
風転 上
花村萬月/集英社
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総合評価
(1件)2.0
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powered by ブクログ風転を読み終えて。 「ようやく読み終えた」というところか。 ストーリー自体は面白いが、花村萬月氏の考え方や思想に同意できない部分が多く、読み終えるのがやや苦痛ではあった。 花村萬月氏の小説は、音楽的要素の強い小説を除いてほぼ全てよんでいるのではないだろうか。暴力とセックス、破壊性や内なる衝動、ユーモア、そして性描写。嫌いなテーマではないが、興味のある題材であるが故に考え方や想いが異なることを語られると、次第にその相違が私には苦痛になってくる。なら読まなきゃいいコト。。。であるが、この小説は「オートバイ」という更に魅力的なキーワードが入っているため、久しぶりに手に取って買ってしまった。 いい小説だと思う。ただ私が彼の小説(小説の主題、展開の仕方など)に飽きてしまっているのかもしれない。
0投稿日: 2006.03.27
