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漢方小説
漢方小説
中島たい子/集英社
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総合評価

107件)
3.5
16
32
41
10
1
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    31歳独身の脚本家みのりが 原因不明の体調不良に陥り、 行き着いた先が漢方診療所。 通院しながら、 体調が整っていくお話。 ストーリーの中に東洋医学とは? 漢方薬とは?と学べるちょっとした 知識も散りばめられている。 でも、そこまで堅苦しくなく すっと頭に入ってくるところが良かった。 結局は、カラダとココロは繋がっていて 自分自身と向き合うことで改善されることも あるんだなと。 漢方診療所のイメージが付いて、 行ってみようかなという気になりました☻

    9
    投稿日: 2025.10.06
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    東洋医学に少し興味があるので手にとってみた。 漢方が題材なのでもっとカッチリした内容かと思ったら、意外にもフフッと笑ったり親しみやすいストーリーだった。 そこまで詳しく東洋医学や漢方について書かれている訳ではなくて、ストーリーに絡めつつ少し東洋医学のことが出てくる感じ。 サクサク読みやすく、作者は脚本家ということもあってかストーリーも楽しく読めた。 主人公と年代が近いから共感するところもあったな。 みんな色々ありながら進んでいくんだよね。

    3
    投稿日: 2025.03.01
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    薬膳に興味があり某資格サイトで勉強した際に学習した東洋医学。 ブクログで東洋医学の小説ってあるのかな?と思って検索して出てきた小説でした。 主人公のみのりが元彼が結婚したことがきっかけで体の変化が不調へと変化し 漢方病院に行き東洋医学を知ることから始まります。 西洋医学では風邪なら風邪と言い切れるわけで、それに伴う治療方法も的確。 東洋医学はまずは身体の不調はどこからくるのか、 それをベースに「整えていく」方向に治療を進めていく。 なので東洋医学は本当に奥が深いんですよね。 2〜3年前に勉強していて忘れかけていたので思い出してました。 物語も最初はどうなるのかな…と。 読み進めていくうちに東洋医学の仕組みのように、 だんだんまとめられて整えられたなぁと思いました。 ロデオボーイのような…という表現は吹いてしまった(笑)

    7
    投稿日: 2024.09.01
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    漢方って、普段気にもしていなかった。漢方の力って、古来昔から伝わってるんだぁ。柔らかい話で良かった。

    1
    投稿日: 2023.10.30
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    もう何回読んでいるかわからない本。勉強になります。何故か調子が悪くなると手に取っていて読み終わった後、ドラッグストアで手に入るエキス剤飲んでいる。本格的に漢方薬調剤してもらったら、お高いんだろうな☺

    15
    投稿日: 2023.08.28
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    初めて行った図書館の入り口で、私を呼んでいた。昨今の不調と友達が言っていた東洋医学とう言葉が心に残っていたタイミングでこの1冊。31歳女性の回復までの物語。物語の中に知識を埋め込んでいるタイプってとても上手いなと思う。それにしても健康を維持するって努力が必要なんだな〜。(No.47)

    1
    投稿日: 2023.07.28
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    ページをめくったときに「しかくいな」と思った。他の小説では今まで見たことがなかった文字の並びだったので、違和感があったけど後半はそれが気にならなくなるくらいおもしろかった。 自分が想定していたよりは漢方の話はなくて、漢方メインというよりは日常生活のそばに漢方が加わった、という感じ。

    1
    投稿日: 2023.05.26
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    漢方を題材にした小説。 漢方に興味はあるけど、専門書や解説本はとっつきにくい、という人向け。ストーリーの中で漢方の考え方や効果効能がぽつりぽつりと登場し、自然と頭に入ってくる。 筆者は、自分自身を主人公に重ねて描いたんだろうな、と思った。放送作家のつらさ、30代に突入して感じた壁、漢方への熱い思いが伝わってきた。 わたし自身、冷え、むくみ、肩こり、腰痛、…色ーんな不調のもとを治したい=「本治」を願って色々試したり通ったりしているけど、気の持ちよう的な部分もあるのかなと思った。 不調から解放され、軽やかに生きたい。

    0
    投稿日: 2023.02.01
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    漢方の事に少し興味があり、なにかないかなぁ っと思っていたときに目に入ったので読んでみた。 小説だけれど、なんとなく漢方の事が理解出来た。 なかなか面白い一冊。 特に最後の数行がこの小説を締めてくれる。 川波みのり、31歳、脚本家、独身。 救急車で運ばれるが西洋医学では正常と判断。 症状は治まらず漢方医のもとへ。 漢方治療で徐々に良くなるが、病名はなし。 これはあなただけの病気です。 うーむ、難しい。 でも、徐々に分ってきたような。 陰陽道に基づく東洋医学。 それは五角形の元素の循環だけでなく、五臓や七情も表されている。 第28回すばる文学賞受賞作品。 メモ 陰陽道 陰陽五行説、木火金土水、肺脾腎心肝腎、喜怒憂思悲恐驚 140p 黄帝内経 142p 変化を怖れない自分になりたい。 143p 自然と同様、人の体は絶えず変化し、また循環しているという考え方ですね。 156p 東京都薬用植物園

    86
    投稿日: 2022.09.28
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    仕事柄、漢方や東洋医学のことを少しは聞いたことはありますが、この本を読んで漢方の事もっと知りたい!とスイッチが入りました 咳が止まらなくて病院に行ったのに、レントゲンとCTを同時に、しかもCTを先に撮られ、胃カメラではないとわからない病名を告げられ、不安な気持ちを落ち着かせる薬をもらい、咳止めすらもらえなかった事がある私は、病院のたらい回しの所を読んでいて辛い思い出が溢れてきました、、、 私も漢方の勉強してみようと思います! これからの自分の人生にとっても知っててよかったって思えると思う! そんなきっかけをくれた本です 出会えてよかったです!

    2
    投稿日: 2022.08.27
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    題名の通り、「漢方」のことがとてもよく書かれている小説。 私も時々、体の不調や不調の前兆の時は漢方薬を飲む。 あまり薬というものに抵抗があるので、薬じゃない漢方薬は安心するから。 西洋医学では病名がつかないけれど、自分だけが感じる不調って、みんなそれぞれあると思うし、漢方を飲んでいるという安心感で体調が整えられる気もする。 この本は、小説なんだけど、漢方のことをよく教えてくれる、入門書のような役割があって、そういう意味では、知識が豊かになってよかった。

    0
    投稿日: 2022.04.30
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    漢方の見方が変わった。特別なことは起こらない、主人公の周りの人間がクセのある人なのに読んでいると前向きになれる不思議な小説だった。

    1
    投稿日: 2022.03.28
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    イライラしたり自分をうまくコントロールできない時に読むと不思議と心が落ち着く本。全く癒される内容じゃないのに。 こればっかりは妙齢の女性にしかわからない絶妙な心情。それをとてもポップに読みやすーく描いてる。 そもそも男性にはこの本、全く面白くないんじゃなかろうか…。 周囲との差や良くある固定観念が、年齢を経ると我の強さや自己肯定感もあいまって妙に刺さる。そしてある期間生まれる謎の情緒不安定。痛いほどリアルに描いてる。 あー、早くこの本をまだまだひよっこだねって鼻で笑える歳になりたい。

    0
    投稿日: 2022.01.29
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    【読み終わって感じたこと】 つい最近、突然の吐き気で救急車で運ばれた私には他人事ではない本だった。心が落ち込んでも、きっと自分なりに立ち上がる術を見つけられる、そう思えた。 【印象に残ったシーン】 森ポンに迫られて、自分のしたいことが「男が欲しい」ではなく「変化を恐れない自分になりたい」だと気づく場面。変わっていく自分を拒絶しない気持ちは大切だと気付かされた。 【好きなセリフ】 「(病気は)自分が生み出す変化ですから。自分の一部でもあるわけです」変化に動じない先生の姿は素敵だなと思った。 【こういう人におすすめ】 ・前向きになりたい人 ・漢方に興味ある人

    0
    投稿日: 2021.11.04
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    心の不可を見ぬふりをすると、心がカラダに攻撃をしかけます。 私は、お白湯を飲んで、深呼吸をします。 野性動物がするように何も食べず寝ます。 デカイ木に抱きつきます。 声を出して泣きます。 人は、それぞれ処方箋を持っていると思います。 持って無い人は、漢方医まで。

    0
    投稿日: 2021.10.03
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    先日、女性特有のなんとも言えない不調を感じ、婦人科にかかりました。ガン検診もして異常がないことを確認し、そのあと「ではその不調をどう治していこうか」というところで、先生が漢方薬を提案してくださり、飲み始めました。 先生に、「証に合わないと逆効果だから、合わないと思ったらすぐ来てね」と言われたのですが、私には合っていたようで、かなり好調です。 そんな話を大好きな同僚にしたら、この小説をすすめてくれ、読み始めました。 西洋医学的には、これといった病名のつかない主人公が、東洋医学の病院に行き着き、良くなっていく様子が面白く書かれています。西洋医学を否定しているわけではないところもいい。 東洋医学では病名に対してこの薬という感じではなく、「あなたはこういう人(証)だから、この漢方」というのが、オリジナル感があって面白いなぁと思います。 これから知っていきたい分野です。

    0
    投稿日: 2021.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    川波みのり(31)独身 胃がひっくり返るような体調不良なのに病院での診断は異常なし 最終的にたどり着いた東洋医学で心とからだのバランスを整える というお話 まずタイトルのセンスよ そして小気味良いテンポ 比喩が上手くて、ニヤリ 女性は年齢を重ねるにつれ、不調が出てくる方も多いはず 例に洩れず私も体調が万全な日が少なくなってる 解説の酒井順子さんが《狭間に悩む全ての人達に効能がある》というのに納得 不調という狭間をもがいて、自分なりの「何か」を見つける 共感できることの多い小説だった

    0
    投稿日: 2021.08.19
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    すごく面白かったし、途中で近所の漢方処方してる病院を調べてしまった。 西洋医学はバーン!と治す。東洋医学はじっくり養生っていうのをしみじみ実感。 いずれにしても一生お付き合いしていかなきゃいけない自分の身体ですもんね。時にはいたわってあげなきゃな…と朝から冷たいものばかりガブガブ飲んで胃の調子が悪い私は反省しております。 あったかいもの食べよっと。

    0
    投稿日: 2021.07.23
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    漢方のことは全然と言っていいほど知らなかったので、そこは興味深く読めました。 ただ漢方の話がメインで、小説としては内容があまり入ってこなかったかな、、 軽いというか、文体があまり好みではなかったですm(_ _)m

    8
    投稿日: 2021.04.27
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    アラサーで未婚のみのりが、普通の病院に行っても体調が改善されないため、漢方医のもとに通い始める。担当医にときめいたり、女友達と愚痴りあったりという日常を、自分の体調や漢方の考え方などを踏まえながら綴っている小説。 ちょっと期待してたのとは違ったが、漢方の考え方など参考になった。

    10
    投稿日: 2021.04.03
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    実は漢方の話以外は ほとんど何も起こらない小説なので 肩透かしな部分があるかも でも その何も起こらないけど なんだかすっきりする という変な効き目が 漢方にそっくりという なかなか いい雰囲気の小説でした

    22
    投稿日: 2021.02.26
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    主人公のみのりが体調を崩したところから始まるこの話、西洋医学で解決しなかった不調が東洋医学の漢方で少しずつ良い方へ向かう様子が、独特な雰囲気で描かれていて面白かった。 こんな漢方診療所が、本当に近くにあったらいいなぁと思うが、実際には信頼して診てもらう一歩がなかなか踏み出せないだろうなぁ。

    1
    投稿日: 2021.01.13
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    現代医療の主流とされているとも言われる西洋医学と対置される東洋医学。本書はその東洋医学たる漢方に主眼を置いた物語です。 主人公みのりの視点に立ち、淡々と描写されていく少し癖のある文体に、最初は戸惑うかもしれません。 しかし、1頁、1頁とめくるたびに、まるで漢方が徐々に身体のバランスを調えてくれているかのように、身体に馴染み染み渡っていくような感覚を受けることでしょう。 物語自体にそれ程の起伏はありませんが、それこそ本書の主眼とするところの漢方の性質をよく表しているように感じました。 分量もそれほどなく、漢方についての基本的知識も身に付けられるので一読をおすすめしたい作品です。

    74
    投稿日: 2020.12.06
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    漢方薬について知りたい気持ちがある人がこれを読むなら、どんぴしゃり! かつて私は、めまいがひどくて近所の婦人科を受診し、漢方薬を処方されて飲んだところ、ひどい高血圧で「死ぬのか!」と思うような状態に。 わけもわからず総合病院で診てもらったところ 『漢方薬で「甘」と言う字が入ったものを飲むと血圧が上がる』 と指摘され、飲むのをやめたとたん平常に戻った、と言う経験がある。 その時、漢方=効き目穏やか なんて冗談じゃない! と認識し、「葛根湯」さえ怖くて飲めなくなってしまった。 が、この小説を読んで、ちゃんとした漢方の知識を持つ医者に、きちんと診断してもらえるのなら 「漢方薬もアリか!」 と言う思いになった。 まあ、この本の主人公たち(アラ30)の二倍も生きてて状況はかなり違うけど。

    2
    投稿日: 2020.11.30
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    個人差はあるが、30歳以後の心身の不安定さからくる不定愁訴となるものとのお付き合いは、シンドいし、ツラい。それを乗り切るためにもがく姿に共感。 みのりちゃんは漢方というものに行き着いたが、茜ちゃんのように手芸でも良く、そのことによって、ようは心と身体のバランスがとれれば良いのだ。 話のテンポがよく、漢方について丁寧に書かれている。読後感も良い。

    1
    投稿日: 2020.09.10
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    具合が悪くなり色々な医者に診てもらうがよくならず、東洋医学に目覚める話。奥深そう、漢方。極めると確かに心に身体によさそう。 喜怒思悲恐、喜びは悲しみに勝ち、悲しみは怒りに勝ち、怒りは思いに勝ち、思いは恐れに勝ち、恐れは喜びに勝つ。 ウムウム。

    0
    投稿日: 2019.09.08
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    漢方に焦点を当てた小説は初めて読みました。 奥が深い。 思いは恐れに打ち勝つ。素敵な考え方だなぁ。 主人公の女性が、自分の目指すべきところを見つけていく過程が心地よかった。

    2
    投稿日: 2019.05.26
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    これは今の私にぴたっときた。 ー喜びは悲しみに勝ち、悲しみは怒りに勝ち、怒りは思いに勝ち、思いは恐れに勝ち、恐れは喜びに勝つー バランスが大事なのだ。 木火土金水の五角形を眺めてしまう。

    2
    投稿日: 2019.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物の感情の揺れ具合がリアルなので、作者の体験談かと思って読み進めた。西洋医学と東洋医学の違いを説明するクダリなどなかなか面白かった。

    2
    投稿日: 2018.11.26
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    タイトルの通り漢方薬がメインの内容でしたが、主人公の女性やその友達に起こる様々な変化に、東洋医学の診断を上手く織り交ぜながらわかりやすく解説されてます。 患者さんへの説明の参考にオススメですよ❗️

    3
    投稿日: 2018.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    30歳を過ぎての原因不明の体調不良に激しく共感。 うじうじと悩んではいるが、言葉選びが巧みで軽快な主人公みのりさんの頭の中にプッと吹き出して笑ってしまうという不思議な小説。 漢方についても優しい文章で説明されていて、興味を持った。 病気とは、変化である。 自分の中のシーソーをいかにいいバランスで保つかが日々の課題と言えよう。 素敵で憧れていた漢方医の若先生にも10円禿げがあることに驚くみのりさんの様子に笑い、それについての2人の診察室での会話にほっこりした。

    2
    投稿日: 2018.01.30
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    漢方薬を服用することになり、思い出しての再読です。 著者の本の最大の魅力は、シリアスな中にあるクスッと笑える部分。 そこを思い切り堪能しました。 感情と臓器は同一。 身体に寄り添う東洋医学に惹かれます。 私が服用するようになった漢方薬がどれ位効いてきてるのかはまだ不明。 でも、今までの西洋医学の、対処療法の薬よりは、私には信頼できるものかなと思います。 大好きな本。 これからもまた手に取りたいと思います。

    2
    投稿日: 2017.08.25
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    元カレの結婚話を聞いてから、不定愁訴症状が酷い30代の主人公。救急車で運ばれ、自分の症状を知るために様々な病院を回るもどこの医師もピンと来る診断は下してくれず。そして行き着いた先は漢方を主軸とした東洋医学の世界だった。身体の不調の箇所をピタリと言い当ててくれたその医者について友人達と話していると陰陽五行思想の話を診察時にしてくるなんてその医者信用できるの?と、懐疑的な面も出てくる。 東洋医学は女性の健康を救ってくれる画期的なものなのだろうか? 小説を読んでいる、というよりリアルな女性目線エッセイを読んでいる雰囲気がある。ただダラダラと喋りまくり書き綴る、ではなく、ジワっとくる系の言葉遣いを心得ているな、という。

    1
    投稿日: 2017.08.07
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    ある日、原因不明の体調不良により救急車で搬送された三十一歳独身女・みのり。 自分の人生は駄作だ、こんな女のテーマはなんだ、と悩みもがいている。 そんな中で、みのりは東洋医学の世界にはまっていく。 なかでも、 「東洋医学は西洋医学と違って、すべて相対的。 シーソーみたいにバランスで考えるんですね。」 というセリフが印象的。 酒井順子さんの解説にも、妙に納得。自分自身、三十歳を手前に何だか最近体調不良が続いているが、これは自分だけじゃなくて、みんなが経験する変化なのかもしれない、と思うと、少し気が楽になった。

    1
    投稿日: 2016.12.17
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    中島たい子さん作、初読。エッセイのような軽いタッチ。ところどころくすっと笑える。主人公の31歳の私は突如体調不良に。どこかたよりなく、ふらふらしているようで、作品全体もとてもゆるい。ふらふらは主人公自身自覚しているので、なんとかかんとか一生懸命に自分の道をさがしてもがく。そんなマジメさがまた体調悪化の要因にもなったりして。 ある程度歳を重ねると誰しもが、1度は経験するであろう、人生の葛藤は共感できる部分が多々あった。その葛藤をユーモラスに描く著者の文体は好みな感じ。

    1
    投稿日: 2016.05.08
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    体調を崩した30代女子が中医学で立ち直る話。陰陽五行と臓器の関連など漢方の考え方の基本が盛り込まれたストーリーだが、個人的にはもっといろんな病気や薬を登場させて欲しかった。コミカルな文章で楽しいのでさくさく読めます。

    1
    投稿日: 2016.04.20
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    31歳の女性が体調不良になり、友だちとの距離感もうまく取れなくなり…そんなときに出逢ったのが漢方。というお話。漢方の名前もたくさん出てきて興味は湧いたけど、「ら」抜き言葉が多用されてていちいち気になる。よりによって主人公は言葉を扱う仕事。出版物で「ら」抜き言葉、初めて見たかも。多用されすぎて壮大な何かの伏線かと疑ってしまったよ。。。

    0
    投稿日: 2016.01.25
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     病気って、数値や科学では割りきれない、解明しきれない、心の奥底の気持ちから発生しうる繊細なもの。その病気を「わたしだけの病気」と名付けたお医者さんにとても救われるような気がした。  また、治らない苛々と自己嫌悪の気持ち、とってもよく分かる。そんな時に心を整えてくれるのが、手芸であったり、主人公のように漢方だったりするのだなぁ。私自身も大きなショックを受けて体調を崩した際、没頭するようにして本を読んでいたことを思い出した。

    1
    投稿日: 2015.11.29
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    まさに、表題のとおり、漢方薬のような本である。 昔の男が結婚することにより、体調を崩してしまう主人公は西洋医学ではなく東洋医学によって道を開く。 一見女性向けの本かと思いながら読んでいたが、万人にとって悩みはあり、それは時に、五臓六腑へ影響を及ぼすこともある。心と体のバランス。精神との対話。深く考察できる一冊である。

    1
    投稿日: 2015.09.26
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    30代前半、独身女子。主人公と同年代なだけに、妙にリアルで共感しながら読み進められた。人生における季節の変わり目。漢方で心と身体のバランスを整えていくお話。 きっと、みんな、ストレスや不安や悲しい出来事と、折り合いをつけながら、日々を過ごしているんだなーと、元気づけられた。 中医学の知識も分かりやすく書かれていて、勉強になった。

    1
    投稿日: 2015.08.26
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    やっぱり自分の証をみてもらいたくなるなあ 以前にも読んだことがあるのですが、体の調子が上がらない日々が続くと、 読みたくなる小説であります。 思えば発売から10年以上が経ち、主人公と同年代になっての読書となりました。 今後読むと、だんだんと年下になってまた年代が離れた話になるので、 今回は良い再読タイミングでしたね。 普通の小説よりも上下左右の余白が大きくて正方形なイメージのある本を読みながら、 やはり自分も一度証を診て頂きたいなあと思ったのは以前と変わらないですが、 この人の文章にそこまで感情的に入り込めない理由として、 ドクターを好きになった理由を友達に話せない、という文章を読んで気づきました。 頭の中でいくら考えても、うまく話せないことだってある。 (略)結局とっておきのことはヘタに口に出さないのが一番ということになる。 この部分の描写を、逃げないで比喩を使ったりしながら表現するのが小説なのではないか、 と思います。 ここが書けないんだったら、テレビのシナリオライターの方が向いているのでは? という疑問が浮かんだのですが、その判断は、最近の著作を読んでからの判断に なるのかな、と思います。

    1
    投稿日: 2015.03.23
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    脚本家川波みのり31歳は深夜、突如として身体が震え出し、止まらなくなり、救急車で病院に搬送される。 しかし、嘘のように症状は収まった。しかし心身の不調は続き、その後も原因と治療法追求のために色々な病院を巡り、最後に辿り着いたのは 。。。 恐怖ホラー小説か医療パニック小説かという衝撃的な始まりでしたが、基本的にはゆるい漢方的医学小説です。 中医学の豆知識も挿入されています。 主人公の飲み友達の話も興味深い。 サッちゃんのその後が気になります。 あと、フリーのライターで稼ぐのも大変だと思いました。 切られたら終わりという不安定な身分。 しかし、中医学(漢方薬)というのも面白いですね。 西洋医学では治らない不定愁訴に漢方薬という選択を考えてもいいのではないでしょうか。   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20150213/p1

    1
    投稿日: 2015.02.14
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    非常にリアル。読みながら、たまに苦笑いしちゃうくらいに。 もっと漢方の知識ゴリ押し系かと思ったのですが、自然に取り上げられているので、違和感なく読めました。

    1
    投稿日: 2015.01.24
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    ここ5年位、時々思い出しては読み返している一冊。30歳前後の独身女性の心身不安定と、それが漢方や周りの人たちとの関わりの中で癒されていく過程が描かれています。 大きな山場もカタルシスもないのだけれど、読み終わると少し元気が湧いてきます。ちょっとした心の風邪に効く、葛根湯的な作品です。

    1
    投稿日: 2014.11.23
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    著者は脚本も手がける小説家です。 主人公は30代前半の独身女性。脚本家でほぼ著者と等身大ですね。ある日、元カレの結婚話を期に、彼女を激しい胃痛が襲います。病院を点々としても原因すら不明。そんな彼女が最後にすがったのが漢方です。と言っても、闘病記という訳ではありません。30代という微妙な年齢の中で、置いてけぼり感にさいなまれる主人公。周りの友人たちも、様々な変化の中で自分探しを続ける。若くなくなった人々が、根本的な解決策を探るのではなく、全体として何となくバランスをとって幸せ探しをする、ホッとした読後感の小説です。 第28回すばる文学賞 著者:中島たい子(1969-、東京、小説家) 解説:酒井順子(1966-、東京都、エッセイスト)

    1
    投稿日: 2014.10.24
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    寄り道したブックオフでゲット。女30代の不定愁訴あるある。私も20代の終わりから30にかけては肩凝りだのなんだの色々ありました。これから厄年だからまだあるかもしれないけど。友人や家族、あるいは恋人等、身近なひとの大切さを感じます。人は皆孤独だけどひとりではないから、なんとかかんとか乗りきっていこうぜ。

    1
    投稿日: 2014.04.20
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    西洋医学では風邪で済まされていた症状を漢方で改善した経験から、この本を手にしてみました。漢方を生活に取り入れて、シーソーな状態でも少しずつ体調を整えていく姿が少し自分と重なったりして。読み応えはあまりないのですが、ちょっとした安心感がありました。漢方、中医学への興味が再燃しました。

    1
    投稿日: 2014.01.28
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    漢方治療についてのエッセイのような本。題名は「漢方小説」だが、現代によくある、軽めの漢方治療を交えたエッセイといったところだろう。 漢方に興味があって手に取った私のような人には、「小説」の部分が邪魔で、小説に興味があって手にとった人には、「漢方」でなくてもよかったんじゃないの?と思わせてしまうような、なんとも中途半端というか不思議な一作。

    0
    投稿日: 2013.10.06
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    どうでもいい話しと言えばどうでもいい話だが、非常にうまくまとまっていておもしろい。 登場人物が個性的なのに鬱陶しくなく、主人公をうまく取り巻いている。 また、話の真ん中にあるのが漢方というそれほど馴染みのないものであるが、それをうまく生き方のスタンスにリンクさせている。 たまに読み返しても良いかも。

    1
    投稿日: 2013.06.22
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    漢方というと、古いイメージがありましたが、 自分の身体を知り、 根幹から治していくという考え方が素晴らしいと思いました。 やっぱり年齢を重ねていくと、 昔と同じようにはいかなくなりますね。 ストレスもある程度交わせるようになったかと思いきや、 違う角度から傷つくようになったりと。 でもそれも自分。 弱い自分を認め、弱い自分とうまく付き合う。 私もそんな風に生きていきたいな。

    1
    投稿日: 2013.06.09
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    変化していくことに対してしなやかでありたいと思う。でも本当は恐いし、不安だし、淋しいし、苦しい。全うで完璧、そして不変であることは、甘やかで美しいと感じてしまうことも確か。 ある一定以上のスピードでもって、風に髪をたなびかせながら、自転車をこいでいくようなイメージをもつことが、今の自分にとって、日常生活を送る際のコツのような気がする。単に「恐れ」の裏返しかもしれないが。

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    投稿日: 2013.04.06
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    序盤はなんだこの主人公・・ と想いあまり読み進められなかったが、地道に読んでいくうちにジワジワ楽しくなって最後は駆け足で読み終えました。 読み終わる頃には自然と主人公に愛着みたいなのが湧いていて、更に不思議と元気までもらっていました。 30歳なりたての女性にふりかかる変化を描いた小説だったのでまたその年あたりに読み返す予定です。 地味に主人公が映画の脚本家ということと、東洋医学推しという設定もツボでした。 にしても森ポンの言が忘れられません。 あの名言はこれから先もずっと絶対に覚えておきたい言葉になりました。 ・・森ポンは男だったのか

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    投稿日: 2013.03.13
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    なんだか不調だなー、というときに読みたい本。いろいろ気を遣う世の中ですよねぇ。さくっと読めます。でも、個人的には「建てて、いい?」のほうが好きかな。

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    投稿日: 2013.03.10
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    仕事も行き詰まり、男にふられ、体調を崩してしまう31歳フリーライターが主人公。病気かな?体調悪いかな?と思って病院に行くからには、症状に名前が欲しい。けれども、それがない場合だってある。そんな名前のない症状を漢方で治療していく経過を描いた小説。淡々としていて起伏はないけれど、漢方についてわかりやすい説明もあって勉強になります。著者の作品はPMSを題材にした「そろそろくる」も読んだことがありますが、妙齢の不安定な女性の描写が本当に上手だなあ。他のも読んでみたい。

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    投稿日: 2012.12.31
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    中島 たい子 『漢方小説』 (集英社・2005年1月 / 集英社文庫・2008年1月) 薬も、癒しも効かない、あなたに贈る処方箋。 みのり31歳、独身。元カレが結婚すると知ったその日から、原因不明の体調不良になった。 行き着いた先は漢方診療所。 悪戦苦闘する女性をそこはかとないユーモアで描く、あなたのための処方箋。 第28回すばる文学賞受賞作。                   (集英社HPより) 多少なりとも漢方をかじっている身としては、漢方(東洋医学)に関する部分は気になったが、一般の方々が読んでもさほど抵抗を感じないよう、うまくまとめてあった。 主人公のみのりは元カレの結婚という事実を知り、原因不明の体調不良(主に消化器症状)に 見舞われるのだが、ドクターショッピングの果てに、漢方診療所に行き着く。 ここの先生が若くてカッコイイ、なんていうベタな展開には少しげんなりするが、なんせ原因不明の体調不良なのだから、まぁ大目に見てやろう、フハハハハ。 西洋医学の悪口をただ並べるようなこともせず、漢方の良さを柔らか~く教えてくれる。 西洋医学って、虫さされには軟膏!ガンは手術!みたいに相手がはっきりしていると強い。 でも、家庭、友人、仕事、恋愛、はたまた近所付き合いや通勤まで、現代人が抱えるストレスなんてそれこそ無限にある。そのへんからくる症状は、やはり漢方の守備範囲になるのだろう。 なかなか面白く読んだが、難を言えばもう少し「ばーんと」起伏が欲しいところであった。 あくまで個人的な好みの問題ではあるが、こんなことを言う私は、西洋医学的なのかも知れない。 60点(100点満点)。

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    投稿日: 2012.09.23
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    これ読んで漢方にもっと興味持った。やっぱりいつ何があるか分からないし、私も同じものおなかに持ってるな・・・こわいこわい

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    投稿日: 2012.09.11
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    これまでの人生漢方なんて全く無縁でした。でも具合が悪い時病院に行っても明確な診断をしてもらえないことは時々ありました。こういう時は漢方に頼れば良かったんですね!!高いイメージはありますが、同時に体に良いというイメージもあります。初心者にも物語を通して漢方のことがわかりやすく書いてありました。漢方への見方が変わりました。 H24.9.7

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    投稿日: 2012.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分自身も漢方薬局に通って、漢方を煮詰めて飲むことで いろんな体調が改善しました。 そのことから興味を持って読んでみた本ですが、 漢方を知らない人でも楽しめる本だと思います。 要は、病院にいったんだけど、どこも悪くないですねと一蹴され でも本人は相当調子が悪いんですけど…みたいな時もあるよねっていう話とか、それってどうやって解決していくの?っていう (それが漢方でいうところの未病を治すっていうのなんですけど) 現代人ならだれしも、困ったことがあるのではないか、というような 体調の話も。 女性は特に、あるある、と思うのかも。

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    投稿日: 2012.06.27
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    そうそう。私も原因不明の体調不良で西洋医学の病院を転々としたひとり。原因がわからないのに、薬をくれるので????不安となり、東洋医学に転向。そして、東洋医学の個々の体質を診るところからの、体質改善の考え方に納得し、自分でも大阪に漢方の勉強に通ってしまいました。西洋医学も東洋医学も必要だということも学び、納得した方法で改善成功!人任せは怖いです。自分でも学びましょう!というのが私流です。この本以外にも、田中美津先生(鍼灸師)の本もおすすめです。

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    投稿日: 2012.04.15
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    前々から気になってた本。ブックオフで見つけました。 「漢方」をモチーフにした30代毒女の自伝的エピソードという風で、 ページ数も少なく軽快に読み流せるライトな作り。 でも「これ、私のこと?」と思い当たる方にとっては深刻なテーマかもしれませんね。 男できなくて仕事もマンネリ化してきて、体までガタがきちゃって。 もと脚本家の方らしくて、ストーリーの組み立てやキャラの配置が上手です。 お手本のような憧れキャラや真打ちキャラ、友達キャラが散りばめられていて手堅い。 漢方や陰陽五行説の雑学なんかも身についたりしてお得感もあります。 そういえば冒頭の救急車のエピソードはほぼ似たような体験をしたことがあって共感し、自分もヤバイ人間だと反省しました。 救急車に乗った途端に具合良くなると焦るよね。

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    投稿日: 2012.02.27
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    昔の彼の結婚した報告から体を壊したみのりさん31歳独身。 話に絡めて陰陽五行説やら漢方医の話やらいろいろ興味を引きました。 病気や仕事や恋愛やドロドロになりがちな内容でもあっさり進んだし、 早い回復への道のりですっきり爽やかなような少し物足りないような。 彼女のように周囲に恵まれてる人は治りが早いと思いますよ。 気は心ってそのままだよね。

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    投稿日: 2012.02.25
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    31歳の脚本家・川波みのりは昔つきあってた彼が結婚したと聞いてから、体が「ロデオマシーン」になるような症状に苦しみます。 病院を転々とした末に、ちょっとソース顔の先生がいる漢方診療所で東洋医学に出会い・・・。 30歳を過ぎて、体も心も「あれ?」と思い始める。 なんだかおかしい。自分自身もすごく心当たりがあり、そうそう!と思いながら読みました。心体のバランスを考え、ひそやかに前向きになれる一冊でした。

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    投稿日: 2012.01.11
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    漢方のことや中医学のことがわかりやすく書かれている、一般向け入門書的一冊。 さすが、すばる文学賞!

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    投稿日: 2012.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルに惹かれて読んだけれど、いったいどんな内容になるのか興味深々でした。 元彼の結婚を知ったショックで体調が悪くなり、病院を転々とするものの病気では無いと診察されてしまう。心療内科に行くべきか迷ったけれど、ふと思い出した漢方医にかかってみた。 そして主人公を取り巻く人間たちの微妙な恋愛模様を絡めながら、東洋医学とはも語っていく。 かなり読みやすく、意外な設定に面白さを感じました。

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    投稿日: 2011.11.23
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    自分も主人公のように「変化を恐れない心」が欲しいなぁと思いました。 そして、あたりまえだけど漢方も植物からできている。 その植物の生命力を感じました。

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    投稿日: 2011.10.26
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    31歳の主人公が原因不明の体調不良のなか出逢った東洋医学の世界。 あの何ともいえない漢方の匂い。 先生の笑顔。 彼女は自分の変化に、心と身体の繋がりに気づく。 小難しくなくとても読みやすい。

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    投稿日: 2011.08.25
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    題名からはもっと医学的な難しい話しかとおもったけど易しくて日常感溢れて読み終えてうんうんと納得させられるような話しだった。

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    投稿日: 2011.08.21
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    主人公みのりさんのような女性が好きですね。ものの感じ方、表現の仕方、行動態様・・・みたいなものが。「もとよりない胸はほぼ消滅して、一応ブラジャーは着けているけど、水泳用メガネみたいにとっかかりがないからだんだん上がってきてしまう。」という点が気になりますが(笑)。

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    投稿日: 2011.07.06
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    漢方には前から興味があり、「癒される」と評判のこの小説を手にとってみました。 想像した通りのストーリー展開で、安心して読めましたが、特に盛り上がるところもありません。 元々漢方など東洋医学の考え方がしっくりくるタイプだったので、全く違和感なく読めました。 ──── 「何も問題がないという人はいませんよ。体は常に変化してますし」 「変化、ですか。病気は?」 「自分が生みだす変化ですから。自分の一部でもあるわけです」  だから先生は円形脱毛症でも恥ずかしくないんだと思った。最後にやっと先生と自然に話ができて嬉しかった。(p94) 病気に対する漠然とした不安感がありましたが、それを自分の一部、変化なんだと考えれば受け入れられる気がしました。 また、脚本家らしいシナリオ作法の知識が、少しですが盛り込まれており興味深かったです。 ただ、文章について言えば気になる点があります。 地の文に頻繁に出てくる、冒頭の「なので」。 私は「なので」が接続詞として使われる度に違和感を覚えるので、出くわす度に気持ちがどこかに行ってしまいました。 会話文に使われるなら良かったのですが。 まあ、既に市民権を得ている使い方なので気にならない方が多いでしょう。 酒井順子さんによる巻末の解説は、非常に考えさせられました。 人生の選択肢は年をとるごとに減っていく… そして、そのことにはっと気づくのが30代前半ころ。 精神安定剤としての何かが、誰にでも必要になる… それは茜ちゃんにとっては手芸であり、主人公にとっては漢方だった。 もがいて、何かを見つけるしかない。 誰にでも訪れるであろうこの人生の危機は、もがいてもがいて乗り越えることができる。 それを知っているだけで救われる気がします。

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    投稿日: 2011.06.28
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    年下の本好きから借りて読んだ。以前から読んでみようと思いながら、手にできずにいた本なので、びっくり。くすりと笑いながらも、私もこういう不調がやってくるのかなぁと、まだ人ごとのように思う。漢方の世界も興味があるので、ほ~と思いながら読んだ。それにしても、私の年齢なら面白いと思うけど、貸してくれた彼はどこに面白さを見つけたのかが気になる。

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    投稿日: 2011.06.28
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    おもしろかった!思ったより漢方漢方してなかったけど、魔法陣とかほほーと思ったし、東洋の考え方感じ方が好き!これにつきます。漢方に更に興味がわいた小説。

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    投稿日: 2011.05.21
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    西洋医学の検査や診療では異常が見つからないけれどどうにも体が不調を訴える。原因は元彼の結婚話を聞いたこと。ようやく漢方医に処方された薬が効いて何とかなる。30代の女性の微妙な精神状態とそこからくる身体の異常が淡々と書かれている。読み出してすぐ、エッセイだったかと思うくらい淡々としている。「病名はありません」そういいきる漢方医、でもこれはあなただけの病気です。そう認めてくれたら、私なら泣いちゃうなあ。

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    投稿日: 2010.11.07
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    これは良かった! 漢方、ひいては東洋医学に興味が。 食生活も疎かにしちゃいけないね。 私は31歳にはまだ遠いけど、自分のテーマについては悩む日々だったので、主人公の気持ちがわかる気がした。

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    投稿日: 2010.10.19
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    滅多に読まない小説に挑戦。面白くて一気に読んでしまいました。 読んでる最中に漢方の陰陽五行説に興味が湧いてきた。なんとなくイメージとして入ってきて、少し勉強になります。

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    投稿日: 2010.10.18
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    主人公の目線から、ウィットの利いた書き方で進んでいくから読みやすい^^ 主人公が脚本家という設定だからかもしれないけど。 漢方に触れたことはなかったけど、ちょっと興味をもった。 30代になると、今までに感じたことなかった孤独感を感じちゃうのかな・・・焦るな。。。

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    投稿日: 2010.10.13
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    なんだろうなあ・・・気にはなっていました。漢方? まあなんていうんだろう。漢方のテキストみたいな「漢方っていうのはこういうものなんだよ?」という解説が時折挟まれるのが・・・どうもね。いろいろ思い出してリラックスできないというか。わかりやすい・・・ことはわかりやすいかもしれないけども。 ストーリー的にも「なんかよくわからなかったな・・・」という印象がつよかったんですが・・・ああそうか、「すばる」か・・・・

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    投稿日: 2010.10.07
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    普段は西洋のお薬に頼ってしまうけど 根本的な考え方としては、私も東洋医学のほうがしっくりくる。 東洋医学に魅力いっぱいの本。

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    投稿日: 2010.09.15
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    アラサー独身女性が主人公。 読みやすかった。あー、なんとなくわかるなぁ、と。 漢方、試してみたいけど、毎日飲み続けるのが 手間だろうなぁ、とか思ったり。

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    投稿日: 2010.08.15
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    中身はなかなかおもしろかったのだけど、初めて読む作家さんなので、文体が不慣れ(私が)。 登場人物が個性的なので、もっと彼らの物語を読んでみたい気がする。漢方と関係なくなっちゃうかもしれないけれど。

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    投稿日: 2010.08.09
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    軽くさら~っと読めて、鬱との付き合い方に自信が持てるようになる本。 女性は誰しも鬱になる、という吹き出しが印象的。 十円ハゲの漢方医も素敵だ。

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    投稿日: 2010.06.02
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    病名不明(ただし思い当たる原因はある)でもやもやしている、川波みのりの話 ふとしたことがきっかけでつまずいて、もがいている30代前半女子。とことんついてない時期っていうのは、きっと誰にでも訪れるんだろう。漢方を小道具に持ってきたのが目新しい。全体を見てバランスを整えていこうというのは、多方面に応用できる考え方だよなぁ

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    投稿日: 2010.05.24
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    主人公は突然、救急車で運ばれるほどの胃の異常があったのに どこの病院を訪れても「異常なし」と診断され、 付け焼刃の薬を処方されて、経過観察となります。 そこで出会ったのが漢方。 漢方の奥深さに興味をもち、少しずつ体調と心の健康を取り戻していきます。 ここまでひどくはないですが、私も似たような経験をしました。 30歳前後だと、女性は心身ともにちょっと不安定になるのかな。 そう思うと私だけじゃないという安心感が出てきたりしました。 本の中にもありますが、 女性は30歳くらいの頃に「私は何がしたいんだろう」という自問をするようです。 私もそんな年頃で、確かに、こんな自問を持っていました。 私は何がしたいんでしょう? すぐには出ない答えですが、何か見つけられるといいなと思います。 ちなみに主人公の答えは 「変化を恐れない自分になりたい」でした。 こちらは漢方って何?という初心者の方は、どんなものか分かってよいかもしれません♪

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    投稿日: 2010.04.02
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    女性の書く女性主人公なんだけれど、なんというか、どろどろしていない。サバサバしている。 だけど、女性特有の感情が、きちんと伝わってくる。 タイトルにもある漢方の情報が、うまくストーリーに組み込まれていて、とても読みやすい。まんまと漢方に興味を持ってしまうくらい(笑) もっと読んでみたい作家さん。 いい衝動買い本でした◎

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    投稿日: 2010.03.31
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    文章が軽快でとっても面白いです。漢方の基礎知識も得られるし、なかなかのお奨めです。話は主人公の女性が突然の体調不調になってついには救急車騒ぎ、医者を転々とするけれど西洋学的には異常なし。そして行き着いたのが中医学の医者。怪しげ漢方、信用していいものかって疑うところから入って行って、私の状況にちょっと似ていて思わず一気に読み終えました。 なかなか理解されない東洋医学ですが、誰でも気軽に読める小説。東洋医学に興味のある人はもちろん、ない人も読んで欲しいなと思いました。

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    投稿日: 2010.02.22
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    今、漢方治療を受けているもので、興味深く。 確かに、こんなジャンルの小説はないかもなぁ。エッセイのようでしたが。

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    投稿日: 2010.02.20
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    自然治癒力に頼ることが大きかった古代の医学が基礎になっているので、個人レベルで根本から治していくことに重点が置かれている。 生命維持のために欠かすことができないとされている気、血、水というものがあり、五臓はこれらを滞りなく対内に巡らせるために働いていることになっている。

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    投稿日: 2010.02.14
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    評判がいいので気になっていた所、友達の本棚で見つけたので、借りて読みました。 なんの無理もなく、すーっとしみ込むような優しい話。 主人公同様漢方にちょっと興味が湧きました。 私も年に一度の頻度で死ぬ程胃が痛くなるんけど、これも漢方で説明できるのかしら? その前に一度病院行け、って? 2010/1/5読了

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    投稿日: 2010.01.06
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    西洋薬では治せない未病を、証ととらえてオーダーメードに処方してくれる漢方が効かないはずは無い。 東洋医学の考え方もしっかり解説しながら、主人公も元気になっていく軽く面白く、漢方薬が身近になる一冊

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    投稿日: 2010.01.05
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    漢方薬はうちの弟が一時お世話になったことがあって、かなり興味がある…。タイトルに惹かれて買ったのだが、東洋医学のことがさらりとかかれてあって、かなりおもしろい。軽いタッチなのですぐに読める。

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    投稿日: 2010.01.01
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    31歳、独身。元彼の結婚を聞いて、体に変調を来すも 西洋医学では「異常なし」と診断され(そして暗に 「行くなら心療内科だろ」と言われているように感じ) 昔、喘息を治すのに漢方治療を受けたことを思い出して 東洋医学の診療所を訪れたことから、漢方に ハマっていく話(診療所の先生がかっこよかったし)。 この設定で、解説が酒井順子さんだと、 「あーなるほどね」って読みもせずに 思われてしまいそうだけど、おもしろかったですよ。 自分が、そのものずばりの対象者じゃなくても。 解説にもあったけれど、「西洋と東洋の狭間」とか 「若者とそうじゃない層の狭間」が描かれているので、 なにか「狭間」にいて、どうもすっきりしないなぁ ・・・なんて感じている人にはわかるのではないかと。 自分はまだこっちのつもりなんだけど、本当はもう そっちに変わらなきゃいけないのかなー、でもなー、 うーん、なんて精神面でのバランス悪さが 体にそのまま出ちゃうことってあると思うので。 私はハナから漢方とか整体とかツボとか気とか鍼灸とか 東洋的なアプローチに違和感がないタイプなので むしろはじめはだいぶ懐疑的だったみのりの反応を 「そんなに怪しがらなくても」って 思うくらいだったけど、逆に一撃必殺・対症療法な 西洋医学にどっぷりの人も、みのりと一緒に 疑いながら読める話なんじゃないかなーと思います。 ところで奥付を見たら、フォーマットデザインが アリヤマデザインストアになっていた。 いつからだろ? 

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    投稿日: 2009.11.22
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    漢方。あたしも毎日飲んでいる(時々忘れるけどね)漢方。 しっかり飲んでいると本当に体にいいって実感できるんだよ。 だから、東洋医学ってもっともっと身近なものにされるといいのになあ、 絶対錠剤の薬とかよりも体にいいはずだよ、漢方!! 31歳、元カレも結婚しちゃって、不調になっちゃったわけだけど。 本来、それって鬱になりそうじゃない、だけど全体的に暗いのではなくて あたたかい感じがする。だからすごく優しい気持ちになれた。 体をいたわらなくてはいけないと思う。 何を口にするかって大切だな。 主人公が病後コーヒーを飲みたくなくなるように いろんなことに気をつけていきたい

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    投稿日: 2009.11.17
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    まさに「漢方」小説。 漢方の考え方、薬の名前がたくさん出てくる。 ただ、漢方が前面に出すぎていて、小説としては少し味気ないかも……。

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    投稿日: 2009.10.04
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    主人公は、31歳の女性。 昔付き合っていた男性が結婚するショックからか、体に不調をきたす。 いろんな病院を回っても、病気ではないと診断され、最後にたどり着いたのが漢方医。 漢方医に対するほのかな恋心からか、その病院に通うことに。 徐々に、漢方に対する興味も増していって、主人公の体調も快方に向かう。 私も、こんな漢方医なら、診断を受けてみたいです。 「病気を治したい」の裏には、「変化を怖れない自分になりたい」というテーマがあり、 必ず、共感を得る部分があると思います。 私としては、「病気が良くなったら、また自分の力だけで生きていかなくてはいけない。そしてそれは厳しい。」(88頁より)という部分に共感しました。 不調は決してよいことではないのだけど、体に不調を来たしたおかげで、また不調を来たしたときに対処する方法が身につくのかなぁとも思いました。

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    投稿日: 2009.08.07
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    地の文でら抜きを使っている小説を初めて読んだ。テーマは面白かったが、ら抜きが気になったので評価を下げました。

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    投稿日: 2009.07.14
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    「 では、もうひとつ踏み込んだところにある私の目的は何だろうか?私はヤカンの湯気を見つめながら、グラついている歯を恐る恐る舌で触った。私の書く多くの作品と同様、はっきりしたものは浮かばなかった。人生まで駄作だ。私はどうしたいんだろう?三十一歳のこんな女のテーマはなんだろう? 」 p.98-99 全体的に洒落がきいてて面白い!

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    投稿日: 2009.05.30
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    まとまってるけど、会話文が自分で言って自分で笑うみたいなところが多くて寒かった。 ギャグのセンスがいまいちに感じましたが…

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    投稿日: 2009.01.17
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    漢方の何がダメかと言ったら、毎食薬を飲まないといけないことです。 そのあたりをみんなどうしているのだろうというのこそ知りたい事でしたが他の人にとってはまず漢方っていうはっきりしない医学を信じていいのかっていうことなんですね。

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    投稿日: 2008.12.14
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    すらり、とスマートな印象の一人称文。 でも、なんのジャンルかわからない。 男女の要素は散りばめられ過ぎてて指の隙間からさらーって落ちちゃう感じで、きっかけにはなっているけど、主体じゃあないと思うし、じゃあ医学本かと言われれば、そっちのほうがまだ近いかもしれない。 と思うけれど、恋をしているひとが読んだら恋愛物になるかもしれない。そんな本でした。

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    投稿日: 2008.12.12
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    おもしろそうな本、と予想したが、期待していたほど…だった。最近よく行く内科医は漢方薬を処方する。「自己治癒力を信じなさい」と暗に言われているような。でも、その医者はすぐ点滴しようという(苦笑)。

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    投稿日: 2008.08.14
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    たなぞうに参加していなかったら、出会ってなかったであろう作者と作品その一。私自身漢方薬をずっと服用していて、少なからず興味もあるので、大変勉強になりました。小説を読んだというよりは、東洋医学について学んだ。という感じ。

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    投稿日: 2008.07.31