弾」を半世紀ぶりに読みました。いわゆる「差別用語」も頻出なので、今とのなっては新作として発表できないかもしれません。面倒なところもある世の中となりました。 「ヒノマル酒場」を筆頭に、「新宿祭」「農協月へ行く」あたりが好み。
0投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログ学生の頃に読んだ。 今の日本が景気良くなる方法はこれしかないんじゃないか?と思えてしまう、今もなお通じるブラックユーモアなストーリー。
0投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログ⚫︎あらすじ(本概要より転載) 小松左京『日本沈没』のパロディで、日本列島以外の文明を持った人類が住む陸地ほぼすべてが沈没してしまった世界を舞台に、唯一残った日本へ殺到する、世界の著名人の悲惨な境遇と世界で一番偉い人種となる日本人と三等市民である外国人の軋轢を描いた小説。第5回(1974年度)星雲賞短篇賞受賞作品(ちなみに長編賞は『日本沈没』)。 2011年、原因不明の天変地異でアメリカ大陸が1週間で海に沈む。大統領はじめ国外脱出しようとする人々で大混乱に。をの後、中国大陸、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸が沈没。田所博士は日本列島だけが無事だった理由を解明していた。避難民で人口の増えた日本社会はどうなるのか。食料問題、移民問題、独裁者によるテロ行為……。そして田所博士は日本も沈むと予言する。作品の完成度の高さに小松左京を嫉妬させた、世界が舞台の未曽有のパニック小説。2006年、映画化。 ⚫︎感想 日本沈没は重いテーマですが、こちらはとっても軽い短編です。人口密度めっちゃ高くなったり、ハリウッドスターが居酒屋にいたり、いろいろ笑えます。
1投稿日: 2023.11.08
powered by ブクログパニック短編集。 パニック短編集と言いつつ、どれもシニカルな視点が効いており、中でもヒノマル酒場が共感出来た。
0投稿日: 2023.10.22
powered by ブクログ《目次》 ・「日本以外全部沈没」 ・「あるいは酒でいっぱいの海」 ・「ヒノマル酒場」 ・「日本列島七曲り」 ・「新宿祭」 ・「農協月へ行く」 ・「人類の大不調和」 ・「アフリカの爆弾」 ・「黄金の家」 ・「ワイド仇討」
0投稿日: 2023.05.09
powered by ブクログ「筒井康隆」のパニック短篇集『日本以外全部沈没』を読みました。 1960年代から1970年代にかけて発表された作品の中からパニックモノの短篇やショートショート作品を再録した作品なので、むかーし、読んだことのある作品も含まれていましたが、ほとんど内容は忘れてしまっているので、新たな作品として楽しめました。 -----story------------- 地球規模の地殻変動で、日本を除くほとんどの陸地が海没してしまった。 各国の大物政治家はあの手この手で領土をねだり、邦画出演を狙うハリウッドスターは必死で日本語を学ぶ。 生き残りをかけた世界のセレブに媚びを売られ、すっかり舞い上がってしまった日本と日本人だが…。 痛烈なアイロニーが我々の国家観を吹き飛ばす笑撃の表題作(登場人物解説付)ほか、新発掘短篇「黄金の家」も収録。 ----------------------- 先日、「河崎実」監督が映像化した映画『日本以外全部沈没』を観ましたが、その原作も含め以下の十一篇が収録されています。 ■日本以外全部沈没 ■あるいは酒でいっぱいの海 ■ヒノマル酒場 ■パチンコ必勝原理 ■日本列島七曲り ■新宿祭 ■農協月へ行く ■人類の大不調和 ■アフリカの爆弾 ■黄金の家 ■ワイド仇討 パニックモノが集められていることもあり、なんじゃこりゃ!と思うような理解不能な作品も含まれていましたが、、、 「日本以外全部沈没」、「ヒノマル酒場」、「農協月へ行く」、「人類の大不調和」、「アフリカの爆弾」、「ワイド仇討」は面白かったですね。 ユーモア(相当黒いですけど… )な文章の中に、社会風刺やナショナリズムへの批判精神がこめられていて、面白いけど考えさせられる… って感じでしょうか。 発表された当時の社会情勢や世相を肌で感じていれば、もっと愉しく読めるのかもしれませんね。
1投稿日: 2022.04.04
powered by ブクログ個人的には、全体として退屈で合わなかった本なのだが、ヒノマル酒場、農協月に行く、のドタバタコメディ感は好き。
0投稿日: 2021.03.28
powered by ブクログ日本沈没を真正面からパロディーにしてあり、とてもユーモラス。もっと内容を深く掘り下げてあるのかと思ったけど、短編という事であっさり終わり、続きは各自の妄想で、というところですかね。
0投稿日: 2021.01.31
powered by ブクログシュールな世界とあっさりとした幕切れが特徴の短編集。地殻変動で住める場所が日本しか無くなった世界で、世界各国の首脳や有名人達が1つのバーで会話を繰り広げる『日本以外全部沈没』や、大阪の居酒屋にやってきた宇宙人と、テレビのドッキリ企画と勘違いする客達が作り出す狂気を描いた『ヒノマル酒場』など、それぞれの独特な世界が楽しめる1冊なのでおすすめ。
0投稿日: 2021.01.14
powered by ブクログ「残像に口紅を」で筒井先生熱が呼び戻されたのだけど、一気に読んでしまってすぐに冷めてしまうのももったいないので、ちょっと時間をあけてこの本を本棚から引っ張り出してきた。 どの小説もアイロニカルで痛快。1960~70年代の日本をシニカルにとらえているのだけど、当時から50年以上経ってもその皮肉が色褪せてないのがすごい。50年経った今なら、当時をふり返ってシニカルに書くことはたやすいだろうけど、筒井先生は当時同時進行でそれをやってのけてるのがすごい。 そして、50年経った今の日本に対しても、これらの小説にこめられた皮肉がそのまま適用できてしまうかもと感じられ、とっても反省させられたりもした。
0投稿日: 2020.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日本以外全部沈没 日本人がかなり傲慢になっていた。たしかに日本人が態度がでかくなるのはわかるが、あまりにも酷かった。実際に世界で日本が優位に立ったらこのようになむてしまうのかと思った。 あるいは酒でいっぱいの海 とても愉快な短編だった。最後の酒を呑んで体の水分が全て酒になったところは、確かに!!って思って、笑ってしまった。 パチンコ必勝原理 壮大なフリだった。実際に玉やパチンコ台を測定すれば本当に当てることができるのか、物理学者にやってみてほしいと思った。
0投稿日: 2020.04.17
powered by ブクログスラップスティックな11の短篇を収録。ドタバタながらも風刺の効いた作品ばかりで、クスッと、ときにワハハと笑いながら読み進めることができましたが、特に以下の作品がおもしろかったです。 ・ヒノマル酒場:マスコミを信用しない酔客たち。マスコミ不信はそんな昔からあったとは。カオスな展開がとっても好き。 ・農協月へ行く:「農協ツアー」なるものを初めて知りました。成金たちが騒ぎ立てる姿はヒノマル酒場と同様、カオスです。 ・人類の大不調和:大阪万博(1970年)に突如出現する殺戮されるベトナム人や飢餓のアフリカ人たち。世界中の負の側面に翻弄される展開に、万博に対する皮肉を感じざるを得ません。 読み終えて改めて感じる著者のセンス。引き続き筒井作品を読んでみようと思わせる作品でした。
0投稿日: 2020.01.06
powered by ブクログ筒井康隆の作品は、鹿爪らしく批評したりランク付けしたりするにはそぐわないでしょう。その視点、着想、想像力、エグさを堪能すればOK。
0投稿日: 2019.07.27
powered by ブクログ筒井康隆お得意のスラップスティックなSF短篇集。「ヒノマル酒場」は土方のおっさんたちの下品さや関西系のマスコミに対する不信感などがとてもリアルで、そんな人間たちと異星人のファーストコンタクトという題材が非常に面白い。まさに狂騒的でこのドタバタ加減はこの作家にしか出せない味だろう。店じまいで話まで強引に畳んでしまうのも良い。個人的なお気に入りは「あるいは酒でいっぱいの海」で、海が酒になるという荒唐無稽なネタをストレートに描く度胸もさることながら、最後は酒そのものになってしまうという星新一のショートショートのような奇妙なオチも素晴らしい。あと「パチンコ必勝原理」のくだらなさも大好き。傑作は「農協月へ行く」だろう。まず農協団体の田舎丸出しの方言が鼻につくほどリアルで、描写がとにかくいやらしい。下衆い人間たちに接するサービス業の苦労や苛立ちもヒシヒシと伝わってくる。宇宙人とのファーストコンタクトをするのが田舎者というネタは面白いが、それ以上にそのネタを成立させるための細部へのこだわりが凄まじい一本である。核武装する未開の土人を描いた「アフリカの爆弾」も、白人を金づるにするため、あえて文明を隠して土人らしく振る舞うという強かさが描かれており、どの短篇もネタ周りの舞台設定に凝っている。筒井康隆らしい短篇集だといえよう。個人的にはファンタジーよりパニック・SF要素の強いこの短篇集のほうが好みである。
0投稿日: 2019.05.28
powered by ブクログ"小松左京さんとも仲がよかったのでしょう。そうでないと、こんな小説書けません。 「パチンコ必勝法」も楽しい一遍。楽しめる作品でした。"
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この短編集は、小松左京氏とは仲のいい作家さんでもある著者が、「日本沈没」のパロディ小説を書くときに原作者でもある「小松左京」氏の了承を得て、「日本列島以外」したらどうなるのかを書いたものです。なお、「日本以外~」には「生存」していない人物も登場しています。この話は、最後には日本も沈没していきます。 ほかの短編は、これとは反対で普通の小説になっています。
0投稿日: 2018.05.07
powered by ブクログドタバタというか、狂った世界の リズムが合わない作品(表題作も)は、 滑稽とは思えても趣味が合わない、 場合によっては嫌悪感をも感じてしまう。 その向こうに、(当時の)時代をどれだけ 見透かして茶化す、天才の視点があっても。 ちょっと、大衆に対する優越感を感じてしまうのかな。 法螺話というが、 隅に追いやられている人を笑いものにして 隅に追いやっている人を滑稽に描きつつ 実は両者とも笑いものにしている 高みに立った風味が漂うよう 感じているのかもしれない。 鋭さに耐えられない、普通の感覚が 壁・溝を作っているのかもしれない。
0投稿日: 2016.01.13
powered by ブクログ筒井先生お得意のスラップスティックがたくさん詰まった短編集。「ワイド仇討」のみ既読だった。 パニックに陥った人間たちのドタバタ劇はどこか滑稽で面白く、クスリと笑わされることしばしば。だけどどの作品の裏にも世相への皮肉や切迫感、切なさや哀しさが潜んでいるので、ただのドタバタコメディで終わっていない、むしろ怖さすらうっすら感じる上質コメディだ。 しかしなぜ自分がクリスマスイブにこの本を選んだのかはよく分からない…(笑)
0投稿日: 2015.12.13
powered by ブクログタイトルが面白くて買ったが好きなものではなかった。登場人物に品がなく笑いの趣味も合わない。なにより活字の関西弁は生理的に受け付けない。書かれた当時を生きていた世代でなければ楽しめないのかもしれないが肌に合わない理由は無知だけではないだろう。 その点では最後の「ワイド仇討ち」はよかった。オチは余計だったが時代物のせいか山本周五郎のこっけい話のように楽しめた。
0投稿日: 2015.10.17
powered by ブクログ筒井康隆、久しぶりに読んだ。自分の言語感覚が世の中の流れを受けてずいぶんと保守化というか、スラップスティックな世界に対応するのが難しくなっていることに気づいた。もっと自由でいいはずだ。
0投稿日: 2015.10.09
powered by ブクログなかなかなかなかでした。 パロディなんです、日本沈没の。 で、日本以外沈没したらこんな感じ?みたいなショートショートです。 ぇぇーあり得ないーぃー って感じのショートショート続きで、宇宙人とか普通に登場しちゃうあたりがすごい大胆。 読んでて、こんなんなっちゃって!?大丈夫?オチ?って、読者が心配しそうになる一冊です。
0投稿日: 2015.09.25
powered by ブクログ1962年から76年にかけて書かれた11本の作品が収められた短編集。 解説にもありましたが、どれもかなり初期の作品なんだそうです。 筒井作品といえば、ずいぶん前にテレパスの七瀬シリーズにハマってしまったことがありましたが、今回久しぶりに読んでみて、何ていうかSFの物凄さを思い知ったという感じです。 ありそうでない話どころではなく、絶対にあり得ない話。馬鹿らしいと片付けるのは簡単だけど、つい先が気になって最後まで読んでしまう。そして本を閉じる頃には爽快な読後感に包まれる。そんな魅力に溢れた作品集です。
0投稿日: 2015.05.24
powered by ブクログ表題作は、以前読んだときと、印象が違ったな。付録の人物紹介が面白いからかな。どれも、60-70年代初出で旧いのだが、当時が見えて味わい深いな。最も、一番気に入ったのは、幕末ネタだが。
0投稿日: 2015.04.24
powered by ブクログSF=近未来、的な妄想を吹き飛ばしてくれる作品。 強烈な風刺やブラックユーモアが散りばめられた短編集。 凡人には思いつかない描写や表現が新鮮。
0投稿日: 2014.08.03
powered by ブクログ久々の筒井康隆でした。表題作の他、「農協月に行く」も収録。スラップスティック系の短編集。話がどんどん広がっていく様は、数人の男の飲み会が奇想天外な話で盛り上がっていくようで心地よい。
0投稿日: 2014.06.08
powered by ブクログ色々なお話を集めた短篇集。 タイトルになっている、「日本以外全部沈没」は、ちょっと昔のお話ゆえ、登場人物の解説が無ければ、若い人には無理。私は、とてもおもしろかったですけどね。
0投稿日: 2014.05.18
powered by ブクログタイトルに惹かれて。 日本沈没のパロディ作品の表題作を含む、ドタバタな短編を11編収録。 どの作品にも通じて言えるが、マスコミという存在に嫌らしさを寄せている。彼にとってはマスコミはそういうものなのだろう。 また、ドタバタを引き出すために、道化師やトリックスター的な存在の多数配置など、様々な工夫をいたるところに凝らしており、急展開や止まらないスピード感を強く感じられた。 逆に言えばトリックによる揺さぶりだけで、種がわかると何も残らない、ただ消費されるだけのものになってしまった。
0投稿日: 2014.03.18
powered by ブクログ「日本沈没」を読む以上これも読まねばなるまい、という妙な理由で読んだ。「以外沈没」などいくつかの短編は再読だと思うが…なにせ15年くらい前の記憶なのではっきりしない(^^;) 作られた当時の社会背景を反映してる作品も多いのですが…それを含めて興味深い。ヒノマル酒場のひねくれているものの痛烈なマスコミ批判は今の時代にも通じる。 社会問題を扱っているように見える作品でも、結局は「社会を回している人」に注目して問題をえぐり出す。SFと一緒くたにしてしまいがちですが、ほんと幅のあるジャンルなんだな~、と改めて実感させられた一冊でした。
0投稿日: 2013.07.04
powered by ブクログ表題作「日本以外全部沈没」含め、ユーモアと風刺の効いた短編集。一見ギャグテイストである話でも、メディア批判や人種問題などのテーマが練り込まれていて作品が書かれた時代背景を考えると面白い。 ただ、癖のある話が多く、人を選ぶ本だと感じた。私には作風が合わなかった為、★2。
0投稿日: 2013.05.09
powered by ブクログ誇張表現あり、どたばたあり、超展開ありな短編集。 表題以外も面白い作品がそろっていて、読んでて飽きない。農協がものすごく悪者扱いされているところに時代を感じます。マスコミの表現も、昔からあんな感じなんですね。 「あるいは酒でいっぱいの海」はタイトルから4ページで終わる構成までが美しくて好き。
0投稿日: 2013.03.24
powered by ブクログ著者大暴れ(紙)の作品。 うっかり油断したら本の中から 作品の人物が逃走してきそうな気がして ちょっと怖いような気がします。 (現実にそういうことはありえませんが) 表題作は本編の後がお楽しみです。 何かは読んでからのお楽しみ。 面白かったのは大暴れ大暴走の 「ヒノマル酒場」と「農協月へ行く」の2つ。 特に前者はギャグまっしぐらな作品だけれども 実はよく読んでいくとメディア批判なのです。 そういう意味で読んでいくと結構深いものです。 ただし、少し構成に難があるので 読むときには注意。
0投稿日: 2012.11.14
powered by ブクログ短編集ってあんまり好きじゃなくて、手にとっても最初の数話で飽きてしまうことが多々あるのですが、これは不思議と苦もなく読めました。 電車の中で読むのにちょうどいい軽さとでも言いましょうか。 シニカルな笑いのセンスが個人的にツボでした。 『あるいは酒でいっぱいの海』『ヒノマル酒場』『パチンコ必勝原理』『日本列島七曲り』『アフリカの爆弾』あたりが好きです。 とくに『あるいは〜』は4ページしか無いのに最高です!!
0投稿日: 2012.10.23
powered by ブクログ世の中のあれやこれやを皮肉った超ナンセンス短編集。よくこんなの書いたなっていう過激な内容。人によってはかなり不快に感じるんじゃないだろうかって感じ。取り扱ってるテーマも人種差別や核問題、国家間の抗争だったりとわりとデリケートなものばかり。こんなこと書いて大丈夫なんだろうか………って感じでヒヤヒヤした。ほんとナンセンス。 中では「ヒノマル酒屋」がなかなか面白かった。
0投稿日: 2012.04.22
powered by ブクログ「農協月へ行く」「アフリカの爆弾」「ワイド仇打ち」など、にわかを含めツツイファンなら一度は読んだことのある代表作を集めたもの。「黄金の家」というショートショートの新作一遍を含む。「ヒノマル酒場」「ソンミ村館(人類の大不調和)」は改めて傑作、というか、前衛でない方の筒井流真骨頂。割と激しいのばかりで、初心者には読み疲れるかも。
0投稿日: 2012.02.08
powered by ブクログ世代が違うので楽しみきれなかったという印象。 パロディと一目で分かるタイトルですが、そのインパクトはすごい。 多少品がないブラックジョークなので、人を選びそう。
0投稿日: 2011.12.21
powered by ブクログ表題作は既読。 どれもきっちりとしたオチのない不条理系。 「着想」は悪魔的なすごさなので、 しっかりオチをつけてくれれば最高に面白いと思うのだが。 ま、そういうことには関心ないんだろうな。
0投稿日: 2011.09.22
powered by ブクログ「鬼才は滅亡すらもパロディにする」 日本以外のほとんどの大陸が沈没。 するとどうなるだろうか。 といった絶対ないとはいえない未来を描く。 日本人よ、いまこそ誇れ。 日本人よ、いまこそ闘え。 日本人よ、いまこそ始まれ。 日本人よ、いまこそ取り戻せ。 日本人よ、いまこそ立ち上がれ。 鬼畜欧米になんて負けるな!!
0投稿日: 2011.09.16
powered by ブクログはじめての電子書籍 映画が話題になっているので、(昔読んだ気がするが)原作を読んでみることにした。 左の絵は嘘だ。今回はパピレスで電子書籍としゃれ込んだからだ。わずか105円。 物語そのものはお得意のスラップスティック(はちゃめちゃ、どたばた)なんだが、今読むと古くさく感じる。 原作が短編集だけに日本以外全部沈没だけを読みたい場合には、この電子書籍もいいものだ。 携帯電話から購入してそのまま読めるというのもいい。 いったん買ってしまえば、電子書籍そのものは単なるテキストファイルだからパソコンでもPDAでも読める。 (再読するような作品じゃないけれど) 原作では次の作品が収録されている。 「日本以外全部沈没」「あるいは酒でいっぱいの海」「ヒノマル酒場」「パチンコ必勝原理」「日本列島七曲り」「新宿祭」「農協月へ行く」「人類の大不調和」「アフリカの爆弾」「黄金の家」「ワイド仇討」。 このうち、農協月へ行くはなんとなく記憶があるなぁ。結局本を買うことになるのかぁ。
0投稿日: 2011.09.15
powered by ブクログ本書には、表題の『日本以外全部沈没』を含む短編が11本収録されている。 これらは昭和37年から51年にかけて執筆された作品であり、昭和の雑然とした古風な雰囲気を醸している。しかし、その鋭い風刺は決して色あせておらず、現代にも通じるものがある。 非現実的な空想世界を舞台に、人々の狂気は乱れ飛ぶ。しかしその中では、社会や人間に対する冷静で鋭い観察が描かれている。
0投稿日: 2011.09.03
powered by ブクログ筒井氏の発想はいったいどこから来るんだろう……そんな、陳腐で考えても仕方ない疑問をずっと持っていますが、こういう短編集こそ、その発想力のすごさを感じます。 本作品集は、そんな筒井氏の、比較的初期の作品を集めています。ちょうど「日本沈没」を読んだので、表題作を読んでみたかったわけですが、意外にあっさりした流れで驚きました。まぁ「日本沈没」のカウンター作品としては、これでも良いものなのかも知れません。ただ、これ単体だと、あまり面白みはないな、と。 それ以外も、作品の善し悪しには結構差があるように感じます。まぁ、正確には善し悪しというか、ワシの好みの好悪に過ぎませんが。結構、オチの尻切れ感というか、まるでお笑い的な「オチ」を付けようとして失敗しているかのような、そんな作品もあります。 ただ、やはりこの全体的な馬鹿馬鹿しさ、スラップスティックコメディとしての質の高さはすごいです。そして、各作品の風刺感。時代劇、SF、日本でないところでの物語、でもそれぞれに差し込まれた当時の社会に対する風刺が面白い。 「ヒノマル酒場」での記者の描かれ方、「農協月へ行く」で描かれる醜悪なエコノミックアニマル、「アフリカの爆弾」のナンセンスな空気、このあたりが、特に気になった作品とポイントでした。「ワイド仇討」のシュールさも良いですね。
1投稿日: 2011.08.27
powered by ブクログ原始人って短編集がツボなんだけどこれを超える筒井さんの本はまだ見つけられないです。これも面白いのは間違いないんだけど、農協とか日本赤軍ネタがわからんかったり。まぁジェネレーションギャップですね。
0投稿日: 2011.08.14
powered by ブクログ地球規模の地殻変動で、日本を除くほとんどの陸地が海没してしまった。各国の大物政治家はあの手この手で領土をねだり、邦画出演を狙うハリウッドスターは必死で日本語を学ぶ。生き残りをかけた世界のセレブに媚びを売られ、すっかり舞い上がってしまった日本と日本人だが...。痛烈なアイロニーが我々の国家観を吹き飛ばす笑撃の表題作(登場人物解説付)ほか、新発掘短篇「黄金の家」も収録。
0投稿日: 2011.06.22
powered by ブクログ『日本沈没』を読んだ以上は、こちらも合わせて読まなくてはと手に取った本。 22ページしかない短編です。 おおまかなあらすじはわかっていましたが、冒頭からフランク・シナトラが登場してきてビックリ。 もうとっくに鬼籍に入っている人なのに。 その後も、けっこう古い時代の政治家や俳優たちがどんどん出てきたので、初め戸惑いました。 40年くらい前の作品なので、今読むとほとんどの登場人物が他界されており、恐らく著者が計算していなかっただろう悲哀を感じました。 また、東海林太郎など、古すぎてわからない人もけっこういたため、オンタイムに読んだ人の感じた胸すくようなワクワク感や面白みがつかめなかったことが残念です。 なぜ世界の中で日本だけが残っているのか、タイトルのわけがわかりました。 沈んだ中国大陸の上へ乗り上げているためですね。 全世界から日本に人が押し寄せ、相当淘汰しているものの、現在の人口は5億人。過密すぎます。 そして、日本以外でも、まだチベット高原、パミール高原、キリマンジャロ山長、アンデス山脈はまだ残っており、日本に入国できない烏合の衆はそこにいるとのこと。 シュールですが、よく練られた設定です。 資源のない国にそれほどの大勢の人が集まっても、生き延びるすべはありません。 最後も、ペーソスに満ちたオチがついています。 結局誰も助からないんですね。でも、このまま行きのびていても、食糧難になって、人肉しか食べるものが無くなるおそろしい未来が待っていたので、まあよかったのでしょう。 そこまでして、生き延びたいんだなという人間の生きるしぶとさを感じました。 日本語がしゃべれないと入国できないなど、相当外国人に厳しい入国規律を設け、なんとか日本に入れてからも、いつ国外退去を宣告されるか気が気でない移民たち。 当時のカリスマや一世を風靡した人たちが、日本人の顔色をうかがってご機嫌取りをしながら生きている様子は、痛々しいものがありますが、執筆当時は今よりも、白人による日本人への偏見が強かったのかもしれません。 当時の読者は、いつもいばってふんぞりかえっているような欧米人が日本人にひざまずく様子を読んで、溜飲を下げていたのかもしれないと思いました。 文中の会話から、上野公園とバチカン市国は同じくらいの面積だと知りました。 筒井氏のショートストーリー集を読むのはこれがはじめてですが、けっこう毒に満ちていると思います。 偏見や差別によるきついスパイスを強く感じました。 その後の、表現のモラルリテラシー的な流れを経た今、読んでみると、ひっかかりを多々感じて、あまりいい気持ちにはなりません。 当時は短編だからこその辛さをきかせる手法として取り入れられていたのでしょうか。 あるいは、筒井氏の作品は総じてこういったカラーなのでしょうか。 でも「土人」なんて表現も出てくるので、やはりこれは時代ですね。 当時の国際問題や各国の内戦にも目を向けた、作者の視点の広さを感じましたが、ショートショートでは、眉村卓の方が私は読みやすかったです。 執筆時の風俗を取り込んでいるため、古さと距離感を感じるせいでしょう。
0投稿日: 2011.05.26
powered by ブクログ筒井康隆らしい、品の無い支離滅裂なパロディでとても面白かった。ネタはかなり古い。生産性はないけど、中途半端なパニック映画見るよりは刺激的かもしれない。
0投稿日: 2011.05.08
powered by ブクログ【新歓企画】ブックリスト:「大学1年生のときに読んでおきたい本たち」 タイトルのとおり「日本沈没」のパロディ「日本以外全部沈没」ほか6作品を収録した短編集。パニック作品集でありながら政治的な内容がふくまれており、メッセージ性の高い作品になっております。新聞やニュースを見るのがめんどくさいと思っている方に読んでもらいたい一冊です。【A.M.】
0投稿日: 2011.03.10
powered by ブクログ「日本以外全部沈没」「農協月へ行く」などが収録された短編集。 この著者の本を読むのは初めてだが、王道趣味なので正直あまり好みの作風とは言えなかった。 諧謔的な作風を好むには年をとりすぎたということだろうか、残念だ。 だが、一見人を馬鹿にしたようなストーリー展開や荒唐無稽な設定の中にも、人間に対する妙な温かみが感じとることができたような気がして、そこは良かったと思う。
0投稿日: 2011.01.18
powered by ブクログ「日本以外全部沈没」筒井康隆 ”パニック短編集”。特になし。 表題作は小松左京の「日本沈没」への公認パロディ。 筒井さんの皮肉と騒乱に満ちた短編集が11編収録されています。 昭和四十年代前後の香りに満ちた痛快な作品ばかり。高度成長期日本の明暗を垣間見ることができると思います。 個人的に印象に残った作品は「ヒノマル酒場」「農協月へ行く」かな。 どちらも異星人とのバカバカしいファースト・コンタクトの話です。ドタバタなコントという感じ。 もちろんこの本を購入するきっかけになった、表題作も必見です。 例によって自分の中では「ニッポン~昭和の名作集~」の一冊でした。(4)
0投稿日: 2010.12.12
powered by ブクログまず題名からインパクトを受けます。 どうやら日本沈没の記念式の時にパロディにする話があがったとか何とか。 日本以外全部沈没もなかなか面白かったですが、一番笑ったのはパチンコの話でした。 是非読んでみていただきたい一作。本棚において置くと来客の方が興味を示すこと間違いなし。
0投稿日: 2010.11.23
powered by ブクログ「対話の時代とか何とかいって、やたらに他人の問題を知りたがる人間がふえたが、みんな他人の問題を軽く見て、それらすべてが自分の問題より小さいと感じて納得しているのだろう。それはかかわりあいではなく、逆に、かかわりあいを避けることだ。」 お借りしました。 さすが、というか、なんというか。。。 非常に歴史は感じさせられるんだけれど、ブラックさは、今の世の中に十分通じるものがあるのだ、、、怖い・・・ そして、元ネタが、凄いなぁ。。古いけれど、新しい。 今じゃ、こういうことって誰もしようとしないと思う。 いや、今も昔もこの人だけなんじゃないかって思えるぐらいの遊びっぷり。 お見事としか言いようがないのです。 まぁ、もちろん、物語のほうがすきなんだけれど、 たまにはこういうのもいいかな、って気にちゃんとさせてくれるので、さすがなのでした。 【10/11読了・初読・友人蔵書】
1投稿日: 2010.10.26
powered by ブクログこれは面白かった。 どの短編もユニークな発想で、大変楽しめた。 こういう短編をいくつも書けるというのは凄い。
0投稿日: 2010.10.12
powered by ブクログ映画は見てないんだけど、予告編だけは見ていたな。かなり話を膨らましたんだろうけど。 それはさておき。 "パニック"を題材とした短編をまとめたもの。 このひとは本当にブラックジョークが好きだなぁ。 "日本以外〜"を、会社の昼休みに読んでいたんだが、あまりの下らなさに、茶ぁ噴いた覚えがある(笑) その他の短編も、ブラックジョークを交えたドタバタ劇が多く、結構楽しめた。 リラックスして読みましょう。
0投稿日: 2010.09.15
powered by ブクログ・9/? 短編ですぐ読みきれると思うんだけど、なかなかまとまった時間読むことができないでいる. ・11/11 読了.まあいろんな人が出てきて面白いけど、当時の事情や情勢が分からないといまいちかもしれない.現在の人々で再演(?)してもらうと、かなり強烈かもしれないな.
0投稿日: 2010.09.08
powered by ブクログ日本以外の国が、全て海の底に沈没してしまった。 ニクソン、毛沢東、ローマ法王など世界のVIPたちが大挙して日本に逃げ込み大騒ぎに。 彼等がたむろする酒場では、シナトラが東海林太郎を歌い、朴正煕とスハルトとグエン・バン・チューとロン・ノルがいっせいに金日成につかみかかり、週刊誌にはカポーティやメイラーが雑文を寄せる……。 ご存知小松左京氏のベストセラー「日本沈没」に捧げされたパロディである表題作をはじめ、通天閣前にUFOが着陸した!中から宇宙人が出て来た!!その時近くの大衆食堂にいた人々は何をしていたのか!?を痛快に書く「ヒノマル酒場」、赤軍派の学生たちによってハイジャックされた羽田発大阪行きの旅客機が能天気な乗客と乗務員を乗せたまま、アジア各国の空港を点々と彷徨う「日本列島七曲り」など、パニック系短篇集11編を収録。
0投稿日: 2010.06.11
powered by ブクログコレは確かに読んだのに、他に何が収録されていたのか思い出せない・・・。 内容は覚えてます。元ネタに対して、勢いはあるけどえらくあっさり終わってびっくりした覚えがある。 内容そのものよりも、小松左京や星新一と仲良さそうで、「こんなお話書いちゃう!」とか、「それ出版しちゃう!」とかいうユルイ感じがいいなあ~~と思いました。
0投稿日: 2010.04.30
powered by ブクログ『佇む人』を読んで、この筒井のテーマにそって短編をまとめたシリーズに手を出したが、これはさほど好きではない。一つ一つが、さまざまな映画や小説、その他へのパロディやオマージュとなっていることを楽しむのであれば話は別であるが、自分にはどうも合わなかった。
0投稿日: 2010.03.22
powered by ブクログパニック短編集だけあって、パニックでした。。 表題作は、昔の有名外国人がたくさん出てくるので、 知ってるともっと面白く感じられたかと思います。 勿論、人物の解説はついてますが。。 宇宙人が関西弁で「気ちがいや気ちがいや」と 連発してる「ヒノマル酒場」が、個人的にツボでした。
0投稿日: 2010.02.24
powered by ブクログ地球規模の地殻変動で、日本を除くほとんどの陸地が海没してしまった。日本に殺到した世界の大物政治家はあの手この手で領土をねだり、邦画出演を狙うハリウッドスターは必死で日本語を学ぶ。生き残りをかけた世界のセレブに媚びを売られ、すっかり舞い上がってしまった日本と日本人だが…。時代を超越した筒井康隆の「危険」が我々を襲う。痛烈なアイロニーが我々の国家観を吹き飛ばす笑撃の表題作(登場人物解説付)ほか、新発掘短篇「黄金の家」も収録。
0投稿日: 2010.02.16
powered by ブクログ風刺が中心のブラックジョーク満載の一冊。 何となく内容に品がなく、あまり好きにはなれませんでした。 当時はそんな時代だったのかもしれません。
0投稿日: 2010.02.11
powered by ブクログこの発想がいい。だいたいハリウッド映画では、巨大トルネードに襲われようが、宇宙人に侵略されようが、地球が爆発しそうになろうが、とにかくアメリカは滅びない。それがアメリカ人の発想。一方、日本は静かに崩壊していくのも美学(?)として受け入れるじゃない? 私もそういうものだと思って疑ってなかったけど、そーよ、そーよ、日本以外がぜぇーんぶ無くなっちゃうって発想だってありよね!諸外国の首相やら、有名女優男優作家哲学者、みーんな日本に逃げてきて。うんうんそういうことだってあるかもねーーと、なんとなく痛快な気分になった今朝の満員通勤電車の中でした。あと、「農協月へ行く」。これ学生時代に読んだ記憶あり。でもこんなだったけ? 農協に対するある種の感情は、もしかしてこれによって植えつけられたものだったのかも?!と本気で怖くなった、疲れてウトウトの寝たり、読んだりの帰りの電車の中でした。
0投稿日: 2010.01.05
powered by ブクログ「パニック」的要素がふんだんに盛り込まれた作品を集めた短編集。 筒井康隆の発想力にはいつも驚かされるが、それが本領発揮されるのはこういったパニックもの、狂乱ものだと思う。 あまりにも狂乱すぎて、次々と読んでいくと疲れてしまうくらい(笑) が、この大騒ぎ馬鹿騒ぎっぷりが好きな筒井ファンも多いんだろうな。 日本以外全部沈没は有名なあの作品のパロディ。 他の作品も農協の土地成金やら学生闘争やら、あそこらへんの時代の出来事へのオマージュ作品が多い。懐かしいと感じるかわけがわからんと感じるかただの馬鹿騒ぎと感じるか。 個人的に一番好きな作品は「あるいは酒でいっぱいの海」。 短い読み物だが、無駄が無いシンプルな構成で読んだらすっきり笑える。最後から二行目あたりにツッコミ所があるけどそんなのは問題にならないくらい。 筒井作品らしいアクの強さはあまり感じられないが、文章構成能力の高さが伺える。 「ヒノマル酒場」も好きかどうかは置いておいて笑えた。 筒井はこのような作品を通して現代社会へ問題提起をしているのかもしれない、と思わせておいて実はまったく意味はなく、なんかちょうどそこに使えるものがあったから盛り込んでみた的なノリを感じる。したり顔で解説する人がいたらそれを逆に皮肉りたくなる雰囲気だ。 筒井作品は、書きたいことを書きたいように書いているさまが見えて気持ちがいい。 読者も、どたばた劇をただ楽しめばいいと思う。というかそれしかいらない。ひとつの表現を取り上げて「作者の思惑は・・・」とかっていじくりまわしていたらこの面白さは伝わらない。 「富豪刑事」、「日本以外全部沈没」とギャグ的なものを読んできたので、次は違う雰囲気のものを読んでみようと思う。
0投稿日: 2010.01.02
powered by ブクログ東野圭吾が薦めていたので、買ってみました。東野圭吾の本を読んだことはないんですけど。 タイトル通り、日本以外が全部沈没する話です。大体の人は船で暮らしていて、一部のセレブだけが日本に集まって、肩身が狭そうに暮らしているのです。日本人は日本人であるというだけで優遇されていて、一般の公務員がフランクシナトラの歌うバーで生中を飲んじゃったりするわけ。卑屈の国日本人に対する痛烈なアイロニーです。自分の国にいるんだから、このくらい幅をきかせてもいいんだと思うんですけどね。私だって、隣に住んでるインド人と、廊下で鉢合わせたら、なんだかちょっと小さくなってる。だけどインド人は日本人よりも全然キュートな笑顔でいつもにっこり挨拶してくれるのです。日本人の隣人なんて、めっちゃ無愛想なのに。これはあまり関係ない。 短編集。 これもあまり関係ないけれど、関西に引っ越してきて、やたら筒井康隆がテレビに出ている。えもいえぬスケベそうな感じがする。
0投稿日: 2009.08.28
powered by ブクログおそらく初めて読んだ筒井康隆。 これらの短編が書かれたのが、1962年〜1976年という自分がこの世に生まれるはるか前のことなので、 所々に調べなきゃ分からない内容が出てくるが、85年生まれでも十分面白かった。 さすがSF作家。 物語の舞台設定が最高にスーパーナチュラル。思い切りまくったフィクション。 かといって下らない物語で終始しているわけではない。 「日本以外全部沈没」「アフリカの爆弾」「新宿祭」などは、当時の社会問題を面白おかしく皮肉っているのがとてもわかる。 自分が、冷戦期の緊張とか学生運動を実際に経験していたら、さらにもっとこのアイロニーを楽しめたんだろう。 中でも「農協月へ行く」「ヒノマル酒場」が気に入った。 両作とも、地球人と宇宙(人)とのファーストコンタクトが背景の話だが、宇宙に行っても普段と全く変わらないふてぶてしい人間、宇宙人に対して全くびびらずに最終的には宇宙人と晩酌を共にしてしまう人間の姿から、 「情報や先入観にとらわれて右往左往せず、どしっと構えている人間(自分というものを強く持っている人間のタフさ、格好よさ」を感じずにはいられなかった。 筒井康隆は、ふてぶてしく痛快な彼らと、情報に右往左往して慌てふためいている“かっこ悪い”一般の人間の対比描写を通じて、テレビ(メディア)中毒になりがちで、情報にとらわれて自分を見失いがちな私たちに警笛を送っているんだろう。 めっちゃくだらないスタンスで、大切な考えを諭してくれているところがカッコイイ。
0投稿日: 2009.07.05
powered by ブクログ「日本以外全部沈没」も衝撃的ですが、私は「ヒノマル酒場」がもっと衝撃的でした。 うちゅうじん怖い(^ω^)
0投稿日: 2009.05.16
powered by ブクログ日本沈没をパロってみました だからといって特になんかあるわけではない(良い意味で) 過度な期待は禁物(良い意味で)
0投稿日: 2009.03.20
powered by ブクログ地球規模の地殻変動で、日本を除くほとんどの陸地が海没してしまった。各国の大物政治家はあの手この手で領土をねだり、邦画出演を狙うハリウッドスターは必死で日本語を学ぶ。生き残りをかけた世界のセレブに媚びを売られ、すっかり舞い上がってしまった日本と日本人だが…。痛烈なアイロニーが我々の国家観を吹き飛ばす笑撃の表題作(登場人物解説付)ほか、新発掘短篇「黄金の家」も収録。
0投稿日: 2008.08.20
powered by ブクログ小松左京の「日本沈没」のパロディーとして書かれた作品で、世界中の要人が日本に集まってくる話し。昭和40年代に書かれたものなので、登場人物はすべて、その当時に活躍していた人ばかりで、2008年現在も存命中の人は数えるほどしかいない。 マンガで、コマーシャルなどの時事ネタを入れているものを見ると、「これは数年後に見た人はさっぱり意味がわからないだろう」と思うのだけれど、敢えてそういうネタだけで構成した、挑戦的な作品といえる。 外国人は、日本の限られた領土に入れてもらう立場なので、非常に肩身が狭い。 必死に日本語を覚えて順応しようとする様が、とても滑稽に描かれているけれど、これは、国際社会になんとか取り入ろうとする日本の姿を、逆の立場から風刺したものなのだろう。 アラン・ドロンが高円寺のスナックでボーイをしていたり、エリザベス・テイラーが裏通りで客引きをしていたり、本人が知ったらいったいどう思うのかと思うけれど、当時の読者は、世界のスターが庶民的な生活をする姿を見て、溜飲を下げたのかもしれない。これを読んで、団塊の世代の人々は当時を懐かしむだろうし、それより若い世代は、当時の雰囲気を知ることが出来る。 巻末には、登場人物についての解説がついていて、簡単な「昭和40年代史」の勉強にもなる。今、この作品が、あらためて現代に時間を移してリライトされるとしたら、どんな人物が登場してどんな描かれ方をするか、とても興味がある。
0投稿日: 2008.07.29
powered by ブクログ「日本沈没」のパロディ。あらすじを聞いておもしろそうだなって思ったから買ってみたけど、時代が古すぎてわからなかった。注釈見ながらがんばったんだけど期待が大きすぎたかな。他の短編もそんなに残らなかった。(2007/6/10)
0投稿日: 2008.03.12
powered by ブクログ表題作とヒノマル酒場は星5つぐらい興味深かったのですが・・。だんだん下品になっていった気が・・そこが無理だった・・。
0投稿日: 2007.10.18
powered by ブクログ短編集だが、おもしろいものもあれば、そうでないものもあった。『あるいは酒でいっぱいの海』はお気に入り。
0投稿日: 2007.09.25
powered by ブクログ表題作以外は読んでいませんが……。 こういうスパイスの利いた作品はさくさく読めていい感じです。 日本以外が沈没したその時果たして世界はどうなるか。
0投稿日: 2007.09.12
powered by ブクログはっちゃめっちゃでよかった。星進一を好んで読んでたころを思い出した。 表題作が一番面白かったかな。 (07・9・1)
0投稿日: 2007.09.02
powered by ブクログタイトルで買ったw 最後に物語を強制終了させてるので、もっと作りこんでおもしろい話にしてほしかった。 収録の「ヒノマル酒場」は爆笑モノ、「カオス」の一言に尽きる。
0投稿日: 2007.08.09
powered by ブクログレビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/35452151.html
0投稿日: 2007.03.07
powered by ブクログ日本沈没を読んだ勢いで、こちらも読んでみました。ただ、それだけです。 これって、映画化されてましたが、どうやったんでしょうね?原作に忠実だとしても、そんなに長時間の映画にならない気がするのですが。。。
0投稿日: 2007.01.25
powered by ブクログ小松左京さんの「日本沈没」のパロディで、最近映画化もされた小説。 筒井さんらしい毒のある短編集。 実は短編集って知らずに購入したんだけど; 映画化されるぐらいだから、丸々1冊の話だと思ってた。 よくぞこれを映画化できたな。 読み終わった後は、「ふーん。」って感じ。 もっと大人な方には分かるんだろうけど。 わたしには何を言いたいのか、意味すら分からない作品もあって。 60〜70年代に書かれた作品だから、その時代を知っている人には楽しめるのかも。 あと、筒井さん独自の「アク」を楽しめる方に。
0投稿日: 2007.01.03
powered by ブクログ好きな人は好きなんだろうけど、どの短編もパニックと銘打つほどのインパクトは感じられない。たくさんのコネタを盛り込んで、中途半端なオチのままで終わっちゃったよう。
0投稿日: 2006.12.22
powered by ブクログこの作品は、言わずもがな「日本沈没」のパロディ小説。30年以上前の作品だ。 元祖の作品が映画上映されていた頃も、論議を醸したようだ。 内容はというと、 「日本列島の地底のマントル対流が沸騰し、海面が上昇・・」 ここまでは「日本沈没」と同じ。 しかし180度異なるのは、沈没するのは「日本」ではなく、「日本以外の陸地すべて」となっているのだ(笑) そして唯一の陸地である日本へ、世界各国の元首や著名人が集結し、日本人に愛想ふりまくというというハチャメチャな設定。 当時の社会情勢などが垣間見え、ブラックジョークがそこには込められているのだ。
0投稿日: 2006.12.12
powered by ブクログ時代背景が古いのですが、今でも十分楽しく読めます。日本「以外」沈没という、世界中の人々が日本にやって来るという話で、日本に来た外国人の掛け合いがおもしろい。
0投稿日: 2006.08.28
