
総合評価
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powered by ブクログ主人公のマリアは実在する白系ロシア人女性。東京清瀬市の 病院理事長・武谷ピニロピ。 ロシア帝国が誇るバルチック艦隊での勤務経験もある海軍将校で ある父は、革命の嵐が吹き荒れるモスクワを後にし妻と一緒に 極東に逃れる。 帝政ロシアの復活を願い革命軍に抵抗するも、最後の皇帝は既に 虜囚の身。その皇帝ニコライ二世の身辺警護に当たったことにより 革命政府から追われる身となる。 危機に瀕した彼と妻を救ったのは懇意にしていた日本軍人。極東 から列車で中国へ逃れる行程で生まれたのが本書の主人公で あるマリアだ。 ハルピンの修道院に預けられ、父か母が現れるのを待つ日々。 修道女になるしかない瀬戸際で日本への亡命が叶う。 一家が居を構えたのは日本への亡命を手引きしてくれた軍人の 故郷である会津若松。ブルーグレイの瞳に金色の髪を持った少女 は、慣れない日本で成長していく。 上巻はマリアが女医となり、東京都清瀬市に開業するまでを描く。 ロシア革命を生き抜いた両親というだけでかなり波乱万丈。しかも、 亡命先が日本である。 日本語を習得するだけでも苦労が多かったろうが、日本で女医に までなるのは並大抵の苦労ではなかったろう。 なのに、浅いんだ。なんだかとんとん拍子に話が進んでいやしないか。 モデル小説なのは分かる。でも、もうちょっと深みが出せないかな。 ロシア革命なんてバイカル湖の悲劇なんてのもあったんだし、もう ちょっとロシアの状況を描いても良かったんじゃないかな。 マリア自身は革命の波に晒されてはいないけれど、ロシアがどれだけ 激動の時代だったが分かると思うのだけれど。 う~ん、下巻に期待…かな。
0投稿日: 2017.08.20
powered by ブクログ激動の時代を立派に生きられてる。 プロフェッショナルとして、その時代を生きたと胸を張って言えるように生きたい
0投稿日: 2014.08.04
