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親不孝通りラプソディー
親不孝通りラプソディー
北森鴻/講談社
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総合評価

27件)
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    博多を舞台にした「親不孝通りディテクティブ」の主人公、テッキとキュータの高校時代を描いた話です。「親不孝通りディテクティブ」の会話にでてきた『美人局に嵌められたキュータが計画、実行した強盗事件』とその顛末について描かれています。強盗事件に地元のヤクザ、一年前に山口県で起きた現金強奪事件等が絡み、追われる身となってしまったキュータとそれに巻き込まれるはめになったテッキ、そして彼等に関わる人間達の思惑(地元の裏社会だけでなく北のあの国が関わる話も出てくる。)が交差しながら解決に向かう様子が面白かったです。しかし関係者が多くなりすぎて、若干ややこしくなってきた面とスケールが大きくなりすぎてしまった印象は否めませんでした。

    0
    投稿日: 2020.12.30
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    「鴨ネギコンビ」のキュータとテッキの高校時代。 羽目を外したキュータは美人局に嵌められ金に窮し〈狂犬〉キョウジと共に信用金庫の裏金を強奪する。 警察の射撃訓練場で拾った弾丸を現場に残し、捜査を撹乱させるが、彼らの計画はいつしか歯車が狂い始めた。 高校生たちのいたずらはヤクザ・警察・脱北者グループをも巻き込んだ大事件へと発展し・・・。 「親不孝ディテクティブ」の続編でありながら、前日譚となっています。 キュータは若いころからお調子者で女好き、テッキのクールな佇まいも変わらず。 二人とも、暴力団と戦ったり、銀行強盗したり、女とすぐに懇ろになったり…こんな高校生いるかよ!と思いつつ、博多弁の軽快なリズムと、緊迫した中でもとぼけたユーモアに縁どられたスピーディーな展開にのめりこむように一気読みでした。 キュータとテッキだけでなく、元警察官の麻生やキュータの面倒を観てきた仙ジイ、テッキの同棲相手など、登場人物が各々の思惑で縦横無尽に動き回って状況が目まぐるしく変わり、展開についていくのが大変でした。 着地点の見えないコンゲームとしては出色の出来で、作者の筆致に思いっきりブン回されるのが快感になってきます。 よく考えるとトンデモ展開が多いんだけども、二人の若いパワーに触れているうちに前向きな気持ちが心に満ちていくような、元気をもらえるお話でした。

    0
    投稿日: 2018.09.02
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    そぎゃんこつなかと⁉️ と言いたくなるようなストーリー、面白かった。 この本を読んでいると不思議と博多弁が出てくる。というかキュータくんの言葉が知らないうちに移るみたい。

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    投稿日: 2018.01.28
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    福岡の言葉が沢山飛び交う青春ドタバタハードボイルド? っていえばいいのかな(笑) とにかく面白かった。残念なのは作者の人が亡くなっていて続編がないことかなぁ。かも・ねぎコンビの話は前作と併せてとても面白かった。

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    投稿日: 2017.12.18
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    これだけゴテゴテと色々なネタを突っ込んでるのに、あっさりと読めて、混乱しないのはさすが。最後もきっちり落ちてるし。 かも・ねぎコンビ、まだまだ読みたかった。早いよ、北森さん。

    0
    投稿日: 2017.02.18
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    生命の危機、お金、恋心、欲望、裏切りを目の前にした登場人物それぞれの反応が妙に人間らしく立体的に描かれていて、次の展開にドキドキしながら読み進んでしまいます。 ただし、北森さんの表現力がいつも通りあまりに豊かで、本作品はハードなシーンまで具体的に想像を余儀なくされるのが個人的には辛いところ。

    0
    投稿日: 2017.01.15
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    このシリーズは自分には合わなかったな、と感じてしまった。荒唐無稽でハチャメチャなストーリーそのものは悪くないと思うのだけれど、文体のハードボイルド調とミスマッチで面白さが伝わらなかった。敢えてミスマッチを狙うという手法もあると思うけれど、本作ではそれがうまくいっているとはかんじられなかった。

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    投稿日: 2015.03.29
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    北森鴻さんの作品には魅力的な主人公が多い。民俗学者の蓮丈那智、旗師.宇佐美陶子、私は香菜里屋のマスターが好き!この鴨ネギコンビのはちゃめちゃさ、弾けっぷりはなかなかのものでした!

    0
    投稿日: 2015.03.17
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    今日のハードな夢の原因の一端は、この小説にあると思う。 すっげ~面白かった。 前作の終りが、どう続編につながるのかと思っていたら、彼らの高校時代へと話が飛ぶのである。 本当の現在は、前作から何年もたっていて、キュータの屋台のおやじっぷりも板につき、高校生を見る目もすっかり大人に…と思ったら、人間の本質なんてものは、ちょっとやそっとでは変わらないのである。 キュータとテッキは高校生の頃からぶっ飛んでたんだ。 軽い気持ちで始めた銀行強盗が、どんどん大きな謎を抱えてキュータを窮地に陥れていく。 巻き込まれたテッキもそれは同様。 最初は暴力団から追われ、次に警察も加わり、最後は北朝鮮に拉致されそうになるところまで追いつめられる。 いくらスーパー高校生とはいえ、心身ともに全く余裕なし。 でも、あきらめない。(いや、キュータは裏切ってひとりだけ逃げたが) 頭はいいのに、生きるのに不器用なんだな。 本当に大切に思っているものほど、自分から遠ざけようとしてしまうんだね。 そしてエピローグ。 そうですか。そうきましたか。 「喧嘩上等」キュータが言う。 「お楽しみはこれからだ」と、私は思った。 けれど、そのお楽しみが語られることは永遠にない。 早すぎる作者の死。 

    0
    投稿日: 2014.07.10
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    前作がほろ苦い短篇集だったのに対して、本作はエンターテイメント長編。細かい仕掛けがあるから、シリーズ化すればススキノ探偵に対抗するものになったんじやないかなぁ。それが残念。

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    投稿日: 2014.06.14
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    匂いのたつ小説です。 お腹が空くので、夜に読むことはお勧めしません。 料理の描き方が本当に上手。 他の作品も然りですね。 時々、読み直したいなあ、と思う作品なので ★5つ

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    投稿日: 2014.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めまぐるしすぎる! 親不孝通りディテクティブの過去編。 ノリはよくてサクサクと読めるのだけど、キュータが受け付けないわー。 ディテクティブはまだ丸くなった方だったのか。 ともあれ、一番の感想は冒頭の一言に尽きます。

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    投稿日: 2013.08.31
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    しょーもない高校生たちがそのしょーもなさでなんとか頑張っちゃうところが好き。 突拍子もない展開なんだけど、阿呆だなぁとため息も出ちゃうんだけど、なんだか読み進めてしまった。 ハードボイルドに憧れながらもまだまだ半熟な卵たちの、そのこっぱずかしいところが味だよね。

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    投稿日: 2013.08.26
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    痛快青春ものだけど性も暴力もハードで、こんな高校生いないよ〜 でも、続きが読みたい。もう読めないのが残念。

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    投稿日: 2013.06.20
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    やっぱりテッキが好きなんだけど・・・こりゃ~、とんでもない高校生ったいねぇ~!!! ラスト、思わず泣きそうになりました! と、いうわけで、自分で思っていた以上に、テッキがお気に入りのようですな・・・ムフ♪

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    投稿日: 2013.05.20
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    1985年、テッキ&キュータ、高校生。 美人局の罠に嵌まり、早急に一千万円を用意しなければならなくなったキュータは、信用金庫の闇金を強奪する計画を立てる。 相棒のテッキを誘ったが断られたため、組長の車を誤って海に沈め、同じく大金が必要となったキョウジを誘い、計画を実行してしまう。 作戦は成功したかに見えたが…。 偶然に偶然が重なり、やくざと警察両方に狙われることになってしまった『鴨ネギコンビ』の行く末は如何に!? 青春群像劇かと思っていたら、血なまぐさいハードボイルドもので驚きました。(笑) しかし長編だけあって、前作『親不孝通りディテクティブ』より遙かに壮大なストーリーで面白いです。 北森先生が生きていらしたら…。 未だにそんなことを考えてしまいます。 しかし、続編は出なくても、読者自身が40代、50代になったテッキとキュータを想像するのも楽しいかもしれません。

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    投稿日: 2012.12.10
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    『親不孝通りディテクティブ』のかもねぎコンビの高校生編。 キュータのトラベルメイカーさが弾け、テッキの青さがほどよくこそばゆい青春もの、にしてはいかがわしいが、親不孝通りとそこで飛び交う博多弁には似つかわしい。 夜の街をどたばた駆け回るおっさん二人も見たかったな。

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    投稿日: 2012.08.03
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    作家の財産はいかに魅力的なキャラを持っているかにあると思う。 そういう意味で北森鴻が亡くなったのは残念でならない。もう少しテッキとキュータの活躍を見て見たいだけに、、、

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    投稿日: 2012.05.27
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    親不孝通りシリーズ。「ディテクティブ」の続編ではあるが、時代は遡って、カモネギコンビの高校生時代。前作でもちょろっと話題に上っていた信用金庫強盗事件のあらまし。 相変わらずのカモネギコンビ。トラブルメーカーのキュータに、冷静沈着ながらも結局騒動に巻き込まれてしまうテッキ。終始ちんちろまい(=てんてこまいの博多弁。すっかりお気に入り)な展開で、一気に読み切った。 エピローグを読むと、続編アリアリな感じ。もっと二人の活躍が見たかったな。冬狐堂との絡みも再度して欲しかった。残念。

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    投稿日: 2012.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホント、てんこ盛りのハラハラ展開でした キュータとテッキの高校時代って、こんなにすごかったの やりすぎじゃな〜い 激しすぎるよ そして時代背景や、当時の事件ニュースなども 良く分かるので、面白かったです

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    投稿日: 2012.03.27
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     テッキとキュータのカモネギコンビの高校時代の話。  っても、テッキから屋台を受け継いですっかり屋台のオヤジになってるキュータの回想からはいっていくので、北森鴻が生きていたら、オヤジになった二人の話をきっと書いてくれたのになぁと…。  で、お互いのっぴきならない事情で金が必要になった二人が、色々巻き込まれてたり、巻き込んでいったりする。  とういのが、荒唐無稽なのだ。  感覚は、昔の映画とか、ドラマかな。  あえて、横から色々はいってくる規制に立ち向かっているようなのだ。なんか、「ほらすごく面白いだろう。でも、映像化できやしないだろう」って北森鴻がほくそ笑んでるような気がする。  物語は、とんでもなく広がって一体どうやって収拾つけるのかと思ったら、さすが職人です。  ぴたっと綺麗に回転して、着地してます。  思わず10点って出したいぐらいだww  にしても、テッキは格好よすぎですなぁ。

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    投稿日: 2012.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「なんでんかんでん、ちんちろまいたい」どっぷり泥沼に首まで浸かって身動きがとれない絶望的状態に陥ったことを示す。けれど絶望の中にもそこはかとないユーモアを忘れない、豊かな博多っ子文化を想わせる稀有な言葉ではないか、なんていえるわけがないだろう!(p156) 博多っ子良いな、博多弁のリズム感がなんか素敵。美人局に嵌められたキュータはお金に窮して、狂犬キョウジと信金の裏金を強奪、強盗は成功したもののトリックに使った弾丸が曰くつきのもので事態は悪化していくばかり、少し背伸びした位の高校生でいたかったテッキもキュータに事件へと引きずり込まれて「なんでんかんでんちんちろまいたい」状態へ突入ヽ(^o^)丿カモネギの腐れ縁な雰囲気とか、グループ内での裏切り続きの展開面白かったです。

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    投稿日: 2012.02.22
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    こんな高校生いるわけない! いたら怖いwwと思いながら でも、博多だったらありえるのかな?ww もっとこのシリーズ読みたかった 残念です。。

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    投稿日: 2012.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全く、キュータはあかんなぁ~(笑) 前作の続きかと思いきや、過去に溯った! いや、微妙に続きもあったけども。 でも、やっぱり短編の方が好きだったなぁ。 途中で意味がわかんなくなっちゃった(笑) でも、若かりし頃の2人、好きだよっ!!! 続き出たら読むと思う! キャラクターは大好きだ!

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    投稿日: 2012.02.12
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    「親不孝ディテクティブ」の鴨ねぎコンビの高校時代のストーリー、とは言うものの「ディテクティブ」の方を読んだことがないのですが、ちゃんと話が通じたので大丈夫。 愉快痛快青春性欲冒険小説(笑)。 あらすじ: 美人局に引っかかってしまったキュータ(鴨)は提示された金を集めるため銀行襲撃を企てる。一方その話の相棒に指名されたテッキ(ねぎ)はきっぱりと見事に一刀両断するが――?お調子者のキュータが関わってしまった事件は風船のように膨らみ、テッキを巻き込みそしてとんでもない展開を迎える。 キュータがもうどうしようもないヤツすぎて、可愛いを通り越して憎いのだ(笑)。だけど何となく応援してしまうまさにお調子者キャラ!その分頭脳派テッキがかっこよくって仕方がなかった。そして狂犬キョウジが何気にもの凄く好きだ。こいつが一万めちゃくちゃなのだ。でもちゃんと考えているのだ。でも非常に失礼な話なのだが、イマイチねのめり込めなかった。これ大沢在昌が書いたらもっと事件ごとの繋がりが緻密になったのではないだろうか、と思ってしまった。

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    投稿日: 2012.02.09
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    博多弁同士だとどっちがどっちかわkらなくなるw 裏切りにつぐ裏切りで息つく暇もなく一気に読めてしまう作品 ただ、裏社会すぎてぶっとんでる

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    投稿日: 2012.02.07
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    博多の裏的な感じのお話。 博多弁が多かった。慣れるまで大変だった‥笑。 策が二転三転するのが、つかみにくい。

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    投稿日: 2012.01.26