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くじら組
くじら組
山本一力/文藝春秋
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総合評価

9件)
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    山本一力の小説にたびたび登場する土佐の鯨組をメインとした話でしたが、内容的には粋な鯨組や土佐藩の面々が格好良くて面白かったです! 黒船来襲と鯨組との奇妙な関連性を描いた展開でしたが、後半は黒船と命名された仇敵のマッコウクジラとの死闘が良く、また死闘を演じながらも鯨を敬う鯨組の姿勢も素晴らしかったですし、またその敬意に鯨が応えるところが小説らしくて面白かったです! また鯨を敬い、足るを知りながら鯨との死闘を繰り広げる土佐の鯨組の姿勢を見ると、このような相手への敬意を払わずに乱獲に走る連中や短絡的に捕鯨反対を訴える人たちにこそ、このような姿勢を学んで欲しいと思うのでした!

    1
    投稿日: 2018.08.17
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    最初に読んだ『ジョン・マン』が面白かった、山本一力。 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4062779501 同じく土佐の漁師を題材にしたこの小説も、読んでみることにしました。 時代は幕末。 土佐の室戸岬で大規模なクジラ漁を営む漁師集団が、物語の主人公です。 クジラを見つける役目の「山見」の目に、沖をものすごい速さで移動する巨大な船の姿が、飛び込んできます。 物語はこの船をめぐる騒動と、漁師たちとクジラの戦いを中心に、進んでいきます。 クジラ漁に関係する本を読んだのは、今回がはじめてかもしれません。 多くの漁師を抱えた、組織的な漁だったことを、認識することが出来ました。 そして「クジラの背中によじ登ってとどめを刺す」という、当時の漁の勇壮さが、著者の躍動的な筆致によって、絵的にイメージすることができました。 クジラ漁については、自然保護や倫理的な視点など、さまざまな意見があると理解しています。 しかしこの地方にとっては、長い年月を積み重ねて、多くの人が関わってきた「文化」なのだなあと、本作品を読んで思いました。 物語の後半部分は少々、感傷的に過ぎるかなと感じましたが、「日本人とクジラ」という問題を考える上でも、自分にとっては興味をそそられる、作品でした。 『菜種晴れ』山本一力 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4122054508    .

    1
    投稿日: 2015.08.19
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    メモです。 丹吾朗 51歳 弘衛 代貸 50歳 松之助 一番羽指 35歳 真平 二番羽指 32歳 禅太郎 山見 33歳 おみえ 禅太郎の妻 定次  真吉 耕助 猪三 網船三番船の舵取り 37歳

    5
    投稿日: 2014.11.10
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    くじら組とは技を持った漁師が集まった軍団そのもの。南国土佐にて江戸時代の伝統的なくじら漁を営む、漁師の生活及び生き様とペリーによる黒船来航の事件を組み合わせた時代小説。知的と言われる大型のマッコウクジラとの手に汗握る攻防の描写はさすがである。ただくじら組と話題をからめたことに関してはかなり強引な印象を受けた。

    1
    投稿日: 2013.08.03
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    土佐のクジラ漁師の鯨組と巨大なマッコウクジラとの死闘。 そして、浦賀にやってきた米国黒船との対応に、マッコウクジラの「黒船」が土佐の鯨組への友情を・・・。

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    投稿日: 2013.06.20
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     土佐・津呂浦の鯨組がアメリカの蒸気船をいち早く発見。伝え聞いた幕閣から黒船対策のため召し出しの声がかかるが、その前に、鯨組には仲間を屠った巨大マッコウクジラ“黒船”との死闘が待っていた。江戸時代の勇壮な鯨漁師たちの心意気を今に伝える傑作時代小説。

    1
    投稿日: 2012.10.03
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    山本一力さんの作品、なんとなく一気読みしてしまうんですよね。この作品は、クジラの心理まで 書いてある。少し笑ってしまったけど。ペリー来航の土佐藩領内での発見と、マッコウクジラや、幕府隠密の働きが並行して 話がどんどん進んでいく。山本さんの作品はほんのりとしたお話が多い中、時々緊張感のある作品がある。楽しく読めました。

    1
    投稿日: 2012.09.07
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    くじらを追う漁師。開国を迫る黒船。 視点が複数の物語を読むのが苦手になってきたのか?どちらの視点も面白かったと言いたいのに言い切れない。鯨と漁師の交流?はありそうでなさそうで、でもあれば楽しい。土佐の鯨漁師の心意気をちゃんと受け継いでいたらもっと違う国になっていたのかしら?

    1
    投稿日: 2012.08.03
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    幕末、土佐の鯨漁師たちと巨大マッコウクジラとの死闘を描く。 鯨漁師たちの心意気や良し! で、クジラさんってけっこうコワイのですね。 鯨漁師さんたちの、獲ったクジラに対する敬意。 なんつうか、あっちこっちの海でワーワーやってるシーなんたらの団体のヒトビトに読んでほしい、と思いました。 あと、方言を巧みに用いた作品というのは、やっぱ味わいが増して良いですね。うん。

    1
    投稿日: 2012.07.18