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賢者の贈り物
賢者の贈り物
石持浅海/PHP研究所
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総合評価

16件)
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    kindle unlimited いわゆる日常の謎系の短編集。 全編に磯風という名の女性が登場し、謎解きのキーパーソンとなるが、全てが同じ人物という感じはしない。 この意図がよく分からず、最後に解決してくれるのかと思ったら、それもなかったので、ちょっと消化不良。 とはいえ、謎の内容は面白いし、短編なので気軽に読めて面白かった。

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    投稿日: 2025.10.26
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    日常の中にありふれた「謎」。御伽噺に託けることができるのはまあ稀有な話だろうけど、論理的思考を繰り返すのってその事象に真剣になって向き合うことだから、コミュニケーションの最たる例なのかも。現実で難しいのは、そんな論理的思考を超越した感情型人間がいるからだし、そのことを理解していることの証明のため石持作品にはぶっ飛んだ動機の犯人が多いのかもしらん。「Rのつく~」よりハッピーエンドを想起させるものが多かったのも良かったかも。なにより、「磯風」と「イソップ」かあ、なるほど。

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    投稿日: 2022.08.31
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    短編集。すべての短編で言えるのが、考える、とにかく考える。あらゆる可能性を考え思考が広がっていく様が面白い。表題の「賢者の贈り物」は、その思考の結果のたどりついた先を思うと、まさに"賢者の贈り物"と感嘆をあげることになるだろう。

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    投稿日: 2022.01.31
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    一度は聞いたことがあるような童話を彷彿とさせる短編集。 現代版というよりは、童話の要素が少しだけ入ってる感じでしょうか。 日常で起こる何気ないことを「なぜ?」と掘り下げて考えていく。 考える角度でいろんな想像ができるものだなぁと。 すべての話に共通して出てくる人物の名前があって。 それが同一人物なのかどうなのか…最後までわからず。 引っかかるというか、気になります。

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    投稿日: 2016.08.27
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    どの作品も短くて読みやすかったけどこの作者の登場人物が全員気取っているように見えて苦手だった。全員楽そうな会社に勤めてるんだな、とか思ってしまう。 ところで磯(イソ)風(フウ)でイソップなんですかね。

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    投稿日: 2016.05.31
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    おもしろい話もあったが、多くの場合で退屈さを感じてしまった。この著者の作品は初めて読んだので慣れてないのも原因かもしれないが… 登場人物は常に自分の心の中で、こうじゃないか?いや、こうじゃないか。しかしその仮説は成り立たない…と思索を深めるばかりで、物語に動きがない。読者はその考えの文字の羅列を見るだけなので、退屈に思ってしまうのだと思う。回想シーンなどを挟む、短編全体が同じ構成でなくいくつかそういった手法のものがある、という感じだったらおもしろく読めたと思うのですが… 「泡となって消える前に」などはおもしろくわくわくして読みました!

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    投稿日: 2014.01.03
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    これまたひさびさの石持作品です。 座間味君シリーズは別にして 基本的にこの作者さんは“短編”より“長編”向きだと思うのですが... 期待半分・不安半分で読み始めた結果は“玉石混交”でした(苦笑)。 なんで、収録作品別に☆をつけると ・金の携帯 銀の携帯:☆  ⇒これはダメ。   正直、なにが面白いのかが分からなかった。   ひとつひとつの論理が弱い上に終わりが中途半端。 ・ガラスの靴:☆☆☆☆  ⇒こういうの好きだなぁ♪   ↑の真逆で論理的に解を導くのが好きです。   オチもほんわかしてイイッスねぇ♪ ・最も大きな掌:☆☆ ・可食性手紙:☆☆  ⇒ともにちょい微妙。   論理的には納得できるが、単純に面白くない。 ・賢者の贈り物:☆☆☆  ⇒論理的な読み物としてはすごく面白いんだけどね。。。   さすがに、奥さんからダンナへのメッセージとしては   無理があるぞ(苦笑) ・玉手箱:☆  ⇒ある意味これは最悪!。   途中まではとても面白く読んでただけに   最後のうっちゃり的な終わりには“怒り”を感じました。 ・泡となって消える前に:☆☆☆☆  ⇒単純に好き。   ちょっとしたショートムービーでみたい作品♪ ・経文を書く:☆☆  ⇒これも微妙。   さすがにこの解決策には無理があるよな(苦笑) ・最後のひと目盛り:☆☆☆  ⇒逆にこの解決策は粋だよね♪ ・木に登る:☆☆☆  ⇒う~ん。。。   オチが予想の範囲内なんだよね。 で、平均:☆☆強。。。ってところでしょうか。 あれ?読了直後はもっと面白い本だと思ってたんですけどね。 やっぱり☆1が2作あるのはキツイかな(笑) 大概の短編集の場合、先頭が一番おもしろく 後半にいくに従って、だんだんと...となっていくので 最初の話を読んだ時にはどうしようかと思いました(苦笑) 一応、読む順序を変えると 隠されたストーリーが浮かびあがってくるみたいですが 今一つ、ハッピ~エンドでは無さげなので 深く追求しないようにしました。 ではでは

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    投稿日: 2012.11.18
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    日常のちょっとした疑問をあーでもない、こーでもないと仮説をぶつけ合いながら解決していく短編集。 童話のストーリが各編で象徴的に使われていることと、「磯風さん」という女性が推理の補佐役で登場するところが共通点です。磯風さんの年齢や 立場は短編毎に変わるものの、黒髪で美人で聡明という共通点を持っているので、もしかして同一人物かも? 仮説のバリエーションには感心・共感するものの、少しくどいので、途中で「もうええやん」と突っ込みたくなり星3つ。

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    投稿日: 2012.11.16
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    【女の子たちと家でパーティー。翌朝、僕のサンダルが消え、女性物の靴が一足。誰かが、酔っ払って間違えたようだ。でも誰も申し出てこない。なぜ?(『ガラスの靴』)。素性をなかなか明かしてくれない僕の彼女。なぜ?(『泡となって消える前に』)。フィルムカメラからデジタルカメラに替えた私。しかし妻からカメラのフイルムが贈られて…。なぜ?(『賢者の贈り物』)など。思考の迷路にいざなう10の物語。】

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    投稿日: 2012.06.02
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    誰もがよく知る小話をモチーフにした短編集。 ああでもない、こうでもないと考える過程が退屈。 肝心な謎にも結末にも引きつけるものがなく、 何度も途中で投げだしたくなりつつ、やっと読み終えた。 イマドキの大学生の言葉遣いも現実的でない。 「服を新調した」とか、「ちょっとご不浄へ」とか。 すべてにおいて虚構のおもしろみが見いだせなかった。残念。 金の携帯 銀の携帯/ガラスの靴/最も大きな掌/可食性手紙/ 賢者の贈り物/玉手箱/泡となって消える前に/ 経文を書く/最後のひと目盛り/木に登る

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    投稿日: 2012.02.17
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    誰も死なないミステリー 石持作品らしいロジカルな謎解き 主人公たちと「どうして??」といっしょに悩み、導かれた答にホッとして なんだか温かくなる短篇集でした(^-^)

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    投稿日: 2011.11.24
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    これこれ! 粗雑に書かれた本にイラッとしていたけれど、なんとかこの本で機嫌が直る。 最高の口直し‥と思いつつ、★5つ!とできなかったのはひたすらに、 微妙な1作のおかげ、というか、せい。 なぜかオチのない作品がある。 しかもそれが、短編でのオチなしどころか、全編を並べて俯瞰したときに、 もしやこれが、通しでのオチなし!? の、可能性が大だったから。 うーん、うーん、どうなんだろう? この作品のネタばらしが知りたい! ネットで必死に検索したけど、イマイチ納得のいく回答が見つからず。 ちょっとしょっく〜。 誰か、ぜひすっきりと、解決お願いいたします!

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    投稿日: 2011.11.08
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    金の携帯 銀の携帯/ガラスの靴/最も大きな掌/可食性手紙/賢者の贈り物/玉手箱/泡となって消える前に/経文を描く/最後のひと目盛り/木に登る どこかで聴いたり読んだりしたことがあるテーマを今風に置き換えて、なぜ それが起きたかを推理していく。正解はないけど、それぞれの主人公が、きっとこうだと思い定めて次の行動を起こしていく。一つの出来事に対して、こうか? いや あーか? いや そうかもといろいろな解釈をしていく。それぞれの思い付きがそれぞれ別の話になり得るのが面白い。時々こんがらかって、わけが分からないときもあったけどね

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    投稿日: 2011.07.17
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    もう、おなか一杯かもしれません。 日常の謎的なストーリーは、 「そこまで考えるか??」とか 「そんな風には考えないだろ」とか、 同意できないことが多い。 そして同意できないということは、 この手の話は致命的なのでは? 「アイルランドの薔薇」や「月の扉」あたりの 謎に大義があるものの方ががおもしろい。

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    投稿日: 2011.06.08
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    誰も死なないミステリー。 「磯風さん」については、あとがきを読んでからもう一度読み直すと、また面白いです。

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    投稿日: 2011.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オリジナルは2008年に発行された作品の文庫化。 石持作品はただでさえミステリファンの間でも やや(?)異端扱いされてる感があるのにw、その中でも この作品はまた...なんというか変わった作品ですね。 一見すると日常の謎を思考をフル回転させて解く ミステリ作品集として読めるんですが、それにしては ややこしく、...どっちかというと...屁理屈とヒネくれた 思考の積み重ねによって、実は普通の出来事をわざと 謎に仕立てあげてるような気すらします。 それがまた、面白いんだから流石です。 しかも10話の短編から成るんですが、その全てが なんだか聞いた事のある童話、寓話、神話、昔話を モチーフにしてあるという演出がニクい。基本的には 全作とも好きですが、「ヤギの郵便屋さん」(黒ヤギさんが 白ヤギさんの手紙を読まずに食べちゃったヤツね)を モチーフにした「可食性手紙」が秀逸。 アホらしいエピソードなのに、ほのぼのとして、更に 思考の展開が面白く、かつ、最後にはキュンとするという なんだか可愛い作品で好みです。一風変わった作品が 好みなら...アリな作品では? 「羽住典子」さんの解説も非常に分かり易く、この作品の キーパーソン「磯風」さんという女性の謎も自分は、 この解説を読んで初めて気が付きました。

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    投稿日: 2011.05.25